夏の甲子園中止を受け開催中の「群馬県高等学校野球大会」は8日、桐生球場(桐生市)で準決勝2試合が行われました。 第2試合は、夏の県大会4連覇中の前橋育英が、秋の関東王者・健大高崎と対戦しました。前橋育英は3回までに4点をリードするも、4回に追いつかれ、その後逆転を許してしまいます。8回表には4対11とコールドゲーム成立の点差となりました。しかし夏の王者の意地を見せ8回裏に1点を返しコールドの危機を回避すると、土壇場の9回裏に猛追撃します。4点をあげ2点差まで追い上げましたが届かず、健大高崎に9-11で敗れました。
第1試合は秋の県大会優勝の桐生第一が前橋商を6-2で退け、決勝進出を決めました。
決勝で対戦する桐生第一と健大高崎は、新型コロナウイルス感染症の影響で中止された春の選抜にともに出場を決めていて、10日からの甲子園球場で始まる交流試合に出場します。両校とも秋の関東大会で勝ち進み、センバツ切符を手にしましたが、秋の大会で対戦は無く、春の大会も中止となったため、現在のチームとなって夏の決勝が最初で最後の直接対決です。
注目の決勝戦は10日午前9時、上毛新聞敷島球場(前橋市)で行われます。
powered by Auto Youtube Summarize