情熱大陸【写真家/西野壮平▽撮影だけじゃない…切って貼って見える世界がある】[字]…の番組内容解析まとめ

出典:EPGの番組情報

情熱大陸【写真家/西野壮平▽撮影だけじゃない…切って貼って見える世界がある】[字]

都市を歩き回り、フィルムで撮影した写真。街を、人を、物を…数万枚もの記録を「記憶」を元に一枚一枚手作業で貼り合わせて作品を作る。日本の象徴“富士山”に挑む半年間

番組内容
その異様な「都市の俯瞰図」は、おびただしい数の小さな写真でコラージュをされていた。ビル群の隣にビジネスマンの顔のアップ、飲食店看板のすぐ上に巨大な動物…写真家・西野壮平は都市を歩き回り、撮影した膨大な写真を一枚一枚手作業で貼り合わせていく。一つの作品に一体何枚の写真を使っているのか?そもそも彼はなぜ、こんな時間も手間もかかる方法で作品を作り続けるのか?――その頭の中を覗いてみたいと取材を始めた。
番組内容2
これまで世界30か国以上を旅して、旅の記憶をもとに様々な都市や風景を…作品にしてきた西野が向かったのは、富士山。「かつて様々な芸術家たちが挑戦してきた日本の象徴に対して自分は何ができるのか?」6度の登頂、周辺も含め60か所の撮影ポイントで3カ月間シャッターを切り続ける。記憶をもとに、正解のないパズルを組み立てる“プロセス”……延べ半年に及ぶ制作期間を経て、彼が見せてくれた『圧倒的な姿』とは。
プロフィール
【写真家/西野壮平】 1982年兵庫県生まれの39歳。 高校時代、お遍路さんの経験から写真に興味を持ち、大阪芸術大学写真学科に進む。 卒業制作の『Diorama Map』が評価され、以降独特の手法で約50の作品を制作してきた。2021年には岡本太郎現代芸術賞に入賞。またロンドンやサンフランシスコなどで個展を開催、海外からの制作依頼も多く今注目される写真家である。
プロフィール2
今回制作した『Mountain line “Mt Fuji” 』は 3月7日までキヤノンギャラリーSで展示中。
制作
【製作著作】MBS(毎日放送)
公式HP
【番組HP】 http://www.mbs.jp/jounetsu/
関連公式URL
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おことわり
番組の内容と放送時間は、変更になる場合があります。

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
福祉 – 文字(字幕)

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解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

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<その写真家には
ついていくのが やっとだった>

<西野壮平は 過剰なくらい
シャッターを切り続ける>

<それには訳があった>

<ホテルの
オープニングセレモニーで

西野の写真がお披露目された>

<それは
温泉街の 異様なふかん図だった>

(女性)男湯すごい かっこいい

<近づいてみると

おびただしい数の写真で
コラージュされているのが分かる>

<全て
西野が別府で目にしたものだ>

<「ジオラママップ」と名付けられた
作品シリーズの一つだという>

<大量の写真で表出した街の姿が
見る者に迫ってくる>

(西野)この作品は…

<西野は この作風で
名を知られるようになった>

<「旅の過程にこそ価値がある」

と ある偉人は言った>

<西野は
一期一会を作品のパーツにする>

<切っては貼り 切っては貼り

作業には途方もない時間をかける>

まぁねぇ…

1年に… ねぇ ホントに…

<この手法を編み出して 20年>

<世界各地を旅して
生み出した作品は 50に上る>

<国の内外で評判を呼び

「自分の街を是非 題材に」
という依頼も増えた>

<ひときわ目の肥えた美術評論家も
感心する>

これだけ…

<去年
西野は新たな作品に取りかかった>

<向かい合ったのは 霊峰富士>

<相手にとって 不足なし>

(シャッター音)

<山を取り巻く あらゆるものに
レンズを向ける>

(シャッター音)

<被写体をかき集め
変幻自在に貼り付ける>

<恋人もあきれる発想

そして 執念>

<やがて現れた富士山に 驚いた>

♬~

<写真家・西野壮平は
新たな作品制作のため

富士山の麓に降り立った>

(スタッフ)カメラは2台ですか

そうですね 2台入って…

基本的には まぁ
こっちはフィルムカメラなんですけど

夜 撮るために
まぁ これはデジタルなんですけど

<フィルムかデジタルか

さほど こだわりはないようだ>

…ということが 結構

(フィルムを巻き取る音)
あっ もう終わっちゃった

<この日 向かったのは
登山口にある神社>

<山開きの前夜祭が
執り行われていた>

<西野はシャッターを切りながら

少しずつレンズをずらしていった>

<後に これが 作品の一部になる>

(シャッター音)

<例えば こんなふうに>

よし

<その時…>

≪(犬のほえる声)

<鳴き声に引き寄せられて
自然とカメラを向ける>

(シャッター音)

いや 何か…

<気になるものは とにかく撮る>

(スタッフ)今 何撮られたんですか?

あっ いや この 看板

「家族まで地獄に落とす覚せい剤」

何か すごい…

<富士山相手の作品づくりは
長丁場になるだろう>

<西野は 覚悟していた>

やっぱり まぁ 日本人にとって
富士山

すごい象徴的なイメージでもあるし

まぁ いろんな作家が
その富士山をテーマにして

ものを作るっていうかね

まぁ 自分だったら
何ができるかっていうのは

プレッシャーも おっきいというか

<彼のアトリエは
伊豆半島の港町にある>

まぁ 広さはね
すごい いいんですけど

こいつは どうなってたっけ
もう 何か…

<広いスペースが必要な理由は

作品のスケールにある>

ふ~ 怖…

こいつがね 邪魔して
1枚で見るのが難しいんですけど

このサイズ感なんです

<代表作の一つ>

<エベレスト街道を
2週間かけて旅し

撮影したという>

エベレスト この ホント
ちっさいところなんですけど

ここが
エベレストのベースキャンプで

エベレスト登る人たちが
キャンプをする場所が ここです

3000mぐらいの所に街があって
学校があって

…で 山登りする人たちがいて

山登りを支える
シェルパの人たちだったり 牛とかね

何かこう
大きく見せたかったんですよね

牛を1枚で見せると
結構 小さくなってしまうんですね

でも何か やっぱり
この牛が目の前に現れて

すごい迫力があったっていうので
これは3分割かなとか

自分が…

<異能の写真家は
料理も得意のようだ>

ちょっと 何か…

何か ちょっと 恥ずいな

これ…

<このキッチンには
ライバルがいた>

<インド人の恋人 ディパリさん>

もう
キッチンの取り合いしてるよね

してます

(スタッフ)2人とも作りたくて

え~っ? でも 何か
それは すごい難しくて

何か 意外と すごい… 普通に…

ちょっと待って

ちょっと待て!
いやもう すごい いろいろ…

<2人は1年前に出会ったそうだ>

うまいっす
よかった

うまい

<富士山に通う合間に
仕事の依頼があった>

<兵庫県尼崎市が

是非 我が街をテーマにと
声をかけてきた>

…とかありまして

<提示された予算は 厳しかった>

今までのやり方でやっていくと…

いや~ まぁでも やっぱり…

生々しい話ですけど…

<時間をかける割には
もうからないアート>

<それでも西野は
このやり方に こだわっていた>

<少年時代は
サッカーにのめり込んだが

次第に興味の矛先は
絵を描くことに向かった>

何か 細か~いのを…
細かいもの描いてたね

そう! それ小学校の時?
うん

<やがて 関心は写真に移り
芸術大学に進学>

<悩んだ時 人を避け
よく高い所から写真を撮った>

<何気なく
それらを並べてみると

まか不思議な光景が立ち上がった>

(スタッフ)何か作品 独特ですけれど…

例えば 川の作品あったじゃない?

あれは よく分からない

それ何でかって言われたら
困んねんけど

それは 答えようがないねん
分からないっていうだけ

う~んって こう…

すごいもん?
すごいもんっていうのは

すごいもんっていうか…

俺にとってはね

お前の作品 見た時に…

(育夫さん)何か 全部分からへんな
っていう人も たくさん おるし…

(義兄)
「これを分かってよ」っていう…

それって 僕
アーティスト側の そのエゴ

…って言うたら 言い過ぎやけど
案外 分からへんでと思う

出来上がったものに対しての話に
なってるけど

そのプロセスとかが

もっと じゃあ 話したほうが
いいかもしれんな それやったら

それやったら…

う~ん まぁまぁ
いろいろ思うことあるけど…

あるよ!

<身内は なかなか手厳しかった>

<特に 父親は…>

いい写真やろ これ

(女性)誰それ?
(子供)じいじ

<富士山には
4つの登山ルートがある>

<西野は 今回の作品のため
その全てのルートを登るつもりだ>

<だが…>

ん~…

あんまり…

<ただ この悪天候も醍醐味と
言わんばかりに カメラに収める>

<7合目の山小屋に たどりついた>

山の上で食べる どん兵衛うまいな

<感動したら 必ず撮る>

まぁ… よっしゃ 行こか

お疲れさまです!

頑張ってください!
はい

<駆け足で登る猛者がいた>

<もちろん撮らせていただく>

(シャッター音)
OK!

<翌朝
西野は 頂上からカメラを構えた>

(シャッター音)

お~ すごい すごい

うわ~ これは すごいね

でも やっぱ 昔の人も
こうやって 何か しんどいけど

光とか雲を見てね

何か よかったなって
思うんだろうな

そういう思いは
昔も変わんないんだろうね

<西野は 2か月の間に
5度 富士山に登頂した>

<最後は御殿場ルート>

<その途中で
突然スケッチブックを取り出し

何やら描き始めた>

<作品の設計図のようなもの
だろうか>

ホントに こう
イメージっていう感じっすね

まぁ
富士山の位置であったりとか

え~… 雲を どう入れるかとか

こっちは
まぁ その 駿河湾なんですけど

駿河湾の… 入れる
このボリュームとかね

<ままならないから 奥が深い>

<撮影を終え
いよいよ作品づくりに取りかかる>

(スタッフ)足元ですか?
足元

滑りながら 足元だけを

こう サッサッサッと
撮ってったんすよ

え~っと…

正直 もう何か 枚数を もう…

<まずは
撮った写真をデータ化し

シートにしてプリントアウトする>

<これをワンカットずつ
ひたすら切り分ける>

むちゃくちゃ かかりますね

あれとかも…

<日付と場所ごとに整理し

次は
分割して撮った風景を まとめ

パズルを解くように
組み合わせていく>

多分
これは 他の人に やらせたら…

できない!
全然 違うことになるね

私 ホントできなかったです

でも 1枚だったら
分かんないんですけど

つなぎ合わせていくことで

あっ そっか そっか
あっ なるほど~って言って

こう わ~っと広がっていって
見えてくるというか

<記憶の断片が結び付く
プロセスだ>

ちょっと…

<西野は 巨大なキャンバスと
静かに向かい合った>

<巨大なキャンバスに
西野が 下絵を描き始めた>

<傍らには 富士山で開いていた
スケッチブック>

<あの時 浮かんだイメージを
落とし込んでいるようだった>

<つなぎ合わせた写真を
恐る恐る置いてみる>

うわぁ 何か すごい ようやく

何かドキドキしてきましたね

こう キャンバスに貼る前の
タイミングっていうのは

一番 何か 興奮するっていうか…

<目にした光景
出会った人 食べたものが

山の形を成していく>

あまり こう 躊躇なくというか

感覚的にね

こう 貼り合わせてる
っていうような感じ

特に…

おみそ汁… あっ これ 豚汁か

登頂した時に 食べた豚汁とか

8合目の宿で
お代わり自由なカレー

どん兵衛ね 食べましたよね
1回 吉田口でね

どん兵衛 おいしかったですね

<ささいなことも
人生の一部だと言わんばかりに

記憶の断片が作品を構成していた>

<最後は
山頂から見た空を貼っていく>

<御来光に染まった写真にも

多彩な色があった>

(スタッフ)入れられるんすね

そうっすね これ 1枚だけでもね
大きくプリントして飾れば

きれいで いい写真なんですけど
割り切って…

ふ~…

(スタッフ)
こうやって見てると ホント…

こんな踏んだり 足で踏みつけたり
多分しないと思います

<西野の動きが止まった>

ふ~ 終わりましたね

(スタッフ)完成ですか?
いや~ 終わりました!

ふ~… 疲れましたな ホントに

長かった

<撮影から始まり
5か月が過ぎていた>

<富士山を巡る西野の記憶が

走馬灯のように よみがえり

カオスな世界を現出している>

(犬のほえる声)

富士山であって
富士山ではないというか…

自分自身そのものが
そこに こう 写されていて

自分自身の こう…
何て言うかな

エネルギーそのものが
ここには あると…

<作品は己の分身… ということか>

おなか すきましたね

フフッ

<西野の富士山が お披露目された>

<そこへ
一番手ごわい批評家がやって来た>

<西野の両親が
個展を見にやって来た>

こんにちは
こんにちは お世話になります

割と こう大事な分岐点というか

<父親が 新作の富士山を見て
ひと言>

(スタッフ)面白いですか?
ん?

(スタッフ)面白いですか?

<「面白い」と 父は繰り返した>

いや 作品が面白いなって思う

<いつか 「すごい!」と言わせたい>

<次回は
葉っぱを使う 切り絵作家…>

<どうしてだろう
一枚の葉っぱに

これほど癒やされてしまうのは>

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