出典:EPGの番組情報
徹子の部屋 角野卓造[字]
~“角野卓造ブーム”の立役者が突然!!!~角野卓造さんが今日のゲストです。
◇ゲスト
俳優・角野卓造さんがゲスト。
◇番組内容
“角野卓造ブーム”の立役者はご存知、お笑い芸人・ハリセンボンの近藤春菜さん。名前を使ったギャグを連呼し、角野さんの名を全国区にした。実は今から37年前『徹子の部屋』に初登場した際、黒柳さんが何とか角野さんの名前を視聴者に覚えてもらおうと、必死に名前を連呼したこともあった。春菜さんとは今では父と娘のように仲が良く、春菜さんの父とも交流がある。今日は、そんな角野さんもビックリ!驚愕のサプライズが…
◇おしらせ
☆『徹子の部屋』番組HP
http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
福祉 – 文字(字幕)
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- 近藤
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- トマト
- バネ
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解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
(黒柳)まあ!
70年以上前の
お写真。
可愛い!
まあ 目付きが
今と
同じような感じがいたしますが。
今では お顔とお名前が
全国区におなりになりました
角野卓造さん。
どうぞ こちらへおいでください!
こんにちは。
こんにちは。
お元気そうで何よりで…。
どうもご無沙汰をしておりまして。
どうもご無沙汰でございます
どうも。
さあ この方のお名前
前にいらした時 私が連呼して…。
もう でも すっかり
日本中 皆さん ご存じでしょう。
角野卓造さんでいらっしゃいます。
どうぞよろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。
何回も出ていただいているので
あの…。
まあ 食のこだわりが
すごいという日常生活も
あとで伺いますけど。
はい。
あれですよね?
昔からスタイリストなく
ご自分で
全部やってらっしゃるとかって。
そうですね。
あの… 僕たちの世代は
アイビーっていいますか
みゆき族っていうか…。
自分の洋服は自分で買うっていう。
多分 それまでは あの…
お母さんが買ってきたりとか
っていうような… だったのが
なんか オシャレに目覚める
世代だったのかもしれません。
そうね ご自分で全部おやりに…。
はい。 だから
やっぱり
自分の着るものは自分でっていう。
今日も自分で…
ご自分でおそろえになった?
はい。 これも自分で。
その 靴も全部
自分でお買いになるんですけど。
そうです。
スカーフみたいなものも全部。
なるほど。
『徹子の部屋』には 過去4回
お出になって
いらっしゃるんですけど。
オシャレ遍歴を ちょっと
写真で 皆様に見ていただきます。
はい これ 30歳代ですね。
ああ…。
こういう感じ。
なんか なんかが…
何が違うんですかね。
頭かな?
そうですね。
あっ これは もう
ほとんど 今と同じね 40代。
まだ この頃は 十分ありますね。
ありますか? 40代。
それで50… これは もう随分ね…。
かなり近くなってきましたね。
50代。
それで…。
あっ これは60代ですかね。
はい。
これは もう
ほぼ3年ぐらい前です。
ああ そう。 じゃあ もう 60…。
そうですね。
孫娘の洋服も
コーディネートしてみたいと
思ってらっしゃるんですって?
もう5年生になりましたんでね
なんとなく…。
本当に ちょうど
今 背が伸びる時期なんで。
まだ これは
赤ちゃんの頃ですけれど。
あの… なんか
すごいスラッとしてるんで
可愛い格好
させてやりたいなっていう
気持ちになりますね。
で 一緒に
歩きたい
なんていう気持ちもあって。
ええ。
可愛い! 本当に可愛いですね。
女の子なんだけど
私に そっくりなんで
ちょっと可哀想だなと思って。
これは坊ちゃんと孫娘…。
靴は
今 何足ぐらい お持ちですか?
もう スニーカーだけですけれど
70足ぐらいある…。
今 履いてらっしゃるのも
スニーカーなんですか?
これは スニーカーでは
ありませんけれど…
ちょっと ゴム底ですけども。
ちょっとね うん。
もう 革の底の靴を履くのは
年に2~3回。
まあ 仕事では その…
サラリーマンとか
刑事とかやりますので
そういう時は 背広を着ますので
革靴 履きますけれど
普段は もう…。
歩きやすそう。
はい そうです。
でも そういうの なんか
いっぱい
持ってらっしゃるんですってね。
それから カバンも
もう すごく なんか…。
あると買わないではいられない
っていうぐらい。
京都のカバン屋さん
お友達なので
どうしても 京都にまいりますと
新しいのを見ると必ず…。
で たまっていきますね。
そうですか。
どうも そういう
コレクターの趣が 私 あるので
どんどんたまります。
話 違うんですけど
橋田壽賀子さんが まあ あの…
今年の4月ですか?
はい。
ちょっと
お亡くなりになったんですが。
急性リンパ腫によって
今年の4月に
お亡くなりに
なりましたけど。
『渡る世間は鬼ばかり』では
随分 ご一緒に。
そうですね。
もう 30年になりますね。
あっ そんなになりますか?
はい。
やっぱり
せりふ多かったですか?
多かったですね。 ハハハ…。
というか
1シーンが長いものですから。
コマーシャルからコマーシャル…。
特に角野さんなんか
ちょっと 多そうな感じが
するんですけども。
でも 橋田先生という…
橋田壽賀子さんは
角野さんよりも先に 奥様の事を
ご存じだったんですってね。
まあ 家内は
女優としては先輩で
文学座でも
4期先輩ですから。
あっ そうですか?
はい。
マスコミにも 家内の方が
先に出ておりまして。
なんか 橋田先生は どうも
お好きだったようです。
倉野章子さんとおっしゃる。
「倉野さん 結婚したって
聞いたけど
なんか お魚みたいな顔した人と
結婚したみたいね」っていう…。
僕は あとから
その話を聞きましたけど。
どんな魚?
どんな魚か聞くの忘れたので
それが残念です。
フフフ…!
でも 随分 形容がすごい。
でも 随分
盛大な結婚式なさったのね。
ええ。
でも これは ちゃんと
会費をいただいて
やりましたので。
それにしても 随分 立派な…。
今どきね 珍しい。
そうですね。
立派なケーキですね 今 思えば。
本当ね。
随分 素敵な…
思い出に残る結婚式でしょう。
ドラマの中では
中華料理店のマスターという事に
なるんですか?
はい。 幸楽の勇でございます。
そうですよね。
ですから 普通の中華料理屋さんに
お入りになると
もう キッチンが
ざわざわしちゃうんですって?
よく 芝居の旅公演で
いろんな所へ まいりまして…
やっぱり ラーメン 好きですから
ラーメン屋の扉を
ガラッと開けると
一瞬 みんながビクッと こう
身構える。
この人 来ちゃった…。
10秒ぐらい経ってから
ああ あれは あの人は
役なんだっていうのがわかって。
最初 開けた時は
同業者が来たと思うらしい…。
そうですよね。 作る人だと思って。
でも お作りにもなれます?
残念ながら 私は
料理は 本当にいたしませんで。
あっ そうですか?
買い物一本槍で。
あっ でも みんな気楽でしょうね
そうするとね 奥さんは。
はい。 自分の酒のアテというのは
自分で全部あつらえてと
思っておりますので。
主に デパ地下でございます。
デパ地下って
この頃 いいんですってね。
はい。 いろんなものがありますし。
詳しいそうですけど。
私 住んでおります所が
中央線沿線なので
もっぱら
新宿でございますけども。
新宿のデパート…。
デパ地下。
はい。 食料品売り場は
ちょっと顔なじみです。
おばちゃんが 「今日は
こっち来ないの?」みたいな。
あっ そうなの? お買い物 好き?
はい。 ただ まあ
買ってまいりましても
そのままっていうのは あれだから
ちょっと…。
まあ 今の流行りの言葉だと
味変っていうんですか。
おおー!
少し何か調味料を足して
自分の好みにするとか
その程度はいたします。
ドンと 1つ2つあるのは
どうもイヤなんで。
ちょっとずつ
いろんなものがあるのが
どうしても
酒飲みの心理といいますか
好みでございますね。
手前の あの白いお皿に入ってる
薄茶色のものは なんですか?
白いのにのってるのは あれ 多分
コールスローかなと思います。
あれは 家内が作ったのかな…
その隣がトマトで。
トマトは絶対冷えてないと
イヤなんで。
トマトは冷えてないとイヤだ?
で あの…
右の後ろの方に
枝豆がありますが
枝豆は やっぱり
ゆでたてでないとイヤ…。
面倒くさいな。
うるさい亭主なんですよ 本当に。
トマトは冷たくなくてはイヤだ
枝豆はあったかくなくちゃイヤだ。
それで あそこら辺にある
真ん中の 赤いのが
ちょんと入ってるやつは
なんですか?
あれは なんですかね…。
あっ あれはね 肉団子ですね。
肉団子?
この日はね あれなんですよ
京都からね
お弁当買ってきたんです。
あっ そうなんですか?
はい。 いつも 京都から帰りに…。
家内 1週間ぐらい
ほったらかしで出かけますから
お弁当を2つ3つ
買って帰るんですが
この日は ちょうど…
この写真撮る日は
それがあったので 京都のものが
いくつか のってると思います。
そうすると
器も いろいろそろえて。
これは 豆皿は 私 好きで
京都の ちょっと
そういうお店で…。
あら いいですよね。
京都 たくさんありますもんね
こういうものを売ってる所が。
ここに 今 ちょっとございまして。
あっ お手元にあるの?
今日 持ってきてくださって。
ちょっと お手元見せて。
ああ いいですね。
その なんにもなくて白いのも。
これが意外に… こっちのね
なんにもない白いのが
僕 気に入ってる…。
いいですよね。 私も好き。
なんでもないようでね
実は結構いいお値段でした。
あっ そうでしたか。
これがね 意外に…
何かのプレゼントとして使うと
すごく喜んでいただけます。
なんか ちょっと入れて。
お店が チョイスして
木の箱に入れてくれたり
するもんですからね。
何かのお祝いの時に差し上げると
すごく喜んでいただける。
いいですよね。
こういうの ちょっとあるとね
テーブルの上が
なんか 華やぎますよね。
お酒がおいしくなります。
なるほど なるほど。
お酒をお飲みになる方はね
そうですね。
自分専用の
香辛料セットっていうのも
常備してらっしゃるそうですけど。
まあ その…。
うわあ すごい!
こんなにいっぱいあるんですか?
主に まあ 辛いのが多いとは
思いますが
七味とか一味とか
そういう唐辛子系ですかね。
タバスコみたいなの
2つありますけど
あれは違うんですか? 中身が。
タバスコはね
後ろに並んでるのは
いろいろですね。
レモン味のとか。
それから ゆず味のとか。
そういうの 自分… ご自分で
デパートとかにいらして探すの?
はい。 それが楽しいです。
私 ビックリしたんですけど
何時にお休みなんですかね。
朝5時半に起きて。
ええ あの…
大体8時頃 晩酌が終わると
もう9時ぐらいには
完全に寝入ってますので。
すごい早いですね。
変な時間に起きちゃうんですね。
2時ぐらいに。
なるほど。
それから まあ 本読んだり
たまには映画も見ますし
いろんな片付けものしたり
領収書の整理をしたりね。
それで 5時半に
息子のとこへ歩いていきまして。
うちから7~8分のとこに
住んでるものですから。
それで ピンポンって鳴らして。
で 息子も私と同じように
メタボ気味なもんですから。
少しストレッチを
ちょっとやってから
大体40分ぐらい。
可愛いわね。
これ 右が あなた様ですか?
はい 私でございます。
随分 可愛いですね なんかね。
「可愛い」…。
お召し物の色が。
ちょっと
派手づくりかもしれません。
それで お帽子なの?
はい。
でも 腹筋マシンっていうのを
お買いになったんでしょ?
ええ。 あの… ずっと開けないで
しまってあったんですけど。
箱ごと?
ええ。
それでコロナになってから
いろいろ片付け始めたら
それが出てきましてね。
これ… 粗大ゴミで出しちゃうのも
もったいないなと思って
組み立ててみたら 面白そうなので
ちょっとやり始めたら…。
どうやってやるんですか?
それは。
バネが付いてましてね 座って…
今度 こうやって起きる。
それを30回ぐらい。
バネで?
バネが付いてますから まあ 楽…。
あんまり…
なんていうか つらくは…?
つらくはないんです はい。
じゃあ
グイーンってなっちゃって。
で バネを外していくと…
その本数が少なくなると
きつくなるんです。
だから できるように
なってるんでしょ? それが。
今は 2本ぐらい付いてますけど。
私 昔 持ってたの。
そういえば 長細い
こういう 背中のせる所があって
それで やるやつ。
もしかしたら
同じものかもしれませんね。
同じものかも…。
それで お散歩行って
お帰りになったら
8時から『モーニングショー』を
ご覧になる。
はい。 『モーニングショー』…
羽鳥さんのファンで。
玉川さん 好きなもんですから。
フフフフ…。
あれは欠かさず
毎朝 拝見しております。
いいですね あれ。 そうですか。
それは お喜びでしょう
そういう
ファンの方がいらっしゃって。
それで それをご覧になって
朝ごはん。
はい。
奥様とご一緒? それは。
いえ 私の方が先ですね。
家内は ひと足遅れで
なんか
食べてるようですけれど。
私 どんどん…
朝 冷蔵庫から出して
自分で
支度しちゃうもんですから
牛乳出して
ヨーグルト出して。
いいですね 手がかからない…。
生野菜は
家内が刻んどいてくれるので
それを移して
ドレッシングかけて…。
じゃあ 手がかからなくていい
旦那様ですね。
でも うるさいんですよ
ああだ こうだ。
あっ そうなの?
本当に。
役では いつも板挟みの役でね
あの…
嫁と姑の間に挟まったり
子どもと嫁の間に
挟まったりなんですけど
うち帰ると
とんでもない亭主関白です。
あっ そう?
はい。
あのね… 妻には「あれ出せ」とか
っていう風におっしゃる?
もう ひどい亭主だと思います。
そうですか。
家内も晩ごはんの時
ゆっくり座ってた
あれがないですから。
座ったと思ったら
「おい あれ ないじゃないか」。
「持ってこいよ」とかって…。
そんなすごいの?
すごい亭主関白ね。
でも あの… そんなわけで
奥様を解放して差し上げるために
1人で京都になんか
仕事じゃなくていらっしゃって
しばらく京都に滞在なさったり
するんですって?
ええ。 まあ あの
毎月 向こう…
関西で出ております雑誌に
1ページ
連載をさせていただいて。
「予約一名、
角野卓造でございます。」
っていうページが…。
本 出たでしょ?
はい。 それを…
4年分まとまったのが
第1集が出たんですが
このたび…。
見ましたよ 私 本屋さんで。
『続』が出まして
2冊目になります。
『予約一名、
角野卓造でございます。』って
相当おかしいんですけど。
でも奥様には そういう時間を…
羽を伸ばせる時間を
お与えになって。
ええ まあ
お与えになってるわけじゃなくて
私が行きたいから行くので
勝手に行ってるだけなんですが。
京都なんかに。
はい。 でも まあ
1週間 私がいないと
家内は 随分楽だと思います。
うるさいのがいませんから。
うるさいかどうかは
わかんないけど
用事が
随分 減るでしょうね。
ええ。 家内も 結構
趣味 いろいろありまして
お話の会をやったり。
もちろん 女優も
続けておりますけど。
文学座。 何日間ぐらい
行ってらっしゃるんですか?
京都。
私は 最低1週間ぐらい。
でも 1週間いなかったら
随分 楽… 奥様は。
荷造りは?
あの…
僕 重い荷物 持っていくのが
イヤなもんですからね
全部 箱に入れて
送っちゃうんです。
宿屋さんに。
はい。 あの… 段ボールの箱に。
結構 汗っかきだし
毎日 同じもの着るのが
とってもイヤなもんですから
ほとんど衣類なんですけど。
なるほど。
下着とかなんか そういうもの。
全部… それで
着たものは
全部また 箱に入れて送り返して。
なるほど。 それ いいですよね。
洗濯とか 一切しませんから。
僕 出かける時は こういう
トートバッグっていうか
帆布さんの
バッグ1つで行きます。
ねえ。 行ったら もう 旅館なり
ホテルなりに着いてるって。
ホテルに もう 荷物着いて
部屋に入れておいてくれますので。
いいですよね。
はい。
そして 大切な事は
奥様には 欠かさずお土産を
お持ちになって帰ってくる。
それが 先ほど申し上げましたけど
お弁当買って帰る…。
お弁当ですか?
はい。
でも まあ
京都のお弁当はいいですよね。
おいしいですね。
お店がちゃんと手をかけて
作ってくれますから。
京都のお店屋さん?
お弁当… なんていうの?
なんだか なんか…
全部 食べ物屋の階が
駅にあるじゃないですか。
ありますね はい。
あんなとこでも
随分 いいものありますよね。
なかなか上等なのまで
駅の構内でも買えますし
まあ あの… それこそ
あれじゃありませんけど
「予約一名」じゃありませんけど
やっぱり お料理屋さん…
お弁当屋さんには電話をして
予約をいたします。
で ちゃんと取りに伺って。
そうすると顔がつながりますし。
そうですよね。
ええ。 その方が なんか すごい
買い物したっていう感覚…。
そりゃそうですよね。
でも そういう旅の所で
そういう食べ物を
買ったりするのとか
頼んだりするのって
楽しいものですよね。
楽しいですね。
もう 劇団入ってから
随分 旅公演で
北海道から九州まで…
もう ほとんど 日本全国
回りましたんですけども。
かつては ガイドブック
みたいなものがなかったので
全部 先輩から教わって。
あの町 行ったら
ラーメン屋は あそこだ
そば屋は あそこだ
居酒屋は あそこ行け
っていうみたいな そういう事で
ずっと旅公演の暮らしを
しておりましたから。
それが
習慣になっちゃったんですね。
私たちも
新潟行ったら あそこ行って
サケの煮たのと 大根の煮たのとが
おいしいから
それを買って
朝ごはんに食べろとか
いろいろ みんなから言われて。
そうなんですね。
随分 そんな旅 しましたね。
もう 今 舞台は
一段落つけましたですけども
それでも やっぱり そういう
旅行をする気持ちっていうのが
そのまんま
昔のとおり残ってるので
もう そわそわします
出かけるとなると。
そうですよね 本当。
今でこそ お名前は
知れ渡っていたんですけど
なかなか 名前を正確に
読んでもらえなかったんですって
初めの頃ね。
ええ。
それで この番組で 黒柳さんが
連呼してくだすったんで。
もう あれは
すごくうれしかったです。
そうですか。
ちょっと えっと これ
37年前で…。 随分 前ですよ。
ちょっと ご覧ください。
「皆さんは
お顔を見てらっしゃるんだけど
あら? 名前 なんて
おっしゃる方かしら? って
とっても お名前の まだ…
お顔の方が どんどん優先して
お顔よりも
お名前が行き渡らない」
「この方のお名前 角野卓造さんと
おっしゃるんですけれども」
「でも 角野卓造…。
あれね お名前を 皆さんが
なかなか覚えてくださらない
っていうのは
お名前が この…
あれでしょうかね?」
「いわゆる芸能人
っていうところからいくと
やっぱり
覚えにくいっていう…?」
「そうですね。 字では 割と
覚えやすいのかもわからない…」
「読み方が すぐ…
一発でこないというか」
「なんて 皆さん
いつもお読みになるって?」
「“カクノさん”とかね
“スミノさん”とか…」
「もう わからなくなっちゃうのね。
だから あの…
それは もう いいですから」
「角野卓造さんが
今日のお客様です」
あの時
何回か連呼してたんですよ。
そのあと ハリセンボンの
近藤春菜さんのギャグが…。
あれで一気に知れ渡った?
そうですね。
もう 彼女は僕の大恩人です。
あっ そうですか。
あれだけ名前を もう連呼…
連呼っていうか
ネタにして
使ってくだすったから
もう 今
日本全国 どこ行っても
ちゃんと 「角野さん」って
言ってくださいます。
すごいですよね でも それ。
でも 春菜さんとは
ご面識があったんですか?
全く 最初はありませんでした。
妹が 「なんか お兄ちゃん
女の子の漫才師が
お兄ちゃんの名前を
連呼してるよ」って言って。
それから しばらくして
見たんですけどね
ああ…! この人かと思って。
ハハハ…!
そしたら ある番組の…
クイズの番組で
中へ入る時に
彼女が1人 待ってて。
私が入ろうとしたら
「角野さん いつも
お名前 勝手に使わせてもらって
すみません」って謝ってきて。
「何をおっしゃいます。
あなたのおかげで
僕の名前が こんなに ちゃんと
正確に行き渡ったんだから
もう こんなうれしい事は
ありませんよ」って
そう言いました。
そうですか…。
えっ? えっ?
あっ!
何?
あっ!
角野さん!
うわー!
あっ どうも… 徹子さんも。
(近藤)どうも!
(角野)そんな事になってたの?
いや 私 今ね
そっちを人が通ったから
なんで 本番中に あんな所
通る人がいるんだろうって
思ったら…。
出前は頼んでいませんが。
いや 角野卓造じゃねえよ!
(角野)いやいや いやいや…!
ちょっと… ご本人の前で。
(角野)ハハハハ…!
ちょっと すみません。
今ね 徹子さんのお庭 歩いてたら
ちょっと 私の名前が
聞こえたもんですから
ちょっと 入ってきちゃいました。
(角野)ああ そうなんだ。
お二人は仲良し?
もう 私が 「角野卓造じゃねえよ」
って言わせていただいて
最初に
ご挨拶させていただいた時から
角野さんは 本当に
よくしてくださっていて。
この間 本当 偶然なんですけど
私の父から聞いたんですけれども。
本物の父と…
「本物の父」って言ったら
また ややこしいんですけど
私の本当の父と角野さんが
たまたま
街でお会いしたって聞いて。
なんか もう 本当に…
父からも ご挨拶できたんですよ。
どこで お会いになったの?
私 荻窪っていう所に
おりますが
そこの駅ビルの中
歩いておりましたら
「角野さん」って…。
「えっ?」って言って。
「あっ お父さん!」って
私 すぐわかったんですよ。
すぐわかった…?
それも また すごい。
なぜかっていうと
『ファミリーヒストリー』という
番組を拝見して 春菜さんの。
それで お父さんが
随分 出てらしたもんだから。
それで拝見してたので
もう すぐわかりました。
ああ そう?
(近藤)すごくないですか?
顔も覚えてくださるぐらい
見てくださるって。
身内しかいませんからね
そんな… ありがたいですよ。
父もビックリしてました。
まさか…。
ちゃんと ご挨拶できると思って
お声を掛けさせていただいたら
まさか 「お父さんですよね?」って
逆に言っていただくなんて。
そうですよね。
ありがたかったって。
でも すごいですよね。
なんか 角野さんは
春菜さんがご結婚なさる時には
式に出席するという
お約束をしてらっしゃる?
絶対に出たいと思います。
ハハハハ…!
きっと泣くと思います 私は。
ありがとうございます。
目当ては ありますか?
あの… ちょっと 今
その予定はないんですけども
早急に 角野さんに
出席していただけるように
私も ちょっと
頑張らなきゃなと思ってまして。
そりゃそうですよね。
はい。 だから 本当の父と
並んで座っていただきたいなって。
本当ですよね。
思ってるんです 私。
お父様は それで
似てらっしゃるの? 顔。
(近藤)あの… それがですね
私の父よりも 角野さんの方が
私に似てるんです。
はい。 申し訳ありません…。
(近藤)すみません。
そこに父は嫉妬していました。
そうなんですか。
なんか 春菜さん 次のお仕事が
あるんですって? なんか。
(近藤)そうなんです。
じゃあ 今度は
ハリセンボンのお二人で
おいでください。
ぜひ! ぜひ あの…
よろしくお願いします。
角野さんも お邪魔しました。
じゃあ 玄関から
出ていっていただいて。
(近藤)すみません
庭から入ったのに玄関から…。
じゃあ 出させていただきます。
その方がいいと思います。
失礼しました。
どうも失礼しました どうも。
失礼します。
でも 面白いですね。
ああいう事から お名前がね。
そうですね。
あの方が連呼なすったんで
角野卓造っていう…。
不思議な事が人生には起こるなあ
と思います
本当に。
そうですよね。
でも ご結婚で…
43年なんですって?
そうですね。
それぐらいになります。
これから ご夫婦で
おやりになりたい事って
なんかありますか?
そうですね
もう 芝居も一緒にやりましたし。
あっ そうですよね。
こんな事 言ったら
あれですけど
暴君な私を よく支えてくれて
いろんな事ができましたから
一緒に生きていきたいと思います。
いいですよね。
はい。
奥様 「一緒に生きていきたい」って
おっしゃってますよ。
でも どうですか?
一緒にお芝居なすった時は。
もう だいぶ前の話ですけど
私が いつも偉そうに
ダメ出ししてたのばっかり
覚えてます。
『徹子の部屋』は
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