グレーテルのかまど「羽仁もと子の希望まんじゅう」[解][字] …の番組内容解析まとめ

出典:EPGの番組情報

グレーテルのかまど「羽仁もと子の希望まんじゅう」[解][字]

日本の女性ジャーナリストの先駆け、羽仁もと子ゆかりのスイーツ、希望まんじゅう。ホクホクのさつまいもあんがぎっしり詰まった大きなまんじゅうに込められた願いとは。

番組内容
羽仁もと子が創設した学校で、毎年秋になると作るという希望まんじゅう。10人分はあろうかという大きなお菓子を切り分けて食べます。たっぷりのさつまいものあんを包むのは、カリカリのクッキー生地。羽仁もと子の病からの回復を祝って、生徒たちが生み出したというこのお菓子は、その誕生以来、大切に受け継がれてきました。祈りや願いをぎっしり込めて作り上げる、大きなおまんじゅうにヘンゼルも挑戦!
出演者
【出演】瀬戸康史,【声】キムラ緑子

ジャンル :
バラエティ – 料理バラエティ
情報/ワイドショー – グルメ・料理
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化

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  11. 最初
  12. お姉ちゃん
  13. ヘンゼル
  14. 家族
  15. 回復
  16. 活躍
  17. 今日
  18. 食感
  19. 水分
  20. 生活

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

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さつまいもの あんがぎっしり!
大きな おまんじゅう。

希望がたっぷり詰まっている。
そんな名前を持つお菓子…

ジャーナリスト そして 教育者として
活躍した 羽仁もと子の学校で

生まれたお菓子です。

毎年 秋になると このおまんじゅうを
作るという 生徒たちにとって

これは 特別なスイーツ。

このお菓子に ぎっしりと詰まった
思いとは?

おなかいっぱい味わいましょう!

光る石をたどれば行き着く不思議な家に
あの お菓子の家の

ヘンゼルとグレーテルの末えいが
暮らしています。

彼らが振る舞う おいしいお菓子の物語を
ご賞味あれ。

はあ 秋だな~。
切ない季節だな~。

そうね。 秋ね~。
何 たそがれちゃってるの?

のっちゃったじゃない。
何?

えっ 何 たそがれてるのかなと思ってさ。
いや何かさ 秋って 何か寂しくなるよね。

姉ちゃんも たぶん
そんな気分なんだろうね。

これを見て これを。
なになに? 「希望で満たされたい!」。

いや 気持ちは分かるよね。

俺も何か 心に ぽっかり穴が開いたような
気分。

そんなやつじゃないと思うよ
お姉ちゃんの。

これはですね ストレートにですね

「おなかパンパンに
たらふくに食べたい!」っていう

お姉ちゃんの心の叫びなのよ。
そうなの?

そういうの。 そういうスイーツあるのよ。
ヘンゼルも きっと す~ごい好きだと思うよ。

あなたたち食いしんぼう
きょうだいだから!

ちょっと 本 見てみますか。
はい どうぞ。

ということで こよいひもとくのは
「羽仁もと子の希望満充」。

(鐘の音)

始業の合図の鐘の音が響き渡る

東京 東久留米の閑静な
住宅街の中にある学校。

昔ながらの木造校舎に 畑。

東京とは思えない光景が広がります。

この学校を創設した 羽仁もと子。

明治時代 女性記者の草分けとして活躍し
その後 婦人雑誌を創刊。

家計簿を考案するなど さまざまな仕事を
残しました。

羽仁もと子ゆかりのお菓子として
生徒たちが作り続けてきたのが…

10人分はあろうかという
大きなお菓子です。

中には さつまいもで作ったあんが
ぎっしり詰まっています。

この学校の卒業生に
作り方を教えてもらいました。

よろしくお願いします。

希望満充を 折々に作るという黒田さん。

娘の結以さんも この学校に通っています。

まずは 何と言っても お芋!

あんが 水っぽくならないように
ホクホクしたものを選びます。

あんを包む生地は バターや小麦粉を
混ぜ合わせて作ります。

うまくいくかな…。

希望満充作りのクライマックスは
あんを生地で包む作業。

丁寧に くるみます。

このおまんじゅう 学校の創立者だった
羽仁もと子が

病から回復したことを祝って
当時の生徒たちが生み出したもの。

以来 大切に受け継がれてきました。

私が作る時は 例えば…

こんがりと焼き上がった 希望満充。

忘れてならないのが この旗。

希望で満ちあふれることを願い
この漢字をあてて

「まんじゅう」と読むのです。

ほんと この旗がなければ
希望満充じゃないので。

この「希望満充」っていう旗が立つだけで
ぐっと特別感が出るかなと思います。

大きな希望満充は
分け合っていただきます。

うん。 いい感じ。

おいしいです。

たっぷり詰まった希望と喜びを
分け合って。

おなかも心も 甘く満たされる
優しい味わいです。

ちょっと かまど! 最高じゃん
このスイーツ!

すごいでしょ!
さつまいもあん しかも おっきい。

これは 作るしかないでしょ。
そうですね。

じゃあ キメテどうぞ!
はい!

サクサクの生地に さつまいもが
ぎっしり詰まった

幸せの味を目指します!
はい 希望満充!

ではまず 何と言っても さつまいもね!

どどど~ん! すごいでしょ これ。
うん!

希望満充はね あんの水分が多いと
失敗しやすいから

ホクホク仕上がる 紅あずまを使います。
なるほど そういうことね!

さつまいもは ホクホクのもの

ねっとり粘りけの強いものなどがある。

用途に合わせて
使い分けることが大切なんだ!

そうなんですよ~。
でしょ?

じゃあ まず ピーラーで
皮をむいて下さい。
はい!

今日はもう 夢のスイーツでしょ?
ねえ!

もう さつまいものあんも
どっしり 食べられるよ。
ほんと。

はい じゃあ これをね
輪切りにしたいのよね。

分かりました。 かたいぞ これ。

よし かまど!
はいはい。

それを 水にさらしたいのよね。
あく抜き あく抜き。

あくが出ますからね。
あんの色が悪くなりますから。

OK。

うわっ 更に いい香りが。

はい じゃあ 砂糖と塩を入れちゃって。
分かりました。

混ぜますけれど ここで オキテよ!
はい!

飛ばす?
はい これね すごい大事です。

砂糖を入れると さつまいもの水分が
出てくるのね。

だんだんしっとりしてくるの。

それを火にかけて
しっかり 水分を飛ばします。

飛ばさないと 希望満充を焼いた時に
破裂してしまうことがあります。

それはダメだ。
だから しっかり飛ばして下さい。

鍋底に薄く膜が張るぐらいまで飛ばす。
分かりました。

このねっとりしたのも
おいしいんだよな~。

おいしそうだな~。
あ 何か…。 こういうこと?

そうそう そういうことよ。
ほら。

じゃあ それを バットに移して
冷ましますよ。

はい。 これで 冷ますと。
うん! いいですね。

今から 90年ほど前に生まれた希望満充。

生徒たちの特別な思いが
込められていました。

1873年 青森県八戸市に生まれた
羽仁もと子。

24歳の時に 東京の新聞社に入社。
記者として活躍します。

当時 女性の記者は
ほとんどいませんでした。

もと子は それまで
光を当てられていなかった社会問題を

次々 取り上げて執筆。

とりわけ 教育など 子供を巡る問題を
深く掘り下げていきました。

34歳の時に 同じ新聞社に勤める
羽仁吉一と結婚。

同じ志を抱いていた2人は
雑誌「家庭之友」を刊行。

その後 出版社も立ち上げます。

この変化の大きい社会の中で…

誌面では 日々の生活と その中心である
家庭の役割をひもといていきます。

中でも 子供たちの学びの場として
家庭の重要さを痛感した 羽仁もと子。

家庭的な日々の生活を軸に据えた
教育の場をつくろうと

1921年 「自由学園」を創設したのです。

友情的 家庭的っていう言葉を
使ったりしてるんですけども。

校内には畑があり 生徒たちが野菜作り。

自分たちが使う机や椅子も
自分たちが育てた木で

手作りしてきました。

「食」も大切な生活の一部。

毎日の昼食は 生徒自身が
学年交代で作ります。

台所も最初はなかったようですけれども。

少人数のグループが
家族のように協力し合い

物事を達成していく。

もと子は 家族の集合体のような
学校を目指したのです。

羽仁夫妻は ミスター羽仁
ミセス羽仁と呼ばれ

生徒たち全員の
両親のように慕われました。

学校生活を送って
13年の月日がたったころ

羽仁もと子は 過労で倒れます。

半年ほどの休養を経て ようやく復帰。

その時 生徒たちに伝えた言葉があります。

それが 「満身満心の希望」でした。

「満身満心の希望」という言葉だった。

家族のような生徒たちと
再び 学び合える喜びに

満ちあふれていた ミセス羽仁の言葉。

その思いを受け取り 回復を喜んだ
生徒たちが生み出したのが

みんなで分け合う
大きな希望満充だったのです。

一つ一つ作るんじゃなくて…

何か 心が豊かになる学校ですね。
すばらしいね~。

で また あの希望満充が
回復したお祝い?

すごい慕われてたんだなっていうのも…。
確かに。

じゃあ…。
続きやりますか! はい やりましょ!

じゃあ 次は さつまいもあんを包む
生地作りです!

はい これは いわゆる
クッキー生地ですね。

そうですよ。 クッキー生地はね
もう何回もやってますから。

任せといて下さいよ。
どんどんやれますね。

まずは ここに お砂糖を入れて。
バターに お砂糖。

うまいうまい。 いいですよ~。
じゃあ 卵。

卵 3回ぐらいに分けて。
さすが もう 何も言わない かまど。

どうぞ。
で 粉ですね?

粉ですね。 その粉は
小麦粉とベーキングパウダーを

合わせてありますから。

で 最初は切り混ぜ。
最初は切り混ぜで。

だいぶ まとまってきたでしょ。
まとまってきたと思ったら 手!

はい。 ちょっと やわらかいでしょ?
やわらかいね。

だから ちょっと冷やそうかなと
思ってるんですけど。

丸くしてから 平らにして下さい。

こんなもんかな。

で それ バットにのせて
ラップに包みますか。

ラップをしまして。

よし じゃあ 涼しいとこ 行こうか?
優しい…。

かまど! どう?
しっかり冷えてますね。

じゃあじゃあ その生地 のばすんですよ。
のばしていきますか。

そこにね 丸めた さつまいもあんが
ありますから。

それの 二回り大きくしてほしいわね~。

OK。
まず 生地をトントンとたたいて

かたさをね。

よし のばしていきますか。
はい やわらかくなりました。

おっきなね あのさつまいもあんを
これで包むんですからね。

だいぶ 大きさ要りますね。
そうだね。

いいんじゃないかな。
こんな感じ?

じゃあ ここで オキテどうぞ!
はい!

あ~ 分かりました これは。
はいはいはい…。

ここが すごく難しいんですよ。

生地を 上に集めるように寄せて
包んでいくんだけど。

空気が入っちゃうと 切った時に
あんが ぎっしり詰まった感じに

ならないんですね。

これだから そのひだひだなってる部分が
ちょっと怪しいよね。

はい!
「はい」じゃない! ごり押し ごり押し。

そうそう そうやって そうやって
そうやって引っ張って 引っ張って。

余ってる部分からこう ちょっと
取ってくるっていうことね。

ぎゅっぎゅっぎゅってやるんだけど
あんまり ぎゅっぎゅ やりすぎると

破いたりするから。
あっ でもほら。

いや きれいになってきたんじゃないの?
そこで卵を塗りますか。

はい。 これ もうまんべんなく。
全体に しっかりですね。

かわいらしい。
よし!

はい! じゃあ 180℃で 50分
焼いていきましょう!

180℃で。
50分ですよ。

ぎっしり詰まって
焼き上がってちょうだい!

祈りまで出ましたか…。

ちょっと一息 ティーブレイク!

さつまいものお菓子 いろいろご紹介。

まずは さつまいもスイーツの定番…

でも ちょっと変わった フレーバー!

なんと コーヒー味と カカオ味!

あとから 香りが ふわっと
鼻を抜け やみつきになる味!

お次は…

プリンのような新食感の
スイートポテトよ!

最後は…

揚げたさつまいもに
あんをからめるのが定番ですが

こちらは 揚げてない大学芋!

熟成させたさつまいもを 長時間かけて
じっくり焼き上げているの。

究極の ねっとり食感になるんですって!

さあ 今年は新感覚
お芋スイーツで秋を満喫!

どうかな~。

うわ~! すごい! こんなに…。
いや かまど 大成功じゃない これ。

いや~ きれいに焼けてる。
ちゃんとできた~!

ちょっと お皿にのせてみようか。
はい! よっ!

うわ~ 結構ずっしり。
ずっしり。

あなたの好きな
さつまいもあんが 中に ずっしりです!

よし…。 はい!

じゃあ これに やっぱり旗でしょう!
かまど。

私が作りましたよ。 これ すてきでしょ?
準備してくれてる ありがとう!

これで やっぱり特別感出さないとね。

じゃあ これを 中央に。
どうさどうさ。

できたよ。
どやさ!

希望満充! いい感じだね!

ヘンゼルと並ぶと 大きさがよく分かるわ。
ほんと? ほら ねえ。

(チャイム)
あっ 姉ちゃん帰ってきた!

姉ちゃん お帰り!
お姉ちゃん お帰り!

ぎっしり詰まってるよ!

こんがりと焼けた 大きな希望満充。

中に詰まった 甘~いさつまいもあんは
幸せいっぱいの味。

みんなで仲良く 切り分けて召し上がれ。

この日は 年に一度
生徒たちが希望満充を作る日。

担当は 高等科の2年生。

中学1年から高校3年まで

生徒と教職員 およそ300人の
食事を作ります。

特大サイズのお鍋と釜で。

最初は 簡単なメニューから始める
昼食作りも 高校生になると

手が込んだものに。

この日のメニューは
ごぼうをたっぷり使った柳川風丼と…

そして 「お食後」と呼ばれるデザートは
希望満充です。

それぞれ 担当に分かれて
調理する生徒たち。

それ のばしすぎ…。

初めて作る希望満充には 四苦八苦。

だからこそ できた時の感動も ひとしお。

できてよかったなっていうのを
思っています。

仲間と作り上げる昼食。

その喜びは 希望満充とともに
いつまでも忘れられない味わいです。

今日の「グレーテルのかまど」
いかがでしたか?

もと子さんのために 学生たちが作った
希望満充。

今も その優しい思いとともに
受け継がれているんですね。

ぎっしり詰まった希望の味 楽しみです。

それではまた このキッチンで
お目にかかりましょう。

では ちょっと失礼して。

いただきま~す!
どうぞ~!

これ 結構なボリュームだよね!
すごいね~!

いくらでも食べられますよ 今日は。

う~ん もう…
おいしいに決まってるよね。

最高 これ。
はい 食べてますね さつまいも。

これ あんの滑らかな食感と
ちょっとね まだ さつまいも感が

残ってるところもあってさ。

その食感の違いがいいよね。
なるほど。

もし かまどが具合悪くなったら
これ 作ってあげるね。

ほんとに? 希望満充? うれしいな!

「かまどまんじゅう」!
うん? 希望満充じゃないの?

どういうこと? その観光地の
お土産まんじゅうみたいなの。

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