徹子の部屋 岸惠子&草笛光子[字]…の番組内容解析まとめ

出典:EPGの番組情報

徹子の部屋 岸惠子&草笛光子[字]

~女学校時代からの親友同士が豪華競演!~岸惠子さん&草笛光子さんが今日のゲストです。

◇ゲスト
横浜の女学校時代からの友人同士で、お付き合いは実に75年以上!岸惠子さんと草笛光子さんがゲスト。
◇番組内容
女学校在学中に岸さんは松竹から銀幕デビュー、草笛さんは松竹歌劇団に入団と共通点の多い2人だが、実は性格も生き方も正反対。88歳の現在も映画に舞台にと活躍する草笛さんは、まさに“芸ひと筋”。舞台に立ち続けるため、週1回2時間のトレーニングも欠かさない。一方の岸さんはフランス人映画監督との結婚、渡仏を経て女優業のみならず小説やエッセイを執筆。そんな互いの生き方を認め合ってきた2人が、交流秘話を明かす。
◇おしらせ
☆『徹子の部屋』番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/

ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
福祉 – 文字(字幕)

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キーワード出現数ベスト20

  1. 草笛
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  14. デルフィーヌ
  15. 筋肉
  16. 時間
  17. ダメ
  18. ハハハ
  19. 映画
  20. 下級生

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

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(黒柳)『徹子の部屋』

47年目突入ウィーク。

今日のお客様の

女学校時代のお写真です。

76年にわたって

親友でいらっしゃる

岸惠子さんと草笛光子さんです。

番組放送開始から
47年目に突入いたしました。

華やかで お美しいお二人が
そのために来てくださいました。

ようこそ おいでくださいました。
ありがとうございます。

女学校時代以来
76年にわたって親しい友人で

お互いに
なんと呼び合ってらっしゃるの?

私は「クリちゃん」で
彼女の本名で。

でも 私 たった1年の先輩なのに
「岸さん」なんて言うのよ。

当たり前でしょ。
イヤでしょ。

私 「岸さん」って言われると
うちの両親を思い出しちゃって。

だって 上級生ですもん。

上級生って10年ぐらい違わないと。

1年でも?
1年でも。

でも コロナ前までは
お互いの自宅を

行き来するぐらいの
お友達だったんですって?

そう。 よく電話をくれて

それで 2人で一緒に
舞台をやりましょうなんて

企画もしてくれたのに。
あっ そう。

「そうね」って。
「やりたいわね」って言ったのに

持っていくもの みんな
「イヤだ」って。

私 舞台が
あんまり好きじゃないのね…。

でも 舞台 出たでしょ?

でも あんまり好きじゃないの。

舞台に出るなら… 講演。

自分の書いたものを読んだり

自分が今まで見てきた
ちょっと あの…。

本当に波瀾万丈といっても
いいような月日だったから

そういうのを
皆さんに知ってもらいたくて。

お話ししたい?
そう。

でも 劇は イヤなの。
なるほどね。

だから 全部断ったのね ごめんね。

いいえ。
フフフフ…!

でも 話 違うんですけど

一緒に年越しそばを
食べた事もある?

そう。 彼女のうちよね?
ああ そうだった?

年越しそばを食べたじゃない…。
そうだった?

いやあ…。
フフフ…。

それは 草笛さんのお母様が
作ってくださったの?

いいえ お手伝いさんでした。
あっ そう…。

この人
なんにも お料理できないのよ。

そう?
お料理できないの? なんにも。

そう。 食べるだけ。
ハハハ…!

最近は 連絡は
取っていらっしゃらなかったの?

あのね この人 忙しいでしょ。

だから 連絡くれなかったのよね?

連絡すると怒るから。
なんで? なんで怒るの?

ほら 孤独が好きでしょ?

ハハ…!
でも 別に そうじゃなくて

いろんな話を
持ってきてくれるけど…。

それに… うん イヤだった。
ハハハ…!

そういう話は するのイヤだった?
うん。

それで彼女はね 偉いと思う。

女優を貫いてるでしょ 今でも。

おばあさんの役でも
どんな役でも やってて

すごく すがすがしいと思うけど。

私は 映像の世界は好きだけど

もっと他に
世の中の浮き沈みとか

いろんな所で
いろんな事があるのを

自分で行って 確かめて
それを書きたいのね。

ドキュメンタリーみたいな…。

だから
全然 やりたい事が別だから…。

違うのね。
そうね 今…。

でも まあ とにかく
お二人とも 横浜のご出身で。

横浜平沼高校。
そう。

神奈川県で最初にできた
県立高等女学校で

名門だそうでございます。
現在は男女共学。

最近では 羽鳥慎一さん。

この方も
お出になったそうです。

この方は下級生ね。
うーんと下級生よ。

うーんと下級生。

2人とも舞踏部?
舞踏部。

舞踏部に
所属してらしたんですってね。

演劇部もやってなかった?

演劇もありましたね。
ありましたよね。

でも
同じ舞踊サークルに入ってたの。

彼女はね とにかく明るくてね
歌と踊りが すごくうまかったの。

いやいや その頃は…。

その頃は そんな歌ったり踊ったり
してませんでした。

してたよ。 してたよ あなた。
してた?

してたよ。
嘘。

これは 草笛さんだわね。

草笛さんのお母様と

妹さんと…。
弟です。

弟さんと。
いいわねえ…。

左側のお着物が草笛さん。

これは松竹歌劇団に

お入りになった頃のね…。

まだ どうでしょう?
そういう風に書いてあります。

2人とも忘れてる。
はい 岸さん。

デビュー当時の岸さんです。
えっ?

そうですね。
デビュー当時の岸さん。

お化粧もできなくて…。
おキレイ でも。

大丈夫 おキレイ。

草笛さんから ご覧になった
岸さんは どんな風だったの?

まあ まあ… そうですね
あの頃 ここへね

本かなんか ちょっとこう 持って

格好良く 学校を歩いてるでしょ。
上級生。

あっ 上級生…。
1年上で。

もうわかったわよ 上級生は。
なんとなく いつも

そういう 本を離さないような…。
あっ そう。

そうね。
読書好き?

ものすごい読書家だったわね
うん。

だから ここに挟んでても
別に おかしくはない?

挟んでたかどうかは覚えてない。
フフフ…。

でも 勉強は どちらができたか
っていうのはあるの?

ああ…。
フフフ…。

私 ダメ。
ダメ?

うん。 私は 勉強 好きだったから。

できたっていうより
大好きだったから。

そうなの。
何しろ いろんな事が知りたくて。

英語はダメだったのね。

で もう 英語と数学はゼロ。

要するにゼロだったけど

国文とか歴史とか地理とかは

ものすごく好きでしたね。
なるほどね。

知りたいっていう事があればね。
そう。

でも お二人は 松竹の舞台で

一度 一緒になった事
あるんですって?

お正月に
国際劇場で やったんですよね。

で みんな 出るのね。

私は 舞台に出たって
なんにもできないわけよ。

でも 2人 友達だから
一緒の部屋にされたのね。

そしたら
彼女のマネジャーが ある日

すごい立派なタオルばっかり
いっぱい持ってらしたのよね。

で 「どうして?」…。
違うな 話が。

違うの?
タオル タオル。

タオル… タオルだっけ?
タオルね 洗う。

洗うタオル。
で 2人…。

2人の… タオル掛けに
2人のタオルが掛かってたの。

そしたら 片方は透け透け
片方はキレイ。

だから こうなってるとね
大女優さんだから

絶対 キレイな方が岸さん
透け透けは草笛と思って

「こんなの こんなとこに
掛けておくんじゃないよ

恥ずかしいから」って言われたら
「それ 私の」って言ったの。

フフフ…。
私は透け透けじゃないと

洗えないのね。
ハハハハ…!

ビックリしたの?
それで草笛さんは。

でも とにかく お二人とも
至って健康なんですって?

まあ 本当に健康ね。
そうですね。

うん。
やっぱり 親に感謝してます。

そうですよね。
もう 88。 八十…?

9よ 9。
9?

だって 当たり前じゃない…。
1つ上ね。

だから 89歳。

でも すごいわね。
今 みんな若いわね。

だから 今日は
ちょっと小さくなってるの。

嘘…! 嘘。

でも 88と89って 昔だったら

すごい年寄りだと思うけど
今 若い…。

お若いわね お二人とも。

すごい… だって もうちょっとで
とにかく 90じゃない。

90よ。

徹子さんも そんなにお若くて…。
私も そうよ。 同じよ。 同じ…。

同じぐらいでしょ。

見てる方に申し訳ないですね
「三婆」で。

あっ 『三婆』できるわね
芝居で やろうと思えば。

でも 岸さん この間 奥歯を
抜いたんですって? なんか。

それでね 滑舌が悪くて
電話ができないの。

声 あの… 声が…

「しゃ しぃ しゅ しぇ しょ」
っていうのが

さっと言えないの。
フフフフ…。

声が出ない… 両奥歯を
上 下を抜いてしまったのね。

1週間に1回
2時間ぐらい治療しても

治らないから
「もう 抜いて!」って

抜いちゃったのね 上下を。
上下?

そう。 だから
今 声が出しづらいの。

漏れちゃう…
奥の方から漏れちゃう。

滑舌が すごい悪くて。
あの… かみ合わせが悪いから。

食事も…。

1人でしゃべってるの…
なんか言いなさいよ。

という事は 歯をいじるの

とても 私たちは
度胸いりますね。

そうよ。 あなた 歯は どう?

まあ 大丈夫ですけど…
ちょっと腫れてますけどね 今。

腫れてる? 今?
腫らしちゃったんです ちょっと。

腫らしたの? どうなった…。
抜かない方がいいわよ。

抜かない。 もったいない。
私 抜いて もう 本当に…。

どうでもいいけど
歯を抜いたの 抜かないのって。

草笛さんは なんか
肋骨 骨折したって 本当?

いや 大した事ないんですよ。
ここの後ろをね

ちょっと やっただけで。
どうやったら…

どうしたらなったの?
なんか よくわからないうちに

バンッてやったんでしょうね。
「よくわからない」…。

私は すっ転んで折ったのよ。
どこを?

脇腹を2本と…。
脇腹?

胸も…。

本当に?
本当に。 よく転んだの。

庭のスリッパで…
足が小さいから 余ってる分が

敷石に挟まっちゃって
ステーンと飛んじゃって。

あら 大変。
うん。

でも 治りが早かった。
フフフ…。

草笛さんは 今 週1回

2時間のトレーニング
やってらっしゃるなんて 本当?

すごいのよ。
怒鳴られ 怒鳴られ。

やっぱり 筋肉…

筋肉が なくなるとね。
そうそう。

私 全然 なくなりました
この2年間で。

立ち居も苦労してます。

筋肉が 全然 落ちちゃった…。
ないの?

ないのよ。 だけど
あなたが うちで こう…。

だって 1回 うちへ
あなた来てて

私 目の前で やったでしょ?
それで 「やりなさい」っつったら

「はい」って言ったきり
全然 来ない。

やらない もう。 あんなのイヤだ。

ほらね。
怒られながら…。

こんな風に ピンッて
こういう風にさ 足 広げて…。

やるのよ 彼女 今でも。
そんな事しないけど…。

草笛さんのコーチが
厳しいんですって?

厳しい人なんか もっとイヤ。

イヤな事はイヤだから。

だけど 私は
あの時間っていうのは

これしながら 口も多いです。
そう?

あのね いろんな事 私も言うし。
「イヤだわ」とか

「これできない 困っちゃう」とか。

やっぱり 「筋肉がなかったら
できないよ」って言われて

「次の仕事 どれ? できないと
大変なんだから」って怒られて。

「はい」。
で 「食べる事は?」って。

「食べる事は こういう事…。
食べなさい」。

「歩きなさい。 3階…

1階から3階までの階段を
上り下り」。

全部 言ってくれるわけ。
それを 全部 私 耳に入れて

それで 一日のうちに

できれば その中のどれかを
必ず入れるようにして…。

偉いわね。
そうね。

でも 私も あれですよ。

「鬼軍曹」って
私 呼んでるんだけど

そういう人が うちに来てくれて
トレーニングやってます

体操みたいな。
本当?

軍曹 どんな事やるの?

えっとね…

まあ うちの中 歩いたりとかね。

それから まあ
あなたと 大体 同じような事…。

でも こんな広げたりはしない…。
そんな 私だって しない…。

広げたりはしないけど。
もう やらないの? あれ。

こうやらないの?
いや… 他の事 やりますね。

あとは 階段上がるとか
それから やっぱり

足を こう ずっと上げたり…。

偉い。 やっぱり 偉いんだ みんな。

私がフラフラしてるのは
私が悪いわけですね。

なんにもしないもの。
いいんじゃない?

なんにもしなくても
そのままで…。

書いてるでしょ? 一日に
5~6時間 座って書いてるから。

あれ 良くないですよね。
それは 良くないと思います。

そのあと やっぱりね
体 伸ばしたりした方が

いいと思います。
ねえ。

やっぱり 私も座って書いてるとね
必ず言われる。

固まってる…。
でも 書き続けます 私は。

岸さんは 日本にいらしたせいも
あるんですけども

フランスの娘とか孫なんかに

もう ずっと3年ぐらい
会ってらっしゃらない…?

会ってないのよ 3年も。

非常にストレスが
たまりました。

そうでしょ。

あら…! 一番左側が

お嬢さんの
デルフィーヌさん。

デルフィーヌさんの息子。
そう。

あんな大きくなったの?

もっと大きくなったわよ。

これ 17歳の時ですもの。

じゃあ
もっと大きくなったのね。

だって
デルフィーヌが こんな頃

一緒に泳いだり。
そうだよね。

熱海で。
熱海で泳いだの。

それ ちっちゃい時でしょ?
そう 小さい時。

もう 今 デルフィーヌさんって
いくつぐらいになったの?

えっとね…
58になるんじゃない?

もうじき?
ああ そんなになった…?

そうよ。

このくらいの時 可愛くて
一緒に泳ぐとね

「冷たい 冷たい 冷たい。
泳ぐ 泳ぐ」って

そればっかり言ってて…。
「冷たい」って。

でも お二人とも 性格も生き方も
正反対なんですって?

正反対なんですね。

私は お料理が大好きだし
彼女は なんにもやらないし。

でも いっぱい
いいところがあるって…。

何?
私は…

多分 70年ぐらい
女優として生きてるのに

100本も映画に出てないんですよ。

彼女は なんにでも出て
すがすがしいでしょ

とっても。
「なんにでも出て」っていう事は…。

いいじゃない。
どういう事?

ちょっと 言葉 悪かったかな。
ハハハ…!

でも あなた

「頼まれるものは断らない」って
言ってたじゃない?

そんな事ないですよ。
そう?

でもね 草笛さんはね
芸能生活71年目にしてね

初めて
日本アカデミー賞 助演女優賞を

おとりになったんですよ この間。
えっ 今更?

もっと とってたと思ったわよ。
そうなんですって。

映画で 私 いただくの
初めてなんですよ。

大昔ね なんか ちょっと
いただいた事があるんですけど。

だから 今度 うれしくって。
今度のね。

おめでとう。 私… あなたなんか
何回も もらってると思った。

いやいや 初めて。
おめでとう。

ありがとうございます。
88歳になって初めて。

でも 話 違うんですけど
お二人とも 今

一戸建ちのおうちに

お一人で住んでらっしゃる
っていうのは そうなの?

いいお手伝いさんがいます。

草笛さんも そうでしょう?
はい。

私は3人のお手伝いさんが順番に。
そうそう…。

この人 疲れるのよね。
えっ?

疲れるよ あなた。
疲れる?

だって 「何時に帰るから
お湯を何度で入れといて」って。

「何度」なんて言わない。
あっ そう? そう聞いたけど。

だから 疲れちゃうから

すごくいい
お手伝いさんなんだけど

交代制で。

私は ずっと
同じ人が来てくれてます。

機械の事 なんにもわかんないから
彼女に みんな任せて。

岸さんは
夜 何時頃 お休みになるの?

12時頃 寝るんですけどね まあ
寝るのは2時頃になっちゃう。

草笛さんは?
3時か4時。

ええー!
何してるの…?

あんまりいい事
言えませんけどね。

なんとか寝ようと思うんですけど

年を取るのって
寝る事が難しくなる。

本当?
ええ。 今 闘ってます。

なるほど。 でも 岸さんは
夜中におなかがすくと

自炊なさってるんですって?
そう。

2時頃 食べたい…。
すごいのね。

それで チャッチャッと
その辺にあるものじゃなくて

ちゃんと作って食べるんですって。
作って食べるの。

すごいわね。
どんなもの? 例えば。

例えばね 昨日なんか…
テイクアウトをするんですよね

近所に素晴らしい
居酒屋さんみたいな…。

そこから お刺し身をとったら
すごくありすぎて

夜中に それを…
エビの殻なんかで だしをとって

それを おみそ汁にして
ご飯を炊いて食べたり…。

相当 丁寧ね。

ご飯を炊いて?
うん。

草笛さんは
お母様と二人三脚だったけど

お母様 亡くなって
もう13年にもなるんですって?

そんなになります?
うん。

いいお母様だったわよね。
本当ね。

私も 何回も
お目にかかったけど

ずっと一緒に
いらしたものね いつもね。

いいお母様だった。
今でも 毎晩しゃべってますよ。

お母様と?
だから 私ね

ろうそくと お線香が
どんどん減るの。

毎晩 朝も晩も。

お線香つけるの?
お線香で こうやって。

「今日 こんな事があったのね」
っていう話から

いろんな話 しちゃう。
偉いのよ 本当に。

よく お墓参りに行くし。
だって… あなた行かないの?

行かない。
あら! お母さん 可哀想。

いや 心の中にあればいいと…。
それはそうだけど。

全然 行かない お墓なんか。

この人のうちのそばを通って
私は…。

電話してくれるの。

「私 今ね お墓参りに来てるの」。

「あなた どうしてるの?」
って言うと

「あら 偉いわね」って言うだけ。
ハハハハ…!

でも お互いのお母様同士が
面識があるんですって?

ないですよね?
あんまりね…。

ないわ。 うちの母は
映画界というところに 一歩も…。

父が…
撮影所なんて どんなに頼んでも

一歩も 足を
入れてくれない人だったから

映画とは…。
ああ そう?

ええ。
これは… 岸さん?

私ですね。

あなたしか いないわよね。
私しか いない。

兄弟は いらっしゃらない…。
一人っ子で。

そうか。
それじゃあ これ あなただわ。

父はね
学校の先生だったんですよ。

ああ そうなの?
だから 私は

勉強が面白くて好きだったわね。
そう。

母は こんな顔してますけどね

すごいお茶目で 面白い人だった。
そうなの? ふーん…。

キレイなお母様ね。
キレイでしたね。

草笛さんの写真は ないのかしら?

これは お母様?
草笛さん。

草笛さんのお母様はね

私を なんかで 病院にまで
連れてってくださったのよ。

ああ そうなの。
なんだったかしら…。

子どもが なかなか
生まれないといって

結婚してから 「あなた
病院に行きなさい」っていって

連れていっていただいた事…。
ああ そうなの?

すごい いい人でした。
いい方ね すごく。

私も知ってる。
ええ いい方でした。

それで
病院に連れてってくだすったら

そしたら生まれたの?
生まれなかった。

5年も待った。
ああ そう。

でも 結局は5年目に生まれたの?
ええ。

岸さんには
まだまだ やりたい事がある?

まあ 今 コロナで
なかなか外へ出れないでしょう?

この間 12月2日に
娘が来るはずだったんですけど

3時間違いで来れなく…。
あら!

飛行機に乗るのを拒否されて。

会って 決めなきゃならない事が
たくさんありますから。

1人 1人ですから。

で もう そんな日が
いつ来るのかと思って。

1人って お嬢さんも1人
あなたも1人って事ですよね?

ええ。
でも お嬢さんの方には…。

息子が2人… 孫が2人いて。

そう さっき 写真写ってた。

すごい背が高くなりました。

素敵?

素敵になりました。

この右側が上の子で

今 大学2年かな?

ああ そうなの?
うん。

草笛さんは まだまだ
女優を続けている… 一筋?

続けてください。
そうですね。

他にやる事ないし。

だから 本当に
私がお役に立てるうちは

やっぱり 役に立ちたいですし。
それはそうですよね。

岸さんは
今 目的は なんでしたっけ?

今 書いてます。
自伝の続きを書いてます。

草笛さんも初めからの目的…。

そう。 私は やり直し。
やり直し…。

今 やり直し中です。
どうも。

『徹子の部屋』は

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