ガイアの夜明け【地方創生の切り札!『道の駅』のいま】[字]…の番組内容解析まとめ

出典:EPGの番組情報

ガイアの夜明け【地方創生の切り札!『道の駅』のいま】[字]

これまで幾度となく道の駅の“進化”を見届けてきた「ガイアの夜明け」が、番組20周年を期にあらためて道の駅が果たしてきた成果と課題を浮き彫りにする。

詳細情報
番組内容
今やすっかり観光の名所として定着した「道の駅」。もとは一般道での休憩施設として1993年に103か所からスタートした。その後、地域の情報発信を目的とし、特産物の直売や宿泊施設などを備えた「地方創生の切り札」として急速に拡大。今や1194ヵ所(2022年2月現在)の道の駅が全国に作られている。
続き
しかし乱立による競争激化で安定的な来場客の確保が難しくなり、「道の駅」の約3割が赤字運営に苦しみ、事業主体である自治体の力量がいま問われている。果たしてブームの「道の駅」は「地方創生」の拠点と成り得たのか…。 これまで幾度となく道の駅の“進化”を見届けてきた「ガイアの夜明け」が、番組20周年を期にあらためて道の駅が果たしてきた成果と課題を浮き彫りにする。
出演者
【案内人】松下奈緒

【ナレーター】眞島秀和
音楽
【音楽】
新井誠志
【テーマ曲】
◆オープニング曲
 「光~ray of light~」(松下奈緒)
◆エンディング曲
 「ナカマ」(小田和正)
「ガイア」とは
ギリシャ神話に登場する「大地の女神」を意味し、後にノーベル賞作家のウィリアム・ゴールディングが「地球」を指して“ガイア”と呼んだことから「ガイア=地球」という解釈が定着している。「ガイアの夜明け」という番組タイトルには、地球規模で経済事象を捉えることで21世紀の新たな日本像を模索すること、そして低迷する経済状況からの再生=「夜明け」を目指す現在の日本を描くという意味合いが込められている。
関連情報
◆ホームページ
https://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/
◆公式Twitter
@gaia_no_yoake
https://twitter.com/gaia_no_yoake

ジャンル :
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事

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  17. ホント
  18. 今回
  19. 施設
  20. 場所

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

今 行列必至の話題の場所。

ここは 日本でいちばん新しい
道の駅です。

お願いします! 道の駅
くるくる なるとの開駅です。

4月 徳島県鳴門市にオープン。

特に人気なのは 地元の特産品
鳴門金時を使った

いもあんぱんに

鳴門海峡の幸を使った 海鮮丼。

そして…。

地方創生の切り札として
進化を続ける 道の駅。

現在 その数は
1, 200近くにも上ります。

しかし近年 赤字や
廃業に追い込まれるケースも。

いったい何が起きているのか?

玄界灘を望む 福岡県・宗像市。

ここに 勝ち組の代表格といわれる
道の駅があります。

オープンと同時に
お客さんが駆けこんできました。

見てください
開店からわずか5分で

この人だかり。

並ぶのは 玄界灘でとれたばかりの
鮮魚。

その数 30種類。

これが飛ぶように売れていきます。

う~ん まとめ買い。

福岡市と北九州市の
中間に位置する 宗像市。

道の駅ができる前は
素通りされる町でした。

しかし 2008年に
ここができたことで…。

昨年度の

2011年から11年連続で

九州地区の道の駅で
売り上げナンバーワンです。

実は 「ガイア」 ここを
9年前にも取材していました。

< いつも週末は このにぎわい。

地元漁師が持ち込む
鮮度抜群の魚介類で

売り上げを伸ばしてきました>

<例えば マダイ。

1匹 400円ほど。

地元でヤズと呼ばれるブリの子ども。
この大きさで…>

鮮度のよさは
今も昔も同じですが

当時 ここのウリは その安さでした。

一方 現在の
道の駅むなかたはというと…。

いかがでしょうか!

漁が解禁されたばかりのマダイ。

値段を見ると ちょっとお高め。

こちらのヤリイカも 強気の値段。

鮮度と質のよさを
前面に打ち出すことで

道の駅むなかたの魚は
ブランド化に成功したのです。

高くても売れる訳を
改めてみてみると…。

近くの鐘崎漁港を訪ねました。

水揚げされていたのは
玄界灘で獲れたばかりの

ピッチピチのマダイ。

生きているうちに
素早く神経を抜き

氷で締めて
活け締めにしていました。

活け締めにされた魚は
すぐに近くの加工場に運ばれます。

家族で漁業を営む

夫と2人の息子が獲った
魚の販売を担当しています。

値付けは自分で。

魚の質は どこにも負けない
自信があるので

強気になります。

水揚げから2時間後には
道の駅むなかたへ。

開店前には
その日の魚を並べ終えます。

ここで魚を売る漁師は
9年前の40人から

3倍の126人に増加。

では 収入は
どのくらい増えたのでしょうか?

道の駅のおかげで

年間2, 000万円を稼ぐ漁師も
生まれていました。

この日は あいにくの雨。

さすがに 客足も鈍ります。

売れ残っていたのは
あの灘邉さんのマダイ。

鮮度をウリにする
道の駅むなかたでは

売れ残った魚は 翌朝までに
漁師が引き取る決まりです。

この現状をなんとかしたいと
思っていたのが…。

道の駅むなかたに転職。

そのときの経験を生かして
新たな試みを始めていました。

それが こちら。

冷凍食品にした…。

大量にぶりが余っていたときに
それを買い上げ

道の駅むなかたのオリジナル商品に
生まれ変わらせました。

すると これが大ヒット。

今も売れ続けています。

そういうこと。

工藤さん いまや
50種類の商品を開発。

こちらも むなかたブランドとして

漁師さんの売り上げに
貢献しています。

そして 去年からは
本格的にネットでの販売を開始。

コロナ禍での巣ごもり需要が
追い風となり

5, 000万円近くを売り上げました。

更に工藤さん 今
あの灘邉さんのマダイを使って

新たな商品を
作ろうとしていたのです。

マダイが余ったときに買い取り

それを切り身にして
瞬間冷凍機にかけること 5分。

これで 旬のおいしさそのままを
閉じ込めることができます。

実は工藤さん
もう一つ 使いたい食材が。

結構ありますね。

目をつけたのは

これも 春から夏に向け
大量に水揚げされます。

マダイとスルメイカを使って 工藤さんは

どんな新商品を作るのでしょうか。

この日 向かったのは…。

あの ぶり大根以来付き合いのある
食品加工場です。

失礼します。

遠いところありがとうございます。
いいえ ありがとうございます。

今回も ここと手を組み

新たなヒット商品を作ろうと
相談にきました。

一応 こういうふうに
持ってきましたので…。

おぉ スルメイカ。
ですね。

早速 開発担当者と
調理方法を打ち合わせます。

これを…。

そうですね。

高級なマダイを使った オリジナル商品。

失敗するわけにはいきません。

余ったマダイとスルメイカを使った

道の駅むなかたのオリジナル商品が
完成していました。

出来上がったのは
マダイが主役のブイヤベース。

エビやアサリも入れました。

工藤さん 誰よりも先に
食べてもらいたい人が。

おはようございます。
あっ おはようございます。

ちょっと
試食していただいても…。

商品開発のきっかけとなった
灘邉さんです。

マダイをね 灘邉さんたちの…。

鯛の味を知りつくしている
灘邉さん。

果たして
どんな評価か気になります。

あぁ そうですか。
よかったです。

ありがとうございます。

道の駅の勝ち組は

地元の漁師との強い絆で
更なる進化を遂げています。

一方 こちらは
房総半島の南西部に位置する

千葉県 鋸南町。

人口は7, 000人ほどで

ランドマークは
房総半島を一望できる 鋸山。

しかし 他には
特に知られた観光地は

ありませんでした。

そんな町を 道の駅が変えました。

オープン以来 町への観光客が
7割も増えたというのです。

東京から車で1時間ほどの
千葉県の鋸南町にやってきました。

今や 町いちばんの人気スポットを
松下さんが訪ねます。

去年は コロナ禍にも関わらず
およそ70万人が訪れました。

ここ 普通の道の駅とは
ちょっと違うんですが

松下さん わかるかな?

見たことありますね。

これは二宮金次郎先生では
ないでしょうか?

併設されている
直売所に入ってみると…。

あら すごいなんか…。

この賑わい。

特に休日は多いんです。

地元農家の新鮮な野菜が
並んでいます。

もちろん 割安。

すごい あっ でも…。
(チャイム)

松下さん 気づきました。

これを見つけちゃいましたか。

もうわかっちゃいました
もともとは 保田小学校。

正解!

この広い直売所

以前は体育館でした。

2014年に廃校になった小学校を
道の駅に作り替えたのです。

松下です
今日はよろしくお願いします。

よろしくお願いいたします。
校長の大塚です。

あっ 校長先生。
そうなんですよ。

ここは…。

インターチェンジのすぐ横という
絶好の立地にある

道の駅 保田小学校。

歴史あるこの学校を
残したいという

町の人の思いもあったそうです。

ここには
子どものころを思い出させる

たくさんの仕掛けがあります。

たとえば 食堂。

小学校といえば…。

そう 給食。

くじらの竜田揚げなどのフライや
優しい味のカレー。

アルマイトの食器に入っています。

たしかに。
そうだった そうだった。

たしかに こうだった。
スプーン こうだった たしかに。

更に松下さん…。

まさしく これは ピアノ。
あぁ すごい!

学校にあった ホントに
古いピアノなんですけど。

開けてみてもいいですか?
はい どうぞ。

えっ すごっ おぉ。
実際に ここで

ミニコンサートなんかも やったりして…。
あっ すごいです。

一応 音鳴るんで
ちょっと聴かせてくださいよ。

あっ すごい。

懐かしい音しますよ なんか。
そうですか?

この道の駅の最大の特徴が これ。

へぇ 1年1組の…。
どうぞ 1年1組に。

あっ…。
登校ください。

どうぞ 入ってください。

えぇ すご~い。

教室に泊まれるんです。

別の場所にお風呂もあります。

お値段はリーズナブル。

ここに泊まるためにやってくる
リピーターも多いといいます。

今回が4回目という

都内からやってきた
井上さんご家族に

ちょっと
ついていってみましょう。

2年1組ですか。

誰もいない教室。

なんだか 日直になった気分です。

泊まれる部屋は 12あるのですが

人気で なかなか予約がとれず

井上さんも
久しぶりなんだそうです。

あれ うまく書けるときもあれば
書けないときもある…。

来るたびにやるのが これ
黒板独り占めです。

こういうこと。
すごいね。

すぐわかんなくて ごめんね。

小学校に泊まることで なんだか
ふるさとに帰ってきた気分に。

道の駅では レンタサイクルで
町に出ることを勧めています。

まずは
近くの漁港を目指しました。

地元の漁業組合直営の海鮮料理店。

獲れたての魚が味わえるんです。

142番さん 失礼いたします。
あっ すご~い。

いくら親子丼ですね。
片づけてね。

なかおち丼です。

海を見ながら食べると
味も格別です。

続いては イチゴ農園が経営するお店。

あぁ すごい。

自慢のイチゴをふんだんに使った
スイーツです。

いろんなものを見て 食べると

鋸南町に愛着がわいてきます。

それが 道の駅 保田小学校の
狙いでもあるんです。

ホント 県外からのお客様も

何か こう自然を求めて
こういう場所に来て

ちょっと
懐かしい気持ちになれてという…。

いろんな気持ちになれる
場所ですよね。

そうですね。

ところ変わって
北海道 伊達市の山あい。

道の駅 世界最大ログハウスの里
とあります。

ウリは 本格的な石窯で焼いた
ジオパークピッツァ。

自動演奏されるピアノ。

そして

大理石づくりの豪華なトイレ。

巨額な投資をした この施設。

ですが 広々とした駐車場には
1台も車が停まっていません。

実は 運営会社が経営破綻し

今年1月
北海道の道の駅で初めて

登録廃止となっていたのです。

1993年
全国103ヵ所でスタートした道の駅。

「ガイア」も これまで数多く取材。

現在は
1200近くにまで増えました。

道の駅は 自治体が建設 所有し

国土交通省に登録された施設。

運営は 民間や第3セクターに

委託されています。

赤字になれば税金が投入される

ことになるのです。

実は 今 全国の道の駅のうち

およそ3割が
赤字に苦しんでいるといいます。

鳴門の うず潮が目の前にある
この道の駅も

かつては
崖っぷちに追い込まれていました。

そのピンチを救ったのは
1人のアルバイト。

地元 淡路島出身の

当時は ホントに

10年前 金山さんは 淡路島特産の
タマネギを前面に押し出すことを

提案します。

はい オーニオン。

って いつも僕たち
言ってたんですよね。

もう1回いきますね。

道の駅と近隣の施設が連携し

さまざまな
タマネギのオブジェを設置しました。

今や 行列ができる
タマネギUFOキャッチャーも

金山さんのアイデア。

(鐘の音)

はい おめでとうございます。

成功すると 1.5kg
650円相当のタマネギがもらえます。

他にはないタマネギ尽くしのアイデア。

家族連れや
若い女性客が一気に増えました。

でも やっぱり
そうなってくると こう…。

金山さんは その後
コンサルタント会社を起業。

赤字に悩む
道の駅を次々と立て直し

再生請負人と
呼ばれるようになりました。

金山さんが手がけた一つが

人口3, 800人の漁業の町
北海道 鹿部町にある

この道の駅です。

日本でも珍しい
天然温泉の間欠泉がシンボル。

6年前にオープンしましたが
初年度がピークで

そのあと売り上げは低迷。

危機感を抱いた町役場は
金山さんに相談。

そこで金山さん
以前から考えていた

ある秘策を導入しました。

おはようございます。

その拠点が ここです。

道の駅再生の秘策 それは

返礼品業務を
道の駅が行うことで

寄付額のおよそ1割を
道の駅の運営に使える仕組みを

作りました。

忙しい生産者に代わって
返礼品のサイトを作成。

写真を撮り
思いや こだわりを書き添えます。

その結果 寄付額は5倍に。

町も潤い 道の駅では設備投資や

オリジナル商品の開発が
可能になりました。

最大のヒット商品が この根昆布だし。

以前 鹿部町は 昆布をウリには
していませんでした。

しかし 金山さんは
その品質のよさに

驚いたといいます。

いけないなというのが
ポイントでしたね。

ここでしか買えない根昆布だし。

品質のよさは 折り紙付き。

はい。

道の駅 しかべ間歇泉公園では
コロナ禍にも関わらず

続いては 九州。

霧島連山を望む

農業と畜産は盛んですが
知名度は低く

観光名所に乏しい町です。

そこで 起爆剤にしたいと
2001年にできたのが

道の駅 ゆ~ぱるのじりです。

5月のゴールデンウィーク。

道の駅が最もにぎわう
シーズンですが…。

開店を待っていたお客さんは
たった1人。

その後も売店は
閑散としていました。

店員さんも手持ちぶさた。

経営に行き詰まった
道の駅 ゆ~ぱるのじり。

課題が見えてきて…。

施設の所有者である小林市は
藁にもすがる思いで

金山さんに再生を依頼したのです。

もう もう… 正直に。

小林市では ふるさと納税の
アイデアを使えないことが

わかりました。

金山さん 悩みましたが
再建を手伝うことに。

っていうのが
世間で いっぱい起こってて…。

でも 実際に乗り出してみると…。

「新茶をどう」で
止まってたりですね。

問題だらけ。

金山さん 今度は
どんな手を打つのでしょうか?

<彼女の名前はキヤノンマーケティングジャパンのCanonさん>

<得意分野はイメージング技術?
…だけじゃない>

(指を鳴らす音)パチンッ!
<あれもできる>

<これもできる。 えっ そんなことまで?>

<技術とハートでソリューションを生み出す>

(Canonさん)あっ!
<心強~い ICT PARTNERなんです>

<あなたの近くにも
Canonさんが きっといますよ>

宮崎県 小林市にある

赤字続きの
道の駅 ゆ~ぱるのじり。

その再建を託され
乗り込んだ金山さん。

問題が 山積みでした。

なんか こういうふうに

ちょっと こういった…。

他にも…。

「新茶をど」で
止まってたりですね。

実際 こうポップの役割が
途中でなくなってたりですね。

すみません。

しかし 金山さん 率先して
指示を出そうとはしません。

そこで金山さんは 再生に向けて
スタッフ自らが考え行動する

意識改革に取り組むことから
始めました。

定期的にスタッフ全員を集め
改善点を出し合います。

こちら
売店チームをのぞいてみると

ゴールデンウィーク中 初日で
いくつかの商品が売り切れ

みすみす販売のチャンスを
逃してしまった という

反省が出ていました。

この 今回のゴールデンウィークの曜日で…。

危機感を持って
自分たちの手で再生してほしい。

そんな金山さんの思いを

強く受け止めている人がいました。

レストラン部門で働く

道の駅 ゆ~ぱるのじりには

売店奥に直営のレストランがあります。

その厨房を切り盛りするのは
伊東さんと

ベテランの松野料理長。

小林市出身の伊東さんは
高校卒業後

名古屋の和食店で8年間修業。

その後 地元に戻って家族で
念願の店をオープンしました。

しかし去年
コロナの影響で経営が悪化。

そんなとき 金山さんと出会い

道の駅で腕を振るってほしいと
頼まれたのです。

そこをやっぱり元気がないと…。

できました。
よろしくお願いします。

ありがとうございます。

レストランでは これまで
価格重視の仕入れでした。

金山さんは 地元食材を
積極的に使っていこうと提案。

主に伊東さんが 新メニューを開発し

毎月1つは
出すようにしたのです。

今回は 地元名産のゴボウを
ふんだんに使った天丼。

金山さんが
試食し おいしければ ゴーです。

なんか
めっちゃうまくないですか。

めっちゃおいしいです。

メニューの改善に着手して半年。

客足は 少しずつ
伸びてきています。

この日も昼どきは 満席です。

(スタッフ)結構こういう
説明書き読みますか?

丁寧な説明書き。

新メニューにかける 伊東さんの
意気込みが伝わってきます。

更なる目玉メニューの開発に向け
あるところへ。

2人がやってきたのは…
養殖場です。

小林市ならではの食材が
ここに眠っているといいます。

うわぁ 大きいですよ。

そこにいたのは

霧島連山からの豊富な湧き水と
温暖な気候を生かし

小林市は2004年 日本で初めて

シロチョウザメの完全養殖に
成功しました。

目的は もちろんこの黒いダイヤ

キャビアをとるため。

そのチョウザメを使って伊東さん

いったい どんな料理を
作るのでしょうか。

♬~
<世界は 新しい日常へと歩みを進めていく>

<見えない不安の先を 見通す眼が必要だ>

<キヤノンの 社会を見守る映像技術は

カメラから得られる多様な情報を解析>

<より安心で より自由な

新しい暮らしの可能性を 見える化していく>

<ひろげよう まだない視界を>

霧島連山のたもとにある

道の駅 ゆ~ぱるのじりは
再生に動き出していました。

メニューの開発を任されている
伊東さん。

小林市で養殖された
チョウザメを取り寄せ 早速試作に。

ヨーロッパでは身も広く
食べられています。

しいていったら

僕的にはフグに。
へぇ~。

アラも捨てずに出汁をとります。

食材としての魅力を余すことなく
味わえるようにと。

伊東さん これまで培ってきた
和食の技術を

すべて注ぎ込みます。

そうして出来上がった

刺身に…。

すり身揚げ。

アラで出汁をとった鍋は
地物の野菜とともに。

刺身は しゃぶしゃぶでも
楽しめます。

軟骨のから揚げに
かば焼きのお重。

しめてお値段 1, 800円です。

新たに ポスターも作りました。

めっちゃ おいしそうですね。
めっちゃ おいしそうです。

伊東さんのやる気に応えて
仕掛け人の金山さん

プロのデザイナーに依頼したのです。

他のスタッフにも変化が。

売店担当の横山さん。

タブレットを持って向かったのは
お茶のコーナー。

自慢の名産品
そのよさをどう伝えるのか。

やっぱり

違う やっぱり新茶は。
ですね。

ねっ お茶の香りが。

チョウザメ料理デビューの日は
あいにくの雨に。

日曜日だというのに お昼どき

お客さんは 2組だけです。

営業終わりまで あと30分。

ありがとうございました。

すると。

はい。

チョウザメ?
チョウザメきました。

お客さんの反応は
想定外でした。

眠っていた
地元食材を掘り起こし

道の駅 再生に向けて奮闘する
伊東さん。

新たな看板メニューにしたいと
期待を込めた チョウザメ料理。

お待たせいたしました。

最初に注文してくれたのは
女性の2人組でした。

さて どうでしょう…。

気に入ってくれました 更に。

え~っ すごい。

え~っ すごい。

伊東さん
確かな手応えを感じました。

事務スタッフが厨房に
応援に入るほど

忙しい日も出てきた
ゆ~ぱるのじり。

道の駅 再生請負人の金山さんは

洗い場を手伝っていました。

ホント 道の駅が繁盛してくると

自治体くくりで褒められる。

淡路島すごいねって。

鹿部町すごいねって
言われだすんですね。

やっぱりこう
突き出ていくとみんなが

負けないようにしようって
上がってくると思うので

それで結果 お客様が
いろんなとこまわって

満足度も上がって

そのエリアの価値が
上がっていくっていうのが

道の駅のいい役割に
なってるかなと思います。

道の駅が誕生して 来年で30年。

地方活性化のための役割は
一層 大きくなっています。

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