サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん 2.5時間SP 黒部ダムを大調査!![字]…の番組内容解析まとめ

出典:EPGの番組情報

サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん 2.5時間SP 黒部ダムを大調査!![字]

子供博士こと“博士ちゃん”がサンド&芦田愛菜に最強授業!今夜は超拡大SP!
世紀の大工事と言われた黒部ダム・くろよん…建設工事誌TV初公開…一同感動の壮絶秘話!

◇番組内容
今夜の博士ちゃんは2時間半の超拡大SP。

ダムを愛する12歳少年が登場!昭和最大!世紀の大工事と言われている黒部ダム・くろよん。総工費500億円超え、作業員のべ1000万人…その超過酷な建設現場を物語る「建設工事誌」をテレビ初公開!さらに非公開エリア潜入…一同感動の壮絶秘話。

昭和大好き!昭和家電博士&昭和歌謡博士コンビが昭和レトロお宝探しの旅へ。300年の歴史がある豪農屋敷の蔵へ潜入!
◇番組内容2
お城博士が備中松山城へ!天空の鉄壁城と呼ばれる名城の非公開エリアにも潜入!鉄壁城の謎に迫る!

「博士ちゃん」からのイベント「君も博士になれる展」が現在、神戸海洋博物館で開催中!詳しくはHPへ!
◇出演者
サンドウィッチマン/芦田愛菜
    
博士ちゃん

石原良純/矢田亜希子/3時のヒロイン(福田麻貴、かなで)【VTRゲスト】
◇おしらせ
★番組では『博士ちゃん』や『自撮り博士ちゃん』を随時募集しています!
 詳しくは番組ホームページをご覧ください!
 https://www.tv-asahi.co.jp/hakasechan/

★「博士ちゃん」公式Twitterも要チェック!
 https://twitter.com/hakasechan_5ch

この番組は、テレビ朝日が選んだ『青少年に見てもらいたい番組』です。

ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
バラエティ – お笑い・コメディ

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  14. 激ムズポイント
  15. 黒部ダム建設
  16. 隆貴君
  17. 天守
  18. 非公開エリア
  19. 一体
  20. 一同

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

(桂三君)健康ブームっていうと…。

〈そう 昭和といえば
今 見ると

思わず笑ってしまうような
健康器具が

次々と登場した時代〉

〈中でも 今 見ると衝撃なのが

博士ちゃんたちも大好きな
こちら〉

「(一同 笑い)」

「体おかしくなるわ こんなの」
「ハハハハ…!」

「背骨 折れるよ
こんなのやってたら」

〈そして ここで

料亭の前は 魚屋さんだったという
この場所ならではの お宝も〉

(桂三君)鮭… なんですかね?

(隆貴君)作り物な気がするけど
どうなんだろう?

いるよね。
いますよね。

〈というわけで
番組のコネをフル活用〉

〈昭和大好きな2人の
わからないものは

他の博士ちゃんに
聞いちゃおう!〉

〈という事で…〉

〈買った魚はスケッチし

自らさばいて食べる事
530種類以上〉

〈本まで出しちゃった

レアうま魚博士ちゃん
伊藤柚貴君 13歳〉

(スタッフ)これって 鮭?

ちょっとガクッて…。

〈昭和博士ちゃんたちが
気になっていた

変わった

(柚貴君)今 これが
婚姻色っていう

相手の気を引くために

派手な色になったり
するんですよね。

特に オスとかはそうで…。

〈すると ここで

レア度MAXな
意外なお宝昭和家電を発見〉

「なんだ? これ」

〈さらに このあと…〉

〈世紀の大工事といわれた
黒部ダム〉

〈禁断の非公開エリアへ
潜入!〉

カセットテープ
ありましたけどね

愛菜ちゃん どうですか?

カセットテープで
何か音楽を聴いたりした事ある?

ノーマルポジションとか
ハイポジとかさ…。

メタルテープとかさ。
メタルテープとか知らないの?

ハハハハ…!

〈そんな愛菜ちゃんに

昭和時代は
みんな これで音楽を聴いた

カセットテープ
人生初体験してもらいましょう〉

えっ そんな…。
ちょっと これは…。

出せるよ!
ウソ!

ああ こうか…。
ああ ビックリした。

あっ わかりますよ。
確かに…。

早く聴かせて。

えっ これ…。

違う 違う 違う。
それじゃないもの。

どれ? どれ?

どうかなった?

えーっ?
こんな難しいもの…?

ああ!
ビックリしたね。

あっ これで…。
じゃあ 入れてください。

こっちを…。

こうですか?
うん。

どう? いった?
入りました。

入ったでしょ。 閉めてごらん。

おお! そして?
そして? 聴きたい。

動いた?
おおっ!?

ほら 動いた。 ちょっと
ボリューム上げて ボリューム。

ほら! よかったね!

おお~!
(拍手)

ありがとう。
ありがとう 愛菜ちゃん。

ごめんね 昭和のおじさんが。

〈さあ
昭和大好きコンビが見つけた

レア度MAXな
お宝昭和家電とは?〉

「なんだ? これ」

(隆貴君)いいのがあったな。
でかいな。

(隆貴君)ホントに 古い…。

基本的に…。

すごいな。

〈そんな激レアな
昭和の業務用クーラーだが

ここにも ちょっと笑えて和める
笑和ポイントがあるという〉

(隆貴君)
ここにレバーがついてて

ベンベンッてやると こうなって
ルーバーが切り替わる。

一括での操作ができなくて

1個1個を引き抜いて
クルッと回してっていう

その操作が必要っていう。

〈クーラーの風向きは
この羽根の向きで調整するため

変えるには 全部外して
つけ直す必要があるとの事〉

〈そんな 博士ちゃん興奮の
レア度MAXなクーラーだが…

鑑定額は4000円〉

〈業務用で大きく重たいため
コレクターは少ないという〉

「集める人 いないだろうね」

まあ でも

できれば欲しいところでは
あるんですけど…。

「ハハハハハ!」
「ハハハ…!」

〈というわけで

1軒目の料亭の倉庫では

これらのお宝を発見〉

〈鑑定金額の合計は

およそ2万4500円〉

ホント ありがとうございました。
いえいえ。 こちらこそ

色々見てもらって
ありがとうございました。

〈お宝昭和家電探しの旅〉

〈続いて向かったのは…〉

〈新潟県燕市にある

ホテル&ドライブイン
公楽園〉

〈実は ここ
昭和マニアの聖地ともいわれ

建物の中には 昭和を感じられる

〈今も泊まりに来るお客さんも
多いという2階のホテルは

昭和の開業当初からの
家具や家電が〉

「いいね~!」
「昭和だね」

(桂三君)なんか よくないですか?

全部があって…
その下に机と椅子と…。

「レトロだね」

〈そして
1階のドライブインにも

昭和レトロなお宝が〉

〈50年前に発売された

今も現役で稼働する
レトロ自販機〉

〈昭和ならではの自販機グルメが
買えるとあって

今 再び
人気を集めているのだが…〉

〈2人がときめくポイントは
ひと味違う〉

(桂三君)
この文字で なくないですか?

こういうフォントで。
こういうところで なんか

昔を感じるというか。

(桂三君)
すごい面白いなと思います。

なんか ちょっと…。

メーカーは もう 今 ないんで
ちょっと わからないですね。

(隆貴君)富士電機じゃないよね?
これは 多分ね。

うどん そばは
一番有名な機械じゃないですかね。

〈今でも 時折 見かける
うどんやそばのレトロ自販機〉

〈昭和には こういった
日常のあらゆるものを

なんでも自販機にしてしまう
一大ブームが〉

「みそ汁…」

「ティッシュとか…」

中 見たいですね。
気になりますね。

〈ボタン一つで
焼きたてのトーストが食べられる

このレトロ自販機〉

〈一体 どんな仕組みに
なっているのか

中を見せて頂ける事に〉

(隆貴君)あっ! あれなんだ。

てっきり 直管が
何本か入ってるのかと思ったら

サークラインなんだ。
(山田さん)そうですね。

(隆貴君)この丸い蛍光管の事
サークラインっていうんですよ。

「あれが気になるよね」
「あれだよね」

じゃあ 中に
モーターが1個あって

こう ガチャガチャ
ガチャガチャって…。

(隆貴君)タンタン タンタン
タンタンと回っていって

ここに当たると
カチッと これが当たって

売り切れましたっていうのを
この機械が認識するんですよ。

今は ホントに

〈すると このレトロ自販機にも
笑って和める

(落下音)

めちゃめちゃ熱いです!

(桂三君)もう 軍手でも熱いです。

「スケートの帰り
食ってたな これ」

「いいねえ。 どうですか? お味は」

(桂三君)手作りなんですかね?

いいと思います。

「昭和のサラリーマンコント」
「ハハハハ…!」

「(一同 笑い)」

〈お宝昭和家電探しの旅〉

〈寄せられた情報をもとに

続いて 向かったのは

およそ300年続く豪農の

超貴重な宝が眠る蔵〉

〈大量のお金を発見!〉

〈その中に とんでもないお宝を
見つける事に!〉

(スタッフ)次 行くとこは…。

「歌うんだ」

「隆貴君 知らないからさ」

「親友には
なれないだろうな」

(一同 笑い)
「ピンとこない」…。

いいね! ちゃんと
言いたい事 言える仲間だね。

〈そして やって来たのは…〉

(隆貴君)まだ住まわれてる
って事ですね。

すごいですね。

お城の…。
家じゃないですよね。

どうぞよろしくお願いします。

〈こちらが情報をくださった

お屋敷を管理されている
佐藤さん〉

〈およそ300年の歴史を持つ
新潟の豪農 伊藤家のお屋敷〉

〈江戸時代に造られた母屋には

歴代当主が集めてきた
美術品が置かれ

その一部は博物館として
展示されていますが…〉

〈広大な敷地の中には
さらに蔵が10個以上あり

代々使ってきた家電や日用品が
数多く残っているため

整理しきれていないとの事〉

〈果たして この屋敷には

〈蔵の捜索の前に
母屋を見学させて頂くと

そこは もう宝の山!〉

(桂三君)これ すごいです。

(佐藤さん)
この上を取って…。

(桂三君)ちょっと これ
見させて頂いてもいいですかね?

なかなか ないですね。

(桂三君)戦前ですかね。

(たたく音)

「そうなんです すごいんですよ」

〈こちらは

〈プラスチックではなく

セルロイドと呼ばれる樹脂が
使われている事から

昭和初期だと判断した
博士ちゃん〉

〈ちなみに この時代の蓄音機は
かなり珍しく

鑑定に出せば その額は…〉

(桂三君)そうですね。

(桂三君)戦前ですね。

(桂三君)結構 珍しい。

〈大正時代のラジオも
希少価値が高く

鑑定額は…〉

ホントに閉めきってる?
(佐藤さん)そうです。

〈いよいよ およそ300年続く
豪農のお屋敷にある

めったに人が入る事はないという
蔵の中を大捜索!〉

(隆貴君)お邪魔します。
(佐藤さん)どうぞ どうぞ。

〈美術品から生活用品まで

様々な品が納められている
この蔵〉

〈すると 早速…〉

これが 絶対 レコードなのは
確定してるんですけど。

〈自宅に
レコード850枚を所有する

昭和歌謡博士ちゃん 桂三君が

古いレコードを発見〉

これが

(桂三君)
水原弘さんの『黒い花びら』

という曲なんですけど。
(スタッフ)すごいじゃん。

(桂三君)これは
もう持ってるんですけど

そうですね
結構 状態がいいですね。

紙にシミとかもないので。

…という感じなんですけど。

〈こちらのレコード
状態は かなりいいものの

数は ある程度 出回っているため
鑑定額は1000円〉

(桂三君)あっ でも

ここに写真付いてるから
わかりやすいんですけど。

これで 熱を加えて

こうやって巻いたりとか
してたのかな。

昭和10年だってよ!
もう そんなの あるんだ。

〈電気でアッツアツに温まった
ヒーターに

髪を巻きつけてセットする
このヘアスタイルは

当時の流行に〉

「カールつけるやつだね」

〈しかし
昭和家電博士ちゃんの隆貴君が

これを見てときめいたのは ここ〉

(隆貴君)これ挿して
クルクルッと 普通に

電球のソケットで はめて
コンセントにする…。

(スタッフ)電球で使える
電化製品なんて あったんだ。

(隆貴君)まあ セパラボディ

まだ出てますからね
パナソニックから。

工事現場で 電灯のソケットしか
つけてない所とかだと

ここから
とったりするみたいなので。

〈昭和初期の珍しい家電
という事で

専門家による鑑定額は…〉

〈さらに ここで

およそ300年続く名家ならではの
お宝を発見!〉

(隆貴君)…っていうのは
サイレンにしか見えない。

(佐藤さん)ああ~…。 サイレンね。

(佐藤さん)いや でも あの

「大発見?」

(スタッフ)もらっちゃいます こっち。

〈戦前には 時を知らせ

戦時中には
空襲警報として活躍した

こちらの 手動式サイレン〉

「よくわかったね!」
「空襲警報!?」

〈本来は 町の中心にある
役所などに設置されるものだが

地域の中心だった このお屋敷にも
置かれていたと推測できる〉

「そういう立ち位置だったんだ
このお屋敷はね」

(隆貴君)このタイプは 多分
生で見たのは初めてですかね。

(サイレン)

「よく聞くサイレンの音って
これなんだ」

「空襲警報」

「はあ~! 手動だったんだ…」

音が鳴るのが
ビックリしました。

確かに。

〈コレクターは少ないものの
史料的な価値は高く

鑑定額は…〉

〈こうして
貴重なお宝昭和家電を

続々と発見していく2人〉

〈そんな中…〉

〈正真正銘の とんでもないお宝を
発見する事に!〉

(桂三君)うわあ! すごっ!

えーっ!
何? これ。

すげえな!
何? この量。

〈さらに このあと…〉

〈世紀の難工事といわれた
黒部ダム

その非公開エリアに潜入!〉

汗と涙… 造ってきた人の。

歴史を知ると 見方が
また一つ 変わる気がしますね。

〈昭和博士ちゃんコンビの
昭和のお宝探しの旅!〉

〈新潟で およそ300年続く豪農の
お屋敷で見つけた

驚きのお宝とは!?〉

(桂三君)失礼します…。

(桂三君)すごっ!

めっちゃあります!
めっちゃあります!

ちょっと そうなってくると
あいつ…。

あいつが…。
お金博士ちゃんが。

「達哉君だ 達哉君」

(桂三君)めちゃめちゃ
ありますね 札束!

〈なんと 番組史上 まれに見る

何? これ。

すげえな!
何? この量。

〈中には ほぼピン札のものや

札束まで…〉

〈一体

「達哉君だ 達哉君!」
「ネットワーク」

〈という事で ここでも

番組のコネをフル活用〉

〈博士ちゃんの輪〉

「おお 出てきた」
「おお 達哉君!」

〈レア貨幣や
古銭のコレクションは

100種類以上〉

〈お金博士ちゃんの
須戸達哉君に

発見した古銭を
見てもらうと…〉

〈まずは この100円札から〉

ちょっと待って。

〈昭和5年から使われている
この100円札〉

〈鑑定額は…〉

〈達哉君の言うとおり

聖徳太子が
初めて採用されたお札で

コレクターも多く
40倍の値段に〉

〈続いては こちらの1円札〉

(達哉君)このお札。

(達哉君)っていう事は…。

〈博士ちゃんが
調べてくれたところによると

これは 明治時代につくられた
めったに出回らない1円札〉

〈鑑定結果は…〉

〈発行枚数も少なく

かなり価値が高いという〉

〈そして
550枚あった紙幣の中から…〉

(達哉君)このお札。

番号は漢数字で
間違いないみたいだから…。

(達哉君)「裏イノシシ」って
呼ばれてるらしいです。

(一同 笑い)

〈博士ちゃんによると

これは テレビに出しても
おかしくないほど

超レアな紙幣だという〉

〈奈良時代の貴族 和気清麻呂を

暗殺から救ったとされる
イノシシが お札の裏に描かれた

通称 裏イノと呼ばれる

明治32年に発行された
10円札〉

〈めったに出回る事はなく
その鑑定額は なんと…〉

〈発行枚数も かなり少ないため
この値段に〉

〈見つけた古銭は 全部で

およそ20万円〉

〈というわけで

豪農の蔵で発見した大量のお宝

その合計鑑定額は

およそ56万9000円でした〉

〈日本のお宝

非公開エリア潜入スペシャル〉

〈続いては…〉

「すげえ」
「うわあ!」

〈通称 黒四〉

〈富山県 黒部川の最上流

標高1454メートルに建てられた
そのダムは

堰堤の高さ日本一の
186メートル

貯水量は およそ2億トンという
日本屈指の規模を誇り…〉

〈さらに
年間100万人もの観光客が訪れ

これまで 映画やドラマなど
何度も映像化されるなど

日本一有名なダムとして
知られているが…〉

〈そんな黒部ダムが
この地に建設された裏側には

想像を絶する
衝撃のドラマがあった〉

〈今から およそ70年前
高度経済成長に伴い

深刻な電力不足に陥っていた
日本〉

〈特に 関西地区では

週に3日間も
電力使用制限がかけられ

このように
暗い部屋で勉強するという光景も

珍しいものでは
ありませんでした〉

〈そこで 関西電力が
ダム建設に着手したのは

水力発電の適地とされながら

建設が見送られてきた
禁断の地…〉

「えっ?」
「うわあ…」

「えーっ!」

「手で運んでる… うわっ 怖っ!」

「えーっ 何? これ」

「ウソでしょ…」

〈厳しい自然条件から

ダム建設は不可能と
いわれてきた地に

挑まなければならないほど

当時の日本は
追い込まれていました〉

〈工事期間は
7年

作業員は
延べ1000万人

そして 総工費は

なんと
500億円を超える

昭和最大にして
世紀の大プロジェクトが

動き出すのです〉

「すごいよ」

〈今回 そんな黒部ダムの
一般立ち入り禁止の

〈そのきっかけとなったのが…〉

「うわっ 怖いね」

(一同 笑い)

〈全国にある およそ2700基以上の
ダムの知識を網羅した

ダム博士ちゃん
新野央果君 12歳〉

〈もちろん

これは…。

ここの…。

〈空想で考えた理想のダムは
1000基を突破!〉

〈巨大な体で人々を守るダムを
ヒーローのようにあがめ

静かな情熱を注ぐ央果君が…〉

それを どんなふうに
当時の技術で

乗り越えていったのか
っていうのを…。

〈そんな央果君の

〈関西電力

そして
ダム建設に携わった熊谷組が

ダムが大好きな
博士ちゃんのためならと

全面協力してくれる事に〉

(3人)ありがとうございます。

「こんなの
表に出てないんじゃないの?」

〈なんと 当時の社員が

その過酷な工事の状況を
克明に記録した

非公開資料 黒部ダムの工事誌を
テレビ初公開〉

「すごい番組になったね」

〈さらに
普段は立ち入る事ができない

黒部ダムの非公開エリアへ潜入〉

〈世紀の難工事ともいわれた

日本の大プロジェクト
黒部ダム建設の真実に

博士ちゃんが迫る!〉

「違う番組 見てない?
大丈夫かな…」

すごい!
すごい。

もう 神回決定じゃねえか!
すごいね。

(インタビュアー)もったいな~インタビュー!
ローラー車さんは

もったいないと思うこと あります?
(ローラー車)うん あるよ!
例えば…。

車が い~っぱい通るとね
せっかく 私が固めた道路

へこみやすくなっちゃうの~。
それは もったいないですね~。

でもね 花王っちが

廃棄PETを使って アスファルトの耐久性を

5倍にする素材を 作ってくれたの。
ラッキー!

ちなみに花王っちって 花王さんのことですか?
うん!

じゃ もう帰っていい?
えっ 急に?
すっごい楽しかった!

こちらこそ~。
See you!

<もったいないを ほっとけない。 花王>

さあ それでは お呼びしましょう。

よろしくお願いします。
央果君 よろしく!

お願いします。

すごいね。 実際に じゃあ
調査に行ってきたんだ?

はい。

やったじゃん!

普段は なかなか
見れないような所まで…。

すごい大きいプロジェクトに
なってて…。

(スタッフの笑い)

央果君のおかげ…
熱意がさ 伝わったんだよ!

(央果君)はい。
ありがとう。

いや あの…。

〈『博士ちゃん』
黒部ダム潜入スペシャル〉

〈世紀の難工事
黒部ダム建設に立ちはだかった

激ムズポイントを巡りながら

未開の秘境 黒部峡谷に

どうやって

あの コンクリートの
巨大な塊でもある

黒部ダムを建てる事ができたのか

その秘密を解き明かしていく〉

(かなで)お願いします。
お願いします…。

あれ?
お願いします。

(福田)大丈夫?

(かなで)テンション上がってた。
よかった。

(福田)黒部ダムってね 私たち
全然知らないんですけども

どんなところなの?

(央果君)186メートルあって
それが日本で一番高さあります。

(福田)へえ~。
(かなで)日本一!

なんか 1回 私たちに

(福田)「ていこう」っていうの?
本当は。

はい。
(福田・かなで)へえ~。

(央果君)すごい

(央果君)人間が超巨大な構造物を
造るっていうのが

すごいなと思って…。

あと ダムによって 色々…
自然と一体化してたり

四季によって 全然違う景色が
見れたりするっていうのも

ダムの魅力の一つだと
思っています。

〈そして もう一人

黒部ダムに異常な愛情を注ぐ
この人も…〉

(央果君)お願いします。

〈そう 今回

叔父の石原裕次郎が出演した映画
『黒部の太陽』以来

黒部ダムにどハマりした

芸能界屈指のダム博士おじさん

石原良純もロケ帯同を熱望〉

今日はね

「朝5時台から しんどいな…」

ホントにね

〈今日は ここ

黒部ダムの玄関口
扇沢から

3つの激ムズポイントを
巡りながら

黒部ダムへと
向かうのだが…〉

〈実は 央果君

ロケ前日にも
関西電力の事務所を訪れていた〉

〈そう そこで…〉

「ご挨拶にね 行かないと」

それでは これが…。

〈こちらが テレビ初公開

世紀の難工事 黒部ダム建設の
当時の記録が詳細に記された…〉

「ドキドキするね」

「へえ~」
「へえ~」

〈例えば その中には…〉

〈作業員たちが
現場で困難に直面した際の

生々しい報告から…〉

「1カ月経っても?」

〈これまで
明らかにされてこなかった

工事の詳細なデータまでが記載〉

〈今回は
この テレビ初公開となる

貴重な工事誌の内容をもとに…〉

〈世紀の大工事
黒部ダム建設が乗り越えた

3つの激ムズポイントの
真相に迫っていく〉

〈まず1つ目は…〉

(福田)大町トンネル。

〈北アルプスの高い山々に
囲まれた

標高1454メートルの
黒部峡谷に位置する

黒部ダム〉

〈ここにダムを建設する
という事は

ここまで 必要な資材や機材を

危険な道のりを通って
運び込むという事〉

〈それは 膨大な時間と
大きな危険を伴う作業〉

〈そこで計画されたのが

山の中腹をぶち抜いて

運搬の効率を劇的にアップさせる

大町トンネルの開通でした〉

そうなんだよ!

〈そんな工事の壮絶さを物語る

当時の記録映像が残っています〉

(作動音)

「うわあ~」

〈そう この山を掘り進めて

トンネルを開通させる工事こそ

黒部ダム建設 最初にして最大の
激ムズポイントとなった〉

〈早速 一行は
関西電力の方 同行のもと

そんな第一の激ムズポイント

トンネル内の破砕帯へと
向かう事に〉

破砕帯っていうのは

山の岩の中に
岩とか石とかが砕けて

すごく小さく
堆積してる所の中に

地下水が すごい多く
たまっている所です。

(福田・かなで)ふ~ん。

〈破砕帯とは

岩盤の中で
岩が細かく砕け

地下水を 大量に
ため込んだ地層〉

〈通常の地層に比べ
軟弱で崩れやすい上

たまっていた地下水が
噴き出してくるという

トンネル工事にとって

非常に困難で
極めて危険なポイント〉

〈しかし トンネル開通以前の
工事はというと…〉

〈このように
わずか幅50センチの足場を

少量の機材や資材を担ぎながら
渡るという

非常に危険が伴う そして

〈黒部ダム建設のためには

この破砕帯の突破は

避けては通れませんでした〉

「あそこ通さなきゃいけないのか」

「ずっと ああやってちゃ
間に合わないんだよ」

「うわあ…」

〈さあ いよいよ
1つ目の激ムズポイント

破砕帯がある
トンネルの中へ潜入!〉

〈本来 黒部ダムの観光客は

このトンネルを
電気バスで通過するが

今回 特別に
途中の破砕帯エリアで

下車させて頂く事に〉

うわっ!
(かなで)あっ なんか…。

(福田)えっ すごい すごい。

(福田)ねっ!

でも なんか もう
水たまりが いっぱいありますよ。

すでに…。
(かなで)水が…。

関電トンネルは
直線で5キロ少し…。

(かなで)5キロもあるんだ。

(越田さん)手前に見えてきた
青い看板。

あそこが破砕帯。

(福田)もう破砕帯?
(央果君)破砕帯です。

〈それでは いよいよ

激ムズポイント1つ目

破砕帯を直接見る事ができる

非公開エリアへ向かうため…〉

〈普段は降りる事ができない
トンネル内部へ〉

「やっぱ 濡れてるんだ ほら」

(福田)寒くない?
(かなで)涼しい!

えっ! 涼しいって…。

(かなで)ホントだ!

(かなで)うわっ! 水 流れてる!

〈ここが 黒部ダム建設
1つ目の激ムズポイント

破砕帯〉

〈今では工事も終え

コンクリートで
覆われているのだが

完成から60年経った今も

その隙間から
地下水が噴き出し続けている〉

〈そして この先には
今も水があふれ出す

当時のままの地層を
見る事ができる

ポイントがあるという〉

「良純さん!」

「もう自分の記憶に残そうとして」

(石原)撮ってあげるから これで。
あとで送ってあげるから。

「かっこいい?」

なんだ この親子は。

(石原)いや これは…。

「ああ すごい。 破砕帯のね」

(かなで)ああ もう ずっと…。
(福田)あっ 上からも…。

「かなでちゃん
暑いだけだからな」

(福田)すごい。

「ジャバジャバ出てる」

(福田)ひんやりしてる。

〈今回 テレビ初公開の
黒部ダム工事誌にも

当時 トンネルを
掘り進めていた作業員が

破砕帯に直面した時の様子が
克明につづられていた〉

〈毎秒 最大660リットルにも及ぶ
地下水と土砂が噴出〉

〈さらに 水温は4度〉

〈あまりの冷たさに
手がかじかみ

破砕帯は
作業員たちの進行を

完全に止める事になる〉

〈そんな破砕帯が
当時のまま残され

今なお
地下水が噴き出し続けている

場所があるという〉

(越田さん)パイロットトンネル
といいまして 中…。

(福田)ここですか。
(越田さん)ここです。

(越田さん)ご覧頂きます。

〈もちろん ここは

めったに開ける事のない
非公開エリア〉

〈一体 当時の

「水 バーって
出てくるんじゃないの? これ」

(福田)すごい すごい すごい!
(央果君)うわあ~!

「えーっ!」
「えーっ!」

(福田)これ すごい。

(かなで)なんで
前 行ってるんですか。

(石原)さっきのパイロット
っていう所から…。

(かなで)2人の世界。
(福田)私も撮りたいな これは。

(石原)冷たい!
(央果君)おおっ 冷たい…。

すごいね。

「よかった。
よくわかってくれたわ」

「えーっ!」
「いや この水量…」

(石原)そう。 これが
何しろ この…。

(福田)へえ~!
(かなで)へえ~!

(央果君)なんか ホントに…。

「ホントだね」

〈さらに 工事誌を読み込んできた
博士ちゃんによると…〉

大町ルートの ここのトンネルの
進行実績っていって…。

最初なんかは…。

(央果君)ここら辺なので…。

(福田)全然止まってる!
(かなで)うわっ ホントだ!

(央果君)10日経っても
0メートル。

(央果君)そうですね。

ここから7カ月間

ここを突破するのに
苦労してました。

(福田)うわ~!
(かなで)なるほど。

ホントに この…。

〈さあ ここで

〈掘れば 水と土砂が噴き出る
この破砕帯〉

〈当時の作業員たちは
一体 どうやって突破したのか?〉

「どうやって突破したでしょう?」
とかになると…。

〈『博士ちゃん』
黒部ダム潜入スペシャル〉

〈世紀の難工事といわれた
ダム建設の第一関門

トンネル開通工事に
立ちはだかったのは…〉

〈掘れば 水と土砂が噴き出し
工事を妨げた この破砕帯〉

〈一体 当時の作業員たちは
どうやって突破したのか?〉

第一関門で もう こんなに
大変なんだっていうのは…。

なんだろう?
もう これ 無理だなって…。

思っちゃうよね。
思っちゃうよね。

でも やっぱり もう

予想以上の苦労が
すごく伝わってきましたし

実感して… すごく…。

ちょっと言葉を失ってます。
ホントだよね。

でも 私たちは それを
知っておかないといけないね。

やっぱりね。
そうですね。

そうですね ホントに。

〈そんな破砕帯での
トンネル工事の状況がわかる

非公開資料 工事誌を
改めて見てみましょう〉

5月1日から
全く進まなくなって…。

6月11日から7月11日の
1カ月間も

10日で
3メートルとか4メートルとか。

えーっ!

1日8センチか。

7月も…。

いや~…。

では ちょっと ここでクイズです。
(伊達・富澤)クイズ?

(央果君)当時の技術者の人とか
工事に携わった人は…。

「どうやって突破したでしょう?」
とかになると…。

こういうやつ…。
どうしても…。

(一同 笑い)

(一同 笑い)

「突破」でいきますか。

〈それでは 改めて…〉

〈掘れば 水と土砂の湧き出る
激ムズポイント 破砕帯〉

〈一体 どうやって
突破したのでしょう?〉

「どうやって突破したでしょうか」
っていう質問もさ…。

難問すぎない? これ。

我々に…。

だいぶ難しいよ これ。

ちょうど 5月だし
ゴールデンウィークだから

俺は 一回
休んだんじゃないかなと思う。

「ちょっと 一回 休もうぜ」って。

「このままやってても 埒明かない」
「一回 休もうか」。

ほんで 一回 休んで…。

それじゃない?

うーん… その…。

あっ なんか こう…。

あふれ出てきちゃうものを
例えば…

今も あるじゃないですか
そういう こう…。

ああいう感じで…。

おおっ! ホントですか?

すごい。
国と同じだよ 愛菜ちゃん。

すごいな 愛菜ちゃんは!

国の頭脳ですよ 元々 ホントに。
すごいんだから。

央果君…。

それ 『突破ファイル』になるから
まんま。

〈黒部ダム建設
1つ目の激ムズポイント 破砕帯〉

〈この地下水の噴き出る
もろい地層を

どのようにして
掘り進めたのか?〉

…と書いてあるんですけど。

一回 水を減らすために

水抜き坑を掘って

そこから 一回 水を流して

ボーリングっていって
壁に穴を開けるイメージで

そこから 薬液を注入して

岩盤を固めるっていう工事をして
掘っていきました。

(福田)なるほど!

(福田)そこしか聞いてないやん。

〈つまり

トンネルの
両側に

水を抜くための
穴を掘って

地下水を
脇へと流しながら

もろい岩盤には
薬を注入して

あえてカチカチにしてから

それを崩れないように掘り進める
という方法〉

〈そんな複雑すぎる手順で
掘り進めたトンネル工事は

全長5.4キロメートルの
トンネルのうち

わずか80メートルの破砕帯を
突破するのに

なんと
7カ月もの時間を要したという〉

ホントに

これは大感動ですよ ホントに。

〈そして 着工から
1年7カ月の歳月が流れた

1958年2月25日〉

〈ついに 大町トンネルが貫通〉

〈その当時の生々しい記録映像も
残されている〉

(ブザー)

(爆発音)

「爆発」

「で 貫通」

「貫通したか?」
「貫通したっていう事?」

「どうした? 貫通できてるか?」

「あっ 貫通した」

「うわあ…」

(男性)おーい!
(男性)貫通したぞー!

(拍手)

「これ 実際の映像ですか?」
「へえ~」

バンザーイ!
(一同)バンザーイ!

「うわあ すごい人が関わってるよ
ほら たくさん」

〈深刻な電力不足に陥っていた
当時の日本〉

〈苦しむ人々の生活を支えるため

悲願だった この大町トンネルが
ついに開通〉

〈しかし このトンネル
あくまで

ダム建設に必要な資材や機材を
黒部峡谷に運ぶためのもの〉

〈つまり ここから…〉

「5年」

相当ですよ。

じゃないの。
機材を運ぶためだけの。

なんですかね。

なんか 本当に…。

変わるね。

これは もう 全員に見てほしいね
今日はね。

ホントですよね。
ホントに。

〈世紀の難工事 黒部ダム建設〉

〈さあ いよいよ ここから

ダム本体の
激ムズポイントに迫る!〉

え~っ!

それ 作んなくちゃいけないのか。

〈さらに このあと
お城博士ちゃんは

鉄壁の天空城 非公開エリアへ!〉

〈『博士ちゃん』
黒部ダム潜入スペシャル〉

〈ここから いよいよ

〈と その前に スタジオでは
博士ちゃんの

自分で 妄想っていうか

考えた理想のダムみたいな。

理想のダム?
…のを考えて。

ちょっと見たい 見たい。
見せて 見せて。

ちょうど… これです。
うえ~っ!

え~っ!
すげえ想像してんじゃん。

(芦田・伊達)え~っ!

え~っ!

上手だね。

央果三春ダム?
あっ 央果三春…。

「三春」って
あの福島の三春じゃないの?

(央果君)それを見て…。

ベースが この三春ダム…。

上手だね!
ありがとうございます。

ねっ! 三春の滝桜ね。
有名ですよ。

はじっこなんですけど ここに…。

っていうか 水門を…。
おお おお おお…。

いいね!
かわいい。

これです。

おお~!

これは えっと…。

ねえ!

うーわっ!
ハハハハ…。

ええーっ!
すげえな。

すごいね!
うわ~!

なんの裏に描いてるの?

裏紙 なんか 適当に 家にある…。

いや 作れるでしょうね。
なるだろうし…。

〈続いての激ムズポイントを
目指して

いよいよ ダム本体へ〉

〈ここからは
通常の観光ルートと同じ

電気バスに乗って
黒部ダム駅へ〉

(福田)なんか 分かれてるね。

(央果君)おすすめは右ですね。

(かなで)じゃあ 左で。

〈まずは 博士ちゃんおすすめ
上りの展望台ルートへ〉

〈黒部ダムの絶景は
この220段の階段の先に〉

わかるぞ。
いや わかる。 わかります。

〈そして ついに…〉

(かなで)はい!
(福田)見んとこ。

「うわ~ いいな! 行きたいな~」

(石原)この辺 見て。

いっせーのせで 顔上げよう。
ここ見てて。

いっせーのせ! これ!

(かなで・福田)うわあ~!

(福田)えっ!?
(かなで)でかっ!

(福田)すごい すごい。
(かなで)大きい…。

「すげえ!」

〈これが

220段の階段を上った先に見える

「うわ~!」

(福田)
最初 パーッて あっち見た時に

大自然 きれいだなと思って

そのあと こっち見た時
ビックリして。

ホントに これを人が造ったんだ!
っていう。

大自然のド真ん中に
こんな大きな…。

(央果君)このダムは

堤高っていって
ダムの せき止めている…。

(央果君)この…
弧を描いてると思うんですけど

それをなぞった長さが
492メートル。

約500メートルあります。

なんか その…。

(かなで)すごくきれい。
(福田)霧みたいになってて。

(央果君)黒部ダムの場合は
観光放水っていうんですけど

観光を目的として

ああいうふうに
出してるんです。

ここから 約10キロ下流の所に
発電所があって そこに…。

あそこの
ちょっと斜めになってる部分

あそこから水を取って

その下を
ずーっと水路が通って

そこから

俺が言ってるんじゃない。
(かなで)ダムの声?

そうそう そうそう…。

(石原)これは気持ちがいいな。
最高だな。

(央果君)次は ちょっと…。

(福田)はい。
(石原)あの堰堤…?

(央果君)そうです。

〈博士ちゃんも
毎回 立ち寄るという

行かなければいけない
場所とは?〉

(央果君)ここは…。

(福田・かなで)慰霊碑。

(央果君)この人たちが
ここまでやってくれたからこそ

今のダムを見る事ができるので

その感謝っていうか
それを ちゃんと わかって

ダムを見学するっていうふうに
してます。

(福田)素晴らしい。

(石原)ダムができて…。

ダムって やっぱり

その中に

それが…。

思った以上に深いな。
深いです。

〈自然の力を借りて
暮らしを豊かにするのがダム〉

〈その工事の中で
命を落とした方々への慰霊碑へ

まず最初に向かうのだという〉

〈そして 一行は
いよいよ ダムの

「すごい」

(福田)これ あれか。

「ええ~! 歩いてみたいな ここ」

フルまでためると

2億立方メートル近く
ためる事ができます。

(福田)2億立方メートル?
(央果君)はい。

(かなで)聞いた事ない。
(福田)スケールが 全然想像つけへん。

(福田)あっ ホンマや
「中心」って書いてある。

(福田)186メートル。

(福田)うわっ すごっ!
(かなで)うわ~! ちょっと…。

(央果君)うわ~ すごい!
(かなで)うわ~!

(福田)うわ~ 怖い!

(福田)すごいね。
上から見たら こんなんなんや。

(央果君)
バルブの出ているところは

結構いかないと見えない…。

(かなで)怖い…。
(福田)結構 のぞかないとね…。

(央果君)堤体の形とか

迫力っていうか
スケール感を…。

(石原)これはね…。

ホントにね…。

(石原)フワーッと
突き上がってくるのよ。

(福田)風 来ますね。
(石原)そう それで…。

(石原)ダムの堰堤の上に立つとね

ホントにね こう 涼しい空気がね
上がってくるんだよね。

(福田)ダム風。
(石原)ダム風。

(石原)ホントに気持ちいい風が
上がってくるんだね これ。

〈さあ ここから

黒部ダム建設2つ目の
激ムズポイントへ〉

〈それは…〉

〈3000メートル級の山々に
囲まれた 深すぎる谷〉

〈超激ムズ立地〉

〈果たして 黒部ダムがあるのは

山の中でも どんな位置なのか?〉

〈そして なぜ
こんな場所に建設したのか?〉

次は

なんで こんな山奥の渓谷に

黒部ダムは造られたか
っていうのが 謎です。

(福田)上に行くんや。 階段?

(福田)よかった よかった。

〈というわけで
ここからは ケーブルカーと

ロープウェーを乗り継いで

黒部ダムを
上から見下ろせる場所を目指す〉

(かなで)おおーっ!

「すごい!」

(福田)すごい高さまで来たんやな。

(福田)気持ちいいですね。
気持ちいいな!

「すごいね」

ホントだ!

(石原)すごいよね。

年を越して残るんだからさ
雪がさ。

(かなで)すごいです。

(かなで)「すごーい たかーい」。

〈そして 到着したのは

黒部ダムを
上から見る事ができる

標高2400メートルの
大観峰〉

「随分 上まで行くね」

(福田)すごーい!
(かなで)うわ~!

(福田)うわあ すごい…。

(かなで)なんじゃ こりゃ!

(石原)なんじゃ こりゃ!

(かなで)なんか ホント…。

(かなで)「雄大」なんて言葉
使った事ないよ。

(石原)最高だね。

〈さあ 黒部ダムは 一体 なぜ

この3000メートル級の山々に
囲まれる

深い谷に建設しなければ
ならなかったのか?〉

〈そこには

〈世紀の難工事 黒部ダム建設の

激ムズポイント 2つ目は…〉

〈目の前に広がる
3000メートル級の山々に囲まれた

この深すぎる谷底にダムを造る
という超激ムズ立地〉

〈しかし なぜ

こんな激ムズな場所に
ダムを造る事にしたのか?〉

「困難があると
予想可能だったからである」

奇跡の立地。
奇跡の立地…。

(央果君)上空から見下ろすと
こんな感じで…。

(央果君)下流側の幅は
このぐらいなんですけど

上流の幅は
このぐらいあって

(福田)全然違うね。
(かなで)確かに。

ここにダムを造る事によって
貯水量をいっぱい確保して

かつ 発電も落差を大きくして

発電量を増やす事ができた
っていう…。

(かなで)すげえ。 わかったよ。
(福田)ホントか?

ついに わかった。

〈さらに 標高3000メートルの
山々に囲まれている事も

ダム建設には
好都合だったという〉

(福田)天然の冷蔵庫!
(かなで)そういう事か。

(石原)積雪が2メートルとか
3メートルとか積もるわけ 冬も。

だから
その間 ずっと蓄えてくれて

だんだん それが…。

(かなで)なるほど。

(福田)めちゃくちゃピッタリやん
ダム造るのに。

(福田)すごいね。

〈一行は 再び

ロープウェーとケーブルカーで
黒部ダム本体へ戻る事に〉

この数字が複数あるのが

多目的ダムっていうふうに
呼ばれて…。

摺上川ダムって読むんですけど…
福島のダムなんですけど

ここだと 国土交通省…。

ええ~!?

(スタッフ)央果君
でもさ 学校の友達とかと

あんまり ダムの話できないって
言ってたじゃん。

(一同 笑い)

ありがとうございます。

〈さあ いよいよ 黒部ダム建設

最後の激ムズポイントは…〉

〈断崖の峡谷に およそ

(福田)結構さ

(かなで)歩いてる。

「そんなに歩いてる?」

(石原)そう 意外とね…
意外と歩いてるよ。

(福田)歩いてますよね。

〈…と ここで 黒部ダムの

(央果君)あそこに並んでいる
なんか 高架橋みたいな

巨大な柱が並んでいるんですけど
これは 堤体の…。

(福田)なんでしょうね?
(かなで)なんだろう?

(福田)なんでしょうね?
これ ちょっと

スタジオの愛菜ちゃんなら
わかるんじゃない?

(かなで)確かに
愛菜ちゃんなら。

ええ~! 急に…。
ご指名入りました。

ええ~? 工事に関係あるって
言ってましたよね。

なんか 工事の足場とかの
こう 支えにしてたとか

そんな感じとかですかね?

こちらは 堤体の建設時に使われた
堤体の…。

(石原)だから こういうふうに

ダムの上にやって来て…。
(かなで)これは?

(石原)ザーッと
コンクリートをまいて

去っていくわけですよ。

〈そう! ダムの反対側にも

同じような柱が建てられており

これらを長いケーブルで繋ぐ事で

ダム建設に必要な
大量のコンクリートを

運んでいたといいます〉

コンクリートバケット
っていうふうに呼ばれる

すごく大きいバケツみたいな
感じで それを…。

「へえ~」

〈ダム建設は まず始めに

〈その後 水をせき止める堤体を

コンクリートを積み上げて
造っていくのですが…〉

〈そんな当時の
黒部ダム建設を記録した

貴重な映像が残されています〉

「あれが ずっと動くんだ
ケーブルで」

「はあ~」

「いやあ…」

「うわ…」

「いやあ…」

〈この作業を繰り返し

高さ日本一を誇る
186メートルの堤体を

この黒部峡谷に建設したのです〉

(石原)だから こう来るだろ…。

「わかりましたって それ」

(石原)こう下がっていって
ザーッ。

「わかったっつうの」

「“はしゃいでる”…」

「わかりやすく
やってくれてるんです」

〈続いて 一行は

ダムの放流をより間近で見られる
展望台へ〉

(石原)ああ~!

(石原)すごい。

(福田)すごい迫力。
(石原)虹が架かってる。

「結構間近で見られるんだ」

(かなで)うわ~!
(福田)何? これ

なんか 滝でもないし…。

(石原)本当に虹が架かってるわ。

「確かに」

〈この 目の前に
反り立つ

巨大な提体の
形こそが

黒部ダム建設

3つ目の
激ムズポイント〉

激ムズは

(福田)えっ なんで?

(央果君)建設中で…。

このダムは…。

っていうふうに問題になって。

そういう事です。

〈総工費513億円がかけられた
この黒部ダム建設〉

〈その4分の1に当たる金額を

世界銀行からの融資で賄う予定が

フランスで

黒部ダムに似た形状のダムの
決壊事故が発生〉

〈この事故を受け
安全性が問題視され

提体の高さを下げるよう
勧告が下されてしまう〉

そうすると 肝心の貯水量が
半分以下になってしまって

それだと 発電に使う
水の勢いをつける長さも

短くなってしまって
発電にも影響が出てしまうので…。

〈国家を揺るがす大ピンチ!〉

〈一体 黒部ダムは どうやって
強度の不安を払拭し

最強のダムを造り上げたのか?〉

〈さらに このあと
お城博士ちゃんは

〈海外のダム決壊事故を受け

その強度が問題視されてしまう
大ピンチに〉

〈一体 黒部ダムは
どうやって強度を上げ

絶対に決壊しないダムを
造り上げたのか?〉

(一同 笑い)
そうだよね。

「下げなさい」って
「えーっ!」ってなるよね。

当時

この難題を

いや だから…。

おじさん2人が どれだけ
知識があると思ってるのか

わからないけど…。

難しいよね。

いやいや いやいや…!

ちょっと 愛菜ちゃん
国の頭脳として お願いします。

強度を上げないと…。

なんか もう そこにも…。

えっ…?

(一同 笑い)
まあ でも そうなるよね。

いやいや…。
ちょっと惜しいですね。

惜しい?
惜しい…。

上から見た時に
普通のアーチダムだと

ここから始まって
こういうふうになってて…。

(福田・かなで)なるほど。

あと…。

(央果君)水圧が下にかかるように
なってるんです。

(央果君)後ろから水圧が
こう かかってきた時に

前傾姿勢になっている事で

水圧が下にいって…

地盤は強固なので。

っていう方式をとりました。

なるほど。

「なるほどね」

〈そして 今回
『博士ちゃん』のためならと

当時 堤体工事に携わっていた
作業員の方が

その激ムズっぷりを
証言してくれた〉

(スタッフ)渡辺さん すいません
よろしくお願いします。

特に

だから 危険度があるわけですよ
作業の中でね。

ちょっと

(渡辺さん)あそこで働く人たちに
一体感があってやった

っていうのが
大きかったと思いますよね。

〈ダム建設は過酷を極め

「黒部にケガなし」
つまり 何か事故があれば

それはケガでは済まないと
いわれていたという〉

〈そして 数々の困難を乗り越え
4年の歳月をかけた堤体が

1963年 ついに完成〉

「すごいな…」

〈黒部ダム建設に着工してからは
実に7年もの歳月が経ち

関わった作業員は
延べ1000万人を超えた〉

〈そして
完成から59年が経った今も

黒部ダムは 多くの

なんか だから 今まで

なんか ちょっと 汗と涙…
造ってきた人の…。

結晶ですよ。
…っていうふうにも見えましたよ。

なんだろう…。

そうですね。
なんか こう…。

やっぱり あそこでも その

自然の水…
水は 多分 自然なわけですけど

それが やっぱり こう…。

なんか すごい感慨深いなと…。
そうだね。

それで生活してるわけだもんね
我々はね。

さあ それではですね 改めまして
協力してくださった

関西電力さん
熊谷組さんを始めですね

多くの関係者の皆さんに
お礼を皆さんで言いましょう。

皆さん 本当に…。
(一同)ありがとうございました。

ホントすごかった。
素晴らしい。

〈日本のお宝

非公開エリア潜入スペシャル〉

〈最後は…〉

「響大君だ」

「ハハハハ! 鉄板だよね」

〈全国 およそ300のお城を
攻める気持ちで巡り…〉

〈お城イベントでは
大人相手に講演まで行う…〉

〈そんな響大君が

っていう
岡山県にあるお城ですね。

〈現存12天守 唯一の山城

〈岡山県 臥牛山の頂上に位置し

秋から春にかけては
美しい雲海に包まれ

鉄壁の天空城とも呼ばれる名城〉

〈しかし…〉

(響大君)日本三大山城の一つに
数えられるほど

堅固なお城なんですけど…。

〈鉄壁の天空城とは

一体 どれほど強固な
お城なのか?〉

〈そして なぜ
攻め落とされてしまったのか?〉

〈今回 普段は入れない

「すごいね 非公開エリア 続々と」

〈お城博士ちゃんが

お城はですね 今 もう
この山全体だったり…。

(矢田)どれ!? 山だよ?

(響大君)そうですね もう。

(響大君)そうですね
ちょっと山を登る感じに…。

実は。

誰? えっ? なんで?

ここ 上 見て頂いたら
わかるように

ここから ずっと
狙われてるんですよね 弓矢で。

ウソ~! 怖い!

どうするの? じゃあ ここ。

(響大君)ここは走り抜けるとか…。

(矢田)えーっ! 怖い!

じゃあ 走り抜けようか。
走り抜けよう!

「走らなくちゃいけないの?
しんどいな この山登り」

(矢田)すごいんだけど…
だって もう…。

(響大君)まだ始まったばかり
なんですけど…。

(矢田)攻めていくんだね。

すいませんね 矢田さん ホントに。

〈今回は
ドラマや映画などで活躍し

響大君と同世代のお子さんを持つ
ママでもある

女優 矢田亜希子も…〉

(響大君)そうです。
攻めながら歩いてるの?

(矢田)足軽でね。
(響大君)一番下っ端の。

(矢田)へえ~。

〈いつも足軽目線で
お城巡りをする響大君だが

実は これまで
100カ所以上の山城に行くほどの

大の山城好き〉

〈しかし 当時の武士たちも
苦しめられた その道は

当然 過酷で…〉

(矢田)えっ?
(響大君)ここの道です。

(響大君)道です 道です これ。

何回も…。

ホントにさ 姿 形
なんにも見えないもんね。

(響大君)はい そうなんです。

〈日本三大山城に数えられる
備中松山城〉

〈果たして
その天守までの道のりには

どんなトラップが
仕掛けられているのか?〉

〈およそ1.5キロメートル先にある
天守へと いざ 登っていく〉

(響大君)こういう所も
上に ちょっとした平場があれば

そこから狙われてるので…。

(矢田)何回も!? 怖すぎるじゃん!

(響大君)しかも ここ

(矢田)そうね。
2人分だね ちょうど。

(響大君)なので これが
攻めづらポイントなんですよね。

たとえ 何百万人 集めてきても
ここは2人しか通れないので。

(矢田)なるほど!

(響大君)ところどころ…。

ハハハハ…!

(響大君)というわけで…。

(矢田)えっ?
どこ? どこ?

(響大君)道です 道です これ。

坂っていうのは
やっぱり 走っていけないので

スピードが落ちるので
すごい狙いやすいんですよね。

さらに 曲げるっていうのも
スピードが落ちる行為なので

上げながら曲げると すごい
スピードが落ちるんですよね。

なので こういうような
曲がってる坂は

とても注意しなきゃいけない
場所です。

(響大君)最初の方だけなんで…。

(響大君)こことかにいたら
今 こうやって

あそこを登ってる人たちを
うてますよ。

あんなに疲れてるから
ここから うててしまうっていう。

(響大君)ここ ちょっと
平場になってるので…。

(響大君)こことかに
守ってる兵がいれば

こうやって…。

(響大君)この道中
何回も死んでますよね。

何回も…。

(矢田)足場 悪いね。
(響大君)そうですよね。

(矢田)相当 これさ

(響大君)ダメですね これは。

(矢田)そうね。

(矢田)普段から
登山とか そういうのにも

出かけたりするの?
(響大君)そうですね。

(矢田)あくまでも
やっぱ お城が見たいから…。

(響大君)そうなんです。
登山したお城で言うと

これは 栃尾城…。

(響大君)これが
堀になってるんですよ。

(矢田)堀?
(響大君)はい。 例えば

こっちから攻めてきたら

この堀があるので
渡れないんですよ。

〈普段は こうして

お城とは思えない山道を
ひたすら登って

山城を楽しんでいる
響大君だが…〉

〈今回は
鉄壁の天空城の謎に迫るため

車に乗って
一気に8合目まで移動

したのだが…〉

ここまで
バスで上がってきたんですけど

少し見たい場所が
この遊歩道にあるので…。

本来 本丸に行くには
上っていくんですけど

一回 5分くらい
下っていきたいなと思います。

下っちゃうの?
(響大君)はい。

(矢田)へえ~
見たいのがあるんだもんね。

(矢田)響大君さ

「怒られはします」?
はい。

そうか そうか。

「食べたら捨てる!」みたいな…。
はい そうです そうです。

そうだね。 偉い 偉い。

ちゃんとね わかってる。
ウフフ…。

そろそろだと思います。

見えた?
見えてきましたね。

(矢田)おっ どれだ?
いや 相当高いな。

ここか。
はい。

というわけでですね…。
(矢田)到着。

(矢田)おお~!

〈こちらが響大君が
どうしても見たかったという

『忠臣蔵』で有名な
大石内蔵助が休んだとされる

歴史ある石〉

いいですか? すいません。
アハハハ…。

ここで そうですね 多分…。

(矢田)そうだね。 すごい。

「いや ただ疲れて
座ってるだけでしょ 矢田さんは」

「思いはせてるのかな?」

はあ~ 戻ってきました。

(響大君)戻ってきました?
よかったです。

一緒に撮ろう。
いや ちょっと…。

ハハッ ごめんなさい。

石だけです。
はい 石だけ撮りたいので。

(シャッター音)
これで はい。

ここで休んでる間に
何回もグサグサ グサグサって…。

ああ~。

許されない。

じゃあ もう
ずっと もう走り続ける

駆け抜けるって事ですね。

わかりました。

さっきの所までね。
はい。

まさかの 石の写真を撮るんで
どいてくれっていう。

あの矢田亜希子さんを ちょっと
どけてもらっていいですか?

すごい。 僕は
一緒に写真撮ってみたいですよ。

今まで見てた 響大君が
番組で言ってくれてたお城は

町の中心にあるお城が
多かったから

やっぱり 山城は山城で

また別の角度から
ここ 攻められるよとか

違う工夫だったりとか
あったりとか。

攻めるの大変そうだよね。

一気に行けないっていうね
道も細いし。

そうだよね。
ホントに難攻不落だよね。

これ すごい気になるんだよね。

全然見えない。

(響大君)もう天守が見えないので
城を攻めてる側としては

ホントに本丸に近づいてるのかな
っていうような

不安が すごい出るんですよ。

これも作戦の一つなんです。

すごいね。

だって ホントにさ…。

(響大君)はい そうなんです。

〈8合目まで登っても
まだまだ天守が見えない〉

〈これも 敵の不安をあおる
トラップだという〉

〈さあ このあと いよいよ

〈そして なぜ 鉄壁の天空城は
落とされたのか?〉

〈その真相に迫る!〉

(矢沢)《今日何かを始めれば

明日が変わる。》

《変わります。》

<「実感年齢」で いきましょう。>
いきましょう。

<エネルギッシュに。
サントリー「セサミン」>

〈日本三大山城の一つ
備中松山城の

非公開エリアへ潜入!〉

〈鉄壁の天空城は なぜ
落とされてしまったのか?〉

歩いていきたいと思います。
(矢田)はーい。

(矢田)響大君はさ

お城が やっぱり 好きじゃない?
(響大君)そうですね。

(響大君)はい。
(矢田)へえ~!

(矢田)あっ やっぱりね。
(響大君)はい。

(矢田)すごいわ…。

普通にさ

(矢田)確かに!

やっぱり 全部
そうやって お城に繋がるね。

(響大君)ああ…。
天守とか建てないで

こういう 山ばっかり
作ってるので…。

(響大君)そうです!
石垣 見えてきましたね!

「立派な石垣だね」

(矢田)ちょっと この…。

(響大君)ここですね
備中松山城 天然の岩肌なので

ああいうふうに
岩盤が露出してるんですよ。

あれは登れませんよね。
(矢田)登れないね。

(矢田)大手門。

(響大君)やっと 石垣が見えてきた
と思ったら

堅牢な門が
ここにドンと構えている…。

(響大君)
ホントに ここに来るまで…。

(矢田)すごーい!

(響大君)さあ じゃあ さらに…。

(矢田)行きましょう!

ちょっと 天守の影を見たいよ。
(響大君)そうですね。

じゃあ ちょっと この

石垣の角の方に
注目して頂きたいんですが…。

石垣の角?
はい。

石垣の この面が

長辺 短辺 長辺 短辺
っていうふうになっていて。

上に 重い建物を
建てた時に

石垣に すごい負担が
かかるんですけど…。

(矢田)へえ~!

(響大君)こういうのを
算木積みっていいます。

算木積み?
はい。 算木積みです。

(矢田)うん。 頑張る。

いや~ もう…。

(響大君)いやいや…
ありがとうございます。

さあ さあ さあ…。

(響大君)やっと見えました!
あれが…。

(矢田)やっと見えた!

(矢田)なんか ここも
結構 急じゃない?

(響大君)そうですね。

(矢田)うわっ!
すごーい!

うわあ~!
(響大君)正面にドンと構えてます。

(響大君)
あれが 松山城の天守です。

(矢田)来ましたよ。
(響大君)はい 来ました!

〈さあ いよいよ
備中松山城の天守内部へ!〉

〈ここにも

鉄壁の天空城と呼ばれる この城の
数々の仕掛けが!〉

(響大君)敵の位置が見えやすくて
相手からはバレにくいみたいな。

(矢田)めちゃくちゃ
考えられてるね これ。

(矢田)ねっ。 狙い放題。

(響大君)狙われてる事が
わかっていない。

(矢田)うん。 そうだね。

「攻めてないんだって」

〈続いて やって来た

(響大君)例えば 忍者とか…。

ホントだ!

全然 なんか
空洞じゃない感じだもん。

そうですよね。

すごい。 そうなんだ。
勉強になる!

〈続いて

(響大君)よいしょ…。 おお~!

(響大君)おお~!
街が見えますね。 高梁の街が。

(矢田)わあ~! 見えます。

(矢田)これは…。

(矢田)
あれだけ見えなかったもんね。

いやあ すごいわ。

「すごいな」

〈山の頂上に立ち

敵の侵入を阻む
数々の仕掛けが施された

難攻不落の天空城 備中松山城〉

〈しかし
無敵に思われた この城は

〈そして このあと 普段
立ち入る事が禁止されている

非公開エリアへ潜入!〉

〈日本三大山城の一つ

鉄壁の天空城 備中松山城〉

〈無敵に思われた この城は
一体

ここですね まあ 何回か
攻め落とされているんですけど。

(矢田)何回もあるの?
(響大君)まあ どれも

兵を すごいかき集めて
力攻めはしてないんですよね。

三村元親っていう人が
ここに立てこもったんですけど

それを
毛利が攻めに来たんですよね。

最初は…。

(響大君)力攻めはできない
という事で 周りを囲んで

籠城戦に
持ち込んだんですよね。

それで 城内で

これは 毛利家に寝返った方が
いいんじゃないかな

っていう声が出てきて

城内から
攻め落とされてしまった

っていう感じで。
(矢田)なるほど。

そっか。 だから やっぱり
攻められないぐらいな造り

って事だよね。
(響大君)そうなんです。 はい。

〈そう 備中松山城が
攻め落とされた真相は

敵ではなく 味方の裏切りが
原因だったというのが

響大君の分析〉

〈そして 実は 今回

備中松山城に
やって来たのには

もう一つ どうしても
解き明かしたい謎が…〉

天守の裏に
第2天守といえるような

二重櫓があるんですよね。

特別公開の時にしか
入る事ができないんですよね。

どうして そんな所に造ったのかな
っていうのが

すごい気になりますね。

〈そう 実は
今 2人がいる天守の真裏

通常では あり得ない位置に

非公開の謎の天守が
もう一つ存在する〉

非公開の 謎の櫓に
行きたいと思うんですが

ドローンで
真上から見てみたいと思います。

(矢田)どれ どれ どれ…?
(響大君)上がってきました…。

(矢田)上がってきた…。
(響大君)今 見えますね。

(矢田)裏ね 真裏。
見えたね。 これね。

(響大君)見えました。

(響大君)ホントに どうして
こんな位置に造ったんでしょうね。

(矢田)なんでだろう? ホントに。

(響大君)裏から来る敵を
想定しているのかと

思ったんですけど…。

(矢田)へえ~。

(響大君)ここに入り口あると
すぐ入られちゃいます。

(矢田)そうだ。

わかる事もあると思うので
行ってみましょう。

〈ついに ここからは

備中松山城の非公開エリアへ
潜入!〉

〈もう一つの謎の天守は

一体 なんのために
存在しているのか?〉

(矢田)ここ?
(響大君)はい。 これが二重櫓です。

(矢田)二重櫓!
(響大君)はい。

それでは 今から
開けて頂きますので…。

(矢田)よろしくお願いします。
お願いします。

では 開けます。
(響大君)はい お願いします。

よいしょ。

(2人)失礼します。

(矢田)うわ~!

(響大君)柱が少なくて
スペース 取れているので

物置にしてたんじゃないかなと
思います。

(矢田)そうなんだ。 物置?

なんでしょうか?
そうか…。

〈さらに 2階へも
特別に上がらせて頂ける事に〉

「階段 急なんだよな
こういうとこ」

「急だよね お城の階段って」

(矢田)わあ!
(響大君)ホントに あれですね…。

(矢田)
ここ ちょっと すごいじゃん。

(矢田)これ いっぱいあるよ これ。

見て…。

(響大君)2階にあると
ホントに 一気に…。

(矢田)一気にね。

(響大君)守るための櫓
っていう感じがします。

(矢田)おーっ! って感じ。

っていう事が
わかってきましたね。

〈さあ 響大君が
非公開エリアを見て思う

備中松山城 もう一つの謎の天守の
答えとは…〉

(矢田)そういう事?

(矢田)天守を守ってるんだ。
頑丈にガードしてるんだ。

(響大君)だって あそこが
後ろ なんにもなかったら

うたれたりしたり…。
(矢田)そうだね。

やっぱ 外を見るだけじゃ
わからない事がありますよね。

ホントに 中に入らせてもらって
よかったなって思ってます。

素晴らしい。

今回
『博士ちゃん』のためにですね

ご協力頂きました皆さんに
改めてお礼を言いたいと思います。

備中松山城関係者の皆さん
本当に…。

(3人)ありがとうございました。

また よろしくお願いします。

〈「君も博士になれる展」が
神戸で大好評開催中〉

〈場所は メリケンパークにある
神戸海洋博物館〉

〈神戸限定の
オリジナルコーナーもあるので

ぜひ遊びに来てくださいね〉

〈そして 『博士ちゃん』最新の回は
TVerで無料配信〉

〈過去の話題の回は
TELASAで〉

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