徹子の部屋 野口聡一[解][字]…の番組内容解析まとめ

出典:EPGの番組情報

徹子の部屋 野口聡一[解][字]

~仰天の宇宙生活を公開!船外活動…“漆黒の闇”の中で~野口聡一さんが今日のゲストです。

◇ゲスト
約半年にわたる宇宙での任務を終え、今年5月に地球へ帰ってきた野口聡一さんがゲスト。国際宇宙ステーション内での食事や朝の洗顔の様子などVTRを交えながら、一般的な行動が宇宙空間ではどうなるか、その生活ぶりを楽しく解説!
◇番組内容
宇宙に行くと足裏が赤ちゃんのようにツルツル!?その理由とは?食べることが大好きな黒柳さんはスタジオに用意した宇宙食にも興味津々。日本の宇宙食は外国の飛行士たちの間でも美味しいと大好評だという。また、今回の任務では長時間にわたる船外活動を行い、国際宇宙ステーションの一番端で作業した。そこで目にしたのは光を反射するものが何ひとつない「漆黒の闇」。そこで「生と死のはざま」にいるような感覚を味わったと語る。
◇おしらせ
☆『徹子の部屋』番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/

ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
福祉 – 文字(字幕)

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  17. 水玉
  18. 全部
  19. 挑戦
  20. アジ

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

(黒柳)まあ… まあ これは
一体 なんなんでしょう?

ええー?

行ったり来たりしてますが…。

はい。 これは
宇宙飛行士の野口聡一さんが

およそ半年間の
宇宙での任務を終えて

今年5月に
お戻りになった時の風景。

そうですね。 はい。
今日は よろしくお願い致します。

どうも。 よろしくお願い致します。

『徹子の部屋』は
2回目のご出演です。

2回目で。 ご無沙汰しております。
どうも。 お元気で?

おかげさまで。 9年前ですかね?
前回 お邪魔してからね。

そう…。 びっくりしますね。
そうですね。

ついこの間のように思いますけど。
確かに。

これ この前 いらした時のですね。
この頃は痩せてましたね。

ハハ…。 そう…。
今 お太りになったんですか?

そうですね。
少しというところですけど。

3回の宇宙飛行をなさったという。
はい。

1回目が2005年
スペースシャトルでいらして。

それから その次が…
2009年がソユーズでいらして。

2009年は ロシアの
バイコヌール宇宙基地からですね

夜の打ち上げ
だったんですけれども

3人乗りで。 で 今回はですね

アメリカのフロリダにある
ケネディ宇宙センターから

この4人乗りで 随分…。

クルードラゴン…。
はい。 クルードラゴンで…。

スタイリッシュな
宇宙服になってるのが ねっ

わかるかと思いますけど。

すごいスタイリッシュ。
わあー すごい。

打ち上げの瞬間…。
わあー。

これね スペースシャトルが
使ってたのと

同じ発射台なんですよ。
そういう意味では

15年前と同じ所から
また宇宙に飛び立ちました。

この瞬間って
中では どういう感じなんですか?

あのね やっぱり 打ち上げの時の
加速度っていうのかな?

グワーッと こう
宇宙に持っていかれる感じで。

4人ともね
もう 大笑いするんですよ。

やっぱり
ずっと 上を向いて静かにしてて

3 2 1 0になった途端
全部が動き始めるので

思わず みんなで
「ワッハッハッハ」とね

行ったーっていう感じに
なるんですね。

へえー。 それで グングン
上に行くっていうのが わかる?

はい。 わかります。

で 我々が座っているカプセルの
すぐ下にエンジンがあるので

それの
ゴーッっていう振動がですね

直接 伝わってくる
っていう感じですね。

お子さんの頃から
宇宙に憧れていらして

東京大学へお入りになって。

それで 大学院まで…
ご卒業になって

工学をお学びになった
っていう事で。

それで
一般企業に航空技術者として

お勤めになったという経歴で
いらっしゃいます。

1996年に 宇宙飛行士の
候補生になって まず。

そこで 色んな訓練を
お受けになって。

そうですね。 私自身は
宇宙飛行士 目指したきっかけは

『サンダーバード』だったので。
あっ…。

そういう意味じゃ あのね
徹子さんの あのペネロープのね。

ペネロープの…。 うん。
ですから 本当に その頃から

サンダーバード3号ですかね。
ええ。 そうです。

3号に乗って 宇宙の

あの5号に行くっていうのが
夢でですね。

そういう意味では
勉強もしましたけども

日本の会社で
エンジニアとして働いて

そういう経歴を
うまく生かしてですね

宇宙ステーションに行きたいな
っていうのが ずっと夢でしたね。

でも あれですね 結局 あれが
本当の事になったわけですよね。

本当ですね。
本当に子供の頃に見た

サンダーバード5号から
地球を見下ろすっていう体験を

今 やってるんだなと思うとですね
もう本当に 感無量というか…。

そうですね。
ようやく 時代が

『サンダーバード』に
追いついたっていうかね。

本当に そうですよね。
そうですね。

今回の飛行で…。
その後ろにお持ちなのは

2つのギネス記録…
世界記録に認定されたと…。

何と何で?
あっ はい。

今回 本当にありがたい事に
2つ認定して頂いて。

1つは船外活動。

宇宙ステーションの外に出る
活動ですね。

それを15年間にわたって
やったっていうのは

過去最長記録ですね。
あっ そうですか。 はい。

で もう一つは
ちょっと変わってまして

これは
世界初だったんですけれども。

宇宙から地球に帰還する時に

3種類の違った方法…。

スペースシャトルは
滑走路に降りてきますよね。

で 2回目のソユーズは

本当に 地面にドシンと
落ちてきたんですけども

今回は海… 水面に降りてきた。

つまり コンクリート 地面 水面に
降りてきた…

人類初だという事で
ギネスの方からですね

2つ すぐに認めて頂いたので…。
そうですか。

本当に ありがたいですね。

でも どっちも皆さんが
経験した事ない事ですもんね。

そうですね。
一つは長持ちという感じで

もう一つは本当に

色んな経験をさせて頂いた
たまものかなと思いますね。

国際宇宙ステーション
っていうものは

90分で地球を一周?
はい。

45分ごとに昼と夜が来る。

そうなんですよ。 ですから
地球の周りを ずっと回って…。

場所は ちょっとずつ
ずれるんですけど

45分間 真っ昼間が続いて
そのあと真っ暗っていう。

昼と夜が一日中。

ですから 日の出が1日に16回。
ハハハハ…。

それが一番面白いですね。
面白いですね。 はい。

日の出が16回。
はい。

ちょっと 宇宙での生活のご様子を
VTRに撮ってあるのを

ちょっと 見せて頂きます。

これはですね
宇宙の個室なんですよ。

自分のプライベートルーム…

個室のドアなんですけども。

電話ボックスぐらいですね。

ああー 電話ボックスぐらい?

はい。 半年間 暮らしてました。

立ってらっしゃるんですか?
立った状態で…。

「僕の宇宙のお家です」

宇宙のお家で。
壁にあるのが寝袋ですね。

「一番スペース取っているのは
この寝袋ですね」

「大事です。 なぜかっていうと
ここで 夜 寝るので」

「ともかく 横の壁も…」

ともかく 壁は全て

収納というか テーブルですよね。

平たい面があれば
それはテーブルなので

色んなものを
くっ付けておけるという。

これは朝起きた時の

モーニングルーティンというんですかね。

顔を洗うとこですけど。

これ 水が出てるとこなんですか?

水を水玉にして
それを手に取って

今 顔を洗ってます。
面白い。

水玉になっちゃうんですか?
はい。 全部 水…

水玉になっちゃいます。
で タオルでゴシゴシ拭いて…

これで おしまいです。
なるほど。

これは散髪ですね。

宇宙でも
やっぱり 髪の毛 伸びるので。

へえー 面白い。

これ 運動ですね。
宇宙でも運動は すごい大事で…。

あっ すごい。
走ってるとこですね。

こういうのをやってないと
やっぱり 骨が…。

はい。 骨も筋肉もね
どんどん弱くなっていくので

運動 大事ですね。
はい。 こんな感じで

他の飛行士がスッと抜けていくと。

1日に大体 どのくらいの割合で
運動なさるんですか?

そうですね。
大体2時間半ぐらいですかね。

結構な時間を運動に使ってます。
相当ですね。

そうですね。 はい。

ああいう個室に
ずっといらっしゃると

狭くて嫌になるっていう事は
別にないですか?

もちろん 広い所で

景色がいいとこでいるのが
一番いいんですけども。

やはり 宇宙ステーション
仕事場ですのでね

その中で 自分のスペース…
電話ボックスぐらいであっても

そこに行けば ちゃんと

自分のいる場所がある
っていうのは

すごい大事だなと思いますね。
そうですね。

戻り点がね あるのはね。
戻る場所がね。

でも なんか 足の裏が
ツルツルになるっていうのは

どういう…。
これはね 本当に面白くて。

宇宙で立つとか 歩くっていう事が
ないんですよ。

さっき 運動の時は
やってますけども。

普通は手で持って動くので

だんだん 手のひらが
どんどん硬くなってきて

足の裏のね 角質とかが
大体1カ月ぐらい経つとね

どんどんボロボロ取れてきて
ツルツルになるんですよ。

だから 手のひらと足の裏が
代わったぐらいになってきて。

で 僕たちは本当に 仲間同士でね

足 こんな奇麗になっちゃったって
見せて

ベイビーフットとかって…

赤ちゃんの足みたいに
なっちゃってるっていう。

へえー。 不思議ですよね でもね。
そうですね。

今回の宇宙でのお仕事は

どういう事だったんですか?
そうですね。 今回は もちろん

色んな科学実験も
あったんですけれども。

やはり 私としては
宇宙に出る船外活動ですよね。

宇宙遊泳ですけども。
ああー 外に出る。

外に出るね。 やっぱり それが

宇宙飛行士の
ハイライトかなと思います。

で これ 今
宇宙ステーションの模型

持ってきてるんですけども。
実物の200分の1。

で 私を このサイズに合わせると

こんな
ちっちゃくなっちゃうんですよ。

0.9ミリぐらい。
へえー。 小さい。

で これでご説明すると
ここが… 赤い所がね

日本の実験をやっている
きぼうっていう

宇宙ステーションの
実験室なんですけども。

船外活動やる時は
ここから出てですね

こう戻って この一番中心の
屋台骨みたいな所を

30分ぐらいかけてですね
手すりで進んでいって。

で 私の今回の作業…

この一番端っこ ここまでですね。
えっ そんな所まで?

はい。 で ここまで行って

この太陽電池パネルのですね
新しい部品を

これから組み立てていくための
土台を作ったんですけども。

一番端っこまで行くと
目の前 真っ暗なんですよ。

何もない。
こっち側 向いた時に…。

真っ暗?
真っ暗ですね。

ですから
ヘッドライトを照らそうが

太陽が当たってようが

光を浴びて戻ってくるものが
全くないので 完全な闇の世界。

怖いね。
怖いですね。

ちょっと 慣れてないと。
こっち側の手で

最後の
一番端っこの手すりを持って

それ以外は人工のものが

なんにもないっていう世界で
作業をして。

本当に 黄泉の世界っていうか
生死の境から

また30分かけて
ゆっくり帰ってきて

全部で7時間ぐらいでしたかね
船外活動。

なるほど。
今 ちょうど映像 出てますけどね。

こういう感じで… はい。
2人1組でね 活動するので。

これ 全部
白いものがいいんですか?

やっぱり 着るのには。
そうですね。

白い方が 太陽からの熱を
反射してくれるという意味で…。

やはり すごく熱くなる…
200度ぐらいになってしまうので。

あら。
体を熱から守るという意味では

白とかね 銀色っていうのが
いいですね。

地球っていうものは
上から見てると

どんなふうになってる…。

すごく光に満ちている
水なんですよ。

水の塊なんですよね。

ですから 生きてるっていう
ダイナミックさに満ちてる星で。

で そのダイナミックさの理由
っていうのは

やはり 水だと思っていて。
水が蒸発して雲になり 雨になり。

で その流れていく水の中で
地球の姿も作られていくし

いわゆる雲の流れみたいにですね
そういったものも

本当に
毎日 違った姿を見せてくれると。

ちょっと 子供っぽいんですけど

海の水っていうものは
そういう所から

どこかへ
出ちゃうっていう事はないの?

そうですね。

地球自体の重力で…
それだけ 水を

ちゃんと引っ張っててくれてる
っていう事ですね。

水を引っ張ってる?
はい。

蒸発すればね
当然 雲になりますけれども。

だけども
ずっと先までは行かずに

ある程度の所で また雲になって
水が戻っていくと。

で その辺りも含めて
いわゆる大気圏ですよね。

地球の周りを覆ってくれてる
大気のベール。

でも 外から見るとね
本当に薄いんですよ。

だから 地球があって
その外側に…。

今 ここに
宇宙食 来たんですけど

日本の宇宙食は
大人気なんですって?

そうなんですよ。
この10年間でね 日本の…

和食っていうかですね
日本の宇宙食が すごく増えて。

やっぱり 宇宙にいると
食事 すごい大事なんですよね。

そうですね。
精神的にもね。

で 結構 シーフード
日本のは おいしいのが多いので。

それを今回 色々
新しく持ってきてもらいました。

私の所にありますけど
皆さん これ 宇宙食ですよ。

ご覧ください。

からあげクン…
からあげクンだって。

こんなのも
宇宙に行ってるんですね。

いいんですね。
いっぱい色んなものありますね。

はい。 普段 我々が
食べてるのに近いもの。

例えば コンビニとか
普通にスーパーで売ってるものを

できるだけ宇宙食にしたいな
っていう事で

今 数がね
すごく増えてるんですよ。

これ
焼きそばみたいなもんですかね。

それも焼きそばなんですよ。
おいしいんですか? これは。

結構 おいしいですね。
僕 本当に麺類 大好きなので…。

今 これ 映像 出てますけど。
あっ こんなふうになる…。

ちょっとね
変わってるでしょ。

お米の俵みたいに

麺を ちっちゃく
固めてあるんですよ。

で これはですね
重力があれば

持ち上げた時に 自然に
ひと口分ありますけど

重力がないので
まとまってバサッと

取れちゃう可能性が
あるんですよね。

なので ちょっと
ひと口サイズずつ

ちっちゃな塊で
作ってもらって…。

すぐ口に入れる?

そうですね。
ひと口でパクッと入れると。

こういう宇宙用の焼きそば
作ってもらいました。

なるほどね。

へえー。 あっ これがアジかしら。
アジですね。

アジの干物。
アジの干物。

これは もう
焼いてあるんですか?

はい。 もう このまま食べる…。

で ロシア人とかに
すごい人気だったんですね。

ロシア人も こういう
お魚の干物 食べるんで。

これは なんでしょうね?
これはですね

福井県の
若狭高校の高校生がですね

学校の活動で作ってくれる
宇宙食なんですよ。

こういう感じで
サバの醤油味付けの缶詰で。

これも 本当に
アメリカ人も含めて

みんなで
おいしく食べましたね。

ええー。
時々 みんなで

色んな宇宙食を持ち寄ってね

パーティーみたいにするんですよ。
あっ そうですか。

そういう時に
文化交流の場っていう意味でも

やっぱり みんなに日本の事を
知ってほしいと思いますし

お気に入りの宇宙食を
持ち寄ってですね…。

みんなで 高校生が作ったんだよ
って言って…。

もう喜んでましたね みんなね。

徹子さんね 今日 僕
実際に宇宙で使ってた

スプーンをね
持ってきたんですけど。

これがね… これも
宇宙に持っていったんですけど。

スペースシャトルね。 「SHUTTLE」
って書いてありますけど。

本当だ。 「SHUTTLE」って。
これ 昔のやつなんです。

最近はね ちょっと こういう

長いスプーンが
みんな お気に入りで。

これも 「Soichi」ってね
僕の名前 書いてありますけど。

本当だ。
なくならないようにね。

例えば こういうのをね
食べる時に

普通の長さのスプーンだと…。
入っちゃう。

手がね 中に入っちゃうんですよ。
下までいかない。

こういう長いスプーンだとね
こういう感じで…。

悠々…。
余裕で取れるので。

これは本当にね
半年間 毎日 使ってたんですよ。

いいですね。

召し上がってる 召し上がってる。
こんな感じで… そうですね。

これはサバ缶ですね。

あっ サバですか。
はい。

高校生が作ってくれたサバ缶を
パクッと食べて。

「こんな感じですよね」

で こういう…。
どんどんいきますね。

無重力なので…。
クラッカーの上に…。

「サバとトマトペーストと
バジル…」

トマトペーストとバジルとサバで

こう ちょっと アレンジしてみた
っていう例ですね。

でも あれ 持ってなくても
置いとけば ここにあるから

手 離しても大丈夫。

でも 気を付けないと
どこか飛んでいっちゃって

なくしちゃうっていうね。
食事中になくなっちゃう。

あっ これは焼きそばですね。

こういうふうになるんですか。
こういう ひと口サイズなので。

後ろに地球が見えてますけど。

地球をバックに…。
あっ 本当だ。

浮かんでいる焼きそばを食べると。

「こっちの方がね
断然 おいしいですね」

「断然 おいしい」って
おっしゃってるね。

あっ なんだろう?
これは

メキシコ料理の
トルティーヤですね。

それで…。
「金魚の気分」。

トルティーヤを浮かせて
パクッと食べてると。

あっ あの浮かんでるスプーンが
今日 持ってきた…。

スプーンが ここにあるやつ。
そうですね。

このスプーンですよね。

ええー。

でも あれですね
宇宙でのオフの楽しみは

地球を写真で
撮る事なんですって? やっぱり。

そうですね。 やはり どうしても

無機質な空間になりますので…
機械に囲まれてますので

やはり 地球の姿を見る
っていうのは

とっても大事な時間ですね。
ですから みんな 窓に行って

地球をずっと見てるんですけども。
へえー。

地球の姿を最近ではネットでね
すぐに おろせますので…。

これは日本列島。
見えますね でも 地図のように。

あっ そうですね。 はい。
九州 四国と…。

完全に地図ですね。
はい。

そうしてみると
地図は正しいですね 結構。

そうですね。
へえー 面白い。

これはですね 東京の夜景ですね。
ええー。

もう 本当に 日本は
夜景がとても奇麗です。

それだけ 光がついてる
っていう事なんですけれども。

東京の山手線から

神奈川県 埼玉県 千葉県辺りまで
写ってますかね。

そうですね。 すごく光って…。

あっ 富士山?
これ 富士山ですね。

富士山はね 本当に美しいです。

で 雪をかぶっていても
かぶってなくても

本当に 我々
富士山 撮れるなと思ったら

タイマーをかけてですね

窓に張り付いて
待っているんですね。

ええー。

これは どこ?
これはですね 冬…。

去年の冬は日本も…
爆弾低気圧っていうんですかね。

ですから これ 実は
北海道の真上なんですけども。

雪ですか?
完全に低気圧で覆われちゃってて

見えないと。
これ 雲ですか?

雲です。
ええー。

雪じゃないんですね
雲なんですね。

これはですね ちょっと珍しくて

サハラ砂漠から砂が風で…。
飛ばされてる。

大西洋へ飛ばされてるんですよ。
ええー。

で 日本だと
黄砂現象ってありますよね。

中国から…。
ええ。 黄色い…。

これは
赤い砂って書くんですけども。

サハラ砂漠の砂が
アメリカの方に向かって…。

あれ オレンジ色ですものね
サハラ砂漠。

で これがね 本当に
宇宙ステーションから

はっきり見えるんですよ。

ええー 氷河なんですけれども
氷河が だんだん解けていく。

これも 温暖化の影響で
ヨーロッパの北の方とか

あるいは南アメリカの…
南の端っこですね。

南極の辺りっていうのは

すごく奇麗な氷河が
見えるんですけども。

それが 温暖化で
どんどん解けていって…。

嫌ですね。
はい。

地球規模での温暖化の影響
っていうのが

実際 目の前で
氷河が減っているとか

大きな異常気象が起きている
っていうんで

見えてしまうっていうのも
やっぱり 一つ 宇宙からの…

見る… その視点をお届けする
意味かなと思いますけどね。

そうですね。 すごい。

帰っていらして 一番うれしいのは
シャワーなんですって?

ハハ…。 そうですね。

半年間 お風呂がないんですよ。
あっ…。

なので… もちろん 毎日ね
せっけんつけて

体は奇麗に洗ってますけども

戻ってきて やっぱり 最初に
みんな やりたい事っていうのは

シャワーに入って
お湯につかると。

で 半年間
シャワー浴びてないとですね

水 出した時に…

ずっと半年間 水玉の水しか
見てないわけですよ。

水っていうのは ああいう
水玉になると思ってるので

全部の粒が一方向に
下に落ちていくっていうのは

すごい びっくりするんですよね。
なるほど。

フフフフ…。 そりゃ そうです。
そういう状態で水を…。

ああー すごいな シャワーって
思いながら浴びて。

で お風呂に入ると
すごく軽くなった気分に…。

あっ そうですか。
体が一気に軽くなった気に…。

気持ちがいいでしょ? それでね。
気持ちがいいですね。

戻ってきてよかったなと
思う瞬間ですね。

今 アメリカのヒューストンに
お住まいですって?

はい。 ほとんど
ヒューストンにおります。

単身赴任なんですって?
そうなんですよ。

ですからね 家族と離れて

単身赴任の
お父さんの悲哀を一身に感じて。

お食事は
どうしてらっしゃるんですか?

食事はですね
自分で自炊して作ってるので。

日本に帰る時にね 食材もらって
単身赴任 自炊で頑張ってます。

お嬢さんが3人いらっしゃるって
伺ってるんですけど。

子供たちもね 前 お会いした時に
ちっちゃかった…。

もう社会人に…。
もう社会人になった…。

社会人と大学生なんですけどね。
そうですか。

ですから 普段
なかなか会わないんですけど。

会える時は一緒に
ゲームやったりして遊んでます。

そうですか。
でも 本当に あっという間に

経ちますね。
大きくなっちゃいましたね。

本当ですよね。 そうですか。

宇宙飛行士になりたい方への
あれなんですけど

13年ぶりに新規募集して…
一番大切な事は なんですか?

そうですね。 やはり
困難な状況に挑戦していく事と

あとは 現状を突破する力
っていうんですかね。 突破力。

で あと やっぱり
今は発信力っていうんですかね。

その自分たちの体験を
いかに伝えていくか。

色んな人たちに
わかって頂けるような

共感して頂けるような
発信力っていうのが

すごく大事かなと思いますね。
なるほどね。

まあ そうすると
私たちからすると

人間的であるっていう事も大事…。
おっしゃるとおりですね。

やはり 宇宙も生活の場で
社会ですから。

で 色んな人が
国際宇宙ステーションをはじめ

月かもしれないですけども
色んな場所に行く中で

人間社会が広がっていくと。
そういう意味では

色んな人に
挑戦してほしいなと思ってます。

最近はね
民間人の宇宙飛行っていうのが

話題になってますけど。
そうですね。

ですから 今年 2021年

一気に民間人の方が…。
いわゆるプロで…

訓練を受けてない人が
宇宙に行ける時代になったなと。

そういう意味じゃ
芸術家とかですね 詩人とか

アーティスト アスリート
そういう人たちにもね

本当に どんどん
挑戦してほしいなと思いますね。

私 谷川俊太郎さんなんかに
乗っていってもらって

詩を作ってもらったりとかしたら
面白いかな…。

いや 徹子さんも ぜひ 宇宙に…。

宇宙から 『徹子の部屋』を
やって頂きたいなと思います。

それは一番面白いですけどね。
「今 外をご覧になって

どうお思いになりましたか?」
とかね。

そうですよね。 はい。
ぜひぜひ 挑戦してください。

じゃあ
私も行けるっていう事ですね。

大丈夫だと思います。
ぜひ 挑戦してください。

ぜひ 行きたいと思ってます。
一緒に行きましょう。

ご一緒に行けたら
こんないい事ないですよ。

ですよね。 楽しみにしてます。
面白いですよね。

でも 無駄話なんかする時間
あるんですか?

話しする中で
経験が豊かになると思います。

そうですか。 でも
色んなお話伺えて よかったです。

ありがとうございます。
楽しかったです。

ありがとうございました。
またいらしてください。

『徹子の部屋』は

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