「ファクトチェック~都市伝説では終わらせない~」カズレーザー(秘)新事実[字]…の番組内容解析まとめ

出典:EPGの番組情報

「ファクトチェック~都市伝説では終わらせない~」カズレーザー(秘)新事実[字]

巷に広がる都市伝説をファクトに基づき徹底検証!「トイレの花子さん」はいつ誰が語り始めた?岩手県でルーツにまつわる(秘)新事実発見!「桃太郎」の裏にトンデモ新事実が!?

出演者
MC カズレーザー(メイプル超合金)
進行 鈴江奈々(日本テレビアナウンサー)
ナレーター 坂本真綾
番組内容
カズレーザーMC・ナレーター坂本真綾!都市伝説をファクトに基づき因数分解する究極のドキュメントバラエティー!「トイレの花子さん」はいつ、どのようにして語り継がれてきたのか?狂暴化からアイドル化の変遷を追究!さらに発祥にまつわる衝撃の新事実を岩手県で発見!?誰もが知る昔話「桃太郎」のモデルは実在した!?家系図からお宝の台車まで謎の伝承品が続出!さらに桃太郎の第一人者がまさかの爆弾発言でカズレーザー絶句!

ジャンル :
バラエティ – お笑い・コメディ
バラエティ – トークバラエティ
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事

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  1. スタッフ
  2. 桃太郎
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  16. ファクトチェック
  17. 温羅
  18. 学校
  19. 子孫
  20. 事故

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

<この番組は
ちまたに広がる都市伝説の

真偽検証を行うものである>

<しかし われわれは…>

<…ことを宣言する>

<…を巡って ささやかれる

こんな都市伝説がある>

ほう。
<これは…>

<…を描いたもの>

<言われてみれば 女の子は

逃げようとしているようにも
見える>

<けれど…>

<各国でも使われている>

知らなかったです。

<実は 半世紀余り前…>

<…したのが
都市伝説の発端といわれている>

<先人は言った>

<ならば その炎は

どこで どのように
燃えていたのだろう?>

<都市伝説の源流をたどる
予測不能な冒険>

<ファクトチェックに ようこそ>

<都市伝説 ファクトチェック

トイレの花子さん>

あぁ 懐かしい。

<世の中に流布している
トイレの花子さんは…>

<「花子さん」と問い掛けると

中から 「はあい」と 少女の声が
答えて来るというもの>

<少女のイメージは…>

(スタジオ:鈴江) ありましたね。

知ってます。

<その結果 学校では…>

<「トイレの花子さん」症候群が

京都大学の論文に登場したほど>

<都市伝説が
社会現象を巻き起こした

極めて興味深いケースだ>

<では トイレの花子さんは…>

<語り継がれて来たのか?>

<調査に向かうのは
ディレクター田中とAD渡辺>

まず トイレの花子さんを
研究している人を

探したんですけど

そもそも…。

まともに研究してる人が
いないの?

<タイトルは…>

<そこには
噂の発祥から伝播までの

プロセスが記されていた>

<著者 川島理想は言う>

(スタッフ) 40年代。
(川島さん) はい。

<民話研究者 松谷みよ子が

明治以降の民間伝承などを
採集した

『現代民話考』によれば…>

はぁ~。
へぇ~。

<昭和23年といえば
戦後 間もなく

今から70年余りも前のこと>

<でも 言及されているのは
白い手だけ>

<私たちは まず
花子さんのイメージが

どう変遷して来たか 調査>

<1940年代後半に
ささやかれだした噂は

子供たちの間で
口づてに広がった>

<いつからか
「花子さん」と問い掛けると

「は~い」と
返事が返って来るようになる>

<1970年代
噂は 一気に全国へ>

<その理由として
考えられるのが

この時期
次々と生まれた進学塾>

<子供たちのネットワークが
学校の垣根を越えたことで

噂の拡散に
拍車が掛かったと思われる>

<80年代になると

花子さんは
突如 凶暴化>

<花子さんに トイレに
引きずり込まれたり

殺されたり>

<背景には
世間で話題だった

口裂け女の存在が
見え隠れする>

(スタジオ:カズレーザー) なるほど。

<そして 90年代

花子さんを取り上げた
常光 徹の著書

『学校の怪談』が
ベストセラーになると

ブームに
爆発を招くことになる>

<ただし
この頃の花子さんは…>

<白いブラウスに
赤い吊りスカート姿が

定番になるのは 1993年>

<この年に刊行された書籍

『かいけつゾロリの
きょうふのサッカー』で

おかっぱ頭に 吊りスカート
白いブラウス姿の

花子さんが登場した>

<当時 フジテレビの子供番組
『ポンキッキーズ』でも

赤いスカートの花子さんが登場し
イメージは定着して行く>

<2000年

花子さんは
なぜか 萌えキャラとなり

もはや…>

<最近では
VR花子さんまで登場>

<エンタメ業界の商魂は
たくましい>

<これは もう はっきり言って
収拾不能状態>

<トイレの花子さんは
いかにして生まれたのか

ちまたには 2つの説がある>

<1つは…>

<美しい…>

<…を
便所に添える慣習もあった>

<この 赤と白の色 花飾りが

現在の花子さんに つながる
という説だが

赤と白の衣装が登場するのは
90年代から>

<これでは 説得力に欠ける>

<もう1つは…>

<戦時中
空襲に見舞われ…>

<いずれも 実際の悲劇に
立脚したものという説>

<調べてみても
何の記事も見当たらず

やはり 信ぴょう性は薄い>

<そこで 私たちは
日本各地に残る噂話を採集した

あの『現代民話考』の記述を
読み返してみた>

<昭和23年に現れた
トイレの花子さんには

情報提供者の名前も
記載されていた>

<残念ながら…>

<ただし 八重樫さんの知人を
捜し当てることができた>

(スタッフ) あっ そうなんですか。

トイレの花子さんの発祥が
黒沢尻小学校だっていうのは

聞いたことありますか?

(渡辺さん) 確かね…。

(渡辺さん) でも…。

<こうなれば
現地に飛ぶしかない>

(スタジオ:カズレーザー) 行ったの?

<黒沢尻小学校こそが

トイレの花子さんの
ルーツなのか?>

(男性) そうですね。

<50年余り前
黒沢尻小学校は分校>

<東校 西校 北校の3つに
分かれていた>

<ところが 始業式シーズンで
忙しく 対応は難しいという>

<それでも
私たちの趣旨を聞いた…>

(学校関係者) はい どうも。

(スタッフ) 先ほどは
ありがとうございます。

今日 午後から会議やる…
総会あるもんですからね。

看板あります 小さなとこ。

(スタッフ) 分かりました。

(スタジオ:鈴江)
うわ~ 詳しい人 いるんだ。

<沢田ふとん店のご主人は
黒沢尻小学校の卒業生>

<そのお話に 思わず
戦慄することになろうとは>

(スタッフ) 日本テレビの番組で
沢田ふとん店… あっ。

(スタッフ) すいません
よろしくお願いします。

(スタッフ) 今…。

(澤田さん) う~ん いや~…。

(スタジオ:カズレーザー) あるんだ!

(スタッフ) 事件?
(澤田さん) ええ。

(スタッフ) えっ!

(澤田さん) その頃

何か そんな怪談めいた話が

ちらっと
聞いたことありますけどもね。

(スタッフ) あっ そうなんですか。
へぇ~。

<なんと…>

<…が 起きていたという>

だけれども…。

誰が亡くなったかっていうのは。
(スタッフ) その事件があった時

っていうのは
澤田さんは 学校にいたんですか?

(スタッフ) もう その頃は
中学校だったんですか。

<この日の午後

澤田さんを教えてくれた方が
時間を割いてくれた>

だから
うちの会長もOBですけれど

知らないんです。

だから…。

<花子さんの噂は>

(学校関係者) まさに この話はね
私たち子供の時は よく言われて

みんなで おっかねえ おっかねえ
って言ったやつ。

(スタッフ) ちなみに これだと

「『三番目の花子さん』って
呼び掛けられる」って

書いてあるんですけど。

便所に行けば。
(スタッフ) 向こうから?

<…では 今と異なり
「三番目の花子さん」と

何者かに呼び掛けられる話が
伝わっているという>

へぇ~。

<学校には 昔の校舎の写真が
保存されていた>

(高橋さん)
こっちが北ね こっち 南ね。

そうすると この…。

(高橋さん)
その澤田さんの言うわけには…。

(スタッフ) へぇ~。

(スタッフ) あぁ そうなんですか。

(高橋さん) 上空から こう…。
(スタッフ) 見えないように。

へぇ~。

<事故があった…>

(スタジオ:カズレーザー) なるほど。

<にわかに具体性を帯びて来た

トイレの花子さんの起源>

<情報を整理しよう>

<北上市 元市長なら
何か知っているかもしれない>

(スタッフ) 伊藤 彬さんで…?
(伊藤さん) そうです。

…っていうような
トイレだったんですね。

この人は…。

(スタッフ) なるほど 斎藤彰吾さん。

取材してますね。
<ありがたいことに

直接 連絡を取ってくれた>

(伊藤さん) あっ 伊藤 彬です。

昭和23年頃
体育館裏の男女共同便所って…。

ねぇ ねぇ。

ええ。

(伊藤さん) はい。

(伊藤さん) うん うん うん。

<元市長は…>

<その真偽を
問い合わせてくれた>

(伊藤さん) はい。

何?

(伊藤さん) うん うん うん。

うん。

あぁ~。

すいません
ありがとうございました はい。

(通話を切る音)

えっ。

<間違いなく
事故は あったようだ>

めちゃくちゃ覚えてらっしゃる。
<亡くなったのは 少年>

<女の子ではなかった>

えぇ~。

<だが そういえば>

…という話は
よくあります それは。

便所に行けば。

こっちが どうのこうのじゃなく。

だから おっかないっていう。

<確かに 『現代民話考』にも…>

<…と ある>

<つまり この声の主は…>

<もしも…>

<私たちは
都市伝説のルーツに

たどり着いたのかもしれない>

<…にも取材を敢行>

(スタッフ) あっ すいません。
(斎藤さん) ≪どうぞ≫

(スタッフ) あっ すいません。

<記憶している…>

<…を尋ねてみた>

(スタッフ) 2階からの雪?
天井が つぶれたってこと…?

(スタジオ:カズレーザー) はっきり言った。

<未来を絶たれた少年>

<彼の無念が…>

(スタッフ) それは ないですか。
(斎藤さん) ええ ええ。

(スタッフ) この後から噂が出始めた
っていう可能性もある?

(斎藤さん) そうですね
そうだと思います それは確かに。

(斎藤さん) 分かりませんね。
(スタッフ) そうですね。

あそこは。

えぇ~。

(斎藤さん) 第一講堂 第二講堂
第三講堂っていうのがありまして。

第三講堂… ハハハ。

(スタッフ) あぁ~。

わぁ。
<驚いたことに

事故が起きたのは
第三講堂のトイレだった>

<…など トイレの花子さんに
三という数字がついて回るのは

第三講堂と関係があるのかも>

(スタッフ) そうですね。

<では なぜ 花子だったのか?>

<…を調べてみたが
何せ 戦後 間もなくの出来事

黒沢尻小学校の
事故に関する記事を

探し出すことはできなかった>

<しかし
こんな資料を手に入れた>

<『黒沢尻教育百年誌』>

<そこには

1945年
つまり 昭和20年…>

<まさしく 事故の記録だった>

<そして 「第三便所」とも>

<この少年の家族や知り合いを
たどれば

花子という名前の謎が
解けるかもしれない>

<だが 75年を超える歳月に

捜索は阻まれた>

<結局 花子という名の由来までは
明らかにできぬまま

無念だが
ファクトチェックを終える>

<けれど 都市伝説
トイレの花子さんのルーツが

岩手県北上市の

今は失われた小学校にある
可能性に

限りなく近づけたのではないか>

いや~ いかがですか。

いや…。

花子さんが…。
何?

1個 気になるのは…。

…ぐらいに
爆発的に知名度が上がった。

地方の伝説ぐらいだったのに…。

塾ぐらいで
そんなに広がるもんなんですか?

(スタッフ)
ちょっと 考えられるのは…。

その時に その木造校舎が
ほぼほぼ焼けたんですけど

1か所だけ残ったトイレが
あったんですよ。

そこっていうのは
また 木造のまま

次の世代まで ずっと 怖いトイレ
として 語り継がれ続けて行って。

実際に亡くなったトイレとは
また別のトイレになるんですけど。

(スタッフ) っていうのは
考えられるんじゃないかっていう。

僕 事故物件 住んでましたから
分かるんですけど

事故があった現場で…。

そんな感じで…。

いや でも 何かね
その可能性を感じさせるぐらい

かなり
信ぴょう性のあるところまで。

でも 分かんないですね もう…。

すげぇ…。

<次なるファクトチェックは…>

<その実在を主張する説は
全国各地に点在していた>

へぇ~。

<続いて
ファクトチェックするのは…>

<としたら 桃太郎も…>

<下調べの結果 桃太郎の伝説は
日本各地に残っていた>

<例えば

驚くなかれ…>

<には ひょっとすると…>

<ディレクター今村と AD森脇が
調査に臨んだ>

<まずは 桃太郎伝説の
本場ともいえる 岡山へ>

<その名も…>

<港内は…>

<桃太郎伝説の底力を感じつつ

目指したのは…>

<桃太郎伝説を巡る 重要人物と
接触することができた>

(スタッフ) あちらでしょうか。

(立石さん) はい。

<…に 直球の質問をぶつけた>

(立石さん) …が ここでは
モデルになってますね。

(スタッフ) モデルは いるんですね。
(立石さん) ええ。

(スタッフ) 吉備津彦命っていうのは
どんな人物なんですか?

(立石さん) 今の奈良県のね
田原本町に生まれた方で…。

(立石さん) ということで
頼まれて こちらに…。

(スタッフ) あぁ~。

<ここ 吉備津神社には
桃太郎のモデルとされる…>

<しかも
桃太郎伝説の原点ともいえる

温羅にまつわる文献まで
収蔵していた>

<そこに…>

(スタッフ) これ 実際に…。

(上西さん) ここに こう…。

(上西さん) ここですね。

「この鬼 炎を噴き吐きて

夜には
近隣を焼いてしまうんだ」と。

<神社に残る 温羅伝説は

桃太郎の説話と
深く関わっていた>

<まずは
温羅伝説をチェックしよう>

<その昔 鬼ノ城と呼ばれる城に

身の丈 1丈4尺 4m余りの
真っ赤な髪をした

温羅というものが
すみ着いたという>

<自らを…>

<暴虐の限りを尽くしたとか>

<これを成敗せよと…>

<桃太郎のモデルとされる…>

<犬 猿 キジに当たる
3人の家臣だった>

<やがて 吉備津彦命が放った
2本の矢のうち

1本が温羅の左目を射ぬく>

<温羅は
キジに姿を変えて逃げ出すと

吉備津彦命は タカになって追跡>

<今度は 温羅が 鯉に化けて
川に逃れると

鵜になった吉備津彦命が
これに 噛みついて

戦に勝ったのだとか>

<吉備津彦命こそ
桃太郎のモデルとされているが

この言い伝え自体が
すでにしてファンタジー>

<だが 岡山には

言い伝えに ちなんだ地名が
数多く残っている>

<矢傷を負った…>

(スタジオ:鈴江) すごい名前。

<吉備津彦命が…>

<さらには 鬼ヶ島のモデルとも
思われる 鬼ノ城>

(スタッフ) とかいう感じではなく…。

<温羅が吉備の…>

<さすがに 大和朝廷時代の
ものには見えない>

<吉備津彦命の矢と 温羅の矢が
ぶつかって 地面に落ち…>

<しかし>

(スタッフ)
何ていうんでしょう あの…。

(スタッフ) ちなみに その…。

(立石さん)
昔話と伝説というのがね

どうしても なかなかね
区分が できにくいから…。

温羅伝説と桃太郎でいうと

家来3人っていうところの
共通点は あったんですけども

そもそも 温羅伝説には
桃が出て来なかったり

そんなに あの… つながりを
感じられなかったというか

あの… 印象を受けました。

<思いがけない事実を
教えてくれたのは…>

<岡山に残る地名や

吉備津彦命が引き連れた
家来の名などから…>

<…と断定>

<時は下り…>

<…を採用>

<その後も 岡山では…>

<…などを通じて
事あるごとに

桃太郎の名が叫ばれた>

<こうして 岡山は
桃太郎の国として定着する>

<日本全国には 実に

680もの桃太郎伝説があり

奇想天外なバージョンも多い>

<宮城県 石巻では

鬼退治の燃え尽き症候群で
ぼけっとしているところを

復讐に来た鬼に
リベンジされる…>

<広島県をはじめ
いくつかの地方には

お供が 犬 猿 キジの他に

栗やカニ 石うす ドングリ
蜂や馬ふんに ムカデと…>

<石川県の場合は おじいさんに
溺愛された桃太郎が

嫉妬した おばあさんに
舌を切られ

雀に姿を変えて
飛んで行ってしまう

舌切り雀型>

<香川県 讃岐には
怪力で鬼を退治する女の子

桃子ちゃん型まで あるのです>

<そこで 方針転換>

<千葉県には いろんな
桃太郎伝説を研究して

本まで出した
女の子がいた>

(よつばさん) こんにちは。

<ただ今 14歳の…>

<これまで 桃太郎に
関する書籍を…>

(スタジオ:鈴江) すごい。

<そんな彼女は
意外な言葉を口にした>

(スタッフ) う~ん。

(よつばさん)
江戸時代などの桃太郎は

鬼は 悪さしてないけど 桃太郎が
鬼が持ってる宝物が欲しくて

それを奪うために
鬼ヶ島に行った…。

(スタッフ) う~ん。

<桃太郎が 全国に
広まるようになったのは

江戸時代>

<知られていた>

<この時期の…>

<ちなみに
当時のバージョンでは…>

<話を戻すと かの福沢諭吉も
教訓を書き連ねた…>

<「主ある宝を
訳もなく取りにゆくとは

桃太郎は
盗人ともいうべき悪者なり」>

悪者なり。
えぇ~。

<悪事と無縁の鬼を退治し

宝物を奪う桃太郎を
盗人と断罪した>

<だが…>

<変貌する>

<実は この年 日清戦争が勃発>

<一説には
戦意高揚の意味があったとか>

<その後も 桃太郎は
プロパガンダに利用される>

<太平洋戦争が始まった翌年

日本初ともいわれる…>

<を引き連れ…>

<桃太郎が勝利し…>

<…ことは 言うまでもない>

(スタッフ) 桃太郎って
実在した人物だと思いますか?

(よつばさん) はい 思います。

そこも…。

(スタッフ) う~ん。

<よつばさんが支持する
愛知県は

岡山 香川と並ぶ
三大伝承地の1つだ>

<そこは 桃太郎に ちなんだ
地名の宝庫だった>

<他にも…>

<桃太郎が…>

<さらには…>

<愛知県犬山市に 桃太郎神社が
誕生したのは 昭和5年>

<つまり この地では…>

<だが 一方に 近年 にわかに

注目されている新説がある>

<桃太郎は ひとつのシンボル
というものだ>

<それは…>

<陰陽道と桃太郎には
驚くべき類似があったのだ>

(高橋さん) これは もう…。

…といっても
いいんじゃないですかね。

<桃太郎伝説の起源を巡って

今 注目されている新説がある>

<『南総里見八犬伝』で
知られる…>

<桃太郎と陰陽道の関係を
書き記している>

<陰陽道では 十二支の
丑 寅が位置する方角を

鬼の門 鬼門と呼ぶ>

<反対側が 裏鬼門>

<この裏鬼門に
いるのが

十二支でいう
申と戌と酉>

<つまり 桃太郎の
家来たちだ>

<桃太郎は…>

<新説は そう主張する>

<専門家に尋ねてみた>

これは もう…。

…といっても
いいんじゃないですかね。

<陰陽道を生んだ陰陽五行では

方角ごとに 五穀や果物が
当てはめられ

申 酉 戌の方角には 黍

果物には 桃が
位置しているのだ>

間違いなく 桃太郎の要素が
全部 含まれてるわけですね。

(スタッフ) あぁ そうですね 確かに
はい はい はい。

へぇ~。

<事実 陰陽師 安倍晴明公を
祭った 清明神社には

厄除けの桃>

<では 香川県の桃太郎伝説は
どうだろう?>

<高松市に訪ねたのは
「鬼が無い」と書く 鬼無町の

熊野権現 桃太郎神社>

<桃太郎一家の墓があるのは
全国で ここだけだ>

<詳しく話を聞かなければ>

(スタッフ) おはようございます。
(花澤さん) おはようございます。

(スタッフ) よろしくお願いします
すいません。

(スタジオ:カズレーザー) はっきり言った。

(花澤さん) 岡山の吉備津彦命の
弟さんで

第7代 孝霊天皇の第8皇子です。

<ここ 香川では

岡山の吉備津彦命の弟
稚武彦命が

桃太郎だという>

(花澤さん) はい。

(スタッフ) 子孫?
(花澤さん) はい。

(スタッフ) 子孫が いらっしゃる…?
(花澤さん) はい。

<驚くべき情報だった>

<桃太郎の子孫は
神高祥浩さんという人物>

<しかし ご高齢で
テレビ出演は難しいとのこと>

<だが
家系図を見ることができた>

<まさか 桃太郎の家系図に
巡り合おうとは>

(スタジオ:鈴江)
そんなのあるの? うわ すごい。

複製された家系図なんだ。

(花澤さん) はい。

(スタッフ) へぇ~。

(スタッフ) 神高祥浩さん。
(花澤さん) はい。

(スタッフ) えぇ~。

(スタッフ) 宇佐津彦命?
(花澤さん) はい。

<宇佐津彦命の子孫は

この地で桃太郎のモデルとされる
稚武彦命の妻らしい>

<家系図は 神高さんが
稚武彦命の子孫だと告げていた>

<だが>

(スタッフ) でも これ…。

小学校の先生で
橋本仙太郎先生が…。

(花澤さん) はい。

<昭和5年
小学校教諭 橋本仙太郎は

稚武彦命こそ
桃太郎のモデルだと提唱>

<この時に…>

<…と認定したらしい>

<無論 香川県にも

桃太郎伝説にゆかりの地は
存在する>

<けれど 桃太郎の実在を裏付ける
証拠としては

決定打に欠けていた>

<だが しかし
気付いてしまった>

何かしら…。

…っていうことが分かりまして。

<そう 岡山の桃太郎伝説も
昭和5年>

<愛知・犬山の桃太郎神社創建も

香川で
桃太郎の子孫が認定されたのも

なぜか 昭和5年>

<一体 昭和5年に
何があったのか?>

<…が明かされた>

えぇ~。

<桃太郎伝説で名高い
三大伝承地>

<意外にも その全てが
昭和5年に名乗りを上げていた>

<一体 昭和5年に
何があったのか?>

<日本桃太郎会連合会の
会長 立石に
再び>

(立石さん) そして…。

なるほど。

<昭和4年に
アメリカで始まった大恐慌は

翌 昭和5年

世界に波及>

<日本への影響も甚大だった>

<その年 各地で 一斉に生まれた
桃太郎伝説は

観光客を集め

景気回復を図る
起爆剤だったことが判明>

(立石さん) そうそう。
ということは…。

そうなんですか。
(立石さん) ええ ええ。

えぇ~。
(スタッフ) 先生 ちなみに

テレビで こう…。

(立石さん) 大丈夫でしょ。
あっ そうなんですか。

はい はい はい。

あぁ そうなんですね。

やっぱ そうだよな。

<ここまでのVTRは
何だったのか>

<取材に奔走した
ディレクター今村は

何を思うのか>

今回…。

(スタッフ)
ただ 桃太郎は 日本の経済を

かなり回しているんだな
っていうことは事実でしょうし

今の日本には
特に必要な存在なのは

間違いないっていうのが
僕の結論です。

<以上 桃太郎のファクトチェック

強制終了>

…という。
なるほど。

こじつけだったという。

アハハハ。

ただ…。

本来。

悪いことしててもですか?
だから…。

そっか そっか そっか。

そういうのを考えてくと 本来は
いろんなとこにいた鬼ってのは

地方の豪族だと思うんですよ。

それを中央から来た兵隊が
殺してった 制圧してったことを

正当化するために 鬼が悪者って
ことにされてると思うんですね。

だから 桃太郎って 地方に行った
侵略者のことだと思う 本来は。

うん なるほど。

だから 何かやろうと思えば
どこでもできるんでしょうね。

ですね。

カズレーザーさんは
私服の時も 全て 赤だって。

あぁ はいはい。

「ホントなんだ あの伝説」
みたいな。

それ 伝説なんですか?

こんな 確かに… 本来は
こういう格好をしてたヤツが

奇人変人として
伝説になって行くんでしょうね。

アハハハ!
思い出しました 俺。

高校の近くにあった
学校の子供たちから

血だるまババアって
呼ばれてましたから。

ルーツたどってったら ぎりぎりの
人たちだったんだみたいな

パターン 見たいですね 次。
アハっ そうですね。

<事実は1つしかない>

<だが 真実は 光の当て方で

いかようにも変容する>

<ファクトチェック
これにて終了>

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