加藤浩次が、25日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)で、東京・世田谷区が実施するというPCR検査に疑問を呈した。
世田谷区は、介護施設職員や保育士など約2万3,000人を対象にPCR検査をする方針を発表した。また今回の検査にかかる予算として4億円を超える見込みとしている。さらに通常は1つの試験官に1人分の検体を入れて検査するが、同区は1つの試験官に複数人の検体を入れることでコストを減らす「プール方式」を掲げている。
これについて加藤は、検査対象となる従事者について「世田谷区以外に住んでいたりする人もいる」と指摘しつつ、「(感染を)抑え込めるのか、見つけることで意味があるんだろうかと思ってしまう」と持論。
続けて、感染が判明して仕事を休むことになった場合、「どういった補償があるの?」と投げかけ、「(感染した親の)子どもたちも学校に行けなくなる」と疑義を呈した。
プール方式によるPCR検査は、陽性者が出た場合、さらに個別に検査しないといけないという。日本感染症学会専門医の佐藤昭裕氏は「(結果が出るまで)2~3日というわけにはいかない」と解説した。これを聞いた加藤は、「(例えば)結果が出るまで4日かかるとしたら、(結果を待つ)4日間に感染する可能性がある」と主張。「感染した後に陰性って出て、何の意味があるの?」と非難を繰り返した。
加藤はさらに、「いくらかかるのか、どれだけ人材がいるのか、病床数は今、足りているのか」「一時の安心のために(お金を)かけるのはどうなんだろう」とまくしたて、「それより手指消毒、マスク、距離を取る(ことのほうが大事では)と求めていた。 …
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