徹子の部屋 石丸謙二郎[解][字]…の番組内容解析まとめ

出典:EPGの番組情報

徹子の部屋 石丸謙二郎[解][字]

~ピアノ・登山・墨絵…“60代の青春”を謳歌!~石丸謙二郎さんが今日のゲストです。

◇ゲスト
『世界の車窓から』のナレーションでおなじみの俳優・石丸謙二郎さんがゲスト。
◇番組内容
落ち着いた語り口調が印象的だが、登山やスキーなど暇さえあれば外に出る行動派!昨年から新たな趣味「墨絵」も加わった。筆を片手に訪れた先々で創作活動に没頭しているという。また一昨年、ピアノを習い始めた。亡父は古賀政男さんの弟子で、家では音楽に触れていたという幼少期のエピソードも。そして、黒柳さんが主演しジャニーズWEST藤井流星さんが恋人役を務める舞台に石丸さんも出演。黒柳さんとの共演が楽しみと語る。
◇おしらせ
☆『徹子の部屋』番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/

ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
福祉 – 文字(字幕)

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  1. ピアノ
  2. 本当
  3. 山小屋
  4. 自分
  5. 面白
  6. フフフフ
  7. 黒柳
  8. 楽器
  9. バイオリン
  10. 今度
  11. 随分
  12. カモシカ
  13. カ月
  14. ナレーション
  15. 一緒
  16. 楽譜
  17. 上手
  18. 大好
  19. 大変
  20. 八ヶ岳

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

♬~『月の光』

(黒柳)このすてきなピアノの
演奏をなさってる方は

俳優の石丸謙二郎さんです。

どうぞ こちらへ おいでください。

なんと 一昨年から始めたピアノに
熱中なさって

60代の青春を
謳歌していらっしゃる方で

いらっしゃいますが
色々 伺います。

他にも
色々おやりになってるものが

多いそうでございますよ。 どうも。
こんにちは。

なんといっても 長寿番組の
『世界の車窓から』の

ナレーションをなすって もう…。
34年…。

♬~『世界の車窓から』
あっ これ。 これ 皆さん。

この音楽で始まると つい反応して
今 「世界の」って

言いそうになったんです。
そうでしょ。

放送回数
1万600回を超えたそうです。

でも いつまで番組を続けたいと
思ってらっしゃいますか?

まあ 線路は続くよ どこまでもで

続くかぎりは…。
あっ そうですよね。

私も あの音楽 聴くと
すぐ あなたのナレーションが

すぐ出るだろうと思って
待ち構えています。

僕ですね 黒柳さん

昔から
山に よく登ってたんですよ。

ええ。
黙って登ってたんですよ

役者やりながら。
登山家なの?

いや 「家」じゃないですけど
50年ぐらい前から登ってて

今でも 年に30ぐらい登ってる…。
ウソ!? 本当に?

ええ ええ。

すごい。 これ どこです?
これ 剱岳というね…。

剱岳って すごくとんがって
高そうじゃないですか。

剣みたいな所ですね。
ええー。

僕 初めね 色んな山に登ってて。

だから 山が好き…。
ちょっと ごめんなさい。

これ どこです?
これはね 蓼科山と…。

八ヶ岳の一番北にある山でね。
随分 石の上に乗っかるの

大変だったんじゃないですか?
馬鹿の高上がりで

僕 高い所 好きなんですよ。
フフフフ…。

でも あの石の上に乗っかるの
なんか 難しそうに思いますよね

足掛かりがなさそうで。
はい。

そういうのがね 楽しくて
ずっと登ってたんですけどね。

僕 ある時… というより
最近 絵を描き始めたんですよ。

ええ。
去年のちょうど今頃から…。

「ええ」っていうのも変ですけど。
ええ。 絵を。

といっても 絵といっても
墨絵といいましてね

昔 松尾芭蕉なんかが野筆…。
野に行って 墨すって…。

ちょっと小さい…。
ちょっと俳句を書くというのがね

今は現代版でね
こういうもの見つけたんですよ。

あっ そんな中に
全部 入ってるんですか?

この中に…
野筆というものの中にね

このすずりと墨と筆が入ってて。

これで 山に行って
サラサラと描いたらどうだろうと

ふと思いだして。

で スケッチブック買って
山の中で描き始めたんですよ。

3冊ぐらい スケッチブック
描いた頃になって 見た方が

「ところで 文字は?」って
言われましてね。

そうか 文字かー。
絵は でも 昔から

お描きになってらしたの?
いやいや 全然…。

随分 お上手みたいに見えるけど。

これ 完全に
墨で描くんですけどね…。

あら これは なんです?
八ヶ岳で… これ カモシカですね。

カモシカが現れると
こうやって描いちゃう。

すごい。 いるんですか?
あそこにカモシカが。

います。 山の中にはね…。
八ヶ岳?

これは違うんですね。
浅間山ですね。

浅間山。
こういうカモシカだの…。

これ 剱岳の岩ですね。
お上手ね でも なんか。

感じが出てる。
フフフ。

墨絵っていうのは面白いんですよ。
白黒じゃないですか。

で 僕 絵 教わった事ないから
自由に描けるし。

これ 南アルプスの地蔵岳…。
でも すごいのは

ボタッと黒くなっちゃわないで

薄く
スッ スッ スッて描けるのが…。

だから 墨の この摺る濃淡でね…。

2~3回 こすっただけで
もう描けますからね。

うん。 薄い所なんか。
薄い部分 濃い部分って

それを調整して
自分で描いていくわけですよ

筆1本で。
で そこに お水が入ってて。

水が なぜか 可愛らしい
こういうものに

入ってるんですけど。
これで 山の中で描いてると…。

ただね 僕 思ったんだけど
墨絵っていうの

失敗できないなって。
ああ もう 一回 描いちゃえばね。

ポトッていくと
二度と消せないんです。

なおかつ お風呂の湯気とか
食べ物の鍋の湯気とかは

どうやって描くんだろうって。

つまり 白いじゃないですか 雲も。

残さなきゃいけないという
その残し方がわかんなくて…。

でも これ
ラムを焼いてるところ?

そうです。 ジンギスカンですよね。
ええ ええ。

この湯気が難しいんですよ。
うん。

残すんだなっていうのは
頭でわかってても

どうやって残すんだろう
っていうのを色々 考えましてね

なんとか おいしそうに描ける
努力をしてみたら

こうなったっていう。

このお鍋の方 上手じゃない?
これ つけ汁が温かい

っていうのをね そばで…。
感じが出てますよね。

おそば すごい上手ね。
どうやって こんな… 写生?

ええ。 こうやって見て 自分で…。

そうでしょ。 見なきゃ
これ 描けないですよね。

おいしく描けなきゃなと思って。

あれの下に これがあって
これの下に あれがあってって

全部 ちゃんとなってるんでしょ?
これ。

だから 重なる所が 線
両方 引いちゃうと駄目でしょ

描き直しができないから。
そうそう。

それを考えながらやってるとね
ちょっと 楽しいですね。

相当 大変だと思いますけど…。
大変です。 けど 面白いです。

へえー。
そばっていうものを

僕は最近 考えて…。
黒柳さん そば 好きですか?

大好き。
そのね そばっていうのは

あれって
味 うまく表現できないでしょ?

うん。
例えば ステーキだったら

食べた うまいって
すぐわかるじゃないですか。

ええ ええ。
そばは 多分 僕が思うにね

あの味が自分のこことか体に
理解できるのにね

ものすごい長い年月が
いるんじゃないかと。

つまり 何十年もかかるんじゃ
ないかと思うんですよ。

スローモーションのように
自分の中に入ってくる。

だから 20代 30代の頃の
そばの味よりも きっとね

年がいって 50代 60になった方が
絶対おいしい…。

おいしい。
だから 言い換えると

そばだけを取り上げると 僕はね
そばの今 青春なんですよ。

フフフフ…。
色々ですね。 忙しいね。

そう。 そんな話を書きたくて
題名が

『蕎麦は食ってみなけりゃ
分からない』っていう話を…。

あっ そうなんですか。
本として…。

これ そばの花ですか?
そばの花です。

信州の方ですけどね。

前作がね 『山は登ってみなけりゃ
分からない』という

山の話だったから
今度は そばを書いてみよう。

だから 「みなけりゃ分からない」
シリーズなんですよ。

『蕎麦は食ってみなけりゃ
分からない』と。

確かに
おそばの味なんていうものは

ちょっとね

説明しにくいですよね。
しにくいですよね。

味が ちょっと…
言えと言われても。

だから
そばは深いなというよりも

今 自分が
そばの青春かと思うとね

若者に唯一 勝てるものは…。
フフフフ…。

年月… 年月がいる そば。

もう 少々の10年や20年じゃ
たどり着かない所に

やっと来たっていうのが…。
そりゃそうですよね。

ええ。 うれしいんです。
でも さっき

ピアノ弾いてらしたけど
ピアノは65歳で

お始めになったんですって?
ええ。

すごい。
僕ね 楽器というものが

1つもできない人間なんですよ。

楽譜も全く読めないんですよ。
おお。

なんとか長調 短調も
よくわからないぐらい。

…が 生涯に1曲だけね
ピアノの曲って弾けないかなと

ふと 2年前に思って

で ジャズピアニストの方に
聞いてみたら

やりますかっていう
話になりまして。

ただ やろうにも 楽譜がないと
教えにくいじゃないですか。

だから…。
ピアノは あったんですか?

ピアノは その先生…。
先生の家にあったのね。

で 指はここだ。 この楽譜の
いっぺんに7つぐらい押すのの

親指 ここ ここ ここっていうのを
1つずつやっていって

7カ月で 一応 教えて頂いて。

そのあと 足も覚えて。
その間中も

楽譜は別に勉強しないで?
いまだに読めないんですけど。

すごいですよね でも。
まだ オタマジャクシだと

思ってるんです。
弾いてらっしゃるところ…

もうちょっと長く
弾いてらっしゃるとこ

見せて頂いていいですか?
はい。

「曲はですね 僕が大好きな曲の
ドビュッシーの『月の光』です」

♬~(ピアノ)

♬~

♬~

でも あれですよね…。

さっき 山に登るって言った…

僕ね 山に登ると
山小屋 泊まるんですよね。

山小屋にね… 黒柳さん
ピアノがある所があった。

ハハッ。 本当に?
本当に。

そういう山小屋をね
5軒 見つけたんですよ。

あっ 本当。 山小屋なんですか?
これ 写真 今 ありますけど。

これ 八ヶ岳にある山小屋で
ピアノがありましてね。

だから 今 その5軒の山小屋に…。

山の頂上に行くんじゃなくて
ピアノを弾きに登って…。

山小屋に登る。
で 弾かせてもらってるんですよ。

これ 九重山にある
山小屋なんですけどね。

ええー。 すてきですよね。
あちこちにありましてね。

で 皆さんがね
食事をなすったあとかなんかにね

「申し訳ないんだけど」って言って
弾かせてもらって。

唯一 そういう時が発表の場で。
フフフフ…。

で 山小屋だけじゃなくて
今 駅ピアノとか それから…。

あります 駅なんかね。
街頭ピアノ あるじゃないですか。

あそこに行って
ちょっと 神出鬼没で…。

駅ね これ。
あっ 駅ですね。

で いい事に ピアノを選んだのは
劇場に行くと

ピアノって置いてありますでしょ。
あります。 ええ。

しかも あのスタインウェイの
いいピアノをね

置いてあったりする。

それを練習用に
弾かせて頂けるというのが…

いいなと思いましてね。

どこ行っても まず
ピアノがあれば そこ行って弾く。

はい。 行ったら…。
だって 2年ちょっと前までは

弾いた事も触った事も
あんまりなかったぐらい…。

すごいですよね でも。
あんまり…

どちらかというと 興味が
そんなにある方じゃない…。

ピアノなんて 生涯
触らないよねって思ってたのが

今 こうやって弾いてみると…。
でも 7カ月で

あれだけ弾けるようになるって
すごいですよ それも。

譜面が別に読めなくても
っていったって ああやって

手 こんなんなって
こんなんなって…。

もしね 譜面が読めたら
僕 弾いてないと思うんですよ。

僕 元々 ダンス バレエ?
つかこうへい時代に

バレエやったり
振り付けやったりしてて。

だから あれ ダンスだなと思って。

振り付け 覚えてるんですよ 指で。
振り付けをね。

左足と右足みたいな感じで
振り付けを覚えてるまんま

手を動かしてる。
すごい。

だから
ピアノを弾いてるっていうより

ダンスの感覚。

いまだに…
本当に申し訳ないけど

「ドは どこですか?」って
言われると

よくわかってないんです。

でも 相当… 私
さっき伺ってたけど 7カ月で

よく あれだけ弾けるようになるな
と思って 感心… 本当に。

私 5歳からやってるんですよ
ピアノ。

だけども あんな弾けないですから
やっぱりね

根詰めて
随分おやりになったでしょ?

7カ月の間ね きっと 多分。
他の事には

なんにも かまけないで ずっと。
そうです。

そうでないと あれだけ
弾けないと思いますもんね。

ただし いまだに
1曲しか弾けないんです。

他の曲はない?
全く…。

誰かにリクエストされる事は
あるんだけども

「ごめんなさい」

「ドレミファみたいなのだけで
いいですか?」みたいな。

でも 「ドビュッシーで
どうですか?」で

いいじゃないですか。
この叙情的なのが大好きです。

それに ほら なんとなく
怖々 弾いてるみたいな感じが

またね あの曲に合ってるんですよ
なんとなく。

そうですか。
ねっ。

まだまだ もう 本当に…。

でも よくお考えになると なんか
亡くなったお父様の影響が

大きいような気がするんです?
そういう事って。

僕のね 父親っていうのが

古賀政男さんの
マンドリン倶楽部…

明大マンドリン倶楽部に
入ってて…。

バイオリンも お弾きになったの?
弟子だった…。

ええー。
バイオリンとかギターを習ってて。

あっ これね 子供の頃に
すぐバイオリン引っ張り出して…。

『ツィゴイネルワイゼン』を
弾いてくれるんですよ。

じゃあ
相当お上手だったんじゃない。

上手です。 ええ。

その『ツィゴイネルワイゼン』って
あれ 難しい曲でね。

でも 小さい頃に
いつも それをね…。

♬~「タラーン
ララララ ラッタター」

って弾くんだけども そのうち
ややこしいとこありますでしょ?

「タタタタタタタ タタタタタタタ」
そのあとがね…。

♬~「ターララ タラララ
タラララッタッタ」

♬~「タータカタカタカティー
タカタカタカタカ タッタッタッ」

っていう その
「タカタカティー」のところだけね

この時
もう 50ぐらいになってたから

口でやるんですよ。
口三味線みたいな?

口三味線 口バイオリン。
それで ずっと育って…。

そこのとこは
こっち 動かさないで

口で
「タラララ」っておっしゃるの?

こんな事やりながら 口で…。

それを毎回 聴いてて
ある時 このレコードで…。

本物を?
本物を聴いてみたら

全部
バイオリンじゃないかと思って。

フフフフ…。 歌なんか入ってない。

歌なんか
入ってないじゃないかっていう…。

ええー。
なんか 冗談みたいな 本当の…。

面白いですよね。
びっくりしましたね その時にね。

ある意味 親父
天才だなと思ってね。

歌おうっていうのがね。
歌おうっていうのが。

すごい。 へえー。

ただ 僕なんかは 楽器は その時に
教えてもらえなかったんですよね。

だから 自分は生涯
楽器は弾かないものだと

決めつけてるとこがあって
絵も描かないものだと。

本なんか書くもんじゃないって
思ってたのが

いつ何を始めるか
わからないなと。

これは なんですか?
あっ これね

父親と… 我が家族です。

真ん中の…。
どこで お生まれになったの?

これ 大分県の…。

これ 古い家で
今も残ってるんですよ。

ええー。
なんか 江戸時代みたいでしょ?

そうみたいに見えますね。

そういう武家屋敷を

親父が借りてくるんですよ

社宅として。
面白い。

そこで住むっていうんで

みんな 一種のコスプレを
してるわけですね。

みんな お着物 着て。
着物 着て。

おばあ様もいらして。
食事する時

丸いちゃぶ台の前に正座して
いただきますって言って。

で 周りに剣とか 刀とか
昔 あったんですよ カゴとか。

その中で食事をして。
玄関なんかも ギーッと

遠山の金さんが
出てくるような所でね。

門番のご夫婦が
住んでましたからね。

すごいわね。 フフ…。

そんな家にね
何軒も住みましたね。

あっ そうなんですか。
面白い父親でね。

でも 随分 葉っぱがね
南方のような…。

ソテツですね。 今 行けば
このソテツ まだあります。

まだあります?
これが60年前の写真だとすると

ほんのちょっと
大きくなったぐらい。

へえー。
木って すごいですね。

そんなに ゆっくりなんですか?
育つのが。

さすがに後ろの茅葺きは
葺き替えましたけどね

土台は一緒です。
ええー。 あっ そうなんですか。

でも 少年時代の石丸さんは
やんちゃな性格? どうです?

やんちゃだけどね
どっちかっていうと

泣き虫でしたね。
ええー。

兄貴が
割と しっかりしてるんですよ

勉強もできて。
僕はね もう 泣き虫で…。

兄貴には
バイオリン 教えたんだけども

全然 覚えなくて。

で 僕には 兄貴が駄目なら
これも駄目だろっていうんで

教えてくれなかった…。

お父様は。 お父様は
バイオリニストでいらしたの?

それとも…。
あっ いやいや もう…。

他の事を?
普通の あの

銀行員やってましたから。
あっ 銀行員。

ただ 楽器があるっていうのが

人生の中で
すごく豊かだっていう事を

いつも語ってたんですよ。
なるほど。

語ってるんだけど 今 思えば

年齢 遅くなって
楽器を覚えた方が

楽しみはありますね。

あっ そうでしょうね きっと。
そう思いますね。

多分 若い時やれば
苦しみもあると思うんですよ。

人と比べたり
なかなか覚えられなかったり。

ところが 今 やったら

別にミスがあっても
いいわけじゃないですか。

うん。 そうそう。
人と競うわけじゃないから。

だから 何事も遅く始めるのは
いい事かなって

ちょっと 最近 思いだして。

今のピアノ弾いてらっしゃるとこ
お父様 ご覧になったら

なんとおっしゃるだろうと
思います?

そうですね…。

もちろん そんな事は知らずに
亡くなったんですけど…。

「ちょっと 弾いてろ
俺が横で伴奏するから」って。

フフフフ…。

バイオリン
引っ張り出すんじゃないですかね。

そうでしょうね。 一緒に
そしたらね 合奏もできたのにね。

スキーは 何歳ぐらいから
やってらっしゃるんですか?

それもね 60歳から。

それも また遅いですね 随分。
遅いんですよ。

なんでもね まあ… はい。

役者が 色んな危ないもの
するんじゃない

っていうのも ありましたからね。

でも やってみようかなと思って
スキー 60から始めて。

でも すぐに覚えて。

リフト
1日に80本ぐらい乗るんです。

うわー 嫌だ。
並んで待つのだけでも

大変じゃないですか?
今 もう 空いてますから。

あっ 空いてる?
だから グルグルグルって…。

すぐできる?
行って。

そうすると 「はい これから
リフト動きますよ」から

「もう おしまいですよ」まで

飯も食わずに
グルグル グルグルやって。

だから リフト代 僕ね
1回に割ると40円ぐらいです。

すごい安くなりますね。
ええー。 あっ そうですか。

すごいですよね。 でも これ
サーフィンは何歳から?

37歳からだから…。
それは一番…。

これ すごい。 一番 じゃあ 古い?
始めたのがね。

それでも みんなから比べたら
遅かったんですけどね。

でもね…。
で… ええ。

山登りは まあ
50年前から始めてるけど

途中 やめた時期があって
再開したのは

50歳ぐらいからだね。

で 色んな所 行くようになって。

ああー 面白いな。
日本の山 面白いなあと。

だから なんでもやるのが
僕 遅いんですよ。

すごいですよね でも。
それから

やろうとお思いになる事が
すごいと思いますよ。

もうね そのくらいになると…
ほら 50や60になると

もう そういう…
物を買ったりとかね

靴とかさ それだけでも
めんどくさいじゃないですか。

そうですね。
だから 言い方変えると

めんどくさいという言葉が
僕の中になくて。

うん。

面倒は苦労してでもしろ
ぐらいの…。

フフフフ…。 すごい。
だから いつもね

自分を開けてるような感じが
してるんですよ。

そうすると 向こうから
なんか 入ってくる。

ピアノだって 向こうから
入ってきたようなもんで。

絵も まさか 自分が
絵を描きだすと思ってないし。

本だって 書きだすと
思ってないですからね。

だから ある意味では
あと5年後に

僕 何始めてるか
自分で自信がないんですよ。

でも 例えばの話が
本を書くとか

ちょっと 筆で
なんか書くとかっていうのは

普段 なんにもなくても
やったりもするけども

そういう楽器なんていうものは
わざわざ やらないと

できないものじゃないですか。
そうですね。

そう思いますよ。

だから それを60だかなんかに
なってから やろうっていうのが

やっぱり すごいと思いますよね。
いえいえ。

昔から 黒柳さん見てて

えっ? こんな事やるんだと
よく思ってましたよ。

いやいや いやいや 全然。 すごい。

今度 あなたとご一緒に
舞台やるんですよね 私。

楽しみなんですよ。
それが もう… はい。

『ハロルドとモード』という
朗読劇なんですけれども。

これ 去年やりましたら
とてもね 評判がよかったんでね

今年もやってみようと思って。
本当に ありがとうございます。

僕 黒柳さんのビデオというか
DVDをね

ナレーションした事はありまして。
ええ ええ。

『舞台女優 黒柳徹子』という題名で
これが もう…。

そのナレーションを
させて頂いた時に

舞台の稽古のシーンを
ずっと何回も 僕 見てて。

あっ そうなの?
あの稽古場に行きたいなと

本当 思ってたんですよ。
あっ 本当に。

だから 僕
本番も楽しみなんですけど

稽古が楽しみなんです。
そうですか。

まあ これは
19歳と79歳なんですよ。

私は79歳の
おばあさんなんですけども

とてもお若い
ジャニーズWESTのね

今度はね 藤井流星さんが

やってくださるんですけど。

あなたは また違う役を
やってくださるんですけど。

あっ これ 朗読劇に
合ってるなと思って。

ああー なるほど。

やっと ある意味
ご一緒できるかと思うと

ちょっと うるっと…。
うれしいです それじゃあ。

初めてのものに… やるって
僕 大好きですから。

じゃあ。 本当に初めてで。
初めて。

お楽しみに。
はい。

あと 他に
やってごらんになりたいものって

あるんですか?
うーん…。

今ね マッターホルンに
登りたいなとか

ちょっと思って…。
マッターホルンね。

思ってるんですけど
今 行けないんですよ。

どっちにしてもね
外国 行かれないし。

というよりね 僕は
次に何かがね 来るのを

待ってるっていうのが正解かな。

僕 何々したいって
思うんじゃなくて

そっちから来てくれる。

こんな面白いものが
ありますよって

なんか この辺からフワーッて
来てくれるような気がして

開けて待ってるっていう状態が
一番好きですね。

ありがとうございます。
何か…。

これで ちょっと
今度 描かせて頂きます

黒柳さん。
どうぞ 今度。

どうも
本当 ありがとうございました。

『徹子の部屋』は

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