プロフェッショナル「小栗旬スペシャル」[解][字]…の番組内容解析まとめ

出典:EPGの番組情報

プロフェッショナル「小栗旬スペシャル」[解][字]

俳優・小栗旬に密着400日。初主演を務める大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の舞台裏。撮影100時間を超す長期取材で、知られざる小栗の素顔に迫る72分スペシャル!

番組内容
密着400日、小栗旬の素顔に迫る―。ドラマや映画、舞台で活躍を続ける俳優・小栗旬。初主演を務める大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(北条義時役)の舞台裏に完全密着した。「撮られたくないものはない。聞かれたくない質問もない。」取材初日、小栗はこう言い放った。そしてその言葉どおり、稽古場から移動の車中まで、カメラを全て受け入れた。NGなしの真剣勝負。39歳、等身大の素顔。最後の最後に見つけた、小栗の流儀。
出演者
【出演】俳優…小栗旬,新垣結衣,大泉洋,横田栄司,【語り】橋本さとし

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化

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  1. 取材者
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  16. 覚悟
  17. 稽古
  18. 取材
  19. スタート
  20. スタッフ

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

その男の密着取材は
おととしから始まった。

(取材者)おはようございます。

はじめまして よろしくお願いします。
よろしくお願いします。

俳優 小栗 旬。

これまでの主演作は 実に49本。

(花沢)ま~きの。

甘いマスクのクールな役から…。

クセの強い役まで。

おらぁ!

うりゃ~!

人生が ほほ笑んでいる!

常に スポットライトを浴びてきた
スター俳優。

俺は まだ… 生きている!

その小栗が今回 満を持して
大河ドラマの主演

北条義時を演じる。

300は難しくとも

明日までに
200は そろえます。

坂東は 平家に与するやつらの思うがまま。

飢きんが来れば 多くの民が死にます。

だから 我らは立つのです!

(取材者)
よろしくお願いします。

開口一番 意外なことを口にした。

(笑い声)

当代きっての人気俳優は
イメージとは違う人のようだった。

(調教師)この時に 外に出して。
密着させて。

(調教師)もっと体起こして 手綱使って。
そうそうそうそうそう。

(取材者)小栗さん…

(取材者)ああ…。

取材を始めるにあたり 尋ねた。

(取材者)
長期密着なんですけど 小栗さんが…

一番撮られたくないところ…。

(取材者)へえ~。

あと もう一つ聞きたいのが…

(取材者)ああ。

NGなしの真剣勝負。

人間・小栗 旬の 裸の素顔に迫る。

(助監督)本番! 用意…

スタート!

このままでは!

あぁ~!

♬~

♬~

去年2月 殺陣の稽古が始まった。

(取材者)おはようございます。
よろしくお願いします。

よろしくお願いします。
≪お願いします。

小栗が初めて務める 大河ドラマの主演。

上段構えて 斬って

落として 斬る。

今回 演じる北条義時は
鎌倉幕府を盤石にした人物だ。

その波乱万丈の生涯を
10代の少年期から演じる。

おお! いいね~。

(笑い声)

よろしくお願いいたします。
お願いします。

♬~

1週間後。
自主的に日本舞踊の稽古も始めた。

♬~

大丈夫ですか? はい。
もう一回いきます?

♬~

この稽古場は
いつでも稽古に没頭できるよう

自宅近くに建てた。

♬~

2時間の稽古を終えると
自らに課した100回の素振り。

(取材者)へえ~。

「ストイックな男」。
それが小栗の第一印象だった。

(鳥のさえずり)

(トレーナー)いいね 浮いてるねぇ。

役作りのため 肉体改造にも取りかかった。

ハンマーをたたきつけ
刀を振っていた武士の肉体に近づける。

(取材者)小栗さん…

いや…

(取材者)あ そうですか。

(取材者)え~。

(取材者)そうなんですか?
うん。

(鳴き声)

突然 「芝居は下手くそだ」と口にした小栗。

(取材者)いや…
むしろ それをお聞きしたいんですけど。

(笑い声)

(調教師)はい 止まる。

小栗は どんな役も演じきる実力派として
出演オファーが引きも切らない。

だが その内面には
悩みや不安を抱えているようだった。

う~ん だから なんか…

(取材者)へえ~。

(一同)おはようございます。

クランクイン1か月前。

小栗の呼びかけで
大河ドラマのスタッフが集まった。

ちなみに…

北条義時は 源 頼朝の右腕として成長し

武士の頂点に立った男。

だが 残された資料は少なく
役作りは難しい。

小栗はスタッフの話に耳を傾け
人物像を練り上げていった。

クランクイン直前。

小栗は手がかりを求め
北条義時ゆかりの地を巡っていた。

よし。

♬~

(笑い声)

帰りの車中。

気になっていたことを尋ねた。

(取材者)ふ~ん。

(取材者)ふ~ん。

進むべき道は どこか。

迷いの中 1年4か月に及ぶ
大河ドラマの撮影が幕を開けた。

(取材者)おはようございます。
お願いします。

おはようございます。
お願いします。

よろしくお願いします。
お願いします。

あ そっか。 そうだ。

撮影現場に入ると
小栗の新たな一面が見え始めた。

私 名字です。
ミヤギなので。

ササメです。

小栗は まず
200人近くいるスタッフの顔と名前を

全て覚えるという。

ザーサイって なんかね…。
(笑い声)

よろしくお願いいたします。

(助監督)まずは 俳優部の皆さんを
ご紹介させて頂きます。

我らが主役 北条義時役 小栗 旬さんです。
よろしくお願いしま~す!

(拍手)

(笑い声)

(助監督)大河ドラマ「鎌倉殿の13人」
クランクインです!

よろしくお願いします。
(拍手)

(助監督)はい 本番! 用意… はい!

伊東の兵が こちらに向かってきます!

爺様に悟られたか。

佐殿を引き渡しましょう。

(助監督)はい カット! OK!

大河ドラマは 歌舞伎役者や芸人など

さまざまなバックグラウンドを
持つ者が集う 独特の現場。

何ですか その格好は!
そんな姿で皆様の前に出てはなりません。

その全体を引っ張るのも
主演である小栗の役目だ。

工藤殿ではないですか。

ご無沙汰を。
どうなさいました?

爺様… いや
伊東祐親殿は来ているかな?

爺様は お見えになっておりませんが
どうぞ 父に会ってやって下さい。

こんな格好で よろしいか。
父も喜ぶと思います。

「父も喜ぶと思います。 さあ…」。

初日の撮影を なんとか無事に終えた。

(取材者)ああ~。

(取材者)あ~
そうなんですね。

撮影3日目。 小栗が あることを始めた。

その日の印象的な出来事を
自分のマスクに手描きする。

(笑い声)

共演する大泉 洋から
パンの差し入れがあった日には…。

法皇様が私に… 助けを求めてこられた。

条件は そろいました。

見たこともない
大軍勢になりますね!

(笑い声)

(笑い声)

(笑い声)

最初は ただの遊びのように思えた。

だが 実はそれは 小栗なりの
コミュニケーション方法だった。

(取材者)ああ ほんとですか。

(取材者)そうなんですか。

小栗の言う「いい俳優」とは何か。

なぜ これほどまで自分を卑下するのか。

(取材者)小栗さんは…

フッフフフ。

これね…

プロデューサーに
「全然 撮れ高ありません」。 マジで。

「ちっとも いいこと言いません
あの人!」。 (笑い声)

トゥーンみたいな。

トゥーン 何とか…。

♬~

(小栗)絶対ないもん。

小栗に はぐらかされる日々が続いた。

(助監督)はい 用意 スタート!

しかと 受け取った。

(助監督)カット! OK!

(笑い声)

危な~い!

(笑い声)

(取材者)番組 見たことあります?

(笑い声)

あれ? こういうの いらないんだっけ?
(笑い声)

しかし この日の午後 変化が訪れた。

ああ… 時間 何時ぐらい?
(取材者)えっと…。

小栗は ディレクターの妻が
明日 出産だと知り

立ち会えと言う。

のちのちね。

その夜 小栗から部屋に呼び出された。

(取材者)お邪魔します。
(小栗)どうぞ。

♬~

(取材者)なんか こう…

(取材者)う~ん。

(振動音)

その時
小栗の妻から電話がかかってきた。

(山田)もしもし。
はい。

絶対帰れっつって。

そうだろ?

うん。

(取材者)帰ります。

そして 小栗は胸の内を語り始めた。

(取材者)はい。

うん…。

(取材者)うん。

そんな内気な少年が出会ったのが
演劇だったという。

♬~

(鬼塚)おう のぼる。

15歳。 人気ドラマ「GTO」に出演し
注目を集める。

もし 先生がクビになったら

今より もっといじめられるよ 僕。

そしたら 学校にも行けなくなるし。

だが…。

(取材者)何が 続けたくて…。
え?

うん…。

(取材者)へえ~。

(取材者)はい。

翌日 ディレクターは取材を中断し
出産に立ち会った。

この日の現場は 雨が降りしきり
撮影は難航していた。

(助監督)用意! スタート!

来たぞ!
おう!

なりたい自分と 実際の自分とのギャップ。

理想と現実のはざまで
小栗は もがいていた。

「姫! 振り落とされないように
気をつけて!」。

姫!
振り落とされないように気をつけて!

♬~

明くる朝。

(取材者)おはようございます。
おはようございます。

何事もなかったかのように
密着取材は再開した。

♬「まっかに燃えた」

♬「太陽だから」

(取材者)はい。

♬「時の過ぎゆくままに」

♬「この身をまかせ」

♬~

この日を境に 小栗の秘めた覚悟が

少しずつ
見え始めた。

♬~

ああ
そうか そうか。

そりゃ そうだよ。

結局 やっぱり
自分の中にあるマグマだよね。

うお~!

そうだね。

♬~

♬~

♬~

この人は…

♬~

7月下旬。

密着取材は 壁にぶつかっていた。

(助監督)はい 用意… はい!

追ってきた。

小栗が悩みと覚悟を抱いていることは
分かった。

しかし それを
どう演技に込めようとしているのか

つかめないでいた。

(取材者)うん。

う~ん。

そうね。

(取材者)そうですよね。

♬~

「なぜ 俺がここにいるのか 教えてくれ」。

♬~

その答えを探るため
重要な撮影現場に密着することにした。

この日は 小栗演じる北条義時が

思いを寄せる姫君に

とっさに嘘をついて怒らせる場面。

(助監督)はい 用意… あい!

佐殿は ここには お見えになりません。

もっと まともな嘘をつきなさい!

私は命懸けで ここに来ている。

父に とがめられれば
自害する覚悟もあった。

なぜ あなたも命懸けで
嘘をつかない!

リハーサル後 小栗が珍しく演出に尋ねた。

なるほど。

あ そうですね なるほど なるほど。
分かりました。 はい。

(取材者)何に迷われたのか。

いつか また会える日が来ることを
祈っています。 以上。

小栗が気にしていたのは
共演相手のことだった。

もっと まともな嘘をつきなさい!

(助監督)本番。 用意 はい!

佐殿は ここには お見えになりません。

佐殿からのお言葉です。

思いのほか 北条の守りが厳しく
とても館を抜け出せそうにありません。

必ず また会える日が来ることを
祈っています。

以上。

もっと まともな嘘をつきなさい!

私は命懸けで ここに来ている。

父に とがめられれば
自害する覚悟もあった。

なぜ あなたも命懸けで嘘をつかない。

「なぜ あなたも命懸けで嘘をつかない」。

小栗は常に 周りのことを
一番に考えているようだった。

♬~

(取材者)小栗さん 何か…

思えば 撮影中 小栗が楽屋に戻ることは
ほとんどなかった。

出番の合間は 共演者に
積極的に声をかけていた。

ぐっと。
ぐっとね。

小栗の周りは いつも楽しそうだった。

ハハハ。

ああ もう やっぱり…

(助監督)はい カット!
はい OK チェックです!

我々は
坂東武者のために立ち上がったのです。

(助監督)OK チェック!

1週間後。

小栗に尋ねた。

(取材者)う~ん。

うん そうだね。

(助監督)そういうの いらないです。
(笑い声)

そうでしょ。

そうだね…

いつからなんだろう。

(取材者)細川さん。

(取材者)ふ~ん。

(取材者)う~ん。

小栗は15歳で ドラマ「GTO」に出演後
売れずに くすぶっていた。

そんな時 出会ったのが…

…って言われて。

コメツキバッタみてぇに
そこら中 頭下げて回ってよ。

もう これ以上 たけぇ金払って
学校行く意味なんかねぇんだよ!

♬~

それから2年後 細川さんは亡くなった。

かわいいじゃん。

小栗が「花より男子」を皮切りに
ブレイクを果たしたのは

その後のことだった。

♬~

(取材者)うん…。

…なんて たまには
ちょっと真面目に語っちゃったりしてね。

(取材者)フッフフフ。

行くよ!
(取材者)は~い。

おはようございます。
おはようございます。 お願いします。

取材を始めて 9か月。

あと少し もう少しで
答えがつかめるかもしれない。

重要な撮影現場に 更にカメラを近づけた。

この日は
父を侮辱され 悔し涙を流す場面。

時政 お主も今回の謀反に
加わったのではないか。

めっそうもない。

少しでも その疑いあれば
そなたは… 打ち首!

父上…。

持って帰るぞ。 集めろ。

(助監督)カット! OK!

撮影後。

(取材者)そうですか。

更に…。

義時が最愛の兄の死を悟る 山場の撮影。

(助監督)本番。 用意… あい。

兄上は これを取りに館に戻られました。

ごめんなさい。
ちょっと気になる。 ごめん。

(取材者)失礼しました。

(小栗)え?

(取材者)いやいやいや めっちゃ…。

よし お疲れさま。
(取材者)お疲れさまです。

取材を中断した。

♬~

それから 1か月半後のことだった。

小栗から連絡が入った。

自分の思いを 率直にぶつけた。

(取材者)なんか…

(取材者)う~ん。

(取材者)小栗 旬は死んだんですかね?

(取材者)昔は違いました?
うん。

♬~

小栗は今も 飢えていた。

(助監督)用意 あい!

≪御所に攻め入り
鎌倉殿を亡き者にせんと たくらんだ。

武衛…。

≪小四郎 来れば お前も斬る!

撮影は 今日も続いている。

佐殿は見てくれてるんですけど…。

しばらく沈黙があるから…。
で ここで…

なるほど
なるほど…。

悩みながら もがきながら。

それでも 小栗 旬が 今 ここにいる理由。

(助監督)本番。 用意 あい!

(争う声)

≪小四郎! 来れば お前も斬る!

♬~(主題歌)

♬~

フフフフ…。

(取材者)意外とって何ですか。

(笑い声)

う~ん。

(笑い声)

(笑い声)

(取材者)それでは最後にお聞きします。

小栗さんにとって
プロフェッショナルとは…。

ないよ。

(取材者)プロフェッショナルとは ですか。
うん。

はあ~。

プロフェッショナルとはの流儀なのかも
よく分かんないけど…。

自分にとって何ですかって言われたら

恩返しかな。

うん。

なんか ここまで自分を
連れてきてくれた人たちへの恩返し…。

全部が それかな。
ここまで連れてきてくれた人たち。

それは 応援してくれた人も
自ら手を差し伸べてくれた人も

今 一緒に闘ってくれている人たちも

なんか そういう人たちへ
一個一個 こう…

恩を返していく先に

自分の この仕事においての

プロフェッショナルっていうものが
あるのかな。

(取材者)ありがとうございました。
はい どうも ありがとうございました。

≪ありがとうございました。

♬~

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