ブラタモリ「桜島~世界有数の活火山になぜ暮らす?~」[解][字]…の番組内容解析まとめ

出典:EPGの番組情報

ブラタモリ「桜島~世界有数の活火山になぜ暮らす?~」[解][字]

鹿児島のシンボル、桜島。いまも活動を続ける活火山で人々はなぜ暮らすのか?その秘密をタモリさんがブラブラ歩いて解き明かす▽多くの人が知らない桜島の真実とは?

番組内容
「ブラタモリ#211」で訪れたのは鹿児島県の桜島。旅のお題「世界有数の活火山になぜ暮らす?」を探る▽灰に克つ“克灰袋”!▽関ヶ原の戦いで敗れた島津が徳川に贈った桜島の名産品とは?▽北岳と南岳、2つの火口の違いが桜島を知るカギ?▽西南戦争、戦没者の墓から分かる驚きの真実とは?▽海中から温泉が湧く!火山の恵み▽江戸、大正、昭和の溶岩をいっき見できる絶景スポットとは?▽世界に誇る観測技術で暮らしを守る!
出演者
【出演】タモリ,野口葵衣,【語り】草彅剛

ジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
趣味/教育 – 旅・釣り・アウトドア

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  13. 南岳側
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  15. 覧頂
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  17. 活火山
  18. 中腹
  19. 北岳
  20. イルカ

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

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え~ 大体分かると思うんですけど…

タモリさんは 桜島は
行ったことありますか?

ん~~? んっ?

(笑い声) え?

今 タモリさんがいるのは
鹿児島県 鹿児島市。

桜島に向かうフェリーの上です。

随分前ですよ 行ったのは。

ただ このフェリーで渡って

コーヒーかなんか飲んで
帰ってきた… だけだと思いますよ。

全然 回ったことないです。
あ そうですか。

桜島は?
私 初めてです。

初めて?
はい 楽しみです。

(笑い声)

あっという間だよね。

まず向かったのは 山の中腹。

眺めの良さで
人気の場所です。

よく見えそうですね。

(鳥の鳴き声)
おお いいね。

こんにちは タモリさん 野口さん。
こんにちは。

福島大輔と申します。
よろしくお願いします。

火山地質の研究を生かし
観光と街づくりに取り組んでいます。

野口さん 桜島は…

小さい噴火を入れたら 日々
噴火しているような気がするので…。

え~ いかないですかね。
でも…

ちっちゃいのを よくしてるような
イメージですね。

灰が降った 灰が降ったとか
言いますからね。

実は 一番多いときは
2011年なんですけれども…

(タモリ 野口)え~。
(福島)結構 多いですよね。

いくんだ そんなに。

(福島)ではですね…

そうですね。 はい。
その近さが特徴なんですけども。

フェリーでも あっという間でしたよね。
そうですね。

あと 麓のほうを見て頂くと…

ということで こんな…

(福島)ここで 今日のお題です。
はい。

お題…。
お題 来ました。

何だろう?

桜島は危険なのに
なぜ住み続けるのか。

おぉ~! あった あった あった。

俺も ほんとにそう思ってた。

…この島に
住んでたことも。 え~ ここで?

こんな危ないとこに?
はい。

まずはですね…

はい 行きましょう 行きましょう。

始まりました 「ブラタモリ」!

今日の舞台は 桜島。

雄大な姿が印象的な…

桜島といえば…

多くの人が訪れる 鹿児島県屈指の
観光地としても人気です。

でも桜島は
世界有数の活火山。

そこに たくさんの人が
暮らすワケは 何でしょう?

タモリさんがブラブラ歩いて
解き明かします。

今日は 桜島で「ブラタモリ」!

♬「ハロー ハロー お元気?」

♬「今夜 なにしてるの?」

♬「TVなんか 見てないで」

♬「どこかへ
一緒に行こう」

♬「だからもう I love you so」

♬「I’d love to be back
in your heart」

♬~

タモリさんがやって来たのは
桜島の北西部にある集落です。

まずは 桜島の人が
どう火山と暮らしているのか

探ってみましょう!

こう言っちゃなんですけども
意外と…

家ありますね。
(福島)ですよね。

わりと普通な暮らしな感じが…。
普通ですね。

そうです これも灰なんですねえ。

え どれですか?
この辺… この辺も 黒いの灰。

これ全部 灰ですか?
灰ですね。

へえ~。

この黄色いやつ。 こちら…。

はい そうなんです。
はあ…。

宅地内に降ってきた火山灰は

自分たちで掃除して集めて
ここに持ってくるんですけども。

灰ステーション。
灰ステーションみたいな感じなんですが

こちらの この黄色い袋 ちょっと
ご覧頂きたいんですけども。

あ これ。 本当だ。

灰専門だ。
(福島)そうなんです。

克灰袋。

…と書いてあるんですけども
灰を克服するぞっていう意味ですね。

「降灰のみ使用してください」って
書いてあります。

灰専用ですね。
灰に克つ。

桜島では 火山灰のある暮らしが
当たり前なんですね~。

(福島)ではですね…

ちょっと先に進みたいと思います。
はい。

退避…。

はあ~。
(福島)
はい あちらです。

なるほど。
(福島)退避壕。

(福島)タモリさん…

(福島)そうですね。 はい。

ではですね どんな石が降ってくるのか
ちょっとご覧頂きたいと思います。

ああ~。

(福島)いかがですか?

(福島)これ 実はですね…

えっ これが? えぇ~!
(福島)これが。

へえ~。
痛い…。

(福島)痛いどころの騒ぎじゃないと
思うんですけど…

こんなのが しょっちゅうだったら
大変なんですが…

へえ。

噴石などから身を守れるよう

市が 桜島のあちこちに
退避壕を設置しています。

その数 32。

島の周囲 およそ1キロに
1か所の割合で

設けられています。

一方 火口の近くでは…。

なんと直径2メートル近くの噴石が
降ってきたことも。

(蒸発する音)

そのため 桜島は…

(福島)そうですね だいぶ離れてます。

とはいえ…

住んでいるということで
なんか不思議に思いますよね。

行きましょう。

ん? あぁ~!
(取材者)あ イルカ!

あ とんだ! おぉ~。

おお~。 すごい。

たくさんいますね。
イルカの群れ。

へえ。
へえ~。

ここ しょっちゅう いるんですか?
そうですね ここ 結構いまして。

もう定住してるんですね この辺り。
定住してるんですか。 はあ。

イルカって結構たくさんの餌を
食べないといけなくて

1日に 10キロから15キロぐらいの餌が
必要なんですけども。

それを食べるということは それだけの
餌がないと いけないということなので

実は この海はとても豊かな海。

餌がたくさんあるっていうこと
なんですね。

潜ってしまいました。

タモさん イルカと出会えて
ラッキーでしたね~。

続いてタモリさんが向かったのは
隣の集落。

活火山の島で人々が暮らす
理由って 何でしょう?

集落を歩いて 探ってみましょう。

タモリさん。
はい。

そうですね 産業
大事ですよね。 大事ですね。

じゃあ 野口さん。
はい。

おぉ?

桜島大根。
ですよね。
やっぱり桜島大根が一番有名です。

桜島の名産といえば 桜島大根ですよね。

…として知られています。

でも実は 大根以上に
多くの農家が育てている

島主力の作物があるんです。

別なもの。

果物 おっ。
あっ。

(福島)さすが。

(福島)小さいほう ご存じですか?

なんか駅で見たことがあります。

あっ!

ん? こういうものですかね。
あっ そうですね。

こちらの木 何の木かお分かりに…。

(福島)はい。 葉っぱの先っぽに…。

これ?
はい。 へえ~ これ。

これですか。
はい まだちっちゃいんですけれどもね

これから大きくなっていくんですが…

あ~ いっぱいついてますね。 へえ。

タモリさんが見つけたのは
桜島のもう一つの名産…

直径わずか4~5センチで…

…とも
言われています。

香りがよく
とても甘いのが
特徴です。

そのあたりについて
詳しくお話を聞きたいと思っております。

よろしくお願いします。
タモリさん 野口さん こんにちは。

鹿児島の郷土研究を
しています。

さて…

ちょっとですね
こちらをご覧頂きたいと思いま~す。

はい。 こちらになりま~す。

この書状が 何かといいますと…

「内々蜜柑之儀
御進上」。

(東川)はい そうです。
差し上げたということですね。

こちらの この文字 読めますか?

(東川)はい そうです。
時の将軍といえば どの方になりますか?

(東川)
そうです。

そうなんです。 この書状が書かれたのは

関ヶ原の戦いで島津家が属した西軍が

家康に敗れて わずか3年後のこと。

まだまだ気まずいときに
両者の仲を取り持つため

家康に贈られたのが
桜島のみかんだったんです。

(東川)そうなんですよ。 はい。

戦いに敗れて みかん贈ったら
失礼になりますね 普通ね。

(東川)はい そうです。

ほ~う。

(東川)そうなんです。 はい。

江戸時代から現代に至るまで

桜島最大の産業になっている
みかん作り。

それが どうして
桜島で行われてきたのか。

山をじっくり見ると分かるんです。

こう見えるはずですか。
はい。

ほ~う…。

これ まあまあ…

削れ具合が だいぶ違うんですけれども
シワの様子 ちょっと見て頂くと

この辺り かなり深い。
深いですね。

実は桜島は 時代の違う2つの山から
できているんです。

それぞれ北岳 南岳と呼ばれています。

はじめに生まれたのは 北岳でした。

北岳は およそ5, 000年前
噴火活動を終えます。

すると今度は 別の場所で噴火が始まり
南岳ができました。

現在 噴火をしているのは 南岳なんです。

こちらは 北岳の山頂。

確かに 噴火をしている様子が
ありませんよね。

新しい溶岩が流れなかった北岳は

長い間 風雨にさらされ続けたため
山腹が大きく削れているんです。

(福島)私たちが…

まあ… すごい…

(福島)はい そうですね。 では…

はい こちらご覧下さい。
あぁ~。

(福島)広いですよね。 はい。

(福島)はい。

何となく こういう感じ… こういう感じ。

野口さん やりますね~。

桜島の北岳側では

風や雨で削られた山の土砂が
土石流となって麓に流れました。

これが繰り返され
扇状地が生まれたんです。

扇状地は みかん栽培に適した斜面と

水はけのいい土壌をもたらしました。

さらに気候も温暖。

桜島は みかん作りに
絶好の土地になったんです。

ところで…

そうです そうです。
なんかちょっと おかしいと。

ですよね。 はい。

そうなんです。 実は…

よくないですよね。

(福島)なんででしょう。

そこにはですね…

勘違いしてる。 ほう ほう。

(福島)
それが分かる場所に行きたいと思います。

はい 行きましょう。

続いてタモリさんがやって来たのは
車で10分ほどの集落です。

おお~。
(東川)あっ どうも。

さっきぶりでございま~す。
よろしくお願いします。

こちら…

集落にある墓地を よ~く見てみると…。

まあ 普通考えると…

(東川)はい そのとおりです。

全部 屋根つきですね。
(東川)はい そうですね。

タモリさんが見つけたのは
屋根のついた お墓。

これも 火山灰の降る
桜島ならではの光景です。

(東川)
はい そうです。

ちょっとですね ないお墓のほうを
ちょっと注目して頂きたいと思います。

これ共通してるのは その辺…

(東川)はい 戦死ですね。

ん…?

(東川)
はい そうです。

(東川)はい。 ここは桜島ですよね。
ええ。

でも…

その激戦地の一つが熊本でした。

ここにあるお墓は 桜島から戦いに赴き
亡くなった人たちのものなんです。

はい そのとおりです。

なぜでしょう…?

え…?

そのあとの中央政府への なんか

忖度? ふふ…。
忖度…。

なんで? なんでだろう?

まあ でも…

これも一応 供えられてますね。

(東川)だから 先祖は
大切にされてるわけですよね。

(東川)はい。 先ほど通ってきたところ

新しい墓ですよね。

どういうこと…?

(東川)はい。

あっ そうなんですか。
(東川)はい。

実はですね…

へえ~。

ああ そうですか。
(東川)はい。 ということで…

…実は広まったと
言われてるんですね~。 へえ~。

そうなんです。

桜島が灰を降らせるようになったのは
最近のこと。

それ以前は 火山灰に
悩まされることはなかったんです。

(東川)先ほど みかん畑に行きましたよね。

(東川)そのとおりでございます。

へえ~! あ そういうこと。

(東川)だから さっき見たような
豊かな農業が栄えたわけですよね~。

そうですね。
そういうことになりますよね。

はは…。

へえ~。

(東川)はい。 ということで
多くの人に勘違いされてる

桜島のある事実に
気付いて頂いたでしょうか。

ああ 分かりました。 ああ~。

そうですね。

桜島のみかんは
今は 火山灰の被害を避けるためにも

ハウス栽培が中心になっています。

桜島の人々は 工夫を重ねながら
暮らしと産業を守ってきたんですね。

こちらは 桜島の噴火の歴史を
簡単にまとめたものです。

現在 桜島は小規模な噴火を
繰り返していますが…。

かつては静かな時期が続き
大きな噴火を起こしていました。

例えば 江戸時代は…。

おお…。
おぉ~。

噴石が。

中腹からもやってますね。
(福島)そうなんです そうなんです はい。

これは大変ですね。
(福島)大変ですよね これ。

実は これ 「前」って
書いてあるんですけども

この後ろ側もありますので
ちょっとご覧頂きますね。

こちらです。
わあ~。

(福島)全然…。
これはひどいですね。

東側 一挙に4か所から。

おお 稲妻が。
(福島)そうです。

実は こうした大噴火の時に流れた
大量の溶岩が

島の暮らしに大きな影響を
与えてきたんです。

歴史時代の噴火のですね…

ちょっと見てみたいと思います。

これ。 これ 安永。
(福島)はい これが江戸時代ですね。

緑色のやつが 江戸時代の溶岩になります。

そうなんです。

あっ そうですか。
はい。 人 住んでます。

その様子を 南岳に近い集落に…。

大変でしょうね
この辺の人たちは。

(福島)その辺りを今から。
あ 行きましょう 行きましょう。

(福島)見に行きたいと思います。

タモリさんが
やって来たのは
桜島の南岳側。

まずは
この地域の地形から見てみましょう。

集落 全部 見えますね。

(福島)
結構 小高い丘みたいなのがあって

私たちがいるのも ちょっとした
小高い丘みたいな感じなんですけども

この丘と丘…

これは… この両側…

溶岩のちょうど へりにあたるので…

実は この地域 活動を続ける南岳に
近い場所だからこその恵みがあるんです。

一体 何でしょう?

…ご覧頂きたいなと思いますので
少し進みたいと思います。

はい。 うん?

あの辺りを ちょっと
見て頂きたいんですが

水面 よく見ると…。

なんか…

ん…?

その辺ですね 盛り上がってますね。

ほう~。
(福島)温泉なんですねえ。

へえ~。

ほう~。
おお~。

なんと 南岳側では

海岸を掘れば温泉が出る場所も。

豊かな温泉に恵まれた地域なんです。

ああ そうですか。

西郷隆盛や大久保利通も

この地に温泉に入ったという
記録も残っています。

へえ。
へえ~。

南岳側の温泉は
古くから…

昭和40年代には ホテルも立ち並び…

あっ そうなんですか。
そうですか。 はあ~。

一つは…

南岳側の恵みは 温泉だけではありません。

タモリさんが
やって来たのは

火口に最も近い地域。

この海岸にも
南岳側ならではの恵みがあるんです。

はい。 ちなみに…

全く新しい…。

はい。 もうそのとおりですね。

違いますね。

(福島)あちら もう
松しか生えてないですよね。

痩せた林みたいな感じですけども。

100年前の大正の溶岩で
この左手のですね 一番近くにあります…

これが。
(福島)はい ここだけなんですけども。

そして こちらの…

おお~ すごいのが。

わあ。
おぉ~。

これ 江戸?
はい これ 江戸の溶岩ですね。

すごいね~。

そうです。

あっ 見えるね。

そこが昭和だ。
(福島)そうです。

その向こう側 全部 大正。
(福島)そうですね。

やっぱり この…

(笑い声)

違う気がします。

その辺な 見てみたら。

(笑い声)

(福島)こちら ご覧下さい。

え 今ここにいるんですか?
(福島)さすがですね。

はい もうそのとおりです。
これ 安永溶岩。

ああ そうか それで…。
(福島)大正溶岩。

その手前が…。
(福島)昭和溶岩。 昭和溶岩で

すぐ裏が大正溶岩。
(福島)そうです。

(福島)そうなんですよ。

でも 大正と昭和だから そんなに…
そんなに離れてないけど

微妙に違うね。
(福島)そう 微妙に違うんですよ。

違うんですね。
そうなんです そうなんです。 はい。

こちらのほうが
やっぱり岩肌がよく見えていて。

よく見えて 新しいんだね。 へえ。

面白いですよね。
へえ。

タモさん
楽しそうですね~。

実は この溶岩の景観こそ
南岳側のもう一つの恵みなんです。

溶岩の迫力ある景色は
観光客に大人気。

桜島の大きな観光資源に
なっているんです。

それだけではありません。

溶岩は 桜島の暮らしにも
大きな影響を与えました。

中でも大きな変化を
もたらしたのは…

その時の噴火の様子が…。

うお~
すごいね これは!

(福島)すごいですよね これ。

すごいな~。

これは… これが桜島…。

(福島)そうです 頂上ですね 南岳の頂上。
南岳の頂上ですね。

中腹から。
(福島)中腹から。

うわ~ たまったもんじゃないですね
この辺に住んでる人は。

すごい。
おぉ~!

(福島)これは…

まだ…

(福島)そうです。

「島」だったんですね。
(福島)はい それが…。

(福島)そうなんです。

くっつきましたね。

もともと海峡だったのは
この部分。

ここに溶岩が流れ込み
「島」だった桜島が

大隅半島と
陸続きになったんです。

(福島)ここが陸続きになったときの写真を
ご覧頂きたいと思います。 はい。

はい こちらです。
あぁ ははぁ~。

向こう側が 大正溶岩。
(福島)はい。

これが ゴロゴロゴロゴロ 来たんだ。
じわじわじわじわ。 こうやって。

(笑い声)

あぁ~。

へえ~。

えっ?

大正大噴火が生んだ…

一体何でしょう?

タモさん 今日の
オープニング

思い出してみて
下さい。

(福島)そうなんです。
はあ~ そうですか。

ああ そうなんですか。 へえ。

大正大噴火では
多くの住民が被害を受けました。

当時の村長は これからの島の
子どもたちに必要なのは教育だと考え

今で言う高校に通えるよう
船で鹿児島とつないだんです。

そして 2つの半島とつながったことで
桜島の暮らしは一変します。

(福島)では こちらをご覧下さい。

それまでは こうだ。
(福島)そうなんです。 あぁ~。

(福島)
グルッと回らなければいけなかったのに。

ものすごい距離。
(福島)そうですね。

島が島でなくなって ここがくっついて

そして フェリーが ここを
輸送することができるようになって

そして スムーズに
こっちに 人も物も

移動しやすくなった
ということなんですね。

(福島)大きいですよね。

ということで…

(福島)エラいですねえ。

現在 桜島フェリーは 多い年で

年間520万人が利用し
世界屈指の輸送量を誇っています。

観光に物流。

鹿児島の暮らしを
支えているんです。

大噴火をばねに 桜島は

より便利で暮らしやすい場所に
進化していたんですね。

これ 終電ない。
ないんですか。

夜中も。
へえ~。

ここまでですね 溶岩が与えてきた
大きな影響をご紹介してきましたけども

ご理解頂けましたかね。
よく分かりました。

大正大噴火がもたらしたのは
進化だけではありませんでした。

3メートルの鳥居が
火山灰で埋まった その姿が

被害の大きさを伝えています。

58人の死者・行方不明者を出した
大災害でもありました。

世界有数の活火山 桜島。

安心して暮らすために
欠かせないものがあります。

タモリさんが
やって来たのは
山の中腹です。

巨大なパイプが 見えてきました。

施設がありますね。
ありますねえ。

こんにちは。
こんにちは。 はじめまして。

どうも。

桜島で40年間 火山研究に
携わっています。

これ なんか…

はあ~。

ここにですね 実は…

この中。
こちらです。 はあ。

ここは 噴火の兆候を
いち早くキャッチするための…

その心臓部は トンネルの先
つまり 火山の中にあります。

桜島に供給される
マグマの動きを捉えることで

大規模噴火を予測する まさに最前線。

(井口)そうです。
ほう…。

じゃあ 今からご案内いたしますので。
行きますか。

はい 行きましょう。
はい。

おお~。
おお~?

そうですか ここだけじゃないんですね。

この部分がですね 一番肝心の
観測機器が置いてあるところなんです。

はあ~。

はい そうです。
ガラス棒です。

現れたのは 長いガラス棒と機械。

一体 何を測っているんでしょう?

説明しましょう!

桜島にマグマが
供給されると

山体が
わずかに膨らみます。

この装置は
山体が どれだけ膨らんでいるのか

地面に固定した
ガラス棒を使って計測しているんです。

さらに
傾きを測る傾斜計も備えられています。

え~ これ 分かるんですか。

すごいですね。
へえ~。

(笑い声)

感覚的にはですね 我々が…

ほう。

こういう高感度のですね
やっぱり観測機械を使うとですね

今 桜島で 過去には年間1, 000回ぐらいの
爆発 起きてますけども…

ほう~。

すごい。 ナノで。
ええ。 えぇ~。

すごいですねえ。

観測データは
気象庁や自治体と共有され

避難指示の判断基準などに
役立てられています。

桜島では 世界最高レベルの観測体制が

暮らしを守っていたんですね。

いやあ ちょっと安心しました。
そうですか。 ありがとうございます。

大正噴火の写真をさっき見て

一刻も早く帰ろうと思ってたんです。
(笑い声)

情報 ありがとうございます。
ありがとうございます。

世界有数の活火山 桜島。

大きな災いも起こす この島で

人々は 火山の恵みと日々の備えを
折り重ねて 暮らしてきたんですね。

タモリさん 今日のお題は…。
はい 今日のお題です。

私が当てたとおり…
「世界有数の活火山になぜ暮らす?」

ということでしたけどもね。

本当に身近に灰があって。

また でも これは ひょっとすると

灰が降らないようになるかも
しれないんですからね。 ああ…。

これから先はどうなるか
分かんないですからね。

本当 微妙な変化も見逃さず
大噴火に備えると。

いち早く避難の準備をして
避難できるようにすると。

体制が整ってたんですね。

少し安心しました。
ふふふ。

それだけしても やっぱり
桜島に住みたい。 そうですねえ。

条件がいいんですよ。
活火山以外はね。 そうですね。

♬「未来の あなたに」

♬「幸せを 贈る」

♬「記憶と 想い出を」

♬「花束に 添えて」

♬「ひとときの 夢を」

♬~

皆様! チャンネルは そのままで!

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