除草剤で2,200億円賠償命令

除草剤の発がん性を巡って、アメリカの70歳代の夫婦がドイツの医薬品大手バイエルを訴えた裁判でカリフォルニア州の裁判所の陪審は13日、バイエルに20億5,500万ドルおよそ2,200億円の支払いを命じる評決を出しました。このうち5,500万ドルが損害賠償、20億ドルは懲罰的賠償でした。夫婦は35年間にわたって除草剤の「ラウンドアップ」を使用し2人ともがんと診断されたということです。バイエルは上訴する意向です。専門家によると懲罰的賠償の額は実際の損害に対する賠償の4倍程度が平均的とされ、今後の裁判で懲罰的賠償の額が大きく減らされる可能性が高いということです。

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