北海道小樽市は6月29日から新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、小樽市内の公共施設を閉鎖しました。
小樽市内の「昼カラ」店で、高齢者の感染が相次いでいることを受けた措置です。
小樽市では日中にスナックなどでカラオケを楽しむいわゆる「昼カラ」での感染が相次いでいて、6月29日は客14人の感染が確認されるなど、これまでに3つの店でクラスターが発生し、感染者は33人に上っています。
松本 麻郁 記者:「施設の前には張り紙がされ、6月29日から12日まで赤文字で休館と書かれています」
一方小樽市は感染拡大を防止するため、図書館や体育館、児童館など市内22の公共施設を7月12日まで閉鎖します。
利用者:「多くの利用者がすごく楽しみにしていい汗を流していたのに、またこんなんで残念な結果ですね」「図書館が休みなのが一番困ります」
小樽市は、「昼カラ」店1店舗の名前を公表し、利用客は市に相談するよう呼びかけています。また市内の「昼カラ」店に対し営業自粛を要請しました。
飲食店関係者:「(自分の店は)休みます。こんなんだったら無理です」「(影響は)ありますよ、少し良くなりかけていたのに。最悪でしょう、小樽はやばいという感じになってしまう」
小樽市は営業自粛した「昼カラ」店には休業補償を検討する考えを示しています。
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