徹子の部屋 松嶋尚美[解][字]…の番組内容解析まとめ

出典:EPGの番組情報

徹子の部屋 松嶋尚美[解][字]

~85歳の母を大阪から呼び寄せ同居し介護を~松嶋尚美さんが今日のゲストです。

◇ゲスト
天真爛漫なキャラクターで人気の松嶋尚美さんがゲスト。
◇番組内容
昨年、85歳の母を大阪から呼び寄せ、介護を始めた松嶋さん。膝を手術し介助が必要になった母を心配し、夫が同居を提案したという。10歳と9歳の子どもとの4人暮らしだった家に突然やって来た母。当初のマンションにはエレベーターがないなど“困りごと”もあったというが、夫と子ども達の協力で乗り越えられたと語る。子ども達はできることを手助けしながら、自分のことは自分でやるようになるなど大きな成長を見せたという。
◇おしらせ
☆『徹子の部屋』番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/

ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
福祉 – 文字(字幕)

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  1. 大丈夫
  2. お母さん
  3. フフフフ
  4. 本当
  5. 子供
  6. 結構
  7. 一緒
  8. 大変
  9. 東京
  10. お母様
  11. トイレ
  12. 仕事
  13. 自分
  14. 大阪
  15. 学校
  16. 旦那
  17. 空詩
  18. 時間
  19. 全然
  20. お父さん

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

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(黒柳)今日のお客様は

天真爛漫なキャラクターで人気の

松嶋尚美さんです。
こんにちは。

こんにちは。
お願いします。

去年 85歳のお母様を
大阪から呼び寄せて

同居して 介護をして
いらっしゃるそうですが。

10歳の息子さんと
8歳のお嬢さんも

協力してくれるそうで
何よりで…。

どういう事なんでしょうか。
色々 伺わせて頂きます。

どうも。
よろしくお願いします。

松嶋尚美さん。 なほみでいいのね。
そうなんです。

久しぶりで ちょっと緊張します
こっちも。 もう 本当に。

よろしくお願いします。
現在 50歳でいらっしゃいまして

旦那様はミュージシャン。
はい。

それで お子さんが10歳と8歳。

9歳になりましたね。
下の空詩が

女の子なんですけど。
長女 空詩が…。

可愛い。 空詩ちゃんっていうの?
はい。

…が 今 3年生ですね 小学校。

空詩さんは9歳になりましたか。
はい。

で 上の子は…。
上が珠丸で

この子 ちょっと
インター行っているんですけど。

8月の末から5年生になります。

あっ そうなの。
はい。

じゃあ 今は10歳でいいの?
はい そうです。

そうですか。
はい。

で 去年12月 大阪から

85歳のお母様を東京へ呼び寄せて
同居を始めたという事ですけど。

お母様は
ずっと大阪にいらしたの?

そうなんです。
東大阪市に ずーっと住んでいて。

で 私は もう 結構
東京 出たのが早かったんで

妹が 結構 お母さん…
うち 母子家庭だったんですけど。

そのまま
お母さんを見てくれていて。

別々に住んでいたんですけどね。

で 同じ東大阪で
見てくれていたんですけど。

お母さん 足の手術をして

ちょっと 1人で生活させるのが
不安やから

妹夫婦…
妹家族と住んでいたんですけど。

そうなんですよ。 妹が
ちょっと 病気になっちゃって

ちょっと お母さんの面倒
見れないっていうので。

引き続き 孫たちが

「じゃあ ばあちゃんを預かる」って
言ってくれたんだけど

孫たちも20後半なんで
仕事があるし

ちょっと つらいんじゃないかな
っていう感じだったんですよね。

そういう事で お母様を東京に
あなたが呼び寄せる事になった

なんか きっかけ ありましたか?
でも どうしようって言っていて。

でも お母さんも なんか
東京 遊びに行くのはいいけど…

もう85歳なんですけど。
「ここから東京で住むのはな

あんたら夫婦の… 迷惑かかるし」
って言っていたら…。

でも もう妹もいない
孫たちも忙しいってなった時に

どうしよう どうしようって
なったら

旦那が 「もう 東京 呼んであげて

一緒に住もう」って
言ってくれたんですよ。

それは よかったです。
あなたの旦那様が?

すごい。 ミュージシャンで
いらっしゃったっけ?

そうなんですよ。
すごい。

でも まあ ほら
サラリーマンでもないから

時間の調整は
みんなでつけ合って どうにか…。

子供たちも もう
そろそろ自立もさせなあかんし

もう いい機会なんじゃないか
っていって…。 そう。

だから そのひと言がなかったら
自分の親やし…。

ねえ。 そうそう そうそう。
あなたの方からじゃね

なかなかね

呼んでいいですか? っては
言えないもんね。

じゃあ
ご主人が言ってくだすったの?

よかったですね。
よかった。 フフフ。

それで 結局 お母様は
その提案を受け入れて。

はい。 受け入れて
「じゃあ 東京 行くわ」って来て

なんか勘違いしていたのか

1週間…
10日ぐらい経った時かな。

「じゃあ ありがとう。
お世話なったな。 帰るわ」って。

「どこ帰んねん!」って
怒りながら…。

フフフフ…。
そんな感じだったんですけど。

「違う 違う。
一回 大阪 戻ってもええけど

もう一回 東京 おいで。
ちゃんとおいで」って言って

ほんで 12月に しっかりと
もう 東京に来る事になって。

で 今
一緒に住んでいらっしゃるの?

今 一緒に住んでいて。
あの右の端がお母様?

そう。 顔 隠している
真ん中にいるのがお母さんで。

で うちのお母さんにとってみたら
孫が4人いるんですけど。

1人が大阪から遊びに来てくれて。
あの赤い 顔 隠している子は

孫1号って呼んでいるんですけど。

孫1号ね。
1号が 遊びに

仕事の都合ついたからって
誕生日 祝いに来てくれて。

で うちの珠丸が孫3号
空詩が孫4号なんで。

2号は どうしても
仕事で無理だったんですけど。

電話だけくれていましたけど
誕生日。

これ 一番右は
あなたですか?

私です。
ハハハハ…。

ちょっと そこがわからなかった。
なるほど。

はい。 そうなんですよ。

でも すてきなお母様ね。
ケーキ みんながね…。

そう。
うれしいって言っていましたね。

あっ そう。
うん。

でも あなたもケアマネジャーと

とっても 連携とって うまく…。
私 知らなくて

ケアマネジャーさんっていう人の
存在っていうか 仕事内容を。

で お母さんを引き取ったものの
全然わからなくて。

「大丈夫よ。
今 この年から東京に来ても

私たち家族全員が味方やから」
みたいな。 だから もう

ここさえあれば大丈夫でしょ
っていう感じやったんやけど

「デイサービスとか行ってみたい」
って言いだして。

「ええー! 1人やで? 大丈夫?」
って言ったけど

「一日だけ行ってみたい」って
言って 行ったら…。

やっぱり なんやかんや言って
私ら家族に…

私は娘といえど
気ぃ使っていたんでしょうね。

まあね。
で デイサービスやと 同世代の

気を使わない仲間たちとの
時間を過ごせるから

「もう一日 増やして
もう一日 増やして」って

今 週5行っています。
ハハハハ…。 そうなの。

じゃあ 5日 そこに。
はい。 だから 楽しいみたいです。

ただ 同居をなすって
初め困った事は なんか

マンションにエレベーターが
なかったんですって?

はい。 その時
住んでいたマンションが

3階だったんですけど。
まあ ちょっと スッと上がれる…

なんていうの? 長い…

1フロア上がるだけでも
結構 ワーッと

階段があるような
所だったんですね。

で お母さんは
両足 手術しているんです うち。

あら 大変。
そう。

だから ちゃんと歩けなくて
フォローがないと。

ほんで 支えて歩くんやけど

心臓も弱いから
途中で玉のような汗かきだすし

「はあー」って
足 ガタガタ ガタガタって

震え出すし…
支えているんですけど。

それを見かねたら…
家から子供たちが

簡易椅子? 持ってきて 1人が。
で 1人は お茶 持ってきて。

「おばあちゃん ここに座りな!」
って言って座らせて

「お茶 飲んで」って言って
みんなで仰いで。

「大丈夫? もうちょっとしたら
行こうね」って言って。

「あと一つだよ」みたいな。
もう 総出で階段 上り下り。

相当 漫画みたいだけど。
もう 漫画みたいですけど ほんま。

で おばあちゃんが上がったら
あとに子供たちが

色んなものを撤収して
みんなで上がるみたいな。

でも すっごい子供らも助けて…

できる範囲で
すごくやってくれて。

なんか 私が
うたた寝している時があって。

で… あっ 違う 違う。
私 料理 作っていたんです。

まあまあ凝ったもん作っていて。

で なかなかトイレって言えへんな
お母さんと思いながら。

ほんで 1時間ぐらい経って
戻ってきて

「トイレ行こか」って言ったら
「さっき 行った」って言うから

「えっ?」って言ったら

「空詩が連れて行ってくれた」って
言って。

あんたのマネして
おばあちゃん おいでって言って

こうやって連れて行ってくれて。
女の子の方が。

で トイレの中で
ズボンも全部 下ろしてくれて

で 「拭いたろか?」って言うから

「それは まだできるんやで。
ありがとうな」って言って。

もう 2人で… 今は仲良くて。

じゃあ その子が
よく色んな事を気ぃ付くのね。

気ぃ付いてやってくれるんです。

ついこの間も
検診… 定期検診 行った時に

私は知らなかったけど 旅行先で

なんか 手を ずっと
グー パー グー パーって

しているから おばあちゃんが
「おばあちゃん どうした?」って。

「“ちょっと痺れて痛いねん”って
言っていました」って

ドクターに教えてくれて。

「えっ そんな事あったん?」って
言って。

で 「指の色 どうでしたか?」って
言われたら

おばあちゃんは「うーん。
わからん」って言ってんねんけど

娘は「普通の色です。 変な色には
なっていませんでした」みたいな。

しっかりして…。 ほんま?
そんな事あったの? みたいな。

助けてもらっています。
しっかりしているね。

うん。
でも 結局 最終的に

そのエレベーターの事やなんかが
あって

お引っ越しを
なすったんですって?

しました。 今は だから
エレベーターの所で。

それも 旦那が 「もう 限界やから
はよ移動させたろ」って言って。

でも それは よかったですよね。

あなたの旦那様が
いてくださる事がね。

本当に助かっているんです。
でも 問題は娘だったんです

学校 変わらなあかんから。
あっ そう。

でも 「いいよ」って言って。
みんな 協力してもらいました。

で いいアパートが
ちょうどあったの?

あったんです
エレベーター付きで。

よかった…。 じゃあ もう
みんな エレベーターに乗って…。

付いているし トイレも
今まで1個だったのを…。

5人家族のトイレ1つが
まあまあ…。

みんなで出かけて行ったら
あれ? うちの家 公衆トイレ?

っていうぐらい並ぶんですよ
みんな トイレに。

それも 今
トイレ 2つになったから…。

2つになった…。 よかったわね。
よかった。 解消されました。

あっ そう。
でも よくありましたよね

いいあんばいにね。
そうなんです。

まあまあ近くだったんで
今の住んでいる所が。

大きく何かが変わるのは
学校ぐらいで よかったです。

でも あれですよね。
そういう大変な事になっちゃうね。

もう 本当。 なんか あの…。
だから 全然やった事がない…。

お母さんと一緒に住むなんて
20歳で終わっているので 私は。

50になってから
30年間のブランクが…。

だから えっ?

いきなり高齢者の人と一緒に住む
っていう事の…。

何… 何ができへんで

何ができるのかも
わからないから。

すごい ご飯とかも全部
お魚とかも ほぐして

骨取って渡していたら
ケアマネさんに

「できる仕事を
取らないでください」みたいな。

あなたがするのは
楽なんわかるけど

やっぱり ちょっと考えると
どう食べよう? とか。

「だからね お母さん できるから
それを取らないで

見守る事も大事ですよ」って
言われてから

ああー そういう事なの?
みたいな。

そうよね。
はい。 わからなくて。

でも お母様と一緒に
塗り絵をしたりとか

貼り絵をしたりとか。
はい 娘ね。 空詩が… そう。

「おばあちゃん 一緒にやろう」
って言って貼り絵したり

なんか おばあちゃん
こう切って やって…。

すてきじゃない。
2人で やっていましたけど。

そう。 あと 塗り絵。

あと なんかね 絵の具で描く
水彩画みたいなんを

おばあちゃんに…
「すごく上手にできる方法を

教えてもらったから
教えてあげる」って言って

もう やっていますね。
そう。 それから

おばあ様の血圧とか 体温とか
測るのも 全部 娘がやって…。

そう。 まあ 時々なんですよ。

バイタルケアを毎晩
やるんですけど。 それも 娘が

「私も できるようになったから」
って言って。

血圧が ちょっと 測るのが
難しいみたいなんですけど。

それ以外は 結構やって
メモを書いてくれてっていう…。

今 指 突っ込むと
そこに色んなのが出るのね。

はい。 脈拍とかも
全部 それも やっていて。

なぜか 息子は
「俺も測る」って言って

もう 全然 邪魔ばっかりする…。

フフフフ…。
すぐエラーが出るっていうね。

あっ そう。 すぐエラーが出る。
フフフ。 おかしいね。

みんなで
こう ワイワイしていますね。

だから もう
ご飯 食べ終わったあとに…

みんなでバーッて食べて
片付けて

お風呂も ダーッて入って
8時半ぐらいからかな。

お菓子 バーッて出して
「ばあちゃんも早く」って言って

みんなで 何見る?
テレビでも見ようよみたいな…。

でも ご主人も いい方で
呼んでくだすっただけでなしに

お家の中で色んな事を
随分 ご主人が

やってくださってるんですって?
そうですね。

おばあちゃんに…
私のお母さんに対しても

結構 声かけとかも…。

朝も 絶対 「おはよう!」とかって
言って。

「どうや? 調子」みたいな感じで。

「悪くないな」って。

「よかった よかった」って。

デイ行く時も いつも ちゃんと
何かしていても

玄関まで来てくれて 一緒に。
あっ そう。

そうなんですよ。
楽しんでおいでやみたいな感じで。

あっ そう。
じゃあ 景気がいいわね。

はい。 景気がいいんです。
フフフフ…。 あっ そう。

じゃあ よかったわね。
はい。

ご主人も あれでしょ?
色々 自分の仕事の調整

つけないといけないから
なかなか大変でしょ?

そうですね。 だから そっちは
かなり迷惑かけているし

あと こう なんか 一回
びっくりしたのが

やっぱり みんな なんとなく
寝不足とかになって…

慣れない時があって

トイレのタイミングとか
わからない時に。

で お母さんが
ガタッて体調を壊して

入院が続いた時があって。

それも 大阪に里帰り…

みんなで お正月 帰っている時に
それ なってね。

おばあちゃん 退院して
おばあちゃんをピックアップして。

じゃあ 旦那は自分のお母さんと
一緒にいたから

「じゃあ 俺は
そこからバイバイして

新大阪で待ち合わせね」って
言っていたら

知らん大阪の番号から
電話があって。

「新大阪駅です」って言って。

「旦那さん 今 救急車
乗りました」って言われて。

ええー! ってなって。
フフ…。 うん。

倒れられて 頭 打ったんで
今から救急車 乗せますみたいな。

ええー! って。
もう フラフラやったみたいで…。

本当よ。
なんだか 全然わかんないわね。

そんな感じで 一回 もう…

ほんまに この年末 うち

体調 みんな グチャグチャグチャ
ってなったんやけど…。

今 もう すっかり
みんな 元気ですけど。

でも 旦那様が そうなったの
びっくりしたでしょ?

びっくりしました。
みんな もう だから

おばあちゃんも
入院したとこやって

子供たち 「次 パパや」で泣いて
みたいな もう。

なんか みんなで
新大阪の駅で肩 寄せ合いながら

「大丈夫やから。
パパ 絶対 大丈夫」みたいな。

その時は どうしたの?
大丈夫だったの?

大丈夫でした。 なんか
貧血って言っていましたね。

あっ そうだったの。
でも まあ なんか

疲れがたまっていたのかも
しれないしね。

ねえ。 そうなんですよ。
そうですか。

でも 旦那様も ご自分の仕事の
調整がつかない時は

お母様と それから 娘で
お留守番をしてとかって

色々 ちゃんと
やってくださってるんですって?

そうなんです。
だから それは助かっていて。

なんか 仕事で やっぱり

1泊で 私
出かける事もあるので

それはそれは
大変と思うけど。

こうやって
トランプで時間…

遊んでくれたりとか

みんなでね。
トランプしたりとか

あとは ご飯も

作る事は
できないんですけど

なんか
食べさせてくれていますね 色々。

みんな 3人分 色々ケア…。

あなたは
お仕事をやっていらっしゃるから

やっぱりね
大変ですよね そこはね。

そうですね。
でも 子供たちも…

娘は 公立 行っているんで

給食が 学校 行っている間は
出るんですけど。

息子は 私が
どうしても 朝 早い時とかに…

3時とかに起きて作る時も
あったんですけど。

見かねたみたいで 「いいよ 俺
もう お弁当」って言って。

デリバリーっていうか…

注文しとけば
学校に届けてくれる

デリバリーサービスが
あるんですけど。

それは ちょっと 息子的には
苦手らしいんです

好きなものが少ないから。
だから 弁当がいいって言うけど。

「いいよ 俺 もう 大きくなったし。
デリバリーでも

苦労しなくていいよ ママ」
みたいな感じで

本当に みんな なんか

一個 自分のわがまま
抑えてくれるようになったりとか。

でも やっぱり 旦那かな。 大変…。

学校 送り出して
おばあちゃんのデイケア

送り出してみたいな感じで

気は張っていたと思います
初めの頃。

そうですよね。 あなたが
いらっしゃればいいけど

あなたが いらっしゃらない時はね
大変ですよね。

でも ご主人も いい方ね

そうやってね
協力してくださるんですもんね。

はい。 だから もう
ほんま ありがたいです。

そうよね。 そうじゃないと
成り立たないですもんね。

そう。 ねえ ねえ。

本当 だから
結構 よく見かけましたね。

「ごめん。 どうしても 今日
嫁 仕事で

その打ち合わせの時間
ずらしてください」とか。

よく横で うわー ごめんなさい
ごめんなさいと思いながら

見ていますけど。
そう。 フフフフ…。

でも 子供の頃 あなたは
どういうお母様…

どういうお母様だったんですか?
お母さん 結構 優しかった…。

なんでも
自分の責任 持てる範囲で

結構 何してもよかったんです。

それこそ 友達と 本当に

年上のお姉さんたちと
旅行 行くのも

周りの同じ同級生の子たちは
反対されていたけど

「大丈夫 あんたは」って。
変な事には巻き込まれへん…。

ねっ。 人に 嫌な時は
嫌って言える子やから

大丈夫やから
行ってきていいよみたいな。

旅行とかも
結構 行かせてもらえていたし。

ただ やっぱり こう…

誕生日プレゼントとか
「何がいい?」って聞いたら

「うーん 自動販売機」とか言うから
自動販売機…。

どうするの?
「自動販売機 買って

これで ちょっと商売しよう思て」
とか言っていたりとか

ちょっと 面白い人でしたよ。

相当 面白いと思いますよ。
はい。

へえー。 フフフフ…。

小さい頃に お母様とお父様が
離婚なすったんですって?

そうなんですよ。
記憶は薄いんですけどね。

だから 私が… お父さんの記憶は。
あっ そう。

そうなんです。
だから… なんやろう?

私は 全然 だから
二十歳ぐらいまで

わからなかったんですけど。

だから
お父さんの顔も知らない…。

1枚も写真がなかったから
知らないけど

あとあと聞いたら なんか こう
私 中学受験しているんですよ。

その受験した学校が

地域では ちょっと
有名な中学校やったから

行く時間に お父さんは
私が自転車通学するところの

時間を待ち伏せして
毎日 見ていたらしくて。

あっ そう。
同僚の人には

「俺の娘 あの学校 行ってんねん。
あそこ 行ってんねん」っていう

自慢はしていたっていうのを

お母さんのために来ていた
マッサージ師のおばあさんに

教えてもらいました。
あっ そう。

全然 お父さんの話は
聞いた事ないですね。

フフフフ…。 でも
そんなところから聞いたの?

そう。 でも 私は 女ばっかりの
家庭で育っていたから

妹と私と お母さんの。

それこそ 中学とかの時に
友達の家 遊びに行った時に

おっさんが
ご飯 食べているんですよ。

「誰? あれ」って言ったら
「お父さんや!」って言われて。

フフフフ…。 びっくりしちゃう。

「ご飯
おっさんも食べんねや」って。

「おっさん ちゃう。
お父さんや」っていう…。

そういうのは ありましたけどね。
それ おかしいわね。

でも
お母様っていう方は偉いのね。

34歳から学校行って
勉強したんですって?

そう。 お母さん
昭和12年生まれなんですよ。

当時 やっぱり 疎開とかしていて
戦争中やったから。

小学校には ちゃんとは
行けていなかったみたいで。

で 字が読めない
書けないっていう

コンプレックスっていうか
不便はあったみたいなんですね。

でも 今さら
学校行くわけでもないから

どうしようと思って

私ら 産んだあとに
やっぱり 大事やなって。

色んなもの
読まなあかんしっていうので

識字教室っていうんですか?
そういうのに

週に何回か行って 半年ぐらいで

学校から持って帰ってくる
プリントとかは

読めるし 書けるしみたいには
なったんですけど。

偉い。
そう。

でも お母様は今 おみ足が
ちょっと 悪いけども

それ以外は元気なんですって?
元気ですね。

だから なんか… 年相応の
あれはあるんですけど。

今 写っていらっしゃる方が
そう?

で なんか
いつも車椅子なんですけど

少し長く歩くと ガタガタガタッて
震えだすから…。

…だったんですけど。 ある日

「歩行器で 外に
散歩 行ってみる」って言って。

「大丈夫?」って言って。

「じゃあ 行くだけ
行ってみよか」って言って

用意して出かけたら

「なんか 今日は
歩けそうな気がするんや」言うて。

で 歩いて50歩ぐらいで
「無理。 帰ろう」って言われて

マジか! みたいな。
フフフフ…。 あっ そう。

やっぱり 歩行器
ちょっと 無理で…。

あっ そう。

慣れていないとね やっぱりね。
そう。

それから 道が 本当に
スベスベならいいけど

ガタガタしていたり
少し坂になっていたりするとね。

そう。 難しいみたいで。
しかも 私1人やったから

早めに言わんと
連れて帰られへんと

思ったみたいで。
そうそう そうそう…。

その階段の時もそうやけど
ヘタヘタ ヘタヘタって…

足がガクガクって
力 抜けちゃうから

その階段の時代。

旦那が めっちゃかっこよく

「おばあちゃん わかった。
俺 おんぶして行くわ

3階までやし。
おいで」って言って。

「いいよ 重たいから」って。
「大丈夫。 俺も男やし

まだ若いから大丈夫や」って
言って。

おばあちゃんが乗っかったら
「うっ…!」。

フフフフ…。
「ううっ…」みたいな。

「どんだけ重いねん!」って
言いながら…。

結局
できなかったとかもあるから。

おんぶもできないっていうのも
みんな わかっているから。

そりゃそうよね。 人間って
すっごく重いんですよね。

すごく重たいの。
ちっちゃいんですよ 背。

130センチぐらいしかないんですよ
お母さん。

あっ そうなの?
それでも めっちゃ重くて。

でも 重いですよ やっぱり。
重い… はい。

でも 仕事もやって
あなたは介護もやって

体力的に つらい時も
あるんじゃないですか?

でも…
寝不足が続くと なるんですけど

そうじゃない時とかは
結構 もう 大丈夫で。

子供たちにも 「ちょっと寝るから
30分ぐらい」とか

昼寝する時も全然あるし…。
あっ そうなの。

あんまり こう
ほんま 無理をせえへんように

ストレスにならん程度にやろうと
誓っていたんですね 初めから。

すごい大変 大変って聞いたけど…
聞いていたから。

でも 意外と まだ…
本当に お母さん 足だけなので。

うん。
なんか…。

無理している感は
あんまりないかな 体力的には。

ご飯の事も
お母様 自分でできる?

はい。 食べれるし…。
あっ それじゃあね。

そうなんですよ。 で 別に ほら
寝たきりとかでもないから

トイレも 自分では…。

もう 今は
本当に足が少しよくなって

こう 家の中のカートみたいな
ちっちゃいやつを押して

トイレとかには
行くのは行けるんですね。

うん。
だから すごく 今は

私も楽になっています。
うん。

じゃあ いいですよね。
そうなんですよ。

でも 旦那も
なんか すごい

「こっちに来て
顔色もよくなったし

元気になったし 毛も生えて…」
髪の毛ね。

「髪の毛も生えてきたし
ええ事だらけやな」

って言いながら 一緒に…。

あなたの旦那さんも
大阪の方なんですか?

はい。 大阪の方なんです。
フフフフ…。

随分 元気そうな方ですね。
はい。

いいわね そういう方だとね。
そうです。

だから もう 逆に…。

お母さんだけじゃなく
子供もいるんで。

お兄ちゃんが 結構 サッカーで

土日は 千葉県だ 埼玉県だって
試合で行くので。

だから それを全部 今
連れて行ってくれていたりとか。

そういうのも仕事的には
なんか 増えているし

気晴らしにもなっているとは

言っていました。
なるほど。 フフフフ…。

ただ 今 問題なのは
お母様と子供たちとの

テレビのチャンネル争いが…。
本当に…。

アニメを1話から
バーッと見られていても

次の日も…
「昨日も見たがな このアニメ」。

「もう いいねん こんなアニメ」。

「次の… 漫画 やめてくれ!」とか
言うねんね。

で おばあちゃんはおばあちゃんで
なんか

ニュースとか あとは…

動物ものが好きで
そういうのを見ていて。

ほんなら 子供にしてみても
「ねえねえ 変えていい?」

「もう ニュース 怖いんだよ」とか
言ったりとか。

「またアニマルなの?」
みたいな事とか なっていて。

もう そのチャンネル争いが
どっちにも気を使うから 私が。

そうそう。
もう 一番 これが疲れると思って

もう… 1台買ったんです もう。

ほんなら 解消されました。
よかった。

じゃあ お母様に1つ買ったの?
はい。

1個 もう…。
あっ 結局 お母さんの方が

いい方の… ソファの前の
一番大きいテレビで

子供たちは ちっちゃい方の…。
あっ 自分の…。 フフフフ…。

はい。 で こっちでいいって。
1人はゲームとかもしているし。

どんだけ 今 家のリビング
テレビだらけかっていう。

フフフフ…。
テレビに出ているのにね。

でも あれですよね。
そういうふうに…。

本当 助かっています。
家族に… 助かっています。

本当にそうよね。 そうじゃないと

あなたが間に入って
一番 大変ですもんね。

そう。 そっち つらいですよね。
ねえ。

どうも ありがとうございました。
ありがとうございました。

『徹子の部屋』は

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