関ジャム 完全燃SHOW 【今改めて知りたい…原 由子の音楽的スゴさ!】[字]…の番組内容解析まとめ

出典:EPGの番組情報

関ジャム 完全燃SHOW 【今改めて知りたい…原 由子の音楽的スゴさ!】[字]

サザンのメンバーであり、「花咲く旅路」などソロとしても数々の名曲を持つミュージシャン原由子に、直撃インタビュー!
さらに…桑田佳祐からの特別コメントも!!

◇番組内容
「楽曲制作における原さんと桑田さんの役割分担とは?」
「あの名イントロはどのようにできたのか?」
「カウンターメロディーを作る際に心がけていることとは?」
これらの質問をぶつけると、数々の貴重証言が!
◇番組内容2
スタジオには、片山敦夫に加え、
原由子の楽曲や、多くのミュージシャンのアレンジを手がける曽我淳一、
音楽プロデューサーの本間昭光。
他にも、平原綾香やLOVE PSYCHEDELICOなど
原をリスペクトするプロたちが選ぶ原由子の名曲も!!
◇出演者
関ジャニ∞
支配人:古田新太
◇おしらせ
☆見逃し配信はTELASAとTVer!「関ジャム」で検索!!

☆番組Twitter
 https://twitter.com/kanjam_tvasahi

☆番組ホームページ
 https://www.tv-asahi.co.jp/kanjam/

ジャンル :
バラエティ – お笑い・コメディ
バラエティ – 音楽バラエティ
バラエティ – その他

テキストマイニング結果

ワードクラウド

キーワード出現数ベスト20

  1. 村上
  2. 桑田
  3. 高橋
  4. 大倉
  5. スタッフ
  6. メロディー
  7. 今回
  8. 本間
  9. イントロ
  10. サザン
  11. 横山
  12. 川田
  13. レコーディング
  14. 原由子
  15. 曽我
  16. 本当
  17. コーラス
  18. ダブル
  19. 丸山
  20. アレンジ

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

created by Rinker
ハゴロモ
¥730
(2022/10/30 14:32:01時点 Amazon調べ-詳細)

急に桑田が思いついて

ラップを入れてくれまして。

(丸山)うわー!
(高橋)えっ!

今夜の『関ジャム』は
原由子に独占取材。

更に

♬~

今夜の『関ジャム』は…。

サザンオールスターズの
キーボーディスト 原由子に

直撃インタビュー!

(スタッフ)よろしくお願いします。
(原)よろしくお願いいたします。

よろしくお願いいたします。

プロたちからの質問を

ご本人にぶつけていくのだが…。

サザンの
サポートキーボーディストで

アレンジャーとしても
桑田から絶大な信頼を得る

片山敦夫は 原について…。

(高橋)へえー!
(大倉)そうなんだ!

更に 今回 『関ジャム』では特別に

この人からもコメントを。

(川田)「まさか!」

(高橋)ええー!
(丸山)ええー!

(川田)「うわー!
尊敬してるんですね」

…との言葉が。

実は サザンでの原は

♬~「おまえが好きだと
耳元で言った」

ボーカル コーラスアレンジなども
幅広く担当!

♬~「渚に立たずむ」

更に 1981年からは
バンドと並行し ソロ活動も開始。

91年リリースのアルバム
『MOTHER』は

70万枚以上の大ヒットに!

そして 今月には

31年ぶりとなる
オリジナルソロアルバム

『婦人の肖像
(Portrait of a Lady)』を

リリース。

そこで 今夜は

ハモだけを追っても

いいメロディーになってるかな?
っていう事とか…。

初めてレコーディングして
自分の声 聴いた時は

もう ショックで。

(高橋)ええー!

そして 桑田佳祐が語る
原由子の音楽とは?

(丸山・横山)こんばんは!
(村上)はい こんばんは!

今回は 原さん特集という事で

今夜のゲストは
改めて こちらのお三方

おなじみの本間さん 片山敦夫さん
そして 曽我淳一さんに

お越しいただきました。
よろしくお願いいたします。

(拍手)
お願いします。

今ね…。
(村上)はい。

NHKで『みんなのうた』でね

『千の扉』っていうのを
原さんが歌ってる…。

(村上)アルバムにね
収録されております。

(古田)やってるんですけど
めっちゃ可愛いねん!

めっちゃ可愛い歌で うわー
やっぱ 原坊ってすごいなって

思うてた尻から
この企画やったから。

(村上)今日は だから
そこのすごさを

言語化していただけますから
皆さんには。

みんなに 本当に頼られていて。

(村上)サザンの時
レコーディングの時。

レコーディングなり…
リハーサルでもね

作り上げていくと
壁にぶち当たるじゃないですか。

なんか いろいろ…
コードがどうなった

ハーモニーがどうかとか。
そうすると…。

(村上)えっ! そこって
桑田さんじゃないんですか?

(片山)そうそう。 原さんに尋ねる。

ええー!

的確に 原さんが もう
即座に答えてくれるっていう。

なんか 勝手に
一歩も二歩も下がってるような

イメージよね。
(村上)そうそう… ねっ! 我々の。

さあ そして 曽我さん。

今回 原さんのニューアルバム
制作にも参加されて

一緒にアレンジ サウンドメイクも
担当されてるという事でしたが。

原さんは いちキーボーディスト
というだけではなくて

やはり アレンジャーというか
編曲… 楽曲全体の構成だとか

楽器の編成をどうするか
考えるのも

すごく素晴らしいので。

やっぱり 一緒に
レコーディングやってると…。

なんか もう 今 聞いただけでも

超万能音楽家プレーヤーじゃ
ないですか。

(横山)なんで それを
前に出さないんですか?

(村上)そうそう 本当に。
(横山)そんだけ すごかったら

「私 すごいよ!」
って言ってくれた方が…。

今回は
原をリスペクトするプロたちが

そのすごさがわかる名曲を

ピックアップ。

(川田)「最高!」
(大倉)「大好き」

84年リリース
『ミス・ブランニュー・デイ』。

では シンセサイザーの音使いに
注目して イントロを!

♬~

♬~

(川田)「これ これ これ!」

「うわー! これ これ これ!」

♬~

(高橋)「へえー!」

JUPITER-6ですか。

原さんは もう
本当 こだわっていて

ライブでは
必ず これを持ち出して。

結構大きい1台なんですけども。

『ミス・ブランニュー・デイ』の
イントロだったり

『マチルダBABY』の
イントロだったり

これでしか出ない音って
あるんですね。

(村上)もう 今のシンセでは
入ってない音を?

はい。 そうですね。

他にも プロたちからは
原由子の

♬~

(大倉)「あっ これ 好き!」
(安田)「すごいな」

♬~

♬~「夢を乗せて走る車道」

続いては
最新ソロアルバムから…。

(古田)「あっ でも
これ 桑田さんの曲…」

(横山)「あっ ホンマや」

桑田 作詞・作曲
『ヤバいね愛てえ奴は』。

…と 感じました。

続いては アニメ
『YAWARA!』の

エンディングテーマとして
ヒットした

原 詞曲の名曲。

(川田)「うわー…!」

(横山)「懐かしい!」

91年リリース『少女時代』。

もともとは 斉藤由貴への提供曲を
セルフカバー。

桑田が この曲を初めて聴いた時

「スゲー!! ポップス作家としての
力量の凄みを感じた」

と話したという逸話も。

という事で 本間からの質問は…。

(高橋)「おおー!」
(大倉)「めっちゃいい曲や」

(高橋)ストレートなやついきましたね。
(川田)知りたい!

楽曲制作における

原と桑田の役割分担とは?

(スタッフ)お願いします。
ちなみに 『関ジャム』って

ご覧になった事ありますか?

ほとんど毎週
拝見させていただいてます。

やばっ!
(丸山)いろんな人が…。

(スタッフ)ありがとうございます。

(村上)「何をおっしゃいますか」

私たち なんか…。

音楽用語とか知らないんですね
全然。

(スタッフ)そうですか。
(原)はい。 それで

「えっ! これの事を
こう言うのか!」とかね

勉強になってます。

まずは 今回
31年ぶりというタイミングで

ニューアルバムをリリースした
理由から聞いてみました。

そうですね あの…
31年ぶりとはいいましても

途中で ベストアルバムですとか
カバーアルバム…。

そんなに間が空いてるつもりは
なかったんですね。

ですが 今回 確認してみたら

なんと 31年ぶりの

オリジナルアルバムだった
って事で

私もビックリしてます。 はい。

…って暗示のように
言われてましたので。 はい。

それで 日々…。

(スタッフ)あっ そうなんですね。
はい。

それで 昨年の夏になって
桑田の方から

「そろそろ そういう曲をまとめて
レコーディングしておいたら?」

っていうお話がありまして。

それで 桑田も ちょうど
忙しくなる時期でしたので

その合間を縫って
レコーディングパートナーとして

曽我淳一さんに入っていただいて
一緒にアレンジしながら

まず レコーディングを進めた
っていう感じなんです。

(スタッフ)あっ なるほど なるほど。

31年ぶりっていうところは
意図したものではなくて

いろんなタイミングが重なって
っていうところとかも…。

そうですね。
(スタッフ)へえー!

それだけね 長く続けるの
すごい事。

では 気になる

2人の役割分担とは?

例えば 今回の

『婦人の肖像』っていうアルバムの
レコーディングでは

私が作った曲ですとか

曽我さんと一緒に
レコーディングした曲に対して

時々 桑田が
スタジオに入ってきてくれて

的確にアドバイスをしてくれる
という感じだったんですけどもね。

私の視点からは
考えつかないようなアイデアを

時々 出してくれますので。

例えば 今回

『オモタイキズナ』っていう曲が
あるんですけれども

その曲では スタジオで

急に桑田が思いついて
ラップを入れてくれまして。

それも
急にサラサラって文章を書いて

で 「やってみるね」って言って

ほぼ一発録りみたいな感じで
やってくれたんですけれども

その時は 本当…。

そのラップの部分が こちら。

♬~

(丸山)へえー!
(高橋)うわー! しびれる!

(スタッフ)ソロの曲
どのぐらいの距離感で

やってらっしゃるっていうのか
割と こう 相談しながら…?

あっ そうですね。

『ヤバいね愛てえ奴は』
っていう曲などは

桑田が
作ってくれたんですけれども

それは うちのリビングで

桑田が ギター弾いて
聴かせてくれながら

私も一緒に
ピアノを弾きながら

コード進行を考えたりとか

イントロの
メロディーですとか間奏を

考えたりっていう感じで。

で そのあと スタジオに入って

アレンジャーの曽我さんに
入っていただきながら

ストリングスのアレンジを
進めていただいたりとか…。

では サザンでの楽曲制作における
原由子の役割とは?

まず

大体の…
曲の全体像みたいなものを

コードを全部入れて

全体像をつかむ感じで
入れるんですね。

それを 徐々に リズムパターン
考えていったりとか…。

もう 音を入れながら どんどん…

その場で思いついたアイデアの
フレーズなんかを

どんどん入れていくんです。

それで 足し算したり
引き算したりしながら…。

そして 今回 創作の過程について
桑田佳祐から こんなコメントが。

(村上)「うわー!」

(大倉)「うわー! 素敵!」

ハハ…!
(スタッフ)コメントが…。

(横山)「また “うれしい”って」

はい。 そうですね よく…。

っていうのは
よく相談してもらいますね。

(スタッフ)例えば
コーラスを忘れても

「原さん これ どうだったっけ?」
って聞くと

すぐ答えてくれるっていう…。
(原)はい はい。 そうですね。

コーラスは
メモしておかないとっていう

なんか 義務感みたいな…
責任感みたいなのは持ってますね。

コーラス譜面は
一応 書くようにして

コーラス やってくださる方に

「こうやって歌ってください」って
お願いしたりしてます。

そう サザンにおいて

コーラスやハモの
多くのメロディーは 原が考案。

♬~「エリー」

では

やはり あの… コードの中で

主メロに当たらないような音を
探さなくちゃいけないんですけど。

でも やっぱり…。

その中で どのラインを選ぶかな
っていう時には

やっぱり ハモだけを追っても

いいメロディーになってるかな?
っていう事とか

できれば ちょっと切ない感じの
メロディーになってるといいな

っていうのを
意識して考えてますね。

悩みながらも
やっぱり これが一番キレイな

歌いたくなるラインだな
っていうのを

選んでいくって感じですね。

(村上)さあ という まずは

皆さんの質問にも
お答えいただきましたけれども。

いや もう なんか

めちゃくちゃ あっさり
答えてらっしゃるけど…。

(村上)ねえ コーラスでも
いくつか出てくるとか

さらっと言うてましたけどね。
(大倉)でも なんか

素敵な関係性でしたね
お二人の関係性が。

さあ 本間さん 改めて
ご自身の質問にも

原さん お答えいただきましたが。
(本間)ありがたいですね

ああいう情報って
わからないじゃないですか。

(村上)役割分担というところで。
(本間)はい。

でも やってらっしゃる事は
ほぼ プロデューサーであり

アレンジャーの仕事ですよね。
(村上)ですよね。

ただ まあ 曽我さんの名前
ふんだんに出てきましたから。

それこそ 絶大な信頼を置かれてる
という事だと思いますけれども。

コーラスのラインですね
作ったりする時も

音楽的に こう 理論的に
ポンポンポンと

音を置いていく事は もちろん
音楽家の人はできるんですけども

原さん やっぱ
歌いたくなるラインを作る

っていうのを
すごく おっしゃってたから

やっぱり なるほどなって。

やっぱり 原さんが作った
コーラスラインって

なんか そっち歌いたくなる時も
あるぐらいの なんというか…。

で それでいて 主メロを…

メインのメロディーを邪魔しない。
(村上)ちゃんと立つように。

(曽我)ちゃんと立つように
なってて

かつ コーラスのラインも
歌いたくなるような こう…。

絶妙なんですね 本当に。
(曽我)絶妙ですね 本当に。

曽我さん でも すごいとこに
いるわけじゃないですか。

なんか… なんか 仮かな? と
思ってたんですけど。

(一同 笑い)
(丸山)がっつり入ってますやん!

仮かな? と思ったら
本ちゃんになってたっていう。

(大倉)格好良かった。
(村上)それで 聴いたあと

原さん 曽我さんは
やっぱ 入れてた方がいいねって

なられたわけですか?
(曽我)いや 格好いいなと思って。

桑田さんという説得力よな。
(村上)そうやんな。

さあ そして 片山さん
イントロ部分。

挙げると
きりがないんですけれども

『波乗りジョニー』なんかも
そうですからね。

ああ そっか。
(片山)キラーチューンだと思いますよね。

(安田)これ イントロって
あれなんですか?

桑田さんが
持ってきてるものではなくて

原さんがアレンジの時に…?

あの… 桑田さんが もちろん
メロディーを考えて

こんなのどうか?
っていうようなのを

原さんが展開するっていうのも
あるだろうし

全く… 原さんが 一から
考えるものもあるだろうし…。

(村上)本当に
曲によってって事ですね。

片山が言うように…。

♬~

(桑田)はい いらっしゃい。
いらっしゃい…。

イントロは 基本
作曲者である桑田が作るのだが

『波乗りジョニー』をはじめとした
桑田のソロ楽曲

サザンの楽曲を問わず

桑田が考案したメロディーを
原がアレンジする場合や

原が考案するパターンも
あるという。

例えば こちらの『海』のイントロ。

♬~

(大倉)「うわっ いいな!」

♬~

(桑田)フウー!

♬~

♬~「移り気なアナタに Oh Oh」

♬~「抱かれてしびれた」

他にも…。

先ほど紹介した
『ミス・ブランニュー・デイ』の

イントロも その1つ。

このフレーズについて 原は…。

当時 ちょっとテクノっぽい音楽が
はやり始めてた頃でしたので

こんな感じの曲にしたいんだよ
って桑田から言われまして

それで まあ 割と簡単な
メロディーなんですけど

考えたのが
ピポパポパポってやつですね。

(丸山)口でされた。
(高橋)ああー!

ちなみに
『ミス・ブランニュー・デイ』で

使われる
アナログシンセサイザー

JUPITER-6への
こだわりについては…。

やっぱり 自分が楽しむためには

手弾きでやってます。 はい。

(スタッフ)それは もう
今 弾いてるのは

原さんしかいないんじゃないか
っていう…。

多分 私だけだと思います。

サザンのレコーディングですと
『綺麗』っていう

83年のアルバムから
使い始めたんですけれども

『マチルダBABY』ですとか

今でも
ライブで その曲を演奏する時は

JUPITER-6が活躍です。

処分しようかなと
思ってたんですけど…。

(一同 笑い)
(丸山)危ない 危ない!

もう使えねえなと思ってたけど…。
(本間)やめます!

(村上)絶対
処分したらあきませんよ。

処分するんやったら 俺にください
そしたら。

やっぱり イントロってね
本当に そう…

楽器が選ぶものもあるんですけど

結局 それは
その人のフレーズなんで

もう 悔しいぐらい
サザンのイントロって

一瞬でわかっちゃう。
(高橋)ああー!

(本間)サザンは 本当に
そういうイントロが多い。

でも ほら イントロってさ
基本的に

アレンジャーの腕の見せどころ
だったりするわけじゃないですか。

最初のつかみなわけだから。
(村上)曲のね。

(古田)それを メンバーのね
キーボーディストが

これで いきましょうよ
って言って…。

ほぼほぼバンマスですよね。

そうですね。
言えますね。

(本間)バンマスだし
アレンジャーだし

プロデューサーだし。 なんか
それが1つのバンドの中に

何人もいらっしゃるっていうのが
やっぱり サザンの強いところ。

スーパーバンドって事ですよね。

そして 今回
多くのプロたちから挙がった

原由子のすごさが…。

桑田に 原由子の歌の魅力について
聞くと…。

(高橋)「おおー!」

(川田)「44年
変わらないんだ」

(高橋)「すごい!」

(大倉)「すごいな!」

(高橋)「へえー!
オーソドックスを貫く生活態度…」

では ここからは
プロが選ぶ

原由子の名曲
ボーカル編。

ブルージーな
味わいがある

原由子初の
リードボーカル曲。

(本間)「歌いながら
あれできるんですね。 すごいな」

(高橋)「うわー 格好いい!」

(大倉)「うわあ いいな!」

(大倉)「へえー!」

(古田)「ああー!」

(高橋)「格好いい!」

唯一無二!!
原さん独自のこぶし。

(川田)「ああー!」

91年リリース 『花咲く旅路』。

(横山)「ホンマや」

(高橋)「へえー!」

では 曽我が言う
こぶしに注目。

(高橋)「ああー…」

更に 本間からは

原由子のボーカルを
語るうえで

絶対に欠かせない
ポイントがあるという。

それが…。

(高橋)「何? それ」

ダブルトラックとは

同じフレーズを2回歌い

重ね合わせる多重録音の事。

例えば…。

これを 2声 重ねると…。

このように 歌に

厚みや広がりが生まれるのだが…。

♬~「教えて」

実は 原由子は 多くの楽曲で
この手法を取り入れている。

(丸山)「そうそう。
詞が入ってきやすい」

という事で 本間からの質問は…。

何曲か コーラスで歌ったのが
ありまして

その時に 「試しに
ダブルにしてみたら?」って

どなたかが… ディレクターか

エンジニアの猪俣さんか
わかりませんけど

言ってくれたんだと思うんですね。

それで ダブルにしてみたら
あっ 意外と…

嫌いな声なんだけど

ダブルにすると
意外といいかもって

ちょっと 思えるように
なってはいたんですね。

それで 『私はピアノ』を
本格的に…

初めて リードボーカル 録らせて
いただいたんですけれども

あれで ダブルにしていただいて

なんか だいぶ
歌い方がわかったっていうのか

私の声 変な声だけど
こういう歌い方をすれば

結構いいんじゃないかな?
みたいな風に

やっと
思えるようになったんですね。

(スタッフ)最初は 自分の声が

少し なんか こう
違和感みたいなのが…。

そうですね。
やはり 変わってる声ですし。

初めてレコーディングして
自分の声 聴いた時は

もう ショックで。

こんな声のはずじゃなかったって
思ったんですけど。

でも 今では そんな変な声で
よかったなって思ってますけど。

(大倉)「変じゃないんですよ」

では

まず

そのあと ダブルトラックの分を
それに重ねて入れるんですけど

その時は あの…。

左耳でメインの歌を聴きながら

右耳で地声を聴きながら
歌うんですね。

ですから…。

だけど メインの歌のニュアンスを
失わないように

少し弱く…。

(大倉)へえー! それで
そんなバランスになるんだ。

メインの歌のニュアンスを
生かすようにっていうのは

意識してますね。

(川田)「緻密な事してるんですね」

まあ ですから

あんまり シングルで歌った曲は
多くないんですけれども

今回は それを あえて
ダブルにしないで歌ってる曲が

何曲かありまして。

ちなみに ダブルではない
シングルの歌が こちら。

それは もう やっぱり
ダブルの声っていうのは

皆さんに浸透してると
思うんですけど やっぱり

「曲によっては 生々しさが
必要だよ」っていう風に…

「キラキラじゃダメだよ」
っていう風に

桑田から言われまして
曲によって…。

ちなみに ダブルトラックについて
桑田は…。

(大倉)「ゆらぎか」

(拍手)

でも あのダブルも…

我々も そりゃ 曲によっては
やる事ありますけれども

絶妙にメインを立たせるように

若干 ダブルトラックの方を
支えにしての意識でとかは

やった事ないですけどね。
(本間)できないですよ。

だから 今
コーラスの方たちなんか

必ず やっぱ 入れる時
ダブルとかでするんですけど

コンピューターの時代ですからね。
(村上)はい。

『私はピアノ』… 80年だったら
もう 完全にアナログなんで

もう 録り直したら
前のものが消えていくっていう

その状況で 常に集中しながら

しかも ちょっと
ニュアンスを下げてっていう…。

完全に意識して作ってらっしゃる
っていう事ですもんね。

タイミングが
バッチリ合ってないと

もっと ずれるんですよ 恐らく。
(大倉)合わせられないんだ。

さあ それでは 続きまして
事前の打ち合わせで

お三方から
原さんのすごさを聞いたところ

同じポイントが
挙がってまいりました。

そちら まずは
ご覧いただきましょう。 こちら。

カウンターメロディー
っていうのは

わかりやすく言うと
合いの手ですよね。

歌に対する合いの手
っていう感じなので

なんか メロディーがあった…
対して ピアノで

「タタンタンタンターン」とかって
きたりとか

合間を合間を埋めていく。
そのメロディーを

合間だけじゃなくて
原さんの場合は

桑田さんが歌われている後ろでも

できちゃうっていうところが
あるんですよね。

その隙間 隙間の合いの手ではない
合いの手の作り方っていうのが

やっぱり 超人的に
うまいと思うんですよね。

つまり
カンターメロディーとは

主旋律を補う
別のメロディーの事。

例えば…。

このような主旋律に対して…。

主旋律の裏で 同時に演奏される
全く違うメロディー。

隙間の奪い合いっていう事は

ジャズセッションとかでも
よくあるんですけれども

そうじゃなくて あくまでも…。

(本間)次のメロディーに
誘導できるようなメロディー。

そういうものを作り出す
天才ですよね

やっぱり 原さんはね。

いわゆるプロミュージシャン
という方たちが

みんなでやっても それを こう

自然にスッスッてやっていくのは
すごく大変な作業なので。

それを原さんは
結構 自然に こう…

「あっ じゃあ 弾いてみるね」
っつって こう…。

ええー! 天才…。
(村上)そんな軽くなんですか!

割と それも 1テイク目で
それ オーケーだっていう…。

ええー!
一発で決めるんですね!

では 改めて 歌の裏で聴こえる

原のキーボードに注目!

(川田)「こういうところか!」

(大倉)「確かに
サザン めっちゃある」

(横山)「支えてるわー!」

(村上)「絶妙っすね」

(横山)「たまらんな これ」

(高橋)「おおー!」

ホンマやわ!
(大倉)ハハハハ…!

(スタッフ)カウンターメロディー
この… 具体的に

どのような事を心がけて

作られてるのかなっていう…。
そうですね。

やっぱり メインボーカルを
際立たせるために

決して
邪魔にならないメロディーで

それでいて やっぱり
印象に残る音っていうのを

探しながら
作っていく感じですね。

(村上)うわー!
(川田)ええー!

桑田が作るメロディーが
すごく強いですし

カウンターメロディーを
入れたくなるような

隙間も作ってくれてるんですよね。

(スタッフ)へえー。

でも 見えちゃうんですね
原さんにはね そこが。

そして 今回
31年ぶりとなる

最新
ソロオリジナルアルバム。

その全面バックアップを
手がけた 桑田から

アルバムについて
こんなメッセージが。

(横山)「ええー?」

(大倉)「すごいな!」

そして 桑田さんにとって
原さんの存在とは?

(大倉)「“たぶん…”」

(スタッフ)という
コメントを…。

ありがとうございます。
フフフ…!

(村上)「ええー!」

(川田)普段は言わないですよね。
(高橋)直接 言わへんもんな。

(スタッフ)原さんから見た
桑田さんのすごいところって?

そうですね…。

(原)…っていう風に 背中を
押してもらったんですけれども

レコーディング中も
私は 比較的 すぐに

もう これでいいんじゃないかって
満足してしまうんですけど…。

もっともっといいアレンジが
あるんじゃないかって事で…。

そういう あの… 飽くなき探求心。

やっぱり 私も
いちミュージシャンとして

尊敬できるなと思ってますね。

あと すごく
負けず嫌いなんですね。

ですので 自分としては
今の音楽制作が

うまくいってないなって
感じる時ですとか

ちょっと 逆境にあった時なんかに
そういう時に力を発揮して

すごい 素晴らしい曲を作るなって
感じてます。

デビューして44年。

数えきれない名曲の裏には

ミュージシャンとして尊敬する
互いの存在が。

(横山)「えっ!」

関ジャニ∞さんの生演奏
楽しみにしてるんですよね。

すごく素晴らしいと思いますし

これからも 私たちに
いろんな事 教えてください。

(スタッフ)すみません 本日は
ありがとうございました。

ありがとうございました。
(スタッフ)お疲れさまでした。

(村上)すみません。
もう メッセージまで

お気遣いいただきまして
本当に ありがとうございました。

めっちゃ いい回やな これ。
(大倉)いい回やわ!

(横山)貴重な話 聞けた。
(古田)だから もう センスで

やってらっしゃるんだろうな
っていう…

サザンとかって思ってた…。

やっぱ ハートと ここやねんな。

(村上)完全に合致してますよね。

腕がないと言えない言葉が
いっぱいだったし。

そう ありたいなって思うよね。
(村上)ねっ!

(古田)いわゆる いろんな
プロの仕事があると思うけど

やっぱり
我が 我がだけではなくて

支える 引くっていうような事を
ちゃんと知ってる人が

やっぱ 素敵な作品を
作るんだなっていうのが…。

(村上)実践し続けてらっしゃる
というね。

今回の ニューアルバムを出そう
っていう

その 桑田さんの
あの原さんを思う気持ちというか。

いや きっかけ 失ってたから
残しておきたいっていうのが

もう 素晴らしいですよね。
(村上)ねっ!

(高橋)めちゃめちゃ 今
ネットでの予約数

伸びまくってると思いますよ。
(村上)いやいや それは

聴きたくもなりますよね!

原さんの予約数と…。

(一同 笑い)
(村上)上がってますよ これは。

♬~(2人)「また君を笑わせたい」

(山崎)うわー!

そんな事
言ってくれた事ないですよ。

今週も
TELASA TVerで配信。

次回は 一流アーティストに
引っ張りだこ! コーラス特集。

アーティストに寄り添う
驚きの技術が!

♬~「キミが私を守るから」

♬~「もしも瞳が」

すごい!
(安田)でかなってる!

更に 即興で
コーラスアレンジを披露!

(山崎)うわー!

Source: https://dnptxt.com/feed/

powered by Auto Youtube Summarize

おすすめの記事