“紀州のドン・ファン”変死事件振り返り・・・元妻逮捕(2021年4月28日)

“紀州のドン・ファン”と呼ばれた資産家の男性が死亡し、遺体から覚醒剤が検出された事件を振り返ります。

 自ら多くの女性との交際をつづった本を出版したことから、“紀州のドン・ファン”と呼ばれた、和歌山県の資産家・野崎幸助さん(当時77)。

 約3年前の2018年5月、野崎さんは自宅2階の寝室で倒れているのが見つかりました。119番通報したのは、当時22歳だった妻、須藤早貴容疑者(25)でした。

 野崎さんはその後、死亡が確認されましたが、判明した死因は覚醒剤の過剰摂取だったのです。

 一体、覚醒剤をどこから入手し、どうやって体に入れたのか。警察は殺害された可能性もあるとみて、事件・事故の両面から捜査を進めてきました。

■元妻逮捕で“変死事件”のベールも・・・

 特に目を引いたのは“元モデル”の肩書を持ち、55歳年上の野崎さんと結婚していた若い妻でした。結婚してからわずか4カ月後の夫の変死で、疑惑の目が向けられたのです。

 さらに、野崎さんが死亡した時の状況にも、不審な点がありました。野崎さんの自宅には、その日、妻と当時66歳だった家政婦、そして野崎さんの3人しかいませんでした。

 また、死亡推定時刻は午後9時ごろで、部屋に荒らされた形跡がないなど、外部犯の可能性が極めて低い状況だったため、任意の事情聴取を受けることもありました。

 2018年6月、テレビ朝日の取材に口を閉ざし続けた、当時の妻。謎に包まれていた“紀州のドン・ファン”変死事件。ついに、そのベールが剥がされることになるのでしょうか。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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