“働く内閣”の副大臣と政務官 三原じゅん子氏 厚労副大臣

発足3日目を迎えた菅政権。
携帯電話の値下げをさらに推進する一方、人事では三原じゅん子氏を厚生労働副大臣に起用するなど、体制固めも本格化している。

政権発足3日目を迎えた菅首相。
18日午前8時半すぎ、記者の声かけに軽くうなずき、首相官邸へと入っていった。

そのおよそ1時間半後、官邸に現れたのは、あの改革を託された人物、武田総務相だった。

菅首相に呼び出され、あらためて携帯電話料金の引き下げを指示された。

武田総務相「しっかりした結論を出してくれと。100%やります。1割程度(の引き下げ)だったら、それは改革にならないでしょ」

18日は、大臣を支える副大臣と政務官が発表された。

厚生労働副大臣に起用されたのは、自民党の三原じゅん子議員だった。

加藤官房長官「三原じゅん子副大臣においては、参議院の厚生労働委員長等を務めた…」

三原議員は元女優。
2010年の参議院選挙で初当選した。

2019年は、安倍首相への問責決議案をめぐり、「全くの常識外れ。愚か者の所業とのそしりは免れません! 恥を知りなさい!」と厳しい言葉で野党を批判。

今回の総裁選では、同じ神奈川県選出の菅氏を支援していた。

18日、参議院本会議に出席した三原議員。
報道陣には目もくれず、議場をあとにした。

しかし、自民党本部で待ち構えていると、三原議員が今度は取材に応じ、副大臣としての抱負を語った。

三原新厚労副大臣「責任のある任をいただいたなと思います。自分の政治生活10年をきっちり出せるような仕事をしたい」、「こんな内閣が今まであっただろうかと、私自身もあらためて菅首相の実行力というか、決断力に驚きというか、敬意を感じているところなので、お支えをしていきたい、全身全霊で」

三原議員が政府の要職に就くのは、今回が初めて。

厚生労働省といえば、新型コロナウイルス対策の最前線。

そのうえ、菅首相の目玉政策の不妊治療の保険適用についても取り組まなければならない。

三原新厚労副大臣「経済的な理由でお子さんを諦めることのない社会を作りたいというのが、私の心からの願い」

今回、女性の副大臣は三原議員のほかに2人。

高橋比奈子文科副大臣と堀内詔子環境副大臣が就任した。

また、防衛大臣政務官には、当選1回の松川るい参議院議員が起用された。

松川新防衛政務官「うれしかったです。防衛やりたかったので」

松川議員は外務省出身。
4年前の参議院選挙で初当選した。

2020年3月には、高齢者施設の対策強化を求めた立憲民主党の蓮舫議員の質問の際に、「高齢者は歩かない」とヤジを飛ばし、謝罪に追い込まれたこともあった。

18日、政務官就任が決まると母親にも電話で連絡。

松川新防衛政務官「髪を切りました。自分史上ではかなり短く切りました。今回、この役目は大変ありがたいし、日本のために頑張っていこうと思う」

就任早々、大胆な改革を打ち出した菅首相。

その実現には、副大臣や政務官の手腕も問われている。

(2020/09/18)

#三原じゅん子
#菅首相

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