出典:EPGの番組情報
情熱大陸【料理研究家/土井善晴▽「料理はええかげんでええんよ」一汁一菜の提案】[字]
ご飯と味噌汁、漬物などの簡単なおかず…誰にもやさしい「一汁一菜」で暮らしは楽しみに溢れたものに。家庭料理に詰まった大切なもの―その未来を見据える65歳の料理哲学
番組内容
栄養価を重視した「一汁三菜」、また最高級のご馳走とされる「三汁七菜」など。それらと対比される、昔懐かしい庶民の食事「一汁一菜」…ご飯と味噌汁、そして簡単なおかずで構成されるシンプルな和食の献立を、再び現代に広めたのが、料理研究家・土井善晴だ。日々の食事はこの、ご飯と具沢山の味噌汁で十分。味噌汁は出汁をとらなくてもいいし、具材も何だっていい。この提案に“料理”を億劫に感じていた人々の心は軽くなった。
番組内容2
「人間がいまも自分の手で続けているのは料理だけ。料理することは自立した生活への一歩。一汁一菜でよいとなれば、誰にでも料理は始められる」そして土井がたびたび口にする「料理はええかげんでええんよ」という言葉。それは、レシピにとらわれず「適正な加減は自分で判断してほしい」という叱咤激励でもあるのだ。その一汁一菜の料理哲学を海外にも伝えたいと、この秋向かったのは食の都フランス・リヨン。65歳の日々を追う
プロフィール
【料理研究家/土井善晴】 1957年、大阪・住吉区生まれ。 父は、料理学校を主宰し、戦後日本で家庭料理の礎を築いた故・土井勝。母も料理研究家。 小学校の家庭科で代表して料理するよう求められるも、「簡単なものじゃないと知っていたから」断固拒否。 大学在学中の20歳の時、プロの料理家を目指す。 スイス、フランスでフレンチの修行、帰国後は和食の名店に弟子入り。一時、父の学校を手伝う。
プロフィール2
料理研究家として独立後、テレビ番組などで活躍。 2016年の著書『一汁一菜でよいという提案』がベストセラーに。今年発売の自伝的エッセーも版を重ねる。 Twitterのフォロワーは約70万人(2022年10月現在)。 野球好きで、料理も「レシピ通りド真ん中に投げても面白くない。アウトコース低めギリギリ、ともすればボールになる、みたいなところに本当の美味しさはある」が持論。
制作
【製作著作】MBS(毎日放送)
公式HP
【番組HP】 http://www.mbs.jp/jounetsu/
関連公式URL
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おことわり
番組の内容と放送時間は、変更になる場合があります。ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
情報/ワイドショー – グルメ・料理
福祉 – 文字(字幕)
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解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
<「毎日 口にするご飯は
ごちそうでなくていい」と
その人は言う>
<大切なのは 自らつくること>
<土井善晴は
そう提唱し続けている>
<たやすくできて 栄養があり
しかも 食べ飽きない ひと品>
(土井)味噌汁…
<もしも あなたが
台所仕事を
憂うつに感じているなら
これほど心強い味方は
いないだろう>
<土井にかかれば
どんな食材も味噌汁になる>
<汁椀は 無限の器らしい>
<日々の食事は…>
<つまり 具だくさんの汁とご飯に
香の物で十分>
<家庭料理の在り方に
一石を投じた著書が
ロングセラーとなっている>
<みんなが
家にいる時間が増えたことも
追い風になった>
<6年前の出版以来
累計35万部以上>
<ファンは増える一方だ>
ありがとうございます
もう 今日 会えたやん
あぁ うれしい!
そんな めっちゃうれしいこと
言うてくれんな
一生を共にする もう…
ロックですよね
<軽やかな話術と笑顔は
誰にとっても 親しみやすい>
<けれど…
料理を語りだすと 真顔になる>
顔洗うたり 掃除したりすんのと
おんなじように…
…であるということやね
<東奔西走の さきざきで
「レシピにとらわれるな」と
公言する料理研究家>
折って 真ん中から かじるわ
<その姿を見ていると
何だか
キッチンに立ちたくなってくる>
そういうふうに…
♬~
<65歳の料理研究家
土井善晴のもとには
今 取材が殺到している>
(取材スタッフ)今回 あの…
あんまり こう 恥ずかしい
(笑い)
(カメラマン)
じゃあ 自然と ちょっと 手が…
でも すてきです すてきです
(女性)なるほど~ 確かに!
<家庭料理を問い直す著書は
人生の指南書としても
読まれているようだ>
そうそう そうそう
そのとおり
自分が こればっかり…
毎日これじゃないからって
今日はもう これもらったから
これ食べてみようとか思って
食べんのは まぁ よしとしても
だけど 自分が…
<週に2日
大学で 自身の言葉でもある
料理学を教えている>
<受講生は 管理栄養士の卵たち>
え~っと…
<伝授するのは
レシピではなかった>
もう しょうゆも入れてしまって
しょうゆ…
まぁ 2杯入ると思うぐらい…
もう これだけです
だからね…
<料理とは何か…>
<その本質を知り
心構えを身につけてほしい>
あの~…
<将来 病院や介護の現場などで
食の面から健康管理に取り組む
学生たち>
何か 料亭に来たみたいやな
(笑い)
(学生)確かに
いただきます
<ある程度の技術を
身につけていた学生たちも
土井の講義を通して
大きく意識が変わったという>
…と思えるようになったので
そら そうや
そら そうでしょ
いきま~す
はい チーズ
<笑顔の説得力は 計り知れない>
<キッチンスタジオを兼ねた自宅で
妻と2人暮らし>
<テレビ出演や講演などに
追われるかたわら
料理動画も配信している>
<この日は ピーマンの肉詰め>
火を通して
押さえて 押さえて…
まぁ 大体でいいですよ
水を…
入れて…
火を通して 最後は まぁ
焼き色を付けるということをね
します
<ところが…>
あっ!
ちょっと あの 私ね…
<焼き色を付けてから水を入れ
全体に火を通すのが定石だが
先に水を入れてしまった>
最初の つくり方どおりを
「こういうふうなレシピでしたが
実は この日 先生は間違うて」
(撮影スタッフ)あ~ なるほど
「最後に焼き色を付けるっていう
ギョーザの
本当のギョーザの焼き方で
焼いてしまいました」
「でも うまくいった」とか
「うまくいった よかったね」
みたいな話を書いといてくれたら
そんでいいわ
やわらかいし 火に入ってるから
大丈夫やと思うし
これで こっちのほうが ええやん
もう これでしよ
今年のレシピは この工程で
(スタッフ)あれは別に 間違えたって
いいってことなんですか?
間違えてないってこと
なんですか?
いや 間違う
だから 今までの料理番組とか
料理テキストの撮影とか
アプリの撮影も そやったけど
みんな 予定調和を
安心やから そうして
それで 予定調和を見してもうて
そのレシピで 自分も同じのを
したいっていうことやから…
<ふるさとの大阪には
しばしば足を運ぶ>
もう ちょっと 外暑いし
こん中で 美々卯でも行って
おうどんでも 食べて行こか
(スタッフ)あぁ 分かりました
はい ありがとう
(スタッフ)「おうどん」って
言うじゃないですか
それ 何でなんですか?
いやいや おうどんは
おうどん言うよ
…いう気持ちはあるよ
「おあげさん」言うたら
人の炊いたもん
ある意味で やっぱり…
<いつも仕事
というわけでもなさそうだ>
こんにちは すいません
<味見を繰り返す料理人は
歯を悪くすることが多い>
<若い頃から 同じ歯科医のもとで
定期検診を受けていた>
(笑い)
そら そうやろ
仲間
(笑い)
ほんまやね
ねっ ベース作るんやからね
人間の
<時間が許せば 墓参り>
<そこには 戦後の日本に
家庭料理というジャンルを
確立させた
父・勝さんも眠っている>
<土井が生まれたのは 1957年>
<開局 間もないテレビで
活躍を始めた父は
テレビの普及とともに
有名人になる>
<高度経済成長の波に乗り
料理学校でも
大成功を収めた父が
息子には いつも まぶしすぎた>
ええ
来る時に 声が よう似てはんなと
思ってたんですよ
ああ そう
うん
はい
そういうことやな
<料理人を志し
二十歳で海外に渡る>
<いつかは パリに店を持とうと
和食の名店でも修業した>
<だが 父からは
「経営難に陥った学校を手伝え」と
言われてしまう>
いや そりゃあ やっぱり その
まぁ 自分なんかが…
…私は
だから まぁ 今から言うたら
そういうことや
何にも 物が
分かってへんかったからやって
恥ずかしいなと思うけども ええ
…っていうふうには
そこは思ったね
<時は バブルの真っ盛り>
<手間暇かかる家庭料理を
学ぶ者は激減し
結局 学校は閉鎖>
<やがて 父も世を去った>
<時代を憂えた土井は
自分なりの家庭料理を
追求しようと 心に決める>
<それが35年前だった>
山椒はな まぁ あの 小粒でも
ピリリと辛いとか言うやん
だから 赤いの着てきてんけども
山椒 緑やったな思て
(笑い)
(男性)どうだって?
(取材スタッフ)写真 撮りましょう
(男性)はい ご苦労さま
こんにちは
はいはい テレビに出る先生!
(笑い)
土井先生 土井 勝
あの… の息子です
ああ~ はい はい!
あ~ テレビと一緒や!
これですよ
<食材の生産地を知ることも また
料理研究家の務めと考えている>
(シャッター音)
これ でも きれいわ…
これ きれいわ
こんだけ お元気やったら
山椒って すごいわ
うん 山椒のおかげ
ねぇ!
春は花山椒
はい
6月は つくだ煮用の山椒
はい
秋は赤山椒
夏は これ
楽しみなの
なるほど~
そうそうそう!
お顔 隠れてんねん
そう!
それで いけた それで いけた
大丈夫 大丈夫!
(笑い)
(スタッフ)山椒が
美味しい理由が分かりました?
ハハッ…
いや そんな簡単に分かるかいな!
あの…
<こうして全国を巡るうちに
思い至った>
<人々の日常を支える
飾り気のない料理こそが
命の要ではないか>
<以来 己の使命として
誰もが気楽に
キッチンに立てる
たやすいレシピの考案に
心を砕いてきた>
<一汁一菜でいいという提案は
料理不要の食べ物があふれる
世の中で たどりついた
答えなのだ>
他 みんな 捨ててしまって
何かに託す
考えることさえ
今 コンピューターに任したり
だけども…
「嫌いや」 言うたら ええでしょ
ねっ まぁ 言うたら
そんなより
お金のほうが安くつくとか
時間がないとか
いくらでも
言い訳ができるんですよ
でも 誰も言い訳ができない…
(男性)土井善晴先生
よろしくお願いしま~す!
今日はね え~
ご飯の炊き方とお味噌汁です
これがね まぁ 言うたら 一汁一菜
ということなんですけども
何でもいいけど まぁ まぁ…
<土井の新たな試みは
無料の生配信による
一汁一菜の料理講座>
<対象は 1人暮らしの若者だった>
あなたの子供の時いうのは
え~ 味噌汁といったら
豆腐に油揚げに…
これ もう
このままでもいいですよ こんで
はい まぁ めっちゃ…
美味しいもん つくろう思ったら
何か 美味しいもん 考え始めると
自分の頭の中が 美味しいに
支配されてしまいますのでね…
<視聴者は
たちまち 6000人を超えた>
<いわく 料理は愛から生まれる>
<愛することに不器用ならば
まず 自分を愛することから
始めればいい>
フッて こう…
あの 腹筋ですわ
腹筋を入れた音 今の
お餅も入れとく
これで もう ご飯 なくっても
ここで炭水化物が入るので
どうですか これ? お餅 入ってて
どうですか これ? 卵 入ってて
えっ?
こんなん まずなれへんでしょ
だから 有限の中で
無限の展開ができるいうこと
これ…
チーズとか
なんぼでも売ってますやん
カマンベール…
「カモン!」いうんですよ
ものすごい もう 迷たんですよ
(笑い)
めっちゃ迷たぁ
言うてしもうたやん
バタートースト
これ もう ここへ のしとくわ
えっ 皆さんの気持ちを
くんでるだけで
私は こんな悪趣味やいうてんの
違いますよ
ホントに ここに新しい世界
あるじゃないですか
この生クリーム
ねぇ?
だしをとらな あかんとか
こうしなければならない
っていうようなことじゃなくて
「ゼロから始まるのだ!」
っていうふうに思うたら
めっちゃ自由じゃないですか
<楽しめば 必ず 味もついてくる>
<そう聞けば
やる気も出るというものだ>
これは もう 一生もんですね!
ねっ 味噌汁とご飯…
一汁一菜で もう オーケーや
これ一生 これでベースになって
自分たちのここに
心に置いといたら
まぁ 好きなお料理が
あったりすんのやったら
1つずつ これからレシピは
それで 時間ある時に
覚えていきはったら よろしいから
ねっ!
<一汁一菜の
エネルギッシュな伝道師は
なぜか 先週 フランスにいた>
<世界には 複雑で多様な病が存在する>
<多様な病に対抗する画期的な薬は
多様な視点を持つ組織からしか生まれない>
<タケダのニューロサイエンスチーム>
<国籍 経歴 立場の壁をなくし
創薬のイノベーションを起こす>
<先週の日曜日>
<土井善晴は リヨンにいた>
<旅先では いつも 朝市をのぞく>
<修業時代に覚えた
フランス語も達者だった>
(フランス語で)
<この地で予定されていたのは
料理人を目指す若者たちに向けた
講演>
まぁ これも一緒に…
これでいいわ
(拍手)
ボンジュール
(フランス語)
<食文化は違っても
料理の本質は同じ>
<弁舌は ここでも爽やかだった>
これが一人分で 前にお箸を…
<一汁一菜の提案には
限りある資源を大切にしたい
という願いも込められている>
…だということを
知っていてほしいと思います
<フランスのキノコを
たっぷり入れた味噌汁が
大いにウケたのは言うまでもない>
美味しいです
<本来 食事とは
自ら料理して食べること>
<日仏の交流会は
土井の哲学への賛辞で幕を閉じた>
ゴールじゃない
<意気軒昂の秘密は
やっぱり 一汁一菜か>
(サイレン)
<世界には 数万人に一人しか
かからない病がある>
<患者数が少ないと 研究は後手に回る>
<人類の難問>
<タケダは挑む>
<京都大学iPS細胞研究所と共に
iPS細胞技術による治療法を世界に届ける>
<1400万人の命を預かる
その現場>
(職員)救急車 急いで
向かわせておりますので
ちょっと落ち着いてください
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