徹子の部屋 古村比呂[解][字]…の番組内容解析まとめ

出典:EPGの番組情報

徹子の部屋 古村比呂[解][字]

~がん発覚から10年…息子たちに支えられ~古村比呂さんが今日のゲストです。

◇ゲスト
2012年に子宮頸がん発覚し、2017年には再々発も経験。“息子3人の応援を受け、きつい治療も頑張ることができた”と語る、女優・古村比呂さんがゲスト。
◇番組内容
幸い治療後の経過もよく、現在は定期健診のみ。同居している2人の息子の世話をしながら元気に暮らしているという。1人暮らしをする82歳の母が、古村さんの再発をきっかけにうつ病に…。原因は仕事の関係で再発を公表せず伏せたこと。陽気でお喋り好きな母は誰かに話すことで不安を解消していたため、口止めされたことが辛かったのだと後になってわかったという。そんな母の不安を聞き、手助けしてくれたのは息子たちだった。
◇おしらせ
☆『徹子の部屋』番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/

ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
福祉 – 文字(字幕)

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  1. 本当
  2. 息子
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  5. お母様
  6. チョッ
  7. フフフフ
  8. 言葉
  9. 子供
  10. 一緒
  11. 寛解
  12. 公表
  13. 治療
  14. 状態
  15. 先生
  16. 徹子
  17. 部屋
  18. 元気
  19. 古村
  20. 随分

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

(黒柳)これは『チョッちゃん』です。

朝ドラで 私の母を…

チョッちゃんを
演じてくださってから

35年経ちます。

これは
ご両親とご一緒の写真ですけども。

結婚 離婚 がん 闘病

色々な山々を乗り越えて
いらっしゃいましたが

古村比呂さんです。
どうぞ お入りください。

お元気そうで何よりです。
ご無沙汰しています。

どうぞ お座りくださいませ。

あなた
お子さんが3人いらっしゃって

まあ 大きいのね。
あなた 若く見えるからだけど

あなたに30歳の息子がいるとは
思えないもんね。

あっという間ですけど。
そうですよね。

30歳 28 25と3人の息子さんが
いらっしゃるんですけど。

一緒に歩いていると 本当に
ボーイフレンドとしか

見えないでしょ?
えっ? うーん… どうでしょうか。

フフフフ…。
多分 そうだと思いますよね。

3年前には 息子さんたちと

『徹子の部屋』
いらしてくだすったんですよね。

ちょっと 見てみます?
はい。

「ちょっと 立ってみてくださる?
どのぐらい みんなが大きいか」

「これですもの 皆さん」

「あなた 本当 お家の中で
この人たちを

なんか 食べさせていると…」

「ご飯なんか炊いたりなんかして
大変だろうと思いますね」

「どうぞ お座りください。
ありがとうございました」

「今日はね
『徹子の部屋』に来てくださって

どうも ありがとうございました。
フフフフ…」

「ご飯 作るのが うまいの
誰だっけ?」

「大海さん」
「3人とも うまくて」

「今は 大海が…」
「ええー すごいじゃない」

「こんな いいもの
作っているの?」

「そうですね。 本当に
作りたいものを作って」

「あの上の左側は何?」

「鶏肉を ちょっと
ニンニクと照り焼きで…」

「おいしそう。 右は?」

「右は
タコとキュウリの酢の物ですね」

「ええー?」
(古村)「これ 好きなんです 私」

「あなたの好きなもの。
お母様の好きなもの

わかっているの?」
「まあ…。 フフフフ…」

「“作って”とは言われますね でも」
「あら 可愛い」

「“ペチャパイ”だって。
ハハハハ…」

「“BBA”っていうのは
なんなの?」

(古村)「なんだと思いますか?」
(大海)「言って」

(古村)「これは “ばばあ”…」
「ばばあ? フフフフ…」

「“ばばあ”って書いてあるの?」
(古村)「そうなんです」

「ちょっと 私が元気ない時とか…」
「あっ それで笑わせるの」

「可愛いね。 でも
そういう事をやっていても

笑わせるっていうのがね」
「そうなんです」

フフフ…。 この出演後

息子さんたちは
何かおっしゃっていました?

すごく喜んでたというか…

驚いてたんですよ。

なんで?
息子は 何度か こういう

テレビに出る機会があったりして

思っている事とは違う
演出になったりして…。

誰かの手が入る。
はい。

テレビって難しいなとかっていう
ちょっと 出演等を

嫌がっている部分も
あったんですね。

でも 私は この『徹子の部屋』に
出演する機会をくださった時に

「ぜひ
出た方がいい」って言って。

それで まず 出て
どう思うかっていうのは

私は わかっていたんですけど。

その答えが やっぱり 「すごい」。

「『徹子の部屋』は
そのままだ」って言ったんですね。

可愛い。
本当に本番そのもの。

そうそう。
なんにも編集しないからね。

それに もう 本当に感動しまして。
あっ 本当。

でも 私 それを
私から言うんじゃなく

息子たちから言われた事が…。
そうよね。

自分たちが
言ったとおりの事が出たのが

うれしかったんでしょうね。
そうなんです。

その事が もう 私もうれしくて。

帰りはですね…
申し訳ないんですけど。

「ルールル」って言いながら…
こう 歌いながら…。

「ルルル ルールル」って?
帰っていました。

そうですか。

この時は がん再々発の
治療直後だったですかね?

抗がん剤で抜けた髪の毛が
生えそろって

なんか あなた ちょっと
短い髪の毛になっていますけど。

これ やっと 毛が
生えてきた時だったのかしらね。

そうです。
ウィッグを卒業したのも

この番組で初めて この髪形で…。

あっ そうだったの。
出演させてもらいました。

息子さんたちは お料理とか

なんか ご飯の支度とか
手伝ってくれるの?

今はですね コロナ禍になった
っていう事もあったり

仕事もしているので 忙しくて

作る事は
あまりなくなったんですけど。

でも あなたの場合は
最初に がんがわかってから

もう10年経ったんですって?
そうなんです。

気が付けば10年というぐらい…。

あまり自分でも振り返る事も
なかったんですけどね。

でも 10年前に手術をなすって
5年後に再発をして

さらに再々発して

放射線と抗がん剤治療をなさる
っていうような事が

次々と起こって

本当に 嫌になっちゃった時が
あったでしょ?

まあ 正直 ありましたね。

どうなっていくんだろう
っていう…。

うん。 そうね。
不安は広がる事もありましたね。

でも 本当に 元気そうだから
よかったと思います。

ありがとうございます。
現在の体調は いかがですか?

おかげさまで 今は 定期検診は
行っているんですけど

特に がんが見つかる事もなく
健康に過ごしております。

よかったわね。
はい。

それで 寛解ではないんだけど
現在は奏効っていう状態?

あっ そうなんです。

私も動画配信とか 今
させてもらっているんですけど。

私自身が寛解っていう言葉を
よく理解していなかったんで

先生に
「寛解っていう言葉っていうのは

どういう事なんですか?」
っていう事を伺った時に

検査では引っかからない
がん細胞が

あるかもしれないけれども
今は落ち着いているという

ほぼ治った状態
っていう事らしいんですけど。

その寛解っていう言葉も
先生いわく

奏効と使い分けるんですって。

で 寛解っていうのは
血液のがんの方に使う言葉で

私とか その他のがん…

固形がんって 先生は
おっしゃっていたんですけど。

そういう肺がんとか 胃がんとか
そういう方たちには

奏効という言葉で言うんです
っていう事を…。

奏効っていうのは…。
演奏の「奏」と…。

演奏会の「奏」っていう字に
「効く」っていう字?

そうです。
だから 奏でる効果みたく

私は思っていて。
奏でる効果。

色んな治療をしながらも
よくなったっていうような

状態と思って…。
じゃあ 今 奏効状態っていう事?

そうです。
そうですか。

じゃあ 息子さんたち それぞれは
みんな 何しているの?

あっ 長男はですね

今 調理師の免許を持って

養護施設の方で
調理師として働いていまして。

次男は この当時は

バンドも
やっていたんですけれども。

そして 飲食の方も
やっていたんですけど

コロナの影響もあって

それは卒業しまして。

今 動画制作とか…。

私の動画とかも
制作してくれています。

そして 三男はですね
裏方の方をやっていまして。

ライブとかやる所の

裏方をやっているんですけれども

最近
ヘルニアになってしまいまして。

あら かわいそう。
重いもの持ったんじゃないの?

そうですね。
結構 それで 今は ちょっと

お休みしているんですけれども。
あっ そう。

じゃあ 一緒に暮らしている?

今は 長男は出ていきまして

次男と三男で… 3人で…。
じゃあ 28 25が一緒にいるのね。

はい そうです。
ご長男とは

洋服の取り替えっこして
着たりしているんだって?

あっ そうなんです。
ちょうどサイズが合うんです。

へえー。
なので 私も気に入った服は

ずっと持っていたもので

それを 「ちょっと 着てみない?」
っていうふうに…。

あっ そうなの。
「交換しよ」って…。

ちょっと VTRがあるそうなので
見せて頂きます。

あっ 可愛い。

これ 28年ぐらい前に
買った服なんですけど。

あっ そうなの。
全然 大丈夫じゃない。

よく平気で大丈夫だわね。

長男?
そうです。

大きそうなのに。

フフフフ…。 可愛い。
で 私が着て。

あなた 可愛くしている。
ありがとうございます。

ねえ。

へえー。

面白いもんだわね。
うまく 親子で ねえ

男と女で着られるっていうのがね。

あなた お母様も
お元気なのよね?

あっ はい。
おかげさまで もう 今…。

おいくつにおなりです?
82です。

あっ そう。

でも
お一人でお暮らしなんだけど。

すごいのは
パソコンでもスマホでも

どんどん…。
あっ そうですね。

孫に教わりながら
それは やっていまして。

今 YouTubeとか そういう
動画の方にハマっています。

あなたのブログ 更新…
新しくしないと

連絡が来るって? お母様から。
そうなんです。

私がアップし忘れた時とか

「まだアップできていないけど」
とかっていうふうに

チェックが入るんです。
すごいわね。

でも 82歳で
それだけ おできになるのは

随分いいなと思いますよね。
そうですね。

楽しそうにやっているのが
何よりで。

本当ね。

でも お母様は 昔から
習い事がお好きなんですって?

そういうふうに
なんでも習って やるのが。

そうですね。
編み物とかが すごく好きで

私は母が編んだものを着ていたと。

あっ 可愛い。
こういうのもね 全部。

そうです。
これ お母様の

編んでくだすった お洋服。
はい。

可愛いわね。 フフフ。

これ どっち? 右が あなた?
そうです。

不安そうな顔して…。
ちょっとね。

これなんかね 可愛いわね 赤いの。
そうです。

母も自分のコートというか
これも手作り…

自分で作って… 編んでるので。
相当 すごいわね。

あっ これ 私の母じゃない?
そうです。 お奇麗な…。

右が私の母ですね。
そうです。

これ 『チョッちゃん』の
なんかの打ち上げっていう事?

北海道ロケの
スタートの頃ですね。

ええー。
来てくださって。

私が ちょうど
着ているカーディガンは

これは 母が編んでくれた
カーディガンですけど。

これ なぜかというと
『チョッちゃん』っていうのは

母が
原作を書いたもんですから

こういう事になったので。

あっ これもそうですね。

この抗がん剤の時にも
母が また手作りで…。

お帽子とか。
帽子を作ってくれまして。

2人で こういうのを なんか

皆さんに
届けられたらいいなと思って

ご近所のお店に
置いてもらっていると

ご近所の方が結構 評判よく…。

買ってくだすったりした?
白髪隠しにもいいんです これは。

あっ なるほどね。
そういうので

何か作っていくっていうのは
楽しいなっていうふうに…。

おしゃべりが大好きで
活発なお母様が

鬱におなりになったっていうのは
あなたのご病気が関係している?

あっ そうです。

私が再発した時に
公表を控えたんですね。

仕事に影響を…
ご迷惑かけると思って。

なので 母にも 誰にも言わないで
っていう事を言ったところ

それが やっぱり
プレッシャーだったのか

急激に…。 もう 私のが…

治療 始まって
1カ月後ぐらい経ったら

急激に ちょっと
変わっていったんですね。

お母様が?
で まあ 息子たちも

ちょっと おばあちゃん
おかしくない?

っていうふうに始まったのが

夜… 夜中になってくると
家に来て

「ここのお家は崩壊する!」
っていうふうに…。

「あなたたち どうするの?」
っていう事を

頻繁に言うようになってきて。
心配になっちゃうのね。

そうなんですね。
…なってきたりとか

ものを急に片付けだしたりとか。

あと 食べる事を
忘れちゃうような状態になって

「ご飯 食べなきゃ」って言うと
「あっ そうそう」って言って

なんか わしづかみにして
食べたりとか…。

あっという間に?
あっという間でしたね。

ええー。

以前 母は 一度

父の病気の事で
鬱病になった事があったので。

それが… 完治はしたんですけど。

また その時のような
似たような症状だったり

ちょっと安定しないな
と思ったので

もう一度 そこの先生の所に
行った方がいいんじゃない?

っていう事を言ったら
母は 自ら行っていて。

自分も ちょっとおかしいと
思っていたと思うんですけど。

で その先生が
やはり また発症しているから

お薬を飲んで経過を見ましょう
という事で。

言っちゃいけない事の
プレッシャーが

とても大きかったんだな
っていう事は…。

お母様ね。 うん。

あなたの病気は
どうなりました? その後。

その後 病気の事も
公表できるタイミングで…。

なんのがんでしたっけ?
あなたの場合。

子宮頸がんです。
あっ そうか。

で 公表した方が
私も もちろん 母も

いい方に向かうだろう
っていうものがあったので

こちらの番組でも
お世話になったんですけど。

そこで…。
公表して。

公表させてもらいまして。

すると 母が みるみる
変わっていったっていうか…。

あっ よかったわね。
よかったです。

あっ そう。
だから 余程…

伝えられない事のプレッシャーは…。
つらさはね。

そんなふうになるんです
やっぱりね。

でも その時に
息子さんたちがいたのが

随分よかったんですって?
そうですね。

そういうふうに… 夜に家に来て

色んな事を言う状態とかの
時には…。

私も ちょっと治療中だったので
つらかった時は

息子たちが母の家に連れて行って
ずっと話を聞いてくれるとか

助けてくれましたね。
よかったね。 助かったわね。

今 いかがですか? お母様は。
おかげさまで

それから あっという間に
元気になりまして。

今は もちろん パソコンやったり
俳句もやったり…。

あっ そう。 すごい。

時々 食事を一緒にする時が
あるんです。

うれしくて もう しゃべりながら
食べながらっていうんで

息子にですね 「おばあちゃん
食べるか しゃべるか

どっちかにしろ」って言われて。

それで 「だって…」って言いながら
また食べながら

ポロポロこぼしだしてっていう。

でも うれしかったんでしょうね
きっとね。

すごく それは
もう なんか 面白くて

大笑いしちゃいましたけど。

がん患者っていうのは
主治医が診察する事で

ケアされるっていう事も
あるんですって?

そうですね。
私は定期的に検診行っていますし。

ただ まあ
このコロナ禍っていう事もあって

手術の時だったり
立ち会いだったり

家族が一緒に話を聞く機会
っていうのは

グッと減ってきているので。

例えば
がん患者の家族等っていうのは

その気持ちを吐き出せる場とか

そういうのが
グッと減ってきているので

不安になる事は
残念ながら 今は ちょっと

多くなってきているんじゃ
ないかなとは思います。

そうか。 患者 家族の心のケアは
やっぱり 本当に

難しいっていう事ですよね。
そうですね。

以前は… 今もあるとは思うんです
相談する所とか。

ただ やはり
色んな規制があるので…。

あっ そう。
子供たちには相談する?

ええ。 します 私は。

そうよね。
おっきいんだもん みんなね。

やはり 親だから子だから
っていう事よりも

もう 一対一の人間として…。
友達みたいに。

はい。 どう思う? という事では
よく相談します。

それと
あなたの体の事だったりすればね

心配だもんね 子供たちだって。

隠そうと思っても
すぐバレるんですね。

そうなの?
何かあったでしょ?

っていうものがあるんで。

話してくれた方が
解決に向かっていけるから…。

そうね。 子供は
そう思っているでしょ きっと。

言ってくれた方がいいって。
そうなんです。

母も そういう…

私も 気を使ってしまう事も
あったので。

でも 母との関係も そういう事は
なんでも話していこう

っていうふうに
すごく変わりました。

あっ そう。
じゃあ よかったわね。

でも あなた 元々
引っ込み思案の方だったんでしょ

私 知らなかったんだけど。
そうなんです。

人前に出るのが
もう 嫌で嫌で嫌で。

よく あなた
女優になりましたよね。

小さい頃は
バレエが大好きだったんです 私。

ねえ。 随分できるように
なっていたのにね。

ドキドキだったんですけど。
こうやって

ソロパートを与えてくださって。

小さい頃
1人で踊るとこがあったんです。

とっても小さい時。

もう 緊張で
全然できなかったんです。

本当 好きだったんですけど
人前で踊る事は別だったんです。

困っちゃうわね。
だから 誰も見ないで

っていうような形で
踊っていました。

でも お父様は
高校の教師でいらっしゃって。

はい。
あなたは 短大に進学して

教師になるっていう事も
考えた事もあるんですって?

そうです。 養護教諭になろうと…。
お母様も そうですよね。

はい。 看護師だったので。

お母様 看護師?
そうです。 で 養護教諭に…。

両方 取って
養護教諭がいいかなと思って

その資格のある短大に
行ったんですけど

一日行って もう 駄目で。

なんか このまま教師になっても
私 なんの経験もしていないのに

いいのだろうか
っていうふうに思って。

それから
学校に行けなくなりまして。

あら。
で 1年間… 「ごめんなさい」。

「ちょっと休んで
自分を試したい」っていうふうに

両親にお願いをして
「1年。 わかった」っていう事で。

その時から
こう 自分を変えたくて。

それで俳優になったの? あなた。

そうなんです。
フフフフ…。 あっ そう。

そしたら 俳優になったら
なんとか できました?

いやいやいや それが もう
なかなかですね…。

私 北海道ですよね。

北海道弁があるっていう事も
知らなくて。

あっ そうか。
そこで もう 方言で

何か しゃべれなくなったりとか
していたんですけど。

あっ そう。
1年やって駄目だったら

北海道に帰ろうと思って
受けたオーディションが

『チョッちゃん』の…。
これだったのね。

そうなんです。

すごいわね でも 随分

『チョッちゃん』のオーディションに
受かったっていうのがね。

そうですね。
だって これがなければ

今は もう ないでしょ
多分ね。

ないと思います。
ねえ。

でも オーディションでは

やっぱり 人前で歌う事とか
苦手だったので

自作の歌を歌ったんです。
変わってるわね。

…と 誰も
わからないじゃないですか。

どんなの? それ。
いや… で なんとか歌って

うまいか下手かも
わからないじゃないですか

初めて聴く歌なんで。
そのおかげかな? とか思ったり。

今 歌えない? その歌。
ええー。 どんな歌だったっけな?

えっ?
えーっと どんなのだったっけ。

えっ? ええー どうだっけ?

♬~「空… 空をかける」

♬~「夢に乗せて」

ちょっと待ってくださいね。

♬~「あなたの声が聞こえる」

♬~「あなたの顔が見えてる」

なんか… はい。 駄目だ。
緊張しちゃう。

でも いいじゃありません。
いい声ね あなた でもね。

ありがとうございます。
うん。 とっても。

やっぱり 今
すごいドキドキしちゃった…。

でも いい声。
ありがとうございます。

歌 歌えばいいのに。

好きなんですけど…。
ええ。

ぜひ お歌いになる事を
オススメします。

ありがとうございます。
いい声 とっても。

しゃべっている声と
同じ声だもんね。

あっ そうですか?
すっごいうれしくなっちゃった。

本当 そんな事って
めったにないから。

うわ…。
ぜひぜひ。

ありがとうございます…。
オススメします。 フフフフ…。

なんか 私の母…
つまり チョッちゃんの

思い出の言葉っていうのが
あるんですって?

あっ あります。
なんですって?

朝さんが 「私はね
子供に育てられたのよ」って

おっしゃっていたんです。
ふーん。

それは 私が演じる事での
アドバイスとして

頂いた言葉なんですけれども。

それを 当時は
どういう事だろう? って

ずっと
疑問に思っていたんですけど。

もう 色々
経験をさせてもらって…。

子供3人もいて。
やっと その意味がわかって。

今 わかった? あっ そう。
ええ。

その育てられた
っていう事の 何か…

子供に対して 決して否定せず

子供の力っていうか
発想とかの すばらしさとか

私が助けられていた事が
本当にあったので。

その時に あっ 朝さんが
おっしゃっていたのは

この事だったんだ
っていうふうに…。

あっ そう。
それは よかったですよね。

はい。
そうですか。

でも がんと歩んだ10年
ご自分の人生を本になさったのね。

そうなんです。
書くきっかけを頂きまして。

題名が…。

はい。
『手放す瞬間』っていうんですけど。

「瞬間」と書いて
「とき」なんですけど。

それは なんか
私も書きながらですね

もう 後半 締め切り間近の頃に

ふっと
その書いている自分の様が

なんか 色んな事を手放しているな
っていうふうに

ふっと思えたんですね。

これ このタイトルにしたいなと
思いまして

編集者の方に 即 連絡をすると

あっ いいんじゃないですか
っていう事で

そういうタイトルに決まりました。
そうですか。

でも がんを治療しながらでも
働けるんだっていう事も

もっと皆さんに知ってもらいたい
っていう事もあったんですって?

そうですね。 やはり がんは

治るまでとか
治療に専念するっていう方も

もちろん いらっしゃると
思うんですけれども

がんを治療しながらも
本当に どんどん働ける状況は

今 できていると思いますので。

それは 私も… 自分も働きながら
やっていくのを

皆さんに伝えていけたらな
っていうふうに思っています。

そうですか。 でも お元気そうでね
本当によかったと思います。

お体 お大事に。
はい。

本当 ありがとうございました。
ありがとうございます。

『徹子の部屋』は

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