群馬県高等学校野球大会は10日、上毛新聞敷島球場で決勝戦が行われました。第1シードの桐生第一と昨年秋の関東大会で優勝した健大高崎の対戦です。
試合は2回、桐一が7番星野の2点タイムリーで先制、健大が3回4回と1点ずつ返す白熱の展開で進みます。
2対2の同点で迎えた6回、桐一の攻撃、ツーアウト満塁の場面で打席に立ったのは先制タイムリーの星野。初球をコンパクトに振りぬき、打球はレストスタンドへ。値千金の満塁ホームランで6対2と健大を突き放しました。
関東王者の意地を見せたい健大は8回に1点を返すと、9回にも粘りの野球で2点を返して1点差に詰め寄ります。しかし反撃もここまで。結局6対5で桐生第一が12年ぶりの夏の大会優勝を果たした。7番星野は、全得点をたたき出す大車輪の活躍でした。
なお決勝で対戦した2校は、いずれも春の選抜甲子園大会に出場する予定だったため、同日から始まった甲子園高校野球交流試合に出場します。
16日(日)10:00 第1試合 明石商 (兵庫) - 桐生第一 (群馬)
12:40 第2試合 帯広農 (北海道) - 健大高崎 (群馬)
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