あさイチ「プレミアムトーク 小泉智貴/ファッションデザイナー」[字]…の番組内容解析まとめ

出典:EPGの番組情報

あさイチ「プレミアムトーク 小泉智貴/ファッションデザイナー」[字]

▽世界が注目!ファッションデザイナー・小泉智貴▽MISIAが大舞台で着用!レディー・ガガも!▽色鮮やかなフリルドレスでファッション界に新風を!一夜にして世界へ

詳細情報
番組内容
▽プレミアムトーク 世界が注目!ファッションデザイナー・小泉智貴▽MISIAが大舞台で着用!レディー・ガガも!▽着るだけでなく見ても楽しいフリルドレスでファッション界に新たな風を吹き込む!▽14歳から独学・反骨精神から生まれたドレスが一夜にして世界から注目の的に▽特選!エンタ 画業30年・ジミー大西▽グリーンスタイル トロピカルプランツでカラフル寄せ植え【キャスター】博多華丸・大吉、鈴木奈穂子
出演者
【ゲスト】小泉智貴,【出演】ジミー大西,【VTR出演】冨永愛,大島優子,【講師】園芸研究家…上田広樹,【キャスター】博多華丸,博多大吉,鈴木奈穂子,【リポーター】上條倫子,駒村多恵

ジャンル :
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
情報/ワイドショー – 健康・医療
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
特性情報 – 中断ニュースあり

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  19. 作品
  20. VTR

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

生字幕放送です。一部、字幕で
表現しきれない場合があります。

鈴木≫おはようございます。
大吉≫6月17日金曜日の

「あさイチ」です。

鈴木≫きょうは盛りだくさんで
まいります。

「プレミアムトーク」

そして9時台のエンタコーナーは
ジミー大西さんが生出演されます。

華丸≫きのうに引き続き大先輩が。

大吉≫きょうの
「プレミアムトーク」

ゲストの方なんですが今世界で
注目されている

ファッションデザイナーの方で
ございます。

こんな衣装を
ていらっしゃいます。

(VTR)
去年の「紅白歌合戦」。

大トリを飾ったMISIAさんの
淡いピンクのフリルドレス。

レディー・ガガさんが
来日した際に着用し

話題を呼んだ

大胆なデザインのフリルドレス。

渡辺直美さんのカラフルで
キュートなフリルドレス。

きょうのゲストは

オリジナリティーあふれる

デザインと

鮮やかな色使いのフリルドレスが

大きな注目を集めている

この方。

世界的なファッションデザイナー
小泉智貴さん。

小泉さんの特徴である
斬新なデザインのフリルドレス。

いったい、どのように
生まれたのでしょうか?

14歳から独学で
服を作り始めた小泉さん。

大学4年生のとき
自作のドレスが話題を呼び

みずからのブランドを
立ち上げます。

しかし、順風満帆だったわけでは
ありません。

酷評、否定。

その反骨精神から生まれたのが

巨大なフリルドレス。

3年前、このドレスが

世界的なスタイリストの
目に留まったのです。

その翌月には
世界4大コレクションの1つ

ニューヨークの
ファッションウイークで

人生初のショーを開催。

大好評を博し
一夜にして注目の的に。

小泉さんの偉業を

世界で活躍するトップモデルの
冨永愛さんも称賛。

さらに、プライベートで
仲がいいという大島優子さん。

小泉さんの人柄が
大好きなんだそうです。

大島≫ハートみたいな
キラキラした

ピンクのハートみたいな感じが
すごく愛らしいし。

大吉≫改めてけさのゲストは
ファッションデザイナーの

小泉智貴さんです。
おはようございます。

大島さんのコメントにも

ありましたけど、すごい熊みたい
ということで

かわいらしいということですが
写真もあります。

かわいらしいですね。
小泉≫ありがとうございます。

鈴木≫これが小泉さんの
公式の写真なんですね。

小泉≫2019年にロンドンで
撮ってもらったものです。

すごく気に入っています。

華丸≫自分からですか?

小泉≫フォトグラファーの方が

花を付けて、テープを付けて。
大吉≫テープで

付けているんですね。
小泉≫おもしろい

アイデアですよね。

大吉≫今、

ダイジェストで見ましたけど

怒とうの人生というか
ここ数年でという感じですね。

小泉≫ここ3年で世界中で
仕事をするようになりました。

大吉≫すごい。

鈴木≫小泉さんの人生を見ていき
たいと思うんですが小泉

さんが手がけた衣装を
ちょっと見ていこうと思います。

MISIAさんの
「紅白歌合戦」の衣装ですとか

レディー・ガガさんのドレス。
それから、渡辺直美さんの。

こちらは手が出るんですか?
小泉≫手は出ないんです。

一応、前が開くようには

なっています。テープみたく
なってフリルになっています。

卵のような形です。
鈴木≫かわいいです。

もう1つ、東京オリンピックで
MISIAさんが着たドレス。

すてきで印象に残っている方も
多いと思います。

さらに、こちら後ほど

見ていただきますけれど
ファッションショーの写真です。

もう1つお隣が
3年前にニューヨークで行った

初めてのショーで
このショーで一躍世界的な

デザイナーになった
ということなんですけれど

それがいったいどれぐらい
すごいことなのか

世界で活躍されている
冨永愛さんに

分かりやすく説明して
いただきました。

取材者≫それは驚きますね。

冨永≫伝わりました?

取材者≫すごい分かりました。

冨永≫そういうことなんですよ。

鈴木≫野球に例えていましたけど

いきなりメジャーで投げている

ということですね。
華丸≫高校野球ぐらいまでは

やっていたんでしょう。
大吉≫それぐらいのインパクトと

いうことなんですね。
これは初めてのショーですか?

小泉≫初めて。
ニューヨークのショーでした。

日本はなしで。

大吉≫これは誰だ?という話です

よね、業界の方から言わせると。

小泉≫これまで
7年ぐらい

衣装の仕事をしていたんです。
ですのでミュージックビデオとか

ライブの衣装とかは
作らせてもらっていたんです。

作って売ったりということを
していなかったので

ファッションデザイナーと
捉えられていたのかも

ニューヨークのショーまでは
分からないです。

大吉≫ニューヨークのショーで

小泉さんのショーに

トップモデルが
たくさん着ていたということで

冨永さんが
おっしゃっていましたね。

これもなかなか

そういうわけには
いかないんですか?普通は。

小泉≫資金的にも
難しいと思うんですけれど

招待していただいて

全部ただでということでやらせて
もらったんです、そのとき。

大吉≫小泉さんが
頼んだわけではないんですね。

小泉≫依頼があって
やらせてもらいました。

鈴木≫SNSがきっかけだと
いうことですね。

そういうことがあって

今、本当に一躍、世界で注目され

デザイナーになって
いらっしゃるわけですけれど

そんな小泉さんのお洋服を

ちょっと実際に細かく
見ていきたいなと思っています。

まず改めて「紅白歌合戦」で

大トリを飾った
MISIAさんのドレス

ご覧いただきます。

(VTR)
MISIAさんのピンクのドレス。

どのようなイメージで
作ったのですか?

小泉≫「明日へ」という曲は

雪どけのようなイメージで
春を待つ息吹

そのイメージで桜のドレスを

イメージして、この色と

いつものものなんですけれど
作らせてもらいました。

大吉≫歌の歌詞を大事にしたと
いうことなんですね。

鈴木≫このピンクの淡い色づけを
スプレーでされていた

ということですね。
小泉≫エアブラシで。

鈴木≫これは制作の様子ですね。
華丸≫いつもこのような

感じなんですか?
小泉≫去年発表したコレクション

はあとで見ていただきますけれど
このようにして作っています。

もともとは真っ白なドレスを
いちばん最初に作って色をつけて。

鈴木≫スプレーのよさ
ということはあるんですか?

小泉≫意図しないランダムさと
いうのですか

それがやっぱり出ますので
どう調整しようとしても

ランダムになってしまいますので

意図せずランダムさが

自然の美しさを
表現できているのかなと思います。

鈴木≫しかも白いフリルで
ドレスの形を作ってから

色づけなので
失敗ができないですよね。

小泉≫1発勝負です。

一応、自分のコレクション
だったら、自分がいいと思えば

いいので思い切りよく

色をつけています。

鈴木≫全部、小泉さんが
色づけをされているんですね。

小泉≫全部責任を持って
やっています。

鈴木≫続いては
レディー・ガガさんが

来日したときのドレスです。

大吉≫パネルを入れさせて
いただきます。

僕らぐらいのおじさんだと
よく分からないんですよね。

レディー・ガガさん自体が

奇抜な衣装を着こなす方
だということは

分かっているんですけれど。

華丸≫自分でもぎ取ったわけでは
ないですよね。

最初からこういう
デザインなんですよね。

鈴木≫
これはどういう…

何をイメージして作ったんですか。
小泉≫このときは

クラシックバレエの
衣装とか色合いをテーマにして

作ったので
ちょっと飛躍的になって

分からないと思うんですけれど。
大吉≫レディー・ガガさんから

発注がきたんですか。
小泉≫もともとコレクションと

して作っていたものを
たまたま着てもらえて

選んでいただけた
という感じですね。

もともとあったものをお貸しして

着ていただいたという感じです。
大吉≫こういうドレスがあると

いうことを知っていてですか。
小泉≫スタイリストさんから

電話をもらって

日本に2016年に東京に
いらっしゃった際ですけれど

成田空港でアメリカに帰る
便に乗るときに。

華丸≫ここから登場するんですか。
大吉≫空港だもんね、これ。

華丸≫すごいなやっぱり。
小泉≫周りに居合わせた人が

動画で撮っていました。
結構歩いている姿とか

撮っていました。

大吉≫この日に着るよという

連絡があったんですか?
小泉≫着たものを

インスタグラムで見て

着たんだと思いました。

大吉≫お貸しする段階では
分からなかったんですか。

小泉≫こういうのは何百着ある

中から偶然選ばれますので。
華丸≫そのまま乗って

いかれるんですよね。

向こうから空輸で
戻ってくるんですか。

小泉≫1年ぐらいで
戻ってきました。

大吉≫お貸しはするけれど

着られずに戻ってくることも

あるんですか?
小泉≫その可能性のほうが

大きいですね。
華丸≫世界的な流通というのは

そういうことなんですか?
小泉≫お貸しして。

華丸≫ガガさんが延長していたん
ですね。

小泉≫返ってきただけ
まだありがたいです。

大吉≫作ってレディー・ガガさん

から連絡があってお貸しして

着たいというパターンのほうが
多いんですか。

小泉≫9割方そうだと思います。
鈴木≫ガガさんに選ばれたドレス

ですね。

反響もすごく大きかったですか。
小泉≫初めて国際的な

セレブの人に着てもらったので
アジア圏では

反応がすごかったです。
その後香港とか台湾で

仕事が増えました。
大吉≫ガガさんが着たから

名前が広がった
ということなんですね。

すごいですね。
鈴木≫すごいですね。

たくさんお貸ししても

着るか着ないか
ギャンブルとは

違うんでしょうけれど。

小泉≫少ないチャンスに賭けて
いるというところはあります。

華丸≫当てにいったわけでは
ないですよね。

ガガさんのために作ったわけでは
ないんですもんね。

鈴木≫さらに小泉さんが

2022年の

新作コレクションを発表したとき

ものです。

(VTR)
世界遺産の京都、二条城で

開催された2022年
新作コレクションショー。

このショーでは
京都の伝統も融合された

フリルドレスが発表されました。
例えば、神社仏閣から

インスピレーションを受け
デザインされたのは

胸に鶴の刺しゅうが施された
ドレス。

モデルは冨永愛さんですね。
ボディーには

丹後ちりめんのデッドストックの
生地を使用しています。

こちらの青いドレスには
竜の刺しゅうが施され

手にはフリルの京扇子。

こちら、ドレスのシルエットも
きれいですね。

獅子が刺しゅうされています。

京都の工房を巡る中で出会った
西陣織の帯は

リボンのようなデザインに。

マルチカラーのドレスの
ウエストに巻いているのも西陣織。

このカラフルなドレスは

袖が振り袖のように
なっているんですね。

♪~

ショーの最後には小泉さんも登場。

幻想的でファンタジックな
ショーになりました。

大吉≫改めてこのショーに

込められた思いを
教えていただけますか。

小泉≫2022となっていますが

実際発表したのは2021年で

ファッションって1年先のものを
先に見せるという考え方が

あるので
2022となっていますが

2021年ってまだ今よりさらに
コロナの影響で

先が不透明な世の中だったので

祈りになるような

心の支えになるよう
な美しいものを

届けたいなという気持ちで
作らせていただきました。

鈴木≫お衣装は

もちろんなんですけども

モデルの皆さんも性別とか

年齢とかいろんな方が
参加されたんですね。

小泉≫男性でも
ドレスを着ている方が

いらっしゃったり
トランスジェンダーの方とか

年齢も10代のモデルさんも

いるし

70代のモデルさんも

いたりとか体型も少し

緩やかな体型の方もいたり
いろいろな人が

普通に世の中歩いていたりとか
すると思うんですけど

そういうものを

可視化できるような

キャスティングに
したいなと思って

させていただきました。
大吉≫二条城というステージは

いかがでした?
小泉≫すごい世界遺産で

歴史がある場所なので本当に

場所の力も借りることができて

完成したショーだったなと
心から思いますね。

鈴木≫直前まで当日
雨が降っていたんですよね。

小泉≫ショーの2時間前まで
豪雨が降っていたんですけども

奇跡的にやんで

夕方6時ぐらいですかねショーが

決行することができて。

雨天でも決行する予定だったん

ですけども。

大吉≫雨の中降ったら降ったで

水を吸うでしょうねたぶん。
重くなったでしょうねそのときは。

でも本当に独特なというか

ドレスにフリルが

付いているんじゃなくて

フリルドレスにしている

というのが小泉さんの

新しいところですよね。
鈴木≫私たちから

見ているだけでも
すごく楽しめるなと思うんです

けどどういったところを特に意識
して作ってらっしゃいますか?

小泉≫こういったものは
実用性はあまりないので

みんなが着れるような服では
ないと思うんですけども

見て楽しいというのが
いちばんにきているのと

複雑になりすぎないように
ぱっと見てかわいいとか

おもしろいとかそういう気持ちを
大切にしていますね。

大吉≫見て楽しんでください
というのがどちらかというと

重きを置かれているんですね。
小泉≫もともとは

エンターテインメント系の仕事を
していたので、ファッションでも

エンターテインメント

人をエンターテインできる

という気持ちで作らせて
いただいています。

大吉≫どうしても
おじさんになると

こういうの見たら
電車に乗れないよとか

引きずっている、汚れるとか
そういうほうにどうしても

思っちゃうんです、最初に。
でもファッションショーの

楽しみ方って見て楽しむと。
小泉≫そういった点では

ファッションはすべてのために
あるかなと。

鈴木≫そんな小泉さんが
いったいどのようにフリルの

ドレスにたどりついたのか
きっかけとなった場所に今回

一緒にお邪魔して伺いました。

(VTR)
布の街、東京・荒川区にある

生地を扱うお店が軒を連ねる
日暮里繊維街。

ここは小泉さんにとって…。

さまざまな生地を
購入していたところ

6年ほど前に出会った
運命の生地が。

オーガンジーという生地。

どんなところが、フリルドレスに
向いているのかというと。

さらに、この生地の特徴は
色がとっても豊富。

変わって
こちらは小泉さんの作業場。

意外にも二間ほどの
こぢんまりとしたアパートです。

愛用のミシンも
年季が入っています。

(ミシンの音)

(ミシンの音)

小泉さんが作り上げる
フリルドレス。

フリルならではの特徴も

教えていただきました。

鈴木≫きょうは実際に

小泉さんが作った
オーガンジーのフリルドレス

お持ちいただきました。
1つずつ見ていきましょうか。

まずは、こちらの先ほどから

出ている「紅白歌合戦」の

MISIAさんが着用された
ピンクのドレスです。

大吉≫実際、生で見たら

スプレーというか

あれで色をつけられているのが
ものすごく分かるし。

いやあ、すごいなと思って。

華丸≫照明のあたり具合で

色も変わるからこことはまた違う
んでしょうねステージで見ると。

小泉≫そうですね、奥行きとか
光の当たり方によって

あと動いたときにすごく
きれいに見えるように

なるべく作っているので
人が着ているときのほうが

より美しいかなと思います。
鈴木≫よろしかったら

どんなふんわり感なのかなと
気になるんですけども。

小泉≫ちょっと籠みたいに
中が空洞に

なっているんですけども
ふんわりした。

でも、わりと張りがあるので
しっかりした生地には

なっていきますね。

鈴木≫重いですか?

小泉≫生地をこれだと

表のフリル100mですかね
80mぐらい使っているので

その分の生地が
ちょっと重いかなと。

大吉≫いくら軽い生地とはいえ

80m分あるとそこそこの重さは。

小泉≫それを持って
動いているような。

鈴木≫すてきですね。
そしてこちらの二条城の

ファッションショーで使った

竜の刺しゅうが施された。

ブルーの
これは特徴はどんな?

小泉≫先ほども
説明していただいたんですけども

ボディーの部分
フリルがついていない部分は

丹後ちりめんの在庫になって
廃盤になってしまうようなものを

提供していただいて作りました。
鈴木≫余ってしまうようなものを

提供されて。
小泉≫白生地を

提供していただいて
またフリルの部分

MISIAさんのドレスも
そうですが100%ペットボトル

リサイクルの生地を使っていて
色があまりないんですけど

だからこそ白を選んで
ペイントするという方法で

作らせていただきました。
鈴木≫これもスプレーですか?

小泉≫これは先ほどの
京都のショーのコレクションです。

鈴木≫そして。
大吉≫グレーのドレスがあります。

フリルの大きさがね
分かりやすく違うんですね。

小泉≫ほかの2つは
ウエスト、フリルが

ついていないんですが逆にこれは
全部フリルで埋め尽くして

シェイプを

選定するみたいな感じで
ウエストを短く刈り込んで

はさみで。

華丸≫自然な引用というか

こういうわんちゃんでしか
出せないような

抑揚が、わんちゃんの感じが
するんですよね。

大吉≫一個一個フリルにしていく
のは小泉さんなんですか?

小泉≫外注の縫ってくれる方が
結構いてその人たちと

協力をしながら
でも最後の仕上げは必ず

自分でやります。
大吉≫フリルの数を数えたら

とんでもない量ですよね。

これは気長な作業が必要なんだな
と思いますけど

独特のふわふわ感というか
ふわふわだけど

シャープなんですよね。

小泉≫素材感がより
VTRに出てきたように

色が変わるような
生地を使っているので

奥行きが出て黒っぽく見えたり
白っぽく見えたり

黒と白の
グラデーションの間の1枚が

生地にあるという。

鈴木≫ファッションショーとか

トップモデルが着る
シルクとか高級なものを

使っているのかなと思ったら
オーガンジーって結構

私たちに身近なところにある
布ですよね。

こういうもので作るのは
びっくりしました。

小泉≫どこの手芸店でも手に入る
ような生地だとは思います。

だからこそいつでも手に入るので

ばあっと買って

すぐに作れたりとか
作りたいものを作りたいときに

作れるというのが
自分の中でいちばんベスト

あれだけの色もあるので
色の組み合わせを

楽しんだりしています。

大吉≫190は常にある
というのがすごいですよね。

鈴木≫こういったドレスを

作り上げる小泉さんは

どんな方なんでしょうか。
プライベートで仲がいい

この方にも伺っています。

(VTR)
大島≫トモ君おはよう。

大島優子です。

同じ年だねっていうのを
知ってから…

そのとき、一緒に出かけたのは
意外にもファッションチェーン店。

大島≫しまむら行ったり

しまむらで買い物したり

これ、すごいかわいいよ

とか言って…

…とかって言って

やっぱそういうふうに
たぶんインスパイアというか

…っていう姿勢はあるので。

大吉≫小泉さんから見て

大島さんはどんな存在ですか?

小泉≫ふだん本当に毎週ぐらい

会っているくらい、ごはん一緒に
食べたりしているんですけど

意外と真面目な仕事の話を
したりしますね。

女優の方って
あまり友達がいないので

仕事とか
意外と共通する考えとかも

あったりして
結構真面目な話をしちゃうときが

多いですね。
同い年なんです、たまたま。

大吉≫そういう

洋服屋さんに行ったりとか
ファッションデザイナーの方だと

その辺の洋服じゃ
満足しないんじゃないかなって

勝手な先入観がありましたけど。
小泉≫自分が着るものは

どちらかというと
作業服に近いというか

大きなものを作るための

動きやすい服が多いので
きょうはかっちりしている

ほうかなと思うんですが
いつもジャージみたいな服を

着て仕事しています。
動きやすい格好で。

大吉≫お店に行ったら行ったで

発見とか気付きが
あったりするんですか?

小泉≫さっきのお店みたいなもの
は東京にあまりないと思うので

たまたま軽井沢に行ったらあって
みんなでこんなものがあるんだと

すごい楽しかったです。

鈴木≫ここからは小泉さんが

どのように世界的な
ファッションデザイナーに

なっていったのか
小泉さんの原点だという場所にも

今回連れて行っていただきました。

(VTR)
小泉さんの故郷

千葉県・袖ケ浦市です。
訪ねたのは…。

親戚が営むお店。

≫どうした?
小泉≫ありがとう。

自分の伯母です。

ここは、葬儀店で扱う
お盆飾りなどを

展示しているスペースです。

小泉≫こういったものに
囲まれていたので…

結構すごいですよね

イラストもあって

この万華鏡みたいなのもあって

この透かし戸みたいなものも
あって、中に光もあって

柄もあって

それが回っているっていう
結構すごい作りですよね。

こちらは、ハスの花の飾り。

小泉≫かわいいですよね。

パステルカラーとメタリックと
オーロラみたいな。

すごいかわいいと思います。

こちらは、昔お店で扱っていた
お祝い用の花輪。

小泉≫…っていうのを
小さいころから見てきたんで

でも、すごいかわいいですよね。

こういう
何て言ったらいいんだ…

こういう花が。

ボリューム感というか
そういった点で言うと…

大吉≫なんか納得。

これを毎日見ていた
ということでしょう?

小泉≫ほぼ毎日。
親も働いていたので

学校帰りに寄って
そこでおやつを食べたりとか

仕事が終わるのを
待っていたりしていました。

その中でああいうものが。

大吉≫お盆ちょうちんとか
僕もきれいだなとか

すごいなとか

思うけど、大体年に、1回か

2回、見たら
終わりじゃないですか。

これに囲まれていたら
そういう感覚になるんだって。

あと花輪なんかも僕らの子どもの
ころはそこら中にあったけれども

たぶん小泉さんの世代だと
あまり街には。

小泉≫結構ありましたよ。
開店祝いとか

葬儀のときにも
白黒のものがありましたね。

大吉≫ああいうものはじっくり
見るものじゃなかったから。

華丸≫びっくりしたもんね
ビニール製だっていうのが。

小泉≫それも知らなかった。
大吉≫花だと思っていたので。

改めて世界的な
ファッションデザイナー

ということで、こういうパネルを
作らせていただきました。

ざっくり言うと、昔から
そういう

ものはお好きだったんでしょう
けれども、14歳で独学で洋服を

作り始められた
何かきっかけがあったんですか。

小泉≫そのとき
雑誌が好きだったんですけれども

いろいろな雑誌を見ていたときに
イギリス人の

ファッションデザイナーの人の
ファッションショーを見て

衝撃を受けて
そこから自分はこういう世界に

携わりたいと思って
その冬にクリスマスプレゼントで

ミシンを買ってもらって
そこから独学でいろいろ

服のリメークだったりとか

実際に作ってみたりとかも
していました。

大吉≫14歳の前からも
洋服にはずっと興味が?

小泉≫そうですね。
母の影響があって

母は結構ファッションが
好きだったので着るものには

こだわっていたんですけれども
作るようになったのは

中学2年生のときからですね。

大吉≫ミシンを手に入れて
そこからこつこつずっと

作り続けて。
華丸≫最初は何を作ったんですか。

小泉≫最初は肌色の、何て
行ったらいいんですかね?

つなぎみたいな。

でもつなぎに目と口が付いている
奇抜な衣装みたいなものを作って。

大吉≫それはふだん着で
作ったんですか?

小泉≫いや
作ってみたかったんでしょうね。

表現として。

着ることはあまり考えていなくて

ものを作ってみたいなっていう
気持ちが先行していました。

大吉≫やっぱり
のめり込んじゃいました?

小泉≫はい。

大吉≫ずっとそういうものを
作り続けられて、一気に飛ぶん

ですけれども大学4年生のときに
作られた自作のドレスが

話題になった。

小泉≫このドレスを着て…

これは友人なんですけれども

モデルをやってもらって写真を
撮って、一緒にクラブに

行ったときに
そのときにファッションスナップ

というのが、すごいはやっていて。
SNS以前の話ですよね。

それを見たお店の
セレクトショップの店長さんから

服を置きたいということで
連絡をいただいて

それをきっかけにブランドを
立ち上げましたね。

それが大学4年生。
大吉≫ご自身のブランドを。

14歳から計算すると
8年ぐらい?9年ぐらい?

小泉≫7年とか8年ぐらい。

華丸≫ずっと誰の影響も受けず
独学?

小泉≫高校生のときに
ちょっとだけ

アート系の衣装の方の

アシスタントをやったりとか

大学のときも撮影の現場に

出入りをしたりしていて。
大吉≫大学服飾系の。

小泉≫一般大学で千葉の地元の
大学で教育学部の美術で

教員免許も一応、持っています。

大吉≫美術の先生の。
小泉≫勉強していました。

鈴木≫そこまでは専門的に
やっていたわけじゃないんです

けれどもそんな小泉さんについて
妹さんにもお話を伺っています。

(VTR)
3歳年下の妹さん。

小泉さんが学生のころから
よく服を

作ってもらっていたそうです。

小泉さん自身は学生のとき
どんな服を着ていたのか伺うと…。

≫ピンクのパンツと
確かおへそが出ていた気がします。

へそが出ている
何着てたんだろう?

Tシャツか何か着ていたのかな。

すごい派手な、あとピンクの
バッグとかも持っていました。

大吉≫妹さんの洋服も
作られたりとか。

小泉≫いちばん身近な存在なので

フィッティングというか
作ったものを着ていただいて

着てもらって、ここがだめだとか
常にやっていましたね。

大吉≫パネルに戻りますけれども
14歳で服を作り始めて

順風満帆にこられていた
はずなんですけれども

30歳で転機が訪れるんですね。

酷評を受け。

誰に言われたんですか?

小泉≫そのとき
ファッション業界の著名な方に

作品を見ていただく機会が
あったんですね。

今と同じようなフリルのドレスを
そのときも作っていたので

見ていただいたんですけれど
なんて言うんですかね

意味が分からないというか

何のために作っているのか
分からないみたいに

言われてしまって
結構、ショックを受けたけれど

結構、負けず嫌いなので
それをばねに

逆に、意味が分からないと
言われたフリルで

作りまくって
大きなドレスを作ったという

きっかけになりましたね。
鈴木≫そのときのドレスが

大吉さんのところに。
小泉≫当時の写真ですね。

鈴木≫それならやっちゃえ
このフリルでやっちゃえという

気持ちが。
小泉≫逆に見せつけてやるという

思いの表れという感じですね。

大吉≫このドレスが
ニューヨークのショーへ

つながるんですね。
小泉≫そうなんです。

これをSNSで見た、イギリスの
スタイリストさんが

ダイレクトメッセージをくれて
ショーをやらない?ということで

ちょうど1か月後に
ニューヨークでショーを

やっていましたね。

大吉≫早いですね、今は。
小泉≫早いですね。

大吉≫SNSに上げて

1か月後には、2か月後には
という感じで。

小泉≫そのときにチャンスを
つかまないと

いつチャンスがあるか分からない
のですぐやりたいですと答えて。

大吉≫30歳のときに誰かに
こういうことを言われなかったら

ここまでのフリルは
このタイミングでは

作っていなかったでしょうし。

小泉≫褒められていたら
同じようなことをずっと

続けていたかもしれないですね。

大吉≫人生っておもしろいですね。
華丸≫分からんもんよ。

鈴木≫きっかけとなったメールも

初対面の方からいきなりぽん
とくるんですね。

小泉≫自分は尊敬していて
好きな方だったんですけれども

向こうの方は自分のこと
知っていなかったと思うんです

けれども連絡をいただいて。
大吉≫そういう話を聞くと

SNSには
夢が詰まっているなと思いますね。

鈴木≫30歳、ニューヨークで
開催したショーの映像も

ご覧いただきましょう。

(VTR)
3年前、小泉さんは

世界4大コレクションの1つ
ニューヨークの

ファッションウイークで
人生初のショーを開催。

その大舞台で披露したのは
30着ほどのフリルドレスでした。

ショーの最後を飾ったのは
あの巨大なフリルドレス。

こうして、一夜にして

世界から注目を集める
デザイナーになりました。

華丸≫ちょっとだけ葬儀屋さんの
ルーツも入っているような感じね。

鈴木≫あの飾りね。

このときはどんな
お気持ちだったんですか?

小泉≫本当にショーが

やれるのかな?と半信半疑で
ニューヨークに

行ったんですけれども

着いたらサポートが
すごくあったので

あとはやるだけで。

生字幕放送です。一部、字幕で
表現しきれない場合があります。

9時になりました。
ニュースをお伝えします。

アメリカのバイデン政権で
安全保障政策を担当する

サリバン大統領補佐官は
ウクライナ情勢を巡って中国が

友好関係にあるロシアへの
軍事支援を行っているとは

確認できないとして
ロシアとの関係について

中国が非常に慎重な姿勢で
臨んでいると指摘しました。

アメリカのサリバン大統領補佐官
は16日、

シンクタンクのイベントで
ウクライナ情勢や

台湾などについて講演しました。
この中でウクライナ情勢を巡って

中国が友好関係にあるロシアへの
軍事支援や制裁逃れにつながる

ような支援を行っているとは
確認できないとしました。

そして中国が国連の非難決議など
でロシア寄りの姿勢を見せている

と指摘しつつも

一線を越えるような措置は
取っていないと述べ中国が

踏み込んだ支援は
行っていないとの見方を

示しました。
また台湾について中国が台湾に

侵攻すればアメリカは防衛するの
かと質問されたのに対し

サリバン補佐官は1つの中国政策
などアメリカの政策は

変わっていないと強調したうえで
次のように述べました。

オランダ政府はロシアの
情報機関員が別人に成り済まして

入国しウクライナで行われた
疑いのある戦争犯罪などについて

捜査しているICC・

国際刑事裁判所で

インターンとして働こうとして
いたと明らかにしました。

オランダ政府の16日の

発表によりますとことし4月、
33歳のブラジル人に

成り済まして渡航してきた男が
実際には36歳のロシアの

情報機関員であることが
明らかになり

入国を拒否されてブラジルに
送還されたということです。

情報機関員はオランダ・ハーグに
あるICC・国際刑事裁判所で

インターンとして
働こうとしていたとしています。

ICCはウクライナで行われた
疑いのある戦争犯罪などについて

捜査を進めていて
オランダ政府はこの情報機関員が

実際にICCで働いていれば

ロシアが必要とする情報を
集めただけでなく捜査などにも

影響を及ぼした可能性があると
指摘しています。

インフレへの対応で欧米の

中央銀行が相次ぎ金融引き締めに
動き世界的に金融市場が

不安定になる中、
日銀はきょう金融政策を

決める会合を開きます。
黒田総裁が円安の影響や金融政策

の先行きなどについて
どのように説明するか

注目されます。
では全国の天気、雲の様子です。

沖縄から本州の南の海上には梅雨
前線に伴う雨雲が広がっています。

西日本の太平洋側や東日本にも
雲がかかっていますが

薄い雲が中心です。

きょうの天気です。

九州から関東にかけては

晴れ間の出る所が多いでしょう。

昼過ぎからは、にわか雨や
雷雨となる所がありそうです。

東北や北海道もところどころで
雨や雷雨となるでしょう。

沖縄は雨の所が多くなりそうです。

生字幕放送です。一部、字幕で
表現しきれない場合があります。

大吉≫きょうは、世界的な
ファッションデザイナー

小泉智貴さんと
おしゃべりをしております。

引き続きよろしくお願いします。
鈴木≫メッセージを

いただいています。
滋賀県40代の方からです。

小泉さん、すごい。

お葬式やお盆の飾りが今の
デザイナーの基礎になるなんて

うちはお寺なんですが
目からうろこです。

美的感覚がどこで生まれるか
分からないですねということです。

東京都50代の方からです。

ニューヨーク、ランウェー

私は独身時代ニューヨークに
住んでおり

仕事でランウエーを
見に行っておりました。

素人には到底行き着かない
デザイナーさんたちの世界

ただただ感銘を受けましたという
ことです。

こちらにご覧いただいた
ニューヨークの

ファッションショーで
小泉さんが使った巨大な

フリルのドレスはニューヨークの
メトロポリタン美術館に

収蔵されているということな
んですね。

小泉≫ちょうど
この作品なんですけれど

反発で作ったものです。
今、ニューヨークの

メトロポリタンにあって

永久所蔵されています。
ありがたいことです。

華丸≫酷評からの飛躍という

タイトルでいいですか。

大吉≫くれと言われたんですか?

小泉≫展示をしたあとに
永久所蔵したいということで

買い取っていただきました。
大吉≫すごいですね。

鈴木≫ああいう
ファッションショーで

大きくご自身の環境も変わったと
思うんですけれど

そのあといろんなオファーが
相次いだそうです。

その中でこんな思いも抱えて
いたということを

この方に伺っています。

(VTR)
小泉さんのショーにも出演し

プライベートで
とても仲がいいという

大島優子さんに伺いました。

大島≫全然売れてなかったのに。

だから、そういう時期が
あったからトモ君が

聞いてきたんですよね。

取材者≫なんて
お返事されたんですか?

大島≫だってあんだけね

クリエートしている人って
やっぱり感覚が鋭いですし

センスもあるから。

大吉≫大きく人生が変わって

寄ってくる人も。

小泉≫そうですね。

いい話もあるけど
中には怪しいものもあったり

それを見分けるのがやっぱり
最初は難しかったですね。

鈴木≫大島さんの
アドバイスなどもあって

どういう服作りに対して

どういう判断をして

どういうスタンスでいこうと
思ったんですか?

小泉≫第1は自分の美しいと
思えるものを作らないと

誰もいいと思ってくれないと
思っているので、自分のために

作っているようなものも
あるかもしれませんね。

鈴木≫先ほど、オーダーを受けて

作るというふうに
おっしゃっていましたけれど

放送前にちょっと言って

いたんですけれど

その辺りこだわりというか
決めているんですか?

小泉≫量産するとなると
環境問題のこともあって

ファッションってやっぱり
そういうことは

大変じゃないですか

だからやっぱりよけいな在庫を
作らないということで

自分たちの経営にも
優しくなれるということで。

鈴木≫これからも
量産するのではなくて

一つ一つのオーダーに

向き合っていく
ということですか?

小泉≫それがいちばん

やりたいことと楽しめることです。

大吉≫小泉さんが
大事にしていることばが

あるそうですね。
このような

パネルを作らせていただきました。

村上春樹さんが訳された

「職業としての小説家」という
ものに掲載されたものなんですね。

リック・ネルソンさんの
「ガーデン・パーティ」から

ということですね。

小泉≫この中には

リック・ネルソンさんが
状況として

音楽を奏でているんですけれど
みんなが聴いていないし

みんなを楽しませるみんなが好き
なものを作るのって

難しいじゃないですか。
だとしたら自分自身が

楽しんで終われれば
誰か賛成してくれる人が

いなかったとしても
納得して終われるという

そういう内容だったんです。
自分がそれに共感をして

最終的には
いろんな人の意見があるので

誰かの意見にすがるのではなくて
自分が正しいと思うもの

自分が本当に美しいと思うものを
作れば納得できると

いう気持ちがあります。
大吉≫言ったらだめなこと

なんでしょうけれど
出演者としては

全員は無理ですよね。
国民全員ということは

世界中全員が
喜ぶものというものはたぶん

ないと思いますので
ある意味どこかで割り切らなくて

はいけないなということは
分かるんですけれど。

鈴木≫華大さんも全員
笑わせられるわけではないという

気持ちですか。
大吉≫10人いれば1人ぐらい

笑えばということですね。
2人いれば御の字ですね。

華丸≫たまに僕らは2人で
向き合って笑っていることはあり

ます。

大吉≫ファッションの世界という

のは僕らは全く分からないです
けれど

ふっと先を見据えてというか

時代に取り残されてはいけないし
先に行きすぎたら分からなく

なってしまいますよね。
小泉≫今はやっているものは

はやっている時点で

キープですので
廃りかけているので

少し先を
提案していくということ

引っ張っていくみたいな気持ちで
できるのが

いちばんいいと思います。
大吉≫そのためにやっていること

はありますか。
小泉≫村上春樹さんの小説も

すごく好きで
読書は結構します。

文字から
インスピレーションを得て

ビジュアルとして出てくるみたい
なことも多いかもしれません。

大吉≫当時から
行っているんですね。

小泉≫小説のストーリーとか。
鈴木≫どういうところから

デザインを考えるんですか?
という質問があります。

結構、文字からということも
あるんですか?

ああいう形にしているんですね。

小泉≫ビジュアルでリサーチした

ものが
文字を読んで完結したというか

うまくまとまって
形にできるということは

全部必要なんですけれど。
鈴木≫そんな小泉さんが

作りたいと思っているドレスが
あるそうです。

それについても伺っています。
(VTR)

小泉さんが作りたかったのは
なんと

ご遺体に着せる死に装束。
ドレスのようですが

なぜ作りたいと
思ったのでしょうか?

小泉≫それを作ったときに…

…っていう話をしてて。

様式としては

ちょっとなんて言ったら

いいんだろう、ケープ…

後ろは開いていて

ここから手が出て
こういう感じにできたら

いいのかなと思って
作ってみました。

雲に包まれているようなドレスを
イメージしているそうです。

まだサンプルなので
完成していませんが

後ろにはリボンを付けようと
思っていらっしゃるんですよね。

まだサンプルで今後デザインとか

素材などは検討していく

ということですけれど
死に装束ですね。

小泉≫ファッションと

かけ離れているように
思いますけれど

着るものですので
カテゴリーとしては一緒かなと

思いますし

やっぱり見送るときに

もちろん悲しい気持ちも
ありながら

華やかに送る儀式

セレモニーですからね1つの
華やかに送り出す選択肢も

あってもいいんじゃないかなと
いう気持ちでいます。

大吉≫これまでのものでも

いいけどこういう送り方も
あるんだよということですね。

小泉≫多様性というか
いろんな選択肢があっても

いいのかなと思います。

大吉≫死に装束を
変えようという発想は

ありませんでしたね。
言われてみればそういうふうに

見送りたい方もいらっしゃるだ
ろうしということですよね。

鈴木≫そして皆さんから

メッセージたくさんきています。
兵庫県60代の方です。

フリルドレスといえば大阪では

漫才の今いくよ・くるよさんも
舞台衣装で着られていました。

小泉さんお若いですけど

くるよさんの衣装、ご存じですか。

小泉≫くるよさんは
インスピレーションの1人です。

いつか着ていただけたら

うれしいと思っています。

大吉≫漫才中、絶妙なタイミング
でずり落ちるんですよね。

小泉≫それは知りませんでした。
大吉≫仕掛けが

あるんじゃないかと袖で

研究しました。
釣り糸で

つっているんじゃないかとかね。
なかったです。

本当に絶妙なタイミングで

ずり落ちていました。
鈴木≫もう1つ

フリルのオーガンジー

端が切りっぱなしのように
見えたんですが

ほどけてこないんですか?
小泉≫ほどけないような

切り方をしています。
あえて処理をしないことで

はかなさを出して

はかないもののほうが
美しいと思っています。

大吉≫このあとのコーナーも

おつきあいいただきます。

ここからはわれわれが誇る

吉本の

あのアーティストの
登場でございます。

上條≫けさの「特選!エンタ」は
アートをご紹介します。

こちらの作品の数々を

手がけたのは華大さんの大先輩

画家で芸人のジミー大西さんです。

よろしくお願いします。

ジミー≫こんばんは。

華丸≫先輩、せめてこんにちはで
お願いします。

ジミー≫おはようございます。

これはカットしてもらって。

大吉≫申し訳ない。

華丸≫先生として
来ていただきました。

大吉≫小泉さんは?
ジミー≫はじめまして

お世話になっています。

大吉≫お世話には
なっていないでしょ。

ジミー≫チュートリアルがいいか
なと。

ほらね。

フリルのことを
チュートリアルというから。

大吉≫
独特な感性が

ありますけれど
よろしくお願いします。

上條≫紹介させていただきます。

きょうはジミー大西さん

絵を描き始めて
30年ということで

たくさんの作品をスタジオに
お持ちいただいてお話を

伺いながらたっぷりと作品を
ご紹介していこうと思います。

ジミーさん、華大さんの
大先輩ですけれど

言いづらいことがあるそうですね。

ジミー≫実は九州にお二人
おったんですよね。

大吉≫デビューのころから
お世話になっています。

ジミー≫お世話は

していないんですけれども

九州の若手を全員ごはんを
食べに連れて行ったんです。

それで華大は、

男前やからお前らに

女の子が全部

華大のほうにいってしまうから

店に来るなと言って華大
を2人だけ

連れて行かなかったんです。
そうしたら

それをさみしいさみしいと言って。
華丸≫さみしかったです。

大吉≫楽屋では

楽しくしゃべってくれるのに

飲みに行くとなったら
お前らはここでと切り離されて。

ジミー≫九州の華大と同期の

ケン坊というのが
いるんですけれど。

大吉≫ケン坊だけでいいねんと
言われていました。

上條≫イケメンで気にしていた
ということですね。

ジミー≫かっこよかったから。
華丸≫そんなことは

なかったけどね。
縦横無尽に

遊んでいらっしゃいました。
大吉≫当時はね。

ジミー≫こけてまうわ。
華丸≫それが絵に表現されている

んじゃないでしょうか。
上條≫大きな転機が訪れたのは

30年前です。
1992年にテレビの企画で絵を

描き始められたということですね。
2人のすごい方が関係しています。

このお二人です。
さんまさんとジミーさんの関係は

有名ですけれど
もともと明石家さんまさんに

おもしろいもの描くなあと
声をかけられたことが有名です。

ジミー≫IMALUちゃんが
年少のころです。

IMALUちゃんと一緒に
お絵かきで遊んでいたんです。

さんまさんが見て
変わった絵を描くなと言われて

それを言ってやるわと言われて
企画があるからということで

それで言ってもらったのが
きっかけです。

さんまさんなんです。

大吉≫上岡さんのイメージが
あったんですけれど。

ジミー≫それを言ってくれたん
です。

上條≫もうひと方が
岡本太郎さんです。

テレビの企画を通じて
手紙をもらったということですね。

ジミー≫ファックスで見てはって
送ってくれたんです。

ファックスで手紙を
送ってくれたんです。

大吉≫何が書いてあったんですか。

ジミー≫キャンバスから

はみ出せと書いてあったんです。

芸能界からはみ出してしまって。
大吉≫キャンバスから

はみ出る前に?
ジミー≫いいかげんにしろよ。

大吉≫岡本太郎さんから
お手紙がきたという方は

そういないですよね。

ジミー≫敏子さんもそのあと
会ったときに喜んで

にこにこ笑っていたいと
太郎先生の話を

いろいろ聞きました。
上條≫初期の作品が隣です。

「ジャングルの眼」です。

初期の作品ですよね。

華丸≫動物が多かったですよね。

ジミー≫これはジャングルから

草むらから目が見えているという

獲物をねらってるというところを
描いています。

大吉≫さっきの話ですけれど
お前らとは

飯に行かないとなったときに

持ってこられていましたよね
絵をね。

ジミー≫絵を描こうと思って。

大吉≫お前らごはんに行かない

からここら辺、塗っておけと
言われたこともありましたよね。

ジミー≫お前らは
飯に行くなと言って

この辺塗っておけと言いました。

この辺り、青を塗っておけと。

大吉≫こんなことをしていい
んですか?と言っていました。

上條≫華大さんは
関わっているんですか?

華丸≫鳥の絵とかね。
重ねますからね。

ジミー≫色をたくさん
重ねますからね。

お前らここを塗っておいてくれと。

大吉≫福岡の若手でみんなで
色を塗っていました。

でもその上から何回も何回も

重ねるから

最初の1個ぐらいは、ええねん
ということだったんですよね。

上條≫最初の色づけなんですね。
大吉≫そういうことが

分からないから
違法行為に等しいものだと

思っていたから
ドキドキしながら

犯罪に加担している気持ちでした
あのころは。

華丸≫当時すごい締め切りに
追われていて

たくさん画板を持ってきたときも
ありましたよね。

ジミー≫要するに
画用紙を入れる袋が

あるんですけれど、あの中に
しょうゆを入れていたんです。

華大、ここから画用紙が出てくる
から

ちょっと、ここ
塗っておいてくれと言って

開けた瞬間に
しょうゆが出てきて

ジミーさん

画用紙、下から
しょうゆが出ているから

しょうゆ臭くなりません?と。
<笑い声>

大吉≫何の話?
しょうゆが入っていたという話?

華丸≫しょうゆことの
ルーツですね。

みんな同じグループですから。

大吉≫せっかく小泉さんが
いらっしゃっていますので。

ジミー≫夢を壊すようで
申しわけありません。

小泉≫すばらしい色彩ですね。

いろんな色が入っていて

どうやって選ばれていたのかな
ということが気になりますね。

上條≫色を選ぶときですね。

ジミー≫色を選ぶのは
僕は野球をやっていたので

組み立ては自分で
考えていたんです。

華丸≫打順みたいなものですか?

ジミー≫打順じゃない。

カーブ、シュート、ストレート
のように

キャッチャーとしての組み立て。

野村さんのID野球。

華丸≫ストレートは?

ジミー≫ストレートは赤。

カーブは赤、シュートも赤。

華丸≫あかんやん。
<笑い声>

今の何ですか?
やったことないですよ。

ジミー≫なんとかなるやろ。

華丸≫僕は

さんまさんじゃないですよ。

ジミー≫分かった
分かった分かった。

上條≫絵を描き始めてからなんと

ジミーさん
スペインに移住したんですよね。

ジミー≫3年半。

上條≫なんで
スペインだったかというと?

ジミー≫ピカソの絵を見て

泣いたというのを聞いたんですよ。

そうかと思って。

ピカソ展、いろいろと

バーンズ展っていうのを
見に行ったです。

モネとかいろいろあったんです
けど

ピカソを見たときに

「科学と慈愛」という絵を見た
厳しく見える反対は

優しく見えるという例が
あったんですよ。

大吉≫お仕事も増えて
本当に画家になっちゃったと

いうのが印象で
移住されたんですか。

ジミー≫はい3年半。

ピカソを追いかけたんですよ。

上條≫「フラメンコ」という作品
でいろんなスペインに

まつわる要素
が詰まっているんです。

踊りって闘牛ですね。
サッカー選手もいます。

緑の髪の人物は?
ジミー≫ピカソです。

ものすごい目力が
あるじゃないですか。

小泉≫いろいろな要素が
詰まっているのに

まとまりがあるので
画面の作り方というか。

すてきですね。
ジミー≫本当にうれしいです。

大吉≫3年半でスペインは
終わったんですか?

ジミー≫そこから3年半で
1回帰って

そこからマルタという
要するに、ヨーロッパのへそ

というところがあって。
いうとこれがイタリアですがね。

華丸≫長靴みたいなね。

ジミー≫この先っぽに

南イタリアの

あのほら先っぽが

この先っぽがマルタです。

華丸≫分かります?それで。
ジミー≫ちゃんと説明しないと。

大吉≫あなたも突っ込みを

放棄してるでしょ。
華丸≫次、大吉さんの番ですよ。

ジミー≫ちょっとちょっと
ちょっと。

大吉≫海外にいらっしゃった
ジミーさんが

どうやら日本にいるらしいぞ

みたいなうわさを聞き出して

しれっと帰ってきたといたら
言い方はあれですけど。

ジミー≫しれっと
帰ってきたんですね。

大吉≫何かあったんですか?

海外で。大変でした?

ジミー≫海外に移住する

イコール日本食が
食べたくなるという。

華丸≫最初のホームシックですね。
ジミー≫やっぱり和牛を

食べたいじゃないですか。

日本にしれっと帰ってきて
すき焼きを。

大吉≫食が合わずに。
ジミー≫食は合うんですけど

肉はやっぱり日本の肉のほうが

というかね
しゃぶしゃぶのね。

華丸≫戻ってきて、ちょっと
太られましたもんね。

大吉≫スペインでもやられて
そしてまた日本で戻ってこられて

華丸≫日本に戻ってきたという絵
はね。

上條≫お話にもあったように
ジミーさんは野球を

やられていたということで
「素顔の甲子園」という

タイトルなんですが
3つ作品を持ってきていただいた

んです。

躍動感あふれるといいますか
いろんな場面が入り混じっていて。

ジミー≫高校野球ですね。

ミットとか
鮮明に描けるもんやっぱり。

ほんで肩が開いていない
ピッチャーも

こっち側の肩が開いていない
ピッチャー、1番。

華丸≫確かに。
ジミー≫普通、肩を開いて。

華丸≫躍動感ね。

ジミー≫野球やっていただけ
ありますよね。

大吉≫あまり高校球児という
イメージが。

ジミー≫強豪校にいたんですよ
マネージャーですけどね。

なんでマネージャーに
なったかというと

サインが
覚えられなかったんですよ。

大吉≫監督コーチから出る。
ジミー≫強豪校だから

難しいんですよ。

4、5、3、2、1。

足し算、引き算

2が出たらバント

3が出たら盗塁

バッターボックスに入って
マイナス3が出て。

マイナス3ってあった?と。
もう1回お願いしますと

ベルトを触るともう1回です。
監督が5とやるから

5だと思って
地面に書いたんですよ。

引く3と地面に書いたら

監督がタイムと。

大西こっち来いと。

次、職員室に呼ばれて

野球する以前の問題やと
お前の場合はと。

バッターボックスで
サインばれてしまうやろと。

華丸≫絵の話をお願いします。

サインの話はもういいんですよ。
上條≫こちらの作品も

見ていただきたいです。
次の作品は「THE 銀座」です。

新作の作品で
個展を開催した場所をモチーフに

絵を描かれていてことしの

4月から5月に開催した
銀座の絵を描かれたんですよね。

大吉≫全国各地の?

ジミー≫いえいえ

個展を開くところ

思い出深いところが。

最初18歳ときにさんまさんに

東京最初に連れて行ってもらった
ときに、銀座を見たんですよ。

なんてエレガントで
ゴージャスで

ものが2桁、3桁違うなと
値段の。

いいにおいが、香りがするし
カルチャーショックを受けたのが

銀座だったんですよ。
大吉≫それを思い出しつつ

今の銀座を含めてるんですね。

ジミー≫その銀座を思い出す。
上條≫その隣が

「幸せ-URAWA」

埼玉の浦和を描きました。

これは8月に個展が開催される
ということで。

大吉≫個展を
開催するところをですね。

上條≫毎回ですか?
ジミー≫毎回じゃないですよ。

思い立ったら描くんです。
上條≫花火が

上がっているんですよ。

ジミー≫なんでかといったら
ゴールの瞬間、ゴール

ぱんぱんと花火が

上がりそうな感じがするでしょ?
そういう雰囲気で。

華丸≫サッカーの町という。

大吉≫ジミーさんの横にある
黄色いのは東京駅ですか?

ジミー≫東京駅ちゃうって。

華丸≫東京駅に熊
いましたっけ?

ジミー≫だから東京駅ちゃう?

ちゃうって。

札幌です。
時計台、キツネの色に

悩んでいるんです。

華丸≫これ最中ですか?

ジミー≫今はナーバス時期。

華丸≫時計台まではいけたけど。

大吉≫思ったようなキツネ色が
出ないですね。

ジミー≫あかね色のキツネを

描きたいんですが悩んでる途中。

華丸≫描き方は下描きを描いて。

ジミー≫下描きを描いて

どんどん

足していくと。
華丸≫熊のところを

塗っておけとか

さっきの話はこれですね。
大吉≫重ねていくという手法を

取られていますけども。

小泉≫レイヤーにしたほうが
深みが出るんですね。

ジミー≫たくさん入れたほうが
深みが出るんですよね。

横に広げていったら出来上がるの
ちゃうか?という話で。

上條≫たくさん重ねてるから
周りの人はもっと横に塗ったらと

おっしゃられるそうです。
大吉≫これがどのような札幌に

なるのか楽しみですね。
ジミー≫また3か月後

「あさイチ」来るわ。
華丸≫それだけ

かかるということですね。
鈴木≫メッセージきています。

福岡県40代の方です。
ジミーちゃん

アーティストやってる?
ジミー≫やってる、やってる!

大吉≫きのうの鶴太郎さんの

ときからおかしいよ。
メッセージを送ればみんなギャグ

やるとは限りませんのでね。
鶴太郎さん、ジミーさんと

いい方たちだから
やってくださってるわけで

ご了承いただきたいと思います。
ジミー≫アーティスト

ギャグはないもん。

鈴木≫アーティストとして

これからも頑張ってください。
ジミー≫お前も頑張れよ!

鈴木≫やった。

ジミー≫言わせたいだけでしょ。
鈴木≫小泉さんも後ほど

お願いします。
大吉≫続いては。

華丸≫「みんな!グリーンだよ」。
駒村≫きょうのテーマは

トロピカル
カラフルなトロピカルプランツ

です。南国ムード漂う
トロピカルプランツ

1鉢あるだけでリゾート気分が
味わえます。

きょうは夏の暑さに強い植物を
使ったカラフルな寄せ植えを

ご紹介します。

きょう教えてくださるのは
おしゃれな寄せ植え作りが人気の

園芸家、上田広樹さんです。

上田≫よろしくお願いします。

きょうはトロピカルということで

目いっぱい華やかな寄せ植えを
作ってきたんですけど

どうでしょうか、南国の雰囲気。
華丸≫ありますね。

大吉≫きょうは、こういう
特集なんですかね?

上田≫色彩豊かな。

華丸≫かわいい。ハイビスカス
じゃないですね。

上田≫クロサンドラ
という花ですね。

駒村≫南国ムードを際立たせる
ポイントがあるんですね。

上田≫まずは色使いです。
植物の色

赤や黄色、オレンジ

濃いめのピンクとか
華やかな海と色を

織り込むことでトロピカル感が
出るかなと思います。

器はちょっと難しいんですけど
普通、トロピカルというと

パイナップルをくりぬいて

載せればいいんですが
市販されてる器で探すのであれば

リゾート地を
イメージしてもらって

リゾート地の空港やホテルで

植え込みで使われている
器をイメージすると

雰囲気が出るかなと。
実際使っている

明るいオレンジの素焼き鉢

目の前にあるよなマーブル模様

アジアンリゾート風の器を
使っていただくと

よりトロピカル感が
出るかなと思います。

駒村≫お花でも
おすすめなものをご紹介します。

上田≫3種類の花を
用意しています。

手前がランタナというお花です。

オレンジや黄色

赤、ピンク非常に
色が華やかですけども

こちらは、中南米原産の
常緑低木です。

一個一個の花は小さいんですけど

房になっていて
かたまって咲くので

豪華で

よく見ると草の中に
色がまだらに混ざっているのが

ありますね。
隣がニチニチソウです。

マダガスカル原産の一年草です。

夏、花壇に昔からよく
使われている植物なんですけど

赤とかピンク、紫、白とはっきり
している色が多かったんですけど

いろいろな品種が発掘されて
オレンジがかったピンクだったり

蛍光がかったピンク

いろいろな色が出ているんで
トロピカルなものには

持ってこいな植物です。

隣は
マンデビラというお花です。

中南米原産の
つる性植物になります。

つる性植物なので
フェンスに絡ませて

華やかに飾る方が
多いんですがこれは

コンパクトな品種です。
寄せ植えでも楽しみやすい

植物になっています。

駒村≫実は葉っぱも南国ムード
あふれるものがあるんですね。

上田≫まずはコリウスです。

特にトロピカルなイメージだと
思うんですけども

色が華やかです。

これは品種がたくさんありまして
花の色、葉の色も形も大きさも

いろいろあるので

いろいろの組み合わせで

トロピカル感が出せます。
これからどんどん大きくなります。

華丸≫果物をカットした
ような感じですね。

上田≫横にあるのも

カラーリーフです。

横に広がるタイプの
カラーリーフです。

ちょっと華やかな色のものを
選んでみました。

駒村≫華大さんには

寄せ植え作りに挑戦

ということで、まず
お花を1種類ずつ

お好きなものを。

後ろに籠がありますので
もし、よかったら

全種類1個ずつ取ってください。

華丸≫私から

選ばさせていただいて。白。

上田≫目いっぱいトロピカルに。

駒村≫葉っぱも1個ずつ。

大吉≫もう私もいきますよ。
上田≫待ちきれない。

大吉≫これと、これと…。
駒村≫リーフも1種類ずつ。

大吉≫ちょっと赤すぎるかな?
駒村≫あとで

チェンジしていただいても。
では、そろいましたか?

作り方は一緒にやっていきたいと
思います。

まずは器からです。

上田≫今回内径で8号鉢という

大きめの
ものを選んでいます。

植物は温度が高いので
成長しやすいので

ゆとりを持った器になっています。
最初に言ったリゾート風という

ことで大吉さんのところには

熱帯のイメージの
オリーブ柄のもの。

こちらには正面があります。
華丸さんには明るい素焼きの

オレンジの鉢を
用意させていただきました。

駒村≫あらかじめ土が
入っています。

上田≫いちばん下に排水を
よくするために鉢底位置が3cm

ほど敷いてあります。
元肥の入った培養土を

敷いてあります。
そのまま植物を

入れてもらえるように
なっています。

駒村≫植えていきたいと
思うんですが配置を

教えていただけますか。
上田≫ここから

一緒にやっていきます。
駒村≫先生は

テレビの皆さんに向かって。

華大さんは手前、自分のほうに
向けて植えてください。

大吉さんは正面がテレビのほうに
向いてしまっていますね。

上田≫1つずつ
やっていきたいと思います。

今回、マンデビラから

植えていきますが今回は鉢に

ゆとりがありますので
根鉢は崩さずにポットから

出したらそのまま
植えていきたいと思います。

まずマンデビラをポットから
出していただいて

そのままそっと。

根が、そこまで強く
張っていませんので

鉢のいちばん後ろの
中央の部分ですね。

華丸≫僕らはいちばん奥ですね。

上田≫そうですね、奥ですね。

ここから三角形になるように
まず、お花を植えていきます。

横に2つの花ですね。

ニチニチソウと
ランタナに関しては

左右どちらでも結構ですので

2株、配置してください。

ポットから外して。

華丸≫香りが強いですね。

駒村≫そうかもしれないですね。

大吉≫本当に。
駒村≫かわいい。

三角形に配置できたら?

上田≫あとはカラーリーフを
入れていくんですけれども

前の株2株が前後
そろってしまっているので

不自然な感じなので
3株ほど大体、時計回りに

1時間分ほど
ずらしていただきます。

大吉≫なるほど。
上田≫これでいちばん前の株に

奥行きが生まれますので
ちょっと自然な感じになります。

それができましたら
カラーリーフを入れていきます。

カラーリーフを入れる前に
サイズがここで変わりますので

少しずつ前の部分と
後ろの部分に土を

足していただけたらと思います。
華丸≫かさ増し。

上田≫1cmぐらいで
大丈夫だと思います。

駒村≫このタイミングで
やっておいたほうが?

上田≫あとで土を足すのが
なかなか大変なので

ここで高さを合わせていただいて。

それができましたら前の部分に

横に広がるタイプの
カラーリーフを。

華丸≫前に。
大吉≫横に広がるタイプ。

駒村≫小さいほうですね。

できました?

上田≫そうしましたら最後に
コリウスですね。

お好みで、2か所後ろが
空いていると思いますので

デザインどっちがいいかな
というのを見ながら。

大吉≫もう、ここしかない。
駒村≫決まりましたか?

ちょっと微調整などを
していただきながら

土を入れてもらいましょうか。

土は最終的にどのくらいの
高さまで入れるといいですか?

上田≫少し余白が欲しいので
大体2cm前後

鉢の高いところから下がる程度で
入れてもらえればいいと思います。

駒村≫土を
入れていただいている間に

今後、管理していくうえで
ポイントはありますか?

上田≫やっぱり

日当たりを好む植物が多いので

作ったあとは日当たりの
よい場所で管理をしていただく。

ただし、いちばん
熱帯の顔をしているコリウス

葉っぱのコリウスが

実は真夏の西日なんかが苦手で
あまり日ざしが強すぎると

葉っぱが焼けてしまうので

いちばん暑い時期は西日は避けて
いただくのが大事になりますね。

駒村≫できましたか?早い。

これでできたかと思いきや
もう1つ南国テイストに

見せるものがあります。
大吉≫何かありますよ。

上田≫もう取られましたが
ヤシの繊維です。

南国といえばヤシということで
繊維になっていますけれども

周り全体に敷き詰めていただいて
ちょっとふんわりとした感じに

仕上げてもらうと見た目も
きれいになるんですけれど

乾燥防止だったり
土こぼれの防止にもなりますので。

大吉≫そういう効果も?
駒村≫どのくらいのボリュームで

入れるといいんですか?
上田≫お好みといえば

お好みですけれども
あまり鉢にかかるぐらい

入れてしまうと
粗雑な感じがしますので

ほどよくふんわり
鉢からこぼれるぐらい

見えればいいかなと思います。
駒村≫結構、細かく

ちぎっていますね。
上田≫細かくちぎったほうが

敷きやすいと思います。
駒村≫どんどん南国テーストに

なっていきますね。

できましたか?大吉さん。
大吉≫できました。

駒村≫くるっと
見せていただいていいですか?

大吉≫こんな感じで
どうでしょうか?

上田≫いいですね。
大吉≫それっぽくなりました。

上田≫器がかわいいので
オレンジ系が入って

トロピカルで
非常にきれいだと思います。

華丸≫いや
ヤシが、がさつだな。

大吉≫崩したほうがいいのかな
と思って。

駒村≫もう少し中に入れたほうが
いいですね。

華丸≫と、私は思いました。

駒村≫できましたか?
華丸さんを見ていきます。

かわいい!

上田≫ヤシの繊維を
ちょっと控えめに。

華丸≫控えめにね。

上田≫爽やかなトロピカルですね。
白、黄色、太陽が似合う

かわいい寄せ植えだと思います。

華丸≫わりに簡単というか

簡単と言っていいか
分からないですけれど。

色もいろいろ変えやすいし

ほかのものも
植え替えたりとか楽しくなる。

上田≫数が少なくても
これから大きく育っていくので

成長も楽しめますし。
駒村≫今はカラフルな

ザ・トロピカルという
イメージの寄せ植えを

ご紹介したんですけれども

ここからは最後にもう1つ

全く雰囲気の異なる寄せ植えを
ご紹介したいと思います。

あさイチのレイクサイド
というタイトルをつけました。

上田≫こちらは
リゾート地の湖畔をイメージして

作った寄せ植えになります。
インテリアでは結構

トロピカルカラー

ブルーホワイト
グリーンホワイトは

結構、使うんですけれども
そういった涼しげな色の印象で

なおかつ自生していそうな

みずみずしい植物を表現して
ちょっと涼しいトロピカルという

ものを作ってみたんですけれども
カスミソウとおっしゃったのは

ヘリオトロープという
植物になります。

中でもアサギリソウが

とにかくみずみずしさが
にじみ出ている

植物なんですけれど。

駒村≫こんな感じで
見えますかね?

華丸≫いいですね。

上田≫葉っぱに朝露を

満たす感じで、非常に神秘的で
きれいなんですけれども。

駒村≫意外と
見えていないですか?

<笑い声>
華丸≫そうですね…。

上田≫真ん丸の露が載るので
とてもきれいなんですけれど。

大吉≫ぜひこの機会に
4K、8Kを。

華丸≫駒村さんの
水滴を見るために?

大吉≫ぜひお願いします。
駒村≫結構かけたんですけれどね。

こんなふうに朝露にぬれる姿も
かわいいということなのでね。

どうですか?トロピカルと
いうのはいろいろな組み合わせが

楽しいんですよね。
上田≫色の組み合わせも

楽しいですし

今回、リゾート地を
イメージして作るとか

いろいろな楽しみ方が
あると思うので

必ずしも派手派手ではなくても
テンションは絶対に

上がりますけれどもね

たまには、かわいい寄せ植えを

見ながら朝からコーヒーを飲むと
いうのもすてきかなと思いますの

で。
駒村≫ぜひトロピカルな寄せ植え

チャレンジしてみてください。
上田広樹さん

ありがとうございました。

鈴木≫きょうの
「プレミアムトーク」は

ファッションデザイナーの
小泉智貴さんに

お越しいただきました。
ありがとうございました。

小泉≫ありがとうございました。
鈴木≫メッセージをたくさん

いただいています。

小泉≫ありがとうございます。

小泉≫すごいですね、6歳。

どうなんですかね。

いろいろきれいなもの

自分がきれいだと思うものを

見つけていくことから
近づけるんじゃないかなと

思います。

鈴木≫身近にきれいなものとかが
あると考えておいていいですか?

小泉≫そうですね。
身の回りにあると思います。

鈴木≫とうり君
探してみてください。

小泉≫ちょっと難しいですけれど

自分が着ていて心地いいものを

着るというのが
いちばんなんじゃないですかね。

なるべく暗い色よりは
明るい色を着て

色から受ける影響を生かして
明るい気持ちになれたら

いちばんいいんじゃないかなと
思いますね。

鈴木≫ちょっと明るい色を。

全部じゃなくてもいいけれども
一部だけ入れてみたりして。

小泉≫ポイントで。
鈴木≫自分がいいなと思うものを。

小泉≫好きなものを着る
というのが、いちばんすてきに

見えると思います。

鈴木≫静岡県50代の方。
旅立ちのお衣装が

とてもかわいいですね。

小泉さんが天使のようでした
というメッセージ。

小泉さんが作ってみたいという
死に装束にも、たくさん

メッセージをいただきました。

小泉≫ありがとうございます。

鈴木≫生放送
初めてだったんですね。

小泉≫テレビの生放送

初めてだったので
とても緊張しました。

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