そこまで言って委員会NP【夏休み緊急招集!そこまで教育委員会!】[字]…の番組内容解析まとめ

出典:EPGの番組情報

そこまで言って委員会NP【夏休み緊急招集!そこまで教育委員会!】[字]

新学期を控える夏休みの今こそ、日本の教育の実態を考える特別企画!教員を確保するにはどうすれば?部活の民営化&あだ名禁止の是非など、徹底討論!

出演者
【司会】
黒木千晶
野村明大

【パネリスト】
竹田恒泰
山口真由
田嶋陽子
眞鍋かをり
小島よしお
坪田信貴
溝口紀子
竹中平蔵

【VTR出演】
ホリ
番組内容
◎日本の教育現場が抱える問題について徹底討論!モノマネ芸人・ホリの至極のモノマネラッシュも!

▽ペーパーティーチャーの採用拡大で…教育の質は保たれる!?

▽教員の負担となる“部活動”…外部委託に問題はない!?

▽特定の才能を持つ子供への支援…ギフテッド教育は進めるべき!?

▽いじめ防止!?「あだ名禁止」に賛成?反対?

▽重いランドセル回避に賛否も!?「さんぽセル騒動」を考える!
番組ホームページ
http://www.ytv.co.jp/iinkai/
番組ツイッター
https://twitter.com/sokomade_np
Youtube
https://www.youtube.com/channel/UCFf21op6Q2OG_H7-pQmCc_Q

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バラエティ – その他

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解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

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>>3年ぶりの行動制限のない夏
休み。

新型コロナ第7波の感染が急拡大
する中でも、

全国の行楽地は、

久しぶりのバカンスを楽しむ人た
ちであふれているが、

お盆が過ぎ、

夏休みも後半にさしかかった今、

宿題に追われている子どもたちも
多いのでは。

しかし、

親かそれとも代行業者か?
>>確かに今の子どもたちは昔よ

り大変なのかもしれないが、

もっと大変だといわれているのが
夏休みも休めない学校の先生。

>>はい、

注目。
人という字は、

2本の線が支え合ってできている
という話は、聞き飽きてると思い

ますが、きょうは、

入れー!っていう字を書きました。
ね?

夏休みに入ってもどうか、体だけ
でなく、

心も休ませてあげてください。

そして優しい気持ちを持った、

そんな大人になってください。

きょうの授業はここまでです。

はい、さようなら。
>>ちょ、

待てよ。

あんたの仕事はさ、

ぶっちゃけ、

授業だけじゃねえだろ。
>>そう、

学校の先生の仕事は授業だけでは
ない。

授業を始める前の準備から、登下
校、

給食、

掃除、昼休みの見守り、

学級会に職員会議、

放課後もテストの採点、

提出物の確認、

通知表などの成績処理、さらに入
学式、

卒業式、体育祭、

文化祭などの学校行事、

進路相談に家庭訪問、

そして土日の登校も求められる部
活動の指導などなど。

忙しすぎてもはや過労死ラインを
超えているとの指摘も。

>>でも、

僕は死にましぇーん!

僕は死にましぇーん!教師の仕事
が好きだから、僕は死にましぇー

ん!

僕がちゃんと教えますから。

>>そんなこと言ってるけどさぁ、
一番問題なのは、教師はいくら残

業しても、

給料は一緒だっていうことなんだ
よ、

このやろー。

>>それはやばい、やばいやばい
やばい、リアルガチだって。

>>そこで本日のそこまで言って
委員会NPは、

ブラック職場ともいわれる教師の
仕事。

世界で後れを取っているとの指摘
もある日本の教育の現状などにス

ポットを当て。
>>教師不足の中、教員免許更新

制が廃止されたことで、教員免許
を持つが、

教壇に立ったことのないいわゆる
ペーパーティーチャーの採用が可

能に?

>>教師を長時間労働から救うた
め、来年度以降、

部活動を地域に移行する動きが出
ているが、

学校の部活を外部に委託すること
は果たしていいことなのか。

>>知能指数が高い、

記憶力が優れている、難しい数学
の問題が解けるなど、

ある分野で突出した才能を持つ子
どもに特別な教育を施すギフテッ

ド教育とは。
>>千晶ちゃん、

明大君はだめ。

男の子も女の子もさん付けで呼び
ましょう。

あだ名を付けるのもやめましょう、
こんな教育は正しいのか?

>>ランドセルが重いからと、

コロコロを付けたさんぽセルを発
明した子どもが大人に批判される

という日本は教育的な国といえる
のか?

>>人気ものまね芸人のホリさん
が、金八先生をはじめ、さまざま

なキャラクターで教育問題を提起
し、

おなじみの委員会メンバーが徹底
討論。

>>また、今回は。

>>ぴーや!

おっぱっぴー小学校の小島よしお
です。

>>子どもが見ている教育系ユー
チューブ番組第1位、

おっぱっぴー小学校で再ブレーク
している、早稲田大学教育学部卒

のお笑い芸人、

小島よしお氏がパネリストとして
初登場。

>>そこまで言って委員会NP。
>>このバカチンが!

>>金八先生に怒られる?

そんなの関係ねぇ!

そこまで教育委員会。

>>こんにちは。

さあ、

本日は日本のさまざまな教育問題
について徹底討論してまいります。

本日の委員会の皆さんです。

>>どうぞよろしくお願いいたし
ます。

>>よろしくお願いいたします。
>>さあ、そして当委員会初登場、

早稲田大学教育学部卒のお笑い芸
人、小島よしおさんです。

>>ぴーや、ぴーや、

ぴーや、

ぴー。
>>早速、ありがとうございます。

>>これでほぼ終わりです。
>>小島さんといえば、ユーチュ

ーブチャンネル、今、お子さんに
すごい大人気みたいですけれども。

>>ありがとうございます。
>>改めてどんな内容ですか。

>>本当に、

小学校の授業内容っていうのを、

分かりやすく、

一応楽しく。
コロナ禍になって、

休校の学校ができて、

子どもたちの学力が下がっちゃう
っていうのを、僕、

子ども向けのライブは、10年ぐ
らい前からやってたんですよ。

>>すごい大人気ですよね。
>>いや、

もう信じられませんよね、昔はだ
ってPTAから禁

止にされてましたから。

>>この番組に出ると、

炎上するかもしれないですけど、
大丈夫ですか?

>>大丈夫、

大丈夫。
>>ありがとうございます。

ユーチューブといえば、竹中さん、

平ちゃんねるの調子は最近どうで
すか。

>>私はおじさん、

おばさんに結構見てもらってます
から、子どもは全然見てないと思

いますけども。
>>小島さん、どうしたら子ども

見ると思います?
>>どうしたら、そうですね、

ぴーやをやったら。
ぴーややったら、すごいもしかし

たら食いつくかもしれません。
>>どうやってやんの?

>>ここから、

ぴーや。
>>ぴーや。

>>かっこいいな。
>>ぴーや。

>>あっ、いいですね。
>>今回取り上げるテーマこちら

ということで、お願いします。
>>重たいランドセル、あだ名禁

止、教員免許更新制廃止、

ギフテッド教育と部活動改革と、
5つのテーマがありますけれども、

最近ニュースになったこちらから
まずはいきましょうか。

教員免許更新制廃止についてです。

>>私はね、

ミカンではなく、

人間を作ってるんです。

生徒は腐ったミカンじゃないんで
す。

生きた人間を作ってるんです!

>>ドラマの金八先生に憧れ、

難関の教員試験をくぐり抜け、教
師になったにもかかわらず、

理想と現実のはざまで思い悩み、

辞めてしまう人は少なくないとい
う。

>>長時間労働なうえに残業代は
ゼロに等しく、

業務以外の対応にも追われ、

2016年の文科省の発表による
と、小学校でおよそ3割、

中学校ではおよそ6割の教員が、

過労死ラインを超える時間外労働
をしているという。

そんな教師を辞めたいと思う理由
としては。

>>はい、じゃあきょうはここま
ででございます。

はいはい、さよなら、はい、

さよなら。
>>あっ、あっ、ちょっと、

ちょっと待ってください。
ここ、教えてください、

先生、天野君!

>>小便ぐらい行かせなさいよ。
>>業務が多く、休みや自由時間

が少ない。
>>テストの点数が悪いって、

そんなこと言ったってしょうがな
いじゃないか。

>>うちの息子の出来がそんなに
悪いと言うのかね。

私に言わせりゃ、君の指導のほう
が、よっぽど悪いと思うがね。

>>はい、はーい、はい、おっし
ゃるとおりでございます、

おっしゃるとおりでございます!
>>生徒や生徒の親の対応がつら

い。
>>よし、じゃあ、

次のページ、木村、読んでくれや。

>>ちょ、

待てよ。
あのさ、俺、前のページにまだ納

得してねえんだけど。
>>じゃあさ、もう自分で調べな

さいよ。
>>授業の進行が思うようにでき

ない。
>>さあ、それではお弁当、

いただきましょうかね


いただきます。

>>あー、これは坂本先生、いや
ー、どうもどうも、僕はね、

もうゆで卵が大好きで、

1つもらってええですか。
ええやないの。

>>やめろ!
>>何をすんねん!

ちょうだい!

>>やめろ!何してんですか。
>>僕の甲子園の記録、まだ破ら

れてへんから。
>>教師なんて辞めてやる!

>>教職員どうしの人間関係が難
しい。

>>昨今の教師不足は深刻で、文
部科学省によると、2021年度、

公立の小中高校などで生じた欠員
は、2558人。

別の調査では、

ことし春の始業式時点で、小学校
の21%、

中学校の25%で教員が不足し、

教頭が学級担任を務めたり、

授業の行えない教科が生じたりす
るなどの影響が起きているという。

>>そうした中、

ことしの5月11日、

10年ごとの教員免許更新制を廃
止する改正教育職員免許法が参院

本会議で成立した。
教員免許はもともと無期限だった

が、教員の能力向上を目的として、

2009年度に幼稚園や小中高校
などの教員免許に10年の期限を

設け、

更新講習を課す制度が導入されて
いた。

これにより、

教員は夏休みなどを使って30時
間以上の講習を受けなければなら

ず、費用も自腹で、負担となって
いた。

>>今後は教員免許の更新が必要
なくなり、

文部科学省は都道府県教育委員会
に教員免許を持たない社会人など

を積極的に教員として採用する、

特別免許を推進していき、教員免
許を持ちながら、

学校で教えていない人材の活用に
乗り出している。

ペーパードライバーならぬ、

ペーパーティーチャーを掘り起こ
し、

即戦力として教壇に立てるように、

文科省は最新の学校教育や子ども
への接し方などを学べるオンライ

ンの研修プログラムを開発してい
るという。

>>3年B組。
>>ペーパー先生!

>>うるせえ。

年上だぞ、お前。
なんでやねん!知らんけど。

>>そこで皆さんに質問です。

あなたは公立の小中高校で、

ペーパーティーチャーを採用する
ことに賛成ですか、反対ですか。

>>さあ皆さんにお聞きしており
ます。

あなたは公立の小中高校で、ペー
パーティーチャーを採用すること

に賛成ですか、反対ですかと。

>>賛成と反対で分かれています
けれども。

坪田さん、学校の先生が授業する
必要、

そもそもないんじゃないのと。
>>そうですね。

ペーパーティーチャーかどうかと
いう、

それ自体の制度ってたぶんどうで
もいいんじゃないかなと。

多くの先生って、たぶん、

子どもの一人一人と向き合いたく
て先生になってると思うんですけ

れども、それがいろんな、

それこそ1人何役、ホリさんがや
ってるみたいに、1人何役もやら

ないといけないから、大変なわけ
じゃないですか。

例えばアメリカでカーンアカデミ
ーというのが出来て、カーンさん

っていう人が、遠く離れたいとこ
に数学教えるために、自分で授業

をして、それをユーチューブの動
画にアップして、それを、もう世

界中で話題になって、分かりやす
いと。で、

その人に対してグーグルだとか、

あとビル・ゲイツ財団だったりと
かが資金援助をしまして、あらゆ

るコンテンツを、教育コンテンツ
を作ったと。

世界中で人気になり、アメリカも
今、

公立の学校とかで、いわばその動
画を見て、

予習をしてもらって、

学校ではいわば演習とかの問題を
する。

そうすると、先生は一人一人のレ
ベルに合わせて、

指導することができるようになる
と、

まさにぴーあアカデミーみたいの
を日本で作るとかですね。

>>先生って、特に小学校の先生
に、僕は大事だなって思うのは、

真心と誠実さというか、

人間としての一番土台に乗ってく
る部分、

土台の部分を教えることっていう
のが大事だと思うんで、

そういう意味では、

僕は別にペーパーティーチャーの
方でも、

こういうことが教えられるんであ
れば、

あとの技術的な部分は、

経験とかでだんだんと補っていけ
ると思うし。

一番初めのこの、人間としての足
腰の部分、

これを子どもたちに教えられるの
がいいのかなと思ってるんですよ

ね。
>>すごくいいことおっしゃって

るよね。

やっぱり小学校のときに教わった
ことなんかなんにも覚えてないで

すよ。
だけど、先生の言ったことば、先

生が何をしたか、友達が何を言っ
たか、友達が何をしたか、やっぱ

り人間関係のところで尊敬できる
先生と、そうでない先生って、子

どものときから分かっちゃうじゃ
ないですか。

だから今、

小島さんが言ってらしたこと、す
ごく大事だと思う。

>>小学校って、いろんな国語、
算数、理科、社会、全部、小学校

の先生が教えるじゃないですか。
そうすると、

なんかガチャ的要素というか、

運がよければすごい先生になるし
っていうのがあるから、なんか、

小学校のときから中学校みたいに、

いろんな教科、その教科の人が教
えるとか、っていうか、

いろんな大人を見れる、なんてい
うかな、

初めの経験というか。

>>先生のガチャって、結構、実
は外れた場合、

大人になってからもトラウマにな
ったりとかするじゃないですか。

私、公立の学校しか行ったことな
いんですけど、

やっぱり教師一筋で来て、いい先
生っていうのももちろんいるんで

すけれども、結構、やべぇやつっ
ていうのが、先生の中にいっぱい

いて。振り返って大人になってか
ら、

あの発言っていうのをすごく思い
出したときに、

人間としてちょっとどうなの?

っていう先生っていっぱいいたな
と思って。

>>だからやっぱりそういう意味
でいうと、

子どもに教えてほしいのって、や
っぱ教科だったり、勉強だけじゃ

ないから、やっぱり社会経験の中
で培ったものの中から、何かこう、

生きる力みたいなものを導き出し
てほしいなと思うので。

>>その先生っていうのが勉強を
教えるだけじゃなくて、人を育て

る、

子どもたちを育てるという意味で
も重要っていうことですけど、そ

うなってくると、

やっぱり竹田先生、

竹田さんのおっしゃるように社会
経験…。

>>言い直さなくていいんです。
私、一応、大学の教員やってるの

で。

>>学校の先生って、

特に小中、

免許を取って学校の先生してる人
は、普通、ほら教育系の学部出て、

そのまま先生になるから、

普通の一般の会社で勤めた経験な
いわけですよね。

ですから、やっぱりね、

社会経験が豊富な人が、まあね、
たくさんいると、

全員じゃなくてもいいんで、ちゃ
んと免許を取ってる人もいれば、

例えば企業に勤めたうえで入って
くるとか、

もしくは自衛隊辞めて入ってくる、

なんでもいいんですよ。
>>でもいろんな先生が必要って、

今、そういうふうになってきてい
るというのはいいと思うんですけ

ど、でもその、私は免許更新制の
ね、

導入された大本にあった2009
年のときの一部の指導力不足の教

員に対する、

国民の深刻な不信感をなんとか払
拭しなきゃいけなかったっていう

のも忘れちゃいけないと思ってい
て、例えば先生の中では、

公立の高校で数学を教えている先
生が、

数学の公立校の入試問題、3割し
か解けなかったっていう例がある

わけですよ。
そういう教員が一部にやっぱりい

たんですよ、指導力不足の。

私はこういう免許更新制がなくな
ってもなお、

生徒の側から先生を評価するって
いう方式がないとやっぱり絶対お

かしいと思うんですよ。
>>私も疑問なのが、

やっぱりペーパーティーチャーっ
てなると、それこそ、

例えば30年前に教員免許をお取
りになった方とかが、

学校の教育に携わりたいと戻って
こられるのはそれはすごくありが

たいし、

すばらしいことだと思うんですけ
れども、例えばじゃあ、今の指導

に、学習についていけるのかとか、

オンラインの授業とかも増えてい
る中で、

そこの研修の部分とかをどういう
ふうにするという実現性はあるん

ですか。
>>まさにこのプロの人たち、

スーパー教師の人たちが作った台
本で、

動画を多種多様に作れば、先生も
選べるし、

あるいはぼく個人的には例えば石
原さとみの英文法みたいのがあっ

て。
例えばスーパー教師の人たちが、

台本を作るんですね、授業の。
それをプロの女優さん、

俳優さん、

あるいはジャニーズのタレントさ
んとかが演じて、

授業の動画をやると。

>>確かにでも石原さとみさんが、

英文法やったら、

私もすごい食いつきますよね。

>>教えるのが得意な先生もいれ
ば、

得意じゃない先生もたぶんいると
思うんですよね。

それをある意味、なんていうんで
すかね、

すごく高い意味で、スーパー教師
の人たちの台本でやればいいんじ

ゃないかなと思います。

先生がそもそも指導する必要もな
くなってくるし、

一人一人に向き合える時間ってい
うのが作れるようになるんじゃな

いかなと思います。
>>教育委員会の中に入ってたの

で、その話っていうの、私は10
年前に教育委員長だったんですけ

れども、教員の質っていうのが、
本当にそれだけの学力があったり、

じゃあそれを、

生徒側から、

大学なんかそうですよね、竹田さ
ん、

評価で逆に私たちが通信簿つけら
れちゃうんですけど。

>>つけられちゃいますね。

>>小中高って先生の採点ってな
いじゃないですか、

教員評価制度っていうのもすごく
問題で、

すごく厳しくすると、

点数下がっちゃうんですよ。
>>委縮される可能性もあります

よね。
>>そうなんですよ。

それが果たして本当に教育の質と
していいのかっていうのもありま

すし。

>>なんでもかんでも審査するっ
て俺、あんま好きじゃなくて、わ

りと僕、審査される側のほうで、

酷評受けることも多いんであれな
んですけど、そもそもとして、

子どもって大人みんなで育てるも
のじゃないかなって。

なんかそれをだから、

学校に任せればいいだとか、そう
いう学校のシステムをどうかって

いう、なんかこう、

みんなちょっと審査員に、

ちょっとなってしまってないかな
っていうか。

そもそも、先生たちもだって、な
んていうか、

学んでる最中だと思うので、

その先生たちを評価するっていう
よりは、じゃあ、

その先生たちにこうしたらもっと
よくなるかもねとか、

そういう言い方、優しくいきませ
んか。

>>教育改革の議論はね、

ずっと霞ケ関、

永田町でしてきて、改めて思うん
ですけれども、教育改革ってすご

い難しいんですよね。なぜかって
言うと、国民全員が当事者だと思

ってて、それで自分の経験がある
から、教育はこういうもんだとか

っていうのを、みんなパーツで持
ってて、

それがパッチワークみたいになる
ので難しいんですけれども、

小島さんなんかがやってるように、
今、

デジタルな手段っていろんなこと
ができるから、そうすると、

今まで教えるっていうのが先生の
役割だったけど、

それはもう根本的に変えなきゃい
けなくて、

本当にスーパースターに、

1人に教えてもらえばよくて、あ
とは先生の仕事っていうのは、

やっぱりカウンセラーみたいな仕
事に、

本来なってるんですよ。
ところが今、

そんな資格になってないわけです
よね。

教育界でよく使われるアクティブ
ラーニング、それできる人って、

やっぱり社会人のほうが絶対多く
て、ですよね。

実際、

こういうことをさっき山口さん言
われたけれども、

やっぱり教員の免許制度を持って、
改革して質を高めようということ

を、2009年にやったわけです
けれども、

実際それもうほとんど機能してな
いんですよ。

だから今の更新制度廃止するって
いっても、

廃止しても廃止しなくても実際ほ
とんど変わらない。

だって、ほとんどの人が更新され
てるんだから、私はやっぱり、教

員免許制度そのものは、はっきり
言っていらないと思いますよ。

>>教員の質が下がってるってよ
く言われますけれども、これって

理由は簡単だと思うんですよ。

昔は教員って憧れの職業だったん
ですけれども、今、

憧れじゃないんですよね。

だから本当にできる人が違う職種
にいっちゃうわけですよ。

だから本当に教員が憧れの職業で
あれば、本当に能力のある人が、

意識の高い人がどんどん来るの、

そうすれば自然と質は高まってい
く。

じゃあなぜ、

なぜじゃあ、

教員が人気がないかと言ったら、
子どもの人権っていうのをね、

意識し始めてからだと僕は思うん
ですよ。

仰げば尊しって今、歌っちゃいけ
ないんですよ。

師匠というのはだめだと、要する
に教育というのはサービス産業の

従事者であって、子どもはお客様
というね、そういうような扱いに

しちゃったんですよ。
だから師弟関係みたいなものを一

切廃止して、上下じゃないと。た
またまサービス産業の従事者であ

るというね、そういうふうにする
と、先生の尊厳もない。

また親が学歴が高くなったりして、
先生を小ばかにする。

これじゃあね、

子どもが先生に憧れるとかないで
すよ。

>>先生は憧れの職業じゃないか
というと、それはちょっと違うと

思うんですよ。
だって、

あれだけたくさんの人が教員にな
りたいって受けにいってるんだか

ら。
これだけブラックな社会でも、な

りたいって言ってるわけだから、

やっぱり非常に対しての魅力とか
尊さみたいなもの、皆さん感じて

るわけでしょ。
重要なのはね、やっぱりこれに、

実は変な法律があって、

給特法っていう法律があって、残
業代払えないんですよ。

残業代払えない代わりにプラス4
%やりますと、変な法律がある。

ところがね、これね、数日後に東
京高裁で、これに対する裁判の判

例が出るはずですよ。
これ、やっぱり残業代払うべきだ

と。
だって労働基準法って法律があっ

て、労働基準法に違反していたら、
国家賠償法で国が払わなきゃいけ

ないわけですから、

それはやっぱりちゃんと適法して
ね、本当にちゃんと残業代も払う

し、人数がとにかく不足している
のは明らかなんだから。

>>もう一つ、いい人材が来ない
っていうのは、私たちの時代って、

教員になると、奨学金が返済無料
だったんですよ。

返済しなくてもいいという制度が
あったんですよ。

今は返済じゃなくて貸し付けです
よね。

だからそういう教員に、やはりそ
ういったインセンティブ、

教員になる人をインセンティブつ
けるようなことをしないと、

本当に人材っていうのは枯渇しつ
つあるので、私も今、

養成校なんで、ぜひ、

竹中先生はもう教員免許制度自体
がいらないとおっしゃってますけ

ど、これはね、絶対必要です。
やっぱりそれなりの。

>>いらない。
>>いやいや、質の教育実習も見

に行ってますし、あれをなしに、
イニシエーションなんですよね。

このやっぱり黒帯だって、柔道の
黒帯だって昇段試験があって黒帯

なわけですよ。
>>このペーパーティーチャーの

採用もやはり教員をどのように増
やすか、その人手不足や労働環境

の問題についての議論だと思うん
ですが、続いてのテーマも行きた

いと思います。
先生はこちらも大変です。

続いてのテーマは、部活動改革に
まいりましょう。

>>ブラック職場ともいわれる学
校の働き方改革の必要性が叫ばれ

る中、

教員の長時間労働の要因となって
いると指摘される部活動の在り方

が今、問われている。

公立中学校の部活動は、主に学校
内で行われることから、

その指導は教員の仕事と捉えられ、
これまで休日を含む部活動は、

教員によって支えられてきたが。

>>ことし4月、

スポーツ庁が進める公立中学校の
運動部活動改革で、有識者会議は、

休日の部活動指導をスポーツ団体
などへ委ねる地域移行を進め、

2023年度から25年度に全国
での達成を目指すとする提言案を

示した。
>>ということで、

桜中学でも休日の部活動は地域に
移行されることになります。

うん、先生もね、

土日は顧問から解放されて、せい
せいします。

>>そんなこと言って、

ゴルフ部はどうするんだよ。

>>そんなの自分で勝手にやりな
さい。

パーでいいんだよ、パーで。
なあ?

>>ちょ、待てよ。

サーフィン部はどうすんだよ。

>>君はもともと波に乗っている
から大丈夫です。

大丈夫です。

大丈夫です。

>>中学校の部活の地域移行は、

教員の働き方改革だけでなく、

少子化で廃部などが増える危機に
も対応できるうえ、

自治体や学校が地元の民間団体や
大学などと連携して、

新たなスポーツ環境を

整備することもできる。
今後、急務となるのは、

顧問に代わる指導者の確保だが、
スポーツ庁は、

地域のスポーツクラブやプロチー
ムなどに、

およそ59万人の指導者が活動し
ていると見込んでいるが、

実際に協力できる人数は不透明で、

先行実施のモデル校では、

週末は所属チームの本業があると、
断られたケースもあったという。

>>一方、

吹奏楽部や演劇部などといった文
科系の部活動については、

文化庁の有識者会議が7月に提言
をまとめ、

地域移行の受け皿として、

劇団やオーケストラなどをモデル
団体として指定し、各地で地域文

化倶楽部の創設を目指している。
>>しかし、吹奏楽部では、

数十人がまとまって音を出せる場
所の確保、

楽器の購入や保管などの問題が立
ちはだかり、

部活では学校の楽器を使えるが、

地域移行で高額な楽器を買えない
子どもが参加できないのではとの

指摘も。

スポーツ部でも、

プロチームからコーチを派遣すれ
ば、報酬が高額になり、

保護者や生徒の金銭的な負担増加
につながるおそれもある。

スポーツ庁の調査では、

外部に移行した場合、

生徒1人当たり、

年間で平均1万7581円の追加
負担がかかるとしており、

今回の有識者会議の提言案では、

経済的に苦しい家庭への国の財政
支援を求めている。

>>皆さん、

親という漢字、

ご存じですか。
子どもの帰りが遅いと、

木の上に立って子どもの帰りを見
つめていますと書いて、

親と読みます。
常にね、

わが子のことを気にして生きてる
んです。

しかしね、このご時世、

親にさらなる負担を求めるのはつ
らいんです。

つらくて、心が鳴くんです!

胸が鳴くんです。

ぴーぴーぴーぴー鳴くんです。
>>中学校の部活動について、

地域によっては休日だけでなく、

平日への移行も推奨しているが、

全国への拡大は休日の改革がほぼ
完了したあとの取り組みとされて

いる。
>>そこで皆さんに質問です。

あなたは公立中学校の部活動を地
域に移行し、

外部に委託することに賛成ですか、
反対ですか。

>>皆さんにお聞きしております。

あなたは公立中学校の部活動を地
域に移行し、

外部に委託することに賛成でしょ
うか、

反対でしょうか。
>>賛成の方が多いですかね。

>>溝口さんは反対、

スポーツに携わる立場から。
>>私はね、賛成なんですけど、

あえて反対っていうのは、指導者
です。

指導者がなかなかじゃあ、

やりたいって手あげるんだけども、
じゃあ、それなりの人なのかって

いうのもあるし、

逆に塾化しちゃうっていうか、土
日やり放題で、時間、学校ではな

いので、

無制限で勝利至上主義に傾き過ぎ
ちゃう。

>>これはね、

方向としては地域に委ねるってい
うのは否定できないんですよ。

でも、じゃあなぜかというと、た
ぶんね、

バブルが始まるころの中学生の日
本の数っていうのは600万ぐら

いいるんですけれども、今、半分
でしょう、大体。

半分ですよ。
これね、ちょっと私、

すごいショックを受けたんだけれ
ども、私、

和歌山の公立の中学校で、当時、

私たちの同学年、700人いたん
ですよ。

700人。
>>公立中学校でですか?

>>そうですよ。昔、そうですよ。
だって、

だって50人クラスが14ぐらい
あったんだから。

今、700人いた学校ですよ、1
00人。

100人。
>>そうだよ。

>>100人で、例えば男性50、

女性50だとすると、

野球チームとサッカーチーム作れ
ないんですよね。

だから、

やっぱりほかのところと一緒に地
域でやるっていうのは、

もう方向としては否定できないと
私は思うんですが、

それにしては何も準備できてなく
て、本当、やっぱお金がないと、

指導者も雇えないし、

諸々も買えないし、私はだからね、
これ、

もし本当に議論が盛り上がればね、

寄付の税額控除やればいいと思う
んですよ。

この地域のために寄付してくださ
いと、

寄付したものは税金安くしてあげ
ると。

>>ふるさと納税のような制度で
すね。

>>そうです、そうです。
>>やっぱり話聞いてると、地域

の差が相当大きいと思うんですよ
ね。

からなんか全国に拡大とか、一律
じゃなくて、選択肢として入れれ

ばいいと思うんです。こういうの
に移行したほうがいいところと、

そうじゃないほうがいいところと、
それぞれ、だからもう、大体みん

な一律でやろうとするんですよね、
一部の、

選択肢が増えたと思えばこんなに
いい話はないわけで。

>>そうすると、じゃあどうなる
かというと、二極化が進むわけで

すよね。
お金のない人はスポーツができな

いってなっちゃったり、

文化部へ入れないって、部活動で
きないってなっちゃうと、

でもすごく能力がある子はどうす
るかというと、

私学に行くわけです。

これ甲子園でもそうですし、ここ
からもう、

一斉に二極化する、

よーいどんっていうスタートが切
っちゃったなと私は思いますね。

>>分岐点になるような話だと。
>>中学のときに、僕が入ってた

部活は、1つが地理研究会、

もう1つが緑と花の会。
要するに地理の先生と部員数人で、

これってもう外部委託とか無理で
しょ、これ。

だって、緑と花の会は、

学校の花壇の手入れと、

あと土地を与えられて、

好きな作物作っていいっていって、

みんなで収穫して食べたりとか、

これ歴史の先生がやってたんです
けど、先生も楽しそうでしたし。

だから、そういう部活って、

そこの先生が楽しく生徒たちとや
る部活なので、

こんなものを外部委託無理ですし、
基本、

全部外部委託ですよってなったら、
そういう部活はもう、

存在しなくなってしまいますよね。
>>ただ、小島さん、

先生の負担っていうのがやはり大
きな課題の一つでもあるんですよ

ね。
>>そうですよね、だから、

一回やってみればって思っちゃう
んですよね。

やってみて、それで問題点出てく
ると思うんですよ。

>>先生だって本当に、

そのスポーツとかのプロフェッシ
ョナルじゃないわけですか。

だからなんか、先生の中でちょっ
と得意な人がたまたま顧問になっ

てるみたいなケースもたくさんあ
るから、私、中学校のとき、

剣道部だったんですけど、

顧問の先生に剣道教えてもらった
こと一回もないんですよ。

やっぱりなんかお飾りみたいな感
じでいて、

何時までやっとけみたいな感じで
武道場出て行っちゃうので、全然

毎日、友達と武道場で、お菓子買
ってきて、食べながら、たまにな

んか、

めーんとか叫んで、やってる感じ
を出して過ごしてたんで、全然う

まくならなかったんですけど。

>>眞鍋さん、部活動も外れガチ
ャだったんですね。

>>外れガチャ引いちゃったんで
す。

>>せっちゅう案みたいなものは
すでにスタートしてますよね。

外部で部活をさせるんじゃなくて、
外部のプロフェッショナルを、部

活動指導員という形で、学校に連
れてきて、プロフェッショナルに

指導させる。
教員はそれを見てるというね。

>>なかなかね、やってるんです
けど、ギャラですよ、ギャラ。や

っぱ割に合わない、負担が大きい
で。

>>だから一番ブラックなところ
で、今、

外部に委託したらギャラがってい
うふうに言うじゃないですか、そ

れっていうことは、本当は学校の
先生に時間外労働で払ってなきゃ

おかしな話なんですよ。
だけど、竹中さんがおっしゃった

みたいに、

給特法の問題とかで、合法的にブ
ラックな状態にさせているってい

うのが現状で。
ただ、学習指導要領では学校教育

の一環であるというふうになって
るので、

校長が嫌がる先生に職務命令でや
れっていうことができるっていう

状況なんですよね。
これの実は一番大きな課題って何

かっていうと、僕は個人的に思う
のは、学校の先生たちって要は子

どもが好きで、

子どもに向き合いたくてなってる
人たちじゃないですか。

ところが、部活によって平日遅く、
あるいは土日一日中を見ないとい

けないってなったときに、自分の
子どもと向き合えないっていうの

が生まれるんですよ。
これ本当につらい問題だと僕は思

っていて、つまり、自分の子の家
族っていうものに向き合うことが

できないまま、ほかの子どもたち
のテニスの試合に行ってですよ。

例えば午前中、

自分の家の子どもを例えば病院と
かに連れていきました、

それで遅れて行ったとなったら、
生徒たちから、なんでこんな遅れ

てきてるんだよ、

顧問なのにみたいなことを、文句
言われたりとか。まず少なくとも、

時間外労働の、このブラックな状
態というものを、

ちゃんと法的にしっかりしないと
いけないし、

そこプラス外部に委託するのかっ
てなったら、

結局ギャラって、そんなに変わん
なくない?って話に、これなるん

じゃないかなって。

>>部活って生徒にもある種の負
担になるっていうか、先輩と後輩

っていう、絶対的な秩序、

なんか1年生奴隷とか言われて、

3年生神とか言われてるみたいの
あるじゃないですか、妙なルール

とかありません?先輩の目の前を
横切ってはいけないみたいな、な

んか私、ああいう軍国主義的な部
活って、

一体なんなのかしらと思って、坪
田さんもおっしゃいましたけれど

も、先生もすごい献身してるし、

生徒も妙に献身してるし、なんだ
かんだで人間力教育とか言っちゃ

って、勝利でなくて人間を鍛えて
るんだみたいな話になって、スク

ールウォーズが好きだってとか言
って、無関心な人たちをなんか、

直すぞみたいな、本当いい迷惑じ
ゃないですか。

あんなのに慣れちゃって、地域の
中で、しかも学校単位、

竹中さんもおっしゃってましたけ
れども、

学校単位じゃなくたっていいと思
うんですよ。

生徒がいろんなコミュニティに属
することで、学校の閉鎖性が薄れ

ていけば、ああいう妙なカースト
みたいなものがなくなってくるん

じゃないかなと。
>>あれね、やっぱりね、

体育っていうことばは、もうやめ
たらいいと思いますよ。

体育ってね、これ、要するに、

フィジカルエクササイズって、こ
れ、軍隊のことばなんですよ、も

ともと。
スポーツの語源っていうのは、も

っと楽しいことをする、

別の世界に行くっていう世界なの
で、

もうどうせならもう体育っていう
ことばを、教育の世界からやめる

ほうが。
>>私、体育教員なんで、ちょっ

とそこは。
>>だからスポーツ教員になれば

いいんですよ。
>>スポーツ、体育って、

本当に柔道なんか。
なぜ体罰多いかっていうと、

昔の退役軍人が柔道教えてたから
です。

軍事教練で教えてたことが、その
まま戦後、

退役軍人になって柔道教えてたか
ら、ばしばし殴ったり、

それからずっと今も、

今はもう脱暴力で頑張ってますけ
ど、はびこっていて、上下関係っ

ていうのもあるし、もう一つ、

そういう内側からの声を聞くと、
じゃあ、

矯正教育、青少年の健全なってい
うか、

じゃあ不良とかね、

そういうところでどこが受け皿に
なるのかってよく言われて、今、

じゃあこの部活がなくなっちゃう
と、

どこで学びの場とか、

親が働いてる間、

どこが見るのかっていうところ、
この制度って、今度、

地域にしっかり根付くように制度
化しなきゃいけない。

ある程度やっぱり、

私は公的なお金で、フォローアッ
プすべきですし、

フランスなんかではもうスポーツ
クラブに補助金が出るんですよ。

>>費用の話が出てくるときに、
なぜ必ず保護者負担とか、地域負

担ってなる。

その国とかが税金で費用を持つと
いうことは、やっぱり難しい?

>>だから義務教育なんだから、

こんなもの全部国が持ちゃいいん
ですよ。

>>そうだそうだ。
>>GDPにおける教育予算は、

もうOECDの中で断トツに低い
んですよ。

だから教育にお金を使ってない国
なんですよね。

>>竹中さんがおっしゃった、

>>そら戦前はね、

体育っていうのは軍事的な意味が
あったかもしれない、そんなこと

言い始めたら、

柔道なんてもともと人を殺す技術
ですからね。

オリンピック種目なんて、砲丸投
げからやり投げから、レスリング

から、あれ全部、

軍事的な能力を競っているところ
から来てるわけで。

>>サッカーなんかさ、サッカー
なんかひどいじゃん、

死んだ人の首を足で転がすのがサ
ッカー。

>>だからそういう起源があった
としても、

今、

サッカーしてる人が首を蹴ってな
んてことないわけだから。

>>もちろんいろんな起源がある
わけですけれども、私が言いたい

のは、

例えば公園に行くとどこでも鉄棒
があってね、それでどこでも体育

で、マット運動とかさせるじゃな
い?あれ、全部、軍事教練なんだ

よね。
例えばイギリスの学校なんかに行

くと全部芝生で、自由にやってく
ださいっていって、鉄棒を作ると

か、あれが一種の既得権益になっ
て、すごい…。

>>竹中さん、それ慶応義塾の精
神を分かっとらんですね。

先生はなんとおっしゃいました?

じゅうしんを成し、そして人心を
養うと、だから小さいうちに体を

作る、体を育む、

その重要性を福沢先生はとても大
切になさってたんですよ。

現在の慶応義塾も幼少期の教育に
生かしてるわけですよ。

>>やっぱりね、彼の教科書は認
定されないと思う。

>>また来年もね。
続いてのテーマ行きたいと思いま

す。
まずはその子どもをどう育んでい

くかという意味で、こちら、まい
りましょうか。

ギフテッド教育について考えてい
きたいと思います。

>>日本が今後、経済や外交で諸
外国と渡り合うためにも、

グローバルに活躍する人材の育成
が急務だと言われて久しい。

そうした中、

岸田政権がICT・情報通信技術
教育とともに力を入れているのが、

英語教育。
政府は、

2022年度までに中3で英検3
級相当以上、

高3で準2級相当以上の生徒を、
50%以上とする目標を掲げてい

るが、

ことし5月に公表された文部科学
省の調査結果によれば、

2021年度はいずれも40%台
で目標には届かなかった。

>>いつから日本はこんな情けな
い国になってしまったんでしょう

か。

この国で誰よりも早く海外に目を
向けていた、

坂本龍馬が今の日本を見たらどう
思うんだろう。

もっとしっかりしろよ、

日本人、

お前。
>>あのさ、ぶっちゃけ日本で、

英語力を上げようと思ったら、

インターナショナルスクールに通
うしかないっしょ。

実際ね、

うちの娘はインターナショナルス
クールに行って、今じゃ。

英語ぺらぺらだから。
>>一方で、

教育に関して最近、

耳にするようになったギフテッド
ということばをご存じだろうか。

特定分野に突出した才能を持つ子
どもたちをさすことばで、天から

授かったという意味の英語が語源
となっている。

ギフテッドは、IQが高く、複雑
な数学の問題を解読したり、一瞬

見ただけで膨大な情報を記憶でき
たり、

芸術的な表現が得意だったりと、
多様な特徴を持っており、

アメリカなどでは飛び級や大学へ
の早期入学など、

特別なプログラムが取り入れられ、

彼らの才能を伸ばす教育が施され
ている。

>>一方、日本では、

最近までギフテッドに関する議論
がほとんどされてこなかったが、

昨年、

文部科学省が実施した当事者への
アンケートでは、

小3で高校や大学レベルの数学を
学んだという事例などが判明。

そうした中、

先月25日に開かれた文部科学省
の有識者会議は、

得意教科の授業で一時的に別室で
レベルの高い内容を勉強する、

個別学習を認めるなど支援策を進
めるとの提言案を示した。

>>ただ、ギフテッドの中には、

授業が退屈で不登校になったり、

才能がある一方で対人関係が苦手
でいじめられるといった、

子どもたちの実態も明らかになっ
ており、

有識者会議の委員の一人は、

トップ人材の育成を目的として出
発するのではなく、

困っている才能のある子どものニ
ーズに対応することを第一に考え

ないといけないと指摘。

有識者会議でも、

英才教育は行うべきではないとい
う意見が大半を占め、

国がすべきなのは、

才能のある子どもの困難をなくす
ことだという意見で一致している

が。
>>あのね、

さっきから聞いてたらさ、

冗談じゃないよ!全くさ、

天才に特別の教育を施すってさ、

え?

そういうのを選民思想っていうん
だよ。

そうだろ?ねえ。

>>そやなぁ、

子どものときから、できる子とで
けへん子、これ、

分けるっていうのはよくないなあ。
子どものうちはみんな、

マイペースでええんとちゃうかな。

分ける、

できる、しげる。

すべる。

>>ナンバーワンにならなくても
いい。

もともと特別なオンリーワンだか
ら。

>>さっきと言ってることが違う
じゃないか、

このバカチンが!

ぴえんか、ぴえんか、おい。
>>そこで皆さんに質問です。

あなたはギフテッド教育に賛成で
すか、反対ですか。

>>皆さんにお聞きしております。

あなたはギフテッド教育に賛成で
しょうか、反対でしょうか。

>>賛成という方が多いですけれ
ども、

山口さん、

10で神童。
10歳のとき、

神童って言われたんじゃないんで
すか。

>>いやいやいや、でもなんか、
私は自分個人の経験で言うと、

私はそのせんの認識がすごい早い
ので、読むのがすごい早いんです

よ。
でも、私が持ってた困難というの

は、私は読んでるときに話しかけ
られたりとか、

気が散るっていうことがものすご
いつらくて、仕事始めたら、読ん

でるときに、電話とかかかってき
て、話してることを聞いて、

なんかパフォーマンスしなきゃい
けないっていうのが私全然できな

くて、仕事ができなくて、

だから一つのものさしで自分が優
れてると思ったこともあったし、

社会に出てから劣ってると思った
けど、

本当はそれ必要なくて、

すべての子に能力があるはずだか
ら、このものさしで優れてる、

このものさしで劣ってるっていう
のはやめて、

例えば聴覚が優れてる子も視覚が
優れてる子もいるから、

それぞれの子に合った教育ってい
うのがギフテッド教育につながる

んじゃないかなと思いますけどね。
>>溝口さん、

技能は秀でていても人間関係、社
会に適応。

>>そうですね、

私はやっぱり優勢思想につながる
んじゃないかなと思うんですよね。

教育ですから、ちゃんと人間とし
て、やっぱりフェアプレー精神を

学んだりとか、自分はすごいんだ
って優越感に浸るんじゃなくて、

人を思いやったりとか、そういう
ところがちゃんと学びで必要じゃ

ないかなと。

そういうことができるんであるこ
とを含めたギフテッド教育だった

らいいけど、1つだけ能力が秀で
ていて、人間関係、

社会のそういったマナーを教えら
れないと、意味がないんじゃない

か。
>>でもね、そういう人たちだっ

てばかじゃないから、ある程度、
自分の能力が社会に認められたら、

自分で自分の力に自信ができたら、
だんだんそういう人間教育のほう

に、

みずからやっぱり向いてくるんじ
ゃないですか、

社会的にもつらいから。
だけど、

私がいつも思うのは、やっぱりそ
ういうギフテッドの人たちが日本

の場合、誰でも同じになればいい
みたいな、

そういうのってものすごい社会的
損失だと思うんですよね。

日本だってこういう人たち、ビル
・ゲイツだとか、

イーロン・マスクのような人たち、
そういう人たちが今、きちんとし

た教育を受けて、今おっしゃった
ように、大人になったら、こうな

るって、また別教育を受けていた
ら、本当に日本は得してたと思う

んですよね。
すごい日本はただ平等のために損

してると思う。
>>例えばじゃあ、藤井聡太さん、

藤井聡太五冠みたいな人が将棋が
とにかく好きで、大好きで、

明らかにそこに対する才能があり
ますよっていう人を、

どこまで宿題漬けにさせるのかみ
たいな話とか。

もちろん、例えば将棋だけじゃな
くて、

それが野球であったりとか、スポ
ーツ、

芸術というのもあると思うんです
けど。

>>溝口さんがおっしゃった点な
んですけど、特に今、

ギフテッドと言われているのは、
2Eといわれてる、

トゥワイス・エクセプショナル・
チルドレンっていうのは、

一つの能力にすごい秀でているん
だけれども、

いわゆるコミュニケーション能力
とか社会的な困難を抱えてるとい

う子が多くて、

この子たちをどうするっていうの
があって、でも日本はやっぱり人

格をあまりに強調し過ぎてきたと
思うんですよね。例えばニュート

ンみたいなのは、聖人みたいにい
われて、でもニュートンって、3

か月で学校行けなくなっちゃって、
お母さんが教員資格あったとか言

ってるんですけれども、お母さん
全然教職経験なくて、1人で勉強

したんですよ。
ニュートンは努力の人でしたから

やりましたけれども、明らかに執
着気質がすごいんですよ、性格も

たぶんあんまりよくないと思うん
ですよ。そういう人が、でも必要

なんですよ、今の社会には。だか
ら、

極めて変わった子どもたちがそれ
のままに羽ばたけるような、

社会のほうを変えてかなきゃいけ
ないんじゃないかなと。

>>時代的要請というのがあると
思うんですよね、私たちはどうい

う社会を目指してきたかというと、
やはり例えばもう、製造業の大量

生産に象徴されますけれども、

同じような仕事を均質的にできる
だけ安く効率的にやると。

そういうときはやっぱり平均的な
人材がすごく必要で、

そういう人材を今までの教育制度
っていうのは送り出してきたと。

ところがまあ、私よく言うんで、

これは綱引きの世界だと、綱引き
やるときは、

80点ぐらいの人がたくさんいる
のが一番いいと。

しかし今はオリンピックの世界で、

メダルをとるような人が何人いる
かによって、

その社会が大きく引っ張られると。
だからそこはやっぱり、

いろんなエリート的な教育には問
題点はあるんだけれども、

社会全体がやっぱり歴史的にそう
いう方向を求めているっていう、

そういう前提が必要だと思うんで
すよね。

>>小島さん。
>>VTRにもありましたけれど

も、

この子たちの心が一番というか、
とても大事だと思うんですよね。

この子たちのメンタルっていうか。

これが本当に逆いじめというか、

あいつギフテッドらしいよみたい
な、

なんかその妬みみたいなので、心
が歪んでしまったりしたら本末転

倒というか。
>>専門家も、

やっぱり英才教育は行うべきじゃ
ないという意見が大半で才能のあ

る子どもの困難をなくすという方
向で一致しているそうなので。

>>それはやっぱり、すごい中途
半端な報告ですよね、

やっぱりちゃんとエリート教育す
るっていうほうがもういいですよ。

それで私がいたメリーランド州の
例だと、

その人たちは別の学校に行くんで
すよ。

同じクラスで、

同じ中でやるっていうのはものす
ごく目立つし、今、

別の私立学校に行ってる人がいる
のと同じような感じだからいいん

じゃないですか。
>>ギフテッド教育とエリート教

育っていうのは、これ、違うもの
なんですよね。

ギフテッドというのは、

本当に浮きこぼれちゃう子をなん
とかつなぎとめるということです

から、今、

文科省の有識者会議がやろうとし
ている中なんですけれども、

竹中さんがおっしゃったエリート
っていうのはそれは別で、

私はもうエリート教育すべきとい
うのは大賛成で、日本でエリート

教育って、まさに進学校から東大
っていう、お二方いらっしゃいま

すけれども、それがエリート教育
になってますけど、でもそんなも

の世界から見たら、エリート教育
でもなんでもないんですよね。

例えば、イギリスだったらまさに
パブリックスクールから、ケンブ

リッジだ、

オックスフォードとか。
本物のエリート教育があって、日

本だってかつてあったんですよ。
日本の最高水準のエリート教育は、

陸軍…学校、士官学校、

それから陸軍学校と、これ以上の
コースなかったんですけど、戦後、

そういうの全部粉砕されちゃって、

官僚養成の帝大だけが残ったわけ
ですよ。

だから本当のエリート教育は、

>>才能を重視しすぎると怖いな
と思っちゃうんですよね。

だから優秀な人間な人が、例えば
悪魔みたいな人だったら、

怖いじゃないですか。

>>竹中さんのことですか。

>>なんか俺も、

さっきも言ったかもしれないです
けど、

やっぱり土台の部分って大事だと
思っていて、そういうだから、

考え方っていうことを忘れちゃい
けないなと思うんですよね、こう

いう教育をするにしても。
>>実際、例えばアメリカとかで、

スーパー企業を作ったような企業
家、

例えばスティーブ・ジョブズとか、
イーロン・マスクさんなんかもそ

うなんですけど、かなり社会性と
いうか、性格というか、

例えば従業員に対してひどいとか
っていって、相当いろんな逸話が、

もう証言があるわけですよね。

そういう人たちを作らないように、

とにかく平均化しましょうってい
うことによって、

じゃあ日本の社会って、

エンジンっていうのはどうなるん
だという話にもなるんで、

なんか才能の部分と性格の部分っ
ていうのは、

ある程度分けたほうがいいんじゃ
ないかなと、個人的には思います。

>>だって、ニュートンだって、
アインシュタインだって、

ミケランジェロだって、性格悪い
ですよ、悪いんだってば。

>>ここでポイントは、じゃあ、

そんな特殊な能力がない普通の人
が普通の教育を受けても性格悪い

人はいっぱいいるので、なので、
そこをみんな一緒に…。

>>なんでそのタイミングで山口
さんを映すんですか。

>>ルールを守れる人は作ってお
く。

イーロン・マスクとかもルールは
ある程度、ぎりぎりの線で守れて

るわけじゃないですか。

犯罪者じゃない。

だから反社会的なっていうところ
ですよ。

性格悪くても、ちゃんとルール守
って、

みんなが幸せにできれば全然いい
ですけど。

>>だからそれは学校じゃなくて、
やっぱり社会全体で、

いろんなマーケットからの評価も
あるわけだし、

…の評価もあるわけだし、

そこの中でやっぱり自然に形成さ
れていくから。

>>イーロン・マスクとか、ビル
・ゲイツとか、めちゃくちゃ性格

が悪いって話じゃないですか、

でもああいう大起業家として活躍
できる場が与えられた、

日本はそういうふうに引き上げる
のがないから、性格の悪さだけが

残っちゃって、めちゃかわいそう
でしょ。

性格が悪くても、

もう兆のお金を稼ぐんだったら、
行ってこいって話じゃないですか。

>>結局、例えばビル・ゲイツと
か、スティーブ・ジョブズだとか、

あのクラスの起業家になると、

超お金持ちになるわけじゃないで
すか。

その人たちの何がいいかっていう
と、雇用がたくさん生まれないか

ぎりは、超お金持ちになれないの
で、かなり社会的には貢献してい

るし、エンジンになっているんで、
その人がめちゃくちゃ性格悪いっ

ていうのは、

別に受け入れていいんじゃないか
と思いますけど。

>>性格悪いんですか。
>>誰も分かんないよ、

誰も会ったことないんですからね。
>>性格も私、会ったことないか

ら、性格悪いか分かんないですけ
ど。

>>いい人だよ。

>>会ったことあるんですか?
>>もちろんあります。

>>どうですか、竹中さん。

>>別に長い間話したわけじゃあ
りませんけども、非常にジェント

ルマンですよ。
>>いい人なんだ。

>>では続いてのテーマまいりた
いと思います。

ではその学校現場でどういった課
題があるのか、続いてこちらいき

たいと思います。あだ名禁止につ
いて考えていきたいと思います。

>>全国の小学校で、クラスメー
トをあだ名で呼んだり、

呼び捨てにしたりせずに、

さん付けするよう指導するケース
が増えている。

理由として、

身体的特徴をやゆするようなあだ
名はいじめにつながる、呼び捨て

は相手を嫌な気分にさせるとの指
摘がある。

>>またジェンダー平等の観点か
らも、太郎君や花子ちゃんではな

く、

男女ともにさん付けが望ましいと
の主張もある。

>>ということなので、

きょうから男子も女子も、

さん付けで呼んでください。
ね、はい、解散。

>>あのさ、

男女平等でいきたいなら、

もっとフランクに、千晶とか、

明大とか、

ファーストネームで呼べばいいん
じゃね?

そう思うでしょ?
三四郎。

>>いや、三四郎っていうのはコ
ンビの名前だから。

僕の名前は小宮でーす、小宮であ
れ!

>>小学校であだ名を規制する動
きが出てきたのは、

重大ないじめに対し、

学校側に調査義務を課したいじめ
防止対策推進法が施行された20

13年前後だといわれている。
文部科学省の調査によると、20

20年度、

全国の小学校でのいじめ認知件数
は42万897件で、

このうちおよそ6割が冷やかしや
からかいなどだったという。

>>こうした中、

校則に友達を呼ぶときはさんを付
けますと明記している、

茨城県水戸市の私立水戸英宏小学
校は、あだ名は身体的特徴や失敗

行動など、

相手を蔑視したものが多い。

呼び方だけでいじめを根絶できる
わけではないが、

抑止することにはつながるとして
いる。

>>一方、文部科学省は、

児童どうしの呼び方について指導
はしておらず、担当者は、

あだ名にはプラスとマイナスの両
面がある。

相手をどう呼ぶかは、

相手がどう受け止めるのかに尽き
ると語っているが。

>>ということなので、きょうか
らあだ名は禁止です。

ねえ?

分かったね?
キムタクも。

>>ちょ、

待てよ。
俺さ、

昔からキムタクって呼ばれるのが
一番嫌なんだよね。

金八っつぁん。

>>だからあだ名禁止って言って
るでしょうが、坂本先生と呼びな

さい、坂本先生って。

>>ほな、

武田鉄矢。
>>ロン毛おやじ。

>>あんたが大将。

>>赤いきつねと緑のたぬき。

>>自分で言うんじゃないよ、お
前。

>>そこで皆さんに質問です。

あなたは小学校でのあだ名禁止に、
賛成ですか、

反対ですか。

>>皆さんにお聞きしております。

あなたは小学校でのあだ名禁止に
賛成ですか、反対ですか。

>>皆さんほとんど反対とおっし
ゃってますが。

>>あだ名って、

やっぱりね、VTRにもありまし
たけれども、いいほうに作用する

こともあるじゃないですか。
結構、

友達とかがみんな行ってる小学校
で、

すごくみんな仲よくて、

評判のいい学校の説明会とか行っ
たんですけど、もう先生が説明会

でうちはもう、

先生もみんなあだ名で呼びますっ
て。

生徒が先生のことをあだ名で呼ん
だりして、それでなんかすごく、

なんか雰囲気がいいですよみたい
な話をしていて、だから別に全然。

>>皆さん何か、愛称、

ニックネームってありましたか?
>>私、

竹田さんのニックネーム知ってる。

お母様から呼ばれてたやつ。
>>なんですか?

>>柔道強かったんで、言われた
のは、

>>皆さん何かそういう愛称、

ニックネームってありましたか?
>>私はどういうわけか、

一度も、

いつも田嶋でした。
親とか、

近所の子だけがようこちゃんって
呼んだけど、

いつも田嶋でしたね。

体がでかかったから、たぶん。
>>私、

竹田さんのニックネーム知ってる。

お母様から呼ばれてたやつ。
>>なんですか?

>>ロイって。
>>ロイ?

>>王様?

ロイって言ったら王様じゃん。
>>幼稚園のときからひょうきん

で、

おもしろいことばっか言ってたら
しくて、

おもしろいのろい母から呼ばれて。
>>おもしろいのロイなんだ。

>>おもしろいのロイ?

>>私はロイ家のロイと思った。
違うの?

>>もちろんそういうイメージを
持って付けたんだと思うんですけ

ど。
>>プリンス的なね。

>>柔道強かったんで言われたの
は、おとこおんなとか、ぶたごり

らとか言われて、そうやって言わ
れたときに、ぼこぼこに投げます

ね。
私、あだ名って、そういうネガテ

ィブな部分も出るじゃないですか。
だからそれ、子どもの間のコミュ

ニケーションで、それ言い過ぎで
しょとか、それすらアンダーグラ

ウンドのほうによくしちゃうと、
それすら分かんなくなっちゃいま

すね、むしろそうやって表に出さ
す、言い過ぎだよとか、反論した

りとか、そこで子どもって、社会
性って学ぶと思うので、私はね、

行き過ぎじゃないかなと思う。

>>なんかちょっとやゆしたりと
か、さげすむような形で付けられ

たニックネームを、

逆に本人気に入ってみたいなこと
って、例えば、ほら、

霊長類最強とかさ。
>>松本さんとか、野獣とか、

失礼な話ですよね。

なんかそれが誉めことばになっち
ゃって、あれはどうなのかなって、

私は思いますよ。

>>ご本人たち喜んでる感じです
けど、

本当は嫌だったりすることもある
んじゃないかな。

>>いや、全然やだと思いますよ。

井上尚弥選手と結構、仲よくさせ
てもらってるんですけど、彼は最

初、モンスターって言われること、
本当に嫌だったらしいですね。

>>美しすぎる何々って一番本人
は言われたくないって言うじゃな

いですか。だからさげすんでもだ
め、

褒めてもだめって、

じゃあどうしたらいいんだよって。
>>キャッチングのしかたを練習

する?
言われてる子と一緒だけど、僕も

昔、小学校のときに、寝癖がすご
かったんで、

とさかって言われてるときあった
んですけど。

>>今でもすごいですけど。
>>今も、これはセットしてもら

いました!だからそのとさかって
いうのを、嫌だって思うのも、え

っと、ラッキーって思うのも、

自分しだいじゃないですか。
その、

そういった場合のキャッチング技
術、

ここがすごく大事であって、

逆に初めからあだ名を禁止ってし
ちゃうと、

そのキャッチングする技術の勉強
の場がなくなっちゃうっていうか、

僕自身、小学校のときに、

女の子にあるあだ名を付けて、泣
いちゃって、

学級会になって、

僕が悪いというふうになって、

僕はすごく反省して、

あだ名を付けたりとかすることを
注意するようになったんですよ。

だからこの学びが大事だと思うん
ですよね。

>>すばらしい。

>>傷つけちゃって、あっ、

よくなかったって。

>>でも学級会開いたっていうの
はいいね、いい先生ですよ。

>>いい先生でした。
>>すごくいい先生。

>>いじめにつながるから、

あだ名を禁止するなんてもう、発
想が貧困すぎますよね。

だからもう、いじめは、

やっぱりいじめを根絶するような
ことをちゃんとやらなきゃいけな

くて、日本のシステムっていじめ
られたら逃げ場がないんですよね。

これ、アメリカの例ですけれども、
いじめたら、

いじめたほうがほとんど退学にな
りますよ。

これ、義務教育でも退学になりま
すよ。

そしていじめられたほうは、別の
学校に移る権利がありますと。

そういうふうにして、逃げ場を作
ってやるだけで、

いじめなんてなくなりませんから
ね、

大人の世界なんていじめばっかり
で、私、いじめられてばっかりで

すから。

だから逃げ場を作るというような
対策をやるべきで、

それがあだ名を、

ニックネームを禁止するなんてね、
あまりにひどい。

>>あだ名が悪いんじゃなくて、
それが結果、いじめにつながると

いう、その結果が悪いのであって、

なんでそれがいじめにつながって
しまうかっていう、

プロセスを考えるっていうことが
すごく大事だと思うんですけど、

やっぱり坪田さん、

ルールでばしっと、

あだ名はだめって、

余裕しか教育現場にはないってい
うことなんですか。

>>結局、やっぱり先生って、三
十何人とか、

40人のマネジメントをするわけ
じゃないですか。

これってじゃあ、

中小企業の社長さんよりも相当高
度なことだと思うんですよね。

特に子どもたちなので。
だからルールを作って、

それで縛るっていうほうが楽だっ
ていうのは、

正直なところそうなんじゃないか
なと思うんですけれども。

>>ことばで、

あだ名だめよって言ったって、

LINEグループでなんだかんだ
身体的特徴、

いろいろとね、要するに地下に潜
るだけで、結局、よけい陰湿にな

ってね、むしろいじめが増えるん
じゃないかと思いますよ。

>>そういう人たち、

自己嫌悪ないのかね。
>>でもさ、だって、

小学校とか中学校とかでさ、

悪口言われたときに、

自分だけその子、

いい子だよって言ったら、次、私
がいじめられるもん。

だって、

そういうノリを共有していかなき
ゃいけないっていう、そういう同

調圧力、すごい強かったから。
>>だからそういう自己嫌悪をき

ちんと持てるような教育をするっ
ていうのは、すごい大事なんじゃ

ないかと。
>>教育なの?

人間性じゃないの?
>>山口さんはどんなニックネー

ムだったの。
>>私はがっちゃん。がつこ。

>>なんで?

>>ヤママユガっていうががいる
みたいで、

そこからがつこがつこがっこで。
>>結構嫌なあだ名じゃないです

か。
>>それ、どう受け止めてたんで

すか。
>>えっ?がっちゃんって言われ

て、はーいって。
>>では最後のテーマにまいりま

しょう。
話題になってましたね。

重たいランドセルについて議論し
ていきたいと思います。

>>脱ゆとり教育で、教科書の分
量が多くなる一方、学校教育のI

CT化によってタブレット端末な
どの持ち運びも必要になり、

今の子どもたちは歴代の小学生の
中でも一番重いランドセルを背負

わされていると指摘されている。

>>もうやばい、やばいよ、

このランドセル。

リアルに重いって。

こんなに重いと背骨が曲がっちゃ
うし、

まじで勘弁して。
あと、あっつい、このランドセル、

ばかでしょ、ここのスタッフ。

>>アメリカで発表された医学論
文には、

成長期の子どもに重たいものを持
たせると、

成長が阻害されたり、

精神面にも悪影響を及ぼしたりす
るという指摘があり、日本でも、

ランドセル症候群として紹介され
ている。

>>そうした中、

ランドセルに日本のスティックを
取り付けることで、いつでもキャ

リー化できる、

子どもたちの強い味方、

その名もさんぽセルが商品化され
た。

この商品は栃木県に住む小学生が
中心となり考案され、

既存のすべての規格のランドセル
に取り付けが可能で、

重いランドセルを体感でおよそ9
0%軽くするという優れもの。

子どものアイデアを商品化する取
り組みを続ける、

大阪市の悟空のきもちザ・ラボが
共同開発し、ことし4月に発売。

4か月待ちとなる、

累計およそ3000台の注文を受
け、

今月には生産量を5倍ほどに引き
上げるとのこと。

現在、

特許出願中で、価格は1セット税
込みで5940円。

>>このさんぽセルが大ヒット商
品になる一方、ネット上では大人

たちからこんな批判が。
>>これを開発した人、

子どものことをよく分かってない
ですね。

>>これに対し、

商品を開発した小学生が。
>>今、

小学5年です。
作ったときは4年生です。

子どものことをよく分かってなか
ったらごめんなさい。

>>と反論。
また大人からの。

>>ランドセルなど、

毎日背負って歩いていれば、

下半身が鍛えられるんですけどね。
負担になるからと、

早いうちからやめてしまうのはも
ったいないと思います。

>>というコメントには。

>>灯油缶を今も毎日背負ってる
大人の人が言うなら許します。

もし灯油缶を遠くに運ぶなら、

大人はみんな軟弱にならないよう
背負いますか?

きっとタイヤで運ぶと思う。
同じだよ!

>>と見事にやり返した。

>>商品の開発だけじゃなく、

大人に対する批判精神も持ち合わ
せた、すばらしいお子さんですね。

どうかそのままの感性で、

この国を動かすような、そんな、

そんな立派な大人になってくださ
い。

それが私からの贈る言葉。

>>どうも、

板東英二です。
いやー、

君な、このランドセルをコロコロ
で引っ張るって、子どもがもうそ

んな横着したらあかん。
ね、

今のうちから、

腕力鍛えんと、

ええピッチャーになれませんよ。
僕の甲子園の記録、

まだ破られてへんからね。
ね、小学校やったら、もう今のう

ちに、

株買ったほうがええ。
株買ったほうがええ。ええ?

これ、くれんの?
この松ぼっくりくれんの?

ありがとう。
>>そこで皆さんに質問です。

あなたは小学生がさんぽセルを使
うことに、賛成ですか、反対です

か。

>>皆さんにお聞きしております。

あなたは小学生がさんぽセルを使
うことに賛成ですか、

反対ですか。
>>賛成という方が多いですね。

>>なんでみんな小学校に入った
らランドセルにしないといけない

のかっていうのが、まず意味不明
です。

>>教育、きょういろんな議論し
たでしょ、今のランドセルでも、

>>なんでみんな小学校に入った
ら、

ランドセルにしないといけないの
かっていうのがまず意味不明です

もんね。

普通にバッグでもいいはずだし、
手提げでもいいはずだし、なんだ

ったら、

もともとコロコロのバッグをね、
持たせてもいいはずなのに。

>>もともと陸軍の装備品として
開発されたものなんですね。

ですから、山歩きしたりするとき
に、

両手塞がってるといろいろとある
ので、

ランドセル背負っちゃうと、

重いものも持つより軽く感じる。

そして両手があく、

それが子どもたちにいいってこと
になったんですよ。

重たいものも軽く感じる。
でも今ね、

タブレットだって、教科書があっ
て重たいっていいますけれども、

これも過渡期で、

たぶん将来的にタブレットだけに
なる。

そうすると、教科書なくなるんで
すよね。

でも、私は紙で勉強したほうがね、
学習効果は高くなると思うんです

けれども、そういう面で両方持た
されてる。

実際私やってたのは、教科書2セ
ット用意したんですよ。そうする

と、

教科書全部学校に置いとくわけで
すよね。

家に帰ったら1セットあるわけで
しょ。持たなくていいわけですよ

ね。
これ2セット配ってやりゃいいじ

ゃないですか。

いわゆる置き勉っていうやつだと
思うんですけど。

>>そうそうそう。

>>置き勉って文科省も認めたの
に、なんか学校が結構認めなくて、

だから家で使わない教材も必ず持
って帰らなきゃいけないみたいな。

>>小学生のときは置き勉禁止で
した。

>>だからそれを解除すればいい
んですよ。

全部じゃなくてもいい、分厚いや
つとか置いといて、できるように

すればいいし。
>>小樽かなんかでね、もう50

年前から校長先生が、

今の軽いナップサックみたいなの
あるでしょ?

ああいうのをかばん屋さんに頼ん
で、

自分たちの学校の子どもたちにみ
んな持たせてるっていうから、校

長先生の裁量一つで、あんなもの
使わなければ使わないで済むと思

いますよ。
>>京都の自治体とかでも、ラン

リックとかって、ランドセルと同
じ形だけどだいぶ軽いやつを使っ

てるところ多い。
>>眞鍋さん、使いたい人は使っ

て、使いたくない人は使わないで
いいんじゃない?

>>今もう全然、批判とか出る意
味がちょっと分からないと思って。

もう私もランドセルあんまり好き
じゃなくて、小学校のとき、ラン

ドセルで肩凝りしてたんで、あん
ま使いたくない派なんですけど、

でもまあそれがいいって言う人も
いるだろうし、自由でいいんです

けど、たぶん、批判している人と
かって、なんかこう、考えが自分

たちのとき、部活で水飲めなかっ
たから、

お前らも飲むなって言うのと同じ
考えでやってる気がするんですよ

ね。
>>一番、なんていうか、問題っ

ていうのは、子どもたちがせっか
く考えたことを、大人たちが批判

して、なんかそのことによって、

あの子たちが将来すごい発明家に
なる可能性の道もあるわけじゃな

いですか。
でもなんか、結局なんかいいこと

思いついても、

なんか嫌な思いしちゃったな、じ
ゃあ俺、

別の仕事しようっていうことにな
ったら、ものすごい、なんかこう、

可能性が、なんかしぼんじゃう。
>>あれほど反論できてたら大丈

夫ですよ。

>>あの子たちはそれができたか
らいいけど。

>>本当にギフテッドじゃないで
すけど、すばらしいし、反論もア

クティブラーニングで、本当に日
本が理想とする教育を、本当に体

現してくださってる、優秀な小学
生に、本当に称賛をしたいですね。

>>結局、子どもたちが何かしら
不都合があったから、それを工夫

として変えようとしているわけじ
ゃないですか、このさんぽセルっ

て。これを批判するのって大きな
問題なのが、例えばじゃあ、いじ

めだったりとかの変化とかも発見
できないんですよね。

例えばある子どもが、

ずっと長袖ばっかり着ると、夏な
んだけどと。

それは、いや、あなた、夏なんだ
から、

半袖着なさいみたいなことを指導
する。それって、

なんかできるだけ分厚い服を着る
ことで、つねられたりするのを、

防ぎたいというので長袖をずっと
着てたんですよ。

自分なりの工夫で、

ちょっとでも痛みを減らそうとし
てたってことじゃないですか。

だからその変化を見たことで、な
んでそれをわざわざ、することに

なったの?っていうことをちゃん
と見ていけば、

例えば今回のさんぽセル一つにし
ても、あっ、重いんだねって、

僕らの時代よりもだいぶ増えてき
てるんだねっていうことを理解す

れば、

批判とかっていうところにはつな
がらないと思うから。

>>教育、きょうね、いろんな議
論したでしょ。

今のランドセルでも、国は、

文部科学省は認めてるんだけども、

実際の現場ではどうかだったでし
ょ。

これってすごい本質的な問題なん
ですよ。

教育というのは、今、国の仕事か、
地方の仕事か、どっちだと思いま

すか。
例えば自衛隊とか言えば、防衛は

国の仕事でしょ、ごみの収集は地
方の仕事でしょ。

一応、

法律上は分権一括法という法律で、
地方の仕事ということになってる

んですよ。
だから地方に教育委員会があって、

教育長がいる。
ところが、指導要領は文科省が作

って、教科書の認定も文科省があ
って、だからすごい中途半端で、

誰が責任を負ってるかっていうの
がすごいあいまいなシステムのま

ま、ずっと来てるから、だからこ
んな問題が生じてるんですよ。

私、だから、…のときこの分権一

法思い切って変えたいと思ったん
だけれども、できませんでした。

>>それはなぜですか。
>>それはそれぞれ、今みたいに

>>小島さん、今回、

初出演でしたけど、どうでしたか、
議論は。

>>いやもう本当にいろんな意見
があったんですけれども、やっぱ

りこういう教育に関しては、

そんなの関係ねぇ!

と言わずに、

そんなの関係ねぇと言わずに、そ
んなの関係あるで。

みんなが、

みんなが関係しているという思い
が大事なのかなと思いました。

>>竹中さんもね、ぴーや、習い
ましたもんね。

>>もう一回復習しておきます。
>>もう一回やってくれないんで

すか。
>>ぴーや。

>>いい。
>>この番組だけですね、

竹中さんがぴーやしてくれるの。
>>さて、

ここで皆さんに大切なお知らせで
す。

来週8月28日は、24時間テレ
ビのため、

そこまで言って委員会NPの放送
はお休みとなります。

次回の放送は9月4日となります。
>>皆さん、

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