出典:EPGの番組情報
ネタパレ【恐怖の面白いネタSP!レインボー×ぼる塾コラボネタ!ゆりやん・吉住】[字]
島田秀平“心霊ロケにて”、わらふぢなるお“残業”、吉住“どっちが異常?”、GAG“サッカー”、キュウ“怖い話漫才”、ゆりやん“なくす女”▽朝日奈央が絶叫&爆笑
番組内容
「笑い」を愛する俳優・ミュージシャンなど幅広いジャンルのゲストに、毎回1組登場していただき、今見ていただきたい爆笑ネタの数々をお見せする番組『ネタパレ』。
朝日奈央を迎えてお届けするのは、ゆりやんレトリィバァ、吉住、わらふぢなるおなど、人気芸人7組が恐怖のおもしろネタを披露する〈真夏の怖~いネタSP〉。レインボーとぼる塾がコラボする「レインぼる塾」や、島田秀平による霊感レベル診断も見逃せない!
出演者
【MC】
南原清隆
陣内智則
増田貴久(NEWS)【パネラーゲスト】
小沢一敬(スピードワゴン)【スタジオゲスト】
朝日奈央【怖いネタパレード】
キュウ、GAG、島田秀平、ゆりやんレトリィバァ、吉住、レインぼる塾(レインボー×ぼる塾)、わらふぢなるお
※五十音順
スタッフ
【演出監修・P】
木月洋介
【チーフプロデューサー】
情野誠人
【ゼネラルプロデューサー】
赤池洋文
【演出】
登内翼斗
【制作】
フジテレビ第二制作部ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
バラエティ – お笑い・コメディ
テキストマイニング結果
ワードクラウド
キーワード出現数ベスト20
- 口笛
- 池田
- 清水
- 島田
- お母さん
- マサト
- サッカー
- タヌキ
- 眼鏡
- 時間
- 朝日
- 福井
- イシノ
- お願い
- タツヤ君
- ホント
- 今日
- 坂本
- お前
- お父さん
解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
今夜は真夏の怖いネタスペシャル
ということで
当劇場が誇る人気芸人7組が
様々な怖~いネタを
披露していきます。
(朝日)えっ ガチじゃん。
(朝日)やだ~。
あっ どうも 島田 秀平です。
今日ですね
真夏の怖いネタスペシャルということで
僕が 実際に芸能生活の上で
体験をしました
ホントにあった怖い話 幾つか
紹介していきたいと思います。
これですね まず 今から
10年以上前のお話なんですけど
当時ね 深夜に ある怪談番組を
やらせていただいてたんですね。
どういう番組かっていうと
心霊スポットに行って怪談を話す。
心霊スポット行くだけでも危ないのに
そこで怪談 話す。
かなり危険な番組だったんです。
もちろん
おはらいなんかないんです。
そのときはですね
千葉県の ある山奥の
有名な心霊スポット
あるダムで撮影が行われたんです。
どういう場所かっていうと 以前
このダムに女性が落ちてしまった。
ダムって のぺーっとした
コンクリートの壁。
つかむ場所ないですよね。
もがいて もがいて
溺れて亡くなってしまったという
悲しい場所なんです。
それ以降 そこでは女性の幽霊が
見られるなんて噂が後を絶たない。
順調に撮影 進みまして
深夜2時ぐらいです。
監督さんが「休憩にします」
休憩時間になったんですね。
「島田さん 写真1枚いいですか」
何でですか?
「今日ね
こういう仕事してるってのを
Facebookに上げたいんで」
ああ 分かりました。
ダムをバックに カシャッ。
写真撮ってアップしたんです。
結構遅い時間だったんですけど
コメントがね ポンポンって来た。
「頑張ってますね」
「怖くないっすか?」
「体 張ってますね」みたいな。
ありがたいなと思って読んでると
えっ? えっ?
急に…。
実際の話ですよ。
「こんな時間に心霊写真
上げないでくださいよ」
って書いてある。
えっ!?
写真見返しても分からない。
でも その後も「心霊写真 怖い」
「心霊写真やめて」って
ずーっと
そんな書き込みが続くんです。
さらに見てると
「島田の左肩に女性が」
「島田の左側に女の幽霊が」
みんな 同じこと書いてるんです。
これ ヤバいヤバいと思って
スタッフさんに話したら
みんな 怖がっちゃって。
「もう すぐ撮影やめましょうよ」
その日は
何とか無事に終わったんです。
この後 ホンットにいろんなことが
あったんですけども
中でもヤバかったのが
その日を境に
僕の左肩
ずーんって重くなってきたんです。
おかしいな。
で ちょうど
この肩の真ん中辺り
1cm四方ぐらいだけ
凝りがあるんです。
マッサージ行っても治らない。
ずーっと重たいんです。
何だこれ? 何か関係あるのかな?
そのときですね ある心霊番組で
霊媒師さんに
お会いする機会があったんで
本番前 楽屋に行って
相談しに行ったんです。
何にも言ってないんですよ。
霊媒師さん
僕の左肩 ずーっと見てるんです。
いや 何すか? 何かあります?
気持ち悪いっすね。
「島田さん
最近 水場 行ったでしょ」
「水の近く 行ってるよね?」
えっ 何で分かるんすか?
実はそうなんですよ。
そこ行ってから肩がすごく重くて
気持ち悪いんすよ。
何か原因ありますか?
霊媒師さん
笑って こう言うんです。
「そりゃそうですよ。
だって そこ びしょぬれの女が
ずーっと
指一本で ぶら下がってますよ」
(島田)「重いはずです。
そっから
う~っ!
はい上がろうとしてるんでね」
いや 勘弁してくださいよ。
おはらい お願いします。
言うとですね
「いや 水で溺れた霊ってのはね
苦しんでる分
はらいづらいんですよね」
「こればっかりは
時間が解決するしかないんです」
このお話
今から10年以上前のお話。
この肩凝りね いまだに まったく
良くなってないんですよね。
なので 私 今日
1人で ここにいると
皆さん お思いかもしれませんが
もしかすると
コンビかもしれないっていう。
(島田)お話なんです。
(朝日)いやいや…。
ありがとうございました。
(朝日)独特過ぎる。
日付かわってんじゃねえかよ。
最悪だよ。
(ふぢわら)あれ?
あれ?
おい。 おい。
(ふぢわら)えっ?
何 捜してんの?
(ふぢわら)眼鏡 眼鏡。
眼鏡?
(ふぢわら)眼鏡がないんだよ。
ちょっと待てよ おい。
お前 相当疲れてんな。
何?
(口笛)上 上 上。
上? あっ そっか。
(口笛)頼むよ おい。
勘弁して。
漫画でしか見たことねえ。
完全に忘れてたわ。
(口笛)しっかりしてくれよ。
俺 目 いいんだったわ。
(口笛)目 いいの?
(口笛)目 いいの?
(ふぢわら)両方 1.5。
完全に忘れてたよ。
(口笛)それを忘れることあるか?
じゃ その眼鏡 何なんだ?
(ふぢわら)眼鏡? えっ?
あ~! これ さっきさ
部長からもらった
コーヒー飲もうとして
間違えて部長の眼鏡
頭にのせちゃったんだよ。
間違え過ぎじゃない? それ。
部長しか合ってなかったよ 今。
(ふぢわら)疲れてんのかな。
疲れてるよ 疲れまくってるって。
休んだ方がいいよ 1回。
そういうわけいかないよ もう。
10時間ぶっ続けで作業してるけど
まったく終わる気配ないからな。
まあな。
ミタライ 朝までかかりそう?
ミタライ?
(ふぢわら)ああ ごめんごめん。
カデノコウジ 朝までかかりそう?
(口笛)斉藤だよ 俺。
何で
珍名字のどれかだと思ったんだよ。
まあ 朝までかかるけど ホント
マジで休んだ方がいいって お前は。
いやいや もう そういう…。
あれ?
あれ? えっ?
(口笛)何だよ 今度は?
えっ? パスワードが合わない。
(口笛)はっ?
Caps Lockとか
そういうんじゃないの?
いやいやいや
そういうんじゃない…。
ちょっと待って。
(口笛)えっ?
ここ 俺のデスクじゃないわ。
(口笛)嘘でしょ!?
あんの そんなこと?
お前 ここに10時間いたんでしょ?
(口笛)ぶっ続けで
何をやってたんだ お前は。
どこだ? 俺のデスク。
(口笛)病気だよ。
病院 行った方がいいって 1回。
(ふぢわら)どこだ?
(口笛)知らねえよ。
どこ?
(口笛)ていうかさ
お前 誰だよ。
そっか ここ 俺の会社じゃないわ。
(口笛)怖えよ! 誰だよ じゃあ!
出てけよ じゃあ。
参ったなぁ。
(口笛)座んなよ おい。
うちの会社なんだ 出てけよ 早く。
警備 呼ぶぞ。
いいや 出てかない。
(口笛)出てけっつってんだよ。
俺は絶対に出てかないぞ!
残業があんの 俺。 出てけよ。
(ふぢわら)俺は ここにいる!
(口笛)出てけって。
(ふぢわら)ここにいる。
もういいから出てけよ
この異常者。
≪おい。 見ろよ あの2人。
≪うわ 公園のベンチで
何わめいてんだよ。
≪あの太ってる方
「うちの会社」とか言ってるよ。
≪何だかさ 日本が…
疲れきってるよな。
残業やんなきゃ
首になっちまうよ!
メッセージ性 アハハ…。
(チャイム)
やっほー。
マサト 最近さ LINE送っても
全然 返事 返してくれないけど
体調とか悪い?
あっ ホント? よかった。
マサトさ
2カ月前のこと覚えてる?
私 告白したじゃん?
でも駄目で。
「彼女がいるからごめん」って
言われてさ。
で 諦めようと思ったんだ
ちゃんと 諦めようと。
マサトさ ホントに彼女いる?
いや 私 マサトの彼女が
どういう人なのか気になって
2カ月間ずっと
マサトの後 つけてたのね。
そう 2カ月間ずっと。
でもね いないのよ そんな人
どこにも。
おかしいなと思って。
で もしかして遠距離恋愛とか?
って思って
確かめようと思って
マサトの隣の部屋に引っ越したの。
赤帽で。 そう 赤帽で。
でもね いないんだよ。
変だよね?
震えてない?
ああ 抱き締めてあげたい!
あっ ごめんごめん。 アハハ…。
でもさ
これってどういうことかな?
そうだよね
彼女はホントにいるんだもんね。
分かってるよ。 マサトは
嘘をつくような人間ではないから。
でもさ どういうことなんだろ?
えっ? そういうこと?
だから マサトには
見えちゃいけないものが
見えちゃってるっていう。
怖い話! 急に怖い話。
1人でいたくない。
家の中 入れて。 お願い お願い…。
ハァ ハァ ハァ…。
助けてあげよっか?
私 鎌倉の住職の
LINEグループ入ってるからさ。
力になれる。
でも理由が分かってよかった。
幽霊だったんだね。
そりゃあさ 盗聴器仕掛けても
分かんないわけだよ。
さすがに監視カメラは
倫理的にどうなのと思ったから
ベランダから
ドローン飛ばしたりしてたんだけど。
でも そっか
理由が分かってよかった。
んっ? どうしたの?
警察に通報する?
何で?
警察にはどうにもできないよ。
でも警察って…。
うわぁ 話 通じなくなってる。
やっぱり1人にしておけない。
お願い 家の中 入れて。
お願い お願い お願い。
好きです 付き合ってください。
私 こう見えて
束縛とかしないタイプです。
付き合ってください。
えっ?
お母さんの看病あるから無理?
フフッ また調べちゃお~。
嘘なんかじゃないよ あっち行け!
クソッ 絶対サッカー選手になって
あいつら 見返してやる。
よーし 練習 練習。
まずはヘディングだ。
痛~い! 頭 痛いよ~!
クソッ リフティング。
痛~い。 太もも痛いよ~。
おい 坊主。
サッカーうまくなりたいんか?
(坂本)うまくなりたいよ。
じゃあ 俺が教えたろか。
いいよ。 おじさんに サッカーなんか
できるわけないでしょ。
見て見て見て。
(坂本)何を?
脚ぱんぱんやろ?
(坂本)えっ?
こんだけ脚ぱんぱんの人間
昔 サッカーやってて
うまかったやつ。
ただ脚が太いだけだろ。
ただ脚が太いっていう
レベルじゃないやん。
胴体とか腕 普通やのに
脚だけ ぱんぱんやん。
絶対 サッカーうまいやん。
(坂本)ずっと何言ってんだよ。
(福井)じゃあじゃあ 名前聞いて。
名前聞いてくれたら分かるわ。
おじさんの名前 何って言うの?
ロベルト近間っていうねん。
(坂本)「近間」!?
(福井)「近間」の方に
食い付かんといて。
確かに「近い」に「間」って書いて
「近間」って珍しいねんけど。
サッカー王国 ブラジルの名前
ロベルトね。
で 脚ぱんぱん。
絶対サッカーうまいよね!
もういいよ 自分で練習するから。
(福井)貸して貸して ボール貸して。
≪(宮戸)純ちゃん もう帰る…。
ちょっと あなた。
うちの子に何してるんですか!
(坂本)お母さん。
このおじさんが
僕のボール取ろうとする。
(福井)サッカーをね
教えてあげようと思ったんですよ。
あなたにサッカーなんか
教えれるわけないでしょ。
(福井)
お母さん お母さん お母さん…。
水泳やられてました?
やってましたけど何でですか?
(福井)肩ぱんぱんですやん!
(宮戸)失礼でしょ。
(福井)そんだけ肩ぱんぱんの人は
水泳やってて
速かった人なんですよね。
それと一緒で
僕 サッカーうまかった人なんですよ。
こんな人 相手にしちゃ駄目。
行きましょ。
これもいらないわ。
そら 脚 痛いわ。
空気ぱんぱんやん。
ただいま~。
(池田)お邪魔しま~す。
いや~ はるちゃんのご両親に
ご挨拶すんの緊張すんな。
大丈夫だよ。
みんな いい人だから。
お邪魔しま~す。
(はるか)あれ? 誰もいない。
どこ行っちゃったんだろう?
お母さーん お母さーん!
は~い いらっしゃい。
(池田)へっ!?
(はるか)お母さん。
(池田)初めまして。
(あんり)初めまして。
(池田)えぇ…?
じゃーん 例の彼 池田君。
カッコイイでしょ?
(あんり)カッコイイ。
お母さん 食べちゃいたい。
(池田)えっ!?
(はるか)駄目だよ。
(あんり)駄目だよね。
冗談でしょ? びっくりした。
アハハ…。
よかったらね 座って。
(池田)は… 葉っぱですか?
あっ 違うわね 違う違う。
よいしょ よいしょ。
こっち こっち。
(池田)ああ すいません。
ありがとうございます。
(あんり)ゆっくりしてね。
たぶんタヌキだぁ…。
(あんり)そうだ せっかくだから
お父さんにも会ってもらわなきゃね。
そうだね。
(池田)お父さん?
ぜひ会ってください。
(池田)ぜひ。
お父さん。 お父さん。
こんにちは。
(池田)めっちゃタヌキだ!
お父さん… めっちゃタヌキだ。
ごめんね こんな田舎に
わざわざ来てくれて。
君みたいな すてきな人が
本当にうれしいよ。
どうぞ よろしく。
(池田)タヌキだけど めっちゃ紳士だ。
ありがとうございます。
よろしくお願いします。
いや 母さん
すごいすてきそうな子じゃないか。
そうよねぇ。
そうだ
せっかく来てくれたんだから
お食事でも出さないと
失礼じゃないか。
そうだ
気が付かなくてごめんなさい。
(池田)とんでもないです。 ぜひ。
(あんり)すぐ持ってくるわね。
ねぇねぇ はるちゃん。
(はるか)んっ?
はるちゃんのさ
お父さんとお母さんってタヌキ?
めっちゃたぬき寝入りしてる。
(あんり)お待たせ~。
(池田)ありがとうございま…。
緑のたぬきと赤いきつね。
(ジャンボ)どちらか
お好きな方を食べてください。
むっず!
えっ… 緑のたぬき選んだら
共食いとか思われそうだし
赤いきつねだったら ライバルを
選びやがってってなりそうだし。
むっず…。
緑のたぬきを!
頂きます…。
よかった…。 怖い…。
(ジャンボ)せっかくだし
おばあちゃんも
呼んだ方がいいんじゃないか?
(あんり)そうね。
会ってもらいましょうね。
(池田)おばあちゃん…。
(あんり)おばあちゃん。
おばあちゃん。
めちゃくちゃタヌキだ!
居酒屋の入り口の前のタヌキだ。
初めまして。
(田辺)ポンポコポン ポンポコポン。
(池田)
もう日本語しゃべれてないじゃん。
(池田)ちょっとすいません。
俺 今日
用事 思い出しちゃったんで
すいません お先 失礼します。
ごめんね はるちゃん またね。
すいませんでした!
せっかく久しぶりに…。
人間が食べられると思ったのに。
ポーン。
俺 とっておきの
怖い話があるんだけど。
怖い話? いいね 聞かせてよ。
(ぴろ)いいよ。
イシノ タクボの呪い。
(清水)イシノ タクボの呪い。
昔 後楽園の駅の近くに
シンラクっていう料理屋があって
そこの子供の
音楽好きで吹奏楽をやっていた
イシノ タクボっていう少年が
ある日 音楽室の楽器の前で
田楽を喉に詰まらせて
亡くなったんだって。
んっ?
(ぴろ)で その…。
待て待て 待て待て。
(ぴろ)んっ?
これ 怖い話だよな?
(ぴろ)そうだよ。
大丈夫か?
(ぴろ)何が?
怖い話に そんなに「楽しい」って字
入ってて大丈夫か?
(ぴろ)はっ?
(清水)純度 薄まっちまわねえか?
いや 何 気にしてんだよ。
こっからだから。
ごめん。
(ぴろ)そのイシノ タクボ君は
楽観的な性格で。
(清水)クソ 薄まるな。
もともと体が悪くて
よく薬を飲んでたんだって。
「薬」って。 くさかんむり取ったら
「楽しい」じゃねえかよ!
これ以上 純度 薄めんなよ!
運動が苦手で。
(清水)「苦手」?
お前 「苦しい」っていう字は
いいじゃねえかよ。
体育の時間は苦労してた。
(清水)「苦労」いいじゃねえか。
純度 挽回だな。
特に跳び箱には四苦八苦してた…。
(清水)ああ いい!
2個入ってんじゃねえか!
これは いい純度だぞ。
全然集中できねえよ!
早く怖がらせろ!
怖いことが起こる。
(清水)「怖い」?
お前
最高に怖い言葉じゃねえかよ。
夜の怖い校舎を。
(清水)いいじゃねえか。
見回りしていた先生が
音楽室の前で。
(清水)クソ 薄まるな。
怖い楽譜を見つける。
「怖い」はいいけど「楽譜」がクソ。
音楽室をのぞくと。
(清水)クソ。
そこには
あのイシノ タクボ君の亡霊が…。
「亡霊」? 怖いじゃねえか。
何と 逆さまになって
浮いてたんだよ。
「イシノ タクボ」
逆さに読んだら
「ボク タノシイ」じゃねえか!
クソーッ!
何 あなた! ナイフなんか持って。
♬~
(目覚まし時計の音)
(ゆりやん)あぁ…。
あ~ 朝 早いな。
(テレビをつける音)
今日未明 渋谷区の交差点で
20代の女性が
何者かに刃物で刺されました。
女性は病院に搬送されましたが
軽傷とのこと。
世の中何があるか分かりませんね。
犯人はいまだ見つかっておらず
逃走中です。
(水道の水を流す音)
(ゆりやん)あっ
もう こんな時間じゃん。
仕事 行かなきゃ。 も~
仕事なんかなくなればいいのに。
(バイブレーターの音)
誰よ こんな朝早くから。
会社だ。
もしもし おはようございます。
えっ? 今日 仕事休みですか?
分かりました お疲れさまです。
ラッキー
仕事休みになっちゃった。
急なオフ。 そうだ。
片思いのタツヤ君に電話して
デート誘っちゃお。
あっ もしもし
タツヤ君 おはよう。
今日 オフになっちゃって…。
切らなくてもいいじゃん。
絶対 タツヤ君 私のこと嫌いだ。
それもこれも 私のおでこに
こんなでっかいほくろが
あるからじゃん。
も~ ほくろなんかなくなれ!
あっ なくなってる!
私が「なくなれ」って言ったから?
じゃあじゃあ タツヤ君が
私のことを嫌いっていう気持ち
なくなれ!
まさか… ね。
(バイブレーターの音)
タツヤ君。 もしもし?
えっ? 付き合ってほしいって…。
うれ…。
別にいいけど。
やったー!
かんぱーい。
なあに?
こんな雰囲気いいとこ呼び出して。
それって もしかしてプロポーズ?
うれしい!
ありがとうございます。
よろしくお願いします。
ごめん
ちょっと お手洗い行ってくるね。
(トイレの水を流す音)
(ゆりやん)も~。
まだ残尿感あるよ。
残尿感なんかなくなれ!
(ゆりやん)残尿感がなくなった!
何やねん これ。
タツヤ君 ありがとね。
じゃあ またね。
私が「なくなれ」って言ったら
人生 順風満帆!
(足音)
何 あなた! ナイフなんか持って。
もしかして あなた…。
《今日未明
刃物で刺されました》
《犯人は いまだに逃走中です》
やめてー!
(刺す音)
(ゆりやん)うっ…。
何で…。
♬~
[確かに 私が
「なくなれ」って言ったものは
全部なくなりました]
[だけど大切なことを
忘れていたんです]
[私の名前が
「ザンニョウ カン」
だったということを]
♬~
ハァ~ 衝撃の結末でしたね。
(朝日)無理 無理。
ホントにやめてほしい。
取りあえず まず見るの?
え~ どれだ?
(島田)これですね…。
あっ!
(朝日)やだやだ…。
(島田)南原さん 分かりました?
ちなみに…。
画面でいうと…。
そうなんです 南原さん…。
(島田)外側ですよね。 明らかに
三十何階という所なので
人がいるはずないんですが
そこから内側をのぞいてる顔が
写り込んでるという1枚。
(朝日)怖い 怖い怖い…。
最後にオチが欲しい。
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