本日(7月2日)発売の週刊文春がテレビ番組『テラスハウス』に出演していて自殺したプロレスラー木村花さんのお母さんが「娘からやらせを打ち明けられた」などと語っていると報じました。
自殺の直後、台本の有無とかいうことよりも、人として他人には隠しておきたいところを撮影して、本人のいないところでタレントたちが笑い者にし、視聴者がさらに乗っかるという番組の構造そのものに問題があるとお話しましたが、お母さんの証言からは、その生々しいプロセスが明らかになりました。
直接演出を仕掛けていたディレクターは文春記者の直撃にしどろもどろ。フジテレビの調査も一向に進んでおらず、ほとぼりが冷めるのを待っていたのでしょう。
番組をはじめ、何かを表現することは人を傷つけることもありますが、そもそも傷つけることありきで表現することが認められるわけはありません。
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