インタビュー ここから「ラグビー元日本代表 五郎丸歩」[字] …の番組内容解析まとめ

出典:EPGの番組情報

インタビュー ここから「ラグビー元日本代表 五郎丸歩」[字]

今年、現役を引退したラグビー元日本代表の五郎丸歩さん。いまだから語れる、挫折と成功。そして、ラグビーの本質とは何か。自身の原点である静岡でインタビュー。

詳細情報
番組内容
今年、現役を引退したラグビー元日本代表の五郎丸歩さん。第二の人生として選んだのは、コーチや監督ではなく、裏方としてチームの「運営」にかかわることだった。なぜ、このタイミングでの引退なのか。そして、五郎丸さんの人生を貫く哲学はどのようにはぐくまれたのか。原点となる静岡・ヤマハスタジアムで徹底インタビュー。プロ入り直後の挫折、それを乗り越えての成功、その先に氏が思い描く新たな世界が見えてくる。
出演者
【ゲスト】ラグビー元日本代表…五郎丸歩,【きき手】高■秀平

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論

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  17. チケット
  18. プレー
  19. 意志
  20. 運営

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

NHK
created by Rinker
エンスカイ(ENSKY)

大人に近づくって いろいろ面倒。

(実況)行け~! 行け~! トラ~イ!

2015年の
ワールドカップ

優勝候補の南アフリカに勝利するなど

歴史的快挙を
成し遂げます。

キック前のポーズは 社会現象にも。

今年 五郎丸さんは 現役を引退。

次に選んだ道は

静岡で新たに出来るラグビーチームの
運営でした。

新たなラグビー人生を歩み始めた 今

五郎丸さんが貫く信念を 聞きました。

♬~

静岡県磐田市。

五郎丸さんが プロとしての
第一歩を踏み出したのが ここ。

ヤマハ発動機ジュビロの本拠地
ヤマハスタジアムです。

よろしくお願いします。
どうもよろしくお願いします。

NHKの高栁と申します。
今日は 一日 よろしくお願いします。

静岡ブルーレヴズの五郎丸です。
頂戴します。

もう 相当な数の名刺
配られたんじゃないですか?

相当いきましたね。 静岡県内は特に。

何枚ぐらいとか? もう…。 いや もう
2箱 3箱ぐらい なくなりましたんで。

あっ 本当ですか。
はい。 もう かなりの数を 回ってますね。

芝 きれいですね。
めちゃくちゃきれいですよ ここやっぱり。

久しぶりにいらっしゃると
プレーしたいなとは…。

全然 思わないです。 もう。
思わない?

引退したら 何か 別に
やりたいとは思わないですね。

だから 逆に このスタジアムにも
本当にお世話になってきましたし

まあ これから違う立場で

このスタジアムを
楽しませる空間にするために

まあ チケットだとか
試合当日の演出だとか含めて

今 すごい いろいろと
調整をさせていただいてますけど…。

いろんな人が思ってると思います。

何で このタイミングで
引退されたのかなと。

まあ 35かなっていうのは
ず~っと自分の中でも

イメージとしてありましたし
トップリーグが終わったタイミングと。

ちょうど節目としては
よかったかなっていう。

まあ 日本のワールドカップの大会も
終わりましたし

まあ 次 また新たなチャレンジだな
っていうところで

現役は 引退して
まあ運営の方に回ったって感じですかね。

いわゆる ラガーマンではなくなった今

毎日 どんなふうに
過ごされてるんですか?

いや もう 本当に会社員と一緒で

朝 会社行って 夜帰るって感じです。
本当に。

まあ でも 出張も なかなか多いですね
やっぱり。

福岡出身の五郎丸さん。

早稲田大学では 日本一を何度も経験し

世界で活躍できる若手として
日本代表デビューを果たします。

その後 ヤマハ発動機ジュビロに入団し

静岡県でのプロ生活が始まりました。

当時 チームは
全国制覇の経験がありませんでした。

日本一になるんだったら

日本一になったチームに行った方が

早いんじゃないかなって
思うんですけど…。

いや それは面白くなかったですね。
まあ もう 大学の時は

日本一を取らなくちゃいけないような
チームに ずっといましたし

まあ 本当に そういう すばらしい
4年間 過ごさせていただきましたけど

次のステップでやはり 日本一が
なったことがないチームに行って

共に成長しながら
日本一を取って 喜びたい

っていう思いが強かったですね。

大きな期待と夢を抱いて始まった
プロ生活。

しかし…。

順風満帆じゃなかったですね。

僕 開幕から3試合ぐらい連続で
退場して

謹慎食らいましたから。

まあ 過去に前例ないですよね こんな人。
ハハハハ。

それは どうしてですか?

え~… まあ 技術不足ですね
簡単に言うと。

勝ちたい 止めたいっていう思いは
強かったですけど

それに 全然 体がついていってなくて。

例えば 足かけてしまったりだとか

そういうところで 非常にチームに
迷惑かけた部分もありましたけどね。

いわゆる ラフプレーという?
まあ ラフプレーですね 今 簡単に言うと。

何か 今の五郎丸さんからは
想像ができないんですけど…。

まあ どうですかね。
とんがってた部分は

かなりあると思いますけど

まあ 技術がついてきてなかった
っていうのは間違いなくあると思います。

追い打ちをかけたのが
2008年のリーマンショック。

会社は 大幅な赤字で
チームも縮小され

プロとしての契約は
打ち切りになりました。

社員として
働きながら試合に出ることになりました。

ラグビー 一筋だった生活は 一変。

広報宣伝部に所属し

展示するバイクの管理などを行う日々が
始まりました。

働いたご経験っていうのは
あったんですか?
いや なかったです。

バイトもしたことなかったですし…。
あっ そうなんですね。

バイトなんかする時間なかったですよ。
そっか 練習で。

もう 練習 練習だったんで。

最初 社員になるって時には
どう思われましたか?

まあ でも あんまり
ネガティブでもなかったですかね。

まあ 何か 一生に一回ぐらい
やっぱり 働かないとなとか思いながら。

まあ いい勉強なるだろうなとは
思ってましたけど。

じゃあ バイクもいろいろ覚えないと…。

普通に 世の中が言ってる名前で
呼んでくれたらいいんですけど

社内の呼び方ってあるじゃないですか。

それが もう 最初 全く分かんなくて。

まず その車両の名前を覚えることが
大変でしたね。

練習には 影響出ますよね?

ああ 影響は出ますね やっぱり。

休む時間が そもそも もう
全くなくなって。

基本的には もう 皆さんと
おんなじような時間帯で働いて

そのあと 練習とかですね。

あとは やっぱり
その 出ていく人も多かったので

当時が 35いなかったんじゃないですかね。

それぐらいの選手でやってたので。

そもそも 15対15の練習が
できないんですよね。

けが人もいますから ラグビーの場合は。
はいはいはい。

まあ 一番苦しかった時期
なんじゃないですかね。

社員として働いた中で

一番印象に残ってる 仕事とか 人とか
今 振り返れますか?

そうですね。
僕が その広報宣伝部に行って

上司の方がいらっしゃって

本当に 柔らかい方で
いつもニコニコしてて

みんなから好かれるような
上司だったんですけど…。

まあ でも 厳しいことも
やっぱりね 言われたんで。

やっぱりラグビーしてて プロでやって

まあ 会社の事情があって
社員に戻ってってなると

まあ 周りの人は
ちょっと気ぃ遣ってくれてたりとか

いや もう 仕事しなくて
休んどきなよとかって

言ってくれてたりとかもした方も
いらっしゃいましたけども

まあ その上司は
もう やる時はやれよみたいな。

仕事は ちゃんと 仕事でやろうね
みたいな感じで 言ってくれたりとか…。

まあ 何か 一回怒られたことも
ありましたね。

何か こう 注意されて

それは そうじゃなくて
こういうことがあってっていう

やり取りをしてたら
いや お前 まず謝れよみたいな感じで。

こう ズバッと言ってくれる方でしたね。

でも その分
すごいラグビーも応援してくれましたし。

本当にお父さんみたいな感じの
存在の方でしたけど…。

それは 五郎丸さんが 何か間違えた時に?
うん そうです そうです。

それ言われた時は どう思いましたか?
ああ 確かになと思いましたよ。

まあ まず謝るのが
普通だよなと思いながら。

まあ すごい反省しました。

何か その 言い訳してる自分に
気付けてないっていうか

指摘されたのが
仕事の時だったっていう感じで

まあ 自分を見つめ直す
いい機会になりましたけどね。

会社員を経験した五郎丸さんは
ラグビーの試合中でも

職場の仲間とのつながりを
感じるようになりました。

チームが一番低迷した時だったので。

まあ 本当に 欠かさず みんな来てくれて
旗振ってくれて。

本当ありがたいですよね。

どんな景色に見えるんですか?
こっち側から見ると。

いや もう 本当 一人一人
表情すごい見えるんです こんだけ近いと。

やっぱり 負けると 何か申し訳ないな
っていう気持ちにもなりますし。

まあ 勝った時は
やっぱ ちょっと また違いますよね。

すごい喜んでくれますし。

本当にピッチでプレーしてて
人数 数えれんじゃないか

っていうぐらいしかいないんですよ
みんな。 ファンの方たちって。

ガラガラなんですよ 本当に。

まあ そん中でも
やっぱり 大漁旗 振って

応援してくれたりとかする姿
っていうのは

すごい うれしかったですし

まあ そういう苦しい時を
支えてくれた方々に対する思い

っていうのは強かったですね。

逆境を乗り越えて
チームは 2015年 日本選手権の決勝へ。

(実況)日本代表候補 マレ・サウが行って
飛び込んだ! トライ!

前半7分 ヤマハ 先制のトライ!

日本代表でも
キッカーを務める五郎丸。

(実況)きれいに弧を描いて

2本のゴールポストの間を
割っていきました。

(ホイッスル)
(実況)ここで ノーサイド!

ヤマハ発動機ジュビロ
悲願の日本選手権初優勝!

今もよく思い出しますか?
当時のことは。

やっぱり
あの苦しい思いがあったからこそ

このチームに対して 愛着というのが
すごい湧きましたし

その時 チームを離れることなく
チームに残ったメンバーっていうのが

このチームを ずっと支えてきた
メンバーでもあったので。

まあ~ うれしかったですね。

まあ どの ほかのチームよりも
やっぱり優勝した時に

心の底から喜べる。

で ファンの方々も 本当に喜んでくれて。

その時は本当 誰一人帰ることなく

バックスタンドのね
ヤマハのファンたちは。

もし 社員を経験していなかったら

五郎丸さんのラグビーって
どうなってたと思いますか?

どうでしょうね。
別に社員やったことが

美しいとは別に思わないですし。

プロで選んできた人間ですから

まあ プロを続けることが
一番よかったんでしょうけど。

まあ 人生そんな甘くないですし
どっかで そういう挫折…

挫折って呼んでいいか
分かんないですけど。

まあ 自分が望んでない人生というのが
来るタイミングは 絶対に来るので。

それを ネガティブに捉えるか
ポジティブに捉えるかで

だいぶ その後の人生って
大きく変わってくると思いますので。

(実況)行け~ 行け~! トラ~イ!

♬~

僕自身は やっぱり3歳から
ラグビーやっていた人間としては

やっぱり
一人にフォーカスすることは

明らかにおかしい というふうな
違和感は すごい感じたけど

そもそも ラグビーっていうスポーツを
知らない人の方が 圧倒的に多い中で

派手なプレーとかって みんな
観客が ば~っと沸いたりとか

するんですけど それは

自分に与えられた
仕事をしただけなので。

何を伝えたかったんですか?

う~ん。
だからその ラグビーの本質ですね。

何でかというと…

嫌でも。

本当に 現役生活
お疲れさまでした。

五郎丸さんは 35歳になるのを機に
引退を決断しました。

次は選手としてではなくてですね

マネージメントの立場として
ラグビー界に しっかりと

貢献していきたいというふうに
思います。

今 日本のラグビー界は
大きく変わろうとしています。

ジャパンラグビー トップリーグは

ジャパンラグビー リーグワン
と名前を変え

より地域に密着したチームに
生まれ変わろうとしているのです。

五郎丸さんは 静岡ブルーレヴズと
名前を変えたチームで

経験のない 運営の道に踏み出しています。

運営という新しい役割に
チャレンジされるわけじゃないですか。

でも失敗するかもしれない。

どうしてその一歩を
踏み出せるのかなと。

自分の意志が そこにあるからですね。

別に失敗とも思わないと思うんですよ。

自分の意志だったらですよ。

やらされた時の失敗と
自分から 自ら一歩踏み出す失敗って

大きな違いが 僕はあると思っていて。

自分が
一歩踏み出しての失敗っていうのは

絶対 次に生きてくると思うんですよ。

自分でアクション
起こしてるわけですから。

でも 誰かにやらされた失敗っていうのは
基本的に

自分のせいには
しないじゃないですか。

やらせた人のせいにするじゃないですか。
言い訳できますもんね。

言い訳できるし
次につながらないわけですよ。

だから基本的には自分は
次の道だとか何か選択する時には

あんまり周りに相談せずに
自分の意志で決めます。

後悔したくないから。

誰かの意見聞いたから
こうしてみたとか

っていうのはないですね。

自分の意志で決めて
自分でアクション起こします。

昔からそうだったんですか?

そうですね。
基本的に昔からそういう人間です。

物事は捉え方だと思ってるので。

失敗だと思えば そこで終わるんですよ。

でも何か その失敗した時に
次のチャンスもらったとか

…っていうふうに捉えれば
すごい面白い時間になるじゃないですか。

だから あまり失敗したとかって
思わないんですよね。

キックの時とかもそうですか?
全然思わないですね。

外しても?
全く思わないです。

全くですか?
全く思わないですね。

どうして…?

それは そこまでに
しっかり準備しているからですよ。

でも もう 準備
自分ができるだけして

やった結果 外れたら
これはしょうがないじゃないですか。

結果ですから それは。

過程で妥協すると あの時
ああしておけばよかったとかって

後悔したりだとか
ああ やばいなとかって

思ったりするかもしれないけど。

自分ができる準備は全てやった上で
試合に臨んでキック蹴ってるんで

外れたら
まあ次だな みたいな感じですね。

五郎丸さんの語る準備の大切さ。

11月初め 五郎丸さんを訪ねると

開幕戦に向けた準備に追われていました。

これって静岡県の業者とかって
入ってるんですか? 基本東京ですか?

はい それはですね
私も実は気になっていて

この一覧から…
静岡系のとこっていうのは

この ここの1店舗しかないですね。
そうですよね。

やっぱコロナの状況 影響っていうのも
鑑みて

難しさはありますか?
あります。

これは運営面
チケットも含めてですね。

今の現段階では
Jリーグやプロ野球が

100%入れるという情報が出てる中で

我々 開幕が1月なもんですから

そういったところの調整も これから
やっていかなくちゃいけないですね。

地方にラグビーチームがあることの
意味って 何なんでしょうね?

ほとんど 関東だったり
関西 本当に大都市ばっかりなんですね。

地方都市に珍しく 静岡ってそこまで
おっきな県でもないですし

そういう地方のチームだから
できるアクションというのは

間違いなくあるし
Jリーグだったりだとか

野球のような 本当に市民だとか
県民に愛されるようなチームを

みんなが
多分目指していくと思うんですよ。

どんな思いが一番強いんですか 今。

まあでも 根本は
やっぱり このラグビーという競技が

好きだということですね。

この ラグビーというものをもっと

みんなが見に来てほしいし

もっと身近に感じてほしいし。

何かそういう世界観をつくっていく

面白さっていうのは
すごい感じているんですよね 今。

まあでも 一人でやっぱり勝つよりも

みんなで勝った方が
喜びが大きいというのは

あるかもしれないですね。

だから そのチームに関わる人が

多ければ多いほど 幸福感って

大きくなっていくと思うんですよ。

やっぱり
チームのために無心で

体を張り続ける
ことができる。

そこに見返りを求めてない。

これ 日常的に生きてて そんなことなんて
ありえないんですよ。 絶対。

ないですね。
自分が犠牲になると その分

対価を求めるじゃないですか。
損したと思います。

でも ないんですよ。 スポーツの世界には。

ラグビーは特に。

それがやっぱり やってて気持ちいいし。

究極の選択が 毎回 来る中で

痛いことであろうが
きついことであろうが

やり続けてる仲間たちと
一緒にいれるっていうのは

すごい幸せだし
その結果 勝つことができたのなら

もう最高ですよね。

何か 現実の世の中も そういうふうに

みんな 生きていけるといいですけどね。
まあ 理想ですよね。

それは理想ですけど
でもまあ そういうのを やっぱり

この非日常の空間で
プレーで味わってもらえるのが

スタジアムだと思うので。

うん。 何かそういう
空間づくりっていうのは

していきたいなと思いますね。
もう 自分はプレーヤーとして

ここに立つことはないので。

その究極の非日常をつくり上げる。

まあ チケット1枚にしても
そうですよね。

そのチケットには
全くの価値はないんですけど

でも そこに価値を感じて
お金を払ってくれるわけですよね。

紙切れ一枚ですよ たったの。

でも その価値観は いくらにでも
膨らますことはできるし

究極の非日常なわけですよ
スタジアムっていうのは。

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