あしたも晴れ!人生レシピ「“卒業”新たなわたしへ」[解][字]…の番組内容解析まとめ

出典:EPGの番組情報

あしたも晴れ!人生レシピ「“卒業”新たなわたしへ」[解][字]

卒業シーズン到来!何かから「卒業」することは大人になってからもあるのでは?甘いものやスマートフォンに依存している状態から卒業した人を紹介!新たな自分とも出会う。

番組内容
春は卒業の季節。何かから卒業したいと思うことありませんか?習慣化した自分のクセや見直したいところがある、という人も少なくないのではないでしょうか。今回は、ストレス発散のために甘いものを食べることや、スマートフォンへの依存から卒業した人を紹介。ポイントは、自分の本心に気づくこと、そして自分をいつくしむこと。!新たな自分が動きだすかも?僧侶であり精神科医の専門家がスタジオで、くわしく解説!
出演者
【ゲスト】未唯,建長寺派林香寺住職、精神科医…川野泰周,【司会】賀来千香子,小澤康喬,【語り】堀内賢雄

ジャンル :
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
情報/ワイドショー – 健康・医療
情報/ワイドショー – グルメ・料理

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キーワード出現数ベスト20

  1. 自分
  2. 卒業
  3. スマホ
  4. ストレス
  5. 井出
  6. 大切
  7. 自身
  8. 手放
  9. 佐藤
  10. 食事
  11. 体験
  12. 本当
  13. 言葉
  14. 時間
  15. 自然
  16. 変化
  17. スマートフォン
  18. 依存
  19. 最後
  20. 注意

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

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春 卒業のシーズンですよね。

でも卒業するのは
学生だけではありません。

こちらは自分の好きな甘いものを
お菓子箱に取りそろえていた女性。

ストレスを感じるたびに食べていたそう。

そこで管理栄養士の指導を受け

自分の食事のとり方の問題点を
見つけることに。

ストレスとも向き合った結果…。

こちらは スマートフォンが片ときも
手放せなかったという40代の女性です。

スマホやパソコンなどから距離を置いて
過ごそうという取り組みに参加。

アプリの削除などを試みたところ
ある変化が…。

スマホからの情報ではなく
自分の感情を大切にしたところ

恋人まで できたというのです。

気になる癖や習慣から卒業し
新たな一歩を踏み出すには?

そのヒントをお伝えします。

♬~

「あしたも晴れ!人生レシピ」。
今回は卒業シーズンということで

習慣化してしまった癖や生き方を
見直して

○○から卒業できたという方の
卒業ライフを見ていきます。

私は多めに運動をやってしまうという
ことを卒業しましたっていうのがね。

ちょっと トレーナーの方に
言って頂いた

それより もっと ちょっと
量をやってしまってとか

仕事で できない時は翌日
倍にしてやるとかっていうね。

私は卒業したいことがありまして
真夜中のチョコレートなんですよね。

家族が寝静まったあとに
ドラマの録画を見ながら

パクパク パクパクいっちゃうわけですよ。
意外。

でも これ やめられなくって なんとか
卒業のしかたはないものかな

ということで ちょっと
今回 学びたいと思います。

それでは今回のゲストを
ご紹介しましょう。

ピンク・レディーとして活躍されています
歌手の未唯さんです。

よろしくお願いします。
どうぞよろしくお願い致します。

私も あるんです。 実は 60の声を聞いて

健康へのこだわりライフから
卒業いたしました。

表現者としての質とか
クオリティーをね

やっぱり高めたいとか 維持したい
ということにだけは

頑張っておこうというふうに
思っていたんですけれども

それが 60の声を聞くと だんだん
こう ストレスに感じたりとか

それで卒業したことが
いくつか あるんです。

まず見ていきますのは 甘いものに
目がなくて 慢性的なストレス食いで

何年も リバウンドを繰り返していた
という女性です。

どうやって卒業したんでしょうか。
こちらです。

横浜市に住む主婦の井出志穂さん 40歳。

2人の子どもと夫と4人暮らしです。

こちらは家族のお菓子箱。

かつては この中に自分が好きなおやつを
ぎっしり詰め込んでいました。

井出さんは大の甘いもの好き。

夜などに食べるのが やめられず
悩んでいました。

しかし今では このお菓子箱は
ほとんどが 夫や子どものもの。

自分のものが減ったといいます。

井出さんの食事のしかたが変化したのは
32歳の時。

妊娠中に よく食べて激太り。
およそ12キロも体重が増えました。

一時は 10キロ近いダイエットに
成功したものの…。

再びリバウンド。

体重が減らないことが
大きなストレスになっていました。

「卒業」のきっかけは ある人物との出会い。

動画投稿サイトで
管理栄養士の豊永彩子さんを知り

1か月間 個別のカウンセリングを
受けてみることにしたのです。

豊永さんは栄養面だけではなく

なぜ食べてしまうのかという心理面からも
アドバイスを行っています。

どんなところをポイントに
指導しているのでしょうか?

まずは自分のクセを知ること。

甘いものを なぜ どのように
食べているのかを知り

衝動や無意識の行動を意識化します。

まず豊永さんの指導により
井出さんが行ったのは

「好きな食べ物リスト」を
作成することでした。

甘いものが大好きだった井出さん。

自分が好きなものを書き出してみると

13個まで書いたところで
手が止まってしまいました。

さらに自分の癖を知るために
食事の記録をつけていた井出さん。

甘いものが食べたくなる原因に
思い至りました。

そんな時に現れる
甘いものを食べたい気持ちを

「クッキーモンスター」と名付けました。

こんな かわいくないかもしれない。

ガーッて ザーッて
やるっていう感じのやつ。

そこで井出さんは
甘いものを食べたくなった時

「今 私は何が不満なのか」
いったん考えることにしました。

寝不足で疲れていると感じた時は
寝転んで一休みしたり。

一人の時間が欲しいと思った時は
別の部屋へ。

次のポイントは
栄養バランスを整えることです。

最後の1個だった。

毎日の食事を見直すことにしたのです。

以前は カロリーを気にして

自分の食事は肉などを控えめに
野菜中心にしていました。

それを肉や魚 卵など たんぱく質を
しっかり とるようにしたのです。

これも豊永さんからのアドバイスでした。

一度の食事に対する満足度が高まった
井出さん。

時に甘いものを食べてしまうことも
ありましたが

そんな時は豊永さんの助言をもとに
自分を責めないようにしました。

井出さんは家で ヨガを始め
さらに書くことが好きなので

子育てにまつわる論文を書き
大学や地域で発表したいと考えています。

そして最後のポイント。

いつもと変わらない
近所の公園で家族と過ごす休日。

頑張るぞ。

不満ばかりに焦点を当てるのではなく
毎日の何気ない幸せな瞬間を

今まで以上に大切に味わいたいと
思うようになったそう。

ありがとうございます。

この日は娘の葵さんと
お菓子作りです。

葵さんは パウンドケーキ作りが得意。

いい?
いいよ。

お~ すごいな。

焼けたかな。 どうだかな。

見て見て。 どう?

焦げてるじゃん。 でも おいしそうだよ。
おいしそう。

私 薄くていいな。

何か いつもより甘くない?
そんなことないよ。

葵ちゃん ありがとう。 おいしいよ。

夫の東さんは
甘いものと向き合う中で

妻が少しずつ変わっていったと
感じています。

「自分を知る」ということが本当に
一番 大切なことかもしれないですね。

何か傷ついたり不満に思っていることが

何か どこから来るんだろうということを
知らずに置いとくと

やっぱり ブレーンキャンディーが
どうしても欲しくて

何かに代替わりで 欲しい物が いっぱい
出てきちゃうっていうことが

あるんだと思うので。

管理栄養士さんと出会って 自分を知る。

何か こう緩やかな自己分析できたことで
こんなに人って ガラッと変わる。

家庭が こんなに明るくなっちゃうって
そのぐらいなことなんだなと。

あと あのクッキーモンスター
かわいかったです。

そうですね。

では ここで専門家に加わって頂きます。
精神科医で住職の川野泰周さんです。

よろしくお願いします。
よろしくお願い致します。

先ほどのVTR
井出さんのケースですけれども

どんなところが卒業できたポイント
だというふうに見られましたか?

はい 私たち人間は 何かストレスを
抱えたりした時に

それを何とかして代償しようという
これをコーピング

ストレスコーピングって
言うんですけれども

井出さんの場合には 甘いものを食べる
というコーピングしか持っていない

という認識だったんだと思いますが

それ以外のコーピングがあるということに
途中から気付いていかれますね。

それから やはり無意識に持っている
衝動というものを「見える化」してあげる。

ご自身は こんなことが衝動
ストレスになるんだ 不安になるんだ

怒りのもとになるんだ イライラするんだ
ということを

書いてらっしゃいましたよね。

そのことによって
自分を客観的に見るという

先ほどのお言葉のとおりなんですが
それが できていったのが大きいですね。

よく私たちも映画館に行って
ポップコーンを傍らに置いておくと

こんな山盛りのポップコーンを
知らないうちに

全て食べてしまったりしますよね。

でも あれ どうでしょうか。

ご自宅に ポップコーンを用意されて
何も見ずに そのポップコーンだけを

あの量 食べれるかっていうと
結構 至難の業だと思うんですよね。

食べないでしょうね。

あえて 自分の これは ご褒美なんだと
前向きにというか そう捉えて

つい食べちゃうっていうのは
どう お考えですか?

私は今 ストレスが たまってきたから
クッキーを1個 食べよう。

これが健康の範囲内で
とどまっているのであれば

それは依存と言っていいか
分かりませんが

健全なコーピングの一つと
言えるのではないかと思いますよね。

それは いわゆる折り合いをつけていく
ということなんでしょうね。

まさに そういうことですね。

今日こんな格好で 私 来ていますから

ちょっと仏教的なお話が
入ってきますとですね

中道というのを大事にしていて

要は我慢しすぎるでもなく また奔放に
何でも しすぎてしまうのでもなく

ほどほどで グレーゾーンを
うまく選択していくことが

私たちの心に あまり葛藤を
抱え込みすぎないで

まあ 健やかに生きていくための
知恵になりますよっていう

この中道に つながっていくんだと
思いますね。

できなかった自分を否定してしまう
責めてしまうというようなことは

どうして よろしくないというふうに
考えられますか?

できなかった自分を責めるということを
繰り返していくと

それは成功体験
成功した体験の逆ですね。

食事制限に失敗するということを失敗体験
として すり込みすぎてしまうと

自分の存在自体が良くないもの

人間として
ふさわしくないというような

自己否定に つながってしまうから
なんですね。

自分に慈しみを向けると書いて
「自慈心」と言ったりするんですが

慈しみを向ける心
これが育まれていくと

徐々に ストレスというものを
蓄積させないようになってくる。

だんだんと自分に思いやりを向けることが
できるようになっていくので

時には ストレスをためてしまったり

イライラしちゃったりすることも
あるけれども

それも含めての自分自身なんだという

自己受容をしていけるように
なるんですね。

ここで つい食べすぎてしまうという方に
おすすめの

「食べる めい想」を教えて頂きます。

使うのは1枚のたくあん。

チョコレートやドライフルーツなど
他の食べ物でも構いません。

今 食べているという感覚に
ひたむきに意識を向ける。

注意をそこだけに向けて
大切に頂くことで満足感

そして これは修行としても
心を整える意味があるという。

まずは目で じっくり観察します。

形は どんなふうかな?

どれぐらいの厚みで切られているのかな?

どんな味や香りがするだろうか
ということも イメージしてみて下さい。

次に口の中に入れて味わいます。

すぐに かみ始めることは なさらないで

まず お口の中で なめるようにして
味わって頂きます。

最後は目を閉じて ゆっくり かみます。

口の中に しみ出していく
そのたくあんの味 塩け

そういったものを感じてみましょう。

ゆっくり食べていると 鼻を通って
香りも感じられると思います。

じっくり味わいきったという方は
ゆっくりと飲み込んで頂くんですが

飲み込む時には 喉から食道を伝って
胃に落ちていく

たくあんの感触すら感じられるように
一生懸命 注意を向けてみましょう。

はい お疲れさまでした。

こんなに味わったことはなかったので

そこだけに こう集中して
他のことを何も考えなくなりますね。

何かね 自然に飲み込んだあと

「ありがとうございました」って
思ったんです。

すばらしい体験ですね。

何か本当に それが出てきて
こうやって何か感謝を持って頂くって

すごく大事なことなんだなというのを
何かね 本当に自然に出たので。

たった一切れでも丁寧に
味わうことによって

その感覚に私たちの心が
充足していくんですね。

そうなっていくと
今 こうして頂いているという事実に

感謝の気持ちが湧いてくる
というところが

この感謝で何か ストレスや不安といった
依存に つながるような

ネガティブなものを
置き換えていくことができると。

ネガティブな感情を感謝に置き換えていく
というのは

いろんな依存から卒業するための

一つの解決策になっていくのかなと
思うんですよね。

続いては コロナ禍で利用が増えた
という方 多いのではないでしょうか?

こちらのグラフを見ていきましょう。

インターネットに費やした時間の変化
なんですけれども

平日 休日ともにですね
増加傾向であることが分かりますよね。

ここから見てまいりますのは

スマートフォンを手放せない生活を
送っていた40代の女性が

その暮らしから卒業し
さらには新たな人生の扉まで開けた

というケースを見ていきましょう。

佐藤祥子さん 46歳。

都内で銀行の事務の仕事を
しています。

3年前 スマートフォンを新しい機種に
変えたことをきっかけに

スマホを手放せない日々が始まったと
いいます。

バンドの活動をしていた佐藤さん。

動画を撮影したり SNSで仲間の投稿を
チェックしたりと

スマホを欠かさず使っていました。

次第に 肩や首のこりに悩まされるように
なりました。

その他にも こんな症状が。

さらに夜は 深夜遅くまで

なかなか眠りに就くことができない日々が
続くようになりました。

そこで枕元に スマホを置いて
快眠ミュージックを聞き

安眠することを心がけもしましたが
症状は改善されませんでした。

佐藤さんは離婚後
一人息子を育てていますが

その息子も スマホを手放せない生活。

コロナ禍で学校も休校になり

部屋で スマホのゲームに
夢中になっていきました。

そこで スマホ依存について調べ始めた
佐藤さん

デジタルな暮らしと距離をとろうという
試みをしているグループを見つけました。

そこで親子で
参加してみることにしたのです。

最初に体験したのは 週末に

スマートフォンやパソコンから離れよう
というイベント。

なぜ手放せないのかを参加者で話し合い

その後 スマホから4時間 離れて生活をし
報告するというもの。

最初は不安で落ち着かなかった佐藤さん。

しかし息子は イベントに
参加していること自体を

楽しいと感じているようでした。

次に2人が参加したのは
皇居を1周するランニング。

何も持たず
手ぶらで走ることに挑戦したのです。

しかし スマホを手放してのランニングは
想像をはるかに超えた体験になりました。

音楽を聞かないことで 鳥の鳴き声が
よく聞こえるようになりました。

さらに周りをよく見ることで
水面に移る景色にも目が届き

とても美しく感じたのです。

日常生活の中でも工夫をしました。

アプリを削除したり。

スマホを持ち込まない部屋を
決めたりした結果

肩こりや不眠もなくなり 変化を
感じるようになっていったといいます。

スマホと距離をとるようになった
佐藤さん。

思いがけない出来事も訪れました。

その活動の中で知り合った
年下の男性と交際が始まったのです。

森下彰大さん 29歳。

森下さんも 佐藤さんと同じような問題を
抱えていました。

日本語教師をしていた森下さん。

生徒から かかってくる電話やメールに
対応するため

片ときも スマホから離れることが
できなかったのです。

そこで森下さんは ふだん
目につかない所に スマホを置いたり

それに触れない時間を決めました。

寝ている間は電源を切るようにし

アラーム機能を使わず
目覚まし時計を使うようにしたのです。

スマホから入る情報を制限し

自然の中で五感を大切にする
体験を重ねていくうちに

森下さんには
こんな変化が起きたそうです。

スマホを持ち歩かずに 近所を散歩する
ことも2人の日常になりました。

しっかり つぼみが ちょっとずつね。

価値観が同じ2人 結婚を決めました。

自分を見つめ直し
暮らしに変化が生まれたことで

新たな人生が開けていったと
佐藤さんは感じています。

こんなに劇的に変わるんですね。

何か 五感が研ぎ澄まされるっていうか
聴覚にも視覚にも

そして お相手まで見つかってしまった
というのが私 衝撃でした。

ねっ どんどん人生が広がっていく。
広がっていく。

私も スマホの中でも
ゲームが いろいろできるので

やっぱり暇があると ちょっと
したくなっちゃうんですね。

もう少し離れたほうが もっともっと
豊かになれるような気がして

すごくいいことを伺ったな
というふうに思いました。

私たち人間の脳には 注意資源といって
注意の容量ですね

こういったものが決まっていて 一人一人
一度に使うことのできる注意の量って

有限 限りがあるものなんですね。

それの ほとんどを
スマホをはじめとする

ITデバイスを通して入ってくる情報を
処理することに使っていると

やがて自分の内側を見つける
見つめていくというようなことに

注意を使えなくなってしまって

便利であるとともに弊害にも
目を向けなければいけない時が

来ていると思いますよね。

スマートフォンに依存してしまう
ということに対して

対処する方法としては
どんなことが考えられますか?

ご自身も実践されてることが
あるそうですね。

そうなんですよ。 スマホをなるべく
手にしないようにして

電車に乗るようにしているんです。

心の持ち方によってはですね
これが非常に心を休息して

切り替える効果に
つながると思っているんです。

それは どんな心の持ち方かっていうと

今 自分は スマホによる脳の疲れを
休めているんだと。

自分に良いことをしてあげたという
肯定をすることができて

何か 電車に乗っただけで
ちょっと お得な気分になるというか。

そんなふうに私は
考えるようにしてるんですね。

さあ ここからは未唯さんの卒業ライフを
伺っていきます。

山のように のんでいたサプリから
卒業しました。

もともと 運動が苦手で
体力がないものですから

コンサートの前とか本当に こう
ヘロヘロになっちゃうのを

何とかしなきゃっていうんで
あれには このビタミンがいい

あっちには このサプリがいい
というふうにしていったら

もう一回に のむ量が
こんなに なっちゃったんです。

それだけで おなかいっぱいに
なっちゃうでしょっていうぐらい。

これだけ のんでいても 体が一体
どれだけ吸収してるんだろうか?

ということが だんだん
こう 気になってきて。

やっぱり これはサプリじゃなくて食事に
もっと目を向けたほうがいいなって

体のためにいいなっていうふうに思って。

今は1つ 1種類ぐらいですね。
それでも 前より元気なような気がします。

良かった。
それ以外ですと いかがですか?

お風呂かな。

あのね すごい長風呂なんですね。

汗をかくことで
毛穴の汚れまで出してくれるとか

ウエイトコントロールができるとか
体温を上げて免疫力が高まるとか

お風呂って すばらしいって
思ってたんです。

それが 毎日やってたりとか
特にコンサート前に それをすると

何となく体力を 逆に入浴のほうで
奪われてるような気が

だんだんしてきたんですね。

それと体重が落ちることで
顔も何か ゲッソリしちゃうような感じ?

「よけいに老けて見えない? これって」
みたいな感じを受けて

これは長風呂より ほどほどにしたほうが
いいなっていうことに気付いて。

ちょっとぐらい太っててもいいかなって
思えるようになったんですよね。

中道ですね。
はい。

未唯さんのように
ずっと長きにわたって

見られる側のお仕事を
されてきた方たちというのは

やっぱり少しでも良い部分を見せたい
というお気持ちで プロ意識で

きっと頑張ってこられていると思うので
何かに頼ることによって

それが少しでも高まったという
体験の中で

じゃあ それを続けていけば
安心なんだという気持ちに

なりやすいかなというふうには
思うんですよね。

でも きっと そこは ご自身が本当は今
何を求めているのか?

どの程度 栄養であったり 休息であったり
入浴の時間を与えてあげれば

自分自身が満足できるのか
ということを

ちゃんと ご自身の本質と向き合った
というところが

まさに ご自身に優しさを与える
というところに

今 行き着かれてるのではないかと
お話 伺ってて感じましたね。

何かを手に入れよう 手に入れようという
執着を逆に手放して

いろんなものに対する とらわれから
ご自身が解放されていくという

そういう体験をされたんだなというふうに
禅的には すごく感じたんですよね。

自分を一番 こう慈しんだり
愛してあげること

厳しくしすぎないということが
どんなに大事かなというのを

最近 ひしひしと感じてるところですね。

それでは ここで
今の自分の状態に気付きやすくなり

心を穏やかに過ごすための
「慈悲のめい想」を教えて頂きます。

それでは まず少し背筋を整えて頂いて
楽に座って頂きます。

手は手のひらを上に向けて
膝や ももの上に置いて頂くと

自然に胸が開いて
自然な呼吸がしやすくなります。

では目を優しく ゆっくり閉じて頂いて
一度 大きく深呼吸をしてみましょう。

大きく息を吸って 吸いきったら

ゆっくりと吐き出します。 はい。

目を閉じた その暗い視界の先に

ご自身にとって大切だなと思える方の
笑顔の表情を

お一人 思い浮かべて頂きます。

何人も大切な人が思い浮かぶという方は

今日の この時間は その中から
どなたか お一人を選んで

目の前で笑顔でいらっしゃるところを
イメージしてみましょう。

そして今から私が申し上げる言葉
慈しみに満ちた言葉をひとフレーズずつ

その大切な方に心の中で
伝えてあげるようにして下さい。

それでは始めましょう。

こうした言葉をかけるほど
その大切な方の笑顔が

幸せに満たされていくことを
想像してみましょう。

続いて 自分自身に対して
同じメッセージを伝えます。

私たちは日頃 大切な方のことを
思いやることができても

自分自身をねぎらうことが
苦手とされているんです。

でも このめい想の間だけは いつも
一生懸命 日々を過ごしている ご自身を

ねぎらってあげるように
言葉を向けてみましょう。

かける言葉は 先ほどと同じです。

それでは最後に目を閉じたまま
一度 大きく深呼吸をして

全てのイメージも言葉も
リセットするようにしてみましょう。

どうぞ そのまま大きく息を吸って下さい。

吸いきったら
ゆっくりと全て吐き出します。

はい 少しずつ目を開けて
楽になさって下さい。

お疲れさまでした。
ありがとうございました。

何かね こう ジーンとしました。

人を慈しめて 自然に思いやれて
自分のことも 何かこう

あ~ で やっぱりね 同じように最後

「ありがとうございました」って思えたのが
何だか すごいうれしかったです。

何か すごく あたたか~い感じになって
いいなと思ってます。

実は私 めい想をしてるんですね。
そうですか。

はい。 それで毎日 心が
真ん中にいられるといいますかね

どちらかに こう振れている時に

修正をしていくような感じで
めい想をしていて。

だから本当に めい想の良さというのは
しみじみ感じています。

これが やっぱり本当の心の幸せに
つながっていきますし

今が満たされているんだなという
これも禅語で「知足」といいますが

足りていることを知るということに
つながっていって

依存からも卒業できる 一つの助けに
なるかなと思うんですよね。

川野さん 改めて卒業とは
どういう意味のあることでしょうか?

卒業というのは ある状態から
また次なる状態へ

このステップを踏んでいく
踏み出していくということが

卒業なのではないかなと思うんです。

過去に何かから卒業できなかった時の
ご自身があるということを

否定してしまうのではなく
また元の生き方も

「そういった生き方をしてきたんだね」と
自分で それを認めて

受容してあげたうえで 私は
次のまた一歩を踏み出すよという

新しい生き方を選択していく。

過去の自分も 今の自分も これから未来の
自分も受容してあげるということが

とても幸せに つながっていく 卒業の
捉え方なんじゃないかなと思いましたね。

若い頃は自信のなさから来る…
武器をたくさん手に入れたい。

あれが欲しい これが欲しいって

欲しいものだらけだったと
思うんですけれども

それが どんどん年齢とともに そして
心が穏やかになっていくとともに

そういう武器は要らないんだな。

どんどん こう 逆に手放していって
よろいも脱いで

中から出てきたものが頼りなかった
としても それが私なんだからっていう。

そのね 今 お話しして下さった

自分を受容したうえで まだ自分の中に
眠っている何かが あるんじゃないか

というふうに思えていて
そういう自分と出会いたいなって。

卒業というのは何か
あのことを否定するんじゃなくて

希望に満ちた一歩なんだなということを
感じさせて頂いて。

すてきな一歩一歩を
また見つけていこうと思っています。

皆さん どうもありがとうございました。
ありがとうございました。

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