「サイバー補導」で220人補導

インターネット上で援助交際などを持ちかける書き込みを警察官が見つけて、書き込んだ子どもを補導する「サイバー補導」の取り組みで、ことし半年間に全国で女子高校生など220人が補導されたことが警察庁の調べで分かりました。

「サイバー補導」は、援助交際や下着の売買などを持ちかけるインターネット上の書き込みを捜査員が見つけ出して、身分を明かさずに書き込みをした18歳未満の子どもに接触して補導するもので、去年10月から全国の警察で実施されています。
警察庁によりますと、この「サイバー補導」で、ことし6月までの半年間に全国で18歳未満の子ども220人が補導されました。
内訳では高校生が143人、中学生が25人、無職が45人などでした。
最年少は13歳の中学2年生でした。
また4月から6月に補導された111人を対象に、どのような機器で書き込みが行われていたのか調べたところ、98%に当たる109人がスマートフォンから書き込んでいました。
補導された220人のうち半数近くの102人は、児童買春などの被害に遭ったことがあるということです。
警察庁は、家庭でも保護者が子どもたちにインターネットの危険性を教えて、被害に遭わないようにするよう注意を呼びかけています。

powered by Auto Youtube Summarize

おすすめの記事