『俺たちの生きた時間』 千葉ブラックエンペラー 暴走族 1982年

結成後、暴走族最盛期の1970年代を迎え、『マッドスペシャル』、『上町小次郎』、および『鬼面党』などのグループとともに暴走族の連合体『関東連合』を組成。1970年代末にはメンバー数が2,000人を超える大規模な暴走族になり、総本部を国立市から新宿区へ移行。

1976年、ドキュメンタリー映画『ゴッド・スピード・ユー! BLACK EMPEROR』が制作され、知名度が上がると、東京都内をはじめとして、千葉県、神奈川県、茨城県などの関東地域や、遠く静岡県、愛知県に勢力を拡大した。中でも千葉県においては茂原市の『赫夜姫』(かぐやひめ)と名乗っていた既存のグループと合併し、千葉県内の勢力を拡大した。

1977年11月にはメンバーのうち約500名が指定団体とされ、取り締まりが強化され[7]、23名が凶器準備集合、暴力行為の容疑で検挙された。1978年8月26日夜から翌朝にかけて世田谷区で58名が道路交通法および道路運送車両法違反の容疑で検挙された。1979年5月27日未明には杉並区で公務執行妨害および道路交通法に関わる事件を起こし後に43名が摘発されている。

1982年にはドキュメンタリー映画『俺たちの生きた時間』が制作された。当時はツッパリブームもあり、この映画は一般劇場でも上映された。そのころには世田谷区の下北沢が総本部となっていたが、時代の流れとともに衰退、1992年、25代目総長の時期をもって総本部は解散している。

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