所さんの目がテン![字]世界に誇る日本のアート!浮世絵の作り方…の番組内容解析まとめ

出典:EPGの番組情報

所さんの目がテン![字]世界に誇る日本のアート!浮世絵の作り方

モネやゴッホにも影響を与えた浮世絵の魅力を徹底調査▽浮世絵はチームで作る?1枚の絵を作るには▽木版画の工房で彫師の超絶技巧に密着▽繊細な色彩を生む摺師の隠れた技

詳細情報
出演者
【MC】所ジョージ
【実験プレゼンター】渡辺裕太、佐藤真知子(日本テレビアナウンサー)
番組内容
江戸時代に花開き、世界的な画家にも影響を与えた浮世絵を徹底調査▽ゴッホが影響を受けた浮世絵の魅力とは▽1枚の浮世絵は分業制で作られる?浮世絵作りのチームとは▽江戸時代創業の老舗木版画工房で浮世絵作りに密着!▽1ミリ以下の超繊細な世界!彫師の超絶技巧▽当時世界最高のカラー技術!鮮やかな色を生み出す摺師の技
音楽
新エンディングテーマ
【タイトル】未来
【歌】所ジョージ
おしらせ
http://www.ntv.co.jp/megaten

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 宇宙・科学・医学
ドキュメンタリー/教養 – 自然・動物・環境

テキストマイニング結果

ワードクラウド

キーワード出現数ベスト20

  1. 浮世絵
  2. ホント
  3. 高橋
  4. 彫師
  5. 版木
  6. 作品
  7. 絵師
  8. 摺師
  9. スタジオ
  10. 庶民
  11. 有名
  12. ゴッホ
  13. 技術
  14. 江戸時代
  15. 作業
  16. 部分
  17. 役者絵
  18. ズレ
  19. 主版
  20. 職人技

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

created by Rinker
日テレサービス
¥600
(2022/03/27 00:00:09時点 Amazon調べ-詳細)

♬~

(佐藤) <江戸時代に花開き
今や世界から愛されている

日本独自の風俗画 浮世絵>

<花魁や茶屋娘を描いた美人画>

<歌舞伎役者の役者絵>

<名所を描いた風景画など
そのテーマは さまざま>

<手書きの肉筆画も
ありましたが

浮世絵のほとんどは
木の板に絵柄を彫った…>

<大量生産され

1枚が そば1杯ほどの値段と
お手頃だったので

庶民の一大娯楽となり…>

<その後 ヨーロッパに渡り

モネやゴッホなど
世界的な画家にも

大きな影響を与えました>

<日本を代表する芸術の1つ
浮世絵ですが

詳しく知らないという人も
多いのでは?>

<そこで 今回は…>

<浮世絵は
絵師だけでは完成しない?>

実は これは…。

…ものなんですね。

<受け継がれる江戸の職人技>

<その超絶技巧とは?>

<天才 葛飾北斎の代表作を
復刻してみると…>

お~ 出ました すごい!

<浮世絵を摺る工程に
秘められた

驚きの技術が浮かび上がった>

<今回の『目がテン!』は…>

(所) 素晴らしい。

もう いきなりオープニングで
素晴らしいもんね 浮世絵。

(渡辺) もう すごい気になるとこ
いっぱいあると思いますけども。

職人技ですけれども
さぁ こちらにですね

有名な浮世絵師の代表作が
並んでいます。

これらの絵が 幕末に海外に渡り

ジャポニズムという
ムーブメントを起こし

多くの画家たちに
影響を与えたんです。

こちらをですね
ご覧いただきたいんですけれども。

こちらはですね
歌川広重が描いた

『亀戸梅屋舗』という絵なんですが。

画家 ゴッホは
この絵を模写しています。

それが こちらです。

お~!
こんな感じで見比べてみると

分かりますでしょうか。
ゴッホが それ 模写したの!?

そうなんですよ。
あら まぁ…。

さらに 同じ このゴッホが

『種まく人』という絵を
描いているんですけれども。

こちらは この木を
手前に配置するという

広重の構図を取り入れた
絵だそうです。 はぁ~。

まぁ もう 今でこそ
この浮世絵というのは

まさに世界に誇る
アートなんですけれども

この浮世絵が作られていた
江戸時代では

芸術とは ちょっと違ったもの
だったんですね。

そこらへん
詳しく調べて来ました。

<裕太さんが訪れたのは

3000点もの浮世絵を
所蔵する…>

どうも こんにちは
渡辺裕太と申します。

(田辺さん) こんにちは
よろしくお願いします。

<…が 浮世絵を
基本から教えてくれます>

<まずは 最も知られた1枚から>

あら!
こちらを。

これは まぁ 有名な作品ですよね。
はい そうですね。

…という作品になります。

うわ ホント でも やっぱり
躍動感のある

勢いを感じる絵ですよね。

(スタジオ:所) 波がこう見えたのかな。

<今でこそ 有名絵師の作品で

保存状態がいいと
数千万円しますが

江戸時代には
庶民が買い求めていたそうで>

今やっぱ こういうふうに
額縁に入ってたりすると

すごく…。

…になりますけど。

そうですね 気軽にホントに…。

…ような。

メディアの雑誌のような

そんな感覚だったんですかね。
そうですね。

<値段は 現在の価値で
数百円ほど>

<雑誌を買うような気軽さで

庶民は浮世絵を
楽しんでいたのです>

<浮世絵に描かれたのは
当時の庶民たちが求めたもの>

<例えば こちら>

…作品で

役者絵というジャンルになります。
役者絵。

<当時 大人気の歌舞伎役者
二代目市川団十郎>

<歌舞伎の演目を演じる姿を
描いています>

ある意味…。

…ような作品でした。
なるほど。

<今でいうと 推しの俳優の写真を
集めるような感覚で

江戸の庶民たちは 役者絵を
買い集めていたようです>

<豪華な着物と派手な髪飾りが
印象的なこちらは…>

こちら
美人画というジャンルに入る

浮世絵になります。

役者絵とともに 非常に人気の
主題ジャンルでした。

<江戸のアイドル的存在

吉原の花魁が描かれています>

<ゴッホが 代表作の1つで

背景に描いたことでも
有名になりました>

今でいう…。

…というような そういった面も
あったかと思います。 なるほど。

<美人画には
最新のファッションが描かれ

当時のファッション誌的役割も
あったんです>

<浮世絵は庶民の娯楽で 情報源>

<江戸時代の
重要なメディアだったんです>

<大量生産できて
お手頃な値段だった浮世絵は…>

これ…。

いえ 実はこれは…。

…ものなんですね。

<一体 どういうこと?>

<ここで 浮世絵制作に関わる

あるものを
見せていただきました>

何やら置かれてますね。

<あまり現存しないという
貴重なものとは?>

おぉ~! おっ?

こちらは…。

版木?

<こちらは250年ほど前に
彫られた版木>

<浮世絵は この版木を
摺って作ります>

<摺り終わったら
多くが処分されたため

残っているものは
大変貴重なんだそうです>

先生 でも これは…。

いえ 違います。

それから…。

へぇ~。

<実は 浮世絵作りの工程は

版元 絵師 彫師 摺師の分業制>

<まず プロデュースや
販売をするのが版元>

<どんな浮世絵を作るかを企画し
絵師に依頼>

<それに従い 絵師は原画となる
版下絵を描きます>

<版下絵をもとに
彫師が版木を彫ります>

<最後に摺師が その版木を使って
和紙に摺ると

ようやく完成>

浮世絵っていうと
絵師が やっぱ有名でね

知れ渡ってるとは
思うんですけども

ホントたくさんの方が
関わってたんですね。

そうですね。

高まりやすいということが
ありますし…。

でもあるので その…。

<江戸庶民の情報源だった
浮世絵は

絵師の才能や 職人の技など

多くの人の力の
結晶だったんです>

で やっぱ ちゃんとプロデューサー 的な

版元みたいな人もいた
っていうのが面白いですよね。

今となっては 描いた人がもう
ピックアップされてるけど

彫った人とかさ
摺った人だってさ

仲間 入れてくれよと思うよね。

ホントにもう 職人さんの技
っていうことですけど…。

ホントだよね すごいわ。

実際に 葛飾北斎とか
歌川広重の作品っていうのは

人気のもので
数千枚と摺られてたそうですよ。

はぁ~ でも やっぱ 絵が独特で

やっぱ 流行った絵って すごいね。

ああ見えてたのかよ?
みたいなさ。

北斎のね あんな波の…

爪に見えるみたいな
ところが。

こうやって見えてたんだ
っていうのは

ちょっと 常人には
考えられないですよね。

<このあと 浮世絵作りを支える
伝統の職人技に せまる!>

<やって来たのは 江戸時代から
浮世絵の制作を手掛ける

木版画の老舗工房>

失礼しま~す。

どうも 今日 お世話になります
渡辺裕太と申します。

高橋でございます
ようこそ お越しくださいました。

よろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。

(スタジオ:所)
海外の人 びっくりするわ。

失礼します。
(高橋さん) 今…。

…をしておりますので
見ていただきましょう。

すいません こんにちは
よろしくお願いします。

<彫師歴11年の永井さん>

<今 彫っているのは…>

<こちらの浮世絵>

<明治時代の絵を彫り直す
復刻という作業中>

<絵柄や模様も
恐ろしく細かいですが…>

(永井さん) 例えば こういう…。

(永井さん) …っていう形ですね。

<1mmにも満たない
黒い線を残して

他の部分を
削って行くというんです>

<黒い線を残すように

小刀と呼ばれる道具で
切れ目を入れ

慎重に削り取って行きます>

<絶対に失敗できない
集中力が要求される作業>

<彫る面積に合わせて
道具を使い分け

広い部分は
丸のみを使って大胆に>

(スタジオ:所) いやいや これ
え!って行っちゃったら…。

いや~ やめて! やめて! お~。

<…なんだそうです>

ホントに 山にしなきゃ
いけないじゃないですか 線を。

…っていうふうに思いますよね。

もう…。

<ちなみに…>

<だから…>

<そして 彫師が彫るのは
この1枚だけではありません>

次に…。

今度は色版っていうものを
作るんですか。 はい。

<例えば この作品のように
さまざまな色がある浮世絵は

摺るのに 1枚の主版と

何枚かの色版が必要です>

<そして…>

(スタジオ:所) ひえ~ ズレそう!

<こうして 色ごとに
版木を分けることで

1枚の浮世絵を
カラフルなものにできるんです>

(スタジオ:所) ズレないじゃないか
これ すごいじゃんか。

<どの作業も
集中力が必要な彫師>

<でも その中でも
極限の集中力が求められる

超難関の作業が>

続いて こちらは何でしょうか?

こちらは いわゆる美人画ですね。

復刻っていって
今 新たに仕上げたものです。

<美人画絵師として有名な
喜多川歌麿の作品>

<彫師の驚くべき技術が
この絵にあるそうで>

このまた生え際が すごいです。

<生え際には 細かい線が
びっしり>

ちょっと近くで見ていいですか。
(高橋さん) どうぞ どうぞ。

え~!?

これ ホントに 一本一本 ここで
描きましたよねってぐらい。

(高橋さん) 描いちゃったほうが
早いかもしれませんね。

毛割っていいまして。

毛を割って
こう彫って行く 毛割。

<この生え際の細い髪を
彫刻で彫り出したとは

まさに…>

<この 毛割>

<かつては
師匠格の彫師が行った

超絶技巧>

<線の細さを測ってみると…>

う~わ!

<なんと…>

<…もの毛が彫られていました>

<すご過ぎます!>

そのぐらい細かいってことですね。

<浮世絵の緻密さは…>

<…が支えていたんです>

もう 口が開いたままに
なっちゃうね これ。

あと 見ながら 息止めちゃうね
やってないのに 「あ!」ってね。

すごくない? ねぇ。
いや~。

もうホント 間近で見れば
ホントに また。

だから もう
あの細かさがあるから

パッと遠くから見ても
すごいなって分かるんだね。

良さが出て来んだね これ。

浮世絵師の名前ばかりが
今に伝わったりしますけれども

この彫師の技術というのもね
重要視されるようになりまして。

こちら
ご覧いただきたいんですが

こちらの浮世絵には

「彫巳の」という
これ 彫師の名前が

彫られているんです
分かりますかね。

幕末以降は絵に彫師の名前も

彫られるようになって行った
ということなんです。

そりゃそうだよね
絵師ばっかり前へ出てるけど

彫ってる人も すごいんだから。
そうなんですよ。

…あったそうなんですね。
なるほど 有名な彫師の人なんだ。

そういうことですよね。
はぁ~。

<このあと
浮世絵を仕上げる摺師の

入魂妙技とは?>

<浮世絵制作
続いては 摺りの工程>

<摺るにも いろいろな職人技が>

<…に
作業を見せてもらいました>

<今回 摺っていただくのは…>

<…の復刻版>

<細かく入り組んだ波の色や
空の色など

さまざまな色は どのように
摺って行くのでしょうか>

<使うのは 版画用の手すき和紙>

<顔料 いわゆる絵の具が
染み込みやすいよう

前日から湿らせておきます>

<摺ってる間
紙の水分量を保つのも

摺師の技の1つ>

<いよいよ 摺りの作業>

(高橋さん)
これが 主版っていわれる

最初の輪郭線に値するものです。

主版 来ました。
(高橋さん) はい 来ました。

<まずは…>

<続いて…>

塗って行きました。

(高橋さん) 何だか白いの…。

スッ スッと…。

その後 ちょっと白っぽいものも
置きましたけども…。

(高橋さん)
これはですね のりです。
のり!

少し粘度…。

<必要以上に
板に染み込まないように

のりで粘り気を出すんです>

<絵の具がなじんだら
紙を置いて…>

<バレンという道具で
こすって行きます>

結構勢いよく スン!と。

<すると…>

お~ 出ました!
ありがとうございます。

(高橋さん) 1色目です。

<主版を摺って
輪郭線が鮮やかに

浮かび上がりました>

<続いては色版で
色を重ねて行きます>

これ…。

(高橋さん) あのね…。

(高橋さん) …といいます。
見当。

<実は 版木には
2か所の出っ張りが>

<この…>

<私たちがよく使う言葉の
語源だそうですよ>

<こうして
船や空の色が重ねられました>

<と…>

高橋さん…。

…みたいになってましたけども。

ああいうのって…。

<浮世絵を見てみると

富士山の背景が
黒のグラデーション になっています>

私ども
「ぼかし」と言ってますけども。

それを 紙を置いて…。

<富士山を際立たせる
ぼかしの技術>

<これは 摺る際に

彫師が生み出しているもの>

<まず…>

<逆さになっていますが
こちらが富士山です>

<次に…>

<版木の上で
絵の具と水分を調整し

板の上で絶妙なグラデーションを
作り出すんです>

<摺ってみると…>

うわ~ すごいですよ。
(スタジオ:所) 天才。

だんだん… キレイに こう

グラデーションで濃淡が
描かれてますね。

<そして 最後に
波の色を重ねたら…>

どうなるんでしょう!? ジャン!

うわ! すごい! お見事です。

<結局 6回摺って

1枚の浮世絵が完成しました>

<色のズレやムラもなく

波しぶきが
荒々しく盛り上がる一瞬が

浮かび上がりました>

一色一色 入って

どういうふうに変化して行くんだ
っていうのを

目の当たりにさせていただいて。

より…。

力強さ 鮮やかさっていうのを
体感できますね。

(高橋さん)
まぁ 100枚摺るにしても…。

一枚一枚 微妙に
少々 違いは出て来ます。

ただ そこは…。

100枚 仕上がることを…。

<浮世絵の カラフルで
繊細な色彩は

きめ細かい摺師の技が
生み出していたんです>

1つもズレてないですよ。
そうですね。

100枚なら100枚 全部同じ。

ホントにそうです。
あ~ もう!

全然同じ すごいね これ。

でもホント この摺師の技ってのは
まだまだ あるんですね。

で 実際に この摺師の技術が
隠された浮世絵を

今 こちらに お持ちいたしました。

当時 手に持って
楽しむものだったということで

ぜひ 所さんにも 触って

確かめていただきたい…。
これを?

まずは今 所さんの近くにあります
こちらの絵。

まるで エンボス加工のように
凹凸

デコボコがついてるんですが。
ウソ!

屋根の部分とか 木の部分に…。

あぁ~ ホントだ!
デコボコがあります。

ザラザラしてる。

版木がありまして
そこに ただ 色じゃなくて

ただそこに押し当てる
というだけで

そのようなデコボコがつく…。
こんな形になるんだ 和紙が。

そして 続いてこちら
左手にありますけれども。

角度によって キラキラと輝く…。

何それ?

ちょっと持っていただいても
大丈夫なんですが。

左側の的の部分なんですね。

あ~! 光ってる 光ってる
ホントだ。 分かりますか。

テカテカするよ。
ですよね。

鉱物の雲母の粉を
和紙に振りかけて

光沢を出したもの
だそうですね。

へぇ~。

何て…。

優れたものないじゃん 電動工具が
あるわけじゃないし 彫るのにね。

いや~ 今日 何かいいね。

すごいありがたい経験でしたね。

どうもありがとうございました。
ありがとうございます。

次回は何ですか?
次回は 木組みの科学です。

木と木を組み合わせる
伝統工法 木組み。

実は今 日本の木造建築が
注目されているんです。

木組みを取り入れている

日本を代表する建築家
隈 研吾さんも登場。

木組みの魅力を徹底調査!

(隈) 日本の木に対する
世界の期待みたいなのが

今 すごく高まってる
時代だと思うんですよね。

この番組
大変なことになって来たよ。

ちょっと びっくりですよね。
え~!

インタビューに答えてくれてんの?
協力してくださったということで。

次回から…。

<TVerでは 本日の放送回が
無料で見られます>

<Huluでは
過去1年分の放送回を

いつでも見ることができます>

Source: https://dnptxt.com/feed/

powered by Auto Youtube Summarize

おすすめの記事