普段よりも、お得に外食ができるようになります。政府は飲食店を支援する「GoToイート」をスタートしました。GoToトラベルでは除外された東京ですが、今回はどうなるんでしょうか。
ふわふわの生地に甘辛いソースで頂くお好み焼き。“コロナ禍”で苦境に立たされていた店に一筋の光がみえてきました。8日に始動したGoToイートキャンペーンです。
農林水産省・江藤大臣:「飲食店の灯が消えてしまっていると。この事業を利用して地域の灯を消さないように頑張って頂ければ」
東京都によりますと、8日に確認された感染者は170人でした。“規制”から“緩和”へ。世の中が動き始めています。苦境にあえぐ飲食店を支援するGoToイート。仮に1万円購入すれば、上乗せされた1万2500円分の食事券が発行され、25%分お得に外食ができます。
浅草にあるお好み焼き店。地元の明かりは消え掛けていました。
浅草つる次郎・浜田圭二店長:「コロナ始まった時よりもちょうど8、9月に入ってから店をたたむ所がすごい多くなっている」
すがる思いのキャンペーン。ただ、不安もあります。
浅草つる次郎・浜田圭二店長:「東京都も参画して何かしらの支援策を打ち出して頂きたいなと」
現状では、食事券を発行する事業者には大阪や愛知など33府県の商工会議所などが選ばれて東京は入っていません。
複雑な思いを抱える飲食店もあります。東京・練馬区にあるそば店です。自家製で手打ちのそばは800円です。こうした値段の安い飲食店には恩恵が少ないのではとキャンペーンに不安を抱えています。さらに、思わぬ落とし穴も・・・。
8日に始動したGoToイート。25%分、外食がお得になるこのキャンペーン。ただ、練馬区にある店は“立地”に不安を抱えます。店があるのは練馬区ですが、店の向かい側は埼玉県和光市になります。東京都は入っておらず、埼玉県は33府県に入っています。
早い地域では今月中旬にも食事券を利用できる見通しです。GoToトラベルでは除外された東京都民。今回は恩恵を受けられるのでしょうか。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
powered by Auto Youtube Summarize