出典:EPGの番組情報
ポツンと一軒家 和太鼓にグランドピアノ!?「阿吽の呼吸」リズムが繋ぐ住民たちの絆[字]
衛星写真で発見!“何でこんな所に?”という場所にポツンと建つ一軒家を日本全国大捜索!
◇出演者
【MC】所ジョージ
【パネラー】林修
◇ゲスト
高橋克実
岡本玲
◇ナレーション
キートン山田
◇和歌山県
和歌山県、紀の川の南にある山深い場所で一軒家を発見!捜索隊は最寄りの集落へ向うが、その道中もかなりの山深さ!鬱蒼とした山道を抜けると、山あいに大きな集落があった。その道沿いの畑で草刈り中の男性に声をかけて、衛星写真を確認してもらうことに。
◇おしらせ1
☆番組HP
アナタの知り合いのポツンと一軒家を教えて下さい
https://www.asahi.co.jp/potsunto/☆Twitter
https://twitter.com/potsun_abctv☆TVerとAmazon Primeなどで過去の放送回配信中!
◇おしらせ2
※予定を変更して、傑作選をお送りしますジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
バラエティ – お笑い・コメディ
バラエティ – その他
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- 捜索隊
- 太鼓
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- 岡本
- 屋根
- 忠明
- グランドピアノ
- チーム
- ピアノ
- プロ
解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
もう覚えました 今ので。
排気熱です 排気熱です。
<衛星写真を拡大すると
見えてくる>
<人里離れた
<いったい
<こんな所に
暮らしているのだろうか?>
(捜索隊)うわ
(捜索隊)うわ
すごいですよ 倒木が
(捜索隊)土砂崩れ 起こってる
<なぎ倒された木々が
折り重なる山奥に…>
おおー ちょっと待ってください
めちゃくちゃおっきい
うわ すごいな
<森の静寂を破り…>
♬(演奏)
<今夜も
(スタジオ内 拍手)
もう また ポツンと一軒家の方の
人生観を聞いて
感動していただければ
(高橋)はい
毎回 いい話ですから
そうですよね
岡本さん どうですか?
ポツンと一軒家
私 和歌山県出身なんで
周りが 本当 山なんですよね
えっ じゃあ 実家が もう
ポツンと一軒家?
いや でも ただ
面白いエピソードがないんで…
いやいや いやいや…
とりあえず じゃあ スタッフに
全部 教えていただいて
だって ポツンと一軒家の皆さんも
面白いエピソード
言おうとしてるわけじゃないもん
そっか
ただただ 人生観を
言ってるだけだから
僕は 新潟なんで
田舎は田舎なんですけど
山奥の親戚… とかに行くと
トイレに行くときに
めちゃくちゃ遠いとか
うち そうですよ
(高橋)そうでしょ?
あらあら あらあら
1回 外出て
ボットン便所っていう真っ暗な…
平成生まれですよね?
平成生まれ
(高橋)僕のほうが
平成 令和感が強いですね
逆でしたね はははっ
はい それでは まいります
今回のポツンと一軒家 こちらです
(岡本)あっ 和歌山
和歌山
岡本さんを接待するかのごとくの
和歌山県です
これ 岡本さんちじゃないの?
(高橋)これ
そうじゃないんですか? これ
きれいに開けてまして
家もシンプルにドカンと1つと
ただのうちっていうよりか
なんか こう
仕事がらみっていうか
工場とか なんか…
ですよね
そういう感じですよね
あの白い屋根のほうで
何か 木工をやってるとか
椅子を作ってるとか
選果とかしてたりとか?
みかんとか
この辺 だって
フルーツ王国ですからね
ここは?
ものすごい色んな種類のものが…
あっ そうなんですか
はい
(高橋)みかんとか梅とかですよね
和歌山ってね
(岡本)そうですね 柿とか
柿 あとはね マンゴーとかね
マンゴーも採れるんですか?
そうですよ
吉玉って ご存じないですか?
えっ 知らない
そうなんですか
吉玉 おいしいですよ
そうなんですか?
はい
あと マンゴーピーチっていわれる
黄貴妃っていう黄桃とか
もう最高ですよ
あのね 出身地が和歌山の人の話を
超えてどうすんの?
ははははっ
<衛星写真で見つけた
和歌山県の
ポツンと一軒家を目指し
最寄りの集落で捜索開始>
だいぶ離れてるな おい
また 道がうねってますね あれ
うねってますね 山の中
そっちから
行けないんじゃないの?
最初に出てくる道じゃないですね
この先に集落があるの?
これ 集落のあとに
出てくる道ですよね
そうだね
聞こえないよ
ははははっ まあ そう…
(捜索隊)あのですね
(捜索隊)すいません
はい
(捜索隊)はい
(捜索隊)家じゃない?
えっ?
えっ?
(捜索隊)太鼓道場?
太鼓道場?
これは 想像できなかったな
太鼓道場?
ははははっ
持ち主はね
(捜索隊)
イヨリさんっていう方が…
(捜索隊)あっ 太鼓の先生?
そうそうそう
(捜索隊)
あっ そうなんですね
<なんと
目指すポツンと一軒家は
人が住んでいる家ではなく
イヨリさんという人が
太鼓を教えている
太鼓道場だ
というではないか>
確かに…
音がするからね
山奥で練習すんのね
言われたら なんか ちょっと
体育館ぽいよね
そうですね
ははー
でも 太鼓道場って
今まで生きてきて
見たことないですけどね
ない
(捜索隊)あっ そうなんですか?
ああー そうなんだ
そうか そこで暮らしてないのか
太鼓道場ですか
(捜索隊)その辺のお宅に
住んでる方なんですか?
(岡)そうそう そうそう
(捜索隊)お隣に
住んでるんですか?
(岡)隣です
(捜索隊)あっ そうなんですね
じゃあ もう確定だ
(捜索隊)本当ですか
<幸運にも最初に声をかけた人が
<ちょうど
畑の草刈りを終えたところで
家まで案内してもらえることに>
(捜索隊)ラッキーですね
<しばらく走ると
先導してくれた車が
工事用のネットが張られた
家の前に止まった>
<ここがお隣さんの家なら
イヨリさんのお宅は…>
(捜索隊)…がイヨリさんのお宅?
(岡)うん
(捜索隊)あっ そうなんですね
屋根が特徴的ですね
入母屋造ですか
なんか 昔話みたいなおうちだね
確かに
<もとは
かやぶき屋根だったという
見るからに歴史を感じさせる
古民家>
(捜索隊)突然 すいません
(捜索隊)今…
(捜索隊)本当ですか?
(捜索隊)こちらなんですけど
すいません ちょっと…
その印の所なんですけど
(捜索隊)ははははっ
ははははっ
改めて?
(捜索隊)ヤマモト タダアキさん
(捜索隊)リョウコさん
(捜索隊)ご夫婦で
<こちらが
ポツンと一軒家のあるじ
山本忠明さん
良子さんご夫婦>
<道を尋ねたときに聞いた
井寄さんという名前は
ご主人の旧姓で
太鼓の演奏のときなど
仕事では 今も井寄で
活動しているそうだ>
(捜索隊)すみません
(捜索隊)はい
ありがとうございます
すみません
そうそうそう いろいろ…
ははははっ
(捜索隊)じゃあ もう
そんなビジネスがあるんだ
(捜索隊)ああー
そうなんですか
<もともと 大阪で
プロの和太鼓チームに所属し
海外公演も行っていたという
山本さん夫婦>
ああー かっこいい
あっ 奥さんもやるんだ
<太鼓の稽古場を持つため
大阪から 良子さんの実家があった
和歌山に移住>
<今は 5年前から借りている
この古民家に住み
山奥の太鼓道場に
通っているという>
(捜索隊)ちなみに
(良子)これは 何年やろね?
(捜索隊)へえー
(捜索隊)ああー
(捜索隊)ちなみになんですけど
(良子)いや そんなことない
うわー
本当だ
ものすごい広いね
(捜索隊)失礼します
これ あれですね
(良子)そうです
床 補強したんでしょうね
そうですね 下から
<築120~130年たつという
昔ながらの日本家屋>
<中は建具で仕切る
広いひと続きの間取り>
<そのうちの8畳一間を
大きなグランドピアノが占領し
ここだけ畳ではなく床が板張りに>
(捜索隊)へえー
<グランドピアノの重さが
300kgもあるため 床を補強>
<これは 良子さんが
高校生のころから
30年以上 使っている
愛着あるピアノ>
<大学の音楽科で
ピアノの作曲を
専攻していたそうだ>
すごい
♬(ピアノ)
<演奏の腕前も見事だが
この大きなグランドピアノ
今は 良子さんが
自分で弾くだけではない>
<ここで 週に3回
集落の子どもたちに
ピアノを教えているのだ>
めっちゃいい
グランドピアノで…
グランドピアノでレッスンなんて
ぜいたくですね
♬~
もうちょっと左 控えめにいける?
<そして ピアノ教室の他にも…>
<和歌山県の山奥の
ポツンと一軒家で
太鼓道場を開いているという
山本さん夫婦>
<麓の自宅では
ピアノ教室の他にも…>
(捜索隊)この家で ライブやったり
してるんですか?
へえー
ライブ
(捜索隊)ライブって
太鼓… そこはね
<毎年 春と秋の2回
ここで
いよりや古民家ライブを開催>
<和歌山のみならず
大阪や滋賀などからも
毎回 100人ほどのお客さんが
集まるという>
へえー
♬~
♬~
<ジャンルにこだわらず
海外からも 親交のある
ミュージシャンを招いて
熱のこもったライブを行っている>
あれ 奥さんだ たたいてんの
<おととしのライブで
シンセサイザーを弾いていた
このノルウェー人男性は
<映画 の
オープニングを飾る
印象的な合唱曲
を作曲した人だ>
へえー
(捜索隊)ああー
じゃあ ある意味で
地域貢献をされてる
というとこも…
そういうのしたいなと思って
(捜索隊)へえー
(捜索隊)そうですよね
<毎年 大好評で
5年間 続いていた
いよりや古民家ライブだが
去年は 新型コロナの影響で
中止せざるを得なかった>
今ね…
(捜索隊)
作曲してるってことですか?
(山本)譜面 読めない人も
やっぱしね…
(捜索隊)いますよね それは
まあまあ
<アマチュアの太鼓チーム
10チーム以上に
出張指導を行っているという
山本さん夫婦>
<それぞれのチームに楽曲を制作し
デモテープを作るのも
良子さんの仕事>
<月に2曲のペースで
新曲を生み出している>
(捜索隊)ちなみに その
(捜索隊)
なんか こういう楽譜なんですね
(捜索隊)あっ
リズムしか書いてないんですか
基本的には
(良子)そう
(捜索隊)ああー なるほど
♬(太鼓の音)
♬~
へえー
♬~
そうそう そうそうそう
<楽譜に書いた曲を
シンセサイザーの太鼓の音で
演奏して録音>
<そのデモテープを
各チームに配っているのだ>
<でも もともとは
大学でピアノの作曲を
専攻していた良子さん>
<何がきっかけで 和太鼓の道に?>
ほんで
(捜索隊)太鼓のチームで
出会われたってことですか?
(捜索隊)じゃあ
(捜索隊)へえー
(捜索隊)あっ そうなんですね
<高校卒業後 友達に誘われて
和太鼓を始めたという忠明さん>
<24歳で
プロの和太鼓奏者に師事し
本格的な演奏活動をスタート>
<その翌年には 師匠とともに
大阪でプロの和太鼓チームを結成>
<有名な格闘技イベントで
オープニングアクトを
務めたこともあるという>
<そして 34歳のとき
同じチームのメンバーだった
良子さんと結婚>
(捜索隊)本当はいるって…
本当はいるっていうか
(捜索隊)ああー 高校生の
息子さんがいるんですね
(山本)はい
(捜索隊)高校1年生
(捜索隊)あっ そうなんですね
へえー
<15歳になった長男 知幸さんは
将来 自衛隊員になることを目指し
神奈川県 横須賀市の
駐屯地内にある
陸上自衛隊高等工科学校で
寮生活を送っているという>
なんか
<知幸さんが高校に進学した
去年の春からは
この広い家で
夫婦2人きりの生活>
<一人息子が帰ってくるのは
年に2~3度>
<盆や正月が待ち遠しい>
<いろいろと
話を聞かせてもらったのだが
ここは 捜索隊が目指す
ポツンと一軒家ではない>
ははははっ
確かに
今ごろ言うな
ははははっ
こんだけ長くやって
ははははっ
ご飯も食べたあとですね
(捜索隊)じゃあ
<山本さん夫婦に案内してもらい
いよいよ
山奥のポツンと一軒家へ出発>
<そこは 2人が
地元の人たちに太鼓を教える
太鼓道場だというが
いったい どんな所なのだろう?>
練習場なのに なんか
庭みたいに刈り込んであんのがね
普通の家に見えるな
上なら 存分にたたけますね
うん
<先導してくれる
山本さん夫婦の車を追い
しばらく走ると…>
(捜索隊)これ 左
<県道を左折し 細い脇道へ>
<山の谷間を流れる川沿いに続く
美しい棚田の景色を眺めながら
奥へ奥へと入っていく>
(捜索隊)生徒さんも
<杉の木が密集する
薄暗い林の中をのぞくと
無数の倒木が
折り重なっているのが見えた>
(捜索隊)ここじゃないですか?
<ついに 衛星写真で見つけた
和歌山県の
<見渡すかぎりの雄大な山並み>
<幾重にも尾根が重なる山の谷間>
<密集した木々を切り開いた
広い敷地の真ん中に
複数の屋根が一つにまとまった
大きな平屋の建物が建っていた>
屋根だったんだ これ 全部
写真じゃ
ちょっとわかんないですね
<衛星写真と比べても その敷地も
屋根の形も全く同じ>
<ここで間違いない>
(捜索隊)栗林だったんですか?
(捜索隊)厚意?
はい
(捜索隊)あっ 無償で?
そうです
(山本)ほんで その栗を
いくつか向こうへやったりして
平地にして建てた
(捜索隊)
あっ そういうことなんですね
(山本)その 一番…
(捜索隊)はいはい
(山本)ここだけ建ててもらって
(良子)せやな
(良子)
なんじゃかんじゃ継ぎ足して
(良子)そう
(捜索隊)ああー
(捜索隊)ちなみに
そう 150万ぐらい
(捜索隊)150万で建てたんですか?
そうなんです
(捜索隊)ええー!
(捜索隊)ああー
そうですね
(捜索隊)すごい
ちょっと思ったんですけど
(良子)あれはね
ああー あのとき
台風なんだ
(良子)あっ ほんで もう
(捜索隊)
電柱が折れてたんですか?
(良子)折れる 折れる
(捜索隊)へえー
<2018年9月
近畿地方を襲った台風21号>
<強風で流されたタンカーが
関西国際空港の連絡橋に
衝突するなど
甚大な被害を出した>
<このとき
和歌山県内でも被害が相次ぎ
太鼓道場がある この山でも
数多くの電柱や杉の大木が
なぎ倒されたという>
(良子)そうやな
(捜索隊)そういうことなんですか
(山本)携帯は圏外
(良子)そうそうそう
(捜索隊)じゃあ
(捜索隊)すいません
<さあ いよいよ
気になる太鼓道場の中へ>
<入り口にある大きなげた箱は
道場に通う生徒さん用>
(捜索隊)うわ すごいな
本当に特大の太鼓とかが
(良子)そうなんですよ
(捜索隊)すごい
これは
町なかじゃ鳴らせないですね
(良子)うん そうなんです
♪(和太鼓)
おおー ほほほほっ
ははははっ
ははははっ
(捜索隊)こないですね はあー
これ もう 本当 変な話 これ
(捜索隊)えっ これ 1本の木
くり抜いて作ってるんですか?
(良子)はい
(捜索隊)300万?
300万円もするんですか?
(山本)そうですね
(捜索隊)
3, 000万とかってことですか?
へえー
<丸太をくり抜いて作る太鼓は
国産材では 樹齢100年以上の
欅やタモの木が使われ
相当 値が張るらしい>
<太い丸太の芯をくり抜き
太鼓型に周りを削って
カンナをかけたあと
3年から5年置いて 乾燥させる>
<その後 漆を塗り
牛革を張って びょうで留め
ようやく完成するのだ>
はあー あんなふうに作るんだ
へえー すごい
(捜索隊)
あっ 桶なんですか? これ
桶です
(捜索隊)ああー
(捜索隊)このへんから揃える?
<この太鼓道場にある太鼓は
大小合わせて30張>
<それを 板張りの
広い練習スペースに移動させて
稽古しているという>
すごい
(捜索隊)ああー ちなみに
そんなに?
ほとんど
(捜索隊)ああー
(捜索隊)あっ そうなんですね
そうそう そうそう
(捜索隊)急になんですけど
(捜索隊)そうですね はははっ
(捜索隊)そうなんですよ
ははははっ
ははははっ
<本当に急な話で申し訳ないが
ここまで来たら
ぜひ プロの和太鼓の演奏を
聴いてみたいという
捜索隊の頼みを
快く聞き入れてもらえた>
そうだよな
(岡本)すごい
ご夫婦のセッション
うん
(捜索隊)ははははっ
ははははっ
すごい体だな やっぱ
構えから かっこいいですね
かっこいいな もう
♬(和太鼓)
♬~
(山本)えい!
♬~
♬~
かっこいい
♬~
よいしょ!
ほう
うーん
現場は迫力あるんだろうな これ
バチがしなうな
(拍手)
(捜索隊)ふふふふっ
おっ
ええー?
(捜索隊)体験ですか?
<大迫力の和太鼓演奏を
披露してくれた山本さん夫婦が
急きょ 捜索隊に
稽古をつけてくれることに>
<和歌山県の山奥で見つけた
ポツンと一軒家は
プロの和太鼓奏者
山本さん夫婦が建てた
太鼓道場だった>
よいしょ!
<急きょ 捜索隊も
太鼓のたたき方を
教えてもらえることに>
(山本)バチの上 下はね
ははははっ!
そうなんだ
そうなんだ
そういうもんなんだ
それでいいんですか?
(山本)こんな感じで…
で 後ろだけ少し余して
(捜索隊)こういう感じですか?
あんまりギュッと持たずに
軽く添えて持つ感じで
そうだよね
だから しなってたんだもんな
リラックスして で…
えーっとね… はい
左足が前で 右足が後ろのほうが
右利きの場合は やりやすい
僕 いっつも こう やると
靴下 滑っちゃうんで
太鼓たたくときは…
(捜索隊)靴下 脱ぐんですか?
ははははっ
ははははっ
そんなこと 気にすんだ
パッチって…
(捜索隊)いやー ははははっ
ああー 冷たいんだ やっぱり
(捜索隊)裸足が一番いいんですね
(良子)親指で…
(山本)地面に踏ん張って
地面 掴むようなイメージで
たたけたら一番いいんですけど
(良子)足の親指で
床を掴むような…
(捜索隊)掴む? はい
そんなイメージで
グッと腹に力入れます
で ドンって
オーケー
ああー 動きが硬い
なるほど
で 押さえつけないように…
そうです そうです いい感じ…
いいですか?
跳ねさせんだね
ちなみに
どこを叩けばいいんですか?
(山本)真ん中でいいです
(捜索隊)真ん中でいいんですね?
真ん中でよくて…
(捜索隊)今は 真ん中
じゃあ ちなみに ちょっとね
じゃあ いきますよ
♬(和太鼓)
♬~
<褒められて気分をよくした
捜索隊>
<忠明さんがたたいた
太鼓に合わせて
同じリズムでたたき続ける>
<そこに良子さんが加わると…>
それ!
♬~
必死だ 必死
動きが軽やかだな 奥さんは
よいしょ!
ハア ハアー
ああー
体によさそうだね これね
そうですね
体幹 鍛えられそうですね
そうですよね
そうそう そうそうそう
ありがとうございました
ありがとうございました
<太鼓をたたいたのは
わずか10分ほどだが
これが かなりの全身運動>
<寒かったのに
全身から汗が吹き出した>
パッチはいてるから…
そうだ パッチはいてるから
温かくなっちゃう
あっ こっちですか?
(捜索隊)こっちのスペースは…
(良子)これはね
(良子)あとは
(良子)今 ここに
ちょっと いくつかあって…
(捜索隊)ああー
革のメンテナンス?
(山本)そうなんです
(捜索隊)伸びちゃうと?
<教室や練習がない空き時間に
太鼓のメンテナンスを
しているという忠明さん>
<まずは 太鼓の革を固定している
140個もの鉄の鋲を
一つずつ外していく>
えっ あれを?
すげえ
<ハリのある音に戻すため
伸びて
<全ての鋲を外し終えると…>
(捜索隊)ああー
(山本)はい
(捜索隊)あっ そうなんですか?
(捜索隊)ああー
こういうふうになってるんだ
へえー
そうなんだ
牛の革です
(山本)カチカチですよ
(捜索隊)へえー
<革を外した太鼓を載せるのは
忠明さんが自分で作った…>
<丸い板の下に
油圧式のジャッキが
4つも取り付けられている>
<革の縁にある穴に
鉄のくいを差し込み
そこにロープをかけると
床に置いた鉄板の周囲に突き出た
フックに通して固定>
<そのロープにバチを通して回し
硬く締め上げていく>
<こうして
ロープのたるみをなくしたあと
太鼓が載った台を
ジャッキで持ち上げ
革をたたいて音を確かめる>
ああー
(捜索隊)忠明さん
(山本)これはね
(捜索隊)今
<4台のジャッキを
少しずつ上げながら
今度は 木づちで革をたたく>
<ジャッキを上げては
木づちで革をたたく>
<この作業を
何度も何度も繰り返す>
(捜索隊)ははははっ
(捜索隊)ほうー
人のよさそうな人だな
<最後に外していた鋲を打ち付けて
革を固定すれば作業終了>
<太鼓1つ 革を両面張り直すのに
半日もかかるという>
また これ 大変だな
うん
(捜索隊)ああー
響きが違う
<この日は 日が沈んだあとも
緩んだ太鼓の革を
張り直す作業を続けた忠明さん>
<当たりが闇に包まれた
<街灯さえない
あの細く険しい山道を上って
麓の集落から遠く離れた
この山奥に
ああー
本当だ
教室が始まるんだ
あれ 駐車場だったんですね
じゃあ
そっか 空き地なきゃ
ダメなんですね
そうですね 車で来るから ここ
<太鼓道場の前の広い空き地が
10台ほどの車で
あっという間に埋まった>
<そう この人
昼間 麓の山本さんの家に
案内してくれた お隣の岡さん>
<岡さんも この道場で
太鼓を習っていたのだ>
それじゃわかるわ
稽古場だって すぐ
<この日は
地元の人たちで結成された
太鼓チームの稽古の日>
(生徒)ハッ!
♬~
<山本さん夫婦の指導のもと
週に一度 夜8時から10時まで
みっちり2時間
稽古を行っている>
ドン ドドンコ ドン
ドドドド ドド
おかしい
<とにかく楽しく
太鼓を叩いてほしい
それが
いより太鼓道場のモットーだ>
(捜索隊)そうなんですか?
(捜索隊)あっ そうなんですか
(捜索隊)そうなんですか
(捜索隊)ああー
<ここで太鼓を習っているのは
大人だけではない>
<山本さん夫婦が指導するのは
地元のチーム以外にも
10チームあり
小学生や中学生など
子どもも大勢 所属している>
(捜索隊)気持ちよかった?
(捜索隊)ああー
そんな感じ
(捜索隊)そんな感じ
(捜索隊)面白い?
(生徒)面白いです
<夫婦で この
<世代を超え
太鼓を愛する人にとって
ここは もう
無くてはならない場所に
なっているようだ>
元気 出るわ これ
なるほど
ふーん
太鼓が魅力で
ことのついでに住もうと
ははははっ
<近隣を気にすることなく
24時間 いつでも
思う存分 太鼓がたたける>
<この人里離れたポツンと一軒家は
太鼓を演奏する人にとっては
これ以上ない一等地>
おおー
面白い映像になっちゃったな
これ 最後
今までないよ この画
ははははっ
これ 引くよ 随分
<和太鼓の魅力を広めたいと
夫婦が建てた道場は
伝統をつなぎ 人の心をつなぎ
今日も山奥に
勇壮な音を響き渡らせている>
(山本さんたち)ヤー!
ああー ちょっと変わった
ポツンと一軒家になりましたね
今回ね
色んな生き方があるんですね
打楽器って もともと なんか
昔から どっかに
あるんじゃないですか? 頭の
なんか 日本人なんだなっていうか
感じる瞬間…
どっか 根元にありますよね
大体 神事には ああいった楽器が
使われるっていうのも
関係あるんでしょうね
ねえ
和歌山 多いんですよね
そういうお祭り
そのとき 必ず 太鼓あるんですよ
でも ちょっと
行きたくなりましたね
これ 本当に山の音楽家たちによる
村おこしの可能性
感じましたよね
子どものつきあいでね
ゲームセンターでやってるの
見てますけど
今度 自分もたたいてみたいって
思いますね
あれでいいんですか?
ははははっ
いやいや ゲームセンターの
太鼓じゃなくて
なんで その話が…
最後 そんな変なのに
なっちゃうの?
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