ガッテン!「ブドウ3大ミステリー 知ればおいしさ別次元!」[解][字]…の番組内容解析まとめ

出典:EPGの番組情報

ガッテン!「ブドウ3大ミステリー 知ればおいしさ別次元!」[解][字]

☆むき方を変えるだけでいつものブドウがよりおいしく!?農家もびっくりの秘けつ大公開☆産地では種ありブドウが大人気!意外な訳とは☆長持ちさせたい!保存法の落とし穴

番組内容
「むき方を少し変えるだけでブドウが甘くなる?」信じがたいこのミステリー…農家の方に試してもらうと「こっちが甘い!」と目をむいてビックリ!秘けつは“思い込みの逆”にあり☆産地ではなぜか種ありが大人気…秘密はブドウを振ればわかる?このミステリーをひも解くとそこにはブドウの巧みな生存戦略が!☆ブドウを食べるときに、ついしてしまうある行為で日持ちしにくくなる!?おいしい食べ方から、長持ちの秘けつまで大公開
出演者
【ゲスト】木村祐一,光浦靖子,山根千佳,【司会】立川志の輔,小野文惠,【語り】山寺宏一

ジャンル :
情報/ワイドショー – 健康・医療
情報/ワイドショー – グルメ・料理
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい

テキストマイニング結果

ワードクラウド

キーワード出現数ベスト20

  1. 光浦
  2. ブドウ
  3. 山根
  4. 木村
  5. 亀井
  6. 作業
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  8. 一緒
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  11. 清水
  12. ガッテン
  13. スタッフ
  14. ブルーム
  15. 実験
  16. 農家
  17. ディレクター
  18. テーマ
  19. ブドウミステリー
  20. 一方

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

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(拍手)

え~ こんばんは。 ガッテン!

お時間がやってまいりました。 それでは

今週は まずは…

(山根)ファッションショー?
どうぞ!

始まりま~す!

運んでまいりました カゴ盛りのブドウ。

エントリーナンバー1番。

黒い宝石。 巨峰系の種なしブドウで

黒ブドウの中では珍しく
皮ごと食べられる!

続きまして エントリーナンバー2番。

山梨県で開発された
赤い宝石。

大粒の赤の美しさと

種なしの食べやすさに加えて
高糖度の甘みが特徴。

いかがでしょうか?

エントリーナンバー3番。
(光浦)あ 出ました!

(山根)大好き。
北アフリカの原産で紀元前からあります。

クレオパトラも食べていたとか いないとか。

香り高い逸品。

(山根)高級だな~。
どうも ありがとうございました。

(光浦)や~ 食べた~い!
(拍手) (山根)おいしそう~!

あ~ もう
じつにきれいな登場でございました。

さて それでは本日のテーマは
これでございます!

ね? こうでしょう。
(山根)え なに なに?

これが すごいんですよ。
ブドウが出てきて…

それも これ
簡単のように見えますけど…

いやいや…! (笑い)

さあ ブドウのこれが
本日のテーマです。 どうぞ!

(光浦)何て? ミ… 「ミステリー」…。

さあ 決まりました! 見事に。
(木村)「ブドウミステリー」?

えっ?

ブドウ! ミステリーです。 そうです。

ブドウミステリー。
ブドウミステリー。

3つ 今日 探しまして 皆さんに…

そうしますと あっ…

…というのも分かって頂きます。

本日「ブドウミステリー」。

(光浦)えぇ 何?

♬~

それは 人間の英知をはるかに超えた世界。

2つのブドウ…。

なぜか 片方だけ落ちる…

(山根)わ… これまた…。

刈るべきブドウが赤く見える…

ブドウ農家も知らなかった…

全てのミステリーを解き明かした
その先には…。

別世界のおいしさが待っています。

最初のテーマは…

こちらは
石川県名産の…

超大粒でルビーのような輝きから
その価値も宝石級。

競りで付いたお値段は なんと…!

ワオ! 1粒およそ3万円!

より粒を大きく より粒ぞろいに。

ブドウの美しさを ここまで追求するのは
日本ならではなんですって!

更に更に この美しさが…

…の秘けつにも深~く関係している
というんです!

それでは まず
「なんだ、 この美しさ!」

これから いきたいと思うんですが

さあ よ~く考えて下さい。

手に持つのも なんかほんとね
緊張するぐらい きれいですよね!

(山根)
うわ~ きれ~い。

(光浦)重そう。
(木村)美しいですよね。

はい。 きれいに この形に…
というふうになるのは

なんでだろう? と思って
番組 調べ始めたんですよ。

ある程度なった時に はめとくような型が。

ありますね。
そういうのありますよね 確かに。

(光浦)思いつきました。
多分もっと劣悪条件みたいな…

危機感を…?

だから もう…

やばい やばい やばいっていう。
あぁ~。

さあ ご覧頂きましょう。

どうして この美しさが
毎年 毎年

確定されて
生まれてくるのか?

(スタッフ)もしもし?
はい もしもし 清水です。

5月。 やって来たのはブドウの名産地…

(山根)長野?
(清水)こんにちは~!

こちらは 清水貴志さん。
ブドウ農家4代目の若きホープです。

ハウスの中には…。

(光浦)
悪いやつが泥棒しちゃうよ こんな…。

成長途中のブドウの房が たくさん!

粒もまだ小さくて かわいいですよねぇ。

(木村)まだ小さい。
(光浦)かたそう。

すると…。
(木村)あれ?

突然 はさみでスパッ!
(山根)なんで?

(光浦)あらやだ。
やるんだ。 メロンみたい。

こうすると 粒が大きく育って…

(光浦)植物の鉄則というか…。
(木村)隙間空けなあかんのか。

そこで ちょっと実験。

この作業しだいで ブドウの出来が
どれほど変わるのか?

特別に許可を頂き
ディレクターが挑戦します。

(光浦)や~ 楽しそう。
格闘すること5分。

仕上がりが こちら。

(光浦)なんかダメだな。
(木村)ちょっとばらつきがね。

(木村)まだ もっといかな あかんと思う。

一方 プロはというと…。
(山根)速い!

(光浦)やっぱプロって大胆。
(木村)いくね~。

(木村)そんな!
(山根)結構スカスカ。

(光浦)
スカスカです!

ディレクターのものと比べると
その差は歴然。

こんなに減らしちゃって
いいの?

ところが 早送りして
その後の成長を見守ると…。

(山根)うわあ…。
(光浦 木村)へえ~!

見事 美しいブドウの姿に!

全ては計算ずく。

一方 ディレクターのは

何だか一粒一粒が
小ぶりで

逆に隙間まで!
難しい~。

それでは プロの農家さんは

一体どこを見て
落とす粒を見分けているんでしょうか?

(木村)潜っとるな。
(山根)確かに。

(光浦)たまにおるなぁ 潜り粒。

頭の中で仕上がりを想像しながら

元の200粒から
35粒くらいまで減らしていきます。

(光浦)そんなに?
(木村)200から35!

この作業を2週間!
手がけるブドウの数は なんと…

(ゲスト一同)わあ~!

(木村)なるほど。

より美しく より甘く。

日本のブドウの進化は 農家さんの
陰の努力によって支えられていたんです。

へえ~。
(木村)やってんすね!

全てのブドウにおいて…

粒を摘まんで取るから。
(光浦)摘粒。

何にもしないで野放しにしておけば…。

あ 摘粒をしないものですか。
ほったらかしのもの。

摘粒しなかったものと

ちゃんと手を加えたもの。

(山根)えぇ~!
(光浦)あら~ 全然違う…。

(山根)大きさも違うし。
(木村)邪魔すんねや。

(光浦)分からん!

いや…! アハハ!

はい。 摘粒すると より甘~くなるんです。

さあ 問題は
ディレクターくんが やりました。

失敗しました。 なぜでしょう?

(笑い)

じゃあ その… もし最初に
この仕事に就こうと思って

それが分からないと ブドウが
出来ませんよね。 (光浦)ハッハハハ…。

その方々のために
ブドウマシーンというものが

2つ出来ております。 え 何?

それでは どうぞ。

♬~

はい こちらで~す。

まず2万房を
切り取る作業をする人たちのために

出来上がった
その機械を紹介して頂きましょう。

(山根)すごい!

すごいです。

(光浦)装着。
はい。

はい! さあ 装着しました。

この機械 さあ それでは亀井くん…

はい まず…

そうすると…

(木村)なるほど だるいからね。

それでも全然…

早い話が この下に板があって 板の上に
ひじ置いて 仕事してるようなもんだよね。

これだったら
もう2万房だろうが3万房だろうが…。

まず これをご紹介いたしました。

さあ もう一つの驚くべき いよいよ…

(山根)これまた…。

じゃあ 今ここへ
ブドウ畑 持ってきますね。 ブドウ畑。

では これから 亀井くんが
ここに1房ぶら下がっている…。

さあ ブドウに…。

あっ 色が変わったところが ありますね。

(山根)赤くなってる。
その1粒が多分
取るべきものだってことですか?

もう大体お分かりかと思いますが…

え~ なんで なんで? 誰が?
誰が なんで?

うぉ~ 難しい。
(亀井)これ難しいですね。

(亀井)これで合ってます?

(山根)今の!
(光浦)分かんない。

(亀井)これですかね?

(亀井)これ いきますね。

間引きます。
…はい!

できました。

AI!?
えぇ!

今見えてる このブドウの粒…

「ここですよ。 これ取るんですよ」。

AIが教えてくれるという
すばらしい科学機器を

皆様にご紹介をしてくれました。
ありがとうございました。

ガッテンボーイ 亀井くんでした。
(光浦)面白かった。 (拍手)

そういうわけで だてに このような

きれいな配列で
生まれてくるわけではございません。

(山根)これは簡単じゃない!
はい。

こうやって きれ~いに 私たちの目の前に
目で楽しませてくれるようになるには

的確な作業があってこその
美しい姿だということ

まずは
ガッテンして頂けましたでしょうか?

ガッテン!
はい ありがとうございました。

さあ ブドウ食~べよ!

まずは 水で洗って…。

ちょっと待って!
その行為 美しさだけじゃなく

おいしさまで台なしにしちゃうかも!

一体なぜなのか?
やって来たのは…

ちょうど
県名産の…

…の収穫 真っ最中!

忙しい中 取材を受けて頂いたのは…

よく見ると

手に透明なセロハンを持ちながら
作業しています。

箱におさめる時だって
常にセロハン越しで作業。

一体どうして?

んっ?

ブルームとは 皮の表面に
白い粉のように見える これ!

指で ちょっと触っただけで…

ほら 落ちちゃいます。

じつは この粉
すっごいパワーがあるんです!

こちら ブルーム付きのブドウ。

水に沈めると…。

あら不思議 何だか…

じつは これ
ブルームが水をはじいているんです。

ブルームの主な成分は ろう。 いわば…

これが あるかないかで おいしさを
長もちさせられるかが決まります。

実際にブルーム付きの粒と
拭き取った粒を観察してみると…。

左のブドウに ご注目。

あらあら! どんどん しわくちゃに。

ブルームがないと
みずみずしさを保てないんです。

ブルームは 食べても体に害はないので
このように…

では 食べて頂けるんですよね?

はい もちろんです。 用意しております。

お召し上がり下さい。 さあ…。
(光浦)やった~ うれしい。

種類は何ですか?

(山根)わあ うれしい~。
あ~ おいしそうだ~。

あっ… 皮ごと全部?

いや…
人もいるでしょう。 千佳ちゃんは?

(笑い)

ね? そういう食べ方です。
食べやすいですよね。

きれいに むけますか?
でも… ブドウを

上半期とか下半期と言った人は…。
(光浦)ハハハハ…。

(笑い)

2つ目のテーマの項目は これでした。

はい それでは この「食べ方」について

全国に向かって発信して下さる方が
いるとは思いませんでした。

こちらです。 教えて下さったのは

こちら 長野県のJA職員
清水さんです。

清水さんは 日頃から
品質管理のために

ブドウの糖度を
測定しています。

ある日 ふと気付いたそうです。

なんと あるむき方をすると
味が変わるというんです。

どういうこと?
さあ ゲストの方…

(光浦)むく。 でも いつもむいてます…。

(山根)そうですよね。
(木村)そうじゃないと むきにくいので。

それぞれのむき方を
ちゃんと今 カメラが撮っております。

(木村)上からというかね…。

なかなか…。

清水さんが教えて下さるものは…

たった それだけの違いが
こんな違いを生むんだというのを…。

それでは いいですか?
もう あの… 手 拭いて

画面 見ましょ。
はい。
(笑い)

それでは ご覧頂きましょう。

やって来たのは ブドウの産地…

失礼しま~す。

こちらは…

いつもの食べ方を見せてもらうと…。

房から1粒もぎ取って…。

(光浦)あ! ごと いくのね。

(山根)同じ。

こちらは ちょっと皮をむいて…。

(木村)やっぱ そっちから…。
(光浦)一緒 一緒 一緒 一緒。 上半期。

中身だけチュッ!

(光浦)ひとむきでした。
みんな ちょっとだ。

(木村)搾り出す。

でも 清水さんのおすすめは違うんです。

(山根)え~ これじゃないと何があるの?

それは…

(光浦)むいた方が いいんだ。

実際にやってもらうと…。

(光浦)下半分 むきにくいのよ。

出てきたのは 透き通るような薄緑の実。

でも…

じつは むく時に とっても重要な
ポイントが1つだけあるんです!

それをお伝えすると…。

不思議なことが起きたんです。

(光浦)あ きれ~い。

(光浦)なんで こんなきれいに?

比べてみると このとおり!

そう。

先ほど むいたものと
食べ比べてもらいました。

(光浦)甘いの。
(木村)そこが甘いの?

他の農家さんにも試してもらうと…。

はあ~ そうなんですか。

(スタッフ)甘いですか? 違います?

うん。 えぇ~! そうなんですか。

≪こういう食べ方があって…。

えぇ~?

(木村)逃してました。
間違いなく。

食べ比べようとしてらっしゃいますね。
はい やりますよ。

こういうことなんすね。

さあ…。
(光浦)あっ!

ほら わっ…!

(光浦)むきやすい。 球でむける。

すごい! へえ~!
そうなんです。

これは面白い。

こんなこと…。

どうしても ついてた穴の方から
むきたくなっちゃうんですよね。

「穴からいきなさい」だと
思っちゃうよ。 何だよ~。

(山根)汁も出てこない。

誰も教えてくれない そんなの。

言ってよ。
(山根)ちゃんと きれいにむける。

すごい! 甘い。

おいしい~。
(山根)おいしい これ…。

甘い。 すごい。

穴があるからと そこからむくと

ほら 実まで一緒に剥がれちゃって
とっても残念な気持ちに。

一方…

ほら! 皮際の紫の部分が残るくらい

きれいに つるん! とむけます。

この皮と実の間の部分には
うまみ成分の…

…などが た~っぷり!

とっても味わい豊かな
ところなんです。

更に2つの粒 よ~く見ると…。

普通にむいた方は 中のおいしい…

逆からむいた方は…

皆さんも 今度のブドウは
試しに逆から むいてみませんか?

さあ 3項目め! ブドウミステリー最後。

…ということなんでございますが
それでは皆さん これを…。

一応ちょっと比較のために…。
(木村)「あり」と「なし」だ。

見た目は全然変わらない。

(光浦)一緒。
…というところを確認して頂きます。

変わりませんね 全く。

今 どうなんですか? 生産的な割合
ちょっと教えてくれませんか。

あのですね

2000年から見ておりますが
出荷量でいくと

種ありと種なし…。

(光浦)おお!
(山根)すごい。

(光浦)確かに
最近こうなってる ほんとに。

ご存じでしょうか…?
(木村)いや~ 分からないっすね。

連続テレビ小説「スカーレット」で
描かれていました。

ドラマの舞台は 昭和22年。
そこで こんなやり取りが。

はっ… はははははは!

(光浦)そうだよね 普通。

というふうに 実現が不可能と
思われていた 種なしブドウ。

実現したのは 昭和34年。

夢の種なしブドウの開発に成功しました。

どうやって作るか?

これです。

ジベレリンという
植物由来のホルモンに房をつけます。

すると あら不思議。

種が出来ないまま
一気に実が熟すんです。

種を気にせず食べられる お手軽さから
一躍 大人気に。

あまりの売れ行きに なんと

種なしブドウの不動尊まで つくられて
感謝をささげられたそうです。

種ありブドウしかなかった頃

ブドウをおいしく食べようと思っても
口の中で種を探してる間に…。

(笑い)

どれだけ「大」を付けても
足りないぐらい…

全て 種なしが生まれたのは
面倒くさいっていうこと… だけ。

「面倒くさい」という その一点で

作られてきたことには
違いないでしょうけど…

面倒くさいか 面倒くさくないか。

それ以外に じつは違いがあるんです。

町なかのスーパーでブドウを買った
一般の人に ズバリ聞いてみました。

これが普通の感覚なんですかね。

ところが ブドウ産地の直売所に
行ってみると…。

こちらのおじいさん 入るやいなや
種あり巨峰をチョイス。

こちらの おじいさんも…。

迷わず 種あり!

しかも 2キロ!
(山根)すごい。

産地の近くだと スーパーでも…。

(光浦)面白い…。

産地の人に そこまで言わしめる…

そこで生産者に直撃。

こちらは 種ありブドウ歴40年。
農家の吉谷さん。

どうして皆さん
種ありが お好きなんですか?

なんと味が違うと言うんです。

でも 種ありを作っている方だから
言ってるんじゃないですか?

そう思って今度は 種なしブドウだけを
作っている農家さんのもとへ。

「種ありの方がおいしい」と言う人が
いたんですけど…。

(光浦)え そうなの?
(山根)えぇ~。

(光浦)面白い。
そこで実験!

ご協力頂いたのは 種ありも種なしも
どちらも作っているブドウ農家

松本さんご一家

…の長男。

(光浦)かわいい。
(山根)鬼滅。

そんな幸大くんに 同じ品種の
種ありと種なしを食べ比べて

おいしかった方を選んでもらいます!

(山根)子どもは
正直ですから。

まずは 種なしから。

(光浦)
あれ? あんま好きじゃない?

続いて 種あり。
さあ どうだ?

あっ 幸大くん 笑ってます。

結果 選んだのは…?

種あり~!

≪すご~い。

更に…。

≪種のある方が おいしい?

お次は…。
(光浦)あら かわいい!

2歳の子なら どうでしょう?

選んだのは これまた種あり!

(光浦)
かわいいね~ 紗奈ちゃん。

≪そっちでいいの? 紗奈ちゃん。

ず~っと種ありを もぐもぐ。

(木村)全然 見向きもせえへん。

大きな味の違いがあったんです。

そんなに違う?

でも子どもたちにしてみれば
驚くでしょうね。

「こっち」って指さして
立て札 上げただけで

大人が あれだけワーッと沸く…。
(笑い)

何が起こったんだろうと
思ってるんでしょうけど

さあ こちらでも やってみましょう
同じことを。

糖度計をお持ちします。
種あり 種なし。

実際に…

さあ 糖度計で甘みを測って

どれぐらい単純に違うのかを…。

(笑い)

18.5です。 立てます。 はい 18.5。

さあ…

いきます。

21.2。

うわ~ 出ました!
(光浦)そんなに?

これは…。 これはね さっき…

(笑い)

これは うれしいよ。

糖度計が表しましたものを
私たちの口で味わいましょう。

(光浦)わ~ やった~。 (山根)やった~。
それでは 持ってきて下さい。

(光浦)食べ比べ できないもん。

(山根)やっぱり種なしから食べた方が
いいですかね。 そうですかね。

(光浦)せっかくなんで さっきのむき方で。

う~ん おいしい。

種あり じゃあ食べま~す。

(光浦)え…。
ですよね。

え…! もう全然…。

ね?

こ~れは…。
うそ…! すごい!

こんな食べ方したことないから…
初めてですよ。

いやいや ほんとほんとに。
(光浦)味が濃いです。

いや~ 驚きました。
種なしが圧倒的に人気を誇っているから

お値段は 種なしの方が
高かったりするよね。

あ それに関しては うれしい情報が。
その あの… あれの下に入っております。

ありブドウの方が…。
なるほど。

種なしブドウよりも…

3割安。
(光浦)えぇ~!

こちらがね。
あ そんなに?

(木村)それはいいですね。
狙ってみる価値あると思います。

この差 こんなに楽しんで頂けると
じつは…

どうしましょう…?
何を… 何でしょう?

え~ 気になる!

…をお目にかけます。

これを超える沸き方は難しいですよ。
アハハハ やってみましょう。

種ありブドウと種なしブドウを
持ってきました。

この上に乗って
ブドウを持ってて頂きたいんです。

それだけのことなんですが どうぞ!
ひとつ キム兄 お願いいたします。

(笑い)

ただ ブドウの持ち方で…。
(木村)こう?

条件を同じにするために こういうふうに
ここにブドウの房を引っ掛けるような…。

こういうふうにお願いします。
(亀井)こちら 種ありです。

種ありが左手 種なしが右手。
こうですね。

そうです そうです。

おぉ~! (光浦)お~ お~。
(山根)結構 動いてる!

姿勢を保つのは結構しんどいことです。
しんどいことですが…。

大実験の一つです。 すいません。
耐えて頂きましょう。

ひじとひざを つけて下さい。 そうです。

(木村)何 これ!
(光浦)面白い!

ひじとひざを離さないで下さい。
(木村)何 これ!

(光浦)頑張れ。 頑張れ キム兄。

みんなスタッフが…
みんな いろんなこと注文しております。

上体を上げる…?
上体は苦しかったら… はい。

(光浦)あぁ~ 落ちた。

自分たちが欲しい結果のために
ああでもない こうでもない

いろんな注文をしております。

しかしながら 今もう…

(光浦)もう終了?
限界ですか?
はい! ありがとうございます。

ありがとうございま~す。
ありがとうございます。

えぇ~?
(拍手) (山根)すごい これ~。

はい すいません。 ありがとうございます。

ありがとうございます~。
(木村)すごいな これ。

実験の盛り上がり的には

糖度実験の方が盛り上がりました。
(木村)すいません。 (笑い)

ボットボトいったんですけどね。
ほんとですか?

はい。 うまくいく時は もう…
面白いように。

(スタッフ)振ってみて下さい。
房の選び方を…。

(光浦)あぁ~
振るだけ。

(光浦 山根)あぁ~!
(木村)うわっ!

(木村)そんなに!?
すごい…!

(木村)僕も ちょっとはね
やろうかなとは思ったんですよ。

すごい…。

(笑い)
(光浦)これで よかったよ!

こんなとこで こんなことして こんな…。

すいませんでしたね~。

(笑い)

(光浦)へえ~。
(山根)すごい。

さて これが一体何の実験だったのか。

種ありと種なしの違いというのは…

だからブルブルされても離れにくい。

種には この果芯を通じて 実に糖分などの
栄養を引っ張り込む力があります。

(木村)あら~。 へえ~。

一方 種なしの場合は
種がない状態で 実を膨らませるので

栄養を引っ張る力が少し弱くなっていると
考えられています。

なるほどね そうか~。 なるほど。
ということでございます。

じつは ブドウが
実を甘~くなるように進化したのは…

一体どういうことか?
それを教えてくれるのは こちらの…

ブドウが とっても大好き!

そこで 種ありと種なしのブドウを
差し出してみると…。

≪どっちを食べますか?

まだよ! まだ まだ まだ!
まだ!

いいよ。 よし。

あっ 種あり!

こちらの おさるさんも…。

種ありをチョイス。 おさるさんたちも
種ありブドウが好きみたい。

逆にブドウからすると
種が出来てから食べてほしいんです。

種を離れた所まで運んでもらえば

生存範囲が広がります。

種が出来たら甘くなる。

この したたかな生存戦略が

種ありブドウの
おいしさの秘密だったんです。

ところが この種ありを作る人が激減。

今や幻のブドウになりつつあります。
その訳は…。

一体 どういうことか?

種ありブドウだけを育てている中村さんに
見せてもらいました。

すると…。

あっ! 房を丸ごと落としています。
もったいない!

これは 種ありブドウを作る時に
欠かせない 摘房という作業。

僅か5分の間に 落とした房がこんなに。

一体どうして?

じつは 種ありブドウには

房の中に
種のない粒が

入り込んでしまう
ことがあるんです。

全ての粒に種を入れるためには…

そのため収穫量も
種なしに比べて安定しないんですって。

なのに値段は3割安。

それでも…

(スタッフ)作り手の気持ちとしては…。

奥さんだけが いやですよね。
(笑い声)

食べても食べなくても。

皆さんも今年は 種ありブドウも
召し上がってみては いかが?

ブドウの世界が広がること
間違いなしですよ!

初めてやりましたね この実験。
種なし 種あり。

(光浦)びっくりしちゃった。

ジベレリンですね。

あくまで原理的には
そうかと思います。

(光浦)へえ~ すごいね!

今のあなたの発想は
ひょっとすると… 面白い。

種なしと種ありが 房の半分ずつのが

スーパーで
売られるようになるかもしれませんね。

それは あるかもしれませんね。

別に1房を分けなくてもいいんですよ。
(笑い)

畑の… 2万房あったら 1万をつけて
1万はつけなければいいんです。

あぁ~!
(光浦)あ~ そうね!

どうします? 農園 買っちゃう?

1個 買っちゃう?
で 「ガッテン!」で出す? ちょっと。

どうぞ いろんな種類のブドウを

お楽しみ
下さいませ。

それでは 次回も…。

(一同)ガッテン!

♬~

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