ポツンと一軒家 桜に台杉!?木に囲まれた36歳3代目…親子つなぐ跡継ぎヒストリー[字]…の番組内容解析まとめ

出典:EPGの番組情報

ポツンと一軒家 桜に台杉!?木に囲まれた36歳3代目…親子つなぐ跡継ぎヒストリー[字]

衛星写真で発見!“何でこんな所に?”という場所に、ポツンと建つ一軒家を日本全国大捜索!

◇番組内容
【大分県】
西部にある広大な畑のような土地に建物を発見!捜索隊が向かった最寄りの集落は、四方が山に囲まれた地域。その中でもひときわ目を引いたのが、茅葺き屋根の大きな建物。その建物の住人に話を聞くと、移住して1年目という夫婦だった。この夫婦から、次々と地元に詳しい人を紹介してくれることになるのだが…
◇出演者
【司会】所ジョージ
【パネラー】林修
【ゲスト】篠田麻里子、松島花
◇ナレーション
緒方賢一、小山茉美
◇おしらせ
☆お知り合いの『ポツンと一軒家』を教えてください!

☆番組HP
 https://www.asahi.co.jp/potsunto/
☆Twitter
 https://twitter.com/potsun_abctv

ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
バラエティ – お笑い・コメディ
バラエティ – その他

テキストマイニング結果

ワードクラウド

キーワード出現数ベスト20

  1. 捜索隊
  2. 福島
  3. 飯田
  4. 作業
  5. 陽平
  6. ポツン
  7. 一軒家
  8. 屋根
  9. 植木
  10. 生産畑
  11. トラック
  12. 本当
  13. 衛星写真
  14. 三代目
  15. 出荷
  16. 植木屋
  17. 大分
  18. Dプリンター
  19. サルスベリ
  20. 移住

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

誰かもらってきてくんねえかな
みたいな…。 下で。

<衛星写真を拡大すると

見えてくる>

<人里離れた

<いったい

<こんな所に
暮らしているのだろうか?>

(捜索隊)えっ? まさか ここ?

すごい細いですよ なんか

うわー 景色が変わった

確かに こんな道
わかんないですよね

<地元の人の案内がなくては

決して たどり着けない

深い 深い森の奥に…>

(捜索隊)えっ? こちらは…

(飯田)買ったんですよ
(捜索隊)そうなんですか

(飯田)明治元年にできて…

百五十年たって…
(捜索隊)うわー

お仕事 何されてる…
3Dプリンターを使って

家を造るっていう会社
やってます

(捜索隊)はあ?

<築150年を経た
茅葺き屋根の古民家で

暮らしながら

驚くべき
世界の最先端技術を駆使する

謎の人物が…>

<今夜も

(スタジオ内 拍手)

先生 いいですね 今日

なんか華やかですね
スラッとした女子に囲まれて

ふだんと雰囲気 違いますね

どうですか?
って

見てます 私 大好きで
うちの田舎も

ほぼほぼ
ポツンと一軒家みたいな…

そうなの?
結構… 福岡の糸島って

わかりますか?
わからない

(篠田)
糸島っていうとこなんですけど

ド田舎で そこで育ってるので
すごい なんだろう

親近感があるというか
そうなんだ

花さん 東京ですもんね
東京です

私 兄が
平屋の一軒家に住んでるんですよ

自分でリフォームして

なので ちょっと こう
私が都会担当で

兄が自然担当で…

何 勝手に分けてんの?
ははははっ

まあ ちょっと
自然を感じたかったら

兄のとこ 行きゃいいやみたいな
ちょっと そう思ってます

なるほど
では まいりましょうか

今回のポツンと一軒家 こちらです

九州は 大分ですか
(篠田)大分

大分も広いんですが
西のほうですね

大きい畑
これは かなり大きいですね

農家じゃないですか 完全に
そうですね

家はですね
この切り開かれた中でさえ

ポツンです
えっ!

(松島)小さい
それ 家なの?

あれが おうちだとしたらさ
随分 少人数で

大きくやってるよね 畑をね
うーん

大分は 椎茸とか かぼすとか…

温泉もあります
温泉は この中には

ちょっと なさそうですよね

農家だと思うんですけど

意外と 和紙
この辺り ありますね

ありますよね
それで あそこで和紙を

ガッチョン ガッチョン
やってんじゃないかと

最近 この地域
ハーブが結構 有名だと…

そうなんですか?
ええ

なんか これ
ハーブを作るのにはね

色んな種類のもの
作れそうな雰囲気が…

私は これね もう
畑 やってないんだと思います

先祖は やってたんだけど
今は もう やってませんと

会社員の方が…
会社員の方?

こっから通ってらっしゃる?
通ってる

えっ 大変じゃないですか?

<衛星写真で見つけた

大分県のポツンと一軒家を目指し

最寄りの集落から捜索開始>

(捜索隊)そうですね

(捜索隊)はい

うちの近所も こんな感じですよ
ああ そう

うわ すごいね
茅葺き屋根 あるんだ

(捜索隊)すごいね

あっ

<自分は よくわからないと
家にいる

あの屋根は 手入れ 大変ですね

(捜索隊)そうなんですか?
はい

そうですね

へえー 古民家に移住してきたんだ
最近 そういう方 増えてますよね

色んな手当が出るんですよね
そういうのもありますよね

<1年ほど前に
移住してきたばかりだという

ご夫婦>

<残念ながら
5km 離れた山奥にある

<それにしても

(捜索隊)えっ?

(捜索隊)そうなんですか
ええー すごい

(捜索隊)はあー これは

(飯田)そうです

(飯田)百五十年たって…
(捜索隊)うわー

(捜索隊)そうなんですか

(飯田)
全部で5000ぐらいあります

(捜索隊)5000? えっ?

(捜索隊)あっ そして 蔵 はあー

(捜索隊)えっ? この目の前の?
(飯田)はい

(捜索隊)ええー?

(捜索隊)
山まで ついてるんですか?

(飯田)そうです そうです
(捜索隊)すいません ごめんなさい

これ 聞いていいのか
わかんないですけど 実際

(飯田)そうですね

ウソ?
安い

それで

(捜索隊)えっ? 半分も補助金…

大変なことも
いっぱい あるでしょうけどね

うーん

<こちらの飯田さんご夫婦は

13年前に結婚し

福岡県に住んでいたが

ご主人の國大さんの
仕事の都合で

<3年前に帰国し

また福岡で暮らしていたものの

自然豊かな土地を求めて

移住を決意>

<お隣の大分県で見つけた
この築150年の古民家を買い

去年 移り住んだそうだ>

ちょうどいいんじゃない? これ
水道 電気 来てて

(捜索隊)どうされてるんですか?

(捜索隊)ああー

今の時代の生き方だ

<テレワークが背中を押した
大分への移住>

<自治体の支援金制度を
活用して買った

茅葺き屋根が立派な
築150年の家の中を

見せてもらった>

(捜索隊)じゃあ すいません
中のほう…

(飯田)はい どうぞ

(知子)はい どうぞ

(捜索隊)はあー

(捜索隊)これ
ペンキ 塗ってあるんですか?

自分らでやったんだ 楽しい
楽しそう

(捜索隊)じゃあ 初めて やられて
(知子)初めて はい

(捜索隊)すごいな

人は やる気になるとすごいね
ははははっ

未経験の奥さんが
できちゃうんだよ これ

本当

(捜索隊)そうか テレワークで…
(飯田)そうです そうです

(捜索隊)でも

これ なんですか?
これはですね

(捜索隊)えっ?
(飯田)これ

(飯田)それが

(捜索隊)へえー

(飯田)そういうのを
自動でコントロールする

(捜索隊)へえー

(飯田)そうですね
(捜索隊)ちなみに

(捜索隊)はあ?
3Dプリンターって

(捜索隊)えっ?
これが家なんですか?

(飯田)そうですね 小さい

(捜索隊)80分の1

(捜索隊)あっ あっ

(飯田)はい はい

(捜索隊)あっ ああー

(飯田)これが実際に私たちが…
(捜索隊)確かに

さっきの あの模型の
ちょっと おっきくなった…

ええー
(飯田)そして こういう

(捜索隊)ええー

<築150年の
伝統的な古民家で暮らす

飯田さんだが
仕事のほうは 最先端>

かっこいい暮らし向き

<3Dプリンターを使って
家を建てるという

最新技術を導入した
住宅建築会社を

営んでいるというではないか>

<3Dプリンターで

特殊なセメントを
何層も塗り重ねていくという

機械によって自動化された
建築工法>

すごいね
機械がやってくれるんだ

<すでに アメリカやドイツ
ベルギーなど 世界数か国で

3Dプリンターを使った家が
完成している>

すごいね 大工ロボットさん


映像じゃないですね

ははははっ
本当ですよね

<そして

(捜索隊)24時間? すげえ

(飯田)それこそ 本当に…

<思いがけず とても興味深い話を
聞かせてもらえたのだが

ここが

お風呂場のえっちゃん
お風呂場のえっちゃん

えっちゃんって

(捜索隊)ええー

<近所の温泉施設で働く
えっちゃんという人が

この辺りのことに
詳しいというので

奥さんの知子さんに
案内してもらった>

<去年 茅葺き屋根の古民家に
移住してきた

飯田さんご夫婦と出会った捜索隊>

<地元のことに詳しい
近所の温泉施設で働く

えっちゃんを
紹介してもらうことになり

奥さんが案内してくれた>

(捜索隊)いいですか?

お風呂場のえっちゃんだ

(捜索隊)すいません

突然 お伺いしまして
いえいえいえ

はいはい はいはいはい

上空から見たことないから
わかんないですよね

ああー そうだね

<そう言うと すぐに自分よりも

地元に詳しいという人に
電話をかけてくれた>

ははははっ

(捜索隊)お子さんからもですか?
うん

(捜索隊)へえー
ははははっ

(捜索隊)あっ すいません

<えっちゃんの電話を受けて
すぐに駆けつけてくれたのは

林業を営んでいるので
山のことに詳しいという

矢野さん>

(捜索隊)今…

(捜索隊)えっ?

(捜索隊)わかりますか?

苗木かー

苗木か
当たんなかった

(捜索隊)そうなんですか
(矢野)で ここ

(捜索隊)そうなんですか

<衛星写真を ひと目見て

それが どこか すぐにわかった

矢野さん>

<目指すポツンと一軒家は

植木屋さんの建物で

その周りに写っているのは

育てている苗木だという>

だから こんなに広いんだ

無いですか
無いっちゃね

ここに出るんですけどね

「悪いけど いい」
ははははっ

(捜索隊)ありがとうございました
(捜索隊)ありがとうございました

(捜索隊)で 先ほどの
あのご主人が…

(捜索隊)おっしゃってましたけど

えっ? ここ?
これ わかんないわ

ああー これ 無理だ
これ わかんないよ

(捜索隊)なんか

(捜索隊)そうですね

(捜索隊)あっ っていうか
あれですね

<木の枝が覆いかぶさる
うっそうとした森の中>

<車がすれ違えないほどの
細い一本道を

奥へ 奥へと走っていく>

うわうわ 遠いな

(捜索隊)これ

着いたかな?

<ついに衛星写真で見つけた
大分県の

<見渡すかぎり 緑一色>

<よく見ると さまざまな種類の
木々が並んだ中に

壁も屋根も灰色の
大きな建物が建っていた>

窓 少ないな

<衛星写真と比べてみると

周りの木々は
見違えるほど青々と茂っているが

屋根の色や形
周囲の道路の位置など全て一致>

<ここで間違いない>

あれ ものすごく おっきいんだ?

(捜索隊)今 居ないですか?
(矢野)居ないんじゃないかな?

(捜索隊)あっ これ
倉庫だったんですね

そうですよね

<屋根も壁も
全てトタンの波板で囲われた

この大きな建物は 住居ではなく

業務用のトラックなどを
止めておく

駐車場 兼
倉庫のようなものだった>

(ノック)

(捜索隊)ああー お留守ですか

あっ 違う所に? じゃあ

待ってても
来ない可能性もあるもんね

そうですよね

苗木 毎日
面倒 見てるわけじゃないし

<わざわざ最後まで案内してくれた
矢野さんに お礼を言って

車を見送ると…>

<広い敷地の どこかで
作業している人がいないか

付近を歩いて捜してみることに…>

<奥のほうから かすかに

チェーンソーのような音が
聞こえた>

<急いで
音のするほうへ走っていくと…>

ジェイソンじゃないの?
ははははっ 怖いやつ

(捜索隊)草刈りですか?

<大声で叫ぶが 草刈り機の音で

全く聞こえないようだ>

<そこに…>

(捜索隊)こちらなんですけども

(捜索隊)ああー そうなんですか

<山奥で1人
草刈りに

没頭していた
この人が

ポツンと一軒家の
あるじである

植木屋さんの
社長の長男

(捜索隊)元々 どういった場所に
なるんですか? ここは

(捜索隊)生産畑?
(福島)そうです

(捜索隊)はあ はあ はあ
(福島)そういう

(福島)あっ そうですね

(捜索隊)あっ そうなんですか
(福島)はい

<ここは およそ20ha

東京ドーム
4つ分ほどの土地に

桜や紅葉など

20種類以上の木を

区分けして育てている

植木の生産畑だった>

<育てた木は

(捜索隊)えっ?

(捜索隊)あるんですか?

<陽平さんの実家が営む

植木屋さんがあるのは

福岡県 久留米市>

<ポツンと一軒家がある

大分の生産畑とは

60kmも離れている>

(福島)ここが出来たのが

30年ちょっとぐらいに
なりますかね 出来て

(捜索隊)作られたんですか?
(福島)そうです

(捜索隊)でも なんで
この場所なんですか?

(捜索隊)へえー

<大分県の山奥にある

この広い植木の生産畑は

陽平さんの祖父
良行さんが

43年前に山を買い

開墾したものだという>

色んな産業が
あるもんですね

(福島)ヤマボウシだったり
エゴノキだったり

(捜索隊)ヤマボウシ?
なんか あれですよね

えっ?

(捜索隊)別に移すんですか?
そうです

へえー そうなんだ

台杉?
台杉です

なんですか? 台杉って
台杉

(捜索隊)ああー!

(捜索隊)へえー

<通常 杉の木は
一度 伐採したら それまで>

<また 新たな苗を植えて
一から育てなければならない>

<だが この台杉は
丈夫な幹を土台にして

そこから 3本から5本の枝を

まっすぐに伸ばして
育てるというもの>

<太く育った枝を
木材用に伐採したあとも

また 幹から生えた枝を
育てることで

新たに苗を植えることなく

効率よく 何度も同じ木から
木材を生産できるのだ>

そんなこと できるんですね

<近年は その独特の形から

観賞用の庭木としても
高い人気があるという>

(捜索隊)あっ 桜っていうと

(福島)これは
ジンダイアケボノっていう…

(捜索隊)ジンダイアケボノ?
(福島)はい

(捜索隊)あっ へえー

(捜索隊)あっ そうなんですか
病気っていうか てんぐ巣病

<てんぐ巣病とは

カビの一種が引き起こす
植物の伝染病のことで

感染すると 枝が異常発生して
鳥の巣のような形になり

花が咲かず 放っておくと
木が枯れてしまう病気だ>

<日本で おなじみの桜
ソメイヨシノは

この病気にかかりやすく

てんぐ巣病の被害が
拡大しているため

現在 代替種として
ジンダイアケボノに

植え替える作業が
進んでいるそうだ>

これ

ここに入ってますね
この ひと畑に

(福島)これは

意外と早い

<こうして 20種類以上の植木を
育てている

広い生産畑の北側に
今回 衛星写真で見つけた

大きなポツンと一軒家が
建っている>

(捜索隊)何になるんですか?
(福島)これは

(捜索隊)ああー

(福島)これが

(捜索隊)掘取機?
(福島)はい

(捜索隊)掘取機?

(捜索隊)付いたようなパーツが…

(捜索隊)へえー

(捜索隊)えっ? いいんですか?
(福島)はい

所さん 欲しいんじゃないですか?
ねえ

「ねえ」じゃないですよ
そんなに木は掘らないですよ

(捜索隊)おおー!

(エンジン音)

この振動でね

音波カッターみたいなもんだね

<これは 植木を出荷するときに

生産畑から掘り出す
掘り取り専用の機械>

<車体の先端に付いた半円形の刃を

振動させながら回転させて

根っこを切り 周りの土を

おわん状に掘り起こすのだ>

へえー 作業が早いや

まず 一般家庭に
あるもんじゃないですね

ないね

<あとは クレーンで
木を つり上げればいいだけ>

<人の手で 土を掘ることなく
楽々 掘り出しが完了>

あらー
きれいに取れた

きれいに移植できる
ああー

(福島)これも もう一つ

大きいサイズの木を掘るための…

(捜索隊)すごい デカい

(捜索隊)あっ これで

(捜索隊)こういう

(捜索隊)ああー

(福島)そうです そうです

(福島)そうです

はあー

(福島)そっちが

(捜索隊)休憩部屋だったんですね

(捜索隊)あるんですか?

(捜索隊)無いですか
はい

(福島)これは

(捜索隊)ええー?

そういったこともするんですね
(福島)そうですね

(捜索隊)ああー

ここは

(捜索隊)そんなに長く?
そうです

<昭和30年に創業した

久留米市の植木屋さんの

三代目として生まれた
陽平さん>

<ところが…>

<高校卒業後

畑違いの
服飾の専門学校に進学>

<家業に関わることなく

(捜索隊)じゃあ

急に どうしたんだろうね?

(捜索隊)へえー

(捜索隊)ああー

<父 明裕さんに誘われ
23歳の時に

初めて 山で
植木を掘り出す作業を手伝い

木や土に触れる楽しさに
目覚めたという陽平さん>

<そのとき 三代目として

家業を継ぐことを決意したそうだ>

(捜索隊)あるんじゃないですか?

(福島)こっから また

<この山で働き始めて14年>

<週に6日 久留米の自宅から

車で片道1時間半 掛けて
通っている陽平さん>

<捜索隊が訪ねたのは

落葉樹の葉が落ちる秋から
本格的に始まる

出荷の準備に
追われているころだった>

<この日は 朝から1人で

倉庫にあるスコップなどの道具を
トラックに積み込んだ>

♬~

<そして さらに 手にしたのは

柄を外したナタのような
2つの大きな刃物>

わあー すごいな
うん

<いったい こんなものを
どうやって使うのだろうか?>

<トラックのあとを追い
作業についていく>

<大分県の山奥で見つけた
ポツンと一軒家は

およそ20ha
東京ドーム4つ分ほどの土地で

20種類以上の木を育てて
出荷している

植木屋さんの
倉庫 兼 事務所だった>

<トラックに仕事道具を積み
広い生産畑の中を抜け

この日の現場に着いた 三代目の

<果たして
これから行う作業とは…>

(捜索隊)サルスベリ?
(福島)はい

(捜索隊)へえー
っていうか なんか

(捜索隊)下が
(福島)そうですね

(福島)っていうので
で サルスベリ…

(捜索隊)そうなんですか
(福島)まあ ちょっと

(福島)こうやって

(捜索隊)ええー?

(捜索隊)それは

(捜索隊)へえー

<本来は 植え替えに
適さない時期ではあるものの

どうしても サルスベリの木が
欲しいという注文が入り

この日 1本だけ掘り出して
出荷することになったそうだ>

誰か家を建てたんですかね?
あっ かもね

(福島)これはですね

(福島)これを…
幹巻きっていうのをします

これはですね

(捜索隊)へえー
(福島)この麻がですね

(捜索隊)あっ じゃあ

あっ そうですね

幹巻き?

<サルスベリのきれいな
ツルツルの幹が傷つかないよう

麻布で養生したら
スコップで木の周りの土を

薄く削り取っていく>

(福島)実際に ちょっと

(捜索隊)型取り?

(福島)そうですね

あっ そうですね

<そう言って
トラックに取りに行ったのは…>

どう使うんだろう?
すごい

<大きな刃物を2本 手にして

陽平さんが向かった先に
あったのは 小型の

<すると その大きな刃物を

(捜索隊)これ もう じゃあ
このためだけ用に

オリジナルで作った…
(福島)そうですね

(捜索隊)くっつけるんですか?
(福島)そうです

怖いな
カスタマイズできるんですね

いろいろ

(捜索隊)ええー?

(捜索隊)そんな道具が
あるんですね

(福島)そうです

<古くから
つきあいのある業者に頼んで

作ってもらったという特注品>

<バケットの両脇に付けた
大きな刃で根を切りながら

同時に 木の周りの土を
掘っていくこともできる

一石二鳥のすぐれもの>

はあー すごい
便利

<おかげで 手間と力のいる
根切りの作業が省け

仕事がはかどる>

これだと 1人で できるね
所さん

これ 欲しいんじゃないですか?
欲しくないですよ

またまた
めったに使う機会がないわ

そうですか

<掘取機が使えない場所でも
これさえあれば

植木の掘り出しが楽にできる>

<周りの土が あらまし掘れたら
根っこに付いた土を

スコップで少し削って
お椀型に形を整えると…>

丁寧だ

<その周りに

(捜索隊)へえー

<根っこの土が崩れないように
麻縄で固定したあと…>

<麻布で覆って 丸ごと包み込む>

<これは 植木の移植に欠かせない
根巻きと呼ばれる作業>

(福島)あと

(捜索隊)へえー

(捜索隊)締まる?

そうです

ちょうどいい所に
落ち着かせんだよね

<麻布と麻縄で固く締めて

<出荷の準備が整った>

<ショベルカーで つり上げて
トラックに積み込めば

あとは運ぶだけ>

<と思ったら 実は

(捜索隊)えっ? えっ?

えっ

今の時期だけなんで

(捜索隊)はあー

<落葉していれば必要のない
葉むしりの作業を終えると

運搬中に折れないよう
枝を1つに束ね…>

大変だ

<かと思ったら 出荷前の作業は
まだ終わりではなかった>

あと 何がある?

<少し移動して
またトラックを降りた陽平さん>

(捜索隊)えっ 福島さん

(捜索隊)えっ ここに
これを浸けるんですか?

(福島)そうです

なるほど

<これは
生産畑から掘り出した木を

出荷する前に必ず行う
水あげと呼ばれる作業>

どしゃ降りじゃなきゃ
中まで いかないもんね

<麻布でくるんだ根を池につけて
十分に水を含ませるのだ>

(捜索隊)うわ すごい

(捜索隊)ええー 池に沈めた

ワイルドなやり方ですね
ははははっ 確かに

(福島)そうですね

(捜索隊)ええー? これ

(捜索隊)へえー

科学の水上置換と一緒ですね
原理は

<水につけておくのは
ものの1分ほど>

<泡が出なくなったら
池から引き上げる>

<これで ようやく

<60km離れた
福岡県久留米市にある会社まで

運んでいく>

<家業の植木屋の三代目を託された
陽平さん>

<創業者の祖父 良行さんと
二代目の父 明裕さんは…>

(捜索隊)どう思われますか?

(捜索隊)うれしいですか

という経緯があるんですね

(捜索隊)へえー

(明裕)っていうのは思ってました
(捜索隊)なるほど

<そんな息子の陽平さんも
今では 3人の子を持つ父親>

へえー

(福島)一番大きいのが
うちの長女の花依と

右が長男の幹大
(捜索隊)幹大君

(福島)…と 一番下の樹になります
(捜索隊)樹君 ははははっ

かわいい

(福島)3人とも 全部
「花」 「幹」 樹は樹木の「樹」で樹

(捜索隊)へえー

(福島)なんか あればなと思って

(捜索隊)へえー あれですか?

(福島)そうですね まあ

(福島)警察官?
(捜索隊)警察官

ああー

(捜索隊)へえー

(捜索隊)あっ お花屋さん

おっ
ああ いいですね

(捜索隊)あっ ならない?

(捜索隊)ははははっ

<祖父が必死に山を開墾して造った
植木畑は 二代目の父へ>

<そして 三代目の陽平さんへと
受け継がれた>

<この先 家業を守っていく
プレッシャーの中

まだまだ勉強することばかりだ
という三代目>

<いつの日か 四代目へ
バトンをつなぐためにも

当分 忙しい日々が続きそうだ>

すごい仕事ですね 本当にね
こういうお仕事が

こういうふうに行われてるって
全く知らなかったですね

なんか 植木の移動のしかたは
全部 わかっちゃいましたね これ

私も 今
お庭にシンボルツリーを探してて

サルスベリも ちょっと こう
いいなと思ってたので

なんか こう 見てて
これだけ手間がかかるのは

わかるなっていうのと
息子さんがね

太陽の下で働きたいって
思ったって言ったのが

すごい印象的で…

おじいちゃん 楽しいだろうね
自分が始めて せがれがやって

孫がやって ひ孫に囲まれて
なんでしょうね?

本当… 本当に幸せですよね
うん

本当 跡継ぎがいなくて
困ってる おうちが

たくさん 今まで ありましたけど
2週連続で ねえ

しっかりした跡継ぎがいるって
(松島)うん

先週も すてきだったんですよ
ちょっと見てました

「ちょっと見てました」とか
2本撮りじゃないですか それ

(スタジオ内 笑い)

(篠田)確かに… 前週 見ました

何? 先週 見ましたでしょ
「ちょっと見てました」じゃなくて

Source: https://dnptxt.com/feed/

powered by Auto Youtube Summarize

おすすめの記事