開運!なんでも鑑定団【雑誌懸賞で当選した絵!あれから70年…衝撃鑑定額】[字]…の番組内容解析まとめ

出典:EPGの番組情報

開運!なんでも鑑定団【雑誌懸賞で当選した絵!あれから70年…衝撃鑑定額】[字]

■<松坂大輔>の野球秘宝に驚き値■雑誌の懸賞で当選した美しき<古民家の絵>!あれから70年…衝撃鑑定額■<加賀藩>の超美麗焼き物■<美のカリスマ>お宝鑑定大会!■

詳細情報
番組内容
お宝は、70年程前に父が雑誌の懸賞で当てた有名画家の油絵。父はヘビースモーカーだったため、ずっと掛けっぱなしだった絵はいつしかヤニで黒ずんでしまった。しかも、その後両親が亡くなり、空き家になった実家にずっと放ったらかしに。このままでは心配なので、どの位価値があるものなのかはっきりさせたい。
出演者
【MC】今田耕司、福澤朗
【ゲスト】竹下佳江(元バレーボール女子日本代表)
【アシスタント】片渕茜(テレビ東京アナウンサー)
【出張鑑定】特別企画「美のカリスマのお宝鑑定大会」
【出張リポーター】松尾伴内
【出張コメンテーター】バービー
【ナレーター】銀河万丈、冨永みーな
鑑定士軍団
中島誠之助(古美術鑑定家)
北原照久(「ブリキのおもちゃ博物館」館長)
安河内眞美(「ギャラリーやすこうち」店主)
山村浩一(「永善堂画廊」代表取締役社長)
山本清司(「COLLECTIBLES FIELD」代表)
林直輝(「日本人形文化研究所」所長)
関連情報
【番組公式ホームページ】
www.tv-tokyo.co.jp/kantei/

【見逃し配信】
https://video.tv-tokyo.co.jp/kantei/

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
バラエティ – その他
趣味/教育 – 音楽・美術・工芸

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  13. バービー
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  15. 飴釉
  16. 依頼人
  17. 結果
  18. 原画
  19. 向井潤吉
  20. 大切

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

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こんばんは。
(2人)こんばんは。

さあ 「鑑定団」始まりました。
今週も よろしくお願いします。

よろしくお願いします。

「鑑定団」の取材
受けるんですって 今度。

ウェブメディアなんですけど
ほとんどの質問が

今田さんの収録の合間での様子は
どんな感じですか?

今田さんの尊敬するところは
どんなとこですか?

ちなみに 尊敬するとこ
どこですか?

尊敬するところは…。
泳いでるやん。

目 泳いでるやん。 ウソでしょ。

何にも興味ないやん。
興味ないのか。

これは大問題ですよ テレビ東京さん。

<変幻自在なトスで
世界を翻弄した…>

<5年生の頃からセッター一筋で
唯一の悩みは 背が伸びないこと。

そこで身長が伸びるぞ
ということは なんでもやろうと

牛乳をがぶ飲みし
小魚を頬張る日々を送りました。

残念ながら
159cmで止まってしまいましたが

トスの正確さは群を抜いており

高校卒業後は 実業団チームに入団。

程なく 日本代表にも選ばれ

シドニーオリンピック出場をかけ
世界最終予選に臨みましたが

まさかの6位敗退。

東京オリンピック以来続いていた
出場記録が途絶えたことで

「背の低いセッターを
使ったからだ」と

やり玉にあげられてしまいました。

心身ともに傷つき
2002年に引退を決意し帰郷。

新たな道に進もうと
ハローワークにも通ったそうですが

バレーボールへの思いは断ちがたく

半年後にV1リーグで復帰すると

チームをVリーグ昇格に導く大活躍!

いつしか 世界最小・最強セッターと
恐れられるようになりました>

< そして迎えた

このとき34歳>

強引に打ってきました。
大丈夫!

<正確無比なトスで
チームを流れに乗せ…>

ちょっと乱れた。

さあ 頑張れ!
いけ いけ いけ!

<日本に

<実は このとき…>

<痛みに耐えながら
トスを上げ続けていたそうです>

<現在は
同チームのエグゼクティブアドバイザーとして

後進の育成に尽力する一方

プライベートでは 2人の男の子の
お母さんとしても奮闘中です>

依頼人の登場です。

兵庫県からお越しの
竹下佳江さんです。

よろしくお願いします。
お願いします。

ようこそ 「鑑定団」へ
よろしくどうぞ お願いします。

人差し指骨折してて
トスって上げられるんですか?

なんか上げてましたね。
上げてましたね。

痛み止めとかは
ちゃんと打って?

薬飲んで。
飲んで。

痛いんですけど試合入る前に
痛みを体に覚えさせるという

ちょっと練習して入っていく
っていう感じでしたね。

お子さんが本格的に
バレーボールやりたいんだよ 母さん!

って言ったら?
若干 やめてほしいっていうのが。

絶対そこまで
私と主人の身長を考えると

そんなに大きくならないだろうな
っていうのと。

その苦労も誰よりも知ってるから。
そう そうなんです。

やりたいって言ったらね
もちろんね。

もちろん応援したいとは。
それは応援するけども

やっぱり やってみればとは
言えないですよね。

言えないです はい。

さあ 拝見しましょう。
お宝 オープン!

えっ 野球?

松坂大輔さんのサインボールですね。

私 アテネオリンピックに
出場してるんですけど

野球の3位決定戦を
見にいったんですよ。

大会終わるので
ボールを客席に投げてくれてて。

バッと取れたんすか?
取れたんですよ。

知り合いのライターさんが
松坂さんと知り合いだったので

もらおうかって
サインしてもらったんです。

そのとき やっぱ
松坂さんのファンだったんすか?

いや。 いやって…。
(笑い声)

うちの父が野球大好きで。
なるほど。

これを持って帰ってあげたら
絶対喜ぶ。

しかも 五輪マークとかも
ついてるんですよ。

えっ!
えっ そうなの?

そうか 五輪で使う。
公式球だ。

うわっ これは いいわ。

いただいたとき松坂さんのしか
ないと思ってたんですよ。

で 実家から
ボールを持ってきたときに

もう1つサインがあるぞっていうのに
初めて気付いたんです。

それで 番号が21番で調べたら
和田さんだったっていう。

ソフトバンクの。
ピッチャー。

ソフトバンクの和田さん。

いつ気付いたんすか?
竹下さん 和田さんのもあるって。

つい最近。
つい最近!

ご本人の評価額です。
おいくらでしょう。

50万円でお願いします。
50万円。

まいりましょう。 オープン ザ プライス。

おっ おぉ。

10万円!

もうちょっと
いくかと思ったけどな。

アテネオリンピックの野球競技の
公式球に松坂大輔投手と

和田毅投手のサインが入った
非常に珍しいボールです。

そうですよね。
準決勝のオーストラリア戦で

松坂が 負けてしまいまして
3位決定戦のカナダ戦で

和田が先発して
勝利投手になって

銅メダルを獲得しております。

最後の2試合 メダル獲得をかけて

先発した
2人のサインが入っていて

日本代表選手である
ということで

JAPANまで きっちりと
書いてある点がすばらしい。

ただひとつ残念なのは ボールに
使用感がまったくありません。

ですので これは未使用のボールです。
未使用ですか。

これがもし 3位決定戦で
使用したものであれば

50万円で。
うわぁ~。

これ お父さんにでも
返さなだめでしょ。

そうですね…。
返さないんですか?

ぜひぜひ大事になさってください。
はい。

どうも ありがとうございました。
ありがとうございました。

<続いては 神奈川県横浜市から。

次なる依頼人は…>

<真剣な表情で見つめる先は

なんと この番組でした>

<当初は 育児の息抜きとして
見始めたものの

すっかり
はまってしまったそうです>

<渡邉包夫さんの
在りし日のお姿がこちら>

< そこで自分も
ぜひ出てみたいと思い

夫や両親 更には何人かの
親戚に相談したところ

茶道の師範をしている
義理の伯母が…>

しかも

< そのお宝は
有名な陶工が作った焼物で

一目見るなり…>

鑑定よろしくお願いします。

<果たして どんな焼物なのか
スタジオで拝見しましょう>

依頼人の登場です。

神奈川県からお越しの

ようこそ 「鑑定団」へ。
よろしくお願いします。

さぁ いかがでしょうか?
生福澤さんは。

あぁ もうドキドキしてます。
え~っ。

どういうところが 福澤さん
タイプやったんですか?

頭のよさそうな。
あと スポーツされていらっしゃる…。

卓球も好きです はい。
私 実は昔卓球やってまして。

うわぁ じゃあ今日は会話のピンポンを
楽しみましょうね。

はい よろしくお願いします。

どうですか? この改めて
「鑑定団」のスタジオをご覧になって。

天国のようです。
今そこに立っていらっしゃる…。

なんか印象に残ってる
回とかあるんですか?

今田さんが
鼻笛されたじゃないですか。

やりました。
やった やった。

あれが すごく
おもしろかったです。

27年の歴史で鼻笛。

それじゃあいきましょう せ~の。

うわぁ~。
おぉ。

九代 大樋長左衛門の
お茶碗になります。

どうやって 伯母さんは
手に入れたっておっしゃって…?

ずいぶん昔なんですけれども

伯母のお茶の先生の

形見分けで お譲り
いただいたということです。

なるほど。 テレビご覧になって

お宝の真贋ですかね
当たるようになりました?

日本画とかは だいたい
6割くらいなんですけれども。

6割くらいわかる。
焼物は まるでだめですね。

今田さんも焼物
苦手なんですよね。

焼物 難しいですよね。
難しいです はい。

自分では ご覧になって
これは間違いないと?

インスピレーションというか。
インスピレーション。

同じく オーラがあるなと。
きれいですよ なんかつやも。

深い感じがします。
これは いいものですよ。

いいものですか?
でも両者ともに

焼物は 苦手なんですよね。
そうですね。

<大樋焼は
江戸時代初期に始まった

加賀藩の御庭焼である。

1666年 藩主 前田綱紀は

茶道文化を育成すべく

京から 裏千家四代
仙叟宗室を招へい。

その際 茶道具を作るために
同行したのが…>

<長左衛門は 良質な
陶土が取れる卯辰山の麓…>

<後に 大樋長左衛門と
呼ばれるようになった。

大樋焼の最大の魅力は
飴釉を用いた

しっとりとした肌の色であろう。

この

<抹茶の緑が 実によく映える。

京の楽焼と同じく ろくろは用いず
すべて手捻りだが

楽焼とは一線を画し

斬新な造形にも
積極的に挑んでいる。

たとえば 大きく反った胴に
突き出た口。

俗に おしゃべりと呼ばれる
この茶碗は

長左衛門ならではの独創的な
造形感覚が 実に見事である。

烏の香炉は よく見ると
少し開いた くちばしの中から

舌が覗いており
今にも鳴きだしそうである。

大樋焼は加賀の文化と相まって
その後 大きく花開き

現在に至るまで
連綿と受け継がれている。

その長い歴史の中で
名工とうたわれたのが

九代 長左衛門であった>

< その8年後
八代が 77歳で他界したため…>

<九代は
大樋焼の伝統を受け継ぎながら

織部焼の写しや
井戸茶碗にも果敢に挑戦。

造形の手腕にも優れ

透かし彫りが見事な花瓶なども
制作した。

更に 小林一三ら 財界を代表する
茶人たちと交流することにより

教養と見識を深め 大樋焼を

楽焼と並ぶ茶陶として
確立させた。

これらの業績が認められ
1940年には

時の内閣総理大臣 近衛文麿から
自筆の長左衛門の印を授かった。

古希の記念に作った
こちらの茶碗は

代表作の一つである。

しっとりとした茶色の胴に
窯変により

やや黒みを帯びた釉薬が
掛けられており

えもいわれぬ気品が漂っている。

この茶碗と対になるものとして
作られたのが

閑居である。

たっぷりと掛けられた黒釉が

おおらかな景色を作り出しており
まさに 銘のごとく

深い静寂に包まれている。

晩年は 人づきあいを避け
ひたすら 作陶に没頭。

九代 長左衛門は
こう語っている>

<改めて 依頼品を見てみよう。

九代 大樋長左衛門の
赤黒茶碗 一対である。

赤茶碗は 薄い飴釉の上に
濃い飴釉が掛けられており

濃淡の対比が 実に美しい。

一方 黒茶碗は 黒釉が
たっぷりと掛けられているが

胴の一部が
土見せになっているのが

独創的である。

箱には 表千家十二代
惺斎の

極めがあるが…>

27年間 ずっと
鑑定をされていた…。

そうですよね。
中島先生ですよ。

中島先生のスーツ時代も
ご存じってことですよ。

でも 全然 お変わりなく… ホントに
いつもいつも 若々しくて…。

ご本人の評価額です。
おいくらでしょう?

100万円で。
わかりました。

まいりましょう!
オープン ザ プライス!

やった~! 300万!

やった!
すごい!

すごい!
そんなにですか!?

いや~ やっぱ… ほら!
きてるね 今!

焼物は きましたね。
感じられるようになってきた。

大樋家 九代 長左衛門
間違いがございませんね。

おっしゃるとおり
オーラがありますね。

箱の極めをした 惺斎は
昭和12年に

亡くなっております。

そのとき
九代 長左衛門は

36歳なんですよ。
それから考えると

この茶碗は 30代前半の
作品ということになりますね。

青年時代の作品は貴重ですね。

飴釉のお茶碗は
透明釉に近い薬を

1回掛けて 焼成してね
そのあとで 飴釉を

たっぷり掛けて
上掛け焼成しておりますね。

高台の中に 深い渦が
彫りこんでございます。

京都の千家のかたわらを流れる
小川の渦を取り入れたと

言い伝えられているんですね。

黒茶碗のほうはね
実に丁寧な へら使いなんですよ。

そしてね 黒の薬を
直接に掛けて 焼いておりますね。

そのためにね しっとりとした
あがりになってございます。

そういう静けさに比べてね
高台の土というのが

荒々しい 砂のままですね。

<今宵は
さまざまな

業界で
活躍する…>

<迎え撃つ鑑定士は…>

<早速 いってみよう>

(拍手)

<ゲストコメンテーターは
常に美を意識している

タレントのバービーさん>

(松尾)おっ。

みたいなものが あったりとか。
ほう!

私 自分の…。

よかった
ありがとうございます。

< まずはこの方。
メイクで 顔も心もハッピーに>

< 子どものころから
絵を描くことと

おしゃべりが大好きで

2つを同時に
活かせる仕事がないかと

思いついたのが…>

<腕を磨くなら
絶対に海外だと…>

< もっと広い世界が見たいと

今度は ニューヨークへ。

何のツテもありませんでしたが
必死に売り込みを続けて

チャンスをつかむと
有名ミュージシャンの ポートレートや

人気雑誌の表紙を
手がけるまでになりました。

帰国後は 勢いそのままに
さまざまな業界で大活躍。

これまでにメイクを施した人数は

なんと のべ10万人。

そのなかには
こんな方々も>

(TAKAKO)専属で
やらせていただいて。

<3年前には
自身のブランドを立ち上げるなど

ますます
精力的に活動しています>

今でこそ メイクアップアーティストさんって
表 出てきてるじゃないですか。

…っていうイメージが。

そういうことですね だから…。

このへんは 気をつけようとか
ここを伸ばしたらいいなとか

っていうのは
パーンとわかるんですか。

おっ。
バービーちゃん
すごいきれいなんですけれども。

ありがとうございます。

ビシっと

え~! すみません。

ブリジット・バルドーの
雰囲気あるんですか 私。

< お宝は
中国の古い皿2枚である。

骨董好きだった
祖父が遺したもの>

そうでしょ? 私 ホント 他に
もうちょっと派手派手しいの

いっぱい あったんですよ。

<若いころは
まったく興味がなかったが

書や武家茶道を学び始めた
数年前から

徐々に そのよさが
わかるようになってきた>

<本人評価額は強気の100万円>

< ふだんは
まったく物おじしないが

今日は なぜか
総理大臣にメイクをしたときより

ドキドキしている。

果たして 結果は!?>

ジャカジャン!

<ダウンするも大健闘>

いきましたね 15万。
15万円!

中国 明時代の末期
17世紀前半に

景徳鎮で作られた古染付の皿
間違いないですよね。

日本の茶人たちの注文によって
日本に送られたものなんです。

このお皿も 元は10枚1組。

茶懐石の銘々皿として
注文されたもんですね。

唐子はね いっぱい
子どもたちが いるほうが

お金持ちでしょ?
だから おめでたい図なんですね。

もう1つのこれは蓬莱山なんです。

東の海の 海上に島がある。

そこに神様が住んでる。
あらま~。

これね あがりもいいし
裏の高台のとこに

ちょっと砂がついてるなんていう
素朴さがね

茶人たちが とても喜んだんです。

大切になすってください。

< きれいに割れた腹筋。

引き締まった見事なボディーライン。

続いては…>

<大学卒業後
フィットネスインストラクターとして

働きながら
ファッションモデルとしても活躍。

転機が訪れたのは 2012年。

アメリカ カリフォルニア発祥の
クロスフィットとの出会いでした。

クロスフィットとは 有酸素運動と
無酸素運動をミックスした

基礎運動能力の向上を
目指した トレーニングのこと。

このメソッドを取り入れた

海外のモデルたちの

<オリジナルのプログラムを考案。

目標は…>

< その内容は
鬼トレと呼ばれるほどハードですが

効果は抜群。

体だけでなく 心も整うと
大評判に>

いけない方は小さく。

<筋肉女子の
火付け役として

大きな注目を
集めています>

アハハハハ。
これ! これですね。 これ。

すぐにはね もちろん
なれないですけど

なんか一つ こういうこと
やったほうが いいかな

なんていうの あります?

私も今 常に ず~っと…。

(笑い声)

腹筋ちょっと力 入れてんの? 今。
はい。 ずっと入れて…。

一緒にレッスン ちょっとだけ
やらせてもらったことがあって。

床ついて 足をバタバタするやつは

あれだけは
朝ちょっと やったりします。

すごい。
へ~っ!

ホントに…。

アハハハ!

< お宝は

<大叔父が聖火ランナーを務めた際
記念にいただいたもの。

今回の出演にあたり
父に相談したところ

一族の大切なお宝で
本来は門外不出だが

あの 「鑑定団」に出るなら
ぜひ これを持っていきなさい

と手渡してくれた>

家から あんまり これは
出てないんですね じゃあね。

出てないです。
おっ!

でも なんか ピッタリですね。
AYAさんが お持ちの

こういうお宝っていうのはね。

(笑い声)

<本人評価額は
期待を込めて 50万円。

一族から聖火ランナーが選ばれたのは
とても名誉なこと。

今でも 57年分の重みは
しっかりと感じる。

果たして 結果は!?>

ジャカジャン! はい。

< やった!>

工業デザイナーの柳宗理さんが
デザインしたんです。

軽量化と機能美を
追求したんですよね。

当時 7, 000個 作られて
2, 000個は海外にいったわけです。

5, 000個は国内で。

正式に それを持って
走った人にのみ贈られたわけです。

その数が 4, 190個なんですよね。

ちなみに 僕も今年のオリンピックは
聖火ランナー やったんです。

先生 走ってましたもんね。
はい 走りました。

AYAさんが トーチを受け継いでいく。

これ とてもね
意義あることだと思います。

へ~っ。

<続いてのカリスマは この方>

<幼い頃から映画が大好きで

映画監督を夢見て
多摩美術大学に進学しましたが

写真撮影の授業を受けたとき

天啓のように ひらめいたのです。

自分が やりたかったのは
映画より写真だ。

すると すぐさま
写真家として活動を開始。

2001年に フランスに渡ると
わずか半年で

有名ファッション誌と契約。

更に イギリスのカルチャー誌の表紙を

日本人で初めて撮影するなど

順調に キャリアを重ね
世界中からオファーが殺到する

人気写真家となりました。

モットーは その人の いちばん
美しい瞬間を切り取ること。

そのため撮影は ご覧のとおり
とっても情熱的>

< そのドラマチックな世界観が

国内外の
名だたるアーティストや俳優から

絶大な支持を得ています>

その方を撮るということが
決まっていたら

もう これ 全然ウソじゃなく…。

思い込みで。
その方と?
はい。

もう…。

なるほどね。
ええ。

ちょっと なんだろうな…。

この顔が
イタリアのマフィアになるんですか?

うわ~っ!

なれます?
はい。

この顔が マフィアのボスになります?

(笑い声)

バービーちゃん なんか ポーズとか
習っておきたいのあります?

こう… こうやったり…。
すばらしい すばらしい。

いいですか?
こうやったりするのが。

ええ モンローですよね。

えっ!? タイプでいくと モンロー?

(松尾)ウソ!? いや
「ウソ!?」じゃなくて… え~っ!?

うわ~っ!
すごいですね。

< お宝は こちら>

(拍手)

<実は 幼い頃から
人形が大好きで

なかでも小学生のときに目にした
四谷シモンの作品に

強い衝撃を受けた>

で 同時に…。

いつか シモンさんの人形を欲しいな
というふうに思っておりました。

(松尾)もう そのときからね。

< その願いが かなったのは
15年前のこと。

ある

< しかし 当時は フランスと日本を

行き来する生活を
送っていたため…>

行ったり来たり
トランクを持っての生活だと…。

と思って…。

ほ~っ!
はい。

<以来 リビングに飾って
大切にしている>

<1日の出来事や悩みを
包み隠さず話しているが…>

あらら…。
ちなみに 今日は

何かお話してくれてますかね?

あっ。
喜んでいるし…。

あっ なるほどね。
ごめんなさいね。

<本人評価額は
買った金額と同じ 100万円。

仕事で高ぶった気持ちを

彼のクールなまなざしが
心地よく冷ましてくれるので

とても助かっている。
このあと

<写真家の下村一喜さんの
お宝は

15年前 100万円で買った…>

<果たして 結果は!?>

ジャカジャン!

< これはすごい!>

(バービー)すごい!

四谷シモンさんの作品
間違いありませんね。

台の部分に 1992年と
入ってますので

その年の作品ということが
わかります。

創作人形の世界というのは
人によっては

強烈な個性を発揮して
っていうようなものも

あるんですけども
これは やはり その

特別なメッセージは
込められてないと思うんですね。

少年を少年として作っている。

だからこそ 見る方が
そのときどきの思いを

感情移入できる余白が
あると思うんです。

そこが この作品の
すばらしいところだと思いますね。

ぜひ これからも 大切に
なさっていただきたいと思います。

シチロオ君は今 何か言ってます?
250万っていう…。

<最後は… えっ!?>

<実は これ
すべてビーズで できているんです。

手がけたのは

<人呼んで

<ビーズと出会ったのは
アパレルメーカーの営業をしていた

28歳のとき。

ファッションショーで偶然目にした
その輝きに魅せられ

ビーズ刺繍の本場…>

<程なく 日本初の
専門店を開きました。

いちばんの人気は

すべて手仕事で仕上げた
一点物のドレスは

世の女性たちのあこがれの的。

また 世界の名画や

メリーゴーラウンドに ウエディングケーキなど

常識にとらわれない発想で
次々と作品を発表する一方

近年では 親交の深い
黒柳徹子さんとともに

展覧会を開き
大好評を博しています>

結構かかりますよね
1着仕上げるのってね。

はぁ~ ワンポイントね

何かこうつけたいなとか
たまにあるんですよ。

どんなものが 例えば
僕だったら いいですかね?

えっとね これも
刺繍でできてるんですけども

こういうような
ブローチみたいなものを

つけていただくと
取り外しもできますし

いろんな洋服に使えますから。
(バービー)うわ きれい。

こんなの 全身
まとってみたいですよね。

ホントですか?

今日はすごいね。

< お宝は…>

<大会社の社長令嬢だった
祖母が遺したもの。

20代のころ その

<部屋には 大量の骨董が
並べられていた。

同席したおばたちと
どのように分けるか

相談した結果…>

おばさんたちが言っていて
で ジャンケンしたら…。

僕が。

<真っ先に目に入ったのが
この魯山人だったが

あくまで代理だったので
遠慮して

他のものに手を伸ばしかけると

おばたちは

と 快く譲ってくれた。

更にジャンケンは続き…>

< その後 父から受け継ぎ
押し入れに大事にしまっていた。

今回 久しぶりに見てみると…>

すごいなって思えるんですね。

回していくと いろんな表情が
見えるんですね。

中とかも 違う色が…
釉薬がかかってたりとか。

<本人評価額は 本物なら
このくらいかなと 200万円。

もし よいものなら
来年オープン予定の個人美術館で

華々しくお披露目するつもり。

果たして 結果は!?>

ジャカジャン!

< よかった~>

北大路魯山人 なかなか
ものはいいんですよ。

70代の最晩年の
仕事だと思いますよ。

粉引の薬が
とっぷりかかって

実におおらかなの。

原型がね かごで編んだ
花生けだろうと思うんだ。

尻すぼまりでね 上が広口で

その周りに ヘラでもって
かごの文様を出してますね。

この 金 銀 水玉
銀が飛んじゃってますね。

惜しいなと思う。
箱が汚いの。

「金」という字を
サインペンで なぞっちゃったね。

これが完璧できれいなら

250万円 スッと言えるんだよね。

なかなか得難い いいものです。

もうこれ以上 状態を
汚さないように

大切になさってください。
ありがとうございます。

<美のカリスマのお宝鑑定大会は
これにて無事閉幕>

<続いては 山形県 山形市から。

次なる依頼人は

自宅の庭で
鳥の世話をしている

佐藤稔さん 54歳>

< この鳥は バリケンともいい

佐藤さんは
数ヶ月前に有精卵を購入し

ふ化させたそうです>

実は私

<佐藤さんは 若い頃から

さまざまなボランティアをしており

就職後も

<カンボジアなどで現地の
子どもたちの生活支援や

学習支援を行ってきました。

最近では 子ども食堂の
活動だけでなく

飛沫感染防止のための
遮へい板を作製し

山形県内の介護事業所や
福祉施設などに

300基以上を寄付したそうです>

< これからも頑張ってください。

ところで

<父 憲吉さんは 美術品に

まったく興味が
なかったのですが

若い頃 幸運にも手に入れた
その絵を

寝室に大事に飾っていたそうです。

しかし 父亡きあとは

空き家になってしまった実家に
ほったらかし>

でも

鑑定 よろしくお願いします。

<懸賞で当たった絵
スタジオで拝見しましょう>

依頼人の登場です。

山形県から お越しの…。

ようこそ 「鑑定団」へ!
よろしくお願いします。

子ども食堂って やっぱり

食べられるように 誰でも
っていう感じなんですか?

そうですね 地域の人が集まって

一緒に ご飯を
食べたりしています。

実際に飼って
とかはしないんですか?

豚さんとか。
飼育してってことですか。

飼育して っていう。
さっき映ってた鳥も

みんなで食べたいなとは
思ってますけど。

いい教育ですよ。
なんか

お皿の上だけ見てたら
わからない…。

ちゃんと命をいただくって
いうことが

どういう意味かを子どもたちに
知ってもらうっていうこと…。

ホントだわ。
それでは拝見しましょう。

お宝 オープン!

えっ!? これが懸賞で。
当たったんだ。

向井潤吉さんの油絵です。

70年くらい前 『週刊朝日』の表紙

原画を読者にプレゼントするという
キャンペーンをやっていたようなんです。

めちゃくちゃええ企画やな。

確かに ここに
『週刊朝日』って書いたら

似合いそうな感じがします。

父はですね
ヘビースモーカーだったんですけれども

だいぶ ヤニで汚れているのかなと。

画集なんかを見ると 空の色

もう少し すっきりした水色が
出てたりするので。

絶対そうですよ。
これ もう

あれ? もうすぐ降るなっていう。

今 絵そのものが
におったりしないんですか?

あっ においする!

ヤニくさっ!

<暮らしのにおいが そこに。

営みの歴史が そこにある。

向井潤吉は 民家のある風景を
こよなく愛した画家である。

『週刊朝日』の表紙コンクールが
始まったのは

1951年 昭和26年のこと。

当時は まだ戦後の混乱期が
続いており

人々は 日々の暮らしで精一杯。

1冊25円の週刊誌を
買う余裕などなかった。

そこで編集部が なんとか
販売部数を増やそうと

起死回生の策として この企画を
考え出したのであった。

第一線で活躍する画家15名に
表紙絵を描いてもらい

読者の人気投票で順位を決める。

更に それぞれの画家に
投票した者の中から

抽選で賞金と
その原画をプレゼントするという

斬新なものであった。

応募規定は たった1つで

紙面に印刷された
所定の用紙を用いること。

すなわち
何通も応募しようとすると

その分 部数が増えるという
仕組みである。

1位の作品に
投票した者の中から抽選し

見事 当選した人に

賞金3万円と
その原画が贈られた。

当時の大卒公務員の初任給が

6, 000円ほどだったことから
すると

かなりの高額である。

どんな画家たちが
参加したのか

コンクールの表紙絵を
いくつか見てみよう。

トップバッターに選ばれたのは小磯良平。

発売日の5月13日が
母の日だったため

正面を向いた優しい女性が
描かれている。

続く 5月20日号は
佐藤敬による マチス風の切り絵。

岩田専太郎は
美しい着物をまとった女を。

6月3日号は 東郷青児の
独特の美人画。

児島善三郎は
初夏の山々が美しい風景を。

7月1日号は 梅雨明けを
イメージしたのであろうか

宮本三郎の洗濯物を干す女。

三岸節子は 花を描いたが

何の花かは重要ではなく

花そのものの命を描いたという。

荻須高徳のパリの風景は

サン・ルイ島にかかるマリー橋と

その奥に広がる
古い町並みが描かれている。

第1回コンクールの

<栄えある第1位に
輝いたのは

< また 賞金と
原画の抽選会も盛大に行われ

大成功に終わった。

翌年の1月には 早くも
第2回が開催されることになり

以後 1958年まで
この表紙コンクールは

年1回のペースで行われた。

第2回には 近代を代表する
日本画家 東山魁夷をはじめ…>

バラエティー豊かな作品が
続々と登場し

読者の目を楽しませた。

そして この回の最後を
締めくくったのが

4月27日号を担当した
向井潤吉であった。

あんずの花が咲き始めた
信州・安茂里の風景を描いており

まさに 春らしい一枚と言えよう>

<第1位に輝いたのが
向井潤吉であった。

2位との差は 10万票以上もあり

圧倒的な人気を
天下に知らしめた。

改めて 依頼品を見てみよう。

向井潤吉が描いた
『週刊朝日』の表紙の原画である。

穏やかな日差しの中に
藁ぶきの家が佇んでいる。

あんずの花が 春の訪れを告げ

軒下に干された洗濯物に

慎ましい暮らしのにおいが
感じられる。

向井は 雑誌の中で
こう語っている>

一番人気を射止める
ってのはね。
よく当てたな。

でも なんだろう やっぱり
くすんだ感は否めないですね。

いやぁ きれいでしたね。
(笑い声)

< このあと

ご本人の評価額は
おいくらでしょう。

100万円でお願いします。
100万円で。 まいりましょう

オープン ザ プライス。

400万! 400万!
すごい すごい!

すごい!
ありがとうございます。

タイトルが 『杏花村』。 まさに
『週刊朝日』の表紙絵になった

作品ですね。
終戦を迎えた1945年から

この民家のシリーズっていうのに
着手するんですね。

ですから
民家を描き始めてまもない

比較的 初期の作品です。

向井の絵っていうのは
すごく勢いがあるし

筆がとてもはやいのが
特徴なんです。

空が スカッと抜けていて そこに
さわやかに浮かぶ雲

っていうのも ホントに はやい筆で
サッと描かれているし

あんずの花 とてもリズミカルに
バランスよく咲かせている。

残念なのが やっぱり状態ですね。

空の青っていうの もっと
青々しかったですし

そのあんずの花も 一枚 一枚
きれいなピンク色で

さわやかに描かれていた
はずなんですよ。

もし その状態でしたら
もう100万円くらい高く

評価できると思います。

お父さんが当選したときの
雑誌記事 発見したと。

そうなんですか?
うわっ!

あれ お父さんですか?
そうです。

六票って書いてあるよ。
あっ 6冊買ったか。

「懸賞やクジは好きですが
当たったのは初めてです。

はじめ 伊勢正義さんに
四票

次に 田村さんのが
良いと思って五票

そしたら 最後の向井画伯が
農村のありのままの姿を

描いた 『杏花村』を見て
これだと 六票投票しました」。

めちゃくちゃ 『週刊朝日』
買ってますけど。

ぜひぜひ お父さんにちょっと
ご報告をしていただきたいと

思います。 貴重なもの
ありがとうございました。

どうもありがとうございました。
ありがとうございます。

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