苦渋の決断 浜松まつり「中止」に

浜松まつり組織委員会の役員会が3月23日開かれました。5月に予定されていた浜松まつりを中止すると決めました。
 浜松まつり組織委員会・廣野篤男代表委員長「令和2年度浜松まつりに関する全ての催しについて中止することにしました」
 浜松まつりの中止は、まつりを統括する関係者、浜松市長、自治会の代表者、経済界の関係者などが話し合って決めました。会議は非公開でしたが自治会から高齢者、子どもへの感染を懸念する声があることなどが報告されました。
 廣野代表委員長「組織委員長としても、長い間祭りに携わる者としても断腸の思いだが、なにとぞ決定の趣旨をご理解いただきたい」
 浜松まつりは、凧揚げや激練りなど勇壮さ、激しさが魅力です。しかし、多くの人が集まり、体をぶつけ合い、至近距離で大声を出すような点が、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための重点に照らすと、全く相反します。
 鈴木康友浜松市長「浜松まつりを開催すると全国から人が帰ってくる。不特定多数の皆さんが参加するので感染の防御、対策は不可能である」
 街の人の声「決まったんですか」「予想はしていた」「よそからいろんな人が来るから、無いほうがいいんじゃないか」
 町内会の中には町の総意として「参加しない」と決めた町もありました。
 野口町自治会・小名木秀雄会長「町民の安心安全。初子さんも喜んでもらえるまつりが第一。そういう観点からやはり見合わせるという意見が強かった」
 まつりにあわせて開催するミス浜松コンテストも中止になり、組織委員会は各町での集まりも禁止を決めました。浜松まつりが中止になるのは、東日本大震災があった2011年に続き、2度目です。

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