プロフェッショナル「究極の歌姫～バーチャルシンガー・初音ミク～」[解][字] …の番組内容解析まとめ

出典：EPGの番組情報

プロフェッショナル「究極の歌姫～バーチャルシンガー・初音ミク～」[解][字]

米津玄師、ＹＯＡＳＯＢＩ、Ａｄｏ、今、ヒットチャートを席巻するアーティストたちのルーツとも言える存在、初音ミク。日本の音楽シーンを一変させた１６歳の素顔と真実。

詳細情報
番組内容
米津玄師、ＹＯＡＳＯＢＩ、Ａｄｏ。今、音楽シーンを席巻するアーティストたちのルーツとも言える存在が、バーチャルシンガー・初音ミク（１６）。制作した楽曲を歌ってくれるソフトとして２００７年に世に出ると、それまで手段を持たなかった才能たちのよりしろとして次々と新たな音楽を世に放ってきた。時に人の能力を超えた歌唱を披露し、それをさらに超えようとすることで生まれた、歌い手たちの進化。初音ミクの素顔と真実。
出演者
【出演】Ａｄｏ，ＤＥＣＯ＊２７，きくお，ＭｉｃｈｉｅＭ，ｃｏｓＭｏ，【語り】橋本さとし，貫地谷しほり

ジャンル :
ドキュメンタリー／教養 – ドキュメンタリー全般
ドキュメンタリー／教養 – 社会・時事
ドキュメンタリー／教養 – カルチャー・伝統文化

テキストマイニング結果

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20. 横一列

解析用ソース（見逃した方はネタバレ注意）

留意をして

今回の選挙を見守る必要が
あるんじゃないかな

というふうに思います。
井上≫日韓関係の改善も

♬～

1961年｡

アメリカ ベル研究所で
世界初といわれる

コンピューターによる歌声が 誕生した｡

♬～

その40年後の日本｡

ある研究が 極秘裏に動き始めた｡

誰もがコンピューターで楽曲を作り
歌わせることのできる

夢の技術開発である｡

実験が初めて成功した時の音源が

見つかった｡

♬｢あ～さ～ あ～さ～｣

♬｢あ～さ～ あ～さ～｣

それから20年の歳月が流れ…｡

今 音楽シーンの
ヒットチャートを席巻する

数多くのアーティストたち｡

♬～

そのルーツを遡ると たどりつくのは

かつて｢DAISYプロジェクト｣と
呼ばれていた 一人の少女｡

バーチャル･シンガー 初音ミク｡

日本の音楽シーンを一変させた
16歳｡

♬～(主題歌)

その実体は｡

(ミク)♬｢横一列でスタートをきった｣

誰もが購入することのできる

市販の音楽ソフトにすぎない｡

(ミク)♬｢世界で｣

だが少女は今や 日本のみならず

世界中で愛される存在へと 成長した｡

♬～

まだまだ！

彼女が塗り替える 音楽シーンの勢力図｡

彼女が切り開く 人の未来｡

初音ミクとは 何者なのか｡

私にとって プロフェッショナルとは…｡

去年８月｡

お疲れさまです｡
ご無沙汰しております｡

電脳世界の歌姫は
打ち合わせに臨んでいた｡

ミクに ネット上で配信する
カップ麺のキャンペーンソングを

歌ってほしいという｡

(Mitchie M)はい｡

リモートの先には

ミクの相棒である楽曲制作者
｢ボカロＰ｣が控える｡

今回の企画では カップ麺の味ごとに

５人の人気ボカロＰが選ばれていた｡

はいはいはい｡

その一人…

♬～

これまで制作した曲は 100曲以上｡

再生回数
数千万というヒット作を連発する｡

♬～

アーティストへの楽曲提供が
引きも切らない ボカロＰの先駆者だ｡

♬～

今回 担当するのは

ピリ辛味を
テーマにした曲｡

絶対 絶対｡
≪は～い タイマー｡ タイマー！

ＯＫ ＯＫ 大丈夫｡

(笑い声)

≪DECOさんところのミクさんですか｡

DECO　27のみならず
人気ボカロＰの多くが

初音ミクを そう表現する｡

あ～｡ う～ん…｡

なんかね あの…

(笑い声)

制作が始まった｡

♬～

まずは 歌詞を練る｡

食べない｡

(笑い声)

一見 ランダムに打ち込まれていく
キーワード｡

だが 歌詞に残るか否かには

明確な基準が存在するという｡

音楽ソフト｢初音ミク｣は

自らが制作した曲を
コンピューターに歌わせることができる｡

(ミク)♬｢ぼくらは位置について｣

歌詞や音階を指示すると

女性ボーカル 初音ミクの声で歌唱される｡

♬｢いっくよー！｣

♬～

ミクの声を より生歌のように
聞かせることに定評のある…

その手綱さばきを見せてもらった｡

(ミク)♬｢ずっと探していた｣

(ミク)♬｢ずっと｣

(ミク)♬｢(ん)ずっと｣

いわば歌唱指導｡

細かなニュアンスから
ビブラートや裏声まで｡

調整を重ね 理想の歌い方へと近づける｡

(ミク)♬｢よかったけれど｣

(ミク)♬｢よかったけ…｣

(ミク)♬｢よかったけれ…｣

(ミク)♬｢よかったけれ…｣

(取材者)｢ん｣の使いよう…｡
(Mitchie M)そうですね｡

(ミク)♬｢ぼくらは位置について｣

♬｢横一列でスタートをきった｣

♬｢ずっと探していた 理想の自分って｣

♬｢もうちょっとカッコよかったけれど｣

アクセントや息遣い

さまざまに掛け合わせることで
表現は無限に広がる｡

♬｢ぼくらは位置について｣

♬｢横一列でスタートをきった｣

DECO　27が制作に取りかかってから ４日｡

♬～

(取材者)だいぶ 曲のイメージが一気に｡
あ そうなんですよ｡ えっと…

見せ場となる サビの部分｡

♬～

♬～

メロディーの上に歌詞をのせ
同時に ミクに歌唱指導を行う｡

♬～

(DECO　27)｢サラマンダー あぁ あああ｣
最後が｢あい｣って上がってる｡

DECO　27にとっての
｢うちのミク｣が 見えてきた｡

求めに応え続けるミク｡

一つの 流儀がある｡

♬～

♬～

そして DECO　27の色は｡

｢サラマンダー あぁ あああ あいっ｣
って ここ…

(ミク)♬｢あぁあぁあ あいっ｣

(取材者)いや あの…｡
(笑い声)

制作開始から およそ１週間｡

(取材者)いい声に？

♬～

新曲｢サラマンダー｣の公開から１週間｡

ここから
盛り上がりの第２波がやってくる｡

♬｢サラマンダー ホットが良くない？｣

｢歌い手｣と呼ばれる人たちによる

｢歌ってみた｣という歌唱動画の投稿だ｡

♬～

この｢歌ってみた｣が

ミクの歌では やたらと盛り上がる｡

ミクの歌だからこそ 解釈の余地があり

新たな表現が生まれやすいという｡

♬～

更に｡

♬～

かつてミクが 人間離れした

超高速歌唱を披露した時｡

♬～

攻略するつわものが 続々と現れた｡

実は…

ミクが導く 歌い手たちの進化｡

♬～

そして今 ミクの土壌で育った
歌い手たちが

音楽シーンを
塗り替えようとしている｡

ミクの歌を歌う 一人の歌い手を取材した｡

♬～

ハンドルネーム ｢Poston.｣｡

♬～

♬｢いつか君に｣

北海道から上京し 大学に通いながら

｢歌ってみた｣の投稿を続けている｡

(Poston.)
♬｢とある言葉がきみに突き刺さり｣

初めて動画をアップしたのは 16歳の時｡

｢歌ってみた｣が きっかけとなり

自分の声に対する劣等感が
消えていったという｡

♬～

その歌声は 思わぬところにまで響いた｡

♬｢愛したっていいじゃないか｣

♬｢縛り 誰も触れないよう｣

♬｢これも運命じゃないか｣

♬｢消える消える とある愛世｣

初音さんが生まれたのは 2007年の夏｡

将来ですね…

使い手が 自由に歌を作ることができる
最新技術が搭載された｡

でも 話題を集めたのは

その見た目だった｡

当初 音楽業界からは
白い目で見られたという｡

でも時代が 初音さんの背中を押した｡

YouTubeが日本上陸

誕生したばかりのニコニコ動画が
盛り上がりを見せるなど

動画投稿サイトは 黎明期を迎えていた｡

♬～

自作の動画を気軽に発表できる｡

そんな新たな楽しみ方が生まれ

初音さんも その波に乗った｡

♬～

一番…

そして 世に出て２か月後

大きなチャンスが訪れた｡

テレビ局からの取材依頼｡

自由に歌を創作する楽しさを
知ってもらいたいと

初音さんは応じた｡

話題になったのは またしても

見た目や 使い手への偏見｡

そんな時だった｡

初音さんを守ろうと
立ち上がった人たちがいた｡

初音さんの楽曲は

瞬く間に
クオリティーを増し

その存在意義を証明するかのように
歌が増えていった｡

♬～

(DECO　27)途中から いろいろ…

そして 今｡

初音さんの相棒である
ボカロＰたちが

次々と表舞台に立ち

華々しい活躍を
見せている｡

♬～

今や新曲が出ると 注目が集まるのは

作り手の名前になりつつある｡

初音さんの存在感は今
希薄になってきているのかもしれない｡

でも それもまた 進化のかたち｡

去年10月｡

ミクの歌の中でも 異彩を放つ一曲

｢ソワカの声｣が公開された｡

♬～

独特の世界観｡

だが注目すべきは ファンの声｡

そのほとんどが海外からのメッセージ｡

心酔っぷりも尋常ではない｡

(きくお)こんにちは きくおで～す｡
(歓声)

(ミク)♬｢愛して 愛して｣

作ったのは ボカロＰ きくお｡

通り名は｢教祖｣｡

世界最大手の音楽配信サービスで

総数１億5, 000万回以上の
再生回数をたたき出す

ミクの相棒だ｡

遡ること ２か月｡

私たちは
今回の新曲を制作していた きくおに

密着取材を依頼した｡

人づきあいが苦手で ３年前
この山あいの町に越してきたという｡

そう言うと 自分の生い立ちを語り始めた｡

で ５曲目ぐらいで…｡

♬～

そしたら…

これまで 一度も明かしたことのなかった
創作の現場を

見せてくれるという｡

う～ん…｡

きくおの曲の大きな特徴は

歌詞と共に
実験とも評される音選びにある｡

♬～

１曲の中で使う音源は

実に 200種類に上るという｡

♬～

(楽器の音)

(楽器の音)

ネット上で販売される無数の音源を

片っ端から試していく｡

(楽器の音)

果てのない試行錯誤｡

それは もはや 楽器にとどまらない｡

(子ども靴の音)
(きくお)ああ そう これこれ｡

(きくお)で…｡
(子ども靴の音)

(加工した子ども靴の音)

休憩にします｡

実は きくおは この２年間

一つも曲を出せていない｡

きっかけは皮肉にも

曲がヒットしたことで増えた
人との関わりだった｡

仕事の依頼を全て断り ２年がたつ｡

医師からは 適応障害と告げられた｡

だが きくおは
曲作りを諦めてはいなかった｡

適応障害から立ち直り始めた１年前から

曲を作るための自分なりのペースや

折り合いのつけ方を模索してきた｡

(笑い声)

ミクと もう一度｡

ハハッ｡

新曲に取り組み始めてから １年余り｡

ついに 曲の山場にたどりついた｡

(きくお)
♬｢なんでもかんでも守ってくれた｣

(ミク)♬｢なんでもかんでも守ってくれた｣

(きくお)やりすぎた｡

ミクに 歌詞とメロディーを伝えていく｡

(ミク)♬｢あなたが消えた｣

(ミク)
♬｢知らないよ 知らない ない ない｣

(きくお)♬｢なあい｣

(きくお)♬｢なあい｣

(きくお)♬｢なあい｣

(ミクの歌声)

きくおがミクに 語りかける｡

(ミク)♬｢なあい 助けて誰か｣

(ミク)♬｢助けて誰か｣

(ミク)♬｢助けて誰か｣

(ミク)♬｢薩婆訶 弥栄薩婆訶｣

(ミク)♬｢弥栄薩婆訶｣

互いを補いながら 音を紡ぐ｡

したくないな…

(ミク)♬｢薩婆訶 弥栄薩婆訶｣

ちっ｡ う～ん｡

(ミク)♬｢知らないよ
知らない ない ない ない｣

(きくお)うん そうだ｡

きくおは 楽しそうだった｡

(ミク)♬｢ぼくらいっつも｣

新たな歌が

生まれた｡

♬～(主題歌)

１か月後｡

♬～

世界中のファンが
きくおのカムバックに

喜びを爆発させた｡

初音ミク｡

人々は確かに
彼女から希望を受け取っていた｡

(ミク)
私にとって プロフェッショナルとは…｡

｢歌を届け続けること｣
って言うと思います｡

ネットの中にいる まあ その 精霊的な…｡

音楽制作者の思いどおりに
ちゃんと歌う…｡

１億人いたら
１億人のプロフェッショナルがいる｡

…な～んて言わないな｡

(Ado)彼女自身の色が変わるところ｡

純粋な音楽であること｡

純粋な魂であって
純粋な美そのものであること｡

♬～

Source: https://dnptxt.com/feed/

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