NHK地域局発 ココに福あり fMAP「#22 ボクと世界のつなぎかた」[字]…の番組内容解析まとめ

出典:EPGの番組情報

NHK地域局発 ココに福あり fMAP「#22 ボクと世界のつなぎかた」[字]

会津若松市の高校生がフリーペーパーを発刊した。発達障害の影響で周囲となじめなかった自分を変えたかったからだ。小さな冊子を通して世界とつながろうとする少年の冒険。

番組内容
去年の秋、会津若松市に住む17歳の高校生が、一冊のフリーペーパーを発刊した。発達障害のひとつ自閉スペクトラム症があり、これまで周囲になじむことができなかった自分を変えたいと考えたのだ。たったひとりで始めたフリーペーパーづくりだったが、取材で出会った大人たち、そして冊子を読んだ同世代の人たちとの交流を通して、自分と世界の“つながり方”を見つめ直している。小さな冊子を通した少年の冒険を描く。
出演者
【語り】のぐちゆり

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
ニュース/報道 – ローカル・地域

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  1. 秀斗
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  17. ココ
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  19. 企画書
  20. 苦手

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

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その少年の見る世界は
他の人たちと ちょっと違います。

でも そのために
いつも周りとなじめませんでした。

そんな彼が
一冊のフリーペーパーを作りました。

自分を取り巻く世界への
違和感がつづられています。

彼は この冊子で

自分と世界を
つなぎ直そうとしました。

ひとりぼっちで始めた
フリーペーパー作り。

でも 次第に
周囲の人たちを動かしていきました。

これ 持ってたら…

彼は どんな「福」を見つけたのでしょうか。

♬~

「ココに福あり fMAP」。

10月 会津若松市。

フリーペーパー作りに取り組む…

この日は 表紙の撮影にやって来ました。

こんにちは~。

こんにちは!
どうも お疲れさまです。

被写体に選んだのは 近所のおばちゃん。

帽子とサングラス?
この帽子じゃなくて?

帽子とサングラスを取り出して…。

秀斗くん コーディネートを始めました。

そうそう そうそう!

秀斗くんの頭の中にあったイメージは…。

秀斗くんには 発達障害の一つ

自閉スペクトラム症があります。

彼の場合は
他人と感情を共有することが苦手。

今は 人と接する必要がない
通信制の高校で学んでいます。

授業は全てオンライン。

同級生に会ったことは
ありません。

幼い頃から
「ちょっと変わった子」だった秀斗くん。

中学に入ると
周囲とぶつかるようになりました。

僕は なんか…

自閉スペクトラム症と診断されたのは
中学2年生の時でした。

診断を聞いて 秀斗くんは
むしろホッとしたといいます。

なんか
自分と向き合うじゃないですけど…

でも 母親の恵美さんは

この診断を
受け入れられませんでした。

中学卒業後 半ば強制的に
全日制高校に進学させました。

そういうふうに やっぱり…

そういった思いで
こちらが もう ほんとに…

入学して 2か月。

秀斗くんは 両親に
高校を中退したいと訴えました。

それ以来 一日の大半を
ひとりで過ごしてきた秀斗くん。

好きなものを撮影したり。

何か モノを作ったり。

でも 心の中では 誰にも自分を
受け入れてもらえないことに

もどかしさを感じていました。

そこで考えたのが

フリーペーパーで自分の好きなアートを
発信することでした。

僕自身…

まず最初に作ったのが企画書。

そこには こんな決意表明が。

「私は幼い頃から
絵を描くのが好きでした。

ですが 小学校に入ってから

周りの環境が
私の表現を否定してきました」。

「そんな生きづらい世の中が
変わらないものかと思っていましたが

『黙っていても変わるはずがないから
少しずつ自分で変えよう。』と

決意しました」。

この企画書を
地元の芸術家の交流拠点に送りました。

返ってきても 返ってこなくても…

ところが…。

いろいろ話してみたいなと思いました。

まさかの好感触!

秀斗くんに アーティストを
紹介してくれることになったんです。

早速 取材を始めた秀斗くん。

訪ねたのは 伝統の和紙で
独自の作品を作っている…

海外の作品展にも出品する
気鋭の美術家です。

秀斗くんがカメラを構えると…。

いきなり厳しい注文。

他人と関わってこなかった秀斗くん。

それでも なんとか
自分のイメージを伝えようとします。

うん 伝わったみたい。

滝澤さんっぽいっすね。
うん うん モノクロの方がいいっすね。

ふふふっ ありがとうございます。
ありがとうございます。

試行錯誤の末
ようやく取材が終わりました。

人の気持ちを推し量ることが苦手な
秀斗くん。

取材が終わると
いつも ぐったりしてしまいます。

体調が悪くなり
部屋から出られなくなることもあります。

…っていうことがあって。

それでも取材を続けている秀斗くん。

そんなに頑張るのは どうして?

なんで… うん。

そんな秀斗くんの姿を お母さんは
ハラハラしながら見守っていました。

この日 秀斗くんは
風変わりな美術館を訪ねました。

フリーペーパー「私たちは海を知らない」の
赤羽と申します。

よろしくお願いします。
はじまりの美術館の岡部です。

よろしくお願いします。
今日はよろしくお願いします。

強いインパクトのある作品の数々。

その多くが 障害のある人たちが
生み出した作品です。

無数の点が施された この焼き物は

ダウン症候群がある作家の作品。

(岡部)そうですね。

このカラフルな作品は
福祉施設に入所している作家が

毎日 自分の顔をカラーコピー機で
写したものを集めました。

あまりに個性的な作品に
秀斗くんは圧倒されます。

館長の岡部さんは それぞれの作品には

見る人に
新しい発見をさせる力があると言います。

何かこう…

…になるといいな
なんていう思いも込めて。

(笑い声)

ありがとうございました。 いい記事
書かせてもらいますんで 失礼します。

何かを伝える力は 誰にでもある。

小さな美術館は 秀斗くんに
大きな希望を与えてくれました。

取材を始めて 2か月。

フリーペーパー作りは
佳境を迎えていました。

最近 お母さんは
秀斗くんの変化を感じていました。

取材で会った人のことを
楽しそうに話すようになったのです。

11月。 完成したフリーペーパーが
秀斗くんのもとに届きました。

♬~

♬~

置かせて下さい。
は~い お預かりしま~す。

♬~

発刊からしばらくして 秀斗くんのもとに
あるメッセージが届きました。

送ったのは…

秀斗くんの中学時代の同級生です。

フリーペーパーを読んで どうしても
連絡を取りたくなったといいます。

青く見えるけど
みんなは赤が正しいって やっぱ…

実は聖良さんも 高校に進学後
自分が周囲に受け入れられないと悩み

一時 不登校になっていました。

多分…

うん このページ すごく好きです。

この日 久しぶりに聖良さんは
秀斗くんに会いに行きました。

お久しぶり。
お邪魔しま~す。

あ なるほど。 それは
なかなかの熱狂的信者だ。

ふふふっ そうだよ~。

中学時代 孤独を感じていた秀斗くん。

でも聖良さんは
ずっと友達だと思っていました。

うそ。
嫌われてるっていうか 普通に…

いやいや いやいや。

ほんとに?
うん。

いやでも だいぶ変わったと思う。
いや あのままだけど

なんかすごい大人な…
同じ世代とは思えない。

品が 品が…
品があるようになりましたね。

あのころの秀ちゃんは
よくないものっすよ。

(笑い声)
いやいやいや。 なんかすごい

中学校の頃の秀ちゃんが思ってたことが
表れてるなって思う。

一枚一枚に。

お守りだね お守り。
ちゃんと棚の上に飾ってあんだよ。

はははっ 神棚っすか。

ほんとだよ お守りだ。

自分も誰かに 力を与えられる。

世界との距離が
少し縮まったように感じました。

自分自身を見つめた秀斗くん。

その冒険は まだ始まったばかりです。

だよね 秀斗くん!

じゃあ 行ってきま~す。

♬~

「ココに福あり」。

続く!

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