所さん！事件ですよ「現金プレゼント？あなたを狙う不正ＳＮＳアカウント」[字]…の番組内容解析まとめ

出典：EPGの番組情報

所さん！事件ですよ「現金プレゼント？あなたを狙う不正ＳＮＳアカウント」[字]

ＳＮＳ上にあふれる「現金プレゼント」。応募して逆にお金をだまし取られる人が急増している。違法薬物の売買などに使われる「捨てアカ」など、ＳＮＳアカウントの闇に迫る

番組内容
実業家が始め話題を呼んだ「現金プレゼント企画」。大量のなりすましアカウントや、現金プレゼントをかたる詐欺アカウントが急増し、クレジットカード情報を抜き取られたり、お金をだまし取られたりする人が相次いでいる。違法薬物の売買などにも不正に取得したＳＮＳアカウントが使われ、若者の検挙者数が急増しているという。フォロワーを増やしてからアカウントを高値で売買するビジネスなど、ＳＮＳをめぐる驚きの実態を取材。
出演者
【司会】所ジョージ，木村佳乃，ホルコムジャック和馬，【出演】景井ひな，佐々木成三，堀井亜生，【語り】吉田鋼太郎

ジャンル :
情報／ワイドショー – 暮らし・住まい
バラエティ – トークバラエティ
ドキュメンタリー／教養 – 社会・時事

テキストマイニング結果

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17. 売買
18. フォロワー数
19. 詐欺
20. 投稿

解析用ソース（見逃した方はネタバレ注意）

｢突然ですが１億配ります｣｡

｢100万円を50名様にお配りします｣｡

(木村)50名も!?

ＳＮＳ上に しばしば現れる

現金をくれるという呼びかけ｡

見たことない そんなの｡

ところが…｡

(木村)絶対そうですよね そんなの｡

ＳＮＳ事情に詳しい
Ｗｅｂコンサルタントの男性を訪ねた｡

スクロールしていくと
こういった形で

際限なく出てきてますね｡

現金プレゼント企画といえば…｡

(木村)あっ 前 ありましたね そんなの｡

総額10億円！ 100万円が

1, 000名の皆様に当たるという

キャンペーンになることになりました｡

(木村)すごいじゃないですか｡

実業家の前澤友作さんが
ＳＮＳで投稿を行い

話題を呼んだ企画｡

(木村)｢お年玉｣｡

前澤さんは こうした投稿を繰り返し

総額32億円以上を配ったという｡

その結果…｡

アカウントのＩＤが 全く違うので

別のアカウントだ
っていうことが分かります｡

フォロワーの数が
圧倒的に少ないですよと｡

偽物だってことが明らかなので…

こうした 現金プレゼント企画に
応募すると どうなるのか？

例えば このアカウント｡

プロフィールには 世界６か国に
拠点を持つ企業の代表で

お金に困っている人を救いたいとある｡

プロフィールにのっとって
見ていくと

｢今すぐサポートを希望する方は
下記の公式ＬＩＮＥで

教えてくださいね｡
矢印｣とあるので

これを押してみましょうか｡

すると 現れたのは大量の現金の写真｡
そして…｡

(取材者)あっ！ 当選してますよ｡

画面をスクロールすると なぜか
警察庁のロゴが入った説明が現れ…｡

クレジットカード情報の入力を
求められる｡

現金プレゼント企画どころか

クレジットカード情報を
フィッシングするための

詐欺まがいのサイトだったようだ｡

当たったのに…

銀行の口座なら まだ分かるけど｡

ＳＮＳがきっかけで
詐欺被害に遭う人が急増？

ＳＮＳ上で 違法薬物も
堂々と売られている？

詐欺に違法薬物 何でもありですね｡

今日は…

…に迫ります｡

所さん！ 事件ですよ｡

何か 現金をプレゼントしますって
いい話だから｡

まあ でも それ みんな
疑うだろうと思いきや…｡

そうですよね｡
ダマされちゃう人いるんですね｡

先ほどの 前澤さんの件が
あったから

みんな
信じちゃったんですかね｡

そういうことがあるのかなと
思うのかな｡

ちなみに…

そうですよね｡

さあ 今日もですね 専門家の皆さんに
お集まりいただいています｡

(木村)よろしくお願いします｡
よろしくお願いします｡

元刑事の佐々木さん｡
この偽の現金プレゼント企画

応募すると
具体的に どんな危険があるんですか？

多くは やはり…

(木村)カモリスト！
(佐々木)そこから 今度は

ダイレクトメールで
｢割のいい副業がありますよ｣とか

｢こういった投資がありますよ｣とかって
高額の商材を買わされたり

さまざまな詐欺に ダマされる
仕掛けられる可能性が

とても高くなるんですね｡
(木村)危ない…！

(佐々木)あとは
｢登録料５万円 手数料５万円を

振り込んでください｡ そうすれば
100万円入りますよ｣ということで…｡

あらま！
嫌ですね！

そうですね 目がくらんでるんでしょうね｡

…って言いそうな感じするじゃん｡
ハハハハ…！ 本当ですよね｡

さあ そして 今日は
タレントの景井ひなさんにも

お越しいただいています｡

景井さんは
動画共有アプリのフォロワー数が

現在 なんと 1, 100万人と

女性としては日本一なんです｡

いいね！
(木村)おお～！

いいじゃない！
実際に 景井さんは

ＳＮＳ 使いこなしている立場
というわけですけれども

何か こう ふだんから
気をつけていることってありますか？

…っていうのは 大事だなっていうのは
すごく思いましたね｡

もう やっぱり 周りにも 結構
被害が出た友人とかもいたりするので

それを やっぱり 身近で感じると
よけいに そう思いますね｡

確かに｡
いいように解釈してるんでしょうね｡

この人 たぶん お金 余ってて
前澤社長と同じように

配りたいんだなというふうに

勝手に解釈するんだろうね｡
そう…！ それ すごい分かります｡

所さん 佳乃さん｡
話は まだまだ続きます｡ こちら｡

ＳＮＳ上にあふれる
現金プレゼント企画なんですが

応募したことがきっかけで

｢ダマされた～!!｣
実際に詐欺に遭ってしまったという人を

見つけました｡
ええ～！

見つけたの？
はい｡

所さん！ 事件ですよ｡

現金プレゼント企画で
ダマされたとは 一体…｡

神奈川県に住む23歳の男性｡

(木村)若いのに かわいそうに｡

どんな被害に遭ったのか？

当時 男性は大学３年生｡

就職活動の真っ最中だった｡

すると 男性のもとには

続々とダイレクトメッセージが
届くようになったという｡

すごい 来ましたね｡

稼げるバイトがある
というメッセージにつられ なんと

オレオレ詐欺の受け子を
させられそうになったこともあるという｡

さらに…｡

男性のＳＮＳに

女性実業家を名乗る人物から

メッセージが…｡

｢あなたの夢を応援したい｣
という言葉に心を動かされ

待ち合わせに指定されたホテルに
行ってみたという｡

そこに現れたのは…｡

会社経営者を名乗る女性｡

毎月
20％の利益が得られる投資の方法を

教えてくれるという｡

(木村)それは
ちょっと…｡

オーラが見えちゃった…｡

ほう ほう…！
(木村)へえ～…｡

男性に 投資に回す貯金が
ないことが分かると…｡

(木村)何だろう…｡

女性は こう提案してきた｡

これは どういうことでしょうね？
どういうこと…？

男性は 信販会社で

130万円のローンを
組んで 車を購入｡

その車を
すぐさま転売し

手に入った現金を
投資に回すというものだった｡

男性のもとに
買った車が運ばれてきたが…｡

どういう写真なんだよ それ｡

僅か数分で

男性が130万円のローンを組んで
買った車は持ち去られた｡

その後 女性から 転売した車の
代金として

65万円ほどが
振り込まれたが

男性は 投資に回すと言われて

そのほとんどを
再び 女性に渡してしまった｡

どこで お前は気付くんだ？ みたいな｡

最初の３か月だけ
配当金として数万円が振り込まれたが…｡

(木村)ええ～…｡

すごい 何か…

10年ローンで借りた130万円｡

返済額は 利息を合わせると

180万円を超える｡

そりゃ 10年だからね｡

男性は 月々１万5, 000円を
返し続けているという｡

(木村)かわいそう…｡

頑張れる自分になったんじゃん｡

人間不信っていうより 自分が愚か
ってことに気付くんだね やっぱり｡

(木村)その女性実業家を
かたる方と

実際に
会ってるわけじゃないですか｡

摘発できないんですかね？

あっ そうなんですか…！

ああ… そっか｡

必ずもうかると言って
投資を募ることっていうのは

昔からよくある 典型的な
投資詐欺の手口なんです｡

今は…

…なったっていう特徴がありますよね｡

そうですね 本当 そうですよね｡
だって…

自分でやるからね｡
(木村)そうですね｡

いやあ でも いいお灸だよね｡
(木村)そうですね お灸… そうね｡

そんな ベッドに座りながら
これで… 操作で

何か お金が入ってくるっていうのは
ずうずうしいよね｡

まあ そうですね｡
本当ですよ｡

内臓取られなくてよかった｡

ちょくちょく
放送できないようなことを言うよね｡

私は
現金プレゼントではないんですけれども

友人が ちょうど 行きたかったライブの
チケットが取れなくて

それで…

…っていうアカウントがあって
実際に応募してみて

先に振り込みを… 先に確認してから
チケットを送りますっていう契約…｡

なるほど 振込先｡
そうです｡ で…

(笑い声)
(景井)そのＳＮＳアカウントは

そのとき 売るっていう…

そりゃ そうだよね｡

やっかいなのはですね…

(佐々木)
そういったところで買うものは

要は 自分の…

あら！ よくないね！
(佐々木)それって…

そのアカウントで
例えば ひぼう中傷する｡

あとは 今 本当に多いんですけど
児童ポルノですね｡

嫌だ！
さらにですね 今 このＳＮＳ上で

すごい大きな問題になってるのが

違法薬物の売買なんですね｡
ネットで？

あらま！
所さん 佳乃さん｡

そんな中ですね この…

すでに始まっているんです｡
ほう ほう…！

ディレクターが訪ねたのは
群馬県にある情報系の専門学校｡

黒マスクにサングラスの集団｡

彼らは 一体？

彼らは…

かっこいい名前だよ｡

実は 彼らは この学校の生徒｡

ＳＮＳ上で違法薬物を売買している
アカウントを探し出し

通報する活動を行っているという｡

｢野菜 手押し｣とは 一体？

｢野菜｣が｢大麻｣を表していて

｢手押し｣が｢手渡し｣
という意味になります｡

(取材者)えっ ｢野菜｣が
｢大麻｣ですか！

キーワードを入力すると
学生が作ったプログラムが

隠語を含むＳＮＳ上の投稿を
自動的に収集｡

(木村)いっぱいある！

その投稿を実際に見てみると…｡

(取材者)えっ？ これ 何ですか？

(取材者)乾燥大麻ですか！

地名とかも 結構
入ってたりするので｡

｢大阪手押し｣とか これは
関西系の販売業者になってますね｡

この辺が 大体
１個とか１グラムとか

6, 000円とか5, 500円が基本の単位と｡

隠語を使わないで売買する｡ 例えば…

こういった隠語を使って
売買をしています｡

学生たちは 発見したアカウントを

警察のホットラインセンターに
自動で通報する仕組みも作った｡

うん…！
(木村)ふ～ん…！

ＳＮＳで 簡単に
アクセスできるようになったことで

10代の大麻事件の
検挙者数は

この10年で 15倍に増加しているという｡

群馬県警は
県内の６つの大学や専門学校に

サイバーパトロールコラボレイターの
活動を依頼｡

年間 およそ３万件のアカウントが
通報されてきているという｡

(木村)３万件も…｡

そういったところを期待しております｡

なるほどね｡
本当ね…｡

このＳＮＳ上に違法薬物の写真
堂々と掲載して売っていましたが

これは罪には問われないんでしょうか？
(木村)確かに｡

(堀井)もちろん…

(堀井)でも この売買に使われてる
ＳＮＳアカウント自体が

いわゆる 捨てアカウント
捨てアカというものなので

それで取り引きが検知されても
そこから…

本当に これも まさに
いたちごっこなんですけども

分かっていても これ
地道に こういったアカウントを

凍結 潰していくしかないんですよね｡

景井さん｡ 10代の子どもたちが
ＳＮＳをきっかけに

違法薬物に手を出してしまう実態
どうお感じになられますか？

(景井)だから それで…

勝手に やっちゃって で…

調べていくだけでも３万件あるんでしょ？
そうですね｡

これ どうしたらいいか ちょっと
あるんですけどね 僕は｡ 何ですか？

これは ｢野菜｣｢手押し｣で
大麻 売ってるんでしょ｡

畳の… あるじゃないですか 生地｡

あれを売るっていうのは
どうなんですか？

それが…

買いたい人のところに｡

買わなくなりますよね｡

｢10分の１の確率だぞ これ｣って
なるでしょ？ (木村)そうですね｡

国を挙げてやるべきなんじゃないの？

｢野菜｣｢手押し｣で畳を売るっていうね｡

おっ 鋼太郎さん｡

実は…

…もいるんです｡

(木村)犯罪とは
別の目的｡

ネット上で大量に売られている
アカウント｡

その中に…｡

(取材者)えっ？ これ
100万 超えてますよ｡

これ 312万円ですって｡

何で こんな値段
付いてるんでしょうか？ ええ～？

匿名を条件に取材を受けてもいいという
アカウント販売業者が見つかった｡

(木村)そういう業者もあるんですね｡

高額アカウント売買の
からくりとは…｡

実際に 街に出て聞いてみると…｡

(取材者)2.7万人？

会社によるんですけど…

(取材者)
いくらぐらい もらえるんですか？

フォロワー数の多い
インフルエンサーには

企業から広告の依頼が
舞い込むことも｡

フォロワー数が収入にも直結するのだ｡

アカウント販売業者の男性が
ネット上に掲載している

価格表を見せてもらうと

フォロワー5, 000人以上で
３万5, 000円

１万人以上で６万5, 000円

１万5, 000人以上で９万円とある｡

弊社の場合ですと…

試しに アカウント作りの様子を
見せてもらうと…｡

(取材者)生年月日は
別に 何でもいいんですか？

男性は｢美容に興味のある女性｣の
アカウントを作り始めた｡

プロフィールなども
架空の内容を入力していく｡

(取材者)これで完成ですか？

｢大阪に住んでいる美容好きの女子｣
っていうのをイメージして

アカウントを作ってみました｡

男性は
美容好き女子になりきって投稿し

同じような美容系のアカウントを
フォローしていく｡

聞けば 男性は

こちらがフォローすると
フォローを返してくれる可能性の高い

２万人をリストアップ｡

なるほど｡

毎日 少しずつ フォローする相手を
増やしているという｡

こちらは
２か月ほどかけて フォロワー数を

2, 000人まで
増やしたというアカウント｡

毎日 地道に つぶやきとフォローを
繰り返してきたという｡

(取材者)こういう女子のツイートを
打ってるときって

どういう気持ちでやってるんですか？

あくまでも…

このアカウントは
２万円ほどで販売する予定だという｡

(木村)あっ これを売るわけね｡

あとは…

男性は 現在
1, 000個ほどのアカウントをストック｡

そのうちの半分を
日々 育てているという｡

確かに 育ててますね 彼はね｡
育ててました｡

買う人がさ…

何だか よく分からないんだけど｡

自分じゃないところから
始めちゃうんだもんね｡

全く 私には訳が分からないです｡

あと フォローの…
数を増やしたいからっつって…

…っていう目的で 何か
やるじゃないですか｡ そうですね｡

何なの？ この…

そうですね｡
ねえ｡

ちなみに 堀井さん｡
この架空のアカウントで

フォロワーを増やして売るっていうのは
法律的には問題ないんでしょうか？

それは あくまで規約違反であって
じゃあ 売買することが そのものが

犯罪かというと
そういうことはないんですよね｡

ただし…

私も…

…っていう連絡が
本当に 私にも来まして

明らかに怪しいし 自分のアカウントは
自分は一から作ってるものだったので

絶対 手放したくないから 無視して
そのまま流してたんですけど｡

価値はあるんだなっていうのは
実感しましたね｡ 買いに来るんだもんね｡

どうしても 楽なほう いっちゃうもんね｡
これ お金で買えるんだったら

そっちのほうがいいんじゃない？ とか
早いねとかさ｡

何か 待ち遠しいとかさ
徐々に上がっていくとかさ

そういうのが
もう 今 なくなってきちゃってるもんね｡

いわゆる…

それは知らないうちに詐欺的なビジネスの
広告塔になっていたり

あとは 被害者の側から
詐欺に加担してたといって

実際に訴えられてしまったケースも
あるので

非常に…

いやあ でも…

入れてる人いるんじゃないの？ どっかに｡
どうなの？

たぶん フォロワー数は いじれない…｡
簡単に入れられそうな感じしない？

確かに 何か ちょちょちょちょ… って｡
何かね｡

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