グレーテルのかまど「森茉莉のクリームソーダ」[解][字]…の番組内容解析まとめ

出典:EPGの番組情報

グレーテルのかまど「森茉莉のクリームソーダ」[解][字]

シュワっとはじける泡が涼しげなクリームソーダ!作家の森茉莉が、父鴎外と過ごした幼い日々の甘い思い出の味。ヘンゼルもさわやかなレモン風味のクリームソーダに挑戦!

番組内容
クリームソーダが日本にやってきたのは、かれこれ100年以上も前のこと。まだ珍しく、高価な飲み物だったクリームソーダを、幼いころから楽しんでいたのが、作家の森茉莉。父森鴎外の思い出をエッセイにつづり、今も多くのファンを持つ森茉莉が、「最高の喜び」とつづったのが、レモン味のアイスクリームソーダ。晩年まで大切にした父との思い出の時間をひもとく。ヘンゼルもレモン風味たっぷりのクリームソーダに挑戦!
出演者
【出演】瀬戸康史,【声】キムラ緑子

ジャンル :
バラエティ – 料理バラエティ
情報/ワイドショー – グルメ・料理
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化

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キーワード出現数ベスト20

  1. 茉莉
  2. クリームソーダ
  3. レモン
  4. パッパ
  5. 鴎外
  6. オーケー
  7. アイス
  8. ゼリー
  9. お父さん
  10. 牛乳
  11. シロップ
  12. グラス
  13. レモン味
  14. アイスクリームソーダ
  15. レモンソーダ
  16. 果物
  17. 今日
  18. 沸騰
  19. グラニュー糖
  20. コンポート

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

NHK
created by Rinker
エンスカイ(ENSKY)

シュワシュワっと 泡がはじける
涼しげなクリームソーダ!

SNSでも じわじわと
盛り上がってますね。

クリームソーダが 日本にやって来たのは
100年以上も前のこと。

当時 まだ珍しかった
このクリームソーダを飲んだ

小説家の…

文豪 森 鴎外の長女です。

父を心から慕っていた茉莉と
娘を慈しんだ鴎外。

クリームソーダを囲んだ 親子の時間
どんなものだったのでしょう。

光る石をたどれば行き着く不思議な家に

あのお菓子の家のヘンゼルとグレーテルの
末えいが暮らしています。

彼らが振る舞う おいしいお菓子の物語を
ご賞味あれ!

こっちもいいけど
あ~ こっちもいいな~。 迷う。

♬「チャンチャカチャカチャカ
チャンチャンチャン」

3分でできるクイックレシピを読んで
何をしようというのかしら?

いや ちょっとさ 姉ちゃんが
こんなこと言ってるからさ。

これ見て これ!
「パッパと あまいもの!」。 なるほど!

そう パッパと作れる 甘いものって
たくさんあるけどさ

姉ちゃん 何がいいんだろうね。

パッパとね~ いやいや
そのパッパじゃないね!

えっ? その「パッパ」じゃない。
その「パッパ」じゃないね。

「パッパ」といえば。
どのパッパよ!

お父さんと甘いものが大好きな
あの人のことなんです。

え~ 本見てみますか?
パッパと見てちょうだい。

ということで こよい ひもとくのは
「森 茉莉のクリームソーダ」!

「父の帽子」。

日常の小さな出来事を題材に 思い出を
つづった小説家 森 茉莉のエッセイです。

文豪 森 鴎外の娘 茉莉。

父のことを数多くの作品につづりました。

没後30年を経た今も
根強いファンをもつ作家です。

明治36年 森家の長女として
東京 千駄木に生まれた茉莉。

鴎外は医師で 小説家。 家は裕福でした。

洋服が珍しかった時代 溺愛する
茉莉のため ドイツから わざわざ

子供服を取り寄せて着せていたそう。

「おまりは上等」が 鴎外の口癖で
いつも 膝に乗せては

西洋のおとぎ話を読み聞かせていました。

2人が 足しげく通った場所があります。

銀座にある 老舗のパーラーです。

20世紀初頭から クリームソーダを
出していました。

ソーダ水製造機やシロップ グラス
ストローに至るまで

本場アメリカから取り寄せていました。

まんじゅうが 1銭だった当時
アイスクリームソーダは 40銭。

メニューの中でも 一番高価な
飲みものでした。

このアイスクリームソーダを 鴎外は
惜しむことなく娘に与えていました。

茉莉のお気に入りは レモン味。

大好きな父と一緒に
アイスクリームソーダを

食べることができると 心躍らせたのです。

父と楽しんだ
レモン味のアイスクリームソーダ。

父 鴎外にかわいがられ 共に過ごした
極上のひととき。

立ちのぼる泡のように
きらめく味だったことでしょう。

へ~ 「パッパ」って
茉莉さんのお父さんの

あの森 鴎外さんのことだったんですね。

「パッパ」って言ってたんだね~。

かわいい何か。 でも 茉莉さんが飲んでた
クリームソーダは あの 黄色のね

レモンのソーダだったでしょ。

でも何か 僕からしたら
クリームソーダって やっぱり…。

「緑」でしょ! 緑よ!
メロンの味のね。

そんな みんなが そう思うよね…。
そうそうそうそう。

でもさ 今日は せっかくだから 黄色のさ
クリームソーダ 作りましょうよ!

それでは キメテ お願いします!
はい!

酸味爽やか
甘みプラスで 目にも涼やかな

クリームソーダを作ります!
いえ~い。

じゃあ 茉莉が食べたような レモン味の

クリームソーダにしてみよ~ということで
ソーダは レモン味で

で アイスは レモンミルク味に
しましょうか。

オーケー オーケー オーケー。
ねっ レモンミルクアイスね。

このレモンを徹底的に使うわけですね。
はい そうですよ~。

オーケー。
じゃあ アイスからいく?

じゃあ まず ピーラーで
レモンの皮をむいてほしいんだけど

ここで まず オキテ!
はい!

あ~ これは もう このレモンの皮を
うす~くむいていくことですね。

そういうことですわな。
オーケー オーケー。

白い部分が多いと えぐみが出ますから
うす~く。

なるほどね! レモン皮の あれでしょ?
知ってるでしょ?

マーマレードとかも作ったりする時もね
やったよね。

みかんとかもさ。
やったやった。

オーケー!

できました。

じゃあ それですよ。 それ 鍋にね
そのレモンの皮と牛乳を入れて

沸騰させるわけ。

皮と そして 牛乳ですね。

それでこう 沸騰させて 牛乳に
レモンの風味をつけるのね。

なるほど なるほど。
レモンミルク味のアイスですから。

じゃあ かまど この皮をむいたさ
果肉の部分は どうすればいいの?

もっと レモン味にしたくなっちゃって
レモン汁を ギュギュギュギュギュっと

そこに搾りたくなるでしょ~。
だけどね…。

かまど! そこからは俺が。

温めた牛乳に レモン汁を加えると
牛乳がボロボロとかたまる。

これは 牛乳に含まれる タンパク質が
レモンの酸に反応するからなんだ。

そういうことなのよ すばらしい!

これね カッテージチーズなんか
作る時はね

こんな感じでやりますけども
今日はね違いますから~。
分かりました。

かまど いい感じに
沸いてきたんじゃないでしょうか。

じゃあ 火 止めましょうよ。
それ冷めるまで置いときます。

分かりました!
そうするとね
レモン色に 少しなりますから。

オーケー オーケー。

混ぜ合わさったかな?
はい。

じゃあ さっきの冷めた?
これ?

鍋のレモンの皮入り牛乳。

こし器を使って。

あっ ほんのり黄色くなってますね。

もあるし 風味もついてると。
で これを ドッキングですよ。

これをこっちに。

あ~ 爽やかな香りしますね。

レモンミルクアイス近づいております。
はいはいはい…。

で 混ぜたら 冷やしながら
かくはんするんだね。

いや そうでもいいんだけど
もっともっと便利なものがあるんで。

冷凍庫 冷凍庫のぞいてみて下さい。
えっ?

ほんとに 世の中は グイグイと
便利になっているんです。

あれ 何ですか これ~!

誰でも お手軽に 滑らか~で
フワフワなアイスクリームができる

アイスクリーマー!

こんなのあるんですか?

あらかじめ 冷やしておきましたから。
ありがとうございます。

その中に 液体を入れて下さい。

これね おうちで作るのに
すごい便利じゃない?

で これを これ 蓋…。
簡単じゃない?

めちゃくちゃ簡単。
蓋して これを押すだけ?

もう ほんとに パッパとできるね。

パッパだね~!

ドイツで衛生学を学んだ茉莉の父
森 鴎外。

鴎外は 公衆衛生の大切さを提言。

室内はもちろん おもちゃや本まで
あらゆるものを消毒することを

奨励していました。

もちろん 口にするものは すべて加熱。

なんと 果物も。

茉莉も 大人になるまで 果物は
生で食べないものだと思っていました。

一方 鴎外は 大の甘党でした。

例えば あんこがたっぷり入った
まんじゅうを ご飯の上にのせ

煎茶を注いで食べる
「まんじゅう茶漬け」が大好物。

その影響か 茉莉も甘いものが大好き。

茉莉の大好物は チョコレート。

晩年には チョコレートを砕き
すりおろした角砂糖を

まぶして食べるという驚きの
甘党ぶりでした。

好みも似通った 茉莉と鴎外。

茉莉は 父 鴎外を 「恋人以外の
なにものでもない」と語っています。

しかし ある日 そんな甘い親子関係に
終わりが訪れます。

16歳の時のことでした。

茉莉は フランス文学者 山田珠樹と結婚。

留学した夫を追って
フランスに移り住みます。

フランスでの生活にも ようやく慣れた
ある日 茉莉に

「父 危篤」の知らせが届きます。

遠い異国の地で 父のもとへと
駆けつけることもできぬまま…

茉莉 19歳の時のことでした。

受け止めきれなかった 最愛の父の死。

死に目に会えなかった喪失感を原動力に
茉莉は筆を執ります。

54歳の時に発表したエッセイ「父の帽子」。
父との思い出をつづります。

以来 書き続けた幼い日々の記憶。

茉莉は 父にまつわる作品を 次々と著し
その文才を開花させていったのです。

お父さんとの思い出を
ほんとに 大切にしていたんですね。

ほんとですよね~。

あと あの 鴎外さんのさ
果物も 生で食べない。

そうそうそう。 もうほんとに
すごい気をつけっぷりだよね。

すごいよ。
だけどね 果物って 煮詰めて
コンポートにして 今 食べるじゃない?

そうすると ちょっと小じゃれた
食べものになるじゃない。
確かにね。

じゃあ レモンをコンポートにして
クリームソーダに入れましょうか。

オーケー。
コンポート作りのシロップも
レモンソーダに使えるから。

よ~し 早速やりましょうか。

よし!
じゃあ レモンのコンポートいきますよ。

これ レモン グラニュー糖 水ですね。

じゃあ まず レモンを
うすくスライスですね。

分かりました。
2ミリぐらいが シロップが

行き渡って食べやすくなります。

鍋に水 グラニュー糖と それで
沸騰させると。

で グラニュー糖はね 全部で
130g使うんだけども

まずは 60gぐらいを入れるんですよ。

これ 一度に
全部入れるわけじゃないんだね。

そうなんですよ。 ここで オキテ どうぞ!
はい!

あ~ これは レモンに シロップを

じわじわ染み込ませていくってこと
ですか?
そうそうそう…。

糖度が高すぎるシロップに いきなり
レモンを入れても

レモンの中に 甘みが行き渡りません。
だから ゆっくりといきますと。

なるほどなるほど。
まず じゃあ 60g。

じゃあ 60g。

入れまして。
中火にして下さい。

中火にして 沸騰するまで待って下さい。
なるほど。

はい じゃあ 火を止めますか。
はい。 そして?

それで 冷ましてから 保存容器に入れて
一晩 冷蔵庫で寝かすことで

シロップに レモンの風味が
より浸透します!

えっ! 待ってよ かまど!
寝かしたら 「パッパ」じゃないでしょ?

その「パッパ」じゃないから。
あっそっか。

そして!
はい。

(2人)うわ~。

いいですね!

ちょっと一息 ティーブレイク!

今 大人気 進化形クリームソーダ!

例えば こちらのクリームソーダは
なんと バラの香り!

ほのかな香りに 癒やされちゃうわ~!

お次は ちょっと変わった
クリームソーダ!

グラスに詰め込まれた ヨーグルト風味の
アイスと 爽やかな甘さの

青いゼリー!
青空を表現したんですって!

アイスとゼリーを少し食べて
別添えのソーダを入れて もう一回

楽しむのよ~! う~!

そして 最後は こちら~!

隠れがのような喫茶店。

宇宙をイメージした 宙色の
クリームソーダに会えるのよ~!

深い青と紫のグラデーションが
と~ってもきれいなの~!

色とりどりのクリームソーダ。

茉莉さんが見たら きっと
ビックリしちゃうかも~!

よっしゃ! じゃあ いよいよ ラストスパート!
オーケー!

レモンソーダを作りま~す!
いよいよですね~!

ポットがありますね。
はいはい。

氷と冷やしておいた レモンシロップ。

はい レモン風味たっぷりのレモンソーダ。
3…。

今 何時?
4! えっ?

はい いけました。

それで 炭酸入れちゃえ~。
入れてきま~す!

うわ~お!
シュワシュワシュワ…。

うわ~ もう飲みたいわ。

3分の1ぐらい ロックアイス
入れちゃって。

レモン入れようかな。
レモンスライスと氷を交互に入れて。

何よ?
難しいな これ。

難しくないよ そんなの。
こう?

うまい具合にこう センス センス!

こう!
また氷 また氷!

ほら これ入れちゃって。

はい じゃあ もう一つね かまどが
カラフルなゼリー入りのグラスも

用意しときましたから!
ゼリー!

ありがとう かまど!
ねっ いいでしょ!

かわいいね~!

はい これ ゼリーのほうと
レモンのほうと。

その2つのグラスに レモンソーダ
さっき作ったね。

入れていきますか。

いい感じで注いでほしいんだね~。

時々 食べたくなるもんな。 は~!
よっしゃ!

そんな 大仰な。

次は このゼリーのほうね。

これは~ きゃ~!
よ~し!

そしてですよ ここのグラスに アイスを
ジョンジョンっと のっけたら。

オーケー ここにアイス…。
(チャイム)

あっ 姉ちゃん 帰ってきた!
姉ちゃん お帰り!

お帰んなさ~い!
パッパとクリームソーダ作ったよ!

えっ? その「パッパ」じゃないから。

おうちでも楽しめる
ときめきのクリームソーダ。

レモンのクリームソーダは 口の中に
広がる レモン風味がとっても爽やか。

もう一つのクリームソーダは
カラフルなゼリーの味も

一緒に楽しめちゃう!

どちらも レモンで
さっぱりとした味わい。

自分だけのクリームソーダを
ぜひ 作ってみて。

晩年 茉莉が 毎日通っていた
老舗の喫茶店があります。

今年86歳になるマスターの作道 明さん。

茉莉にまつわるエピソードには
事欠かないといいます。

茉莉が ここで原稿を書く時 必ず
頼んだ紅茶が 香り高い

「プリンス・オブ・ウェールズ」。

後の英国王 エドワード8世のために
生まれたブレンドです。

今 この店では 「森 茉莉ティー」として
人気を博しています。

毎日欠かさず店にやって来た茉莉ですが
ある日突然 マスターの明さん宛に

手紙を送り始めます。

自分の近況や体のことを
つづったものでした。

毎日会うのに なぜ 手紙をくれるのか。

明さんは 不思議に感じていたといいます。

その彼とは 茉莉の目の前の席に
いつも座っていた 父に似た

若い常連の客。

父 鴎外を愛し続けた 森 茉莉。

父の面影をまとう その人に
手紙を書きながら

クリームソーダを飲んで過ごした時間を
思い出していたのかもしれません。

今日の「グレーテルのかまど」
いかがでしたか?

父に恋い焦がれ いつまでも
その思い出を大切にしていた森 茉莉さん。

その忘れられない味 クリームソーダ。

今日は ゆっくり味わってみたいと
思います。

それでは また このキッチンで
お目にかかりましょう。

では ちょっと失礼して。

いただきま~す!
どうぞ~!

じゃあ このまず
レモンのほうからいきま~す!

おいしそうったら ありゃしない。
ああ 爽快!

爽快 爽やかが広がりました。
あ~ めちゃくちゃ 爽やかですね~。

部屋中にも広がっております。

こっちいってみようかな。

あ~ おいしいわ!

どうよ レモンのアイス!
これ 自分で作ったなんて!

ゼリー ちゃんと しっかり取って!
また そんなゼリー。

それは サイダーだよ。

あ~ おいしい!

それを だから クリームソーダ
飲んでる時に 茉莉さんは

鴎外さんのことを
ずっと思っていたってことですよね。

ね~。
そういう結びつきってありますか?

お父さんと これを ほら
この食べもの食べてる時に

お父さんとかお母さんのことを
思い出すみたいなのが。

焼きそば!
えっ 何で焼きそばなの?

お父さんがね 鉄板焼きっていうの?
何ていうの?

お好み焼きとか…。 鉄板焼きだね。
そういうとこ連れていってくれてたの。

なるほど~! だから お父さんといえば
焼きそばっていう。

え~ いいな~。
かまどのお父さんは 黒くて四角いもん。

かたいし。

かまどってことでしょ? 要は。
まあな。 父だからな。

第二次世界大戦で ナチスドイツを相手に
過酷な戦いを繰り広げた ソビエト連邦。

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