そこまで言って委員会NP【失われた30年で日本が失ったもの徹底検証!】[字]…の番組内容解析まとめ

出典:EPGの番組情報

そこまで言って委員会NP【失われた30年で日本が失ったもの徹底検証!】[字]

経済の不調に政治不信、教育レベルの海外との差…昭和から平成、そして令和のイマ、日本が失ってきたものを大検証!「失われた30年」から脱却することは出来るのか!?

出演者
【司会】
黒木千晶
野村明大

【パネリスト】
田嶋陽子
竹中平蔵
橋本五郎
須田慎一郎 
坪田信貴
竹田恒泰
山口真由 
厚切りジェイソン
番組内容
◎失われた30年で日本は何を失ったのか徹底討論!

▽ジャパンアズナンバーワンも今や昔…日本の経済成長の今後は!?

▽選挙制度の改悪?大物の不在?日本の政治への信頼はなぜ失われた!?

▽なぜ海外に遅れている?日本の教育レベルの低下の原因は!?

▽日本人のモラルは失われたのか!?
番組ホームページ
http://www.ytv.co.jp/iinkai/
番組ツイッター
https://twitter.com/sokomade_np
Youtube
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バラエティ – その他

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  17. 結局
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  19. 選挙
  20. 大事

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

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>>新型コロナのオミクロン株第
6波への政府対応は揺れ動き、

長期化するままに、

日本はどこに向かおうとしている
のか。

失われた30年と呼ばれた平成の
時代を経て、令和の日本は、

さらに何を失おうとしているのか。

>>東京大学、

仲田泰祐准教授らの推計によると、

新型コロナの影響で経済的な不安
が大きくなったことや、出会いが

減少したことなどによって、失わ
れた結婚の数が、

2020年と2021年を合わせ
ておよそ11万件。

これを埋め合わせる婚姻数のぞう
かがなければ、今後、

数年でおよそ21万人の出生数の
減少につながるとのこと。

新しく生まれてくる命がなければ、

日本は国力を失い、

衰退の一途をたどるしかないのか。

>>子どもは生まれた瞬間、

消費者。

十数年たてば労働者、

死ぬまで納税者ですよ。
短期、中期、長期、すべての期間

にわたって、プラスの経済効果を
与える。

それは、これ!

>>当委員会には適齢期世代、子
育て世帯の経済的不安を解消する

ためには、

子ども1人当たり1000万円を
配るという究極の案を提唱する人

や、マイナンバーと銀行口座をひ
も付け、所得を把握することを前

提に、国民全員に毎月7万円を支
給する、

所得制限付きベーシックインカム
案を提唱する人もいたが。

>>バブル経済崩壊後の1990
年代初頭からの失われた20年を

経て、なお経済停滞が続く中、

アベノミクスによる再成長は不発
に終わり、インフレ目標も達成で

きず、

日本が失われた30年を過ごした
のだとすれば、

当委員会の黒木千晶議長は、誕生
から28年、その人生のほとんど

は、

あらかじめ失われていたというこ
となのか。

>>そこで、

本日のそこまで言って委員会NP
は。

>>日本の経済成長だけでなく、

相次ぐ政治家の不祥事や、

政治とカネによって失われた政治
への信頼、

東大は世界大学ランキング35位。

ITに対する知識や英語力などが
海外より遅れているといわれる教

育レベル。

熊本県産とされるアサリの多くが、

実は中国産だった疑いが浮上。

産地偽装問題が後を絶たない食の
モラル。

>>今の日本が失ってしまったさ
まざまな事柄について、徹底検証。

失われた個人資産は自分で増やせ
とする厚切りジェイソン氏。

日本の教育に物申す!

ビリギャルの原作者、

坪田信貴氏も緊急参戦。

>>それらはなぜ失われたのか、
それらを取り戻すためにはどうす

ればいいのか。
徹底討論してまいります。

そこまで言って委員会NP。

失われた30年。

>>日本が失ったもの、徹底検証
・徹底討論スペシャル。

>>こんにちは。
さて、今回は、

今の日本が失ってしまったさまざ
まな事柄について、

徹底討論いたします。
本日の委員会の皆さんです。

よろしくお願いいたします。

>>お久しぶりの登場でございま
す。

あのビリギャルの原作者としても、
おなじみであります、

坪田塾塾長の坪田信貴さんです、
どうぞよろしくお願いします。

>>よろしくお願いします。
僕、

名古屋に住んでたときに、毎週見
てたんですけど、

この須田さんと竹田さんの対立が
すごく楽しみで。

そこに巻き込まれないように頑張
ります。

>>そして、

お笑い芸人兼IT企業の役員でも
あります、厚切りジェイソンさん

です。
よろしくお願いします。

>>よろしくお願いいたします。

>>厚切りってどういう意味なの

パン?
>>パンです。パンが好き。

>>本当にそうなんですか?
>>いやいや、

胸板が厚いのと。
>>それが言いたかった?

>>え?

>>今、よく本売れていますね。
ジェイソンさん。

>>ありがとうございます。

ジェイソン流お金の増やし方、

おかげさまで25万部突破いたし
まして。

>>株やるの?
>>え?株?

>>株やれってこと?
>>株ですね、

投資と。

えー?

ちょっと席変えていいですか?
>>さあ、

ではまずは日本の国力の復活に欠
かせない、

こちらのテーマからです。

>>失われた30年、

日本が失ったもの。
経済成長。

>>失われた30年と言われると
おり、日本は過去30年にわたり、

平均賃金がほぼ上がっていない、

先進国でも数少ない国の一つであ
る。

OECD・経済協力開発機構によ
ると、アメリカでは、

平均賃金が2020年までに、

1990年に比べ47.7%上昇、

イギリスは44.3%上昇してい
るのに対して、

日本では僅か4.4%の上昇にと
どまっている。

>>そうした中、

岸田政権発足から5か月が経過す
るが、

看板政策である新しい資本主義の
具体像は見えないまま。

岸田総理は、

競争原理を重視する新自由主義の
下、公平な分配が行われずに、

格差拡大を招いた。
今後は失われた30年から脱却し、

成長と分配の好循環を通じた分厚
い中間層の復活を目指すというの

だが、

この新しい資本主義という概念を
理解できている人はどれだけいる

だろうか。

>>NNNと読売新聞が、

2月4日から6日まで行った世論
調査で、

岸田内閣の支持率は、

前の月より8ポイント下がり、

58%だったが、

経済専門チャンネル、

日経CNBCが行ったアンケート
では、

内閣発足から日経平均株価が低下
傾向であることもあり、

岸田内閣の支持率は3%、

不支持率は95.7%だった。
この調査から、

株式投資家、

為替投資家の多くは、

岸田内閣のあいまいな経済政策で
は、

日本経済は活性化せず、

株価は上昇しないと見ていること
が分かるが。

>>では、

いつまでたっても給料の上がらな
い日本企業の現状はどうなってい

るのか。
今の日本企業は、

人材投資や研究開発投資にも消極
的といわれており、厚生労働省に

よると、

日本企業のGDPに占める能力開
発費は僅か0.1%。

日本企業は内部留保で貯蓄超過し
ており、

もうかっているときでも人材や新
規事業に十分な投資をしない。

そうしたリスクを取らない経営で、
結果的に生き残った企業は、その

成功体験から、さらなる安全運転
を続ける。

こうした傾向が、

生産性の低迷や継続的な賃金上昇
を阻害する要因となっているとの

指摘は多い。

日本企業はいつからそうなってし
まったのか。

>>1979年、

戦後日本の高度経済成長の要因を
分析し、

日本的経営を高く評価したアメリ
カの社会学者、

エズラ・ヴォーゲル氏による著書、
ジャパン・アズ・ナンバーワンが

出版され、日本でもベストセラー
となり、そのタイトルは、

今も日本経済の黄金期を象徴する
ことばとして、しばしば用いられ

るが。
>>そんな日本経済の絶頂期、

1986年にアメリカに生まれた
厚切りジェイソンさんは、

2005年にビジネスチャンスを
求めて初来日。

2015年に。

>>ホワイ・ジャパニーズ・ピー
ポー?

>>のフレーズで一世をふうびし、

お笑い芸人兼IT企業の役員とし
て活躍している。

ジェイソンさんは、賃金の上がら
ない日本人に、こう呼びかける。

個人のお金は、自分で増やすべき
だと。

芸人であり、IT企業の役員であ
り、

投資家でもある彼は、

資産運用だけで家族全員が安心し
て暮らせるほどの資産を15年で

築いたという。
>>支出を減らして、

残りのお金を投資に回して待つ。

それだけの投資法と独自の金銭哲
学を記した著書、

ジェイソン流お金の増やし方は、
現在ベストセラーになっており、

彼のお金をさらに増やし続けてい
る。

自分もお金を増やしたいと思う人
は、その第一歩として、

ジェイソン氏の著書を購入してみ
るのもいいかもしれないが。

>>そこで皆さんに質問です。

日本の経済成長はなぜ失われたの
だと思いますか。

また、経済成長を取り戻すために
は、

どうすればいいと思いますか?

>>皆さんにお聞きしております。
日本の経済成長は、

なぜ失われたのかと。

>>安倍政権のときにね、

金融緩和策、

私にお任せくださいなんてことを
言ってたけども、

7年以上、ずっとやってたけれど
も、

結局デフレから脱却できなかった。
やっぱりね、

橋本さん、

僕は安倍さんの責任って、大きい
と思うよ。

>>私、考えるんで、

安倍であっても、あれだけ、

例えば官製、この春闘ね、賃金上
げろと、

あんなね、

民間の企業に、総理大臣がね、命
ずるなんてことは、ああいうこと

をしても、なおできなかったって
いうね、この、

そこにどういう構造的な問題があ
るんだと。

>>でもさ、トリクルダウンとか
言って。

>>そこにメスを入れないかぎり、

誰がどうだとかという話ではなく
て、

構造にメスを入れないかぎり、だ
めだと思いますよ、それは。

>>私も橋本さんのおっしゃると
おり、

この大きな構造的なものっていう
のを抜きにして、

アベノミクスの責任だというふう
には。

>>でもそれはさ、安倍さんは全
く想像できなかったの?

じゃあ、安倍さんって無能なの?

そういったこともイメージできな
かったわけ?

>>でももっと大きな構造改革が。

>>責任もってやるっていったじ
ゃん、

デフレ脱却できるって言ったじゃ
ない。

>>経済大国がデフレに落ち込ん
で、もう十何年も抜け出せないな

んていうのは、人類今、初めて経
験してるんです、日本だけですよ、

今。
だから、安倍さんはね、お金を回

すようにしたけども、これね、た
ぶん足りなかったんですよ。とに

かく1人100万円ずつ配る、1
00兆円ですよね。

有効期限1年の政府紙幣で出しま
す。そうすると100兆円がまる

まる1年で消費されるんですね。

これはそのまんまGDP上積みに
なるわけですよ。

それをね、向こう5年、10年や
ったら、日本経済だーっとGDP

上がってきます。

>>原資はどうすんの?
>>そんなものは国債でいいです

よ、そんなものは。だってね、

税収がだーん、

増えるんですよ。

>>国債ばんばん出しちゃって、
結果的に長期金利上がって。

>>そういうことを言っているお
やじが、財務省にいるから、こう

いうことができないの。
>>そんなね、挑戦なんてできな

いんだよ。
国の財政をさ人質に取ってそんな

ことできる?
>>できる、できる。

>>失敗したらどうするの?
>>だって全部日銀が買うんだか

らいいんですよ。インフレになっ
てきたら、、その額を小さくすれ

ばいいんですよ。
適度なインフレまでやって。

>>適度なインフレで収まるかど
うかさ、それをやってみなきゃ分

からない。
>>そこで抑えるなんて、ずっと

できなかったじゃん。
そういうものだよ。

>>一発100兆円ぶっこめばい
いわけよ。

>>あなたと一緒に心中なんてで
きないんだよ。

>>お金をぶっこんだところで、

それは将来的な成長につながるよ
うな使い方になると、

僕は思いませんよ。
僕は一回、友達に言われたことあ

るのは、日本の大手企業で、どう
やって偉くなるか教えてやろう。

それは、若いときに、一度だけプ
ロジェクトを担当して成功させて、

そのあとはもう一度も何もしない
こと。

なぜかというと、

最後に生き残る人が一番偉くなる。
それはただ年数いればよくなるん

ですけど、

そのあと、実力の人が偉くなるよ
うな傾向は、

ないんですよね。
そういう、なんだろう、

いるだけで偉くなっている、

それは報酬的になるんですよ。失
敗したくないから。

なんも挑戦しないまま、キャリア
終わります。

>>ジェイソンさんね、それ、ず
っと昔から言われてて。

>>変えろや、

じゃあ。

>>ずっと昔から言われてたもの、

…抱えてどうすんだ!
>>だからね、

ちょっと質問なんだけども、それ
をね、

経営者にね、頭を切り替えさせる
ためには、どうしたらいいの?

確かに正しいよ、正しいけれども、
それ、ずっとわれわれ。

>>内部留保、

これぐらいあって、それをなぜ、
じゃあ経営者は、そうなってるの

かということを考えないと。それ
はやっぱり、リスクを負いたくな

いってことでしょ。
株主総会で追及されたり、いろん

なことをされたくないから、

もう常に防御にならざるをえない。
ここをやっぱり変えないかぎり。

>>竹田さんのお話聞いてても、
僕、

本当そのとおりだと思っていて、
つまり、今まで30年、ずっとデ

フレであって、そういうやり方を
やってたんだったら、思い切り違

うやり方っていうのに挑戦するっ
ていうことというのが、政府も必

要だし、企業も必要だと思ってて、
僕、この昭和の成功体験というの

に固執してるっていうのは、いろ
んな企業に、今、

社員研修とかさせていただいてる
んですけれども、

すごくおもしろいなと思うのが、

管理職になりたくないっておっし
ゃるんですよ。

要は管理職になると、

残業代とか残業手当みたいなのが
低くなって、

相対的に給料が下がるんですと。

残業代で生活してるっていうみた
いな部分があるから、

管理職なりたくないんだっていう
ふうにおっしゃるんですよね。

>>その評価制度を完全に実力に
基づかないとだめですよね。

結果を出した人はいっぱいもうか
る、そうなれば、

みんなはやりたくなる、挑戦する
ようになるんですけれども、

今は頑張ってやったとしても、

なんの給料が上がらないけど、失
敗したら、

もう結構ダメージが与えられるっ
ていって、

もう挑戦しないほうがいいことに
なってるんですよ。

>>給料、

報酬が低すぎるってこと。

>>そうです。

>>日本でだんだん半導体の作る
力がなくなっていったときに、み

んなばらけたでしょ?
そのときに、例えばアメリカだっ

たら、1つの会社がだめになった
ら、その技術をもって、技術者は

ほかの所に行って、自分で冒険し
て立ち上げるとか、なんかそうや

ってやるのに、日本の場合は、

同じ会社の違う部署に移ったって
いうんですよね。

これって、なんか、

日本人の一つの特質表してる気が
する。

>>スペシャリストが…。
>>ジェイソンさんが言うように、

飛び出て、

自分で起業するとかなんかじゃな
くて、同じ会社の違う部署に移っ

ていって、その人の能力は、半導
体作る能力?

それは、だからそれで消えていっ
た。

>>ずっと黙っている経済学者の
竹中さん、すごい気になるんです

けど、なんでしょう?

>>きのう、

実は同じようなテーマを高校生と
しまして、大体同じ。

>>なんなの?その上から。
>>大体同じような。

>>皆さんおっしゃってることは、

部分的に、

全部私正しいと思うんですけれど
も、要因は全部いろいろ重なって、

それがお互いに関連し合っていて、
かつその時代、

30年っていうけども、最初の1
0年と次の20年で、特に悪い要

因って、やっぱり違ってきてるん
ですよ。

だから、

一緒くたになんかしないほうがよ
くて、例えば最初の10年間、

バブルが崩壊して10年間という
のは、やっぱり政府がね、本当だ

ったらこれ、経済のバランスシー
ト、

供給サイドを強くしないといけな
いのに、公共事業ばっかりやった

んですよ。

ものすごい量の工事量ばっかりや
って、需要サイドの政策ばっかり

やって、不良債権処理しなかった。
だから銀行もそれに乗っかってた。

銀行と政府の責任ってすごく大き
いです。

次の10年間というのは、少し経
済成長高まるんだけど、そのとき、

日銀がね、やっぱりデフレを放置
するんですよ。

だからデフレを放置した日銀の責
任というのは、これはね、極めて

大きいですよ。

そのデフレがしみついた中で、最
近というのは、デジタル革命とか、

いろいろなことが起こってるのに、

企業がやっぱりおっしゃるように、
成功体験に依存して、特に年功序

列だから、成功体験をした人たち
が社長になってるから、そういう

意味で、

企業がリスクを取らないと。

安倍内閣で掲げたことっていうの
は、

実は掲げたことは正しかった、

かなり正しいんだけど、やりきれ
ないんですよね。

>>そうはいっても、安倍政権、

あれだけ構造改革を言ってきた。
ある意味で、

小泉構造改革の後継政策みたいな
ものだったけれども、ただ、7年

7か月、延々やってきたわけです
よね。

それでもできなかったというのは、
もうわれわれ失う30年どころか、

40年、50年、覚悟しなければ
ならないということですか?

>>1つはね、安倍政権7年8か
月続きましたけれども、前半と後

半では全く違う政権だったと私は
思います。

前半は、日銀に物価目標を定めさ
せたり、

いろんなことをやらせた、

特区を作ったり、やろうとした。
ところが、

例のもりかけ問題が出てきて、な
んか、総理がなんかやりすぎると

か、そんたくするとかいうことで、
総理官邸がほとんど動けなくなっ

てしまって、すごい昭和型の政権
になってしまったんですよ。

>>じゃあ、

これからどう取り戻していくかっ
て部分に関して、皆さんにお聞き

してますので、それを一斉にオー
プンしたいと思います。

>>皆さんから、

さまざまな議論、伺ってますが、
まず須田さん。

>>私ね、さっきの議論のもうち
ょっと追加ね。

>>どうぞ。
>>選挙ですよ、選挙。

これがものすごく大きいんですよ。
なんで政治が、

改革やるのを阻まれているかとい
うと、常に選挙があるから。

選挙向けにやらざるをえないから。

>>継続して政策ができないとい
うことですか?

>>できない。それから私はやっ
ぱりね、

日本の特技はものづくりですから、
例えば、宇宙にしたって、何した

って、

やっぱり日本の部品が相当もの言
ってる。

このものづくりと、このITを、
どうやって結び付けたらいいかっ

て、その工夫がやっぱり必要なん
ではないかなと思って、私はこう

いう提案をしたんですけどね。
いかがですか?

>>私はやっぱりね、賃上げこそ
が、経済成長を取り戻すための必

要なことだと思うんだけれども、
やっぱり、

GDP・国内総生産、これはプラ
スになると経済成長になるわけで

すよね、GDPの5割強は個人消
費なんだから、

やっぱり個人消費がどんどんどん
どん増えていかないと、経済成長

しない、でも今、お金がなくて、
もの買えない、使えないわけでし

ょ、賃上げ、なぜ賃上げができな
いのか。

大企業がやっぱり、

中小企業に対して手間賃、工賃、
部品単価、これを30年間、

びっくりするよ、下がってきてる
のよ。

自分たちだけがもうかるような仕
組みを作ったわけなんですよ。

その中で中小企業、利益上がって
いかないんだから、

どうやって賃上げするの?

やっぱり大企業がきちんとね、技
術に見合った、

あるいは仕事に見合った単価を払
えば、

中小零細企業、下請け企業に払え
ば、

賃上げなんか簡単にできますよ。
大企業のね、

経営者見てたら、

ぜひそれを考えてほしいなと思う。
>>どうしたらいいか?

>>須田さんね、

大企業もうけているかというと、
もうけてないんですよね、日本の

大企業。
だって、利益率見ると、アメリカ

の半分ぐらいしかもうけてないん
ですよ。

だから、賃金上がってないの事実
だけど、それはやっぱり生産性が

上がらないから、生産性上がらな
いと、今度、賃金だけ上げると、

韓国みたいに、人をやっぱり雇わ
なくなりますから、失業が増えた

りするわけですよね。
>>それ、疑問なんですけれども、

それ、利益が上げられてないのは、
やっぱりそれは、

経営者の問題ということなんです
か?

>>まず、いろんな規制があるか
ら、

もうかる産業に手を出せないです
よね。

だって、ライドシェアなんてもの
すごくもうけた会社がいっぱいあ

るのに、ライドシェア、

日本で禁止してますよね。
>>細かいことはたくさんあると

思うんですけど、問題の本質って、
シンプルだと思うんですよね。デ

フレというのは、要するに国内の
供給能力と、需要を比べたときに、

供給能力のほうが大きいわけです
よ。

だから、デフレになっていくんで
すね。

だからね、

いきなり賃上げなんて言っても無
理ですよ。

一番簡単なのは、

強制的にGDPを積み上げること。
だから、財政出動ですよ。

私、書いたみたいに、多産。
VTRにもあったでしょ、

1人生まれたら1000万、

2人目生まれたら2000万、3
人目生まれたら3000万。これ

やるだけでね、人口減少歯止めか
かるわけ、経済よくなるわけです

よ。
防衛ですね。要するにね、道路、

橋じゃなくていいから、お金を出
さなきゃいけない、たくさんある

のよ。
これをやれば日本すごくよくなる。

>>そんなことやらなくてもいい。
この間から私が言ってるのは、

日本はかたはい飛行ということ。
さんざん男の人たちが頑張ってき

て、今、ここ、デッドロック。

やっぱりこれからは、アイスラン
ドのように、女性の力をきちんと

使うこと。
そのためにはまず、

男女賃金格差なくすこと、これは
すごいですよね。

今、その何、

金を4000万とかなんか配れば、
子ども産むって、ふざけんじゃな

いよ。

日本はいつまでたっても馬鹿の一
つ覚えで、結婚、結婚っていうけ

どもね、みんなもう結婚なんかし
たくないの。

自分は稼いだら、男に食わせても
らって自由奪われるよりは、自由

でいたいんですよ。
女の人も。自由に子どもを産みた

いの。
>>私は。

>>あなたはまた別よ。
>>ごめんなさい、すみません。

>>そういう制度はあったほうが
いいと、僕は思いますけれども。

>>だから制度を、まず法律を作
ること。

>>それも大事だと思うんですけ
れども、賃上げしないのは、日本

の国民性なのかなと僕は見ていま
すけれども、みんな我慢しちゃう

からですよ。
もうこの賃金で、私はやりません、

ほかの人やる人はいませんという
状態になったら、

しょうがなく賃上げになるんです
けど。

>>でもね。

>>しょうがないからこの低い賃
金でやりますよって言って、

だったら。
>>ジェイソンさん、

なかなか企業で働いていると、あ
まりそんなことできませんって。

>>それがなんでですか?

ちゃんとスキル持って、

ちゃんと自信あれば、それはでき
るはずです。

>>日本の正規雇用であるかぎり、
やっぱり会社に忠誠を尽くさなけ

ればいけない、なかなかそういう
交渉って、しにくいと思っていて、

私はとにかく今の日本は、

正規雇用こそがモデルだ、

非正規を正規に近づけろって言っ
てたけど、それはやっぱり、無理

があると思うんですよね。
田嶋先生もおっしゃってましたけ

れども、正規雇用っていうのは、

背後に専業主婦がひとりついてる
みたいなモデルだから、やっぱり

女性はそこにはまっていけなくて、
はみ出していくわけ。私はむしろ

これからは非正規っていうのを、
スタンダードにしていくべきだと

思うんですよ。
そうすることで、柔軟な雇用を組

めるようになるし。
>>非正規の方々って、企業が使

い捨てにやってきたという部分が
あるじゃない。

なぜ非正規が増えてきたのかって
いうと、このへん、竹中さんがあ

とでさんざん反論してくれるんだ
ろうと思うんだけど、やっぱりね、

社会保険料、ここの費用を負担し
たくないんですよ。それは払いた

くないから、非正規を使ってきた
っていうね。

そういうふうに使い捨ての文化が
あったんだよ。

>>だから、今のね、労働市場は
完全な二重構造になってて、その

間に制度的な不平等があるんです
よ。

この正規と言われる人たちは、強
く守られすぎてるから、こんなこ

とやったらもう企業の固定費、大
変になるので、そうじゃない分野

っていうのが増えてきたわけです
よ。

例えばベンチャー企業だって、

ファーストフードの店だって、終
身雇用、年功序列なんかできない

ですよ。だからいろんな働き方、
いろんな雇い方を可能にして、

その間で制度的な不平等がないよ
うにするとか。

>>疑問なんですけど、

やっぱり労働者として安心した環
境で働きたいというのは、これは

当たり前の感情だと思うんですけ
ど。

>>安心するから、スキルが上が
らないんですよ。

>>そうするとですね、

やっぱり日本型の雇用っていうも
のの根本から見直していく、企業

が終身雇用である代わりに、

教育とか社会保障の面を担うとか、
そういうところも全部見直すって

いうことですか?

>>要するに今の企業モデルって、
企業が福祉の一端を担ってきちゃ

っているところがあって、私、そ
れが問題だと思うんですよ。

企業はやっぱり稼ぐことに特化す
べきで、福祉の部分っていうのは、

国家がより重厚に担えるように、

税収を上げれるように、企業を日
本がもっと育てていかないといけ

ないと思う。
>>坪田さんどうぞ。

>>政府も会社も個人も、失敗を
とにかく恐れてて、

今持ってるものっていうのを失い
たくないっていうところがまず前

提にあるんだと思っていて、今、
ルンバって自動の掃除機が、世界

中で売れてるじゃないですか。
ある大企業で、要は、今までにな

いような、前例のないものってい
うのを、

とにかく社員さんたちが考えて作
りなさいというふうに言って、要

は、ルンバみたいなものを、

ルンバの発売の10年前に作った
らしいんですよ、試作品を。

それを上に上げたら、どういうふ
うな結論が出たかというと、これ、

要は人がコントロールしてない状
態で、自動で勝手に行くんだった

ら、

2階から階段に落ちてね、センサ
ーが作動しなくて、落ちてその下

に子どもがいて、けがしたらどう
するんだってなって、で、結局、

その企画っておじゃんになったら
しいんですよね。

前例もないし。

前例がないことをやれって言って
たのに、前例がないからだめって

いうふうに言われて、結局、リス
クっていうものを恐れて。それっ

て結局でも、大きい組織であれば
あるほど、失敗が怖いし、動けな

くなるし、

今までの成功体験に固執するって
いうのは当然だと思うので、それ

だったら、政府も会社も、

どんどんスタートアップみたいな
ところで投資をして、

その人たちにやってもらうと。
そういう意味でいうと、じゃあ、

そのスタートアップはどういう人
たちがやるかっていうと、

大企業とかではフィットしないよ
うな人、もしかしたら、

首を切られるみたいな表現をする
からネガティブなんですけど、む

しろ、本当はたぶん、

とがった才能を持っている人たち
って山ほどいて。

>>基本的にね、日本人というの
がどういう民族かという問題ね、

やはりわつじてつろうの風土にあ
るように、

非常に温順なそういう長い歴史が
あるんですよ。

そのほうが、みんなやっぱり、ち
ゃんと家庭も安定していて、そう

いう生活こそが幸せだというのが
ずっとあるんですよ。

だからここがね、打破されないか
ぎり、これは、

日本的経営というよさというのは、

依然としてそういう郷愁を覚えて
いる人が多いんですよ。

>>今の話ね、そういう風土、

日本にもあると思うんですけれど
もね、やっぱり制度の問題もある

んですよ。どういうことかってい
うと、日本の破産法っていうのは

ものすごい厳しいんですよ。

いったん経営に失敗したりなんか
するとね、

もう根こそぎ持っていかれるんで
す。

でも、普通、

破産とかですね、破産というのは、
リセットですから、

もう一回やり直せるチャンスがあ
るという制度に破産法がなってな

くて。
>>日本に足りないのはね、ちゃ

んとした投資家だと思うんですね。
どういうことかというと、日本の

投資家って、今、黒字が出てるの
かどうか、今、

赤字なのみたいになるんですよ。
アメリカの場合、ベンチャーなの

に黒字出してると怒られるんです
よ。

ベンチャーのくせになに黒字出し
てんだと。

真面目にビジネスやってない証拠
だってなるんですよ。

あと、それからツイッターだって、
別のビジネスやってて、これだめ

だっていって、もう業態変えよう
ということになって、たまたま役

員が、僕、こういうの作ってみた
んですけど、どうですかねって、

よし、これやってみようとなって、
ばーっと、伸びていったわけ。

そしたら、

全然マネタイズされてないから、
サーバー代がどんどんかさんじゃ

って、いよいよこれ、もうだめだ
ってなったときに、ニューヨーク

の投資家が現れて、それで、

どういう状況かと言ったら、

これだけみんな使ってるんですけ
れども、

どうやってもうけるんだ?って言
ったら、

まだそれは決まってないですよと。
じゃあどうやってもうけるかは、

あとで考えればいいって言って、

その流れを止めてはいけないと言
って、だーんとお金入れて、ツイ

ッター、伸びていったわけですよ。
>>それで言うと、グーグルって

今、時価総額400兆とかになっ
てるじゃないですか。

だけど、実はスタートアップ時点
で、

投資を募るピッチというのがある
んですけれども、これ、360回

やってるんです。

逆にいうと359回失敗してるん
ですよ。

誰も実はそのときには投資してく
れなかったんだけど、360回目

でやっと投資してくれて、ビジネ
スが実はスタートしてる。

つまり、失敗を359回連続でや
ってたら、普通の人って、

たぶん心折れちゃうんですけど、

だけど自分たちだったらこれでき
るって信じて、360回やり続け

たと。
そうしたら、

グーグルみたいな成功事例がばん
って出てきたから、

投資家っていうのがどんどん育っ
てきたんですね。

>>やっぱり、ジェイソンさん、
アメリカってそれだけ投資家もい

けいけな感じなんですかね?
>>そうですよね、今、

好循環になってて、資金集まりや
すいこともありますし、

経営しやすい、仕事を、なんだろ
う、

新しく会社を挑戦しやすい環境で
はありますよね。

>>なるほど。
>>ジェイソンさんさ、

一つ教えてほしいんだけども、ア
メリカも日本もそうなんだけれど

も、ウクライナショックで、株価
どーんと下がってるじゃないです

か。これ、いつごろ上がるの?
>>でも、最近のデータとかを全

部分析したら、戦争的なことは、
大体2、

3か月ぐらいで戻ってくるんです
よ。

20年期間で考えてたらたいした
ことないですよ、ちょっとした暴

落は。
>>そうね、ジェイソンさんもず

っと、長く寝かせることが大事っ
てね、おっしゃってましたものね。

>>僕は一度も売ったことないで
すからね。

人生で。
>>メンタルどうするの?がーん

って、私、リーマンショックのと
き、すごい落ち込んだんだけど、

見るたびに。
>>じゃあ、見なければいいじゃ

ん。
>>ポジティブ。

>>だからアメリカ人はやっぱり、
359回失敗しても平気な人たち

がたくさんいるから。
>>日本人に無理かもしんないね、

これね。

>>国民性じゃないかって気がし
てきた、

最終的に。

>>いや、私は全くそうだと思う
ね。

>>破産法だと思うよ。
>>破産法?

>>失われた30年、日本が失っ
たもの。

>>政治への信頼。
>>2月1日、石原慎太郎元東京

都知事がこの世を去った。
弟は、

昭和の大スター、

石原裕次郎さん。

一橋大学在学中の1956年、

デビュー作の太陽の季節で芥川賞
を受賞。

1968年、

35歳のときに歯にきぬ着せぬ石
原節を武器に、政界に進出。

環境庁長官、

運輸大臣などを歴任した後、

1995年に衆議院議員を辞職。
そして。

>>都内だけでディーゼル車が吐
き出す粉じんは、この12万本、

1日これ12万本ですよ。
ほら。

これ、固まっちゃったけど、

これが粉じんになって飛んでるの。
これを総理大臣も、

生まれたての赤ん坊もみんな吸っ
てるんだ、東京で。

>>1999年、

3年以内にディーゼル車の排ガス
規制を実行することなどを公約に

掲げ、66歳で東京都知事選に立
候補し、

当選。

東京マラソンの設立や、

東京オリンピック・パラリンピッ
クの招致にも取り組み。

>>そんなものに屈するなら、東
京オリンピック結構だ、やっても

らわなくても。

俺たちの言うこと聞かなかったら
ね、

オリンピックに協賛してやらない
という言い方はね、これはやっぱ

り、非常に低級な政治だと思いま
すよ、私は。

>>斬新なアイデアを具現化する
一方で、

禍根を残す施策や失言も多かった
が。

>>そんな石原慎太郎氏は、

日米貿易摩擦のさなかにあった1
989年、

当時のソニー会長の盛田昭夫氏と、

NOと言える日本を共同執筆。

アメリカ企業のビジネス手法に批
判的な目を向け、

日本が他国に依存しない態度を取
るべきだと訴えた。

当時の日本の半導体技術が世界の
トップに立ったことを背景にした

主張だったが、その後、失われた
30年で日本は、

その高い技術力を海外に流出させ
てしまうことになる。

>>死ぬまではやっぱり、

言いたいことを言って、

やりたいことをやって、人から憎
まれて死にたいと。

>>評価は分かれるが、

戦後の日本に一時代を築いた石原
慎太郎氏。

強烈なリーダーシップを発揮した
政治家の死は、失われた30年を

経て、日本の政治家が小粒化して
しまっていることを象徴している

のか。
読売新聞によると、

衆院選に小選挙区比例代表並立制
が導入されてから当選回数2桁の

ベテラン議員が減少。
総理や重要閣僚をも威圧できる、

存在感のある政治家が少なくなっ
た一方、

新人の当選比率が高まり、

大量に当選した新人議員が大した
活躍もしないまま、

あっという間に永田町を去ってい
くといった現実も。

>>中選挙区時代は、

田中角栄元総理に代表されるよう
に、政治家は庶民に選ばれるもの

であり、そうした政治家は、

地元民や国民の期待を一身に背負
って政治に当たり、そしてその力

が、

戦後日本を高度経済成長へと導い
た。

そこには文字どおりのダイナミズ
ムがあったといえるのではないか。

しかし、

今や政治家は、

党幹部に選ばれるものであり、

数合わせをするための単なる駒に
なり果ててしまったとの指摘もあ

る。
政治にダイナミズムがなくなれば、

当然、有権者の政治への期待も薄
れてしまう。

>>とはいえ、

それまでの中選挙区制にも問題は
あった。

当時、

選挙区の数はおよそ130で、

1選挙区から原則3人から5人が
当選。

政権を取ろうとする政党は、

1つの選挙区に複数の候補を擁立
せざるをえず、その結果、

主張する政策がほとんど変わらな
い同一政党の候補どうしが票を奪

い合うこととなり、

いかに選挙区へカネをばらまくか
の競争に陥りがちだった。

そうした弊害がある中でも、

自民党は豊富な資金力で数多くの
候補者を擁立して、

過半数の確保を図ったのに対し、

当時の野党第1党の社会党は、

選挙区内での共倒れをなくすため
に、

候補者を絞り込み、

万年野党の座に甘んじる構図が出
来上がっていたと指摘される。

そして、その後、

リクルート事件や東京佐川急便事
件といった政治スキャンダルを前

に、

政治改革の必要性が叫ばれ、

政権交代を可能にする選挙制度と
して、

小選挙区制の導入が進められてい
くことになったわけだが。

>>そこで皆さんに質問です。

日本で政治への信頼が失われたの
は、

なぜだと思いますか?
また、

政治への信頼を取り戻すためには、

どうすればいいと思いますか?

>>あなたはなぜ、

政治家になったんですか。

なぜ総理大臣になろうとしてるん
ですか?

>>これってさ、

>>そこで皆さんに質問です。

日本で政治への信頼が失われたの
はなぜだと思いますか?

また政治への信頼を取り戻すため
にはどうすればいいと思いますか

>>まず、

皆さんには、

日本で政治への信頼はなぜ失われ
たのかについてお聞きしておりま

す。

>>まずはその原因について議論
していきたいと思いますが、

ジェイソンさん、すぐに辞任する
から。

>>なんか、

いろんな問題が出たときに、すぐ
辞任するでしょ。

最後まで解決してから辞任すれば
いいんだけど、

もう解決する前に辞任するから、

これは信頼できると思いませんし、

次の人が入ってきて、

また不祥事起こしたら、

それも解決せずに辞任するとなる
と、

延々解決しないまま終わってしま
う人しかいないんですよ。

>>そのとおり、みんな病気にな
ってさ。

>>な!えっ?

>>みんな病気になって辞めるっ
ていうことですか?

>>みんなじゃないけどさ、ある
人なんか、病気になってさ、もり

かけ問題とかさ、桜の問題だとか
さ、なんか、

いろんなことしてるから。
マスクだってさ、

あんなに金むだに使って、配送す
るのも、

ほかするにも何十億って使って、

謝罪一つないじゃん。

あれ国民の金なんだよね。
>>でも安倍さんは、どっちかっ

ていうと、ずっと辞任しなかった
ほうですからね。

>>でも最後逃げたじゃん。
>>結構、

国会でも説明しましたよ。
もりともかけは。

>>でも、みんな納得いってない
から、

みんなこうやって怒ってる。
>>何が納得いかないの?

何が問題なの?
>>これ、納得いってないってい

うのは、これね、国会で野党がね、
揚げ足取りをずっとしてたわけで

すよ。
そのために、だからね、

国民が納得いってないからじゃな
くてね、野党がもう、だって、

攻めるところなくなっちゃって。
だって安倍政権って、

そもそも旧社会党とかがやろうと
してた左派的な政策、

ほとんどやっちゃったからね、働
き方改革とか。

>>結果出さないじゃん。
>>そうすると、

突っつくところなくなっちゃった、
賃上げとかやってるから、

つっつくところないんです。

だから揚げ足取りに。
>>それはそのとおりなの。

だけどね、その揚げ足取りに、

その足が取られるようじゃ、

また困るんですよ。
>>それはそうですけど。

>>そうでしょう。

私が言ってる哲学的政治っていう
のは、要するに、あなたはなぜ政

治家になったんですか。なぜ総理
大臣になろうとしてるんですかと、

それをちゃんとしてないとだめな
んですよ。

>>五郎さん、疑問なんですけれ
ども、やっぱり与野党問わず、是

々非々の議論があまり最近、見ら
れないような気がするんですけれ

ども、その原因はなんだと思いま
すか?

>>いやいや、

だからもっと話をね、せっかく今
ね、いいこと話そうとしてるのに

ね。
>>話の腰を折っちゃいました。

>>ごめんなさい。
>>ごめんなさい。

>>私は国を背負ってるんだと、
例えば中曽根康弘ね。

やっぱり自分の背中、国っていう
ものを背負ってるんだというのが、

姿が見えるわけですよ。
今、見えますか?って話だ。

>>見えない。
>>見えないね。

ここの点では田嶋さんといつも一
緒にならないんだけれども、

この点では一緒ですね。

というのを見せるような、やっぱ
り人間を磨くような政治家じゃな

いと困るんですよ。
それが一番の根本の問題。

>>今の現役の政治家の中で、期
待が持てそうな人っているんです

か?
>>そうじゃなくて、その前に言

わせてよ。
橋本さんに続いて補いたいと思い

ます。
そのね、

大ぶりな、

なんか知らないけれども、国を背
負ってとかなんかなんてさ、

そんなことはどうでもよくってさ。
>>どうでもよくないですよ。

>>分かったよ。

>>何も言ってないじゃない。

>>何を言ってるんですか、それ。
>>国民一人一人を大事にする政

治家、例えば、

女の日本での世界中での社会的地
位が156か国のうち120位っ

て、

ビリなんだよ。
これってさ、

政治が何もやってないことなんだ
よ。

そういうことに誰も政治家、敏感
にならないじゃない。

>>今現在ね、私も哲学ある政治
家って求めてるんですけれども、

今の政治家、現役の政治家の中で、

それが期待できそうな人って、誰
かいないんですか?

>>いやー、私はあまり見えない
ね。

>>私は一度も政治家に熱狂した
こととかないわけ。

なんか、私を代表されてると思っ
たこともないわけ。

だから、ヒラリー・クリントンと
か、

オカシオコルテスみたいな人たち
に若い人が熱狂していくの、

私はびっくりするわけ。
もう保守のマドンナみたいなのも、

野党系の革命のジャンヌ・ダルク
みたいなのも私は一切シンパシー

がない。
もう自分が代表されてると思った

ことがない。
私はね、

自分の隣の普通の問題意識を持っ
た人が、

普通に等身大で国会で活躍してい
るのを見てみたいのよ。

なんか政治家って、家業じゃない。
それで政治家になる人

って地方議員から上がってくるか
さ、それからさ、政治家の秘書と

かさ、極めて極めて狭いところか
ら上がってきてさ、

全然私の隣の人が政治家になって
る感じがしないの。

>>山口さん自身が政治家になっ
たらいいんじゃないんですか?

>>だからね、それが絶対やりた
くないじゃないですか。

講演会行ってさ、

バスツアーやってさ、さんざんさ
んざん来るさ、娘が留年しました、

なんとかしてくださいって、電話
してさ、あんなの政治家の仕事じ

ゃないよね。
>>じゃあ、一応、元国会議員だ

った竹中さん、鉄の三角形。

>>一応?

>>一応って言っちゃった。
>>曲がりなりにも。

>>途中で辞めちゃったんですも
ん。

>>五郎さんがおっしゃった、哲
学、必要ですよね。

なんのための自分は政治家になっ
たのか、

ましてや総理になったら自分は総
理になるのは手段ですから、なん

のために総理になったのかって、
やっぱり必要ですよね。

そこはまあ、でも、橋本さんの世
代とは違うけど、私は小泉さんや

安倍さんや、菅さんを見てて、や
っぱそれはありだと思います。

>>あるよね。
>>それは。

>>それで国民も一時熱狂するわ
けですよね。

鉄の三角形というのは、いわゆる
族議員というのは、

既得権益の人と結びついて、そこ
からお金をもらって、票をもらい

ますと、それを官僚が取り持ちま
すと。

そうしないと、次の選挙に勝てま
せんと。

それを取り入れられないので、政
治家っていうのはみんな小粒で、

それで目の前のことしかやらなく
て、それで一方で、

マスコミがとにかくなんか問題あ
ったら、

私も辞めないほうがいいと思いま
すけれども、マスコミがやめろ、

やめろっていうわけですよね。
そこにもう、

のされてしまうということになっ
てしまうので、

この鉄の三角形を取り払うような、
強い政治のリーダーシップが必要

なんです。
>>中曽根さんとか、

小泉純一郎さんのときも鉄の三角
形ってあったけど、そこを乗り越

えたわけですよね。
>>そういうことですよ。

だって中曽根さんの国鉄民営化、

電電公社なんか、反対する人いっ
ぱいいましたよ。

郵政民営化、そして不良債権処理、
銀行なんかみんな反対しましたよ。

それを総理はやったわけで、

鉄の三角形を打ち破れるのは、

やっぱり政治のトップのリーダー
しかないですよ。

>>これ初めて聞くんだけれども、
竹中さんはどういった哲学があっ

て、政治家になったの?
>>私は、

実は政治家になろうと思ったこと
は一度もないですから、

小泉さんの哲学を持った、これを
やりたいんだと、

一緒にやってくれということで、
私は小泉さんのお手伝いをすると、

小泉さんが終わったらすぐ辞める
というつもりで、その内閣に入っ

た。
>>哲学なかったんですか?

>>逆にそういう哲学だったと。

>>それでは皆さんに改めてお伺
いしておりますが、

日本が政治への信頼を取り戻すた
めにはどうすればいいと思います

か?というところについて、一斉
にオープン、

お願いします。
>>先ほどの原因の議論の中でも、

いろいろと出ていた話もあります
けれども。

>>やっぱりね、2世、3世議員
は多いし、やっぱりね、

少数の奉仕者にしかなっていない
んですよ。

要するにわれわれ、

ここに出ているような人たちのた
めに、少なくとも野村のためには、

政治なんか全然してくれないとい
う状況。

>>なんで野村さんだけ。
>>私出す必要なかったですよね、

今、文脈から。
>>出す必要なかった?

>>出す必要全然なかったでしょ
う。

>>やっぱりね、

全体の奉仕者にするためには、

やっぱりそういう連中に、いった
んね、

全員落選させなきゃだめ。
そのためには落選運動ですよ。

>>それが法律の範囲内でってこ
とですか?

>>公職選挙法的には合法なの、
これ。

この人はこういう人たちに対して
だけ奉仕してますよ、

この人にはこういう問題がありま
すよ、

この人には女の問題ありますよ。

われわれがそういう落選運動を展
開すれば、

有権者はああ、そういうことだと。
だって、

選挙になったらいいことしか言わ
ないじゃない、

みんな。
>>なんか須田さんが落選運動を

展開してたら、

なんか違法行為っぽく見えるよね、
なんかね。

>>私は落選運動は反対。

意見が違うというだけでこの人を
落選させようというね、選挙とい

うのは、

落選させるためじゃなくて、こう
いう比較的いい人がいるから、

これを当選させて国のためにやる
という、そういう制度なんですよ。

>>仮に落選運動をやるんであれ
ば、

自分が政策を約束したことという
のを実現していない人っていうの

はこういう人ですよってことをや
るのはいいと思うんですよ。

今、子どもたちが、とにかく自信
がな

いっていう子がめちゃくちゃ多い
んですよ。

じゃあ、どうしたらいいんですか
と聞かれるんで、僕が言うのは、

自分との約束をまず守ろうと。
そしたら、

自分のことを信じることができる
よね、つまり、

約束を守るってことを積み重ねる
ことが自分になって、

自信になって、信頼になるんだか
らと。

そういう意味で言うと、

政治家が信頼を取り戻すためには、

圧倒的にまず選挙公約を自分が守
れるもの、やりたいビジョンをち

ゃんとやって、そこを検証するっ
てことがすごく大事で、じゃあ、

そのために僕、何したらいいかと
いうと、

給料を大幅にアップすべきじゃな
いかと思ってるんですよ。

なんだったら。
>>議員の給料?

>>はい、年5億とか、10億と
か。何が起こるかというと、競争

率がめちゃくちゃ上がるはずなん
ですよ、議員になりたいという人

が。
だって、

なんでみんなプロ野球選手になり
たいかっていうと、

めちゃめちゃ年俸がいいとか、ス
ーパースターだからと。

みんながそれで集まって、そした
ら何が起こるかというと、

国会中に寝てる年収5億円の議員、
どう思います?

みんな。
で、一番は、

細かい200万、

300万とかの賄賂とかで問題に
ならなくなるはずなんです。

>>まず国会議員の数を減らすこ
と。

>>それは本当にそう思います。
>>たった20人でテーブル囲っ

て、

あんな国の運営できちゃうんだか
らさ、

この何百人も寝てるのいらないよ。
>>でも私も。

>>何百人も寝てないでしょ?
>>似たようなもんよ、

みんなほかの作業、

副作業してるんだから。
>>普通の人がなりたいような仕

事にするっていうのはいいと思う
んですけど、今の日本の国会議員、

例えば、立候補するとしたら、や
めなきゃいけないじゃないですか。

休職制度とか一切使えないじゃな
いですか。

かつ、地盤というのがあって、そ
れが家族にどんどん引き継がれて

いくようなある種の家業になって
いて、そうじゃない人が成り上が

る、

さっきの須田さんの2世議員問題
です。

1996年の時点で、

2世議員の当選って4分の1にな
ってるわけですよ。

>>イギリスの選挙制度っておも
しろくて、連続して同じ選挙区か

ら出られないんですね。
そうすると、だから地盤というも

のを引き継げないんですよ。
日本も全部それやったらいいと思

いますよ。
>>全部落下傘なんですよね。

>>そうなんです、全員落下傘。
>>地域のためじゃなく、国のた

めにっていう議員をという、そう
いうことですよ。

>>そういうことです。
>>全体の奉仕者だね。

>>そうそう、そういうこと。
>>今でも、日本国憲法では国会

議員というのは地域の代表ではな
くて、国民の代表なので、そうい

うシステムになってるはずなんで
すよね。

>>坪田さんが言うように、年収
5億保証したら、優秀な人、来る

でしょう?
>>すごいうがった見方をすると、

本当に5億円、それをちゃんと適
正に使ってくれるんだろうかって。

>>それはオープンにしないとだ
めですよ、それは。

>>だからこそ、それがどんどん
だめな人というのはかわるじゃな

いですか。
それが。

>>だから給料っていうと、やっ
ぱり、ちょっとよくないので、

政治資金として使える、政党助成
金って今でもやってるわけなので、

結局、

その政党助成金とかって結局、党
が力を握ってて、分配っていくら

でもできて、派閥が持つわけじゃ
ないですか。

>>これ、

個人に行くと、別にそもそも政党
助成金に頼らなくてもよくなるよ

ねっていう、企業の寄付っていう
のも必要なことだし。

>>個人助成金みたいな意味です
か?

>>そういうことなんです。そし
たら各個人がそれぞれスーパース

ターになっていく人たちっていう
のを、僕らが2年に1回、3年に

1回というので選んでいけるんじ
ゃないのって。

>>日本は議院内閣制で、政党単
位でやってるわけだから、それは

直接民主主義のアメリカみたいに
ね、形じゃないわけだから、それ

をそうではなくて、政党単位で政
治運営が行われてるのに、

個人にというのもまたね、

ここを直さないと。
>>そうすると、本質的に、政治

信条とか、

哲学が同じような人たちがノブレ
スオブリージュ的に集まるってい

うのが本来の政党政治になってい
くんじゃないかなって。

>>なんか首長がね、私給料半分
でいいとか、何ならいらないとか、

普通にやっちゃうんですよ。
そうすると、たくさんもらってる

政治家がだめな政治家で、もらわ
ない政治家がいい政治家って、そ

んなことやったら、

誰も優秀な人いかないですよね。
>>そのとおり、本当にそうなん

ですよ。
>>あれね、本当は自分はいいか

もしれないけれども、日本の政治
全体的に見たら、あれはだめなこ

とですよ。
>>最後に田嶋さん。

総理は国民の裁きを受けるべき。
>>いやー、私はやっぱり、

一番最初に言ったみたいに、もり
かけ問題とか、桜のことだとか、

やっぱり、笑うけれども、

やっぱりみんな国民の心の中に残
ってるんですよ、

あのことはどうなったんだろうな
って。

>>裁きっていうと、

韓国の大統領みたいなことですか

>>日本も裁いたらいいじゃない
ですか。

日本はなんかすごくこういうこと
甘いですよね。

>>選挙がその役割を果たしてな
いんですか?

>>いや、果たしてない、果たし
てない。

>>われわれ、国民、有権者ばか
ですか?

>>なんでそういうふうになるの

>>だって選挙で選んでるんだか
ら。

>>本当にあいそうつかしたら、
もう政権交代なってますよ。

>>でもさ、選挙になったら、み
んないいこと言って、

周りでわいわいわいわい言って、

ふた開けてみたら、

ろくでもない人がなってるってこ
とありますよ。

>>日本人はそれにだまされちゃ
う、馬鹿な国民?

小中高一緒に過ごした人たちが、
よく分かってる。あいつなんであ

んなことやるんだと。
>>日本人ってそんなに民度低い

ですか?ちょっとついたうそに、
みんなころっとだまされちゃうん

でしょ?
>>そんな…でもだまされている

人たちもいるっていうことだよ。
>>だから須田さんが言うように、

落選運動したらいいですよ。
>>2人で落選運動しましょう。

>>須田さんとは嫌だね。
だって、セクハラ男は嫌い。

>>お2人はどういう候補を落選
運動するか、すごい興味はありま

すけどね。
>>そこがまず食い違うんじゃな

>>では続いてのテーマまいりま
しょう。続いて、

日本の教育はなぜガラパゴス化し
てしまったのでしょうか。

>>失われた30年、日本が失っ
たもの。

>>教育レベル。

>>日本人の学力が低下している
と言われて久しい。

その一因に、

国際機関OECDがえ実施する1
5歳を対象とした国際的学習到達

度テスト、PISAの結果がある。
数学的リテラシー、科学的リテラ

シー、読解力の3分野を中心とし
た試験で、2000年の調査では、

日本は数学的リテラシー1位、科
学的リテラシー2位、読解力8位

だった。
ところが、その3年後には、

数学的リテラシー6位、

読解力14位と急落。

この学力低下の戦犯とされたのが
ゆとり教育で、

事態を重く見た文科省は、

脱ゆとりへとかじを切ることにな
った。

しかし、

最新の調査結果でも、数学的リテ
ラシー6位、

科学的リテラシー5位、読解力1
5位と、

脱ゆとりによる目立った成果は見
られない。

一方で、

1位となったのはすべて中国であ
り、

なぜこのような差が生じてしまっ
たのでしょうか。

>>もう1つ、

日本が国際的に最低レベルと言わ
れるのが、英語力。

スイスの教育関連企業が調査した
英語能力ランキングを見ると、

非英語圏の100か国・地域の中
で、日本は78位。

5年連続で英語能力が低いと認定
され、調査が始まって以来、

下がり続けている。

日本人の英語力が低い理由の一つ
に、

日本の英語教育が、

受験に重きを置いた、

読解や文法に大きく偏っているか
らとの指摘がある。

そこで、昨年、

文科省は入試改革の目玉として、

大学入学共通テストへの英語民間
試験の導入を検討。

英語の読む、

聞く、話す、

書くの4技能を試す民間試験が導
入されれば、

仕える英語力が学校教育で身につ
くとの期待もあったが、準備不足

も否めず、結局は断念された。
>>こうした中、日本の大学が近

年、国際的な競争力を失っている。

イギリスの教育専門誌が昨年発表
した世界大学ランキングのトップ

は、6年連続でオックスフォード
大学、続く上位10校は、

英米の大学が占めたが、中国は、

清華大学と北京大学がそろって1
6位と躍進した。

一方、

日本は東京大学が35位、

京都大学が61位で、

トップ200に入ったのは2校の
みという結果だった。

こうした大学の研究能力は、

革新的な新製品の開発能力につな
がるとされ、

ノーベル物理学賞を受賞した青色
発光ダイオードの開発など、

日本の大学が産業の発展に寄与し
たところは大きい。

そこで政府は、昨年11月、

10兆円規模の大学ファンドの運
用を年度内に始めることを決めた。

大学を資金面で充実させ、

研究基盤を強化することは、

日本の学力はもちろん、

日本経済の成長に不可欠といえる。
>>本日、

スタジオにお越しの坪田信貴氏と
いえば、

著書のビリギャルがベストセラー
となったが、現在、

坪田氏が経営する学習塾では、

単なる受験を乗り切るテクニック
ではなく、

自分で考えて課題を解決できる力
に重きを置いており、

そうした教育者としてのモットー
は、

最新著書、

人に迷惑をかけるなと言ってはい
けないにも記されているが。

>>そこで皆さんに質問です。

日本の教育レベルは、

なぜ失われたのだと思いますか?

また教育レベルを取り戻すために
はどうすればいいと思いますか?

>>まず、

皆さんにお聞きしております。

日本の教育レベルは、

なぜ失われたんでしょうか。

>>公立学校もそうですし、政府
もそうだし、

たぶん家庭もそうなんですけど、
基本的にたぶん、

明治時代とずっとたぶん考え方が
変わってなくて、

ずっと同じことをやっているので、

要は、

日本が教育レベルが低くなったと
いうより、

世界が上がって、

順位が下がってるってだけなんじ
ゃないかなっていうふうに個人的

には思います。
そのうちの例えば1つで、すごく

象徴的なのが、例えば宿題なんで
すけど、学校で毎日、宿題って出

されるじゃないですか。
僕は基本的に、学校で何をやるか

というのを、いちいちたぶん指示
されるのは、まだ分かるけれども、

家に帰ってからまで何をやるのか
っていうのを、

先生に全部指示されるっていうの
を、小中高ってやってきて、大人

になって、指示待ち人間って言わ
れるようになるわけですよ。

自分で考えろって言われるんです
けれども、

その自分で考えるっていうのをど
こでやって来たんですか?

逆にみたいな。
今、例えば、学校というか、世界

では当たり前だけど、スマホをみ
んな持ってるじゃないですか。

iPadとかタブレットとかを使
ってやってるんだけど、今、

学校ではそういうのって、

使っちゃだめなわけですよ。
計算機一つとっても。

でも、社会現場で、

仕事上でパソコンなんて誰もが使
ってるのに、

それを使わずに授業を受けてて。

>>確かに、

やりますもんね。
>>おもしろいなって思うのが、

あるベストセラー作家の娘さんが
18歳になって、今度、

大学に行こうと思うんだけれども、
実は幼稚園卒なんですっておっし

ゃるんです。

どういうことですか?って言った
ら、小中高とかの間は、

自由でなんでもやってもいいです
よって所に行ってたと。

大学行くとなったら君ね、

テスト受けなきゃならないんだよ
って、お子さんに言ったらしいん

です。
そしたらその子、テストって何?

って言ったらしいんですよ、受け
たことがないから。

テストってね、

例えば1967年に何があったの
?とかって聞かれるんだよって言

ったら、そのお子さんが、余裕、
余裕って、

iPhoneで調べるって言った
んですって。

あのね、

iPhoneで調べちゃだめなん
だよって言ったら、そのお子さん

は、じゃあ、分かった、マックで
調べるって。

いやいや、iPhoneやマック
で調べちゃだめなんだよって言っ

たら、そのお子さんが、え、

Windowsってことって。
これ僕、すごい象徴的で、確かに

僕らも、1467年、

ひとよやむなし、

応仁の乱って覚えてるけど、それ
ってなんなんだっけって、一応、

ネットで調べるじゃないですか。
要はローカルのコンピューター、

脳の中に全部詰め込もう、詰め込
もうってやって、それが評価され

て、社会に出てからの必要なスキ
ルと、今やってることっていうの

がめちゃくちゃかい離してるんじ
ゃないかな。

>>確かに。
>>だからなんのために勉強して

るのか分かんないって子どもたち
は思って、勉強しなくなるんじゃ

ないですかと。
>>全否定されちゃったような話

だね。
>>え?

>>灘中、灘高、東大が。
>>そんなことないですよ。

だから、何?宿題をなくせばいい
ってことですか?

>>いやいやいや、そういう科学
的な話じゃ。

>>受験というのがあって、それ
をどうやって高い点数を取れるの

かばっかり意識して、そういう方
向で勉強するんですけど、実用性

がもう生まれないんですよね。
だから長い間、ずっと英語を勉強

してるのに、英語ができないまま
終わってしまう。

もう一つ、僕は思うのは、学校に
任せすぎてると思うんですよね。

どんどん足されるんですけど、そ
の英語とかプログラミングとか、

金融リテラシーとか、いろいろ足
されてて、まだ同じ先生、専門外

のところで、これも教えて、これ
も教えて、これも教えてって、そ

れは無理があると思いますよね。
だから、家庭内で補足すべきだと、

僕は強く思います。
>>あのね、

僕も分かる。
>>最後、

最後。
なんか、

お母さんとお父さんが英語やった
ほうがいいですよと言うんですけ

れども、自分ができないことは、

子どもにやれという説得力ないか
らな。

>>私は、

英語の立ち遅れとかもちろんある
と思いますけれども、日本がずっ

とよかったのは、格差がなかった
じゃない、子どもたちの。

最近、

親の学歴と地域の格差が開いてき
て、

特に家庭で教育しろっていったら、

格差はもっと拡大しますよ。
地域による格差はこの15年間、

どんどんどんどんどんどん拡大し
ていってること、

子どもたちに翼を与えてあげられ
なくなってきていること、これに

日本の教育の危機的なところが。

>>山口さんさ、

これまでも明治かいびゃく以来な
んだけど、格差って、経済力にし

ても、学力格差ってあったけど、
個人の頑張ることによって、格差

って解消できたじゃない。
なんか、みかん箱でさ、蛍の明か

りで勉強して、東大入ったなんて
さ、美談、よく聞いたよね。

>>いや、須田さん、もうそんな
のじゃ埋まらないぐらいの差はや

っぱり開きます、今の時代。
>>それは戦前のほうが、ずっと

平等だったんですよ。
要するに、社会的な地位もない、

お金もない、しかし、大学、一生
懸命勉強してれば、

それはそれなりに地位を与えられ
るって。

>>客観的に言うとね、

戦前のほうが所得格差大きいんで
すよ、日本。

所得格差が大きい。ただし、

人材登用のシステムが戦前あった
んですよね。

そこで救われたというふうには思
います。

明治のシステムっていうのはね、
やっぱり大学の大衆化、誰でも頑

張れば大学に行けますよという意
味では、ものすごく大きな成果を

上げたわけですよね。
ところが、

次の段階にいくとなると、やっぱ
り違う制度を取らなきゃいけない

んだけれども、当時と同じような
やり方を取ってて。

>>皆さん、明治のことをおっし
ゃるんですけれども、

日本は飛鳥時代に聖徳太子が、冠
位十二階を作って、

実力のある人をどんどん官人とし
て登用したんですよね。

だから時代、時代、結構、日本頑
張ってるので、

さっきから日本の教育、

相当ぼこぼこにディスられました
けど、ちょっとだけフォローさせ

てください。
あのね、

私もいくつも企業経営してるから、
いろいろ新人取るんで

すけれども、東大卒はやっぱりで
きるんですよ。

>>それはどういう違いですか?
>>もちろんね、例外はあるんだ

けど、

どういうことかなと僕考えたんで
すけれども、例えば東大に入りた

いと思う子は、過去問を見て、あ
っ、

こういうことが要求されてるんだ
な、そして準備して、準備して、

準備してそれに当たっていくわけ
ですよ。

何を覚えてるかじゃなくって、こ
ういう課題が与えられたときに、

自分で取り組んで、それをクリア
できる、そういう成功プロセスと

いうのができるんですよね。
だから、こういうプロジェクトを

ぽーんと与えても、できちゃうん
ですよ。

>>せっかくお見えになってるか
ら、

僕、

聞きたいんだけれども、なんでビ
リギャルは成功できたの?

何がこれ、原因なの?
自分、

頑張ったから?
>>すごいシンプルに言うと、め

ちゃくちゃ勉強したからなんです
よね。

当たり前の話なんですけど。
さっきの英会話力、英語力がなん

でっていう話で、僕、最近ちょっ
と衝撃的に気付いたことがあって

ですね、娘が今、インターナショ
ナルスクールに通ってて、基本、

授業英語なんですよ。そうすると
アルファベット26文字、大文字

26文字、小文字26文字、計5
2文字じゃないですか。

ところが、

日本語も当然学ばせないといけな
いんで、やってると、ひらがな5

0音、

かたかな50音、漢字が小学6年
間の間で、大体1200字あるん

ですよね。
中学とかっていうのも相当量あっ

て、しかも、音読み、訓読み、

あと送り仮名とか、

パターンいうと。

>>…ぐらいありますよ。

>>そう、

大体1万パターンぐらい覚えない
といけないんですよ。

>>漢字難しいよ!
>>となるとね、小学6年間の間

で、文字をとりあえず覚えないと
いけないというのが1万なのか、

52なのかっていうんで、だから、
ほとんどが小学校の宿題って、

やっぱ漢字の書き取りとかになっ
てくるじゃないですか。

それやってると、要は、学問って
いうのを学ぶための土台の基礎の

部分で、

めちゃめちゃ労力がかかるから、

英語なんてやってられないんだろ
うなっていうのが。

>>最初から英語にしちゃえばい
いの?

>>竹田さん。
>>それについてちょっと反論さ

せていただきたいんですけれども、
もともと中国から漢字が来て、

漢字を外国語として使ってたけれ
ども、

万葉仮名ということで、漢字を、

音を当てて使い始めた。

これを略していって、ひらがなに
なったり、

カタカナになった。
その結果、どうなったかというと、

表音文字と表意文字が混在した、
ひらがな、カタカナ、英語、

アラビア数字が混在したものを私
たちは普通に読んでるわけですよ。

これ、実はものすごい効率がいい
んですね。

朝起きて、新聞開いたら全部ひら
がなだったら、

読みにくいですよね?
韓国はその状態なんですよ。

>>そうなんですね。
>>だから覚えるのは大変だけれ

ども、一度覚えちゃったら、相当
有益なものでもあるんですね。

>>いいところはもちろんあるっ
ていうことですよね。

>>すばらしい文化なんですよね。
>>どういうふうにしたら、じゃ

あ、教育レベルは取り戻せるのか
というのを、皆さんにこれ、それ

ぞれお聞きしておりますんで、そ
れでは一斉にオープン。

>>さまざまなご意見ありますが、
まず山口さん、

高等教育の無償化。
>>でもさ私、今、

反省したんだけれども、私、

すごい勉強できたんですけれども、

テストやればね。
でもね、

勉強が楽しいなと思ったこと一回
もないね。

私。
>>なんのために勉強してたんで

すか?
>>点数取るため。

>>あぁ。

>>じゃあ、

点数取れたら。

>>そうだよね、おもしろいなん
て思ったことある?

>>私、山口さんみたいな点数取
ったことないから。

>>そうだね。
>>そうだねって。

>>原因があると思うんですよ、
僕、ほら、

中学の歴史教科書書いてるじゃな
いですか。

そうするといろんな歴史教科書読
み比べるんですけど、

おもしろくないんですよ、教科書。
皆さん、思い出してくださいよ。

中学のときに歴史教科書読んで、

おもしろいと思ったことないはず
ですよね。だから僕は、作るとき

に、この教科をどういうふうにし
たら、子どもたちが好きになるか、

楽しむかという観点で書いたんで
す。

それは別に歴史に限らず、

いろんな教科あると思うんで、と
にかく日本の教科書はつまらない。

>>やっぱり、

子どもの数に見合った教員の数を
増やしていくべきだ。

ただやっぱり、教師の数を増やす
べきなのに、これね、

財務省が反対してるんですよ。
予算を増やさないんですよ。

あるいは、知ってました?公立の
学校の教師って、

残業代つかないのよ。

残業代つかないの。
なぜつかないのかっていうと、こ

れも財務省、予算をつけないの。

やっぱり財務省がね、やっぱりそ
ういう教育にお金をつけないって

いうのが、最大の問題点だと思う
な。

>>坪田さんどうぞ。
>>おっしゃるとおり、結局、先

生たちって、めちゃくちゃ頑張っ
てるし、一方で、

保護者対応だ、

なんだって山ほど、たぶん、

子どもと向き合う以外の仕事をし
なくちゃいけないことっていうの

がすごく多くて、僕、

進路指導を学校の先生にやらせな
いって、すごく僕、大事だと思っ

てるんです。

というのも、学校で学んで、学校
に就職した人に、じゃあ、将来、

>>結局、

餅は餅屋なので、

先生たちはちゃんと子どもたちと
一人一人向き合うという仕事に、

ぜひ全力を尽くせるように、

システムを作っていくということ
が大事。

>>五郎さん。

>>須田さんのね、

さっきの大賛成で、私は教育問題
は簡単だと言ってるの、

先生の数を増やす、先生の給料を
上げる、先生を尊敬する。

この3つでいいと。
今もはっきり覚えていますよ。

すずきけんじろうっていう校長先
生ね、

赴任する私たちにこう言うんです
よ。

諸君はいつどこで、誰にこう問わ
れても、

直ちに断言できる人間になりなさ
いと。

それは何か。
何時、

なんのためにそこにありや。
今お前は、

ここになんで座ってるんだと。

そこまで言って委員会に頼まれた
というのは、説明にならないんで

すよ。
そこで私は何を言うか。

これが問われるんですよ。
これはもうね、

言われてから60年たってますけ
れども、

もう本当にきのうのことのように、
覚えてますよ。

>>皆さんおっしゃったように、
やっぱり先生の役割っていうのは、

生徒の心に火をつけることである
と、

そこに尽きると思うんですよね。
そうすると、やっぱり尊敬もされ

るし、私たち、この中で先生、

高校や中学の先生できる人、何人
いますか?

さっき、外の専門家を入れろとい
う話がありましたけれども、つま

り、

教員資格を持っていないと教壇に
立てないって、

ものすごい参入障壁がある世界な
んですよ。だから、

実はいろんな問題が起きてくるっ
ていうのが一つ。

結局、中学も高校も大学受験って
いうのをある程度意識してるわけ

で、さっき、

東大の順位が三十何位だとありま
したけれども、1位から10位ま

で、あれ、全部プライベートの、
国立大学一つもないでしょ。国が

管理して、そして運営が1.1兆
円という補助金が出てるから、大

学が競争しないと。
そこを変えなきゃいけないってい

うけど、

教育改革を前面に掲げた内閣って
いうのは、中曽根内閣以降、

この国にはないんですよ。
1980年代以降。

>>これ言ったら、

女の人に嫌われると思うんですけ
ど、今、親、

親は、

残念だけれども専業主婦の人たち
ですね。

本来ならすごい能力を持った人た
ち、その人たちが、

ほかのところで活躍できるような
人たちが、

子ども1人のあの小さな肩におぶ
さってるんですね。

教育の名のもとに。だからやっぱ
り、

その専業主婦になってる人たちが
ちゃんと自分の仕事なり、やりた

いことなりを持って、子どもから
離れること、それが、私は子ども

一人一人を大事にすることの、一
つの条件のような気がします。

>>その逆のことで、お父さんも、
子どもにもっと貢献すべきだと思

いますけどね。
>>そのとおりだと思いますね。

日本はだから、父親いないんです
よね、確かに、それはそのとおり

だと思います。

>>でも千晶ちゃん、

専業主婦のお母さんで、

こんなに立派に育ってるじゃない。
>>なんでそういうふうに個々の

問題を出すの?

そういうことで問題出したら。
>>なんかこびるんじゃないよ。

司会者に。
>>ありがとうございます。

私は親に大切なことを教えてもら
って育ったと思ってます。

>>そんなことはいいんだよ。

こっちだっていろんな問題があっ
て。

>>大事なこと!大事なこと!

>>せっかくいい話してたのに、

2人で台なしにするな。
>>では、

最後に日本人の道徳や倫理観につ
いて考えます。

>>失われた30年、

日本が失ったもの。
>>食のモラル。

また食品の産地偽装が明らかにな
った。

国の食品表示制度を悪用し、

中国産や韓国産のアサリを熊本県
産として大量に流通させていた問

題について、

熊本県は先月8日からおよそ2か
月の出荷停止に踏み切った。

農林水産省は、

熊本県産として流通するアサリの
ほとんどが偽装されていた可能性

があると見て、流通経路などの調
査に乗り出している。

>>産地表示のルールは、

食品表示法や、

消費者庁の食品表示基準で定めら
れているが、アサリの場合、

育った期間が長い所が産地とする
との定めがあり、

輸入アサリを熊本県産と表示する
には、

輸入した日付や、

稚貝と成長した貝の大きさなどを
記した書類で、

元の産地を上回る長い期間、

熊本県内で育成されたことを証明
する必要がある。

しかし、

今回は短期間の蓄養であった可能
性が高いという。

>>こうした偽装の背景には、

海岸の埋め立てなどによる国内産
アサリの減少があるという。

農林水産省の統計では、

1983年にはアサリの年間漁獲
量は16万トンあったが、

2020年には僅か4300トン
まで落ち込んだ。

一時は国内産の4割を占めていた
熊本県産も、

30トンを下回り、

およそ40年の間に国産アサリの
97%以上が失われてしまったの

である。
しかし、

漁獲量が減っても、

国内産アサリの需要は高く、

産地偽装は後を絶たないという。

>>産地偽装といえば、

20年前の2002年1月、

兵庫県西宮市の老舗の倉庫業、

西宮冷蔵社長、水谷洋一氏が、

大手食品業者による牛肉の産地偽
装を内部告発。

当時、

BSE、

いわゆる狂牛病がまん延し、

農林水産省は全頭検査前の国産牛
肉について、

すべて買い上げて焼却処分する方
針を取った。

これに目をつけた雪印乳業系列の
雪印食品関西ミートセンターが、

安価なオーストラリア肉を国産用
の箱に詰め替え、

30トンを国産牛と偽って国に買
い上げさせ、

補助金1億9600万円を詐取。

この牛肉偽装事件で雪印食品は廃
業に追い込まれた。

>>その後も食品の産地偽装は後
を絶たず、ことし1月、

中国産うなぎを国産と偽って弁当
などを販売していたことが発覚し

た奈良県のうなぎ料理専門店、う
な源が、

信用を失墜し、経営難に陥り、

先月から自己破産の準備に入った
ことが伝えられている。

こうした食品偽装問題の背景には、

失われた30年による長引く不況
も一因として指摘されているが。

最近では、

食のモラル以外にも、あおり運転
や、

コロナ禍でルールを守らない人々
など、

モラルが低下したと思われる人間
の行動も目立っている。

>>そこで皆さんに質問です。

今の日本でモラルが失われたと思
うことはなんですか?

>>さあ、

皆さんにお聞きしております。

今の日本でモラルが失われたと思
うことはなんでしょうか。

>>須田さん、

ホステスさん?
>>しょうがないんだよね、

コロナショックで、

生活が苦しいというのも分かるん
だけれども、この間、ちょっと新

地、夕方歩いてたわけよ。

そうしたら顔見知りのホステス歩
いてきて、

須田さーん!きょう、

委員会の収録?

そうだよ。
じゃあ、あとで寄って、分かった

って、すっかり忘れちゃったんだ、
俺。

で、ああ、

申し訳ないことしたなと、後日ね、
うちの事務所に請求書送られて、

行ってないんだよ、

花代って書いてあるの、花代って。
またこれさ、振り込まないと、

あとで何言われるか分からないけ
ど、振り込んだけどさ、もう最近、

お前たちに愛はあるのか。
>>須田さん、

ただカモになってるだけだよ。
>>行くのやめればいいのに。

>>結構、本人喜んでると思う。
>>そうなんですね。

>>私、

この間エレベーターに乗ろうとし
たんですね、エレベーター、

閉まるところに駆け寄ったら、

その中に入ってる女性がぱっとボ
タン押してくださって、それでも

エレベーター閉まっちゃって、す
みませんって、女性がぺこって、

にこって笑ってくださって、まあ、
そうかなと思って、次、

同じエレベーター乗ったんですね、
自分の近所だから、

手前のボタン見てがく然としたん
ですど、それが、

手前のボタンが開けるじゃなくて、

閉まるボタンで、あの女性は、私
を乗せまいと、

閉まるボタンを連呼してた、

そして私が乗り損ねたところ見て、
不敵ににやりと笑ったと。

>>政治関連の話ですかね。
>>非常にね、

やっぱりののしり合い国会になっ
ちゃう。

あれ、テレビ中継してね、自分の
家族に見せられるかって話ですよ。

お父さん、こういう具合にやって
ますよ、

お母さんこれぐらいやってますよ
って言えるかって話ですよ。要す

るに、

家庭で言えないようなことはやる
なという、私はそう言いたいです

ね。
>>謙虚さと品格って、要するに、

別の言い方をすると、誇りがなく
なったということでもありますよ

ね。これは残念ですよね。
>>なんでなんですかね。

>>90年代のダボス会議で、ソ
ニーの会長のいでいさんが使った

有名なことばがあるんですけど、
中年症候群ってことばを使ったん

ですよね。
中年って、

ある程度、年を取ってくると、

新しいことをやるのが億劫になっ
てやらないと。

自信もなくなると。
そうすると、何もやってないとい

うことが分かるから、よけい自信
がなくなると。

その悪循環が日本に起きてると。

そういうことがまさにこういうと
ころに表れてるんじゃないですか。

>>この失われた30年を象徴す
るようなお話かもしれないですね。

>>それでいくと、

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