映画「ジョーズ・イン・ツナ」を見た

頭部に大きな角がついた、ちょっとグロテスクな風貌がチャームポイント。『ガメラ対深海怪獣ジグラ』のジグラのモチーフにもなってるそうで。本作では「何百万年も前の絶滅種よ!保護しなきゃ!」とか言ってますが、普通に駿河湾とか相模湾で見つかるそうです。長期飼育の困難な希少種であることは間違いないようですが。基本的に人間は食べないらしい。私さかなクンみたいになってきましたね。ということでサメについてのお話はこの辺にして。 
舞台は米西海岸のマリブビーチ。ここに突然人喰いザメの大群が現れます。しかも時を同じくして海底火山が噴火!超巨大津波も発生してビーチは阿鼻叫喚に。 
主人公のライフガード、ヘザー達は監視小屋に避難してなんとか津波をやり過ごすのですが、浸水した小屋の周りには勿論人喰いザメがウヨウヨ。果たして彼らはこの危機を打開することができるのでしょうか・・・? 
登場人物がみんなアホなので、こりゃ助かりそうにないな~と思いながら観てましたが、意外と死にませんでした。だいたいあんな弱そうな作りの監視小屋で、津波堪えられるわけないだろうと。まあホント3.11でリアルが映画を超えちゃったからなぁ。 
人間とサメとの攻防戦もかなり塩。監視小屋の床に空いた穴をサメが角でツンツン突いてくるんで、部屋にあったキャビネットで塞いでおしくらまんじゅう!
とかもう1ミリも迫力のない映像です。ボートで救出に来てくれた人がいるんですが、速攻で燃料切れ!おいちゃんと給油しとけや!こんな感じで登場人物が全員トホホです。 
最後に生き残った主人公達がチェーンソーやら銛やらでサメ一匹切り刻んで終わり!というのも凄い締めだな。あまり他のサメ映画では観られない描写は多いと思います。悪い意味で。

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