あしたも晴れ!人生レシピ「これから誰とどこで暮らす?」[解][字] …の番組内容解析まとめ

出典:EPGの番組情報

あしたも晴れ!人生レシピ「これから誰とどこで暮らす?」[解][字]

田舎暮らし、友だちと楽しく暮らすなど、この先の暮らし方に思いを巡らす方もいらっしゃるのでは?大分へ移住した女優・財前直見さんに田舎暮らしの魅力もうかがいます!

番組内容
自然豊かな故郷、大分に移住した財前直見さん。のんびりどころか育てている野菜を食べるために大忙し ▽地方移住のポイントや調べておきたい情報も ▽独身の女友だち同士で同居から21年。同居に必要なルールは…ない?! ▽夫婦で別々に暮らして、夫婦円満の秘けつとは? ▽楽しく暮らすためのヒントが満載!
出演者
【ゲスト】財前直見,【講師】NPO法人ふるさと回帰支援センター…嵩和雄,【司会】賀来千香子,小澤康喬,【語り】堀内賢雄

ジャンル :
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
情報/ワイドショー – 健康・医療
情報/ワイドショー – グルメ・料理

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  10. 相談
  11. ルール
  12. 地方移住
  13. 美容室
  14. お願い
  15. 関係
  16. 結構
  17. 職場
  18. 大切
  19. 田舎
  20. 東京

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

NHK
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人生100年といわれる時代。

これから誰と
どこで暮らしていきたいですか?

広々とした畑に山々。

15年前 ふるさと 大分に移住したのは…。

女優の財前直見さん。

家族で管理する土地で 野菜や作物を育て
地方暮らしを楽しんでいます。

うまっ!

地方暮らしの魅力や移住を成功させる
ポイントをお伝えします。

こちらは 21年にわたり
おひとりさま同士で暮らす お二人です。

学生時代から知り合いの2人。

長く楽しんで暮らす秘けつは
「ルールを作らないこと」なんだそうです。

冷蔵庫の中にあるものは
自由に食べてよし。

当番制度も設けていません。

お互いの両親の介護も視野に入れ

これからも一緒に
暮らしていこうと考えています。

美容院を経営する こちらの女性。

11年前から お互い仕事に専念するため
夫と別々に暮らしています。

仕事の息抜きに始めたオカリナ。

それぞれが自由な時間を楽しみ
週に1回 会うようにしています。

長い人生 自分らしく豊かに暮らしたい。

さまざまな暮らし方について
お伝えします。

♬~

「あしたも晴れ!人生レシピ」。

今回のテーマは「これから誰と
どこで暮らす?」です。

地方移住や シェアハウスなど
選択肢が増えてきています。

賀来さんは これからの住まい方
考えること ありますか?

そうですね 私は わりと…
東京なんですけれども

比較的 近い所に実家がありまして

それで両親と あと兄夫婦と
その家族がいるんですね。

で 自分の部屋も
まだ残っているものですから

近い将来は そこに戻ろうと思っています。

将来の住まい方というイメージは
あるわけですね。

私も ちょっとは悩んでたんですけどね

今の所に ずっと いるか
どうしようなんて思ってたんですけど

そのように最近
心が決まりかかったかなと。

では今回のゲストをご紹介しましょう。
女優の財前直見さんです。

よろしくお願いします。
よろしくお願い致します。

財前さんは 15年前に東京から 実家のある
大分に移住されたんですよね。 はい。

NHK大分放送局の「おおいた暮らし彩彩」
という番組に ご出演なさっています。

また今日のようにですね
東京で お仕事もされていまして

大分と東京を行き来する暮らし
ということですけれども いかがですか?

オンと オフが
すごく はっきり分かれるので

大分にいる時は主婦業とか
ママ業みたいなこと。

で 東京とかに来ると
何か 女優扱いしてもらえるっていう。

何か そういう こう… 本当に
オンとオフが はっきり分かれていて

私の中では こういう暮らしもいいなと。

大分に移住を決めた
きっかけというのは?

一番のきっかけは
やっぱり息子が生まれたこと。

やっぱり自分が育った環境で
育ててあげたかったし

父が作った家庭菜園の野菜とか
あと近所に温泉があるので 大分なので。

私の中では もう子どもの時から

近所の人たち 知ってるおじちゃん
おばちゃんたちなので

その中に ふっと帰っていった
というのが。

子育て的には
一番いいんじゃないかなと思って。

財前さんの その大分の暮らしの一日の
スケジュールって どういう感じですか?

今は やっぱり6時に起きて
で ごはんの支度を母として。

で ごはん食べて 洗濯 干して
そのあと 息子を学校に送って

で 戻ってきてから掃除したり。

あと 父が収穫をしたものが
でんと やって来るので

今はトマトの処理とかに追われたりとか
あとナスとかピーマンとか そういうもの。

今 夏野菜が おいしいので

それを加工する作業だったりっていうのに
追われて

ほとんど そういうことばっかりしてます。

財前さんのような地方での暮らしに憧れる
という方も多いかと思います。

まずは その財前さんの大分での暮らしを
詳しく見てまいりましょう。

大分県の北東部 杵築市。

自然豊かな この場所が
財前さんのふるさとです。

ここが田舎の家になります。
私は ここで生まれました。

いただきます。

これ 大分市内の実家です。

父・紘二さん 母・カツ子さん

そして長男・凛太郎さんと
4人暮らしです。

移住のきっかけは
凛太郎さんが生まれたこと。

自分が育った豊かな自然を
味わわせてあげたいと考えたからです。

移住して15年 家族で管理する畑や山で
野菜や作物を育てています。

畑の手入れは 父・紘二さんの日課。
財前さんと2人で育てているんです。

大きくなれよ。

この日は新たまねぎの収穫です。

でか~! 私の顔ぐらいある。

すごい きれい。 みずみずしい ほら。

あ~ このまま。 あのまま。

うまっ!

これ くせになるんですよ おいしくて。

本当おいしそう!

いい音でしょ?

こんなに きれいなんですね。
う~ん!

手伝っているのは 畑だけではありません。

山では原木から しいたけを栽培。

そうなんですよね。
大分は しいたけなんです。

ほい! 私の顔と。

たくさん取れるので
食べるのも大変なんだそうです。

料理は 調理師免許を持つ母
カツ子さんの担当です。

保存方法やレシピを
考えていらっしゃいます。

考えたレシピ その数なんと 80種類以上。

へえ~ すごい!

財前さんは イラストを添えて
記録に残していこうと考えています。

かわいいイラストですね。

この日 取った しいたけは
すぐに冷凍保存。

ここでも 母・カツ子さんの知恵が。

これは かたくり粉です。

適当に ドバッ。

財前さん このかたくり粉は
どういうことなんですか?

これは 冷凍に入れると
スカスカになるじゃないですか。

それをかたくり粉のおかげで元どおり
普通の生しいたけのように。

水で洗うだけで いいんですけど
そのまま チンすると また おいしいです。

スタジオで 財前さんと
田舎暮らしの魅力や注意点を

たっぷり お伝えしていきます。

いや~ 何か また女優さんの財前さんとは
違ったお顔で すてきですね。

ありがとうございます。
本当に すてき。 羨ましいですね。

私は何か 大分でね のんびり ゆっくり

ご両親とね ゆったりした時間を
お過ごしかと思ったら こんなに実際に…。

やること いっぱい ありますよ
草取りとか。

農作業は もう すっかり
板についてらっしゃいますよね。

もうほとんど 父がやってくれてるので

私は もう ちょっとした手伝いしか
しないんですけど。

父が やってくれてる おかげが もう。

さあ では ここで
専門家に加わって頂きます。

長年 地方移住の支援に携わり
ご自身も地方移住の経験があります。

嵩 和雄さんです。
よろしくお願いします。

よろしくお願いします。

まず 嵩さん
財前さんの地方での移住については

どんなふうに ご覧になりましたか?

そうですね いわゆるUターンという形で
移住では一般的な形なんですね。

基本的には
自分が生まれ育った所ですので

その地域のことを
よく知ってるわけですよね。

なので 特に誰からも
相談しないでというか

移住の相談とか支援も要らずに
戻れるんですけれど

そういった意味では一番やりやすい
パターンだったんじゃないかな

というふうに思います。

私は両親がいるので何も考えずにポンって
娘だから「娘だよ」みたいな感じで

「孫だよ」という感じで戻ってきたので
もし両親が いなければ

もう本当に準備することだらけだと
思います。

財前さんが移住をされたのは
15年前ですけれども

特に ここ10年ほどの間ですね 地方移住に
関する関心は高まっておりまして

こんなデータがあります。
見ていきましょう。

地方移住の相談件数は
ここ10年で増加傾向にあります。

リーマンショックや災害
また コロナ禍などで

都市部から離れる人が
増えているそうです。

やはり一番大きかったのは 2014年以降で
地方創生が始まって

で 移住者を受け入れますよという
自治体が かなり増えたんですね。

なので積極的に外から人を入れていく
という意識になった自治体が多いので

そこでPRも当然しましたし 移住の窓口
というのが しっかりできたので

そこで移住相談しやすくなったというのも
あるんじゃないかなと思います。

これだけ急激に増えていますと

全員がUターンというケースでは
ないのかなとも思うんですけれども。

そうですね。
圧倒的に多いのがIターンという

その地域に ゆかりのない方が

その地域を目指していくという形
なんですが

知らないとこに移住する場合はですね

やはり誰かに相談しながらというのが
必要になりますので。

探す段階だと どんな方法がありますか?

移住相談ができる窓口というのは
かなり増えてきていますし

あとは今 インターネットでも
個々の自治体とですね

オンラインで移住相談というのも
できるようになっています。

どんな暮らしをしたいのかという
そのイメージをですね

ちょっとずつ クリアにしていくほうが
いいんじゃないかなと思います。

当然それだけではなくてですね

ある程度 そういったインフラが
整ってる所でないと

しっかり暮らしていくのは
難しいんじゃないかなと思います。

やっぱり本当の田舎だと

本当に この家 ポツンみたいなことに
なってしまうので

すごい寂しいと思うんですよ。

だから いきなりは
本当に難しいと思います。

だから例えば大分だったら大分市内とか
別府市内とか そういう所から始まって

ちょっと田舎を探してみる
みたいなことのほうが

いいんじゃないかなって思いますけどね。

そうですね。 やはり最近では
そういう二段階移住

あるいは ステップ移住という呼び方
するんですけれど

一度ですね 地方都市に住んでもらって

そこから自分が ちゃんと暮らせるような
田舎を探していくという

そういったスタイルでも
いいんじゃないかなという気がします。

これは ちょっと見落としがちだっていう
ポイントありますか?

田舎暮らしをすると生活コストが
下がるんじゃないかという話

よく相談で受けるんですね。

でも実際 生活コスト下がるのは
基本的には住居費です。

それ以外 食費とかって
そんなに下がんないんですね。

あと やっぱり光熱水費 特に暖房代とか
あと ガス代 プロパンガスも

結構 実は高いんですよね。

そういったお金の話というのはですね

事前に シミュレーションしたほうが
いいんじゃないかなという気がします。

これなら暮らしていけそうだって
なった時に

次に進むステップって
どんなことでしょうか?

やはり そこに人間関係を作っていく
というところですよね。

田舎の場合はですね 結構
水路掃除であったりとか 草刈りとか

そういった行事
かなり あると思うんですね。

なので そういった地域の決まり事を
きちんと守れるかどうかというのが

かなり重要なポイントだと思いますので

まず それが自分に できるかどうか
というところですね。

どちらかというと
「よろしくお願いします」って

自分から飛び込んでいける性格の
人のほうが向いてると思いますけど。

やっぱり コミュニケーションを
取るんだったら

大分だったら
もう温泉 行っちゃうっていう。

温泉で毎日 顔を合わせるんで。

そのおばちゃんたちと会話するとか
そういうことから 何か こう

どんどん物々交換が
「うちで イモが取れたのよ」とか

何か そういうもので もらったら
お返しするというのの繰り返しが

生まれてくるので そうやって
コミュニケーション取っていく

という形もありますよね。
そうですね。

やっぱり気になるのが 職場 仕事は
あるのか どうなのかということは

いかがですか?

やはり職場というのは
そんなに多くはないんですね。

ただ 募集はしてないんだけれど
人間関係が できてくる中で

「この人だったら うちで雇いたい」という
そういった声も よく聞きますので

やはり そういった まず
コミュニケーション取りながら

そこで雇ってもらうとかですね
そういうのも あると思います。

あと もう一つはですね
マルチワークですね。

やはり一つの仕事では
なかなか収入も得られないので

いくつかの仕事を掛け持ちして。

例えば島根県なんかでは 半農半Xの支援
というのをやってるんですけれど

半分 農業をしながら 半Xの部分を
例えば酒蔵で杜氏をするとか

あるいは保育士をやるとか
そういったマルチワークをしてですね

収入を稼いでいく。

仕事は どうなんですか?ということを
伺ったんですけど

あわせて住まいは どうなんだろう?

最初は賃貸から
ぜひ始めてほしいなと思います。

というのは本当に そこに自分が
定住できるかというのも

まだ分からないですから
まず賃貸から入ってもらって

そこで人間関係が できてくれると
もっと いい家があるよと。

最初は緩いところから始めて 徐々に
自分の理想の暮らしに近づけていくと。

そういうことのほうが
現実味あるんじゃないかなと思います。

財前さん いかがですか?
地方で暮らす魅力って。

私は もう朝 小鳥のさえずりが聞こえ

「あ~ 今 ウグイスが
鳴く季節なんだな」とか

それだけでも ちょっと癒やされるので。

何か コーヒー飲みながら山見て
「あ~ いいな」とか。

夜は「あ~ 星が きれいだな」とか
そういう自然に癒やされるっていうのは

何か 私の中では
すごく合ってるというんですかね。

そういう人が こういうのが好きな人は
やっぱり地方の豊かさとか

そういうものをちょっと
私は そういうのが好きなんで

実感してほしいなとは思います。

この地方移住をですね
上手に成功させるためには

どんなことが大事でしょうか?

誰と どんな暮らしをしたいのか
やはり そのイメージがですね

クリアにしていかないと 行って

こんなはずじゃなかったというふうに
なってしまいがちなんですね。

ですので やはり1人で
悩んでる前にですね

いろんな方に相談しながら 自分が
本当に そんな暮らしをしたいのか

というところをですね しっかり
考えてほしいなというふうに思います。

さあ ここまで どこで暮らすかを
見てまいりましたが

続いては 誰と暮らすかを
見てまいりましょう。

友達と一緒に暮らしたいと お考えの方も
いらっしゃるかと思いますけれども

21年間 友達と一緒に暮らしているという
女性2人を取材しました。

こんにちは。 よろしくお願いします。

出迎えてくれたのは イラストレーター
として コンビで活動する

ひよささんと うにささん。

お顔は描いて頂きました。

2人は今 50代。 この家は2軒目。

一緒に暮らし始めて 21年になります。

今 暮らすのは2階建ての一軒家。

家賃は 13万円です。

部屋は4つ。 共有スペースは
台所 居間 お風呂に洗面所など。

それぞれ1階と2階に
個室があります。

2人は コンビのイラストレーターとして
活動しています。

コミックエッセーをはじめ
手拭いのデザインなども手がけています。

同居を始めた きっかけは
美術大学の学生時代に遡ります。

地方出身で同級生の2人。

もともとは うにささんが
ひよささんの家で過ごすことが多く

ほぼ 居候状態に。

美大では制作のため 友人の部屋に
泊まり込むなど 行き来が多く

人が家にいるのに
抵抗感がなかったそうです。

そこで同居を持ちかけたのは
うにささん。

ひよささんは断り続けていました。

そんな中 ひよささんが体調を崩し
2人で暮らすことに気持ちが傾いて

同居が スタートしたのです。

家で倒れて で 救急車を呼ばなきゃ
いけないような状況の時に

いてくれたので
彼女が すぐに救急車を呼んでくれて

実家にも連絡してくれて みたいなことを
全部やってくれて。

人がいる安心感みたいなことっていうのが
はっきり出てきた時に

もう一緒に暮らしてもいいかな
というような

引き金になったかなとは思いますよね。

2人で暮らす中で 徐々に
必要なルールが作られていきました。

まずは お金のこと。

専用口座を作り
それぞれが同じ金額を貯金します。

家賃や光熱費のほか 家電などの
大きな買い物は ここから支払います。

専用口座には思わぬメリットも。

ちょっと今月は お金の余裕がない
という時には…。

気付かない間に ちょっと共同で使うには
余分に たまっていて

実際 今月払うのは つらいっていう時に
じゃあ2万ずつ バックしようとか。

日用品や食料品などは折半。

それぞれ買ったものの総額を出し
数か月に1回 精算。

レシートの確認などは なし。

互いに「言い値」で
細かすぎない気楽さを優先しています。

ちなみに冷蔵庫の中は共有。

どちらが買ったかは関係なく

入っているものは勝手に食べてよし
としています。

物に名前を書いておくことも ありません。

最も大切にしているのは
対等にしなくてはと

ルールを作らないこと。

無理せず よい関係で
いられることが大切なのです。

(取材者)それは なぜですか?

よく聞かれますよね…

この日は ひよささんが
台所に立っています。

台所が狭いこともあり 料理も
それぞれで することにしています。

とはいえ夕飯は一緒が多いので

先に おなかがすいたほうが ついでに
2人分 作ることが多いそうです。

どうしても作りたくない時は
空腹でも我慢をするんだとか。

友達同居の楽しさは1人暮らしなら
手を出さないものを思い切って買い

使って楽しめることです。

例えば この大きなすり鉢。

1人暮らしなら
買わないかもしれませんが

ひよささんが 2人なら楽しんで
使えるだろうと購入したものです。

ちなみに作ったのは 大量のゆずこしょう。

深夜まで作り続けたそうです。

2人は暮らしをしっかり楽しむことを
「暮らしすぎ」と呼んで楽しんでいます。

また家族以外の人と
会いにくくなったコロナ禍

2人で暮らす安心も
改めて感じるようになりました。

うにささんの母・知子さんが
交通事故で入院した時は

ひよささんに支えられたそうです。

かなり私 弱ってしまったんですよね。
精神的にも かなり つらいと思って。

今 介護も ちょっと
始まってきているんですけど

そのことに ついても

いろんなことを ひよさに話 することで
気分が ずいぶん楽になるというか。

あと アドバイスも してもらえることが
ありますし。

長年 一緒に暮らしてきた2人。

同居の解消を考えたことは
なかったのでしょうか?

50代になった今 互いの親の介護も
話題に上るようになりました。

かつては持ち物の共有はしませんでしたが
今は共有し 減らすことも。

暮らしも緩やかに変化しています。

冗談半分ですけど…

私 ファンなんですけど
阿佐ヶ谷姉妹さんを拝見してるような

独特な あうんの呼吸っていうんですかね。

そして ご病気になった時は支えて
というところから

お互いの親の介護が
4人のっていうのがね

そこまで広がるって 女性同士でいいなと。

ある意味 ちょっと羨ましい関係。
で 仕事も共有できて…って思いました。

でも 私も 息子が今 15
もうすぐ16歳なんですけど

もう18で成人じゃないですか。

そしたら もう手放すみたいなことに
なると

今まで何か
息子がいたから頑張ってきたけど

いざ 何か成長しちゃったら

今度 私1人になっちゃうなって
思った時に

そういう仲のいい友達と一緒に住むとか

近所に住むでも いいんですけど
そうやって お互いが1人なんだけど

支え合える仲の人が いてくれたらな
というのを思いますね。

では そのお二人が考える「決めすぎない
ルール」について見ていきたいと思います。

こちらです。

家賃などの固定費や家具家電などの
大きな買い物は専用口座から支払い。

食料品や日用品は折半。

精算は ざっくり「信用会計」。

そして家事に当番制は設けません。

その他に…

誰かと一緒に暮らすコツが全て
詰まってるような感じがしますね。

ルールって縛られちゃうじゃないですか
決めちゃうと。

「しなければならない」ってなると
やっぱり窮屈な思いをすると思うんで

まあまあみたいなところのほうで
おさえとくのが

いい関係が
できるのかもしれないですよね。

シェアハウス自体 こちらのデータを
見ていきますと増えているんですね。

全国のシェアハウス物件数の推移です。

2013年には
2, 700件余りだったんですけれども

2020年 見て下さい。 およそ2倍
5, 000件を超えているんですね。

シェアして暮らす方法ですけれども
非常に多様化しておりまして

最近では こんな方々も いらっしゃる
ということなんです。 こちらです。

住まいは5LDKの一軒家。

共有スペースは「趣味部屋」として
グッズを置いて

それぞれの「推し」を
楽しんでいるそうです。

それぞれの推しがあって
それぞれが楽しみ合えるみたいな。

確かに結構 話 盛り上がっちゃうかも
しれませんよ。

いろんな それぞれの本とかも
持ち寄って。

「これ貸して」とかって すぐ。
それが4倍ですもん。

ねっ。
そうですよね。

楽しい時は いいんですけれども

トラブルが起きたら
ちょっと大変そうですかね?

そうですね。 そういうところ
あるかもしれません。

住まいの在り方に詳しい 日本女子大学の
篠原聡子学長に伺いました。

金銭面は 部屋にいる時間ですとか
使っている場所の面積

そして日用品の消耗料など
差がありますと

たくさん使っているほうに
多く支払ってほしいといったような

トラブルに発展しがちだということです。

そして家事分担。
料理 掃除 洗濯 ごみ出しなど

その時に できるほうがやるという
あいまいな決め方をして

結局 どちらか一方に偏ってしまって
もめるということが ありうるそうです。

生活スタイル。 家族や友達を部屋に呼ぶ
タイミングですね。

人を呼ぶ時間帯や頻度 騒音などで

トラブルになってしまいがち
なんだそうです。

ですからルール作りは やはり大切で
感覚のすり合わせをしておくことも

大切だということでした。

トイレの ダーッて トイレットペーパーを
いっぱい使ってる音とか

すごい気になっちゃわないかなとか。
あ~ そうですね。 なるほど。

最後は夫と別々に暮らして11年になる
という女性です。

どんな暮らしなんでしょうか。
こちらです。

千葉県にある こちらの美容室。

いらっしゃいませ。

よろしくお願い致します。 こんにちは。

美容室を経営している岡本香里さん
49歳です。

この場所で美容室を開業して 22年。

香里さんの技術を気に入り
長年 通っている お客さんもいます。

現在 香里さんは愛犬のオレオくんと
自宅兼店舗で1人暮らしをしています。

子どもはいません。

実は11年前 車のディーラーとして働く
夫の健吾さんと話し合い

仕事のため 別々に暮らす選択をしました。

夫・健吾さんは週に一度
自宅に帰って過ごす生活を送っています。

岡本さん夫婦が
別々に暮らすようになったのは

健吾さんが職場を変わりたいと
相談したのが きっかけでした。

希望の職場は自宅から車で
2時間半かかる場所。

通勤するには難しいと
健吾さんは考えました。

当時 香里さんは開業した
念願の美容室の経営が順調で

健吾さんについていくことは
考えられませんでした。

美容室を続けたい妻と
新しい職場で働きたい夫。

希望をかなえるため
健吾さんが提案したのは 別々に暮らし

週に1回 健吾さんが
自宅に戻ることでした。

この提案 香里さんには
意外なことでは なかったそうです。

たぶん あそこの会社に決まったら
きっと…

岡本さん夫婦は別々に暮らすにあたり
2人で ルールを決めました。

まず金銭面。 自宅のローンは
健吾さんが支払い 生活費は それぞれで。

美容室の経営費も香里さんが賄います。

そして連絡を絶やさないようにすること。

毎朝 香里さんから
モーニングコールをすることにしました。

朝5時45分に かけてるんですけど
ひと言 ふた言 話して終わりです。

(取材者)どういうお話を
されてるんですか?

「おはよう。 45分だよ」って言うと

主人が大体「おはよう」って言ってくるんで
「大丈夫?」って聞くと

「大丈夫 ありがとう」って言うんで

「じゃ また あした電話するね」って言って
切る感じです。

(取材者)結構 短くないですか?

用事がある時は用事を話します。
その時に。

用事がない時は それで終わりですね。

(取材者)それ以外では
あまり連絡 取ることはないんですか?

ほぼ ないですね。

帰宅した健吾さんに
今の暮らし方について聞きました。

遅く帰ってきてとか
そういう不満はあったと思うんですけど

今は そういうのが まずないのと
気にせず仕事ができてる。

別々に暮らすことで
香里さんには自由な時間ができ

趣味として
オカリナを始めることができました。

♬~

1人の暮らしを満喫する一方で

夫・健吾さんの存在は
精神的に頼りになると考えています。

コロナ禍 一時的に美容院を
休業せざるをえなかった時

先行きが不安で 店の経営について
相談をした時のことです。

だから そこは
すごく本当に それを聞いただけで…

香里さんは離れて暮らしていても

お互いを気遣えることに
変わりはないと考えています。

私は結構 別々に暮らすのも
いいもんだよって

たぶん言っちゃうと思いますけど。

同じでしょ?
そうですね。

干渉しないで やっぱり文句を言わない
というのが いいかもしれないです。

行ってらっしゃい。
じゃあね。

この先のことは正直 何も考えてないです。

たぶん帰ってくるって言えば
一緒に暮らすんだと思うんですけど

何もなければ 別に希望もないですね。

こういうご夫婦の形も あるんですね。

自分が こうしたいって 自分の希望を

すごく伝えきってることが
すてきだなと思いました。

そういう関係性が ちゃんと お互いを
認め合っていれば すごい成立しますよね。

また支え合って 何かあった時には
相談し合ってっていう

何か ある意味 親友みたいな。

そういう関係性で いられるんじゃ
ないかなと思いますけど。

岡本さんに伺いますと
離れて別々に暮らしてることで

互いに仕事に専念できて かつ
相手に求めすぎないということが

そういった関係を築くことが できている
ということなんですよね。

婚姻関係を続ける別居という暮らしを
選ぶ際に注意することもあります。

こちらです。

連絡を取ったり 会うなど 適宜
コミュニケーションを取り続けることが

大切だということです。

ですから岡本さんのように
毎朝 モーニングコールとか

コミュニケーション
取っておくというのは

万が一の場合には とても大事なことだ
ということですよね。

そうですね。

財前さん 今回は これから誰と
どこで暮らしていくかということで

見てまいりましたけど
どんなことを感じますか?

一体 自分は どうしたいのか
誰と過ごしたいのか

どういう未来を思い描いているのか
というのを もうちょっと具体化して

それなりのことをチョイスして 自分が
どういうふうになるっていうのを

やっぱり思い描かないと

これは でも自分が
さあ どうしたいんだっていうのを

一番 自分が気付かなきゃいけないんだな
というのを思いましたね。

財前さんはじめ 皆さん
拝見して思ったのは

皆さん
暮らしを楽しんでらっしゃるんですよね。

人生が長くなってる中で 結果的に
楽しむことに つながる選択をしていく

というのは すごく
大事なことなんだろうなと思って。

家って基盤だし その基盤の上に
暮らしが成り立って

やっぱり本当 自分が どうしたいか
どうすることが自分の幸せか。

私も ちょっと本当に楽しく…。

楽しく仲良くなのか
楽しく楽しくなのか分かりませんが

頑張っていきたいと思います。

財前さん どうもありがとうございました。
ありがとうございました。

Source: https://dnptxt.com/feed/

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