出典:EPGの番組情報
徹子の部屋 冨士眞奈美&岩崎リズ親子[字]
~母が4月に急病で倒れ…娘と大騒ぎを!~冨士眞奈美さん&岩崎リズさん親子が今日のゲストです。
◇ゲスト
女優・冨士眞奈美さんと作家である娘の岩崎リズさんが登場。
◇番組内容
実は今年4月に親友の吉行和子さんと『徹子の部屋』に出演する予定だった冨士さん。ところが、直前に急病で倒れキャンセルとなってしまった。その際の吉行さんを含めた母娘の騒ぎの様子を語る。また、今回は冨士さんと元夫の脚本家・林秀彦さんとの貴重なツーショット映像も。かなり“変わった”性格だったという林さんの、妻なり娘なりの思い出話とは?
◇おしらせ
☆『徹子の部屋』番組HP
http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
福祉 – 文字(字幕)
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- 趣味
解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
(黒柳)こちらの親子が
今日のゲストです。
それから何年か経ちまして
こんな具合でございますが。
女優の冨士眞奈美さんと
一人娘の岩崎リズさんです。
こんにちは。
こんにちは。
今年の春は
冨士さんが急病になり
親子で
ひと騒動あったそうですけども
まあ 相変わらず いつも
大騒ぎでいらっしゃるんで
驚かないんですけど
まあ よろしくお願いします。
あの… 冨士眞奈美さんと
一人娘の岩崎リズさんです。
「リズ」です。
はい。
私 「ズ」って言う時に
とっても 発音がしにくくて
「リズ」って
こういう風に言わないと…。
いいですか?
今日の お二人の
お衣装のポイントなんですけど
まず リズさんは…。
はい。
それ 金魚ですって?
金魚です。
可愛い。
はい。
ねえ。 金魚で… 黒い手袋を
してらして すごい素敵。
ありがとうございます。
ねえ オシャレ。 オシャレさん。
で 下にレースが付いてるの…?
はい そうです。
ちょっと… はい。
素敵。
ありがとうございます。
それから お母様の方は…。
新宿のね 地下街でね…
地下通りで買ったの。
20年ぐらい… もっと前かな?
30年ぐらい前に買った
かつらなんだけど…。
それ かつらなの?
そうなの。
うまくいってる。
取ると白髪だから。
あっ そう…。
ハハハハ…!
それ かつらと思えない でも。
本当?
うん。 だって 普通 かつらだと
そんなに
ボサボサになってないじゃない。
とっても上手にいってる。
似合ってる?
似合ってる 似合ってる。
すごく素敵よ。
本当?
うん! すごく素敵。
で お洋服は
どういうとこがポイントなの?
洋服 これね もう…
40年ぐらい前かしら?
ハハハハ…!
フフフフ…。
もうね
お洋服 買わない事にしたのよ。
だって
もう いっぱいなんだもん
お洋服とか本とか
アクセサリーとか。
だからね 人にあげるか
買わないか。 フフフフ…!
セーターみたいに
編んであるのね?
うん。 でも 似合うから好きなの。
そう お似合いよ。
ハハハハ…!
おキレイです。
今まで
お二人で 4回 ご出演です。
ありがとうございます。
まず VTRで 11年前の映像
お二人 ちょっと ご覧ください。
「眞奈美ちゃんの このお洋服
すごいキレイな色だと思って
ビックリしたんだけど
マタニティー…」
「マタニティードレスって
聞いたんで驚いちゃった…」
「そうなの」
「弟か妹が…」
「弟か妹…
これ マタニティーなの」
「2人でね
『徹子の部屋』だったら
もう いいもの着て出ましょうね
って言って
2人でデパートに行ったんだけど
なんと
そこ 文具売り場だったんで…」
「文具売り場に いつも
行くのが好きだったのね」
「そしたら その…
ねえ? 端のコーナーで
パッと目に入っちゃって」
「この人の これはね
子ども服なの」
「えっ! 子ども服?」
「子ども服」
「まあ 痩せてらっしゃるから
入るのは わかるんだけど
そんな長いものを
子どもが着るの?」
「そうなんだそうです ええ」
「1メートル70センチまで
あるんですって 子ども服が」
「だから 小学生…
高学年の子の服」
「私が その隣のコーナーにあった
マタニティーなの」
「どういうんでしょうね? その…」
「なんていうの?
そのコントラストがすごいわね」
「でも これ マタニティーに
見えないでしょ?」
あの服 まだある。
私も まだある。
あの服ある? まだ。
着てる。
ハハハハ…!
ハハハハ…!
それから 他の回は 写真で
ちょっと ご覧いただきます。
2019年に出ていただいた時。
はい お二人は こういう感じです。
お嬢様 すごい もう ハリウッドの
スターみたいな感じよ。
それから 次の年が これで。
ねえ。
へえー…!
素敵じゃない? お二人とも。
それから 次の年が これです。
ああー…!
あら 私…。
あれね いつも…。
考えたら お嬢さんは いつも
帽子かぶってらっしゃるのね。
そうです。 帽子 好きで
結構 集めてるんです。
ねえ。
たくさん帽子かぶってらして
いいと思います。
はい ありがとうございます。
それで
冨士さんの頭が かつらだとは
夢にも思わなかったけど
うまくいってると思う すごく。
そう?
うん。
自分でやったの? そんな風に。
ううん。
あのね… 地下街で買ってから
美容院に持っていって
カットしてもらったの。
ああ だからね
うまくいってるんだ。
それで 20年以上 放ってあったの。
で この間 和子っぺと こちらに
出していただくっていうんで…。
吉行さんと…。
うん。 洗濯機で洗って…。
ネット入れて 洗濯機で洗ったの。
そしたら 「なかなか いいじゃない
これ!」って思って
かぶって出ようと思ってたの。
張り切ってたの。
そう そしたら… それでですね
その時
お二人で出る予定だったのに
この方
急に出られなくなったので
吉行さん お一人で
来てくださったんですけど
なぜ 出られなかったかっていう
お話を
ちょっと していただけます?
どうしたの?
消化器系をやられちゃったの。
えっ?
あのね 私 お水を
あんまり飲まないもんだから
あのね…
ダメになっちゃったのね。
ダメになっちゃったのね うん。
ビックリした 急にね…。
お酒は飲むの?
うん?
お酒は? お酒…。
お酒は もう 1滴も…
一生分 とっくに飲んじゃったの。
だから 1滴も飲まないの?
飲まないの。
じゃあ お水が足りなかったのね?
お水が…
水分が足りなかったの。
うん。 そしたら どうなったの?
そしたらね 胃がね…
食べたものが下りていかないので
戻っちゃって…。
あら イヤだ。 その時の様子を
メールでやり取りしたのがある
っていうんだけど そうかしら?
これだわ。
はい。
私が いただいた
メールですね。
吉行さんからの
メール。
「心配です」。
「今 事務所から
電話で
眞奈美さんが
具合が悪いから
『徹子の部屋』に
出られないと
知らせが
ありました」。
「眞奈美さんに電話するのは
悪いから
リズちゃんに
メールしてます」。
「どうしたのかしら?」。
「吉行和子」さん。
それで 結局
吉行さんだけが来たのよ。
リズさんは メールの返信は
どうしましたか?
そうね メール…。
「和子様」。
「今 母に確認したところ
起き上がれないようです」。
「消化器系は
衰弱が激しいんですよね…」。
「一昨日
点滴は受けたのですが
まだ飲み食いができないので
パワーも戻らず
大谷翔平にも
反応を見せません」。
「どうやら本人が
今朝 “無理だわ”と
判断したようなので
かなりキビシイのかな? と」。
…というような感じですね。
「今日のところは
寝かせておきます」という。
それで いろいろ
その時 検査… 検査はしたの?
検査しなかった…。
病院 連れていったんですけど
もう 本当に わがままで。
「どうしても
胃カメラはイヤだ」とか
「MRIはイヤだ」って言って
先生のご指示に従わず…。
あら…。 で 何したの?
それで 病院行って。
それでね…。
レントゲンかしら?
えっと レントゲンは撮った。
CTも撮った。
あとは撮らない。
あとは…
胃薬。 ハハハハ…!
フフ…。 なんなの?
なんか
死を覚悟したって? その時。
そういう噂だったわよ。
あっ でもね
もう十分 生きたから
いいかとか思った。
胃カメラのむなら。 そしたら
「胃カメラ… 全然感じないわよ
大丈夫よ」って言うんだけど。
のまなかったの?
結局 胃カメラは。
胃カメラは のまない…。
どうしてもイヤだって。
吉行さん 心配してたわよ すごく。
本当に 和子さんに申し訳ない。
そう。 和子っぺ…。
和子っぺ。
和子っぺのために頑張って。
うん。
「2人で長生きしましょうね」って
いつも 電話の終わりに言うの。
でも お二人のおうちの…
離れてるのは
15分ぐらいっていうんですけど。
行き来は どうなんですか?
めったに… ねえ。 だから
私 あなたの家に入るとね
具合が悪くなってしまうし。
あなたは うちまで来るのが
億劫なのね。
あなたんち だって
猫2匹と犬1匹だからね
小動物のにおいがするの。
小動物 ダメなの?
ううん 猫は可愛いんだけど
前 なんか もう
寝る前に 「ニャー」って言ったら…
私が言ったら
猫も 「ニャー!」って言って
いつまでも
「ニャーニャー」言い合ってたの。
本気で 猫とコミュニケーションを
取ろうとするんです
こうやって はいずって。
猫とね
目線で戦おうとするんです。
猫が倒れるまで
見つめてるんです こうやって。
本当に倒しちゃったの にらんで。
にらみ倒したの。
卒倒したの? 猫が。
猫がバタンって。
服従のポーズに…。
あら 可哀想。
ハハハハ…!
目殺し。 フフフ…。
でも おうちからは
ほとんど その時 出ないで
まとめ買いとか
しといたんだって?
この人が買ってきてくれたの。
いろいろ届けたり…。
水分も いっぱい買ってきて
ドーンって 私の枕元に置いて。
これでも食らえ! みたいに。
ハハハハ…!
ちゃんと考えてるんですよ
いろいろ。
でも お隣の… ベランダ通して
お隣から なんか いろいろ…。
老夫婦っていうの?
お隣から… ベランダで
食べ物のやり取りが
あったりするんですって?
そうそうそう。
いいわね それね。
2階の窓同士でね あの…
肉じゃがが お得意だから
肉じゃがをくれるの
豚こまの肉じゃがを。
向こうが?
向こう側が作って?
うん。 で こっちも
お中元にいただいたものを
お裾分けするとか。
あなたさ
10キロぐらい痩せたって 本当?
本当よ。 痩せたと思わないの?
痩せてると思います。 フフフ…。
この辺 とんがってきたの。
どうして? なんで 痩せたの?
だから
胃… 消化器系を壊したから。
あっ 消化器系を壊したから…。
じゃあ 10キロ痩せたの?
うん 10キロ。
すごいわね。
元がすごかった。
何? 元がすごかったって 何?
減る前はね。
元があった。
あっ その10キロ? フフフ…。
この前 会った時は
そんなになかったでしょ?
この前 会った時も…
痩せて見えたかもしれないけど
太ってたね。
ああ そう。 じゃあ 今は
もう スッキリしたわけ?
ハハハハ…! スッキリしたの。
スッキリしたのね。
でも あの…
ちょっと CMのあと
今は亡きご主人…。
ご主人って何?
あなたのご主人。
いいわよ もう。
違う。 だって リズさんにとっては
お父様じゃないの。
そうなのよ。
それはそうですけど。
私はパパを選べないけど
あなたは旦那を選べたの。
まあね。
あなたが選んだんじゃない?
そう あなたが選んだ。
私が選んだ… うん。
そうよ。
ご主人の林秀彦さんは
作家であり 脚本家であって
お二人は 1974年に
ご結婚なさいました。
とっても
ハンサムでいらっしゃって
その時ですね 42年前に
ご主人とご一緒に
ご出演になったんですよ ここに。
仕方がないわよ 映るわよ。
それは しょうがないわね。
ちょっと ご夫婦で
いらしてくださった時のVTR
お出しします。
「ご主人からも 本当に
折り紙付きの
素晴らしい妻だという風に
あの まあ そういう…
なんて言いますか
肩書を
おもらいになってらっしゃいます
冨士眞奈美さんです。
よくいらしてくださいました」
「泣いてるの? あなた」
「そう。 おかしくて 泣いてるの」
「だって あなた そう言うけど
本当に あなた
裏切りっていう感じが…」
「本当にしつこいんだよね この人」
「だって いつまでも結婚しないで
いくような話だったじゃない?」
「それを言われると 本当に もうね
恥ずかしいというか 裏切り…」
「でも 女が裏切る
っていうのはね
そんなに
まれな事じゃないのよね」
「自分は とてもね こう
庇護本能に満ちあふれた
男であるっていう…」
「確かね 6~7年ぐらい前…」
「いや あなたは 今も強いですよ」
「それでね とにかくね もう
一度でいいから 君が泣いた顔を
見たいって言うから
絶対 泣かないの。 フフフ…!」
「だって 泣いた顔を見たいって…
僕は 泣いてすがる方が
いいなって言うのね」
「それは だから やっぱり
男の人の庇護本能でしょ?」
「でも このごろは
ちょっと変わったの?」
「男のわがままですよ。
やっぱり 泣く女っていうのに
憧れる事があるわけです」
「いろんな顔が見たいのね」
「あなた 泣いた事ないの?」
「あんまり泣かないわね」
「見た事ないですね。
どんな時でも…」
「結婚する前も あとも…」
「いや 長嶋が引退した時 泣いた」
「ハハハハ…!」
「フフフフ…!」
フフフ… どう?
やっぱり こうやって見ると…
リズさん どう?
お父様 ご覧になると。
懐かしいというか うん…。
なんか おやじさんを見るとね
泣けてきちゃう。
だって もう
今 いらっしゃらないからね。
そうですね…。 なんか
涙が出てきちゃったんだけど。
この 今 映ってる4年後に
離婚なさったのよね?
そうなんです 破綻しました。
このVTRをね その…
今のVTRを 父が
すごく大事に取ってたんですよ。
オーストラリアに
住んでたんですけど
遊びに行った時に
よく 私や 私の友達に
見せたりなんかして…。
ああ とってもね 大事に
『徹子の部屋』の出演を
思っててくだすったんですってね。
すごく いい思い出だったようで。
そうだったらしいわよ。
それなのに なんなの? あなた。
それが不満なの?
本当 可愛げがないんですよ。
可愛くないね。
でも ちょっと いい男だったわね。
何 言ってる…? 今更 そんな…。
どんなご主人だった?
ええー…。
いい男っていうのは
心が ちょっとね…。 フフフ…。
あなたみたいに
いろんな事がわかる人でも
そんな事が読めなかったの?
読めないって…
とにかく
顔が良けりゃいいんだもん 私。
あなたはね。
うん。
顔イチだから。
顔イチね。
可愛いところもあったのよ
あれで。
そう?
うん。
可愛いお友達だと思えば
可愛いお友達だったのよ あれで。
お友達のお父さんと思えばね。
そうなんです。
自分のお父さんだと思うと
本当に 植木鉢で
殴りたくなっちゃうんだけども。
あなたも?
友達だと思えば 本当に楽しい
可愛い人だったんですよ。
ああ そう。 じゃあ リズさんは
そういうお父様だと思ってる…。
そうなの。
「僕は 箸より重いものは
持たないから」って言って
全部 私とか 歴代の奥さんに
荷物 持たせたりして…。
本当?
そこは ちょっとね…。
でも まあ
こりゃ ハンサムよね。
これは 冨士眞奈美さんが
子どもを…
下にいる子ども
あなたでしょ?
はい そうです。
ハハハハ…!
で この
林さんっていう ご主人は
あなたと離婚したあとも
何回か
ご結婚してらっしゃるのね。
えっと… 1回半ですね。
1回半?
1回半です。
だから 私の前にも
1回してるから。
ああ そう。 じゃあ 全部で2回半。
3回半…。
ああ あなたのも入れればね。
全部で… トータルで3回半。
トリプルアクセル。
ほぼ4…。 ハハハハ…!
でも お父様の影響で あなたは
作家におなりになったんでしょ?
えっとね
父と共通の話題ができるのが
すごく楽しくって。
私の書いたものを読んでもらって
「いいね。 すごくいいね。
でも 僕だったら
ここは こういう風に書くな」とか
言い方がうまいんですよ。
それで乗せられてね
書いてるうちにっていう…。
あっ そう。
そう。 楽しかったですね うん。
見てる映画なんかも
父とは よく趣味が合って
母とは 全然 趣味が合わないの。
この人は
60年代で止まっちゃってて
どんな話 してもね
『カサブランカ』の話とか…。
ハハハハ…!
そういう話に戻っちゃうんですよ。
バーグマン 好きなの?
バーグマン 好きね。
でもね 「君が娘じゃなかったらね」
っていう…
口説き文句じゃない?
あっ 秀彦さんが そう言ったの?
いや… 言った時もあるし
「僕が女だったらな」って
言ってる時もあった。
女だったら なんなの?
「最高の美女だったのに」って
言ってた。
自分の事を。
「僕が女だったら
僕は僕と結婚する」。
あっ そう。
じゃあ ご自分の事 やっぱり
相当いいと思っていらしたのね。
思ってるわよ。
そうなんです。
面白い人でした すごく。
鏡 見て うっとりしてたもんね。
うっとりしてね そう。
夜中にタップダンス踊ったりして。
あっ そう。
「見てくれ」って言って
起こされて
「どう?」って言って
『雨に唄えば』とか…。
「タラッタラッタラ」ってやって?
そうそうそう。
朝はね トランペットで
起こしてくれるんです。
えっ!
「君を軍隊式で起こしてあげるよ」
って言って。 ハハ…!
フフフフ…!
「パッパッパッパッパッパッパッ」
って?
そう。 起こしてくれる。
私 そういう趣味はないから。
まあ… 娯楽にかける。
あなたは「大谷 大谷 大谷」だもん。
でも 大谷の前じゃない?
結婚してたのは。
大谷の前は松井。
松井だし その前は だって
子どもの頃は
「長嶋 長嶋 長嶋」ですもん。
あっ そう。 長嶋…。
でも 石立鉄男さんは可愛い後輩?
披露宴の時に 弟さんと妹さんが
石立さんに叱られたっていうのは
どういう事なの?
石立鉄男さん。
てっちゃん
悪い噂を聞いてたのね 多分。
ああ…。
なんか 女の人に弱すぎるとか。
あっ 旦那さん?
うん。
だから 私の妹と弟を呼んで
「なんで 結婚させたんだ」って
言ってね 怒ったんですって。
そうなの?
うん。
でも もう しょうがないわよね。
私が もうね 面食いなんだから。
そう。 あなたが決めたんだからね。
でも リズさんのお誕生祝いに
お花をくださったんですって?
そうなの。
石立さん。
ブーゲンビリア。
ふーん…。
見舞いにね
すぐ来てくださったのね。
ねえ! それが ブーゲンビリアね
普通の鉢に入ってて
1年…
ワンシーズンものだったのね。
それをクリスマスの鉢に
植え替えてみたの 私が。
こんな大きな鉢に植え替えたの。
そしたら
どんどん育っていってね
同じ鉢に
マンリョウだとか
いろんな…
ジャスミンとかが
どこからか飛んできて
根付いて
みんな
いっぱい育っちゃって。
ブーゲンビリア
毎年 真っ赤に…。
すごく お花…
咲いてます そこの。
あれ あれ! ブーゲンビリア。
木になったの。
へえー! すごいわね。
いいじゃない。
今は どうしてる?
今?
「てっちゃん ありがとう」
って いつも言うのよ。
フフフ…。
石立鉄男さんだからね。
木にね 話しかけるとね
ユサユサユサって揺れてね
木って喜ぶのよ。
そう。 それはそうだけど
その時 すぐ返事するとは
思わないわ 私。
でもね
それをやろうと思ってね
手を伸ばしてね
鎖骨 折っちゃった事が…。
そう! 転んだんです その時も。
どうしたの?
「また 怒られるような事
しちゃったわ」って言って
「お花に水をあげようとしたら
転んじゃったの」って言って。
そう。
必ず 土日に骨折るんですけど。
ハハハハ…!
また 救急外来に連れて行って。
この人を担いだ次の日は
筋肉痛で動けません。
林家ペーさん パー子さんから
お手紙がきたんですって?
そうなのよ!
どうしたの?
ペーさんとパー子さんがね
2人別々にね
おはがきをくださってね
親子のね
模範的な親子像だってね
すごく ペーさんが
褒めてくださったの。
『徹子の部屋』に出た お二人を…。
そう もちろん。
『徹子の部屋』を
見ていらっしゃるんだって。
それで 「2人ともいい
とってもいい」って言ってね
別々にくださったの。
そしたら この人ったらね
そんな 有名人から
手紙をもらった事がないから
返事の書きようがないって…。
恐縮しちゃって。
私が書いたの。
2通分。
「ありがとうございます」。
だって ペーさんとパー子さんから
もらったら
すごいわよね。
そうよ。
話 全然違うんですが
体にいい事は なんかしてるの?
話 違うわね。
話 違う…。
一応。
私?
体にいい事は
このごろは 水分をとる事と…
でも やっぱり
夜中に おなかがすくと食べる…
食べる。 この間なんか
タケノコ 煮ちゃった。
うん。
タケノコとね 牛しぐれっていう
ウシの… 牛のミンチと煮て
おいしかった。
甘くして ちょっと。
そうそう! わかってる!
おいしいわよ。
それ 体にいい事じゃないでしょ。
それを夜中に食べてるの?
そう。 ハハハハ…!
それはどうかしらね。
でも ブロッコリーは
大谷君が好きなのが
いいんですって?
ブロッコリー! そうなの!
もうね 株で買ってきて
株をゆでて
カリカリっていうぐらいにゆでて
硬く。
それで オリーブ油と
塩をちょっとかけて
もう モグモグ食べちゃうの。
モグモグ…。
それで 大谷君…
今ね 大谷君を愛し続けるのが
若さの秘訣って
思ってるんだって?
そうよ。
あのね 義妹がいるんだけど…。
えっ?
義妹。 あの…
亡夫の… 前夫の妹さんと
仲良しになって
また 大谷ファンなの。
で LINEのやり取りをして
「昨日は ニューヨークの…
ジャッジは悔しかったわね」
「あのフライを捕っちゃって」
「ホームランなのに悔しい」
なんてね LINEがくるの。
すると 私も一緒に送って。
「でも ジャッジも好きよ」
なんて言いながらね
送るんだけど。
ふーん…。 いいわね そういう…。
リズさん どう思う? その事は。
大谷さんはね 健康のために
ブロッコリー
食べていらっしゃるでしょうけど
大谷さんもね 骨折らないように
気を付けてると思うな。
フンッ。
しょっちゅう折るの? この人。
本当に しょっちゅう
骨ばっかり折って。
骨折 趣味なんでしょ?
そう。 ハハハハ…!
嘘でしょ?
「趣味は?」って言うと
「骨折」って言う。
そのぐらい折ってるの?
うん。
3年間で3回だけどね たった。
もっとさかのぼってよ。
あっ さかのぼったら すごい。
足も折ってるし。
どのぐらいすごいの?
さかのぼると。
えっと… 20~30年前かしら。
足首がブラブラに
なっちゃったんですよ。
あら イヤだ。
トリプルアクセルで。
うん?
今は どこも折ってないの?
今は どこも折ってない。
じゃあ お元気なのね。
フフフフ…! 何よりです。
どうも 今日はありがとう。
リズさんもありがとう。
『徹子の部屋』は
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