開運!なんでも鑑定団【国宝級か!?<歌人・藤原定家>のお宝に超ド級鑑定額】[字]…の番組内容解析まとめ

出典:EPGの番組情報

開運!なんでも鑑定団【国宝級か!?<歌人・藤原定家>のお宝に超ド級鑑定額】[字]

■大発見…新古今和歌集の<歌人・藤原定家>秘宝に驚きの超ド級鑑定額!■巨木が生んだ神秘お宝に仰天値■超貴重!鉄道グッズ&ブリキのおもちゃ…激レアお宝を一挙鑑定■

詳細情報
番組内容
お宝は大学教授をしていた夫が遺したもの。30年程前、夫が古美術商から届いた案内状を目にして突然「見せてもらいに行ってくる」と出かけ、数時間後、とても嬉しそうに包みを抱えて帰宅した。夫は道楽には一切目もくれず、ひたすら学問に打ち込んでいた人だったので、「よかったですね」と答えたが、値段を尋ねると900万円とあまりの高額でびっくり!
つづき
本物ならば国宝級と聞いているが、果して本当に価値があるものなのか?驚きの鑑定結果にスタジオ騒然!
出演者
【MC】今田耕司 福澤朗
【ゲスト】黒沢年雄
【アシスタント】片渕茜(テレビ東京アナウンサー)
【出張鑑定】コレクターのお宝鑑定大会
【出張リポーター】内山信二
【出張コメンテーター】山村紅葉
【出張依頼人】大川知英(ニブンノゴ!)
【ナレーター】銀河万丈、冨永みーな
鑑定士軍団
中島誠之助(古美術鑑定家)
北原照久(「ブリキのおもちゃ博物館」館長)
安河内眞美(「ギャラリーやすこうち」店主)
竹内俊夫(「銀座コイン」会長)
増田孝(愛知東邦大学客員教授)
村山元春(「マテリアル」取締役)
関連情報
【番組公式ホームページ】
www.tv-tokyo.co.jp/kantei/

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
バラエティ – その他
趣味/教育 – 音楽・美術・工芸

テキストマイニング結果

ワードクラウド

キーワード出現数ベスト20

  1. 万円
  2. 定家
  3. お宝
  4. クスノキ
  5. オープン
  6. 大事
  7. 明月記
  8. コレクター
  9. 山村
  10. 状態
  11. 年代
  12. 伯母
  13. お願い
  14. コレクション
  15. ソニー
  16. ビックリ
  17. ラジオ
  18. 依頼人
  19. 鑑定団
  20. 黒沢

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

(3人)こんばんは。

さぁ 「鑑定団」始まりました
今週も よろしくお願いします。

昨日 家おって

見てはいけないもの
見てしまいましたね。

えっ 何ですか?
テレビつけたら

有吉と夏目ちゃんが
幸せそうでした。

最悪のもん つけてもうた思って。

「アハハハハ!」じゃねえわ ホンマ。

もう これ… 今は ええのよ。

収録終わって スタジオ出て
マネジャーいなくなってからよ

ズーンとくんの。

<元祖クロちゃんこと

俳優の

<少年時代は プロ野球選手を
目指していましたが

スクリーンで見せる 石原裕次郎の
かっこよさに 衝撃を受け

一転 俳優の道へ>

<森繁久彌 三船敏郎
江利チエミなど

大スターと共演する機会に
恵まれました。

60年代後半からは

ハードボイルドの作品に 数多く主演。

その 野性味あふれる演技から
つけられた

ニックネームは なんと…>

<一方 歌手として
一世を ふうびしたのが…>

<当初 作詞を手がけた
なかにし礼さんが…>

< と 黒沢さんを
ご指名したのですが

歌詞に目を通した
黒沢さんは…>

< と 拒否。

結局 周囲の説得もあり

嫌々 レコーディングをしたのだとか>

< ところが 官能的で
際どい内容の歌詞が

大きな話題となり
大ヒット>

<2019年には 25年ぶりの新曲

『ゆかいなじいちゃん』をリリース。

『時には娼婦のように』では
かなわなかった

「紅白歌合戦」出場を
目指しています>

依頼人の登場です。

(片渕)東京都から お越しの

よろしくお願いします。
ようこそ 「鑑定団」へ。

よろしくどうぞ お願いします。
かっこいい。

やっぱり ニット帽のイメージが
強かったから。

取ったら
かっこいいじゃないっすか。

これ ウイッグです。
ウイッグ?

いやいや 全然 違和感ないですね。

いや~ ある意味 ニット帽なんですね
ほんなら そのまま。

あの歌は 衝撃でしたね。

意味は わからんけど
なんとなく 両親の雰囲気が

気まずい感じになってたんは
覚えてるんですよ。

でもね 昨年 亡くなる寸前にね
電話で話をしてたらね…。

あっ なかにし礼先生と?
はい。

あの歌は 黒ちゃんの背後から

湧きあがった歌なんだよって
言われたんです。

じゃあ その 背後には
ああいう ちょっと こう

淫らな雰囲気が
あったってことですか?

そういう雰囲気が
あったんでしょうね。
そうか。

先ほど ビデオにありました
『ゆかいなじいちゃん』ですか?

今 ああいう歌も
歌ってらっしゃるんですか。

僕は いろいろ
人生を楽しみたいんですよ。

ナチュラルです 黒沢さんは。

さんまさんの番組でしたかね
よう ご一緒させてもうてたん。

僕 ひな壇の前列で
競馬新聞 見てる人

初めて見ましたし 本番中。

さぁ それじゃあ
お宝 拝見しましょう。

お宝オープン!

えっ?
何ですか? これ。

おもしろ…。
これ 百円札なんです。

えっ 百円札。

1束が 10万なんですよ。
50万。

めっちゃ すごい!

長いひげの方が
写ってるのが有名で。
そうそう。

いや ちゃんと これ
帯がついた状態で。

(片渕)ちゃんと ここに
大蔵省って書いてあるんですよ。

書いてある?
大蔵省や!

昔 よく
ごはん おごってくれる人を

大蔵省って言うてた。
そうそう お財布持ってるもんね。

東宝映画に入って 俳優になって
少し売れだしたんですよ。

そのときに 僕の友達の
おじいちゃんが

お金が困ったから ちょっと
買ってくれないかっていうんで

ちょっと 色付けてくれっつって。

50万だけど たしか 15万か20万
余分に払ってあげたの。

百円札って もう
使われてなかったですか?

(黒沢)どんどん使うんですよ。
あっ まだ使ってる時代ですか!

(黒沢)もちろん もちろん。
逆に その方は

この百円札
使えばよかったのにね。

いや だから これを この状態で
保管してるいうことは

いずれ 値打ちが
出るもんやっていうのは

たぶん
思ってたんじゃないですか。

これ すごい額ついたら
どうします?

まぁ 孫にプレゼントしてあげようかな。
プレゼント?

ゆかいな じいちゃんとして。
ゆかいな…。

いや これ めちゃくちゃ
ゆかいなプレゼントですよ。

そうですよ。
欲しいもん 俺 1個。

この状態で持ってる方って
いないんじゃ…。

いないんじゃないですかね
これ だって もう

映画の中で ギャングとかが
襲って持っていくやつでしょう。

ご本人の評価額になります
おいくらでしょうか。

まぁ 10倍でしょうね。

500万円くらい。
500万。

いや いくらになるか楽しみ。

まいります オープン ザ プライス。

100万円? あらまあ。
100万円! あぁ。

倍にはなりましたが。
確かに。

正式には 日本銀行券B号百円
1000枚官封5束なんですけども

この 板垣の百円は
昭和28年 発行から

昭和49年 20年以上
相当の数を発行されてますから。

そういうことか。
当時はですね

大蔵省印刷局が
1, 000枚の束をですね まとめて

フィルムに梱包して 日本銀行に
収納するわけですね。

銀行等の金融機関では
そのまま 10万円として

使ったケースも あるかもわからない。

紙幣の収集家からも
非常に人気はあるんですけども

それ以上にですね 一般の方から
非常に縁起がいいものだと。

というのは 1, 000枚
すべて 連番ですね。
そうか。

ですから 続くという…。

それから 未使用
折れないという縁起物で

何かお祝いのときに
プレゼントするみたいな

そういう人気があるんですね。
なるほどね。

わかりました よくわかりました。
ねぇ でも倍には

なってますからね。
大事に保管してください。

どうも ありがとうございました。
どうも ありがとうございました。

<続いては埼玉県 川越市の
ダーツバーで待ち合わせ。

昼の3時…。

黙々と投げているのが
次なる依頼人>

< いつからダーツを?>

< まぁ 3時間投げ続けですか?

きっと お上手なんでしょうね>

いや それは全然…。

< それでは今日は
全集中で

真ん中のブルを
狙っていただきましょう。

3本勝負ですよ。

緊張の一瞬です>

おぉ!
(片渕)すごい!

< なんと3本とも命中。

田名部さん 小さくガッツポーズ>

< これからも楽しんでください。

ところで お宝はなんですか?>

もう すごい…。

っていう感じだったんですね。

< しかし 伯母に
よくよく話を聞いたところ

もともとは

と聞いています。

伯母が言うように
価値があるものかどうか

はっきりさせたいです。

鑑定 よろしくお願いします。

<スタジオで拝見しましょう>

依頼人の登場です。

(片渕)埼玉県からお越しの
田名部周伍さんです。

ようこそ 「鑑定団」へ
よろしくどうぞ お願いします。

よろしくお願いします。
さぁ ちょっと…。

本番で3本 当てるて
かなりですよ~。

うん! すごい集中…。
あっ ありがとうございます。

あれは テイク1でいったんですか?
えっと 実はテイク2です。

(笑い声)

言っちゃダメ。 いいんですよ!

失礼しました。
でも
テイク2だとしても すごいですよ。

いや すごい!
ホントに自分でもビックリしたんですよ。

カメラの前で
ああいうのできんのって

木村拓哉くんだけなんですよ
マジで。

さぁ それでは まいりましょう
お宝オープン。

あら きれいね~。
うわ でかっ。

さっ これは何?
これはクスノキの瘤でできた衝立です。

だから いわゆる
丸太ではないんですよ。

あぁ そうか。
木の瘤を切り落とした

って聞いています。
なるほど なるほど。

どんな大木だったんだろう?
どんな大木やったんやいう話。

めちゃくちゃ
ダーツ投げたくなりません? これ。

いや でもこれ なんで伯母さんは
これを相続されたの?

もともとは ひいおじいちゃんが
台湾で県知事みたいな仕事を

してて
その感謝の形として

これもらって
日本に帰ってきたみたいな…。

伯母さんは ふだん飾ってるの?
はい 飾ってます。

家に?
飾ってんだ。
飾れるスペースが

あるのもすごいですよね。
うん。 今田さんなら

どうします? これ。
えぇ!?

うちは もう
ペッパーでスペース取られてますから…。

すごい値打ちのあるものやったら
どうしますか?

まぁ もらうもんはもらっとく
っていう感じで…。

そらそうですね
将来のためにもっていう…。

はい。
他になんか 相続するような約束

ってなんか してるんですか?
これ以外にも。

えっと 鹿の骨と花瓶を
一応なんか もらうって

書面には書いてありました。
鹿の骨と花瓶!

はい。
鹿の骨は どの部分ですか?

顔?
見たことないんで ちょっと

すみません。
1回見といたほうが いいですよ。

ゴリゴリに1匹おったら
どうしますの? 鹿の骨。

<公園や神社でよく見かけ

街路樹としてもなじみ深い クスノキ。

クスノキ科の常緑高木で

日本では関東より西 四国 九州

更に 台湾 中国南部
インドシナ半島など

温暖な地域に生育する。

成長が早いうえに寿命が長く

幹の周囲が10mを超えるものも
珍しくない。

全国の巨樹・巨木林調査によると

幹周りトップ10のうち

6本はクスノキで

1位の蒲生の大クスは 樹齢1500年。

幹周り 24.2m
高さ およそ30mを誇り

国の特別天然記念物に
指定されている。

その堂々たる姿から
クスノキの巨木を

ご神木としてまつる神社も多い。

和名の由来は
独特の強い香りを持つことから

臭し木 あるいは薬の木

神秘的な木を意味する

奇しき木が
変化したなど

諸説ある。

この香りは 木の内部に

樟脳油を
含んでいるためで

防虫 消臭効果がある。

幹や枝を砕いたチップを蒸留し

結晶化させたものが天然樟脳で

この製造法は 元禄時代に
すでに行われていた>

<樟脳は
おもちゃなどに使われる

セルロイドの原料でもあったため

20世紀はじめには
数百の樟脳メーカーが林立し…>

< しかし 昭和初期に
合成樟脳が開発され

更に セルロイドの代わりに
プラスチックが登場したため…>

<材質は柔らかく
加工しやすいことから

仏像彫刻や 欄間彫刻

変わったところでは
木魚の材として

多用されている。

また 虫の害や腐敗に強いため

タンスをはじめとする家具類など

さまざまな用途で用いられる。

更に 大木が取れるため

寺社の建材としても重宝され

広島 厳島神社大鳥居の
2本の柱は

日本でも有数のクスノキの巨木で
造られている>

<クスノキの材の中でも

特に珍重されているのが瘤である。

木の瘤は 幹や枝が

< どんな種類の木にも
瘤はできるが

特に クスノキは成長が早く
長命なためか

瘤ができやすい。

この瘤の中に 製材すると

美しい杢目が現れるものが
まれにあり

化粧材として驚くほどの高値で
取り引きされている>

<改めて依頼品を見てみよう。

クスノキの瘤の衝立で

幅は およそ130cm
高さ110cm 厚さ4cm。

小さな円が連なる葡萄杢や

波状に縮んで
しわがよったような縮み杢など

さまざまな杢目が現れ
幽玄なる美しさを見せている>

さあ いかがでしょう?

こんなに瘤をクローズアップした映像
初めて見た…。

感動してます。
僕らも初めてです。

そちらが お宝
持ってくるからですよ。

瘤を衝立にするっていう発想が
おもしろいですよね。

そうですね。

ご本人の評価額になります。
おいくらでしょう?

伯母さんの気持ちを汲んで
100万円でいきたいと思います。

100万で。
まいりましょう オープン ザ プライス!

出た 200万!

すごい衝立。

まさしく クスノキの瘤杢。

色と柄を見ますと
台湾のクスの瘤に間違いない。

こういう大きな瘤というのは

数十万本に1本
出るか出ないかとか

いわれるくらいの
すばらしいものです。

こういうふうに
模様になるんですけども

すごくいいのは
ちょっと離れて見ると

水が ボコボコと地中から湧き出て

泡が周りに飛び散って
それが波紋のように

輪になっていくと。

自然が作り上げた
躍動感あふれる芸術品。

第一級の瘤杢と言って
いいんじゃないでしょうかね。

ひいおじいちゃんと
伯母さんの気持ちは

すごく大事にしなくちゃなって。
台湾の方の感謝の気持ちとね。

そうですね。
大事になさってくださいね。

どうもありがとうございました。
ありがとうございました。

< この世に存在する
どんなジャンルにも

鑑定士 顔負けの知識と
情熱を持った

筋金入りのコレクターがいる。

そんなコレクターだからこそ

どうしても見てもらいたい
お宝がある。

そこで…>

特別企画…。

<本日の鑑定士は北原 柴田 岩屋。

そして スペシャルゲストは
女優の山村紅葉さん>

紅葉さんも コレクターですもんね?

(内山)もう全部
キティちゃんですね ホントに。

(山村)どこをとっても
キティちゃんの こんな感じに

カーテンから ベッドから
こたつのテーブルも

家じゅう キティちゃんです。

何年くらい
集められてるんですか?

45年!?

ビックリした… 急に
そんなジョークをと思いました。

<トップバッターは

見た感じでいったら
ものすごくオシャレで…。

ありがとうございます。

私は…。

<給料の大半をつぎ込んだ
コレクションは なんと1, 000点。

なかでも力を入れているのが
戦前のブリキのおもちゃで

骨董市や フリーマーケットに
足しげく通い

掘り出し物を探し回っている>

お宝探しみたいな。
そうですね。

(松脇さん)それに燃えましたね。

<実際に動かすことができる>

(山村)ボールが
行ったり来たりしてる。

(内山)でも 躍動感すごいですね。
ボールのね!

(松脇さん)可愛いでしょ?

(内山)あぁ なるほど…。

こういうふうに
動くやつもあるんだ。

(山村)音もいいですね。
カタカタ カタカタ かわいいしね。

思いますよね。

そうそう そうなんですよ。

お宝 オープン!

ほう!

これもまた 古そうな
年代物ですね。

30年。

< というのも 明治時代のもので
これほど状態のよいものは

とても珍しく 更に…>

金色と 赤とか緑

それが すごく浮きだって見える
カラフルでしょ。

そして 後ろの荷台の部分に
ハート型がいくつかあると

思うんですけど。
あっ ホントですね。

しゃれてるでしょ。

<6年前 友人の結婚式のため
久々に東京を訪れた際

せっかくなので
おもちゃも買おうと

見て回っていたところ
専門店で 偶然発見。

値段は 25万円で…>

< そこで
ふと思いついたのが…>

拝借して。

ちなみに おいくらくらい
拝借された?

もともと いくら…。

そうですね。
(笑い声)

<本人評価額は 堂々の100万円。

コレクションの中でも これほど
色鮮やかなものは他にない。

きっと
北原さんも驚いてくれるはず。

果たして 結果は!?>

ジャカジャン!

25万円!

< う~ん 残念>

ちょっとですね このところ
戦前のおもちゃの値段が

落ち着いてるんですよ。
明治後期か大正の初めくらい。

全部 はんだどめですよね。

それからあと
ぜんまいが 真鍮ぜんまいですね。

何がすごいかというとですね

フロントが ガラス。 普通は
セルロイドが入っているんですよ。

プリントもね きれいだし

あんまり はげてるところだとか
ないんですよ。

僕も かなりのコレクション
持っているんですけど…。

<次なるコレクターは

見た目で言うと
なんでしょうね…。

そうですね。

ああ 確かに。

私は

<自身が営む居酒屋で
ソニーの古いステレオや 看板。

ソニー坊やのキャラクターグッズなどを
飾っている。

とりわけ熱心に集めているのが
1950年代から80年代のラジオ>

これもう 今は動かない…。

直して。
これ壊れてるから いいわ

あげるよ なんて言われたら
いちばん うれしい…。

ですよね。
(笑い声)

集めるの結構 大変ですか?

えっ!?

そのまま置いてあって。

はい。

お宝 オープン!

(拍手)

<ソニービルを模したラジオである>

<ソニービルは
銀座の数寄屋橋交差点に面する

一等地に建てられたショールームで

長らく 銀座のランドマークとして
親しまれた>

結構 探すのに
時間かかりました?

20年かかって見つけた。

<10年ほど前
インターネットオークションで見つけ

喜び勇んで
1万2, 000円で落札した。

しかし 届いたラジオを
いざ使おうとしたところ…>

< もちろん 今では
きちんと音が出る>

(ラジオから流れる音楽)

<本人評価額は 落札価格に
少々 色をつけ 3万円。

ソニービルの姿が 細部まで忠実に
再現されており

何度 眺めても惚れぼれする。

果たして 結果は!?>

ジャカジャン! 15万円!

< なんと5倍!>

すごい!
すごい。

ソニーっていう会社は 小型高性能の
トランジスタラジオを世界に売り込んで

会社を大きくした
そのソニーの象徴であるような

銀座ソニービルが ソニーの礎を築いた
ラジオになっているっていうことで

非常に意味深い。
ソニービルは ショールームとして

造ったビルなんですが かなり
画期的な建築と

いわれてたんですけども
この模型を見ても フロアが

ずれてるのが
わかると思うんですけども

1つのフロアが 90センチずつ
段差がついて

田の字型で 4つに分かれている。

エレベーターで てっぺんまで行って
順番に下りてくれば

螺旋階段を下りるようにして
全部の展示をすんなり

見ることができる。 あと
晴海通り側の壁に

2, 300個のソニーの
テレビのブラウン管を貼り付けて

それを電光掲示板代わりに
していたっていう

すごいビルだったんですね。

残念ながらですね 2017年
取り壊されてしまいまして

もう そのビル 本物を見ることが
できないんですよ。

取り壊されてしまった
ことによって価値が上がったと。

ぜひ 大事にしていただければ。

<次なるコレクターは

大川さん だって スタジオで…。
そうですね 前回。

ねっ すごい金額
出ましたもんね。

そうですね Gジャンのほうを。

え~っ!
今日もう この格好で来てる

ってことは もう…。

僕は…。

ほう~ アメトイ。

ちょっと言ってること
わかんないですけど。

アメリカの人になりたいくらい
アメリカが好きと?

これ家?
これはい 自宅です。

(山村)え~ すごい。
すごい数じゃないですか。

そうですね ほぼアメトイです。
うわ~。

<コレクションは 主に1950年代から
80年代のもので

その数

あそこが寝てるとこです。
どこですか?

ロフトなんですけど。
どこに ロフトがあるんですか?

隙間ないですか?
ちょっと真ん中…。

うちもそうなんで。

そうそう バレリーナ立ち。
つま先立ちですね。

つま先で
踏まないように よけながら。

もうちょっと片付ければ
いいんじゃないですか?

お宝 オープン!

ほう!

(内山)なんか いますよね。
(大川)いましたよね 昔。

ハンバーグラーってキャラがいまして。

もう こうやって盗んじゃう
マント広げて ここに。

ハンバーガー盗んじゃうんです。
これはもう 大事件ですよね。

それを取り締まるんです。
へ~!

<1980年代
アメリカでマクドナルドの店舗の壁に

かけられていた ディスプレイ。

2年前 馴染みの専門店で
4万円で購入し

部屋のいちばん目につく場所に
飾っている。

というのも…>

角度は どこも
一緒じゃないですかね。

どの角度で見ても
かわいいんですよ。

鼻がちょっと出てるところが
かわいいです。

確かに ピョコってなってる。
かわいいですね。

うわ~。

<本人評価額は
買ったときと同じく4万円。

40年ほどたった今でも
色あせることなく

当時のまんま。

いい買い物をしたと
自信満々だが

果たして どうなるのか>

<アメトイコレクター ニブンノゴ!
大川さんのお宝は

2年前 馴染みの専門店で
4万円で購入した…>

<果たして結果は!?>

ジャカジャン!

10万円!

<大幅アップ!>

10万もしちゃうんですね。

いや 売らないでしょ?
こんだけ好きなんだから。

状態が めちゃくちゃいいです。

1970年代に
キャラクターが誕生してですね

マクドナルドの店舗 そこの壁に
かかっていたものですから

普通はですね
もっと汚れていたり

それこそ鼻がね
折れていたりだとか。

まったく 当時のままですね。

そしてこれ ハンドペイントですから

手作り感がすごくありますもんね。

集めてる方が多いんで
最近値段上がってきてるんですよ。

マクドナルドのものが。

いいコレクション
見させてもらいました。

(拍手)

<ラストを飾るのは

いや~ もう

そうです…
いや 絶対違いますよね。

<花島さんは 21歳のとき
国鉄に就職。

仕事の傍ら 全国各地をめぐり

SLを撮影したり
さまざまな国鉄グッズを集めてきた。

現在は 鉄道居酒屋を営んでおり

店内の壁には
実際に使われた 行先板などが

ところ狭しと飾られている。

更に 国鉄の制服を
着ることができたり

ジオラマでNゲージの運転を
楽しむこともできる。

食べ物は食券制で

券売機で購入するのだが…>

(山村)いいな~!
(内山)今 切ってくれるところが

ないですもんね。
ないですもんね。

<3日間だけ 運行された
特別な列車で

東横浜信号場と
山下埠頭の間を1日3往復した>

< このヘッドマークは
居酒屋を開店した際

知人から店に ぜひ飾ってほしいと
いただいたもの。

その知人が言うには…>

はい。
で その1つを

お持ちしてるってことですもんね。

(山村)すごいですよね。

<本人評価額は
やや控えめの10万円。

開店以来 9年間
店の入り口に飾り

苦楽をともにしてきた大事な相棒。

果たして 結果は!?>

ジャカジャン!

50万円!

< これはすごい~!>

懐かしいヘッドマークが
出てきましたよね。

SLよこはま号は
1980年6月の13 14 15日の

3日間だけ運行された
団体の貸し切り列車です。

3日間で 18万人の方が観覧した
ということですよね。

列車の定員の半分は
横浜市在住の申し込み者から

抽選で無料招待されました。

競争倍率は
6倍以上だったそうです。

デザインは 港をイメージした 波とカモメ。

よく見ると
真鍮板をエッチング処理して

段差を設けて色をさしてるという
凝った造りをしてます。

これからも大事にして

お店で多くの方に
ご覧いただければと思います。

<コレクターのお宝鑑定大会は
これにて無事閉幕>

<続いては 東京都から。

早速 ご自宅におうかがいすると

お茶を
たてていらっしゃいました>

<次なる依頼人の
水原妙子さん。

あら? 椅子に
腰かけていらっしゃるんですね>

これは 立礼と申しましてね

外国の方々が
正座ができなくても

お茶を召し上がって
いただけるように

考えられたものでございます。

<10年ほど前には 旅先で
たまたま出会った日本文学者

ドナルド・キーンさんに
一服差し上げたそうです>

< それは よかったですね!

ところで お宝は何ですか?>

<30年ほど前
ときどき茶道具を買っていた

骨董商から商品案内のチラシが届き

それを たまたま目にした夫が
突然ふらりと出かけると…>

とても困ったような 嬉しそうな
様子でございました。

<夫は日ごろ
道楽には目もくれず

ひたすら学問に身を捧げる
真面目な人だったので…>

私は申しました。

< しかし 値段を尋ねると…>

900万円だと申しましたので
また ビックリいたしました。

< その後
一生懸命 家計をやりくりし

なんとか支払ったものの
夫は13年前に他界>

私も そんなに
余命もございませんので…。

鑑定を
よろしくお願いいたします。

<果たして どんなお宝か?

スタジオで拝見しましょう>

依頼人の登場です。

東京都からお越しの
水原妙子さんです。

あらまぁ お茶の先生だわ。
あら~ ようこそ 「鑑定団」へ。

どうぞ
よろしくお願いいたします。

いや お若いですね。
お若い。

とても 92には見えないです。

背筋が しゃんとしてらして。

あの立礼っていうのはいいですね。
そうでございますね。

外国の方でもね
お座りになれるし。

いいですよね。
うん あれは とてもいい。

時代に合ってる感じもして。
合ってる。

ただ今回のお宝
ちょっと値段 ビックリしました。

900万?
900万。

何が出てくるの!? っていう。

拝見しましょう。 お宝 オープン!

さあ これは どなたの?

藤原ていか 定家という方の
日記の一部でございますか。

『明月記』。
『明月記』という。

有名な藤原定家ですね。
さようでございます。

小倉百人一首の撰者。
そうですよね。

これをご主人は ホントに
うれしそうに持って帰って…。

そうなんです
赤ちゃんを だっこするように。

赤ちゃんを だっこするように?
かわいい旦那さん。

そこで優しいですよね。
「あなた よかったわね」って もう。

すばらしいご夫婦。

「鑑定団」のエピソードで
あんまり聞かないエピソードですよ。

900万のローンって
何年くらいかかったんですか?

分割でいいと言われましたので

ボーナスごとに 100万 200万と
私が運びました。

「わりと早かったじゃない」と
言われましたけれども

その間は
お塩をなめて暮らしたような。

塩をなめて?
くぅ~っ!

大変 奥さん。

飾ったりとかしたことは?

夫は 何も家のことは
しない人でしたけれども

床の間の掛軸だけは
よく変えてくれました。

この 『明月記』が掛かると
「あら いいですね」と

私も申しまして。
ほめて?

いいご夫婦ですね。
ねぇ。

これでも もし
すごい価値のあるもんやったら

どうしますか?
夫は
しかるべき所に収めてほしいと。

これは ちゃんとしたとこに
しかるべきとこに収めてくれと?

いや~ さあ どうだ…。
どうだろう。

頼むで スタッフ!

<藤原定家は

平安末から
鎌倉前期にかけて

活躍した歌人で

百人一首の撰者としても
名高い>

<優れた歌人であった
父の指導のもと

早くから
『古今和歌集』などに親しみ

天性の歌心に磨きをかけた。

19歳のとき 源平の乱が勃発。

武士の台頭
めざましい頃であったが

定家は まったく意に介さず

ただひたすら
歌の世界を

極めると誓った。

当時の貴族にとって 和歌は

教養を示す
必須のたしなみであり

精神的よりどころであった。

そのため 定家は
人一倍 精進を重ね

深い
精神世界の果てに

余情漂う
新境地を見い出した。

一方で…>

<歌を揶揄されたことに
腹を立て

宮中で
暴力沙汰を起こし

官職を追われた
ほどであった。

また 主として仕えていた
九条兼実が

権力争いに破れ
失脚したことにより

定家の出世も
絶望的となった>

<単に孤独を
嘆くの
ではなく

喪失感すら
風情
とみなす

すぐれた
感性が
うかがえる。

窮地を救ったのは

時の最高権力者
後鳥羽上皇であった。

みずからも
すぐれた歌人であった上皇は

定家を

左右並ぶ無き
者と絶賛。

『新古今和歌集』の撰者に抜擢した。

実力 名声ともに

最高の歌人へと
上り詰めたのである。

晩年は 古典の書き写しにも
心血を注いだ。

散逸の危機にあった
『源氏物語』など

数々の名作が
後世に伝わったのは

ひとえに
定家の写本のおかげである。

また 筆圧に極端な強弱をつける
独特の書風

いわゆる 定家流は

のちに
江戸時代の茶人たちに愛好され

今なお 書道の手本となっている。

改めて 依頼品を見てみよう。

定家の日記
『明月記』の一部である>

<主に 宮廷の儀式や

年中行事の様子を
書き連ねたもの。

作法を身につけ

式をつつがなく執り行うことは

貴族にとって 出世につながる
大事な心得であり

末永く 子孫に伝えようと
したのである。

そのため
作法に関する記述だけを抜粋し

いわゆる マニュアル本まで作ったが

宮廷内の間取り図や

イメージトレーニング用の人形までつける

念の入れようであった。

他にも 『明月記』は

趣味の庭木や
病気などのプライベート>

<更には
生前の事柄にまで

記述が及んだ。

例えば この客星とは

実は かに星雲のことで

1054年頃 おうし座の恒星が

超新星爆発して誕生。

その事実を調べさせた

貴重な記述であることが判明し

大きな話題となった。

定家の子孫である
京都 冷泉家には

断続的に およそ25年分
巻物 58巻が伝わっているが

現在 国宝に指定されている。

しかし 『明月記』の原本の一部は

古くから世に出回り
所在が不明なものも数多い。

依頼品に年号はないが

11月29
12月1日 2日の3日分である。

主 九条兼実より馬を賜ったが

あまりにみすぼらしく

翌日 不満を申し上げたところ

鹿毛の名馬に

取り替えてくれたこと。

後鳥羽天皇が

祇園八坂神社

伏見稲荷大社に行幸。

それに付き従う公卿らの顔ぶれ

御輿を扱う様子

衣装 道順などが

事細かに記されている>

国宝でございます。
本物でしたらです。

ビックリするような値段が出たら

すぐ イスを持ってきてください。

逆の場合も イスをお願いします。

<CMのあと…>

やばっ! 800年前。

本物やったら 絶対 こんな状態で
見れないですよ。

ねっ 博物館とか そういう。

本物やったら ええなぁ。

ご本人の評価額です。
おいくらでしょう?

夫が求めましたとおりの
900万で。

まいりましょう。
オープン ザ プライス。

どうだ?

いけ! いけ!

いった!

1200万 1200万!

おめでとうございます。

ああ よかった~。
よかった~!

ほっとした~!
そうね。

藤原定家の自筆の日記 『明月記』
間違いございません。

年号が書かれておりませんので

いつ
これが書かれたかということを

まず 割り出さなければ
いけないんですけれども

左近衛の少将 定家という

位が出てくるわけです。

それから 源通親という人が

中納言。 そして もう1人

藤原忠経という人が

参議と記されている。

この3人がですね 12月に

同時に こういう官職にある

ということは
1194年しかないんです。

定家の33歳のときの
筆跡なんですね。

比較的若い。

先ほども出てきましたけれども

馬を支給されたわけです
けれども

みすぼらしい小さな馬で 気に入ら
なかったと。

自分の好き嫌いというか
きちっと ものを言うような

人柄が出てるんじゃないか
というふうに思うんですね。

そして 未明のうちから
装束を整えて

行幸に供奉するという
非常に忙しい日常が

実にリアルに描かれている。

歴史的な資料としても
極めて価値の高い

文化財級のものだと
私は思っております。

どうしますか? これ。

どういたしましょうか。
どういたしましょうか。

まずは 一服たてますか。

落ち着いて これ 見ながらね。

どうも ありがとうございました。
どうも ありがとうございました。

< お宝鑑定希望の方

お宝を売りたい方は

お宝の写真とエピソードを添えて

ご覧のあて先まで

どしどしご応募ください。

お待ちしています。

詳しくは番組ホームページを
ご覧ください>

Source: https://dnptxt.com/feed/

powered by Auto Youtube Summarize

おすすめの記事