04月03日 16時35分
高知の夏の風物詩として親しまれ、毎年8月に行われている「よさこい祭り」が、新型コロナウイルスの影響で、ことしの開催について、中止も視野に検討することになりました。
高知の夏の風物詩、「よさこい祭り」は、ことしも8月9日から4日間の日程で準備が進められてきましたが、祭りの振興会によりますと、新型コロナウイルスの感染拡大が続いていることから、中止も視野に検討することになったということです。
よさこい祭りは、1万8000人の踊り子が参加する県内最大の祭りで、県内の観光や経済に与える影響も大きいことから、近く総会を開き、県や高知市などとも協議したうえで、慎重に決めることにしています。
参加チームは、毎年、新しい振り付けや衣装で臨むところも多く、この時期から、音楽や衣装を決めるなど準備が本格化します。
振興会には、感染が拡大する中、開催できるのかどうかを尋ねる問い合わせが増えているということで、参加チームの募集が始まる前の今月末までには、結論を出したいとしています。
ことしの祭りをめぐっては、新型コロナウイルスの拡大で「博多どんたく港祭り」の中止が決定するなど各地で大規模な祭りの中止の決定が相次いでいます。
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