出典:EPGの番組情報
NHK地域局発 とさ金「集え!防災志士」[字]
子どもたちのための防災番組。舞台は高知、幕末の私塾のような「土佐防災塾」。“防災志士”の子どもたちといっしょに、楽しく、真剣に防災を考えます。
番組内容
子どもたちのための防災番組。舞台は幕末の私塾のような「土佐防災塾」。“防災志士”の子どもたちが、高知県黒潮町の子どもたちから津波避難の合言葉「てんでんこ」を教わったり、ゲーム型避難訓練「防災サバイバル」に挑戦したりします。子どもにも、災害はひとしくやってきます。南海トラフ巨大地震や津波から命を守るために、みんなも身につけておくべき防災の知識やスキルを学びましょう。
出演者
【出演】高見陽介,中西立花,山崎小町,植村徠登,永井克典,【語り】長野亮ジャンル :
情報/ワイドショー – イベント
ニュース/報道 – ローカル・地域
趣味/教育 – 幼児・小学生
テキストマイニング結果
ワードクラウド
キーワード出現数ベスト20
- 地震
- 自分
- 避難
- 防災志士
- 学校
- 昭君
- 友達
- ラップ
- 一緒
- 緊急地震速報
- 言葉
- 大切
- 津波
- 必要
- 高知
- 今日
- 災害
- 電柱
- 南海トラフ
- 南海トラフ地震
解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
(チャイム)
いつ起こるか分からない…
空に飛ぶんだ~。
君たちは 誰かが守ってくれると
思ってはいないかな?
いざという時 必要なのは
自分の命を守る力だ。
そんな防災の若きリーダー
防災志士が今日の主人公だ!
さあ 土佐の子どもたちよ
一緒に学ぶぜよ!
ここは 高知で ひそかに営まれる
私塾…
ここで 子どもたちは
防災志士となるために
日夜 防災の大切さを学んでいる。
気を付け!
先生 今日もよろしくお願いします。
(一同)お願いします。
はい みなさん
防災への学びは進んでいますか?
みなさんたち 子どもたちが
なぜ防災を学ばなければならないのか
一緒に考えてみようと思います。
まず 「いろは」の「い」からです。
そもそも 南海トラフ地震
どんな地震なんでしょうか?
分かりますか? 答えてもらいます。
では 永太さん!
はい。
南海トラフっていうのは
高知から遠く離れた海の底にある
溝のような地形のこと。
プレートという
大きな岩盤が重なっているところで
海側にあるプレートが
陸側にあるプレートの下に沈み込んで
陸側が 一緒に引っ張られています。
その力に
耐えられなくなって
元の位置に戻ろうとする時に
地震が起こるんですよね。
そのとおりです。
よくできました。
では 次の問題です。
その地震が発生すると
どんな被害が起きるのか
分かりますか?
はい!
最初に とっても大きなゆれが起きます。
ゆれの大きさを示す震度は
一番大きくて 7。
どんな ゆれかっていうと
立っていられなかったり
中には
倒れる家があるくらいの ゆれです。
あと 津波も やって来ます。
一番大きい地震だと 高知の海は
ほとんどの場所で
10mより大きい津波が
来るって聞きました。
先生!
次の地震は いつ起きるんですか?
うん いい質問です。
ここで 南海トラフ地震の
過去の歴史を見てください。
1700年代 1800年代 1900年代…
それぞれ1回ずつ起きてる。
お~ よく分かりました。
南海トラフ地震というのは
大体 90年から150年くらいに1回
必ず起きているんです。
最後に起きた 昭和の南海地震から
今年で どれぐらい たっていますか?
75年!
そう 75年です。
ですから みなさんが生きている間に
ほぼ確実に起きるということなんです。
怖…。 やば…。
怖いですね。
怖いです。
しかも 今日 起きるかも
それとも
明日 起きるかもしれないんです。
高知では 多くの学校で
避難訓練が行われています。
中でも海沿いの町 黒潮町では
君たちのような子どもたちが 一生懸命に
取り組んでいるということなんです。
今回は 昭君に
その様子を見てきてもらいましたね。
はい。 僕が見つけたのは
避難に大切な ある合言葉です。
黒潮町入野小学校に来てみました。
どんな訓練が行われているか
調査してきます!
<僕が向かった黒潮町は
南海トラフ地震で
最大34メートルの津波が来ると
いわれている町>
<入野小学校は
海から1kmほど離れた場所にあります>
<一体 どんな防災活動を
しているんだろう>
<まず 見つけたのは…>
<校舎の玄関口に置かれていた模型>
<階段を上る人や
急いで 海から離れようとする人など
たくさんの人の姿が>
こんにちは。
こんにちは。
入野小学校の校長の前田です。
<声をかけてくれたのは…>
<更に 模型の下に ある言葉が…>
「てんでんこ」…
「てんでんこ」って… 初めて聞きました。
昭君が 初めて聞いた…
東北に 古くから伝わる言葉で
「津波の時は それぞれが
自分の命を守ろう」という意味なんだ。
東日本大震災の時も
この言葉を教えていた学校では
子どもたちが 自分たちで判断して
高台に逃げ
多くの命が助かったケースがあったんだ。
その教訓を生かして
この学校では ふだんから
「てんでんこ」という言葉を
教えているんだって。
昭君が訪ねたのは 6年生の教室。
こんにちは。
(児童たち)こんにちは。
防災志士の姿に
みんな戸惑い気味だけど
避難について
話を聞いてみることにしました。
<友達のことも心配だけど
まずは自分の命は自分で守る>
<僕と同じくらいの年齢の子たち
みんなが
それを意識していました>
<この学校では ほかにも
「てんでんこ」を合言葉に
いろんな活動を行っていました。
卒業生が作った オリジナルソングにも
「てんでんこ」の
歌詞>
<この日 突然始まったのは
抜き打ちの避難訓練。
年に6回行われています>
<避難の決まりは
もちろん 「てんでんこ」。
先生の指示を待たずに
自分たちで避難していきます>
<必死に走る上級生を見て
下級生たちも走り出します>
はあ はあ…。
<子どもたち 一人一人が
自分の力で
避難場所にたどりつくことが目標です>
みなさんも知ってるとおり…
昭君 ありがとう。
いいリポートでした。
僕も学校で避難訓練は やってきたけど
自分で考えて逃げるっていうのは
やったことがなかったです。
学校帰りだったり
友達と遊びに行った時だったり
大人がいない というのは
考えたことがなかったので
自分しかいない時でも
避難できるようにならないと
いけないなと思いました。
昭君は「てんでんこ」という言葉を
初めて聞いたと言っていましたが
みなさんは どうでしたか?
(一同)初めて聞きました。
みんな 初めて。
10年前に東北で起きた東日本大震災。
その記憶というのは
君たちは どうなんだろう?
ちょっとだけ。
ちょっとだけ。
お母さんが
私が生まれたばっかりって言ってました。
生まれたばっかり。
ただ よく考えてほしいんです。
入野小学校の子どもたちは
10年前に起きた地震から
学ぼうとしていましたよね。
大切なのは 過去に起きた
大地震での学びを
次の地震への備えに
生かそうということなんです。
みんなは 大人がいなくても
一人で しっかり避難することが
できますか? 大丈夫ですか?
う~ん 学校の帰り道だったら
どうやって逃げようかな…。
うん… 安ちゃんが
いつも通る道には何がありますか?
例えば ブロック塀とか 電柱とか。
ああ… あります! 電柱!
地震のあと その電柱が
どうなっていると思う?
倒れているかも…。
う~ん そうだね。
いつも通る道が
地震のあと どうなっているのか
考えてみてください。
例えば その電柱が倒れて
道が塞がれていたら どうしますか?
いざという時に
こっちがダメなら あっち。
あっちがダメなら こっち。
いくつものルート 道があると
役に立つんです。
今 やったみたいに
その場所で地震が起きたらって考えたら
いろいろ危ない所 浮かんできました!
じゃあ 今度は
地震が起きたら どうなるのか。
みなさんに体験してもらいます。
4人とも それぞれ
しっかり学んできてください。
(4人)はい!
(4人)こんにちは!
志士たちを待ち構えていたのは
防災隊長!
ようこそ! 防災志士のみなさん。
(4人)はい!
ここで防災志士が挑戦するのは…
いざという時
どんな行動をとればいいのか?
災害を疑似体験しながら
防災知識を身につけようというものだ。
それでは
防災サバイバルのスタートだ!
いつ来るかが分からないのが
災害というものなの。
(緊急地震速報の音)
ここで早速
緊急地震速報の訓練。
(緊急地震速報の音)
(モニター)「緊急地震速報です。
強い揺れに警戒してください」。
防災志士たちがとったのは
机の下に身を隠すという正しい行動。
緊急地震速報が出たら
すぐに自分の身を守ろう。
続いては さっき学んだ…
いざ自分たちが直面した時
防災志士たちは どう答えるだろうか?
「友達と海の近くで遊んでいたら
大きな地震が発生!
揺れがおさまった。
津波が来るかもしれない。
しかし 友達の1人が見当たらない。
すぐに避難する?」。
イエスだと思う。
そうですね。
え~ でも 何か…
私は 探しそうです。
イエスです。
はい!
悩む防災志士たちに
防災隊長から重要なアドバイスだ。
っていうふうな考えもできますよね。
(4人)分かりました!
ありがとうございます。
さて ここからは テレビの前のみんなも
一緒に考えてみよう!
地震は 夜に起きるかもしれない。
また 部屋には
ガラスが散乱しているかもしれない。
みんなは 何が必要だと思う?
まずは
夜に災害が発生した部屋の中を体験!
アハハハ…。 笑うな。
ゆっくり ゆっくり!
さあ 一体 何が必要だろう?
みんなも分かっているとは思うけど…
しんどい…。
わあ…
しっかり救急セットって書いてる。
すごい。
すごっ。
ただいまです。
はい はいはい どうでした?
ぶつかったりね。
で その時…
そう その懐中電灯を
使えば…
是非 みなさんも…
(4人)はい。
続いては 地震直後の
物が散乱した部屋を体験!
では よ~い… どん!
わあっ!
そのままでは ケガしてしまうよね。
どうしたら
安全に 部屋の中を歩けるだろう?
ですよね。 つまり 今と同じ状態で…
するよね。
是非 そういったことも覚えておいて
それ 実践してみてください。
(4人)はい。
いざという時のため 靴やスリッパ
そして 懐中電灯や救急箱などを
用意しておくことが大切なんだ。
みんなも覚えておこう。
ただいま 戻りました!
(2人)戻りました~。
戻りました~。
おお お帰りなさい。
ご苦労さまでしたね。
どうでしたか?
クイズが難しくて
本当に災害が起こった時は
それよりも判断が鈍ると思うので
しっかりと考えて動きたいなと
思いました。
特に 和子ちゃん
友達が心配になると言っていましたが
どうですか?
やっぱり
一人で逃げるのは不安ですか?
はい… 本当にそうなったらって考えたら
不安になったけど
前もって約束しておけば それを信じて
逃げれるかなと思いました。
う~ん 大切な気付きですね。
さて 地震が起きる前に
いろいろな物を備えておこうという話が
出ていましたね。
このリュック
非常持ち出し袋といいます。
避難する時に 必要なものを あらかじめ
入れておくものなんですけれども
じゃあ ここで
どんな物があるといいか
みんなに考えてもらいたいと思います。
で 今 みなさんの前にボードがあります。
そこに書いてみてください。
(4人)はい。
さあ みんなも一緒に考えてみよう。
地震が起きた時
あったら役に立つものは何かな?
書いたものを見せてください。
はい。
昭君は ヘルメット。
がれきとか… 家の屋根とかが
倒れてきたりする時に危ないので
ヘルメットが必要だなと思いました。
そして 安さんはラップ。
これは 食べ物を包むラップですね。
はい。 もし 水とか使えなくなった時に
皿とかを
ラップで包んで 置いておくようにと
もし ケガをしてしまったりとかしたら
ラップで包帯代わりになるかなと
思ったので ラップにしました。
そして 和子さんは
きゅうきゅうセットに
カイロに 食料
いっぱい書きましたね。
そして 永太さん
火や水を使わず 食べられる食べ物。
ほかにも 新聞紙は
敷物や腹巻きとして使えたり
ポリ袋は 水を入れて
運んだり
レインコートとしても
使えます。
また トランプなどの
遊び道具や
縫いぐるみなど 持っていて
安心できるものを
入れておくのもいいですね。
ただ 気を付けないといけないのは
詰め過ぎると重くなってしまうことです。
入れて 全力疾走できるぐらいの重さ
というのが 一つの目安です。
今日は たくさんのことを
学んできましたね。
みなさんは どう感じましたか?
感想を聞かせてください。
はい。
地震の 逃げる時の「てんでんこ」とか
そういう意識を あまり考えてなかった
というよりかは 知らなかったので
今回の この学習を通して…
たくさん知れたなと思いました。
一番大事なのは 避難場所を
しっかりと確認することだと思いました。
いざという時に
しっかりと動いて 余裕を持って
周りの人を助けていけるくらい
余裕を持って避難したいなと思いました。
家族や友達にも教えてあげて
私も実行しようと思いました。
いい学びでしたね。
みなさんが しっかり準備をして
そして
一生懸命 逃げる姿を見せることで
逆に 大人たちが
見習わなくてはならないと
感じるようになるんです。
ですから みなさんは
しっかりと自分の命を守った上で
避難のお手本となって
周りの人たちの命を
助ける存在になってください。
(4人)はい!
最後は あのポーズで
締めくくりましょうか!
(4人)はい!
せ~の 私たちは…。
(4人)防災志士!
Source: https://dnptxt.com/feed/
powered by Auto Youtube Summarize