出典:EPGの番組情報
ブラタモリ「大名屋敷~大名屋敷は東京に何を残したか~」[字]
六本木ヒルズも国会議事堂も青山霊園も…東京の街は江戸時代の大名屋敷の跡地だらけ?その秘密をタモリさんがブラブラ歩いたり2階建てバスに乗ったりしながら解き明かす!
番組内容
2回にわたって江戸時代の大名屋敷の跡地をめぐるブラタモリ。前半となる「ブラタモリ#200」では井伊家の大名屋敷跡をめぐりながら旅のお題「大名屋敷は東京に何を残したか」を探る▽紀尾井町のホテルにある日本庭園の秘密▽日本の“標高”はここから決まる!?水準原点が井伊家の大名屋敷跡地にできた理由とは?タモリさんも測量を体験!▽新しい“旅のパートナー”野口葵衣アナウンサーとオープンバスで大名屋敷の痕跡めぐり
出演者
【出演】タモリ,野口葵衣,【語り】草彅剛ジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
趣味/教育 – 旅・釣り・アウトドア
テキストマイニング結果
ワードクラウド
キーワード出現数ベスト20
- 後藤
- 井伊家
- 場所
- 水準原点
- 大名屋敷
- 大木
- 標高
- タモリ
- 屋敷
- 東京
- 大名
- 野口
- 江戸
- 江戸時代
- 江戸城
- 紀尾井町
- 重要
- 上屋敷
- 目盛
- お願い
解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
そうなんですね。
(タモリ)あっ…
(笑い声)
ごめんなさい 私こそ。
替わりまして。
はじめまして
福岡放送局の野口葵衣と申します。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
あ そうですか。
はい。
ブラブラするだけです。 大丈夫です。
ブラブラしてりゃいいですから。
はい。 ウフフフッ。
野口さん 先輩たちに負けないように
頑張って下さいね~!
2人が今いるのは
東京は千代田区 紀尾井町にある
ホテルニューオータニ。
まずは ホテル敷地内の日本庭園を
散策してみましょう。
えっ!
(笑い声)
なんで緊張するんだろうね。
(笑い声)
あ どうも こんにちは。
おはようございます タモリさん。
よろしくお願いします。
元ホテルマンで
定年後に お庭係に転向。
合わせて58年間
この庭を見守ってきた
生き字引です。
こちらも…
ここ 一度 俺…
(笑い声)
残念。
あるある 思い出した。 ここ来たくて…。
ああ そうなんですか。
そうですね よくご存じですね。
よくご存じで…。
(笑い声)
そう聞いておりますが。
はい。 それでは その…
あ はい。
どうぞ。
タモさん さすが!
この料亭は 皇族の屋敷跡を
戦後に大谷さんが購入し
住んだ場所だったんです。
その大谷さんが
ホテルニューオータニ創業者の
大谷米太郎。
もともと鉄鋼業で財を成した実業家です。
1964年の東京オリンピックのときに
大谷家の敷地に建てられたのが
こちらのホテルだったんです。
これね…
一大ブームになりましたですね。
はい もう行列で。
回るって 何が回るんですか?
床が回る。
レストラン 回るんですか?
回るんですよ。
えっ 座ってたら?
ええ 座ってたら こう ずっと。
ああ それで。
へえ~ すごい。
回転レストランがあったのは
ホテル17階の ここ。
景色を楽しむために
レストランを回転させるって
すてきですね~。
(後藤)こちらの庭園
ご案内させて頂ければと思います。
はいはい いい機会ですから。
入れるとは思わなかった。
で やはり…
はい。
そう! 実は こちらの日本庭園
大名の屋敷跡につくられたもの。
東京の真ん中に これだけの敷地
すごいな~。
実は この大名の屋敷
今日のテーマと深い関わりが。
吉橋さん お願いします!
あっ。 どうぞ。
これはどうも 恐れ入ります。
あっ ありがとうございます。
ありがとうございます。 すいません。
申し訳ございません。
(笑い声)
おぉ~ 「大名屋敷は東京に何を残したか」
っていうことですね。
あ そっか。
うん。
何を残したか…。
おお!
へえ~。
紀尾井町。
そう。 紀伊 尾張 井伊
3つの大名の頭文字を取って
「紀尾井町」。
ホテルニューオータニは 井伊家の
大名屋敷の跡に建っているんです。
実は 東京には大名屋敷の跡が
さまざまな いきさつを経て
数多く残されています。
何を残した… あっ。
≪タモリさん お久しぶりです。
お久しぶりです どうも。
またまた。
東京の歴史に詳しい専門家です。
去年
2階建てバスで巡った
「江戸城」の回に続いての
登場です。
(後藤)はい 彦根藩の…。
ところで 野口さん。
はい。
え~ なんでだろう?
なんか こう…
そういう感じですか?
あ~ それもありますね。
それはありますね。
ああ~ あります。
江戸時代 全国の大名たちは
それぞれの領地と江戸とを
1年おきに
行き来していました。
江戸の大名屋敷は
参勤交代で江戸に滞在する大名のために
つくられた屋敷のことです。
(笑い声)
そうなんですか。
ええ。
(後藤)そして…
うん。
そうすると…
(後藤)そうです はい。
それで…
これを 私…
…と呼んでる。
(後藤)まさにそうです。 居抜き物件です。
居抜き物件ですよね。
こんなに…
(後藤)そのとおりでございます。
(笑い声)
大規模な居抜きが行われた…
「墨引」という
江戸の町奉行が管轄する範囲で
見てみると…
なんと その面積の半分以上が
大名屋敷の敷地だったんです。
大名は皆 屋敷を複数与えられ
多いときには なんと1, 500軒!
今日は 「東京の基礎」とも言える
大名屋敷の痕跡を
都内を巡って探しましょう!
タモリさん 何を…。
えっ!
やります。
あの…
はい!
あ いいですね!
始まりました 「ブラタモリ」!
2階建てバスで巡る 大名屋敷!
実は 東京の町は
どこもかしこも大名屋敷の跡地だらけ!
六本木ヒルズも 東京ミッドタウンも
青山霊園も
ぜ~んぶ 大名屋敷!
東京の町に残った
江戸時代の大名たちの痕跡に
タモリさんが迫ります。
今日は 都内でゆったり「ブラタモリ」!
♬「ハロー ハロー お元気?」
♬「今夜 なにしてるの?」
♬「TVなんか 見てないで」
♬「どこかへ
一緒に行こう」
♬「だからもう I love you so」
♬「I’d love to be
back in your heart」
♬~
それでは 2階建てバスに乗って
大名屋敷の痕跡を探しに行きましょう!
まずは 紀尾井町のお隣 永田町にある
井伊家の
もう一つの屋敷跡を目指します。
堀。 堀ですね。
(後藤)お堀です。 弁慶堀。
へえ~。
貸しボート屋さん。
気持ちよさそう。
ここ でも…
(後藤)そうですね。
高速が渡ってるし
青山通りは こう
立体で向こうに抜けていくしね。
(後藤)タモリさん。
はい。
ええ。 こっち側がお堀だったですよね。
(後藤)そうです はい。
この辺が。
それでは 江戸城の範囲を
前任の浅野アナと おさらいです!
(後藤)浅野さん…
(浅野)江戸城… この真ん中の
「御城」って書いてある所ですか?
(後藤)はい。
タモリさん 江戸城の範囲って…。
(後藤)そうなんです。
(浅野)え~! 広いですね。
広いですよ。
そうなんです! この外堀通りが
江戸城の中と外の境界線。
もちろん
江戸城内が重要な場所なんですが…。
さっき行った紀尾井町も
これから行く永田町も
井伊家の屋敷は どちらも
重要な江戸城内にあるんですねぇ。
(後藤)右手が日枝神社。
日枝神社。
(後藤)バスは 山をのぼっていきます。
最近は そうでもないですけど…
(後藤)あっ そうですね。 はい。
へえ~。
新しいこと始めるときに
御利益があるんですか?
なんだかね 来てましたね。
(後藤)どちらの…。
高校なんですけど分かりますか?
(後藤)はい そのとおりでございます。
都立の名門 日比谷高校には
江戸時代 大阪の岸和田藩 岡部家の
屋敷がありました。
お次は?
(後藤)右手前方 ガラス張りの建物
何か分かりますか?
(後藤)そうです そのとおりです。
(後藤)野口さんの出身地
新潟ですけど
大名屋敷がありました。
なんか… いいですね。
首相官邸の内藤家に 日比谷高校の岡部家。
この辺りには
大名屋敷が多かったんですね~。
(後藤)これから
左をご覧になって頂く…。
何でしょう?
大きい建物が
国会議事堂が見えてますけれども
実は…
なぜかっていうと
家康の三女 娘さんを
浅野家に嫁がせているんです。
うん… 嫁ぎ先?
(後藤)はい。 いわゆる…
(後藤)ということもあって この所に…
永田町は
徳川にゆかりのある大名が集まる
大名屋敷の町だったんですねぇ。
そんな永田町の中でも
特に開けた空間が 今回の目的地。
皇居と国会の間にある
井伊家の もう一つの屋敷跡です。
まずは この場所をよく見ると
井伊家が すごい大名だったと分かるので
探ってみましょう!
ああ~ そっか。
ここら辺は
全然歩いたことがなかったです。
いや なかなか歩かないですね。
まあ 歩くことはないですよね。
でも 気持ちいいですね。
(後藤)そうですね。
いいとこですね ここは。
ねえ。
(後藤)そうなんです。
野口さん この…
井伊家の屋敷跡から
内堀を挟んで向かいにあるのが
現在の皇居。
江戸時代は
将軍の住まいや
仕事場があり
特に
重要な場所でした。
(後藤)櫓があるのが。
あっ あります あります。
(後藤)あれが 桜田門。
聞いたことあるだけです。
ちょうど…
そうなんです。 出発して…
歴史的なとこですよね。
そうですね。
広いですね。
あ~ やっぱ これ見えますね。
すごいですよね この風景は。
すばらしいと思います。
そうですね ちょうど。
それを「上屋敷」と…。
そうです 上屋敷。
上屋敷。
大体…
…ってことですか。 うん?
(後藤)バ… バリキャリ?
あ 「バリキャリ」っていうんだ。
(笑い声)
あっ アナウンサーが
こんな言葉 使っちゃ駄目かもしれない。
いやいや いいですよ。 バリキャリ。
(笑い声)
江戸城周辺は
バリキャリ大名の
上屋敷が密集する
オフィス街。
井伊家の屋敷のある場所は その中でも
どう すごかったんでしょうか?
(後藤)ちょっと その…
(後藤)ちょうど
まあ 三宅坂っていうんですけども
ここに大きな谷が…
…っていう様子が この風景からも
見て取れるんじゃないかな
というふうに思います。
まあ これが…
(後藤)黄色い所が 台地の高台
青い所が 低い場所。
この…
よく こういうとこ
利用するんだよね。 う~ん。
(後藤)そのとおりなんです。
(後藤)そうですね はい。
そう! 地形図を見ても分かるように
江戸城内の地形は 東に広がる低地と
西側の台地に分かれています。
よく見ると 江戸城の本丸は
西側の台地の先端にあります。
そして井伊家の屋敷は 谷を挟んで
城の中心部に近い 高台にあったんです。
どうですかね?
この風景は。
内堀ですからね…
まあ 高いとこで…
そうですね。
ここね。
地形図と古地図を見比べると
さらに 井伊家の重要度が分かります。
高台にある大名屋敷の中でも
特に広い敷地を与えられていたんです。
(後藤)結構 はい。
結構広いんだ これ。 う~ん。
現在 これの一部ですよね。
そうですね 今 この辺りですから。
ものすごい広い。
へえ~。
(後藤)どうですかね?
井伊家の この屋敷の重要度が
お分かりになりましたでしょうか?
うん。
で なおかつ…
近いです。
(後藤)そのとおりです。
そのとおり!
江戸城内の台地で
大名屋敷があるのは このエリア。
その中でも 井伊家は
城に近く 広大で周辺を見渡せる
まさに1等地に屋敷を構えていたんです。
そして さらに 井伊家が
どれだけ幕府から信頼されていたのか
この古地図を見ると分かるんです。
今いる上屋敷が ここで
紀尾井町の屋敷が ここです。
(後藤)こちら 内堀が目の前にあって…。
あっ。
桜田門。
(後藤)桜田門がある。
さらに…。
おお~。
(後藤)
これ 実は…
こっちを通っていたんです。 桜田門の。
で 赤坂門は…。
(後藤)という…
なるほど。 これね。
はい。
確かに。
2つの門と
2つの街道。
井伊家は
江戸城防衛の要を
幕府から
任されていたんです。
そこを任されてるということが
あるんですね。
どれだけ重要視されてたか
ということだね。
結構…
彦根藩で井伊家が
どんな役割を担ったのか
前に見ましたよね~。
ちょっと これ違いますね。
東側の景色をですね ちょっと
見て頂きたいと思うんですけども…
東 はい はい。
すぐそこだもん 琵琶湖。
ああ そうでしょうね。
彦根があるのは
東の山々と
西の琵琶湖に挟まれた
狭い場所。
中山道や北国街道
といった主要な街道は
彦根を通らざるをえないため
人の行き来や
物流を一手におさえられる
とてもいい場所だったんです。
さらに家康は 井伊家に
ある特殊任務も担当させていました。
彦根藩には
京都にいる天皇に何かがあったとき
警護する役割がありました。
陸路を使えば
僅か1日余りで京都に到着。
さらに 琵琶湖を
船で行った場合は
なんと6時間で
駆けつけることが
できるんです。
彦根藩 井伊家は いざというときに
頼りになる存在だったんです。
徳川幕府の太平の世を
家康は井伊家に託したんですねぇ。
…ということを
説明をしたかったというところなんですが
ご理解…。
よく分かります。 これ見てると。
よく分かりました。
これ…
あ これ 家紋。
う~ん… あっ こっち ついてないですね。
さっき
こう 四角いマーク。
やっぱり江戸城に近いほうが
上屋敷ですね。 そうそう。
それで こう書いてあると…
え~ タモリさん すご~い。
じゃないと これ…
それで こっちが
入り口ですよ!って
入り口のほうを向いて
書いてあるわけ。
なるほど! だから こう
横向いたりしてるんですね。 ああ~。
とんでもないことになるよ
この辺から ず~っと こう来ると。
(笑い声)
えらい歩かなきゃいけないから。
確かに そうですね。
だから うまいことできてるんですよ。
この地図は。 へえ~ 面白い。
面白いでしょ? この道。
面白い!
江戸時代の地図は。
はい。
そんな まあ…
(後藤)何百年も時を隔てた現在でも
重要な場所。 場所ですね。
(後藤)という 痕跡っていうんですかね…
あっ あるんですか。
あるんです。 えっ。
ああ。 あるんですか。
ぐるっと見渡して
なんか気になったものが
ございませんかね。 えっ…。
(後藤)あ~ はい。
ちょっと あそこまで。
歩きましょう。
(後藤)行きましょう。
なんか 石でできてる…。
何ですか? これは。
はい。
建物の この上の。
ああ~。 ああ…。
(後藤)はい。
タモさん さすが!
この場所には 「水準原点」という
標高の基準が保管されているんです。
これが この場所が重要だと分かる
証拠なんですが…
まずは この「水準原点」とは何なのか
探っていきましょう!
案内してくれるのは…
「つくば」の回でも登場した
地理のエキスパートです。
野口さん。
ないです。
タモリさん いかがでしょう?
(大木)あ~ さすがですね。
土地の高さ つまり…
…と言っても いいのかもしれません。
一度 来たいとは思ってたんですけど
ここにあるんですね。
おっ…。
えっ…。
はい。
これ 基準となってるわけですよね。
近くに行って見て頂くと…
(大木)…の本体です。
(野口 タモリ)ん?
(大木)赤い線が引いてありますね。
はい。
(大木)
そこの高さが 日本の標高の基準です。
この目盛りの「0」が水準原点。
全国各地の標高は
ここが 24.3900mであることを
基準にしているんです。
(大木)野口さん…
分からない。
(笑い声)
測量…。
タモリさん どんな感じでしたか?
結構 こうやって やってますよね。
(大木)そうです そうです。
こうやって のぞきますね。
棒。 棒を持って。
町なかで 時々見かけますよね?
測量に使うのは
「水準儀」という望遠鏡のようなものと
「標尺」という長い定規です。
やっていることは 実は単純。
まずは 標高を測りたい所に
標尺を立てて
水準原点との間に
水準儀を設置します。
そして
水準儀をのぞきながら
高さを水準原点に
ぴったり合わせます。
そのまま
水平に標尺に向くと
赤いラインが
水準原点と同じ高さに。
だから 標尺の目盛りを読めば
その場の標高と水準原点との差が
分かるんです。
これを繰り返せば
日本全国あらゆる場所の
標高が測れるんです!
あ?
(笑い声)
(大木)タモリさん 標高って何でしょう?
標高?
はい。
どこからをもって 3, 778っていうのか
っていうのが分かんないでしょ? はい。
うんうん…。
それで 24.3900もあるから
それも足すわけですね。
(大木)そうです。
ここから測って ありますよと。
正確に言うと ここから この赤い…。
東京湾って…
この赤い線。
で そこから ということですよ。
分かる?
分か… 分かりました…。
(笑い声)
詳しく説明すると
日本の標高0mは 東京湾の海面なんです。
でも 海は満ち引きがあるので
一定ではありません。
数年かけて
海面の高さの平均を測り
標高0mとしました。
そこから 高さを計算して
この場所につくられたのが
国が定めた標高の基準
「水準原点」なんです。
(大木)離島を除けばですね
日本の山の高さなど…
すご~い。
そうなんです。
どんなに離れてても
もとをたどると ここにくるんですか?
もともとは ここから。
ええ~。 なんか…
(笑い声)
(大木)知りたいですね。 あれば。
富士山の標高の他にも
鉄道の路線や
高層ビルの建設現場など
精密に高さや水平を測るには
この水準原点が 欠かせない存在なんです。
なんか
すごいですね~。
では ここで…
実際に…
それでは 国土地理院が誇る
水準測量のエースに
お願いしたいと思います。
(タモリ 野口)よろしくお願いします。
(大木)では のぞいてみましょう。
じゃあ 私は あちらで。
はい。
ん? ああっ…
すごいな。
ああっ!
(大木)ここが0の位置です。
えっ 分かるんですか?
あ そうですか。
(大木)
数字も読むことができますか?
いえ。 ちょっと…。
黒い数字と 横に… ありますよね。
はい。
横の線と あと目盛りのほうが全部
赤い線が いっぱい引いてありますので
赤い線と
この こっちの十字の線と合わせて
横の線で大体 今 1mmぐらいのとこに
見えてるはずですね。
0よりも ちょっと…。
ん?
あ~ ほんとだ。 うわ~。
え~ 見て。 ほら。
うお~お!
あっ。
すごい これ。
あっ 面白い。 (笑い声)
(笑い声)
たのしい? たのしいか これ。
(笑い声)
(測量士)
ちょっと おっきくして見てみましょうか。
すご~い。 こうやって測量するんだ。
これ これから拡大できるわけですか。
おっ きた!
ほんのちょっとで違うね。
きてる… おっ。
きた きた きた…。 それで…。
ぎりぎり これが…。
うん。 分かる 分かる。
水準儀の黒い線を ミリ単位で調整して
赤い目盛りの「0」
つまり 水準原点を狙っているんです。
目盛りを読み取れたら
180度 反転し
反対側をのぞくと…。
ああ~。 なるほど。
これは はっきり分かる。
(測量士)それはV字の…。
1m V字のとこですね。
1m。 ああ 分かる
これは はっきり分かる。
1cm刻みの目盛りを
見てみると
黒い線が 139を指しています。
これは 水準原点との差
1.39mを表しています。
水準原点の
24.3900mから
この1.39mを引いた
23mが
標尺を置いた所の
標高なんです。
知らなかった。
で こう 次々やっていくんだ。
はい。
え~と…
(笑い声)
(大木)では これが「ブラタモリ水準点」。
水準点。
(笑い声)
先ほど 景色を眺めた
「井伊家の上屋敷跡」
その標高は一体いくつなんでしょう?
水準原点から見て
マイナス0.9051mとなり
こちらの標高が 23.4849mとなります。
(タモリ 野口)おお~。
(大木)ということで
ブラタモリ水準点の高さが決まりました。
決まった。 へえ~。
(拍手)
(大木)彼らのような…
はあ~。 へえ~。
お近くの標高 高さも
全ては ここから同じ作業をして
決まっていくということを
理解して頂ければ ありがたいですね。
すごい。 ありがたい感じがしますね。
ありがとうございました。
ありがとうございます。
測量という高度な技術を支える
地道な作業。
タモリさんがブラブラ歩いて
鉄道や土地の成り立ちを
読み解いたりできたのも
水準原点と…
それでは あの また…
まあ そもそも…
そういう地図関係の。
(後藤)そうですね はい。
そう。 ここに水準原点が
置かれた理由には
ある組織の存在が…。
そのヒントが 水準原点の裏にあるので
見てみましょう!
(笑い声)
あっ こうだ。
(笑い声)
(後藤)ちょっと その
事前に撮影したパターンがあるので。
え~と はい
ここに書いてありますけども
「参謀総長 陸軍大将
大勲位熾仁親王」と
書いております。
はあ。
重要なのが この「参謀総長」。
(後藤)そうです はい。
そう この場所には
時代が明治に変わってからも
国を守る場所として
旧日本軍の中枢
参謀本部が置かれていたんです。
測量で得られる国土の情報は
敵に知られてはならない最高機密。
だから 水準原点は
江戸時代に井伊家の屋敷があった
高台で地盤もよい この場所に
つくられたんですねぇ。
(後藤)そうですね はい。
…ということが言えるのかな。
江戸時代から
我々が生活をしてる令和に至るまで
実は この一帯というのは
国の中枢が置かれる
すごい場所だったんです。
ご理解…。
はいはい。 分かりました。
大名屋敷が東京に残したのは
海外のVIPが多く利用する…
そして 水準原点という知られざる…
江戸の半数以上を占めた大名屋敷が
さまざまな変遷をたどり
「東京の基礎」となっていったんですねぇ。
そんな大名屋敷 まだまだあるんです!
ここからは…!?
(後藤)題して 「1周40分
2階建てバスで行く 江戸の名所巡り
大名屋敷ツアー」 お楽しみ下さい。
行きましょう。
(笑い声)
(後藤)まあ というのも
ただの観光のように
思えるかもしれませんけれども
こちらをご覧下さい。
ここに「名所江戸百景」と書いてあります。
まあ これ…
まあ 観光名所の一つだと。
まあ こういうふうに…
それはね 江戸は やっぱり
旅の人もいるけども
こういう…
結構 あれが多いんですよね。
(後藤)そう あっ… まさに。
(笑い声)
観光してるんですかね。
どっかで 3年 こっちに
幕末に来てるんですよ。
(後藤)そうですね。 有名な日記が。
飲み食いのことしか書いてない。
そんな大事なことを。
どこ行って 何食って 何飲んだと。
3年ぐらいしか いないんだから…
(笑い声)
ここからは
江戸を訪れた地方の武士と同じく
観光気分で行ってみましょう!
と 今週は ここまで!
ごめんなさい。
モニターで 「ぐしゃ~ん」って音がしたよ。
(笑い声)
(笑い声)
嫌だと。
♬「未来の あなたに」
♬「幸せを 贈る」
♬「記憶と 想い出を」
♬「花束に 添えて」
♬「ひとときの 夢を」
♬~
旅のお供…
Source: https://dnptxt.com/feed/
powered by Auto Youtube Summarize