ボルトン氏“暴露本”で与党からも証言求める声(20/01/28)

アメリカ議会の上院で弾劾(だんがい)裁判が続くなか、トランプ大統領の元側近が権力の乱用を示唆する暴露本を執筆中だとアメリカのメディアが報じました。

 アメリカのニューヨーク・タイムズ紙は、ボルトン前大統領補佐官が執筆中の著書のなかでトランプ大統領がウクライナ政府に対してバイデン前副大統領に関する疑惑の調査開始を軍事支援の条件にしていたことを暴露していると報じました。この問題は弾劾裁判の核心部分で、野党・民主党はボルトン氏に証人としての出廷を求めていますが、ボルトン氏の証言がトランプ大統領への打撃になることを恐れる共和党はこれを拒否しています。また、トランプ大統領も「ボルトン氏は何も知り得る立場ではなかった」と牽制(けんせい)しています。しかし、与党・共和党内からも証人としての出廷に賛成する動きが出ていて、31日にも予定されている出廷の是非を問う採決を前にこうした動きが共和党内でどこまで広がるかが焦点です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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